JPS6122452B2 - - Google Patents
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- JPS6122452B2 JPS6122452B2 JP56056689A JP5668981A JPS6122452B2 JP S6122452 B2 JPS6122452 B2 JP S6122452B2 JP 56056689 A JP56056689 A JP 56056689A JP 5668981 A JP5668981 A JP 5668981A JP S6122452 B2 JPS6122452 B2 JP S6122452B2
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Landscapes
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子部品の外装方法に関し、特に固体
電解コンデンサにおける外部リード部材への樹脂
材の這い上り付着を軽減させることを目的とする
ものである。
電解コンデンサにおける外部リード部材への樹脂
材の這い上り付着を軽減させることを目的とする
ものである。
一般にこの種固体電解コンデンサは例えば第1
図に示すように、タンタル、ニオブ、アルミニウ
ムなどのように弁作用を有する金属粉未を円柱状
に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメント
Aに予め弁作用を有する金属線を陽極リードBと
して植立し、この陽極リードBの導部分に第1の
外部リード部材Cを溶接すると共に、第2の外部
リード部材DをコンデンサエレメントAの周面に
形成された電極引出し層Eに半田付けし、然る
後、コンデンサエレメントAを含む主要部分を樹
脂材Fにて被覆して構成されている。
図に示すように、タンタル、ニオブ、アルミニウ
ムなどのように弁作用を有する金属粉未を円柱状
に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメント
Aに予め弁作用を有する金属線を陽極リードBと
して植立し、この陽極リードBの導部分に第1の
外部リード部材Cを溶接すると共に、第2の外部
リード部材DをコンデンサエレメントAの周面に
形成された電極引出し層Eに半田付けし、然る
後、コンデンサエレメントAを含む主要部分を樹
脂材Fにて被覆して構成されている。
ところで、コンデンサエレメントAの樹脂材F
による被覆は例えば第2図に示すように浸漬法に
よつて行われている。即ち、まず、同図aに示す
ように、コンデンサエレメントAをチクソトロピ
ツク性を有する樹脂材F′に、それが完全に浸漬
されるようなレベルにまで浸漬する。通常、この
樹脂材F′は粘度が例えば20000CPS以上と高く設
定されている関係で、浸漬直後においては樹脂材
F′のコンデンサエレメントAに対する濡れ性が
悪く、それの頂面部には樹脂材F′が被着されな
い。
による被覆は例えば第2図に示すように浸漬法に
よつて行われている。即ち、まず、同図aに示す
ように、コンデンサエレメントAをチクソトロピ
ツク性を有する樹脂材F′に、それが完全に浸漬
されるようなレベルにまで浸漬する。通常、この
樹脂材F′は粘度が例えば20000CPS以上と高く設
定されている関係で、浸漬直後においては樹脂材
F′のコンデンサエレメントAに対する濡れ性が
悪く、それの頂面部には樹脂材F′が被着されな
い。
従つて、引続いて同図bに示すように、コンデ
ンサエレメントAの浸漬レベルをさらに深くす
る。すると、コンデンサエレメントAの全周面は
樹脂材F′によつて完全に被覆される。そして、
コンデンサエレメントAを引上げ加熱処理するこ
とによつて外装を完了する。
ンサエレメントAの浸漬レベルをさらに深くす
る。すると、コンデンサエレメントAの全周面は
樹脂材F′によつて完全に被覆される。そして、
コンデンサエレメントAを引上げ加熱処理するこ
