JPS6119627Y2 - - Google Patents

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JPS6119627Y2
JPS6119627Y2 JP17065679U JP17065679U JPS6119627Y2 JP S6119627 Y2 JPS6119627 Y2 JP S6119627Y2 JP 17065679 U JP17065679 U JP 17065679U JP 17065679 U JP17065679 U JP 17065679U JP S6119627 Y2 JPS6119627 Y2 JP S6119627Y2
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needle
gear
cam
clutch
shaft
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  • Harvester Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 従来の結束機における結節部及びニードルは共
に一回転クラツチに直結されていて一回転クラツ
チが入ると同時に起動していたので一回転クラツ
チ機構の起動時の衝撃が大きく、そのため伝動機
構の各部の破損を誘発すると共に振動及び騒音が
極めて大きかつた。
本考案は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて穀稈が一定量集束されたことを
感知して作動する一回転クラツチ機構と、該一回
転クラツチ機構により駆動される結節部及びニー
ドルとを備えた結束機において、前記ニードルと
一回転クラツチ機構との間にニードル起動時期
を、一回転クラツチの作動開始時期よりも遅らせ
る遅延駆動装置を介装してニードルの起動時期を
前記遅延駆動装置の作動により一回転クラツチ機
構の起動時期よりも遅らせるようにしたことを特
徴とするものである。
以下図面に示す実施例及びその関連事項につい
て説明する。
この結束機におけるニードル駆動装置はコンバ
インノツタにもバインダにも適用することができ
るものであつて、5は受入部、6は供給部、7は
集稈部、14は紐供給口である。
伝動装置 コンバイン本体の適宜の軸によつて駆動される
入力プーリーは前記軸受に支承されているスプラ
イン軸に固定されていて常時回転し、スプライン
軸は筒軸21にスプライン嵌合しているので結束
装置を後述するように稈身方向に移動調節した
時、回転を伝えながら伸縮する。
第2〜5図において、伝動機構はケースカバー
23を有する一つの伝動ケース22内に収納され
ており、入力軸24は筒軸21にピン24′によ
り連結し、該入力軸24に遊篏した歯車25はト
ルクリミツターを介して入力軸24と共に回動す
る。
但し、トルクリミツターを用いない場合は歯車
25を入力軸24に固定する。
クランクピン26及び腕カム26aを有するク
ランク軸26には、上記歯車25と噛合すると共
に側面にテーパー爪27aを有する歯車27をス
プライン篏合させ、更に一回転クラツチボス28
が回転自在に嵌装されている。該一回転クラツチ
ボス28は一端に三日月の凸状28bとピン28
cを有するカム板28aを備えており、このカム
板28a小径部は軸芯を中心とする円弧に形成し
てあり、一回転クラツチ切り時に前記ローラー3
7が摺接しており、他側には遊嵌したクラツチ板
29を挟んで欠歯歯車30をスプライン嵌合させ
てあり、該欠歯歯車30と前記クラツチ板29と
を端部が小孔29d及び30dに係止されたねじ
りばね32cにより連繋してクラツチ板29を回
転方向(第5図において反時計方向)に付勢して
いる。
31は両端にテーパー部31a,31bを有す
るクラツチピンであつて、カム板28aに突設し
た孔28aに遊嵌されており、クラツチ板29
は、突起29cと、前記クラツチピン31のテー
パー部31bが嵌合するテーパー穴29bと、ピ
ン28cが係合してカム板28aに対するクラツ
チ板29の回転角を規制する凹部29aとを備
え、欠歯歯車30には第4図ウに示すように一部
(幅広歯30b部分)を切欠いたフランジ状のカ
ム30aを一体に突設し、歯は幅広歯30bが5
枚と幅狭歯30cが3枚とで構成してあり、欠歯
部は7枚分となつている。
