JPS6114264B2 - - Google Patents
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- JPS6114264B2 JPS6114264B2 JP56024224A JP2422481A JPS6114264B2 JP S6114264 B2 JPS6114264 B2 JP S6114264B2 JP 56024224 A JP56024224 A JP 56024224A JP 2422481 A JP2422481 A JP 2422481A JP S6114264 B2 JPS6114264 B2 JP S6114264B2
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
本発明は制電性に優れた混繊糸編織物、特にポ
リアミド系繊維の有する優れた光沢、風合、染色
性ならびに機械的性質を保有し、その低湿度雰囲
気下における帯電性を防止した混繊糸編織物に関
する。 従来、ポリアミド系繊維はその優れた機械的性
質に加えて絹様ライクな光沢、易染色性、吸湿性
など多くの特長を有するにもかかわらず、ヤング
率が低く、いわゆる布帛としての腰がなく、耐酸
性に乏しいこと、ならびに合成繊維に共通する欠
点である帯電し易く静電気に起因するトラブルが
生じ易いことのために、外衣用はもちろん肌着や
くつ下など内衣用としても多くの改良が望まれて
いた。 この帯電性を改良したポリアミド系繊維として
は、各種界面活性剤などの帯電防止剤による処理
に加えて、繊維自体に制電性を付与したポリアル
キレンオキサイドなどの第3成分を混合もしくは
共重合した改良ポリアミド系重合体からなる繊維
が提案されてきたが、前者は制電性に耐久性が乏
しく、後者はポリアミド系繊維としての前述した
特長が失われるなどの問題があり、必ずしも実用
上の要求特性を満足するものとは云えなかつた。 また、これらの制電性ポリアミド系繊維に限ら
ず、従来の制電性合成繊維は、カーボン・ブラツ
クのような導電性粉末を配合または塗布した繊維
を例外として、相対的に高湿度の雰囲気下では制
電性あるいは帯電防止性にある程度の水準の効果
を示すが、低湿度、特に20℃・30%RHより低い
湿度条件下では、十分な制電性を示さないと云わ
れている。 本発明者らは、上記現状において、ポリアミド
系繊維の有する優れた特長を生かし、その帯電性
を防止した編織物製品について、鋭意検討を進め
て本発明を見出すに到つたものである。 すなわち、本発明の目的とするところは、ポリ
アミド系繊維の特長を反映し、しかもその欠点で
ある寸法安定性あるいは耐しわ性を改良した制電
性の混繊糸編織物を提供するにあり、他の目的は
ポリアミド系繊維本来の外観、風合(柔軟性、ド
レープ性、反発性、腰)、光沢等を保有した状態
でポリアミド系繊維単独では達成し得ない低湿度
雰囲気下における高度な半永久的制電性を有する
制電性の混繊糸編織物を提供するにある。 このような本発明の目的は、前記特許請求の範
囲に記載したように、20℃・30%RHの条件下で
1010Ω・cm以上の電気比抵抗を有し、ポリアミド
系繊維としての特長を保有するフイラメント糸に
同一温湿度条件下で電気比抵抗が1012Ω・cm以下
である改質ポリエチレンテレフタレートあるいは
ポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラ
メント糸を混繊した糸条からなる20℃・30%RH
における摩擦帯電圧が3000ボルト以下の混繊糸編
織物により達成することができる。 本発明の混繊糸を構成するポリアミド系フイラ
メント糸はポリアミド系繊維の特長である絹様ラ
イクの光沢(外観)、風合(感触)、染色性および
吸湿性を有しており、電気比抵抗が少なくとも
1010Ω・cmのナイロン6,66およびヘキサメチレ
ンテレフタラミドまたはイソフタラミドを共重合
成分とする前記ポリアミド系共重合体などから得
られる優れた機械的性質を有するフイラメント糸
であり、制電性を有する必要はない。しかし、こ
のポリアミド系フイラメント糸に混繊されるポリ
エチレンテレフタレートあるいはポリ(エチレン
テレ/イソフタレート)系フイラメント糸は前記
温湿度雰囲気下で1012Ω・cm以下の電気比抵抗を
有していることが必要であり、このような電気比
抵抗を有するポリエチレンテレフタレートあるい
はポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイ
ラメント糸を混繊することによつて、はじめて低