とによつて外装を完了する。
しかし乍ら、樹脂材F′よりコンデンサエレメ
ントAを引上げる際に、コンデンサエレメントA
の樹脂材F′への浸漬レベルが必要以上に深いこ
とと第1,第2の外部リード部材C,D間に存在
する樹脂材F′が垂れ下ることのために、第1,
第2の外部リード部材C,Dには樹脂材F′が這
い上つたように薄く被着されることになり、外観
特性が著しく損なわれる。のみならず、第3図に
示すように、プリント板Hに実装する際に、這い
上り樹脂材Gがプリント板Hの裏面にまで突出し
てしまうために、第1,第2の外部リード部材
C,Dととプリント導体との半田付けの確実性を
も損なわれる。
ントAを引上げる際に、コンデンサエレメントA
の樹脂材F′への浸漬レベルが必要以上に深いこ
とと第1,第2の外部リード部材C,D間に存在
する樹脂材F′が垂れ下ることのために、第1,
第2の外部リード部材C,Dには樹脂材F′が這
い上つたように薄く被着されることになり、外観
特性が著しく損なわれる。のみならず、第3図に
示すように、プリント板Hに実装する際に、這い
上り樹脂材Gがプリント板Hの裏面にまで突出し
てしまうために、第1,第2の外部リード部材
C,Dととプリント導体との半田付けの確実性を
も損なわれる。
かといつて、第2図aに示すように、コンデン
サエレメントAの樹脂材F′への浸漬時間を充分
に長くすれば、樹脂材F′の液面は徐々に上昇
し、ついには図示点線位置まで復帰する。従つ
て、この時点においてコンデンサエレメントAを
引上げれば、第1,第2の外部リード部材C,D
に対する樹脂材F′の這い上りを実用上支障のな
い程度に抑えることができ、上述のプリント板H
への実装時における問題を完全に解決できるもの
であるが、作業性が著しく低下するという欠点が
あり、未だ実用化されるに至つていない。
サエレメントAの樹脂材F′への浸漬時間を充分
に長くすれば、樹脂材F′の液面は徐々に上昇
し、ついには図示点線位置まで復帰する。従つ
て、この時点においてコンデンサエレメントAを
引上げれば、第1,第2の外部リード部材C,D
に対する樹脂材F′の這い上りを実用上支障のな
い程度に抑えることができ、上述のプリント板H
への実装時における問題を完全に解決できるもの
であるが、作業性が著しく低下するという欠点が
あり、未だ実用化されるに至つていない。
従つて、従来においては種々の解決法が提案さ
れている。例えば特開昭55−145328号公報には同
一方向に延びる複数の外部リード部材を具えた部
品本体を樹脂材にて浸漬外装するに先立つて、ワ
ツクス、ステアリン酸、パラフインなどで代表さ
れる鎖状炭火水素もしくは高級脂肪酸を溶解させ
た塩素系炭化水素溶液中に部品本体を、外部リー
ド部材が浸漬されるように浸漬することにより、
部品本体及び外部リード部材に鎖状炭化水素もし
くは高級脂肪の被膜を形成し、次いで、部品本体
をトリクロルエチレン、トリクロルエタンなどの
溶剤に、外部リード部材の所望部分が浸漬されな
いように浸漬することにより、不所望部分の被膜
を除去するようにした電子部品の外装方法が開示
されている。
れている。例えば特開昭55−145328号公報には同
一方向に延びる複数の外部リード部材を具えた部
品本体を樹脂材にて浸漬外装するに先立つて、ワ
ツクス、ステアリン酸、パラフインなどで代表さ
れる鎖状炭火水素もしくは高級脂肪酸を溶解させ
た塩素系炭化水素溶液中に部品本体を、外部リー
ド部材が浸漬されるように浸漬することにより、
部品本体及び外部リード部材に鎖状炭化水素もし
くは高級脂肪の被膜を形成し、次いで、部品本体
をトリクロルエチレン、トリクロルエタンなどの
溶剤に、外部リード部材の所望部分が浸漬されな
いように浸漬することにより、不所望部分の被膜
を除去するようにした電子部品の外装方法が開示
されている。
この方法によれば、部品本体の樹脂材への浸漬
レベルを第2図bに示すように深くしても、、引
上げ状態においては外部リード部材の所望部分に
