JPS61219961A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS61219961A JPS61219961A JP6116485A JP6116485A JPS61219961A JP S61219961 A JPS61219961 A JP S61219961A JP 6116485 A JP6116485 A JP 6116485A JP 6116485 A JP6116485 A JP 6116485A JP S61219961 A JPS61219961 A JP S61219961A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はアモルファスシリコン系の感光層を有する電子
写真感光体に関するものである。
写真感光体に関するものである。
従来、電子写真感光体として例えばアモルファスSe、
またはアモルファスSaにAs、Te。 sbなどの不純物をドープした光導電性材料を用いた感
光体、あるいはZnOやCdSなどの光導電性材料を樹
脂バインダーに分散させて用いた感光体などが使用され
ている。しかしながら、これらの感光体は耐熱性、環境
汚染性1機械的強度の点で問題がある。 近年、光導電性材料としてアモルファスシリコン(a−
5i)を用いることによって、これら従来の電子写真感
光体の欠点を解決する技術が提案されている。蒸着ある
いはスパッタリングによって作製されたa−3tは暗所
での比抵抗が10’Qcm写真感光体用の光導電性材料
としては望ましくない、このようなa−3iでは、5i
−3i結合が切れた、いわゆるダングリングボンドが生
成し、この欠陥に起因してエネルギーギャップ内に多く
の局在準位が存在する。このために熱励起担体のホッピ
ング伝導が生じて暗比抵抗が小さくなり、また光励起担
体が局在準位に捕獲されるために光導電性が悪くなって
いる。 これに対してシランガス(SiH4)のグロー放電分解
または光CVDによって作製した水素化アモルファスシ
リコン(a−S i (H) )では、上記欠陥を水
素原子(H)で捕獲し、StにHを結合させることによ
ってダングリングボンドの数を大幅に低減できるので光
導電性が極めて良好になり、p型およびn型の価電子制
御も可能となったが、暗比抵抗値は高々10@〜1G’
Ω備であって電子写真感光体として充分なIQIIΩ1
以上の暗比抵抗値に対してまだ低い。 従ってこのようなa−31(H)からなる感光体は表面
電位の暗減衰速度が大きく初期帯電位が低い。 そこで、このようなa−3i(H)に電荷保持能を付与
するため、はう素を適量ドープすることにより暗抵抗を
101!Ω備以上まで高めることができ、カールソン方
式による複写プロセスに適用することを可能にしている
。 このようなa−Si(H)を表面とする感光体は初期的
には良好な画像が得られるものの長期間大気中あるいは
高温中に保存しておいた後、画像複写した場合しばしば
画像不良を発生することが判明している。また、多数回
複写プロセスを経験するとしだいに画像ぼけを生じてく
ることもわかっている。このような劣化した感光体は特
に高温中において、画面ぼけを発生しやすく、複写回数
が増すと画像ぼけを生じ始める臨界湿度はしだいに下が
る傾向があることが確かめられている。 上述のごとく、a−3i(H)を表面とする感光体は長
期にわたって大気や湿気にさらされることによりあるい
は複写プロセスにおけるコロナ放電等で生成される化学
種(オゾン、窒素酸化物。 発生期酸素など)により、感光体最表面が影響を受けや
すく何らかの化学的な変質によって画像不良を発生する
ものと考えられるが、その劣化メカニズムについてはこ
れまでにまだ十分な検討はなされていない、このような
画像不良の発生を防止し耐剛性を向上するために、a−
Si (H)感光体の表面に保護層を設けて化学的安
定化を図る方法が試みられている。 例えば、表面保護層として水素化アモルファス炭化シリ
コン(a −S i X C+−x (H) 、
0 < Xくl)、あるいは水素化アモルファス窒化シ
リコン(a−3i、N1−x (H)、0<X<1)
を設けることによって感光体表面層の複写プロセスある
いは環境雰囲気による劣化を防ぐ方法が知られている(
特開昭57−115559号公報)、シかし、表面保護
層中の炭素濃度あるいは窒素濃度を最適な値に選べば耐
剛性をかなり改良することができるが、高湿度雰囲気中
(R880%以上)での耐湿性を維持することができず
、数万枚の複写プ発生し、これらの表面保護層を付与し
ても、耐剛性、耐湿性を大幅に向上することができない
状況にある。
またはアモルファスSaにAs、Te。 sbなどの不純物をドープした光導電性材料を用いた感
光体、あるいはZnOやCdSなどの光導電性材料を樹
脂バインダーに分散させて用いた感光体などが使用され
ている。しかしながら、これらの感光体は耐熱性、環境
汚染性1機械的強度の点で問題がある。 近年、光導電性材料としてアモルファスシリコン(a−
5i)を用いることによって、これら従来の電子写真感
光体の欠点を解決する技術が提案されている。蒸着ある
いはスパッタリングによって作製されたa−3tは暗所
での比抵抗が10’Qcm写真感光体用の光導電性材料
としては望ましくない、このようなa−3iでは、5i
−3i結合が切れた、いわゆるダングリングボンドが生
成し、この欠陥に起因してエネルギーギャップ内に多く
の局在準位が存在する。このために熱励起担体のホッピ
ング伝導が生じて暗比抵抗が小さくなり、また光励起担
体が局在準位に捕獲されるために光導電性が悪くなって
いる。 これに対してシランガス(SiH4)のグロー放電分解
または光CVDによって作製した水素化アモルファスシ
リコン(a−S i (H) )では、上記欠陥を水
素原子(H)で捕獲し、StにHを結合させることによ
ってダングリングボンドの数を大幅に低減できるので光