湿度雰囲気下でも十分な制電性を示す混繊糸編織
物とすることが可能になるのである。前記導電性
のポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エ
チレンテレ/イソフタレート)系フイラメント糸
の例としては、カーボン・ブラツクなどの導電性
微粉末を配合したポリマ成分を芯成分あるいはコ
ーテイングした導電性のポリエステル系の複合繊
維または被覆繊維が知られているが、このような
導電性繊維はその機械的性質が劣つていたり、着
色が著しいために、本発明の目的とする混繊糸編
織物素材としては不適である。 すなわち、本発明に用いるポリエチレンテレフ
タレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタ
レート)系フイラメント糸は、強度が少なくとも
2.5g/d、ヤング率が60g/d以上、伸度が60%
以下および沸騰水収縮率が20%以下であるポリエ
チレンテレフタレートあるいはポリ(エチレンテ
レ/イソフタレート)系繊維の特長を保持してい
ることが必要であり、このような機械的性質を有
するポリエチレンテレフタレートあるいはポリ
(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラメン
ト糸によつてはじめて、ポリアミド系フイラメン
ト糸の帯電性を防止し、寸法安定性、耐しわ性な
どを改良することが可能になるのである。換言す
れば本発明の特徴の1つは、ポリアミド系フイラ
メント糸の帯電防止のために、公知の制電性ポリ
エチレンテレフタレートあるいはポリ(エチレン
テレ/イソフタレート)から得られるマルチフイ
ラメント糸を用いる点にある。特にポリアルキレ
ンオキサイドで改質した電気比抵抗が107〜1011
Ω・cmのフイラメント糸が好ましい。すなわち、
従来電気比抵抗が108Ω・cm以下の卓越した制電
性ポリアミド繊維を混繊しても、20℃・30%RH
の雰囲気下で3000ボルト以下の摩擦帯電圧を示す
布帛は得られないが、該ポリアミド系フイラメン
ト糸に1012Ω・cm以下のポリエチレンテレフタレ
ートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタレー
ト)系フイラメント糸を混繊すれば、前記低湿度
雰囲気下の摩擦帯電圧が3000ボルト以下の混繊糸
編織物を容易に得ることができる。 ここで、本発明の摩擦帯電圧はJIS―L1094―
1980に規定されている測定法に準じて測定される
値である。 また、電気比抵抗はKAWAGUCHI・
ELECTRIC・WORKS製のModel・VE―40、
GIGA・OHM・メーターを用いて測定された値で
ある。 本発明の混繊糸を構成するポリアミド系フイラ
メント糸とポリエチレンテレフタレートあるいは
ポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラ
メント糸との混繊割合は、得られる混繊糸もしく
はその編織物の摩擦帯電圧が20℃・30%RHにお
いて3000ボルト以下になるように混繊され、混繊
糸編織物の制電性の点からは、ポリエチレンテレ
フタレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフ
タレート)系フイラメント糸の混繊割合を多くす
るのが好ましい。しかしながら、ポリエチレンテ
レフタレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソ
フタレート)系フイラメント糸の混繊割合が多く
なると、得られる混繊糸編織物にポリアミド系繊
維編織物の特長が反映され難くなるから、本発明
の混繊糸は混繊糸重量当り30重量%〜70重量%の
ポリアミド系フイラメント糸で構成されるのがよ
い。さらにこの混繊糸を構成するポリアミドおよ
びポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エ
チレンテレ/イソフタレート)の両フイラメント
糸成分は後者に対して前者のポリアミド系フイラ
メント糸の収縮率が小さいものを選ぶのがよく、
このような収縮差を与えることにより、ポリアミ
ド系繊維の特長がより顕著に反映された混繊糸編
織物とすることができ、またポリエチレンテレフ
タレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタ
レート)系フイラメント糸の混繊割合を大きくす
ることができ、制電性のみならず、ポリアミド系
繊維の欠点である寸法安定性、耐しわ性、熱セツ