正逆転軸33は一端に前記欠歯歯車30の幅広
歯30b及び幅狭歯30cに噛合すると共に90゜
間隔のテーパー穴34a,34b,34c,34
dが穿設してある中間歯車34(歯数24枚)を有
し、その他側には揺動リンク35が遊嵌してあ
り、前記揺動リンク35は両側にテーパー部36
a,36bを有するクラツチピン36を摺動自在
に保持した孔35′と、前記カム板28aに摺動
ローラー37を軸支すると共に前記突起29cに
係合する突起35aを有する取付座35dと、ス
トツパーカム38を回動自在に嵌装したボス部3
5cとを備えており、上記ストツパーカム38は
前記揺動リンク35の孔35′と対応する部位に
設けたテーパー穴38bと、前記取付座35dが
嵌合する凹部38aと、前記カム板28aの凸部
28bの弧状部に当接し得る2つの突出部38
d,38eとを備え、かつこのストツパーカム3
8は両端が小孔38cと35bとに係止されるね
じりばね39により第4図アに示すようにクラツ
チピン36に対してテーパー穴38bがずれるよ
うに付勢してある。
更に前記中間歯車34には多用軸40の歯車4
1が噛合しており、多用軸40には後述するニー
ドル42及びドア49等が取付けてあり、上記多
用軸40はドア軸とニードル軸とを兼ねている。
結節部駆動機構 駆動歯車50はこの例では10枚の歯からなり、
それらの歯は前記欠歯歯車30の幅広歯30bの
みと噛合うようになつており、180゜位相を異に
する2枚の歯は歯幅の約半分を欠き取つて欠取歯
50a,50a′となし、駆動歯車50は180゜回
転して欠歯歯車30のカム30aが欠取歯50a
又は50bの欠き取部に入ると、その前後の長歯
50b,50b′がカム30aの外周に摺接してロ
ツクされ、カム30aが欠き取部を通過する時、
幅広歯30bに欠取歯50aが噛合して駆動され
る。また最後の幅広歯30bが長歯50bを通過
すると同時にカム30aは欠取歯50a′進入し、
駆動歯車50は1/2回転して再びロツクされる。
つまり、欠歯歯車30は欠歯部7枚分を含めて
歯数15枚であるところ、そのうちの5枚の幅広歯
30b……によつて駆動歯車50を1/2回転さ
せ、それに続く歯車によつて増速されるので、一
回転クラツチの出力歯車であり欠歯歯車30が5/
15回転する間にビル及びホルダーは一回転して結
節作用を行なう。
また、駆動歯車50は歯数18の傘歯車51を
一体的に備えかつ軸52に回転自在に支承されて
おり、該軸52は、一端に小径部を有し、他端に
はピン52cを有すると共に取付ボルトにて伝動
ケース22に螺着した取付座52bが固定してあ
り、上記ピン52cにセツトした逆転防止爪53
の先端部53aは前記カム板28aの周囲に圧接
し、基端部は伝動ケース22に一端を係止した引
張バネ54により引張り、背面は取付ボルト55
の端部55aに当接している。但し、突起35a
が28cに係合してストツパー作用している時に
は第3図及び第4図アに示すように逆転防止爪5
3は取付ボルト55の端部55aから離れてい
る。
増速歯車60(歯数16枚)は前記傘歯車51に
噛合する傘歯車61を備えており、軸62に回転
自在に支持させ、軸62の一端は伝動ケース22
に装着し、他端は孔62aに前記軸52の小径部
を挿入することにより支持されている。
三点噛合歯車70(歯数に意味はないが26枚と
した)は増速歯車60と、ホルダー歯車80(歯
数12枚)と、ビル歯車90(歯数12枚)とに常時
噛合するように軸71により支承されており、該
軸71はナツト72により伝動ケース22に固定
してあり、その外端にはビル押圧板73が取付け
てある。
また、前記ホルダー歯車80は、回転を伝える
が軸芯方向に摺動するホルダー軸81に装着して
あり、ホルダー軸81はブツシユ85を介して伝
動ケース22に支承され、かつカムメタル82に
も挿通されており、その外端に固定したホルダー
84のみがケース外に突出し、ホルダースプリン
グ83及びホルダー歯車80は伝動ケース22内
に収納されている。
更にホルダー歯車80とナツト88によつて調
節されるバネ受86との間にホルダースプリング
83が介装されているのでホルダー84のテーパ
ー面はカムメタル82のテーパー面に圧接されて
紐挟持テーパー面87を形成しており、バネ受8
6の外端面六角錐状のテーパー溝に形成して六角
形のナツト88を回して紐挟持圧を調節する時、
ナツト88は1/6回転毎にバネ受86のテーパー