導電性が極めて良好になり、p型およびn型の価電子制
御も可能となったが、暗比抵抗値は高々10@〜1G’
Ω備であって電子写真感光体として充分なIQIIΩ1
以上の暗比抵抗値に対してまだ低い。 従ってこのようなa−31(H)からなる感光体は表面
電位の暗減衰速度が大きく初期帯電位が低い。 そこで、このようなa−3i(H)に電荷保持能を付与
するため、はう素を適量ドープすることにより暗抵抗を
101!Ω備以上まで高めることができ、カールソン方
式による複写プロセスに適用することを可能にしている
。 このようなa−Si(H)を表面とする感光体は初期的
には良好な画像が得られるものの長期間大気中あるいは
高温中に保存しておいた後、画像複写した場合しばしば
画像不良を発生することが判明している。また、多数回
複写プロセスを経験するとしだいに画像ぼけを生じてく
ることもわかっている。このような劣化した感光体は特
に高温中において、画面ぼけを発生しやすく、複写回数
が増すと画像ぼけを生じ始める臨界湿度はしだいに下が
る傾向があることが確かめられている。 上述のごとく、a−3i(H)を表面とする感光体は長
期にわたって大気や湿気にさらされることによりあるい
は複写プロセスにおけるコロナ放電等で生成される化学
種(オゾン、窒素酸化物。 発生期酸素など)により、感光体最表面が影響を受けや
すく何らかの化学的な変質によって画像不良を発生する
ものと考えられるが、その劣化メカニズムについてはこ
れまでにまだ十分な検討はなされていない、このような
画像不良の発生を防止し耐剛性を向上するために、a−
Si (H)感光体の表面に保護層を設けて化学的安
定化を図る方法が試みられている。 例えば、表面保護層として水素化アモルファス炭化シリ
コン(a −S i X C+−x (H) 、
0 < Xくl)、あるいは水素化アモルファス窒化シ
リコン(a−3i、N1−x (H)、0<X<1)
を設けることによって感光体表面層の複写プロセスある
いは環境雰囲気による劣化を防ぐ方法が知られている(
特開昭57−115559号公報)、シかし、表面保護
層中の炭素濃度あるいは窒素濃度を最適な値に選べば耐
剛性をかなり改良することができるが、高湿度雰囲気中
(R880%以上)での耐湿性を維持することができず
、数万枚の複写プ発生し、これらの表面保護層を付与し
ても、耐剛性、耐湿性を大幅に向上することができない
状況にある。
本発明の目的は、前述の欠点を除去して、長期保存およ
び繰り返し使用に際しても劣化現象を起こさず、高温雰
囲気中においても画像不良などの特性の低下のない、感
光体としての特性が常時安定していてほとんど使用環境
に制限を受けない耐久性、耐剛性、耐湿性に優れたa−
Si系感光体を提供することにある。 さらに、本発明の他の目的は、光感度が高く。 分光感度も可視域全般にわたっている感光体を提供する
ことである。 さらに、本発明の他の目的は、疲労特性に優れかつ比較
的残留電位の低い感光体を提供することにある。
び繰り返し使用に際しても劣化現象を起こさず、高温雰
囲気中においても画像不良などの特性の低下のない、感
光体としての特性が常時安定していてほとんど使用環境
に制限を受けない耐久性、耐剛性、耐湿性に優れたa−
Si系感光体を提供することにある。 さらに、本発明の他の目的は、光感度が高く。 分光感度も可視域全般にわたっている感光体を提供する
ことである。 さらに、本発明の他の目的は、疲労特性に優れかつ比較
的残留電位の低い感光体を提供することにある。
本発明の感光体は以上の目的を達成するために、層、こ
の感光層上に形成された水素を10〜40原子%含有す
る゛水素化アモルファス炭素(a−C(H))により表
面層との積層構造からなる。この感光体によれば、a−
3i系悪感光によって光感度、帯電性能を発揮するとと
もに、a−C(H)表面層によって耐刷性、耐湿性、耐
保存性、感光体特性の安定性が確保できる。
の感光層上に形成された水素を10〜40原子%含有す
る゛水素化アモルファス炭素(a−C(H))により表
面層との積層構造からなる。この感光体によれば、a−
3i系悪感光によって光感度、帯電性能を発揮するとと
もに、a−C(H)表面層によって耐刷性、耐湿性、耐
保存性、感光体特性の安定性が確保できる。
以下本発明の感光体について図面を参照しながら詳細に
説明する0本発明による感光体の一例は第1図に示した
如く、導電性基体110上に感光層120と表面層13
0が積層された構造である。 ここで導電性基体110は円筒状、シート状いずれでも
良く、材質的にはアルミニウム、ステンレスなとの金属
、あるいはガラス、樹脂上に導電処理をほどさこしたも
のでも良い。 感光層120は、材料的には水素化アモルファスシリコ
ン(a−3i(H))水素化弗素化アモルファスシリコ
ン(a−3l (F、 H) ) 、水素化アモルフ
ァス炭化シリコン(a St+−xcw(H)、(0
<X< 1))、水素化弗素化アモルファス炭化シリコ
ン(a−S i+−、C,(F、H)+(0<X< 1
))、水素化アモルファス窒化シリコン(a S i
Nx (H) 、 (0<X<4/3 ) )。 水素化弗素化アモルファス窒化シリコン(a −3iN
X (F、H)、(0<X<4/3))、水素化アモ
ルファス酸化シリコン(a −S iOx (H)
+(0<X<2))、水素化弗素化アモルファス酸化シ
リコン(a Sing (F、H)、(0<X<2
))、のうちの少なくとも一つを用いた層でである。膜
厚は5〜60μmが実用的である。感光層120の中に
は必要に応じてブロッキング層121゜光導電層122
.バッファ層123等の機能分離層を設けることが有効
である。ブロッキング層121の目的は、導電性基体1
1Oからの電荷の注入を阻止することである。材料的に
は、AlzOs。 AIN、Sin、5loz 、a−3l+−* Cx
(F。 H)(0<X<1)、a−SiN、(H)(0<X<4