は鎖状炭火水素もしくは高級脂肪酸の被膜が形成
されている関係で、樹脂材がはじかれて不所望な
這い上り付着を効果的に抑制するとができる。
レベルを第2図bに示すように深くしても、、引
上げ状態においては外部リード部材の所望部分に
は鎖状炭火水素もしくは高級脂肪酸の被膜が形成
されている関係で、樹脂材がはじかれて不所望な
這い上り付着を効果的に抑制するとができる。
ところで、この方法を例えば上述の固体電解コ
ンデンサに適用した場合には第1,第2の外部リ
ード部材C,Dへの樹脂材Fの這い上り付着を効
果的に抑制することができるものの、樹脂材Fの
表面には多数のピンホールが形成され、外観特性
が著しく損なわれるという問題が生ずる。
ンデンサに適用した場合には第1,第2の外部リ
ード部材C,Dへの樹脂材Fの這い上り付着を効
果的に抑制することができるものの、樹脂材Fの
表面には多数のピンホールが形成され、外観特性
が著しく損なわれるという問題が生ずる。
この点について詳述すれば、コンデンサエレメ
ントAは多孔質に構成されているので、鎖状炭化
水素もしくは高級脂肪酸を溶解させた塩素系炭化
水素溶液に浸漬させると、その溶液はコンデンサ
エレメントAの深層部における空孔部にまで含浸
される。しかし乍ら、コンデンサエレメントAの
表層部に含浸された溶液はコンデンサエレメント
Aを溶剤に短時間浸漬するだけで容易に除去でき
るものの、深層部のものは短時間で容易に除去す
ることはできない。従つて、ピンホールの発生防
止の目的で含浸剤を含浸させても、深層部には残
在する被膜の撥水作用のために充分に含浸させる
ことができない。このために、深層部の空孔部に
包蔵されている空気が樹脂材Fの加熱硬化時に熱
膨脹し、樹脂材Fを貫通して外部に放出されるこ
とによつて多数のピンホールが形成されるものと
考えられる。
ントAは多孔質に構成されているので、鎖状炭化
水素もしくは高級脂肪酸を溶解させた塩素系炭化
水素溶液に浸漬させると、その溶液はコンデンサ
エレメントAの深層部における空孔部にまで含浸
される。しかし乍ら、コンデンサエレメントAの
表層部に含浸された溶液はコンデンサエレメント
Aを溶剤に短時間浸漬するだけで容易に除去でき
るものの、深層部のものは短時間で容易に除去す
ることはできない。従つて、ピンホールの発生防
止の目的で含浸剤を含浸させても、深層部には残
在する被膜の撥水作用のために充分に含浸させる
ことができない。このために、深層部の空孔部に
包蔵されている空気が樹脂材Fの加熱硬化時に熱
膨脹し、樹脂材Fを貫通して外部に放出されるこ
とによつて多数のピンホールが形成されるものと
考えられる。
かといつて、コンデンサエレメントAを溶剤に
長時間浸漬しておけば、やがて深層部の溶液を除
去できるものの、作業能率が著しく低下すること
になり、量産工程への適用は極めて困難である。
長時間浸漬しておけば、やがて深層部の溶液を除
去できるものの、作業能率が著しく低下すること
になり、量産工程への適用は極めて困難である。
本発明はこのような点に鑑み、外部リード部材
への樹脂材の這い上り付着は勿論のこと、樹脂材
へのピンホールの発生をも効果的に改善できる電
子部品の外装方法を提供するもので、以下固体電
解コンデンサへの適用例について第4図〜第8図
を参照して説明する。
への樹脂材の這い上り付着は勿論のこと、樹脂材
へのピンホールの発生をも効果的に改善できる電
子部品の外装方法を提供するもので、以下固体電
解コンデンサへの適用例について第4図〜第8図
を参照して説明する。
まず、第4図に示すように、弁作用を有する金
属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデ
ンサエレメント(部品本体)1に予め弁作用を有
する金属細線を陽極リード2として植立し、この
陽極リード2の導出部分2aにL形に形成された
第1の外部リード部材3を、屈曲部3aが交叉さ
れるよう溶接する。そして、ストレート状に形成
された第2の外部リード部材4の一端4aを、コ