溝に合致することとなり、ホルダースプリング8
3により常時バネ受86を押圧し、ナツト88の
戻りを防止している。
ビル91はそれ自体従来のものと全く同じであ
るがビル歯車90の軸孔は平行な二面を有する小
判形となしてあり、ビル軸91aの歯車支承部は
平行な二面の幅が上記軸孔のそれよりやゝ狭い小
判形に形成されている。つまりビル歯車90とビ
ル軸91aとの間には一定のガタが形成されてい
る。
また前記ビル押圧板73は第2図に示す如くナ
ツトにより張力調節可能な引張バネ92に引張ら
れてビル91に圧接されることによりビル91に
紐挟持圧を付与すると共に制動力を加えているの
でビル91は前記ガタ分だけ反駆動方向に偏角し
た状態で回動し節抜き時には結束した紐に引張ら
れて実線で示す位置までビル歯車90の回転によ
らずにビル歯車90とビル軸91aの嵌合等によ
るガタ分だけ回転するが、節抜きと同時にバネ9
2及び押圧板73により元の状態に戻る。
結節ガイド94は基部を伝動ケース22に固定
してあり、第1図に示すように前記受入部5、供
給路6、集稈部7等を一連となした穀稈結束処理
通路Aの一側を形成すると共にビル91とホルダ
ー84に穀稈が接触するのを防止しており、結節
ガイド94の端面94dの上部から斜め下方に向
けて設けた紐案内溝94cの下端は行き止りとな
し、入口部はニードル通過路94aに、また一側
縁は紐寄せ案内面94bとなつている。
パッカー及びスターホイルの駆動機構 パツカー軸100の端部に突設したアーム10
0aにはピン100bを固定し、このピン100
bはクランク軸26と一体回動するピン26bに
ロツド101により連結してアーム100aを常
時揺動させているので他端に固定したパツカー1
02は揺動し、その先端102aは円弧運動す
る。
クランク軸26と共に回動する腕カム26aに
当接しているカムリンク110はケースカバー2
3に植設したピン111に枢支されており、その
端部に設けたピン110aは、腕カム26aの回
転にともなつて揺動する。
また、伝動ケース22を保持するブラケツト1
12に設けた軸受パイプ112aには中間軸11
3が回転自在に挿通されており、該中間軸113
の一端に固定したアーム113aの先端ピン11
3bは、前記カムリンク110のピン110a
に、リンクにより連結されている。
スターホイル114は軸受パイプ112aに立
設したたアーム112bの上部に支持ピン112
cにより回転自在に軸支してあり、スターホイル
114のボス部114aに一端が回動自在に支持
されたリンク115の他端のピン115aはロツ
ド116により前記アーム113cのピン113
dに連動連結されている。
またアーム112bと113cとの間にねじり
バネ117を介装してカムリンク110が腕カム
26aに常時圧接すると共にリンク115を引き
下げるように付勢しており、リンク115のボス
部に保持させたストツパーピン119を、第2図
に示す如くバネ118を介してスターホイル11
4に圧接させ、スターホイル114の板面に設け
た回転方向後位側が次第に浅くなつた傾斜溝11
4bに前記ストツパーピン119の頭部を圧入す
ることにより一方向回転クラツチを形成し、基部
アーム112bに枢支すると共にねじりバネ11
7によつて付勢したストツパー120はスターホ
イル114の掻込突起の先端を圧接状態で受け止
めているので、スターホイル114は逆回転せ
ず、一方向回転クラツチのストツパーピン119
は傾斜溝114bから抜け出して次位の傾斜溝1
14bに嵌入し、結局スターホイル114はパツ
カー102に同調して1/3回転ずつ間欠駆動され
る。
ニードルとドアの駆動機構 第1,2図において、ニードル42のボス42
aは多用軸40の先端部に一体的に回転するよう
に装着し、稈ガイド43a,43aとストツパー
アーム43b,43bを突設したボス多用軸40
に回転自在に遊嵌されている。ボス42aの小孔
とボスの小孔との間にねじりバネ44をセツト
し、ニードル42のボス42aから基部側に向け
て突設したストツパー43bは稈ガイド43aと
43aとの間にあつて、稈ガイド43aに当接
し、ニードル42は円弧状態42r,42r′束放
出作用42s,42s、紐掛凹部42t,42
t′及び一方の爪42wを長くすると共に他方の短
い爪を覆うように弯曲させてかにの爪状となして
両方の間に形成した紐受部42v,42v等で構
成してある。
また、ドア49の主部の中間部にボスの段部に