/3 ) 、 a−C(H) 、弗素化アモルファス
炭素(a−C(F) ) 、周期律表■族、V族の元素
などをドープしたa−C(H) 、 a−C(F)。 ■族、V族の元素などをドープしたa−3i(H)。 などを使用できる。膜厚は、18m以下と薄い方が良い
。 光導電層122は対象とする光の吸収能に優れかつ光導
電率の大きい材料が好ましく、a−3t(H) 、 a
−3i(F、H) * a−5t l−X Cl1(
H) (0<X<0.3 )、a S iNx
(H)(0<X<0.2 ) 、 a S iox
(H) (0<X<0.1 ) 、 a S
i+−x Gex(H)などや、これらに周期律表■
族、■族の元素などをドープした材料が好ましい、膜厚
は3μ−以上60μ−以下が実用上好ましい、バッファ
層123の目的はより基体側の層、例えば光導電層12
2と表面層130との材料的異質性を緩和することであ
る。材料的には、a−3it−x CX (H)(0
<’X<1)。 a−S i+−x Cs+ (F、H)(0<X<1
)、a−SiNm (H)(0<X<4/3)、a
5iOx(H)(0<X<2)、’ a 5IOx
(F、H)(0<X< 2)などを使用できる。 バッファ層123の膜厚は1分光感度、残留電位、隣接
する層との電気的整合性等の兼ね合いで決まるが、1μ
鋼以下が望ましい。 次に表面層は、水素と炭素を含むアモルファス層(a−
C(H) )であって、基本的にX線あるいは電子線に
よる回折像が明確でない膜であり、例えば一部に結晶部
を含んだとしてもその比率は低いことを意味している。 a−C(H)表面層中の水素濃度は成膜条件に依存して
1〜60原子%と変化するが、この成膜条件、すなわち
原料ガス、放電パワー、ガス流量。 ガス圧、基体温度などを適切に選定して、水素濃度を1
0〜40原子%、好適には15%36原子%に制御する
ことが望ましい、さらにまた、a−C表面層の光学的エ
ネルギーギャップEgは2.2 eV以上3.2eV以
下が好ましく、その屈折率は1.5以上2.6以下が好
ましく、比抵抗は10口〜IQI!1Ω値が好ましく、
密度は1 、3g/ cd以上が好適である。 本発明者等の知見によれば、a−C(H)表面層中に含
有される水素原子と炭素原子との結合形態は炭素原子同
志の結合状態を反映しており、形成されたa−C(H)
層が電子写真感光体の表面層として通用され得るか否か
を左右する大きな要因の一つであって重要であることが
判明している。 炭素原子同志の結合状態としてはダイヤモンド結合(四
配位)、グラファイト結合(三配位)などがある。グラ
ファイト結合や炭素と水素からなるポリマー状結合(C
H2)−を主体とするa −C(H)膜は耐薬品性に劣
り、また機械的強度にも劣ることが知られており、他方
、ダイアモンド結合を主体とするa−C(H)膜は耐薬
品性及び機械的強度に著しくすぐれていることはすでに
報告されている。 本発明者等はこの点に鑑みa−C(H)の赤外線吸収ス
ペクトルとその耐薬品性及び機械的強度について鋭意検
討を重ねた結果、a−C(H)膜の赤外線吸収スペクト
ルの中、特定の吸収係数の比とa−C(H)膜の耐薬品
性及び機械的強度との間に特有の関係の存在することを
見出し、本発明を行うに敗ったのである。 本発明において、形成されるa−C(H)表面層が電子
写真感光体の表面保護層として十分適用させ得るために
、a−C(H)表面層の赤外線吸収スペクトル2920
cm−’における吸収係数α1と2960cm−’にお
ける吸収係数αtの比αt/α1が0.8以上とされる
のが望ましい、a−C(H)層の吸収スペクトルの比が
上記の数値範囲に限定される理由の理論的裏付は今のと
ころ明確にされておらず推論の域を出ないが、次のよう
に考える。 すなわち同じ四配位の結合であっても、2960cm−
’に吸収をもつCHs型は機械的、化学的に安定である
が、2920cm−’近辺に吸収をもっCH,型はポリ
マー的に成り易い可能性がある。数多くの実験結果から
、上記数値範囲外の吸収係数比では耐薬品性1機械的強
度に劣ることが認められており、該吸収係数比が上記範
囲内にあることが必要条件であることが裏付けられてい
る。 炭素未結合手の安定化の手段としては水素のみでなく、
弗素、酸素、窒素によっても可能である。 次に本感光体の製造方法について第2図に概念的系統図
として例示するような製造装置により説明する。真空槽
210の中にアルミニウム円筒からなる導電性基体22
0を基体保持部221に装着し、真空槽210内の圧力
を10−’Torrになるように排気ポンプ240によ
り排気バルブ241を介して排気する。基体220の温
度を所定温度、例えば50〜350℃になるように保持
部221内のヒータ230および対向電極252のヒー
タ231により加熱する。保持部221と導電性基体2
20は周方向の膜均一性を出すために回転する。 次に前述のような各層を成膜するに必要な各種の原料ガ
スの圧力容器291〜295の中から成膜に必要なガス
の圧力容器バルブ、例えば281を開け、流量調節計2
71を通し、ストップバルブ261を開けて、真空槽2
10の中に供給する。 他のガスについても同様である1次に、槽内圧力を所定
の圧力、例えば0.001〜5 Torrに調節後、高
周波(RF)電源250から高周波(13,56MH,
)電力を絶縁材251を介して対向電極252に供給し
、252と基体220の間にグロー放電を発生させて成
膜を行う。 第2図には圧力容器およびそれに付属する装置は5セン
ト示されているが、このセント数は使用するガスの種類
に応じて適宜増減されてよい。 a−C(H)表面層の作製条件としては、基体温度は0
〜200℃好適には50〜150℃が望ましく、単位ガ
ス量当たりのガスの分解に要するエネルギーは300J
/cc〜20000J/ccが望ましい、ガス圧は0.
001〜0.5 Torr、好適には0.001〜0.