ンデンサエレメント1の周面に酸化層、半導体
層、グラフアイト層を介して形成された電極引出
し層5に半田付けする。尚、第1,第2の外部リ
ード部材3,4は同一方向に導出されている。次
に、コンデンサエレメント1を撥水性部材に、第
1,第2の外部リード部材3,4の、後述するチ
クソトロピツク性を有する樹脂材に対する浸漬レ
ベルより深いレベルとなるように浸漬し、引上げ
ることにより、コンデンサエレメント1及び第
1,第2の外部リード部材3,4には第5図に示
すように、撥水性被膜6が形成される。次に、コ
ンデンサエレメント1を撥水性部材(撥水性被膜
6)に対し相溶性を有する低粘度の含浸剤に、第
1,第2の外部リード部材3,4の所望部分に形
成された撥水性被膜6が浸漬されないように浸漬
する。すると、含浸剤はコンデンサエレメント1
の空孔部に、同部分に形成されている撥水性被膜
6に撥水作用があるにも拘わらず、それぞれの相
溶作用によつて、確実に含浸される。そして、引
上げ後、加熱処理することにより、コンデンサエ
レメント1ないし撥水性被膜6の表面には第6図
に示すように含浸層7が形成される。次に、第7
図に示すように、このコンデンサエレメント1を
チクソトロピツク性を有する樹脂材8′に、第
1,第2の外部リード部材3,4における撥水性
被膜6の上端が液面より若干突出する程度に充分
に深く浸漬する。すると、コンデンサエレメント
1の全周面には樹脂材8′が短時間で濡れるので
あるが、第1,第2の外部リード部材3,4の液
面近傍では樹脂材8′がはじいた状態となる。次
に、コンデンサエレメント1を樹脂材8′より引
上げると、第1,第2の外部リード部材3,4間
に存在する樹脂材8′は垂れ下がると同時に、第
1,第2の外部リード部材3,4に接触している
樹脂材8′も同様に垂れる。然る後、加熱処理す
ることにより、第8図に示すように、樹脂材によ
る被覆層8が形成され、外装を完了する。
属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデ
ンサエレメント(部品本体)1に予め弁作用を有
する金属細線を陽極リード2として植立し、この
陽極リード2の導出部分2aにL形に形成された
第1の外部リード部材3を、屈曲部3aが交叉さ
れるよう溶接する。そして、ストレート状に形成
された第2の外部リード部材4の一端4aを、コ
ンデンサエレメント1の周面に酸化層、半導体
層、グラフアイト層を介して形成された電極引出
し層5に半田付けする。尚、第1,第2の外部リ
ード部材3,4は同一方向に導出されている。次
に、コンデンサエレメント1を撥水性部材に、第
1,第2の外部リード部材3,4の、後述するチ
クソトロピツク性を有する樹脂材に対する浸漬レ
ベルより深いレベルとなるように浸漬し、引上げ
ることにより、コンデンサエレメント1及び第
1,第2の外部リード部材3,4には第5図に示
すように、撥水性被膜6が形成される。次に、コ
ンデンサエレメント1を撥水性部材(撥水性被膜
6)に対し相溶性を有する低粘度の含浸剤に、第
1,第2の外部リード部材3,4の所望部分に形
成された撥水性被膜6が浸漬されないように浸漬
する。すると、含浸剤はコンデンサエレメント1
の空孔部に、同部分に形成されている撥水性被膜
6に撥水作用があるにも拘わらず、それぞれの相
溶作用によつて、確実に含浸される。そして、引
上げ後、加熱処理することにより、コンデンサエ
レメント1ないし撥水性被膜6の表面には第6図
に示すように含浸層7が形成される。次に、第7
図に示すように、このコンデンサエレメント1を
チクソトロピツク性を有する樹脂材8′に、第
1,第2の外部リード部材3,4における撥水性
被膜6の上端が液面より若干突出する程度に充分
に深く浸漬する。すると、コンデンサエレメント
1の全周面には樹脂材8′が短時間で濡れるので
あるが、第1,第2の外部リード部材3,4の液
面近傍では樹脂材8′がはじいた状態となる。次
に、コンデンサエレメント1を樹脂材8′より引
上げると、第1,第2の外部リード部材3,4間