嵌合する孔を有し、主部の一方と他方とには主部
とL字状をなす受部が形成してあり、主部の両端
部近傍に穿設した円弧状の長孔49a,49a′に
挿通したボルトをストツパーアーム43bの中間
にある螺孔にねじ込むことによりドア49はスト
ツパーアーム43bに固着してあり、その装着角
度を長孔49a,49a′の範囲で調節する。
作動タイミング クランク軸26は常時回転し、腕カム26aが
回動することによりカムリンク110が回動し、
スターホイル114を1/3回転させる。この間に
パツカー102の先端は戻り、以後はスターホイ
ル114の掻込突起の側面に沿いながら下降し、
上昇時にはカムリンク110が腕カム26aの基
部の円弧状部に摺接しているのでスターホイル1
14は回動駆動されない。
パツカー102の穀稈掻込中、ドア49上の集
束穀稈が所定量に達しない間は、定圧バネ47で
上方へ押圧されていてストツパー43cを支持し
ているクツシヨンバー48の下降量、つまり定圧
バネ47の圧縮量が所定量に達していないので一
回転クラツチは入らず、第3図に示すように突起
35aと29cの係合状態が保たれているが、定
圧バネ47の圧縮量が所定量に達して多用軸40
の回動(第4図アにおいてO点からA方向に回
動)にともなつて揺動リンク35が中間歯車34
と共にC方向に回動する(この例では15度)と、
突起35aがクラツチ板29の突起29cから外
れる。
その際、クラツチ板29はねじりばね32によ
つて第4図において反時計方向に付勢されている
ので回動し、テーパー穴29bはクラツチピン3
1を押す。次いでパツカー102が後退するとド
ア49及びニードル42は定圧バネ47によつて
押し上げられて元の位置にもどり、パツカー10
2が第1図に実線で示す位置まで下降した時、常
時回転している歯車27のテーパー爪27aがク
ラツチピン31に当接して一回転クラツチが入り
となるタイミングになつている。
このようにして一回転クラツチが入つてカム板
28aが15度回転する間は、カム板28aの周囲
は軸芯を中心とする円弧状となつているためのロ
ーラー37を押さないがそれ以後ローラー37は
カム板28aにより第4図ウに示す位置まで反時
計方向に回動される。即ち、前記カム板28aの
円弧状部はローラー37との関連において一回転
クラツチが入つてカム板28aが15度程度回動す
る間、ニードル42が起動しないようにする遅延
駆動装置を構成しており、カム板28aが更に回
転すると、ニードル42はパツカー102の先端
の広幅部の背面側を通りながら紐を藁束に巻き掛
ける。
この例ではカム板28aが80゜回転していると
き、駆動歯車50が欠歯歯車30の幅広歯30b
により起動され、ビル91及びホルダー84を同
時に駆動する。
この時、ニードル42は紐巻掛完了5゜前(第
4図ウであり、パツカー102は最圧縮時21゜前
であつて、カム板28aが85゜回転してから123
゜に至る38゜の間はカム板28aの案内面は軸芯
中心の円弧となつているので、ニードル42は最
も挿入されてホルダー84にしつかりと紐を与え
た状態で第4図オに至るまで停止しており、パツ
カー102は圧縮を続け、その間、ビル91は約
63゜駆動される。
即ち、パツカー102により穀稈を圧縮しなが
ら紐たぐりを行なうことにより強固に結束するこ
とができる。
しかも、パツカー102は最圧縮点を過ぎても
カム腕26aのクラツチ運動により駆動されてい
て下死点近傍にあるからパツカー102の戻り量
は極めて小さい。
即ち、圧縮状態を保持している間に、ビル91
が130゜回転して紐たぐりを終了するので緩むこ
とはなくしつかりと締め付けられる。
そして、ニードル42の停止期間が終るとカム
板28aの回転(120゜回転後)によりニードル
42は戻り始め(第4図オ)、この時カム板28
aの凸部28bがストツパーカム38の突出部3
8dに当接すると共にローラー37が下降を始め
るので、欠歯歯車30の歯と中間歯車34の歯と
の相対位置が規制され歯相互が衝突することがな
くスムーズに噛み合いを始める(第4図オは噛合
直前)。
カム板28aが130゜回転すると、第4図カに
示す如くストツパーカム38の突出部38eにカ
ム板28aの凸部28bが当接してストツパーカ
ム38の回転を阻止し、この時欠歯歯車30の幅
狭歯30cと中間歯車34は噛合しているため、
ねじりバネ39は更にねじられて第4図カの状態