2 Torrが望ましい、成膜時には、外部からバイア
ス電圧を加えることも膜質の制御上有効である。又RF
放電の場合は自然にバイアスが発生してくる。これを通
常は自己バイアスと呼んでいるが、このようなバイ77
1.電圧は+100〜500 V、 −100〜−1
500Vが適している。 次に、具体的な実施例について述べる。 実施例 l。 トリクロルエチレンで脱脂洗浄したアルミニウムの円筒
基体220を第2図の製造装置の真空槽210の保持部
221に装着し、次の条件で厚さO02μ−のブロッキ
ング層121を形成した。 S i H4(100χ) 流量 2
50cc/分B z Hh (5000ppm、 Hz
ベース)流量 20cc/分ガス圧
0.5 TorrRF電力
5eV基本温度
200℃成膜時間
10分さらにこの上に、次の条件で光導電層122を厚
さ25μmに形成した。 S i H,(100χ) 流量 2
00cc/分Bt HhC20ppm*H*ベース)
流量 10cc/分ガス圧
1.2 Torr基本温度
200℃RF電力
300W成膜時間 3時間
さらにこの上に、次の条件で、バッファ層123を厚さ
0.1/J磨に形成した。 s l H4(100χ) 流量 1
00cc/分CH、(100χ) 流量
80cc/分B t Hh (2000ppm、
Hzベース)流量 15cc/分ガス圧
1.OTorrRF電力
20W基本温度
200℃成膜時間
2分さらにこの上に、次の条件で、表面層130を厚
さ0.1 μ翔に形成した。 プロパンC,Hl(100χ) 流量 20cc
/分ガス圧 Q、l To
rrRF電力 200W基
本温度 100℃成膜時間
5分基本温度は赤外線温
度計と熱電対により測定した。 以上のようにして形成した感光体を試料1とする。試料
lの光導電層122のエネルギーギャップは1.8eV
である。また、バッファ層123の組成はa −S l
o、q Co、s (H)で、そのエネルギーギャ
ップは2.1eVである。さらに、表面層130のエネ
ルギーギャップは2.7eVであり、膜の密度は1.7
g10J、屈折率は2.1+K n o o p硬度は
2000kgf/m”である、さらに、熱放出から測定
した水素濃度は35原子%であった。 この試料lの感光体をカールソン方式の普通紙複写機に
装着し、5万枚のコピーを実施したが、解像度の良い極
めて鮮明な画像かえられた。また、5万枚コピー実施後
のコピーテストにおいて温度35℃、相対湿度85%の
雰囲気におけるコピーにおいても画像は鮮明であった。 比較のために実施例1に準じて、ただ表面層だけがない
感光体を作製し、その比較例の感光体について同様に5
万枚コピー実施後コピーテストを行ったが、温度35℃
、相対湿度60%の雰囲気におけるコピーですでに画像
分解能が低下し画像ぼけが生じた0表面層を形成するこ
とにより耐湿性が大幅に向上することが判る。 表面層130の形成のためには必ずしもC5Haを用い
る必要はな(、各種の炭化水素、例えばCH4,Ct
Ha、Ca H+o、Ct H4,Ct Ht。 C4H6などのガス、およびこれらのガスと水素や酸素
との混合ガスの使用が可能である。 実施例 2゜ a−C(H)表面層の炭素と水素の結合状態は感光体の
耐湿性、耐剛性に大きく影響する。この結合状態は赤外
線の吸収スペクトル、反射スペクトルにより判別できる
が、ここでは赤外線吸収スペクトルの例を第3図に示す
、スペクトルにおいて、2900c11−’近傍で主に
観測されるピークは2860(!11−’ 、 292
0cm −’ 、 29603−’の3つであるが、2
9200m−’と2960C11−’のピークが強度が
強く、結合状態の判定に適している。 2920cm−
’における吸収係数α1と2960cm−’における吸
収係数α2との比α!/α、と耐湿性、耐刷性との関連
を調べた。 実施例1の製法に準じてバッファ層123までを形成し
、その上へのa−C(H)表面層130の形成にあたっ
て、ガスの種類、ガス圧、基本温度を変えて6種類の感
光体を作製し、α8/α、の値と耐湿性、耐剛性との関
係を調べた。 これら感光体のα8/α8の値は第1表に示すとおり0
.72から1.5と変化していたが実施例1に準じて行
った5万枚のコピーにおいてはすべての感光体について
良好な画像かえられ、耐剛性は良好であった、耐湿性は
同じ〈実施例1と同様に、5万枚のコピー実施後、温度
35℃、相対湿度85冗の雰囲気でコピーテストを行っ
たがその結果を第1表に示す。 第1表 O印は良好な鮮明な画像かえられたことを示し、Δ印は
若干の画像不良が生じたことを示し、x印は極端な画像
不良が発生したことを示す。 α意/α1の値が0.8以上であると良好な耐湿性。 耐刷性の感光体かえられることが判る。 実施例 3゜ 感光体の感光層上に表面層を設ける構成の場合、密着性
が問題となる。また、感光体特性の面では露光しても表
面電位が消失しにくくて、残留電位が大きくなるという
欠陥が生じることがある。 そこで、a−C(H)表面層の水素濃度を変えてバッフ
ァ層との密着性を調べた。さらに残留電位との関係も調
査した。 実施例1の製法に準じてバッファ層123までを形成し
、その上へのa−C(H)表面層130の形成にあたっ
て、ガスの種類、ガス流量、ガス圧、RF電力、基体温
度などを変えてa−C(H)膜中の水素濃度の異なる感
光体を8種類作製した。 これらの試料について、a−C(H)表面層と。 バッファ層の密着性と表面層中の水素濃度との関係およ
び残留電位を調べた結果を第2表に示す。 ここでO印は密着性に優れていたことを示し、x印は劣
ることを示す。 第2表 水素濃度40原子%前後での膜の密着性の変化は極めて
急峻である。水素濃度が高いことは、密着性を増す結合
手が減少することと考えられるので好ましくない。 また、水素濃度が低いとダイヤモンド的な膜に近づくこ
とからエネルギーギャップEgが増加し残留電位が上昇
する。一方、水素濃度が高いときにはa−C(H)膜は
ポリマー状になり導電性が悪化し残留電位が増大し好ま
しくない、膜の密着性、感光体特性の残留電位の値から
みて、a−C(H)表面層中の水素濃度はlO〜40原
子%が好ましく、さらに好適には15〜36原子%であ
る。 実施例 4゜ 実施例1に準じた方法でバッファ層123までを形成し
、その上にa−C(H)表面層130を形成するにあた
って、成膜時間を変えて膜厚の異なる表面層とした感光
体を6種類製作した。これらの試料について、感光体特
性、耐湿性を調べた結果を第3表に示す。 第3表 残留電位は大きい程S/N比が低下するので小さい方が