ト性などを改良することができる。 かかる観点からポリアミド系フイラメント糸と
ポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エチ
レンテレ/イソフタレート)系フイラメント糸と
の収縮率差は、沸水中で30分処理して乾燥し、こ
れを180℃で3分処理したときに2〜10%の範
囲、好ましくは4〜7%にするのがよい。 上述のごとく本発明の編織物は比較的やさしい
製造法で作ることができ、恒久性のある高い帯電
防止性を有するだけでなく、柔軟性、ドレープ
性、反発性、寸法安定性、カサ高性、防しわ性等
の副次的な効果を併せ保有するものである。 以下本発明を実施例で説明する。 実施例 1 電気比抵抗が1012Ω・cm以上である50デニール
(以下Dと略す)、17フイラメント(以下Fと略
す)のナイロン6糸と、電気比抵抗が1.8×1010
Ω・cmで、強度4.5g/d、伸度36%、ヤング率
89g/d、沸収率7%である50D/18Fの制電性ポ
リエチレンテレフタレート糸を引揃え合糸して通
常の圧空乱流噴射ノズルを用いて混合し、混繊糸
(100D/35F)を作つた。 比較のために、上記ナイロン6糸のみを2糸条
引揃え合糸混繊した糸条(100D/34F)と同ポリ
エチレンテレフタレート糸のみを2糸条引揃えた
混繊糸(100D/36F)を作つた。 これら各々の混繊糸を用いて同じ組織のジヤー
ジを編成した。各編地を熱水中でリラツクス精練
して乾燥し、180℃のベーキングマシンで30秒間
セツトした。各編地を分散染料で均一に染色した
後、再び180℃で仕上げセツトした。 得られた編地の各々について、20℃・30%RH
における綿布との摩擦帯電圧を測定し、第1表の
結果を得た。
リアミド系繊維の有する優れた光沢、風合、染色
性ならびに機械的性質を保有し、その低湿度雰囲
気下における帯電性を防止した混繊糸編織物に関
する。 従来、ポリアミド系繊維はその優れた機械的性
質に加えて絹様ライクな光沢、易染色性、吸湿性
など多くの特長を有するにもかかわらず、ヤング
率が低く、いわゆる布帛としての腰がなく、耐酸
性に乏しいこと、ならびに合成繊維に共通する欠
点である帯電し易く静電気に起因するトラブルが
生じ易いことのために、外衣用はもちろん肌着や
くつ下など内衣用としても多くの改良が望まれて
いた。 この帯電性を改良したポリアミド系繊維として
は、各種界面活性剤などの帯電防止剤による処理
に加えて、繊維自体に制電性を付与したポリアル
キレンオキサイドなどの第3成分を混合もしくは
共重合した改良ポリアミド系重合体からなる繊維
が提案されてきたが、前者は制電性に耐久性が乏
しく、後者はポリアミド系繊維としての前述した
特長が失われるなどの問題があり、必ずしも実用
上の要求特性を満足するものとは云えなかつた。 また、これらの制電性ポリアミド系繊維に限ら
ず、従来の制電性合成繊維は、カーボン・ブラツ
クのような導電性粉末を配合または塗布した繊維
を例外として、相対的に高湿度の雰囲気下では制
電性あるいは帯電防止性にある程度の水準の効果
を示すが、低湿度、特に20℃・30%RHより低い
湿度条件下では、十分な制電性を示さないと云わ
れている。 本発明者らは、上記現状において、ポリアミド
系繊維の有する優れた特長を生かし、その帯電性
を防止した編織物製品について、鋭意検討を進め
て本発明を見出すに到つたものである。 すなわち、本発明の目的とするところは、ポリ
アミド系繊維の特長を反映し、しかもその欠点で
ある寸法安定性あるいは耐しわ性を改良した制電
性の混繊糸編織物を提供するにあり、他の目的は
ポリアミド系繊維本来の外観、風合(柔軟性、ド
レープ性、反発性、腰)、光沢等を保有した状態
でポリアミド系繊維単独では達成し得ない低湿度
雰囲気下における高度な半永久的制電性を有する
制電性の混繊糸編織物を提供するにある。 このような本発明の目的は、前記特許請求の範
囲に記載したように、20℃・30%RHの条件下で
1010Ω・cm以上の電気比抵抗を有し、ポリアミド
系繊維としての特長を保有するフイラメント糸に
同一温湿度条件下で電気比抵抗が1012Ω・cm以下
である改質ポリエチレンテレフタレートあるいは
ポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラ
メント糸を混繊した糸条からなる20℃・30%RH
における摩擦帯電圧が3000ボルト以下の混繊糸編
織物により達成することができる。 本発明の混繊糸を構成するポリアミド系フイラ
メント糸はポリアミド系繊維の特長である絹様ラ