となつてクラツチピン36はそのテーパー部36
aが中間歯車34のテーパー穴34aによつて押
し出されて端面が中間歯車34の板面に乗り上
げ、他方のテーパー部36bがストツパーカム3
8のテーパー穴38bに嵌入するので中間歯車3
4と揺動リンク35は互いにフーリー(第4図キ
の状態)となる。
この時、カム板28aは195゜回転してあり、
ニードル42はO点に復帰し、以後中間歯車34
が欠歯歯車30により駆動されるのでニードル4
2はO点より後述する結束穀稈を下位にあつたニ
ードル42の放出作用部42sにより上記結束穀
稈を放出し始める。
その間カム板28aが165゜回転したとき、つ
まり前記クラツチピン36によるクラツチ切換作
用中にビル91はその口ばしの中に紐を挟み込
み、その直後のホルダー84のナイフが紐切りを
行ない、カム板28aの回転角が205゜になると
ビル91及びホルダー84は一回転し、欠取歯5
0a′が欠歯歯車30のカム30aによつてロツク
されて停止し、カム板28aの回転角が略212゜
内外になると後位のニードル42が放出作用部4
2s′によつて結束穀稈を押し出すことにより節抜
きが行なわれ、次いで、カム板28aの回転角が
240゜となつた時スターホイル114が起動す
る。
ニードル42は更に回転を続けカム板28aの
回転角が345゜となつて停止する。その時、中間
歯車34と共に回転していた揺動リンク35の突
起35aはクラツチ板29の突起29cを受け止
めてクラツチ板29をカム板28aに対して相対
的に逆回転せしめてずらすので、テーパー爪27
aによつて押圧力を受けていたクラツチピン31
はクラツチ板29のテーパー穴29と合致して嵌
入し、一回転クラツチは切れる。
次に各部の作動を更に後述する。
紐挟みと切断 カム板28aが165゜回動したときビル91は
紐を挟み、クラツチ板28aの回転角170゜で前
回に挟み込んだ紐はホルダー84から離れ、新し
い紐はホルダー84に保持されると共に切断され
る。
ニードル42の戻りとパツカー102との関係 第4図キはニードル42が紐を巻き掛けるべく
ビル91側へ回動してから再び待機位置(第1図
に実線で示す位置)であるO点を通過する瞬間を
示すものであつて、カム板28aが195゜回転し
た時点を示し、これによりニードル42は稈ガイ
ド43a、ドア49等と共に一体となつて更に
180゜駆動され、この間にドア49並びにニード
ル42の放出作業用部42s′によつて節抜き及び
放出作用を行なう。
そして、前記ニードル42がO点に戻る時、ニ
ードル42はパツカー102の背面を通過するタ
イミングとなつており、ニードル42とパツカー
102との交叉による穀稈の乱れは全くない。
また、パツカー102は第6図に示す如くスタ
ーホイル114が起動するまでに戻つており、こ
の時点から前述のようにスターホイル114の回
転が始まるので戻り行程においてもパツカー10
2の先端はスターホイル114の掻込突起の幅内
をラツプする。
ニードルの戻りとパツカーの関係 第4図ク及び第6図において、カム板28aの
回転角が205゜になるとビル91、ホルダー84
が停止し、ニードル42の放出作用部42sとド
ア49は束を押し出し始め、その後、束が集稈部
7より跳出されて放出状態となり、この時始めて
スターホイル114が駆動される。
ニードルの停止と一回転クラツチの断続時期 ニードル42は欠歯歯車30の端部の幅広歯3
0bが中間歯車34を駆動し終つた時、カム板2
8aは前述のように345゜回転(O点に戻る15゜
前)しており、この時揺動リンク35の突起35
aがクラツチ板29の突起29cに当接するので
クラツチ板29に対しカム板28aが更に15度回
転すると、クラツチピン31がテーパー穴29b
に入つて一回転クラツチが切れる。
つまり、一回転クラツチ入り時にはクラツチ入
り後カム板28が15゜回転してからカム板28a
の周面形状によつてニードル42が起動され、一
回転クラツチの切り時にはニードル42が停止し
た後カム板28aが15゜回転して切られるので一
回転クラツチの断続時には無負荷状態となり、極
めて軽快かつ的確にクラツチの断続を行なうこと
ができると共に強度上も有利であり軽量でかつ小
型化することができた。
稈ガイドとドア及び定圧バネ 稈ガイド43a,43a′とドア49はドア49
をねじによりストツパーアーム43bに螺着する
ことにより一体となつており、ストツパー43c