好ましい、感度は半減衰露光量で示してあり、光量(l
ux−sec)が小さい程感度は高くなり好ましい、耐
湿性は温度35℃、相対湿度85%の雰囲気中での画像
複写により判定した結果であり、○印は良好な画像かえ
られたことを示し、×印は画像不良が生じたことを示す
。 以上の結果から、a−C(H)表面層の膜厚はo、oo
sμ1以上1μm以下が適している。 実施例 5゜ 感光体の表面層として、a s 1l−X CX
(H)(0<X<1)が知られている。そこでa−C(
H)表面層にStを禾加17た温合の取専汰の1−1−
ついて調べた。実施例1の試料lをSi無添加の試料l
とした0次にバッファ層123までは実施例1の方法に
準じて形成し、Stを含むa−C(H)表面層を例えば
次の様な条件で形成する。 C* Hb(100%) 流量 20cc
/分S i H*(100%) 流量
2cc/分ガス圧 0.2
TorrRF電力 30
0 W基本温度 100℃
成膜時間 10分この条件
で、Stの添加量を例えばSiH4の流量を変えること
によって制御し、a−C(H)表面層へのStの添加量
の異なる感光体試料2〜4を作製した。これら4種類の
試料について組成比Si/Cと耐湿性の関係を調べた結
果を第4表に示す、耐湿性の評価は実施例4に準じ、温
度35℃。 相対湿度85%の雰囲気における画像複写で行った。 Δ印は若干の画像不良が発生したことを示す。 第4表 感光体の耐湿性上最表面層にsiを含有することは好ま
しくなく、純粋なCが望ましいが若干の不純物の存在は
さしつかえない、考えられる不純物としてはB、AI、
Si、P、As、C1,F。 p’ 6.N i、71.Mn、Mgなどである。 実施例 6゜ 実施例1に準じた方法で、光導電層122までを形成し
、その上にバッファ層123を設けることなしに直接a
−C(H)表面層を形成した。 a−C(H)膜の形成に際し、ガスの種類、ガス圧、基
体温度などを変えて、膜のエネルギーギャップEgの異
なるa−C(H)表面層を有する5種類の感光体を作製
した。膜厚は約0.2μ−とした。 この5種類の感光体について、画像テストを行ったとこ
ろ、第5表に示す結果かえられた。 第5表 ここで画像テストは温度25℃、相対湿度50%の雰囲
気における画像テストで0印は良好な鮮明な画像かえら
れたことを示し、Δ印は若干の画像不良が生じたことを
示し、X印は極端な画像不良が発生したことを示す。こ
の場合、相対湿度は50%と低いので、高EgeM域で
の画像不良は湿気によるものでなく、表面1i130と
光導電層122との間の材料的不整合によるものである
。この現象を解消するために、表面層130と光導電層
122との間にその中間の材料組成のバッファ層を設け
るのであるが、表から判るとおり、表面N130のEg
の値がEg≦2.4 eVであれば、必ずしもバッファ
71123は必要ではない。しかしながら製造上のばら
つきを考えると量産性の面からみであるいは、ためにも
、バッファ層を形成することが望ましい。
説明する0本発明による感光体の一例は第1図に示した
如く、導電性基体110上に感光層120と表面層13
0が積層された構造である。 ここで導電性基体110は円筒状、シート状いずれでも
良く、材質的にはアルミニウム、ステンレスなとの金属
、あるいはガラス、樹脂上に導電処理をほどさこしたも
のでも良い。 感光層120は、材料的には水素化アモルファスシリコ
ン(a−3i(H))水素化弗素化アモルファスシリコ
ン(a−3l (F、 H) ) 、水素化アモルフ
ァス炭化シリコン(a St+−xcw(H)、(0
<X< 1))、水素化弗素化アモルファス炭化シリコ
ン(a−S i+−、C,(F、H)+(0<X< 1
))、水素化アモルファス窒化シリコン(a S i
Nx (H) 、 (0<X<4/3 ) )。 水素化弗素化アモルファス窒化シリコン(a −3iN
X (F、H)、(0<X<4/3))、水素化アモ
ルファス酸化シリコン(a −S iOx (H)
+(0<X<2))、水素化弗素化アモルファス酸化シ
リコン(a Sing (F、H)、(0<X<2
))、のうちの少なくとも一つを用いた層でである。膜
厚は5〜60μmが実用的である。感光層120の中に
は必要に応じてブロッキング層121゜光導電層122
.バッファ層123等の機能分離層を設けることが有効
である。ブロッキング層121の目的は、導電性基体1
1Oからの電荷の注入を阻止することである。材料的に
は、AlzOs。 AIN、Sin、5loz 、a−3l+−* Cx
(F。 H)(0<X<1)、a−SiN、(H)(0<X<4
/3 ) 、 a−C(H) 、弗素化アモルファス
炭素(a−C(F) ) 、周期律表■族、V族の元素
などをドープしたa−C(H) 、 a−C(F)。 ■族、V族の元素などをドープしたa−3i(H)。 などを使用できる。膜厚は、18m以下と薄い方が良い
。 光導電層122は対象とする光の吸収能に優れかつ光導
電率の大きい材料が好ましく、a−3t(H) 、 a
−3i(F、H) * a−5t l−X Cl1(
H) (0<X<0.3 )、a S iNx
(H)(0<X<0.2 ) 、 a S iox
(H) (0<X<0.1 ) 、 a S
i+−x Gex(H)などや、これらに周期律表■
族、■族の元素などをドープした材料が好ましい、膜厚
は3μ−以上60μ−以下が実用上好ましい、バッファ
層123の目的はより基体側の層、例えば光導電層12
2と表面層130との材料的異質性を緩和することであ
る。材料的には、a−3it−x CX (H)(0
<’X<1)。 a−S i+−x Cs+ (F、H)(0<X<1
)、a−SiNm (H)(0<X<4/3)、a
5iOx(H)(0<X<2)、’ a 5IOx
(F、H)(0<X< 2)などを使用できる。 バッファ層123の膜厚は1分光感度、残留電位、隣接
する層との電気的整合性等の兼ね合いで決まるが、1μ
鋼以下が望ましい。 次に表面層は、水素と炭素を含むアモルファス層(a−
C(H) )であって、基本的にX線あるいは電子線に
よる回折像が明確でない膜であり、例えば一部に結晶部
を含んだとしてもその比率は低いことを意味している。 a−C(H)表面層中の水素濃度は成膜条件に依存して
1〜60原子%と変化するが、この成膜条件、すなわち
原料ガス、放電パワー、ガス流量。 ガス圧、基体温度などを適切に選定して、水素濃度を1
0〜40原子%、好適には15%36原子%に制御する
ことが望ましい、さらにまた、a−C表面層の光学的エ