に存在する樹脂材8′は垂れ下がると同時に、第
1,第2の外部リード部材3,4に接触している
樹脂材8′も同様に垂れる。然る後、加熱処理す
ることにより、第8図に示すように、樹脂材によ
る被覆層8が形成され、外装を完了する。
このように第1,第2の外部リード部材3,4
の所望部分には浸漬法によつて撥水性被膜6が形
成されているので、コンデンサエレメント1を樹
脂材8′に浸漬し引上げた際に、第1,第2の外
部リード部材3,4の不所望部分(撥水性被膜形
成部分)に付着した樹脂材8′は第1,第2の外
部リード部材間に存在する樹脂材8′と共に適当
量垂れ下る。このために、第1,第2の外部リー
ド部材3,4に対する樹脂材8′の這い上り付着
をほぼ解消でき、プリント板への実装の際の、第
1,第2の外部リード部材3,4のプリント導体
に対する半田付け不良を著しく減少できる。
の所望部分には浸漬法によつて撥水性被膜6が形
成されているので、コンデンサエレメント1を樹
脂材8′に浸漬し引上げた際に、第1,第2の外
部リード部材3,4の不所望部分(撥水性被膜形
成部分)に付着した樹脂材8′は第1,第2の外
部リード部材間に存在する樹脂材8′と共に適当
量垂れ下る。このために、第1,第2の外部リー
ド部材3,4に対する樹脂材8′の這い上り付着
をほぼ解消でき、プリント板への実装の際の、第
1,第2の外部リード部材3,4のプリント導体
に対する半田付け不良を著しく減少できる。
又、第1,第2の外部リード部材3,4への撥
水性被膜6の形成は撥水性部材にコンデンサエレ
メント1と共に第1,第2の外部リード部材3,
4も浸漬することによつて行なわれており、その
上、コンデンサエレメント1の撥水性被膜6は全
く除去されることなく、そのまま使用される関係
で、従来の外装方法(例えば特開昭55−145328号
公報)に比し、作業性を著しく改善できる。
水性被膜6の形成は撥水性部材にコンデンサエレ
メント1と共に第1,第2の外部リード部材3,
4も浸漬することによつて行なわれており、その
上、コンデンサエレメント1の撥水性被膜6は全
く除去されることなく、そのまま使用される関係
で、従来の外装方法(例えば特開昭55−145328号
公報)に比し、作業性を著しく改善できる。
しかも、コンデンサエレメント1には撥水性被
膜6の形成後に、含浸剤による含浸層7が形成さ
れているのであるが、含浸剤が撥水性部材に対し
相溶性を有することもあつて、撥水性被膜6の撥
水性作用に関係なく、コンデンサエレメント1の
深層部にまで含浸剤を含浸させることができ、空
孔部に包蔵されている空気と置換させることがで
きる。このために、コンデンサエレメント1に樹
脂材による被覆層8を形成する際に、コンデンサ
エレメント1を加熱処理しても樹脂材を貫通して
外部に放出される包蔵空気は殆んどなく、従つて
ピンホールの発生もなく、優れた外観特性を得る
ことができる。
膜6の形成後に、含浸剤による含浸層7が形成さ
れているのであるが、含浸剤が撥水性部材に対し
相溶性を有することもあつて、撥水性被膜6の撥
水性作用に関係なく、コンデンサエレメント1の
深層部にまで含浸剤を含浸させることができ、空
孔部に包蔵されている空気と置換させることがで
きる。このために、コンデンサエレメント1に樹
脂材による被覆層8を形成する際に、コンデンサ
エレメント1を加熱処理しても樹脂材を貫通して
外部に放出される包蔵空気は殆んどなく、従つて
ピンホールの発生もなく、優れた外観特性を得る
ことができる。
次に具体的実施例について説明する。
実施例 1
タンタル粉末を直径が3mm、高さが4mmの円柱
状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメン
トに予め0.5φmmのタンタル線(陽極リード)を
植立し、この陽極リードの導出部分にL形に屈曲
されかつ線径が0.5φmmの第1の外部リード部材
を、コンデンサエレメント頂面部より1.5mm離隔