イクの光沢(外観)、風合(感触)、染色性および
吸湿性を有しており、電気比抵抗が少なくとも
1010Ω・cmのナイロン6,66およびヘキサメチレ
ンテレフタラミドまたはイソフタラミドを共重合
成分とする前記ポリアミド系共重合体などから得
られる優れた機械的性質を有するフイラメント糸
であり、制電性を有する必要はない。しかし、こ
のポリアミド系フイラメント糸に混繊されるポリ
エチレンテレフタレートあるいはポリ(エチレン
テレ/イソフタレート)系フイラメント糸は前記
温湿度雰囲気下で1012Ω・cm以下の電気比抵抗を
有していることが必要であり、このような電気比
抵抗を有するポリエチレンテレフタレートあるい
はポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイ
ラメント糸を混繊することによつて、はじめて低
湿度雰囲気下でも十分な制電性を示す混繊糸編織
物とすることが可能になるのである。前記導電性
のポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エ
チレンテレ/イソフタレート)系フイラメント糸
の例としては、カーボン・ブラツクなどの導電性
微粉末を配合したポリマ成分を芯成分あるいはコ
ーテイングした導電性のポリエステル系の複合繊
維または被覆繊維が知られているが、このような
導電性繊維はその機械的性質が劣つていたり、着
色が著しいために、本発明の目的とする混繊糸編
織物素材としては不適である。 すなわち、本発明に用いるポリエチレンテレフ
タレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタ
レート)系フイラメント糸は、強度が少なくとも
2.5g/d、ヤング率が60g/d以上、伸度が60%
以下および沸騰水収縮率が20%以下であるポリエ
チレンテレフタレートあるいはポリ(エチレンテ
レ/イソフタレート)系繊維の特長を保持してい
ることが必要であり、このような機械的性質を有
するポリエチレンテレフタレートあるいはポリ
(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラメン
ト糸によつてはじめて、ポリアミド系フイラメン
ト糸の帯電性を防止し、寸法安定性、耐しわ性な
どを改良することが可能になるのである。換言す
れば本発明の特徴の1つは、ポリアミド系フイラ
メント糸の帯電防止のために、公知の制電性ポリ
エチレンテレフタレートあるいはポリ(エチレン
テレ/イソフタレート)から得られるマルチフイ
ラメント糸を用いる点にある。特にポリアルキレ
ンオキサイドで改質した電気比抵抗が107〜1011
Ω・cmのフイラメント糸が好ましい。すなわち、
従来電気比抵抗が108Ω・cm以下の卓越した制電
性ポリアミド繊維を混繊しても、20℃・30%RH
の雰囲気下で3000ボルト以下の摩擦帯電圧を示す
布帛は得られないが、該ポリアミド系フイラメン
ト糸に1012Ω・cm以下のポリエチレンテレフタレ
ートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタレー
ト)系フイラメント糸を混繊すれば、前記低湿度
雰囲気下の摩擦帯電圧が3000ボルト以下の混繊糸
編織物を容易に得ることができる。 ここで、本発明の摩擦帯電圧はJIS―L1094―
1980に規定されている測定法に準じて測定される
値である。 また、電気比抵抗はKAWAGUCHI・
ELECTRIC・WORKS製のModel・VE―40、
GIGA・OHM・メーターを用いて測定された値で
ある。 本発明の混繊糸を構成するポリアミド系フイラ
メント糸とポリエチレンテレフタレートあるいは
ポリ(エチレンテレ/イソフタレート)系フイラ
メント糸との混繊割合は、得られる混繊糸もしく
はその編織物の摩擦帯電圧が20℃・30%RHにお
いて3000ボルト以下になるように混繊され、混繊
糸編織物の制電性の点からは、ポリエチレンテレ
フタレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフ
タレート)系フイラメント糸の混繊割合を多くす
るのが好ましい。しかしながら、ポリエチレンテ
レフタレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソ
フタレート)系フイラメント糸の混繊割合が多く
なると、得られる混繊糸編織物にポリアミド系繊
維編織物の特長が反映され難くなるから、本発明
の混繊糸は混繊糸重量当り30重量%〜70重量%の
ポリアミド系フイラメント糸で構成されるのがよ