ネルギーギャップEgは2.2 eV以上3.2eV以
下が好ましく、その屈折率は1.5以上2.6以下が好
ましく、比抵抗は10口〜IQI!1Ω値が好ましく、
密度は1 、3g/ cd以上が好適である。 本発明者等の知見によれば、a−C(H)表面層中に含
有される水素原子と炭素原子との結合形態は炭素原子同
志の結合状態を反映しており、形成されたa−C(H)
層が電子写真感光体の表面層として通用され得るか否か
を左右する大きな要因の一つであって重要であることが
判明している。 炭素原子同志の結合状態としてはダイヤモンド結合(四
配位)、グラファイト結合(三配位)などがある。グラ
ファイト結合や炭素と水素からなるポリマー状結合(C
H2)−を主体とするa −C(H)膜は耐薬品性に劣
り、また機械的強度にも劣ることが知られており、他方
、ダイアモンド結合を主体とするa−C(H)膜は耐薬
品性及び機械的強度に著しくすぐれていることはすでに
報告されている。 本発明者等はこの点に鑑みa−C(H)の赤外線吸収ス
ペクトルとその耐薬品性及び機械的強度について鋭意検
討を重ねた結果、a−C(H)膜の赤外線吸収スペクト
ルの中、特定の吸収係数の比とa−C(H)膜の耐薬品
性及び機械的強度との間に特有の関係の存在することを
見出し、本発明を行うに敗ったのである。 本発明において、形成されるa−C(H)表面層が電子
写真感光体の表面保護層として十分適用させ得るために
、a−C(H)表面層の赤外線吸収スペクトル2920
cm−’における吸収係数α1と2960cm−’にお
ける吸収係数αtの比αt/α1が0.8以上とされる
のが望ましい、a−C(H)層の吸収スペクトルの比が
上記の数値範囲に限定される理由の理論的裏付は今のと
ころ明確にされておらず推論の域を出ないが、次のよう
に考える。 すなわち同じ四配位の結合であっても、2960cm−
’に吸収をもつCHs型は機械的、化学的に安定である
が、2920cm−’近辺に吸収をもっCH,型はポリ
マー的に成り易い可能性がある。数多くの実験結果から
、上記数値範囲外の吸収係数比では耐薬品性1機械的強
度に劣ることが認められており、該吸収係数比が上記範
囲内にあることが必要条件であることが裏付けられてい
る。 炭素未結合手の安定化の手段としては水素のみでなく、
弗素、酸素、窒素によっても可能である。 次に本感光体の製造方法について第2図に概念的系統図
として例示するような製造装置により説明する。真空槽
210の中にアルミニウム円筒からなる導電性基体22
0を基体保持部221に装着し、真空槽210内の圧力
を10−’Torrになるように排気ポンプ240によ
り排気バルブ241を介して排気する。基体220の温
度を所定温度、例えば50〜350℃になるように保持
部221内のヒータ230および対向電極252のヒー
タ231により加熱する。保持部221と導電性基体2
20は周方向の膜均一性を出すために回転する。 次に前述のような各層を成膜するに必要な各種の原料ガ
スの圧力容器291〜295の中から成膜に必要なガス
の圧力容器バルブ、例えば281を開け、流量調節計2
71を通し、ストップバルブ261を開けて、真空槽2
10の中に供給する。 他のガスについても同様である1次に、槽内圧力を所定
の圧力、例えば0.001〜5 Torrに調節後、高
周波(RF)電源250から高周波(13,56MH,
)電力を絶縁材251を介して対向電極252に供給し
、252と基体220の間にグロー放電を発生させて成
膜を行う。 第2図には圧力容器およびそれに付属する装置は5セン
ト示されているが、このセント数は使用するガスの種類
に応じて適宜増減されてよい。 a−C(H)表面層の作製条件としては、基体温度は0
〜200℃好適には50〜150℃が望ましく、単位ガ
ス量当たりのガスの分解に要するエネルギーは300J
/cc〜20000J/ccが望ましい、ガス圧は0.
001〜0.5 Torr、好適には0.001〜0.
2 Torrが望ましい、成膜時には、外部からバイア
ス電圧を加えることも膜質の制御上有効である。又RF
放電の場合は自然にバイアスが発生してくる。これを通
常は自己バイアスと呼んでいるが、このようなバイ77
1.電圧は+100〜500 V、 −100〜−1
500Vが適している。 次に、具体的な実施例について述べる。 実施例 l。 トリクロルエチレンで脱脂洗浄したアルミニウムの円筒
基体220を第2図の製造装置の真空槽210の保持部
221に装着し、次の条件で厚さO02μ−のブロッキ
ング層121を形成した。 S i H4(100χ) 流量 2
50cc/分B z Hh (5000ppm、 Hz
ベース)流量 20cc/分ガス圧
0.5 TorrRF電力
5eV基本温度
200℃成膜時間
10分さらにこの上に、次の条件で光導電層122を厚
さ25μmに形成した。 S i H,(100χ) 流量 2
00cc/分Bt HhC20ppm*H*ベース)
流量 10cc/分ガス圧
1.2 Torr基本温度
200℃RF電力
300W成膜時間 3時間
さらにこの上に、次の条件で、バッファ層123を厚さ
0.1/J磨に形成した。 s l H4(100χ) 流量 1
00cc/分CH、(100χ) 流量
80cc/分B t Hh (2000ppm、
Hzベース)流量 15cc/分ガス圧
1.OTorrRF電力
20W基本温度
200℃成膜時間
2分さらにこの上に、次の条件で、表面層130を厚
さ0.1 μ翔に形成した。 プロパンC,Hl(100χ) 流量 20cc
/分ガス圧 Q、l To
rrRF電力 200W基
本温度 100℃成膜時間
5分基本温度は赤外線温
度計と熱電対により測定した。 以上のようにして形成した感光体を試料1とする。試料
lの光導電層122のエネルギーギャップは1.8eV
である。また、バッファ層123の組成はa −S l
o、q Co、s (H)で、そのエネルギーギャ
ップは2.1eVである。さらに、表面層130のエネ
ルギーギャップは2.7eVであり、膜の密度は1.7
g10J、屈折率は2.1+K n o o p硬度は
2000kgf/m”である、さらに、熱放出から測定
した水素濃度は35原子%であった。 この試料lの感光体をカールソン方式の普通紙複写機に
装着し、5万枚のコピーを実施したが、解像度の良い極
めて鮮明な画像かえられた。また、5万枚コピー実施後
のコピーテストにおいて温度35℃、相対湿度85%の
雰囲気におけるコピーにおいても画像は鮮明であった。 比較のために実施例1に準じて、ただ表面層だけがない