するように溶接すると共に、線径が0.5φmmで、
かつストレート状に形成された第2の外部リード
部材を電極引出し層に、第1の外部リード部材と
の間隔が5mmとなるように半田付けする。次に、
このコンデンサエレメントをダイキン株式会社製
の商品名ダイフリーME104(撥水性の撥水性部
材に)、第1の外部リード部材の屈曲部より5mm
離隔した上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬
し引上げる。次に、このコンデンサエレメントを
加熱処理しないで米国のNCG社製の商品名パー
マシヤイン(水溶性アクリル樹脂)に、コンデン
サエレメント頂面部の上方1.0mmの部分が浸漬レ
ベルとなるように浸漬し、内部に充分に含浸させ
る。引上げ後、85℃で1時間加熱する。然る後、
コンデンサエレメントを粘度が30000CPSでかつ
チクソトロツピツク性を有するエポキシ樹脂に、
第1の外部リード部材の屈曲部より4mm離隔した
上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬し、引上
げ後、加熱処理することによりタンタル固体電解
コンデンサを得る。
状に加圧成形し焼結してなるコンデンサエレメン
トに予め0.5φmmのタンタル線(陽極リード)を
植立し、この陽極リードの導出部分にL形に屈曲
されかつ線径が0.5φmmの第1の外部リード部材
を、コンデンサエレメント頂面部より1.5mm離隔
するように溶接すると共に、線径が0.5φmmで、
かつストレート状に形成された第2の外部リード
部材を電極引出し層に、第1の外部リード部材と
の間隔が5mmとなるように半田付けする。次に、
このコンデンサエレメントをダイキン株式会社製
の商品名ダイフリーME104(撥水性の撥水性部
材に)、第1の外部リード部材の屈曲部より5mm
離隔した上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬
し引上げる。次に、このコンデンサエレメントを
加熱処理しないで米国のNCG社製の商品名パー
マシヤイン(水溶性アクリル樹脂)に、コンデン
サエレメント頂面部の上方1.0mmの部分が浸漬レ
ベルとなるように浸漬し、内部に充分に含浸させ
る。引上げ後、85℃で1時間加熱する。然る後、
コンデンサエレメントを粘度が30000CPSでかつ
チクソトロツピツク性を有するエポキシ樹脂に、
第1の外部リード部材の屈曲部より4mm離隔した
上方部分が浸漬レベルとなるように浸漬し、引上
げ後、加熱処理することによりタンタル固体電解
コンデンサを得る。
このコンデンサにおいて、エポキシ樹脂の第
1,第2の外部リード部材への這い上り高さ(第
1,第2の外部リード部材間に存在する樹脂材の
最下位置からの高さ)は平均的に0mm(−0.3〜
+0.2mm)であり、プリント板への実装の際のト
ラブルは全く発生しなかつた。しかし乍ら、撥水
性被膜を形成しない従来例では1〜3mmの這い上
り付着が発生し、半田付け不良が発生した。
1,第2の外部リード部材への這い上り高さ(第
1,第2の外部リード部材間に存在する樹脂材の
最下位置からの高さ)は平均的に0mm(−0.3〜
+0.2mm)であり、プリント板への実装の際のト
ラブルは全く発生しなかつた。しかし乍ら、撥水
性被膜を形成しない従来例では1〜3mmの這い上
り付着が発生し、半田付け不良が発生した。
又、エポキシ樹脂による被覆層には全くピンホ
ールの発生は認められなかつた。これはダイフリ
ーとパーマシヤインとが相溶性であるために、コ
ンデンサエレメントの深層部に撥水性被膜が形成
されているにも拘わらず、パーマシヤインが充分
に含浸できたことによると考えられる。
ールの発生は認められなかつた。これはダイフリ
ーとパーマシヤインとが相溶性であるために、コ
ンデンサエレメントの深層部に撥水性被膜が形成
されているにも拘わらず、パーマシヤインが充分
に含浸できたことによると考えられる。
実施例 2
実施例1と同様のコンデンサエレメントを東レ