又は43c′を介して定圧バネ47によつて支持さ
れているクツシヨンバー46によつて支持されて
いる。
また、ドア49は一回転クラツチを作動させる
作用のほか、定圧バネ47を介してパツカー圧に
対向して束を保持して結束の締りを良くする作用
をも兼ねており、稈ガイド43aはニードル42
が紐掛けを終つて実線で示すO点に戻る間、集稈
部7を保持しているが、その後の束放出時にはニ
ードル42とドア49とが一体となつて回動して
放出路を開放する。
ニードル42がO点から180゜回転して停止す
る直前に、ストツパー43c又は43c′はクツシ
ヨンバー46を倒しながら頭部に乗り上がつて停
止する。
ビル及びホルダーの駆動と結節 ビル91及びホルダー84は三点噛合歯車70
によつて同時に駆動され、ニードル42が紐掛け
して後退する方向に束を放出する。
ニードルへの紐供給 束放出時に下位から上昇してくるニードル42
に紐を供給するためと、放出後に供給される穀稈
を紐で受けるべく環状の紐供給口14を前述のよ
うにニードル42の軸支部と通路を挟んだ反対側
でかつニードル42の紐受部42vの回動軌跡を
斜めに横断すべくガイド15のボス15aに取付
けてあり、下にあつたニードル42が待機位置に
向けて回動する間にニードル円弧状部42r′に掛
け渡した紐を案内し、遂には紐受部に入る。
また、ニードル42による紐巻掛時には、ニー
ドル42は紐供給口14から引き出された紐をビ
ル91及びホルダー84の反対側に引き離すよう
にガイドしているので、紐供給口14側の紐がビ
ル91等に引掛かることはない。
なお、図面中、9はフレーム、9cはパイプ、
10aはベース、10bは支持メタル、10cは
ピン、15bは取付金、29aは凹部、45はブ
ラケツト、62aは孔、127はトルクリミツタ
ーを作動させるブレーキピン、128は固定部、
128cは押圧部、128d,128eはナツ
ト、129はネジ付ハンドル、130,133は
ボルト、131は圧縮バネ、132はダブルナツ
ト、134はロツクナツトである。
本考案は前述のように穀稈が一定量集束された
ことを感知して作動する一回転クラツチ機構と、
該一回転クラツチ機構により駆動される結節部及
びニードルとを備えた結束機において、前記ニー
ドルと一回転クラツチ機構との間にニードル起動
時期を、結節部の起動時期よりも早いが一回転ク
ラツチの作動開始時期よりも遅くする遅延駆動装
置を介装したので、ニードルの起動が結節部の作
動開始時期より早いが一回転クラツチ作動開始時
期よりも遅れることとなり、一回転クラツチ機構
の作動開始時期に過大な起動負荷が発生すること
がなく、複雑な構成になつている一回転クラツチ
及びそれに動力を伝達する伝導機構等が破損する
のを防止することができる。
しかも、一回転クラツチ機構の入り時にはニー
ドル及びそれに附随する部材による負荷がなく、
通常、トラブルが多く発生し易い一回転クラツチ
機構をスムーズに起動させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施態様の一例を示すものであつて、第
1図は結束機の側面図、第2図は伝動部の展開断
面図、第3図はケースカバーを取外した右側面
図、第4図は伝動部の作動順序を示す図面、第5
図は伝動部の分解斜視図、第6図は同上タイミン
グ図、第7図は一回転クラツチと連動機構の側面
図である。 26……クランク軸、28a……カム板、37
……ローラー、42……ニードル、47……定圧
バネ、70……三点噛合歯車、100……パツカ
ー軸、102……パツカー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀稈が一定量集束されたことを感知して作動す
    る一回転クラツチ機構と、該一回転クラツチ機構
    により駆動される結節部及びニードとを備えた結
    束機において、前記ニードルと一回転クラツチ機
    構との間にニードル起動時期を、結節部の起動時
    期よりも早いが一回転クラツチの作動開始時期よ
    りも遅くする遅延駆動装置を介装したことを特徴
    とする結束機におけるニードル駆動装置。
JP17065679U 1979-12-10 1979-12-10 Expired JPS6119627Y2 (ja)

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