感光体を作製し、その比較例の感光体について同様に5
万枚コピー実施後コピーテストを行ったが、温度35℃
、相対湿度60%の雰囲気におけるコピーですでに画像
分解能が低下し画像ぼけが生じた0表面層を形成するこ
とにより耐湿性が大幅に向上することが判る。 表面層130の形成のためには必ずしもC5Haを用い
る必要はな(、各種の炭化水素、例えばCH4,Ct
Ha、Ca H+o、Ct H4,Ct Ht。 C4H6などのガス、およびこれらのガスと水素や酸素
との混合ガスの使用が可能である。 実施例 2゜ a−C(H)表面層の炭素と水素の結合状態は感光体の
耐湿性、耐剛性に大きく影響する。この結合状態は赤外
線の吸収スペクトル、反射スペクトルにより判別できる
が、ここでは赤外線吸収スペクトルの例を第3図に示す
、スペクトルにおいて、2900c11−’近傍で主に
観測されるピークは2860(!11−’ 、 292
0cm −’ 、 29603−’の3つであるが、2
9200m−’と2960C11−’のピークが強度が
強く、結合状態の判定に適している。 2920cm−
’における吸収係数α1と2960cm−’における吸
収係数α2との比α!/α、と耐湿性、耐刷性との関連
を調べた。 実施例1の製法に準じてバッファ層123までを形成し
、その上へのa−C(H)表面層130の形成にあたっ
て、ガスの種類、ガス圧、基本温度を変えて6種類の感
光体を作製し、α8/α、の値と耐湿性、耐剛性との関
係を調べた。 これら感光体のα8/α8の値は第1表に示すとおり0
.72から1.5と変化していたが実施例1に準じて行
った5万枚のコピーにおいてはすべての感光体について
良好な画像かえられ、耐剛性は良好であった、耐湿性は
同じ〈実施例1と同様に、5万枚のコピー実施後、温度
35℃、相対湿度85冗の雰囲気でコピーテストを行っ
たがその結果を第1表に示す。 第1表 O印は良好な鮮明な画像かえられたことを示し、Δ印は
若干の画像不良が生じたことを示し、x印は極端な画像
不良が発生したことを示す。 α意/α1の値が0.8以上であると良好な耐湿性。 耐刷性の感光体かえられることが判る。 実施例 3゜ 感光体の感光層上に表面層を設ける構成の場合、密着性
が問題となる。また、感光体特性の面では露光しても表
面電位が消失しにくくて、残留電位が大きくなるという
欠陥が生じることがある。 そこで、a−C(H)表面層の水素濃度を変えてバッフ
ァ層との密着性を調べた。さらに残留電位との関係も調
査した。 実施例1の製法に準じてバッファ層123までを形成し
、その上へのa−C(H)表面層130の形成にあたっ
て、ガスの種類、ガス流量、ガス圧、RF電力、基体温
度などを変えてa−C(H)膜中の水素濃度の異なる感
光体を8種類作製した。 これらの試料について、a−C(H)表面層と。 バッファ層の密着性と表面層中の水素濃度との関係およ
び残留電位を調べた結果を第2表に示す。 ここでO印は密着性に優れていたことを示し、x印は劣
ることを示す。 第2表 水素濃度40原子%前後での膜の密着性の変化は極めて
急峻である。水素濃度が高いことは、密着性を増す結合
手が減少することと考えられるので好ましくない。 また、水素濃度が低いとダイヤモンド的な膜に近づくこ
とからエネルギーギャップEgが増加し残留電位が上昇
する。一方、水素濃度が高いときにはa−C(H)膜は
ポリマー状になり導電性が悪化し残留電位が増大し好ま
しくない、膜の密着性、感光体特性の残留電位の値から
みて、a−C(H)表面層中の水素濃度はlO〜40原
子%が好ましく、さらに好適には15〜36原子%であ
る。 実施例 4゜ 実施例1に準じた方法でバッファ層123までを形成し
、その上にa−C(H)表面層130を形成するにあた
って、成膜時間を変えて膜厚の異なる表面層とした感光
体を6種類製作した。これらの試料について、感光体特
性、耐湿性を調べた結果を第3表に示す。 第3表 残留電位は大きい程S/N比が低下するので小さい方が
好ましい、感度は半減衰露光量で示してあり、光量(l
ux−sec)が小さい程感度は高くなり好ましい、耐
湿性は温度35℃、相対湿度85%の雰囲気中での画像
複写により判定した結果であり、○印は良好な画像かえ
られたことを示し、×印は画像不良が生じたことを示す
。 以上の結果から、a−C(H)表面層の膜厚はo、oo
sμ1以上1μm以下が適している。 実施例 5゜ 感光体の表面層として、a s 1l−X CX
(H)(0<X<1)が知られている。そこでa−C(
H)表面層にStを禾加17た温合の取専汰の1−1−
ついて調べた。実施例1の試料lをSi無添加の試料l
とした0次にバッファ層123までは実施例1の方法に
準じて形成し、Stを含むa−C(H)表面層を例えば
次の様な条件で形成する。 C* Hb(100%) 流量 20cc
/分S i H*(100%) 流量
2cc/分ガス圧 0.2
TorrRF電力 30
0 W基本温度 100℃
成膜時間 10分この条件
で、Stの添加量を例えばSiH4の流量を変えること
によって制御し、a−C(H)表面層へのStの添加量
の異なる感光体試料2〜4を作製した。これら4種類の
試料について組成比Si/Cと耐湿性の関係を調べた結
果を第4表に示す、耐湿性の評価は実施例4に準じ、温
度35℃。 相対湿度85%の雰囲気における画像複写で行った。 Δ印は若干の画像不良が発生したことを示す。 第4表 感光体の耐湿性上最表面層にsiを含有することは好ま
しくなく、純粋なCが望ましいが若干の不純物の存在は
さしつかえない、考えられる不純物としてはB、AI、
Si、P、As、C1,F。 p’ 6.N i、71.Mn、Mgなどである。 実施例 6゜ 実施例1に準じた方法で、光導電層122までを形成し
、その上にバッファ層123を設けることなしに直接a
−C(H)表面層を形成した。 a−C(H)膜の形成に際し、ガスの種類、ガス圧、基
体温度などを変えて、膜のエネルギーギャップEgの異
なるa−C(H)表面層を有する5種類の感光体を作製
した。膜厚は約0.2μ−とした。 この5種類の感光体について、画像テストを行ったとこ
ろ、第5表に示す結果かえられた。 第5表 ここで画像テストは温度25℃、相対湿度50%の雰囲
気における画像テストで0印は良好な鮮明な画像かえら
れたことを示し、Δ印は若干の画像不良が生じたことを
示し、X印は極端な画像不良が発生したことを示す。こ
の場合、相対湿度は50%と低いので、高EgeM域で
の画像不良は湿気によるものでなく、表面1i130と