株式会社製の商品名トーレシリコンSH1107(油
性の撥水性部材)に、実施例1と同一条件で浸漬
し引上げた後、アメリカのヒユーソンケミカル株
式会社製の商品名VERSILOK201に実施例1と同
一条件で浸漬し引上げ後、常温加熱する。尚、
VERSILOK201は油吸収型の変形アクリル樹脂で
あり、200〜300CPSの粘度を有し、油を取り込ん
で素地との接着性を保つ性質を有している。以
下、実施例1と同様に粘度が40000CPSでかつチ
クソトロピツク性を有するエポキシ樹脂にて外装
する。
株式会社製の商品名トーレシリコンSH1107(油
性の撥水性部材)に、実施例1と同一条件で浸漬
し引上げた後、アメリカのヒユーソンケミカル株
式会社製の商品名VERSILOK201に実施例1と同
一条件で浸漬し引上げ後、常温加熱する。尚、
VERSILOK201は油吸収型の変形アクリル樹脂で
あり、200〜300CPSの粘度を有し、油を取り込ん
で素地との接着性を保つ性質を有している。以
下、実施例1と同様に粘度が40000CPSでかつチ
クソトロピツク性を有するエポキシ樹脂にて外装
する。
このコンデンサにおいて、第1,第2の外部リ
ード部材に対するエポキシ樹脂の這い上り付着は
全く認められなかつた。又、エポキシ樹脂の被覆
層におけるピンホールは若干発生が見られたが、
外観特性への影響は全くなかつた。
ード部材に対するエポキシ樹脂の這い上り付着は
全く認められなかつた。又、エポキシ樹脂の被覆
層におけるピンホールは若干発生が見られたが、
外観特性への影響は全くなかつた。
実施例 3
実施例1と同様のコンデンサエレメントを東レ
株式会社製の商品名トーレシリコンSH200(油性
の撥水性部材)に、実施例と同一条件で浸漬し引
上げた後、粘度が300CPSで、かつ油吸収型のエ
ポキシ樹脂に実施例1と同一条件で浸漬し、引上
げ後、120℃で1時間加熱する。以下実施例2と
同一条件でチクソトロピツク性を有するエポキシ
樹脂にて外装する。
株式会社製の商品名トーレシリコンSH200(油性
の撥水性部材)に、実施例と同一条件で浸漬し引
上げた後、粘度が300CPSで、かつ油吸収型のエ
ポキシ樹脂に実施例1と同一条件で浸漬し、引上
げ後、120℃で1時間加熱する。以下実施例2と
同一条件でチクソトロピツク性を有するエポキシ
樹脂にて外装する。
このコンデンサにおいて、第1,第2の外部リ
ード部材へのエポキシ樹脂の這い上り高さは平均
的に0.1mmであり、プリント板への実装の際のト
ラブルは全く発生しなかつた。又、エポキシ樹脂
による被覆層にはピンホールの発生は全く認めら
れなかつた。
ード部材へのエポキシ樹脂の這い上り高さは平均
的に0.1mmであり、プリント板への実装の際のト
ラブルは全く発生しなかつた。又、エポキシ樹脂
による被覆層にはピンホールの発生は全く認めら
れなかつた。
尚、本発明において、電子部品は固体電解コン
デンサの他、積層セラミツクコンデンサ、バリス
タ、抵抗などにも適用できる。又、含浸剤の含浸
は撥水性被膜の加熱処理に行うこともできる。さ
らには含浸工程と最終外装工程との間に適宜の補
助的な外装工程を付加することもできる。
デンサの他、積層セラミツクコンデンサ、バリス
タ、抵抗などにも適用できる。又、含浸剤の含浸
は撥水性被膜の加熱処理に行うこともできる。さ
らには含浸工程と最終外装工程との間に適宜の補
助的な外装工程を付加することもできる。
以上のように本発明によれば、簡単な方法によ
つて外部リード部材への樹脂材の這い上り付着を
実用上支障のない程度に抑制できる上、樹脂材に
よる被覆層へのピンホールの発生をも著しく減少
でき、外観特性を改善できる。
つて外部リード部材への樹脂材の這い上り付着を
実用上支障のない程度に抑制できる上、樹脂材に
よる被覆層へのピンホールの発生をも著しく減少
でき、外観特性を改善できる。
第1図は従来の固体電解コンデンサの側断面
図、第2図は外装方法を説明するための側断面
図、第3図はプリント板への実装状態を示す側断