い。さらにこの混繊糸を構成するポリアミドおよ
びポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エ
チレンテレ/イソフタレート)の両フイラメント
糸成分は後者に対して前者のポリアミド系フイラ
メント糸の収縮率が小さいものを選ぶのがよく、
このような収縮差を与えることにより、ポリアミ
ド系繊維の特長がより顕著に反映された混繊糸編
織物とすることができ、またポリエチレンテレフ
タレートあるいはポリ(エチレンテレ/イソフタ
レート)系フイラメント糸の混繊割合を大きくす
ることができ、制電性のみならず、ポリアミド系
繊維の欠点である寸法安定性、耐しわ性、熱セツ
ト性などを改良することができる。 かかる観点からポリアミド系フイラメント糸と
ポリエチレンテレフタレートあるいはポリ(エチ
レンテレ/イソフタレート)系フイラメント糸と
の収縮率差は、沸水中で30分処理して乾燥し、こ
れを180℃で3分処理したときに2〜10%の範
囲、好ましくは4〜7%にするのがよい。 上述のごとく本発明の編織物は比較的やさしい
製造法で作ることができ、恒久性のある高い帯電
防止性を有するだけでなく、柔軟性、ドレープ
性、反発性、寸法安定性、カサ高性、防しわ性等
の副次的な効果を併せ保有するものである。 以下本発明を実施例で説明する。 実施例 1 電気比抵抗が1012Ω・cm以上である50デニール
(以下Dと略す)、17フイラメント(以下Fと略
す)のナイロン6糸と、電気比抵抗が1.8×1010
Ω・cmで、強度4.5g/d、伸度36%、ヤング率
89g/d、沸収率7%である50D/18Fの制電性ポ
リエチレンテレフタレート糸を引揃え合糸して通
常の圧空乱流噴射ノズルを用いて混合し、混繊糸
(100D/35F)を作つた。 比較のために、上記ナイロン6糸のみを2糸条
引揃え合糸混繊した糸条(100D/34F)と同ポリ
エチレンテレフタレート糸のみを2糸条引揃えた
混繊糸(100D/36F)を作つた。 これら各々の混繊糸を用いて同じ組織のジヤー
ジを編成した。各編地を熱水中でリラツクス精練
して乾燥し、180℃のベーキングマシンで30秒間
セツトした。各編地を分散染料で均一に染色した
後、再び180℃で仕上げセツトした。 得られた編地の各々について、20℃・30%RH
における綿布との摩擦帯電圧を測定し、第1表の
結果を得た。
【表】
第1表から本発明例の編地の摩擦帯電圧が低湿
度条件下にあるにもかかわらず極めて低く、その
風合も優れていることがわかる。比較例のポリア
ミド糸のみからの編地では帯電圧が非常に高く風
合も好ましくない。ポリエチレンテレフタレート
糸からの編地はさすがに帯電圧は低いが、それで
も本発明例の編地よりも高いことがわかる。同一
のポリエチレンテレフタレート糸を用いていなが
ら、制電性能のないポリアミド糸との混繊糸から
得られた本発明例の編地の帯電防止性が高いこと
は予期することのできない驚くべき効果である。 さらに本発明例の編地を家庭用2槽式電気先濯
機を使用し、家庭用洗剤(濃度1.5g/)を用
い、浴比1:30、浴温40℃で15分間強反転の条件
下にて洗濯した後60秒脱水し、5分間流水下です
すぎ洗いした後60秒脱水して風乾することを1サ
イクルとして洗濯した。10サイクルの洗濯を繰返
した後の帯電圧を測定したところ、同条件下での
摩擦帯電圧は2.0kVで帯電防止性能は全く低下し
ていなかつた。 実施例 2 ポリアミドにナイロン6、ポリエステルに10モ
ル%のイソフタレートを共重合したポリ(エチレ
ンテレ/イソフタレート)を用い、両ポリマを複
合紡糸機の各々別個のホツパーに供給し、同一口
金の別個の吐出孔から紡出して、一挙に混繊糸を
作つた。 紡糸の際、上記のコポリエステルにポリエチレ
ンオキサイド系の帯電防止剤を適当量ブレンド
し、電気比抵抗の異なるポリ(エチレンテレ/イ
ソフタレート)糸(A)とポリアミド系(B)の
混繊糸を得た。 またこのとき、両成分ポリマの吐出量および使
用口金を変更して混合比の異なる混繊糸も作つ
た。 これら混繊糸の繊度とフイラメント数および
(A)の電気比抵抗を測定し第2表に示した。
(B)の電気比抵抗は測定器の能力外(1016Ω・
cm)であつた。この混繊糸を用いて27Gの筒編地
を作つた。編地をリラツクス下に80℃で精練し、
よく水洗して風乾した後、180℃でセツトした。 実施例1と同様に、この編地の摩擦帯電圧を測
定し、定性的な風合とともに第2表中に示し、総
合評価を記入した。 なお、混繊糸のため電気比抵抗は同一条件で紡
糸した別糸条で測定した値を用い、(A)の糸強