光導電層122との間の材料的不整合によるものである
。この現象を解消するために、表面層130と光導電層
122との間にその中間の材料組成のバッファ層を設け
るのであるが、表から判るとおり、表面N130のEg
の値がEg≦2.4 eVであれば、必ずしもバッファ
71123は必要ではない。しかしながら製造上のばら
つきを考えると量産性の面からみであるいは、ためにも
、バッファ層を形成することが望ましい。
【発明の効果】
本発明によれば、a−3t系悪感光の表面に、水素をl
θ〜40原子%、より好適には15〜36原子%含有す
るa−C(H)からなる表面層を設けることにより、感
光体特性の良好な、環境汚染を受けにくい、耐湿性、耐
剛性に格段に優れた電子写真感光体をえることができる
。すなわち、a −5t系悪感光上にa−C(H)膜を
適切に設けることにより、a −Si系光導電性材料の
優れた特性−高光感度、可視光全域にわたる高い分光感
度、低疲労。 低い残留電位など−を良好に保持しながら、その上に設
けられた高純度(特にSiを含まない)で、炭素と合目
的的に結合した適当量の水素を含有したa−C(H)膜
の保護膜としての機能−オシン。 窒素酸化物1発生期の酸素など対する耐性、特に優れた
耐湿性、耐刷性−により長期保存および繰り返し使用に
際しても劣化現象を起こさず、高温雰囲気中でも画像不
良などの特性の低下がほとんどみちれない−J@v−泳
ふ1.アの11(堂鋒嘗宇l。 ていてほとんど使用環境に制約を受けない、耐久性、耐
剛性、耐湿性に優れた電子写真感光体をえることができ
る。これによりいわゆる感光体の寿命が大幅にのびるこ
とになり、それを装着した複写機のメンテナンスが容易
になり、えられる効果は極めて大きい。
θ〜40原子%、より好適には15〜36原子%含有す
るa−C(H)からなる表面層を設けることにより、感
光体特性の良好な、環境汚染を受けにくい、耐湿性、耐
剛性に格段に優れた電子写真感光体をえることができる
。すなわち、a −5t系悪感光上にa−C(H)膜を
適切に設けることにより、a −Si系光導電性材料の
優れた特性−高光感度、可視光全域にわたる高い分光感
度、低疲労。 低い残留電位など−を良好に保持しながら、その上に設
けられた高純度(特にSiを含まない)で、炭素と合目
的的に結合した適当量の水素を含有したa−C(H)膜
の保護膜としての機能−オシン。 窒素酸化物1発生期の酸素など対する耐性、特に優れた
耐湿性、耐刷性−により長期保存および繰り返し使用に
際しても劣化現象を起こさず、高温雰囲気中でも画像不
良などの特性の低下がほとんどみちれない−J@v−泳
ふ1.アの11(堂鋒嘗宇l。 ていてほとんど使用環境に制約を受けない、耐久性、耐
剛性、耐湿性に優れた電子写真感光体をえることができ
る。これによりいわゆる感光体の寿命が大幅にのびるこ
とになり、それを装着した複写機のメンテナンスが容易
になり、えられる効果は極めて大きい。
第1図は本発明の感光体の概念的断面図、第2図は本発
明の感光体を製造可能な装置の一例の概念的系統図、第
3図は本発明の表面層を形成すa−C(H)膜の一例の
赤外線吸収スペクトル図。 110:導電性基体、120:感光層、121ニブロッ
キング層、122:光導電層123:バッファ層、13
08表面層。 第1図 第2図 ヲ友1(c−一“つ 第3図
明の感光体を製造可能な装置の一例の概念的系統図、第
3図は本発明の表面層を形成すa−C(H)膜の一例の
赤外線吸収スペクトル図。 110:導電性基体、120:感光層、121ニブロッ
キング層、122:光導電層123:バッファ層、13
08表面層。 第1図 第2図 ヲ友1(c−一“つ 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)導電性基体上に形成されたアモルファスシリコン系
の感光層と該感光層上に形成された表面層からなる電子
写真感光体において、前記表面層が水素を10〜40原
子%含有する水素化アモルファス炭素からなることを特
徴とする電子写真感光体。 2)特許請求の範囲第1項記載の感光体において、表面
層が水素を15〜36原子%含有する水素化アモルファ
ス炭素からなることを特徴とする電子写真感光体。 3)特許請求の範囲第1項記載の感光体の表面層を形成
する水素化アモルファス炭素の赤外線吸収スペクトルに
おいて、2920cm^−^1における吸収係数α_1
と2960cm^−^1における吸収係数α_2の比α
_2/α_1の値が0.8以上であることを特徴とする
電子写真感光体。 4)特許請求の範囲第1項記載の感光体において、表面
層の膜厚が0.005μm以上1.0μm以下であるこ
とを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116485A JPS61219961A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 電子写真感光体 |
| DE19863610076 DE3610076A1 (de) | 1985-03-26 | 1986-03-25 | Elektrofotografisches lichtempfindliches element |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116485A JPS61219961A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219961A true JPS61219961A (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=13163226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116485A Pending JPS61219961A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61219961A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
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- 1985-03-26 JP JP6116485A patent/JPS61219961A/ja active Pending
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