面図、第4図〜第8図は本発明方法の説明図であ
つて、第4図はコンデンサエレメントに外部リー
ド部材を接続した状態を示す側断面図、第5図は
撥水性被膜を形成した状態を示す側断面図、第6
図は含浸層を形成した状態を示す側断面図、第7
図はコンデンサエレメントを樹脂材に浸漬した状
態を示す側断面図、第8図は外装完了状態を示す
側断面図である。 図中、1は部品本体、(コンデンサエレメン
ト)、3,4は外部リード部材、6は撥水性被
膜、7は含浸層、8′は樹脂材、8は被覆層であ
る。
図、第2図は外装方法を説明するための側断面
図、第3図はプリント板への実装状態を示す側断
面図、第4図〜第8図は本発明方法の説明図であ
つて、第4図はコンデンサエレメントに外部リー
ド部材を接続した状態を示す側断面図、第5図は
撥水性被膜を形成した状態を示す側断面図、第6
図は含浸層を形成した状態を示す側断面図、第7
図はコンデンサエレメントを樹脂材に浸漬した状
態を示す側断面図、第8図は外装完了状態を示す
側断面図である。 図中、1は部品本体、(コンデンサエレメン
ト)、3,4は外部リード部材、6は撥水性被
膜、7は含浸層、8′は樹脂材、8は被覆層であ
る。
Claims (1)
- 1 同一方向に延びる複数の外部リード部材を具
えた部品本体を撥水性部材に、外部リード部材が
浸漬されるように浸漬することにより、外部リー
ド部材の所望部分に撥水性被膜を形成する工程
と、部品本体を撥水性部材に対し相溶性を有する
含浸剤に、外部リード部材の所望部分に形成され
た撥水性被膜が浸漬されないように浸漬する工程
と、部品本体をチクソトロピツク性を有する樹脂
材に外部リード部材の撥水性被膜部分が浸漬レベ
ルとなるように浸漬することにより、部品本体を
含む主要部分を被覆する工程とを含むことを特徴
とする電子部品の外装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56056689A JPS57170516A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Method of sheathing electronic part |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56056689A JPS57170516A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Method of sheathing electronic part |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170516A JPS57170516A (en) | 1982-10-20 |
| JPS6122452B2 true JPS6122452B2 (ja) | 1986-05-31 |
Family
ID=13034406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56056689A Granted JPS57170516A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Method of sheathing electronic part |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57170516A (ja) |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP56056689A patent/JPS57170516A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170516A (en) | 1982-10-20 |
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