度は混繊糸を分繊して測定し、各糸条とも3.2g/
d以上であることを確認した。さらに編地を解編
し、糸長差から両者間に4.5%以上の熱収縮率差
を認めた。
度条件下にあるにもかかわらず極めて低く、その
風合も優れていることがわかる。比較例のポリア
ミド糸のみからの編地では帯電圧が非常に高く風
合も好ましくない。ポリエチレンテレフタレート
糸からの編地はさすがに帯電圧は低いが、それで
も本発明例の編地よりも高いことがわかる。同一
のポリエチレンテレフタレート糸を用いていなが
ら、制電性能のないポリアミド糸との混繊糸から
得られた本発明例の編地の帯電防止性が高いこと
は予期することのできない驚くべき効果である。 さらに本発明例の編地を家庭用2槽式電気先濯
機を使用し、家庭用洗剤(濃度1.5g/)を用
い、浴比1:30、浴温40℃で15分間強反転の条件
下にて洗濯した後60秒脱水し、5分間流水下です
すぎ洗いした後60秒脱水して風乾することを1サ
イクルとして洗濯した。10サイクルの洗濯を繰返
した後の帯電圧を測定したところ、同条件下での
摩擦帯電圧は2.0kVで帯電防止性能は全く低下し
ていなかつた。 実施例 2 ポリアミドにナイロン6、ポリエステルに10モ
ル%のイソフタレートを共重合したポリ(エチレ
ンテレ/イソフタレート)を用い、両ポリマを複
合紡糸機の各々別個のホツパーに供給し、同一口
金の別個の吐出孔から紡出して、一挙に混繊糸を
作つた。 紡糸の際、上記のコポリエステルにポリエチレ
ンオキサイド系の帯電防止剤を適当量ブレンド
し、電気比抵抗の異なるポリ(エチレンテレ/イ
ソフタレート)糸(A)とポリアミド系(B)の
混繊糸を得た。 またこのとき、両成分ポリマの吐出量および使
用口金を変更して混合比の異なる混繊糸も作つ
た。 これら混繊糸の繊度とフイラメント数および
(A)の電気比抵抗を測定し第2表に示した。
(B)の電気比抵抗は測定器の能力外(1016Ω・
cm)であつた。この混繊糸を用いて27Gの筒編地
を作つた。編地をリラツクス下に80℃で精練し、
よく水洗して風乾した後、180℃でセツトした。 実施例1と同様に、この編地の摩擦帯電圧を測
定し、定性的な風合とともに第2表中に示し、総
合評価を記入した。 なお、混繊糸のため電気比抵抗は同一条件で紡
糸した別糸条で測定した値を用い、(A)の糸強
度は混繊糸を分繊して測定し、各糸条とも3.2g/
d以上であることを確認した。さらに編地を解編
し、糸長差から両者間に4.5%以上の熱収縮率差
を認めた。
【表】
第2表から明らかなように、本発明例の編地で
は、いずれも摩擦帯電圧が3kV以下で風合も良好
であるが、比較例では帯電圧が高すぎたり、風合
が好ましくないことがわかる。 実施例 3 50D/24Fで三葉状断面糸のポリエチレンテレ
フタレート糸と20℃・30%RHの条件での電気比
抵抗が1.5×1010Ω・cmである40D/13Fで三葉状
断面糸のナイロン6糸とを圧空処理して混繊糸
(90D/37F)を作つた。 この混繊糸をタテ糸に用い、ヨコ糸にはタテ糸
と同一の繊度とフイラメント数でありながら、第
3表に記した異なる導電性繊維からの混繊糸を用
いてタフタを製織した。ここに用いた導電性ポリ
エチレンテレフタレート糸は、強度4.6g/d、伸
度35%、ヤング率92g/d、沸収率8%であつ
た。 このタフタを熱水中でリラツクス精練し、180
℃のベーキングマシンで中間熱セツトした後、酸
性染料で染色し、スカーリング洗浄した。乾燥後
180℃で仕上げセツトしブルーの杢調織物を得
た。 このヨコ糸の異なる各織物の摩擦帯電圧を実施
例1と同条件で測定し、第3表に示した。 第3表から明らかなように、織物の帯電圧は、
ポリアミド糸の制電化の有無にかかわらず、ポリ
エチレンテレフタレート糸の制電性能に大きく依
存していること、およびその帯電防止性が優れて
高いことがわかる。
は、いずれも摩擦帯電圧が3kV以下で風合も良好
であるが、比較例では帯電圧が高すぎたり、風合
が好ましくないことがわかる。 実施例 3 50D/24Fで三葉状断面糸のポリエチレンテレ
フタレート糸と20℃・30%RHの条件での電気比
抵抗が1.5×1010Ω・cmである40D/13Fで三葉状
断面糸のナイロン6糸とを圧空処理して混繊糸
(90D/37F)を作つた。 この混繊糸をタテ糸に用い、ヨコ糸にはタテ糸
と同一の繊度とフイラメント数でありながら、第
3表に記した異なる導電性繊維からの混繊糸を用
いてタフタを製織した。ここに用いた導電性ポリ
エチレンテレフタレート糸は、強度4.6g/d、伸
度35%、ヤング率92g/d、沸収率8%であつ
た。 このタフタを熱水中でリラツクス精練し、180
℃のベーキングマシンで中間熱セツトした後、酸
性染料で染色し、スカーリング洗浄した。乾燥後
180℃で仕上げセツトしブルーの杢調織物を得
た。 このヨコ糸の異なる各織物の摩擦帯電圧を実施
例1と同条件で測定し、第3表に示した。 第3表から明らかなように、織物の帯電圧は、
ポリアミド糸の制電化の有無にかかわらず、ポリ
エチレンテレフタレート糸の制電性能に大きく依
存していること、およびその帯電防止性が優れて
高いことがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 20℃・30%RHにおける電気比抵抗が少なく
とも1010Ω・cmであるポリアミド系フイラメント
糸に前記温湿度条件下の電気比抵抗が1012Ω・cm
以下であるポリエチレンテレフタレートあるいは
ポリ(エチレンテレ/イソフタレート)のマルチ
フイラメント糸が混繊糸重量当り30重量%〜70重
量%混繊された混繊糸からなり、かつ20℃・30%
RHにおける摩擦帯電圧が3000ボルト以下である
制電性の混繊糸編織物。 2 ポリエチレンテレフタレートあるいはポリ
(エチレンテレ/イソフタレート)のマルチフイ
ラメント糸が少なくとも2.5g/dの強度と60g/
d以上のヤング率および20%以下の沸騰水収縮率
を有する特許請求の範囲第1項記載の制電性の混
繊糸編織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56024224A JPS57139537A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Anti-static blended fiber yarn knitted fabric |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56024224A JPS57139537A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Anti-static blended fiber yarn knitted fabric |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57139537A JPS57139537A (en) | 1982-08-28 |
| JPS6114264B2 true JPS6114264B2 (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=12132297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56024224A Granted JPS57139537A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Anti-static blended fiber yarn knitted fabric |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57139537A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5943132A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-10 | カネボウ株式会社 | 制電性繊維構造物 |
| JPS60104548A (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-08 | 株式会社旭化成テキスタイル | 衣服素材 |
| JPS62162044A (ja) * | 1987-01-10 | 1987-07-17 | 株式会社 旭化成テキスタイル | 衣服素材 |
| JP2696945B2 (ja) * | 1988-06-28 | 1998-01-14 | 東レ株式会社 | カツトパイル経編地およびその製造方法 |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP56024224A patent/JPS57139537A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57139537A (en) | 1982-08-28 |
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