JPS6123826B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123826B2 JPS6123826B2 JP53011133A JP1113378A JPS6123826B2 JP S6123826 B2 JPS6123826 B2 JP S6123826B2 JP 53011133 A JP53011133 A JP 53011133A JP 1113378 A JP1113378 A JP 1113378A JP S6123826 B2 JPS6123826 B2 JP S6123826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ink
- general formula
- represented
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
本発明は筆記具用、スタンプ用、印刷用、記録
計用として好適な水性インキ組成物、更に詳しく
は蒸発を抑制し長時間大気に露出していても耐乾
燥性に優れ、かつ濃度の大なる特性を有する水性
インキ組成物に関するものである。 従来より例えば筆記具、具体的には繊維、フエ
ルト、モノフイラメント使用のペン先付筆記具、
又は万年筆の毛細管型筆記具において、その保存
中又はキヤツプを筆記具本体からはずし、ペン先
が大気中長時間露出されていてもペン先のインキ
流通路を詰まらせることなく、常にインキが円滑
に流出し筆記を極めて円滑に行わしめることが出
来るような水性インキが要望されていた。その要
望に応えるべくグリコール系溶剤、グリコールエ
ーテル系溶剤、グリコールエーテルエステル系溶
剤等の水溶性有機溶剤或いは塩化リチウム、塩化
カルシウム等の吸湿性無機化合物を水溶性染料の
水溶液に包含させ、耐乾燥性を向上せしめんとし
た水性インキが知られているが、耐乾燥性を十分
に満足するものが得られなかつた。その理由とし
ては、グリコール系溶剤は一般に高粘度、高沸点
を有するためインキの粘度が上昇し、低粘度を要
求される前記筆記具に使用した場合インキの流出
が阻害されインキ切れの原因になり、又筆跡が乾
燥しにくく筆記後の耐摩擦性も劣るなどの欠点が
あり、使用量にも限度があり耐乾燥性を十分に満
たすだけの量を添加することが出来ない。グリコ
ールエーテル系溶剤及びグリコールエーテルエス
テル系溶剤は、一般に表面張力が低いため筆跡が
滲みやすく、紙の裏面にまでインキが浸透したり
或いは表面にて滲んで明瞭な筆跡が得られないこ
と、水溶性染料に対する溶解力が低く十又な発色
が得られないこと、インキの粘度を上昇させるこ
と、臭気が強いことなどの欠点があり、前記同様
に耐乾燥性を十分に満たすだけの量を添加するこ
とが出来ない。又塩化リチウムや塩化カルシウム
は染料と反応し塩を形成し、染料の溶解度を低下
させるため高濃度のインキを調整し難く、耐乾燥
性を十分に満たすだけの量を添加することができ
ない。又筆記具用インキ以外の、例えばスタンプ
用インキ等についても未だ十分なものとはいえな
かつた。 そこで、本発明者等は叙上せる従来の問題点を
解消すべく種々研究を重ねた結果、水溶性染料の
水溶液に置換ベンセンスルホン酸モルホライド誘
導体若しくは置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド
誘導体、又はアルキルスルホニルモルホライド誘
導体若しくはアルキルスルホニルピペラジド誘導
体を配合せしめた場合、耐乾燥性の良好な、急激
な粘度上昇の生ずることのない染料の溶解度が良
好な水性インキ組成物が得られることを見出し本
発明を完成したものである。 すなわち、本発明は水溶性染料の水溶液に下記
一般式(1a)で表わされる置換ベンゼンスルホン
酸モルホライド誘導体若しくは一般式(1b)で
表わされる置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘
導体、又は一般式(a)で表わされるアルキル
スルホニルモルホライド若しくは一般式(b)
で表わされるアルキルスルホニルピペラジド誘導
体を含有している水性インキである。 一般式: 〔式中、R1は水素又はCnH2n+1(mは1〜5の整
数)で表わされるアルキル基、R2は水素、CnH2
n+1(mは1〜5の整数)で表わされるアルキル
基又はハロゲンを表わす。R3は
計用として好適な水性インキ組成物、更に詳しく
は蒸発を抑制し長時間大気に露出していても耐乾
燥性に優れ、かつ濃度の大なる特性を有する水性
インキ組成物に関するものである。 従来より例えば筆記具、具体的には繊維、フエ
ルト、モノフイラメント使用のペン先付筆記具、
又は万年筆の毛細管型筆記具において、その保存
中又はキヤツプを筆記具本体からはずし、ペン先
が大気中長時間露出されていてもペン先のインキ
流通路を詰まらせることなく、常にインキが円滑
に流出し筆記を極めて円滑に行わしめることが出
来るような水性インキが要望されていた。その要
望に応えるべくグリコール系溶剤、グリコールエ
ーテル系溶剤、グリコールエーテルエステル系溶
剤等の水溶性有機溶剤或いは塩化リチウム、塩化
カルシウム等の吸湿性無機化合物を水溶性染料の
水溶液に包含させ、耐乾燥性を向上せしめんとし
た水性インキが知られているが、耐乾燥性を十分
に満足するものが得られなかつた。その理由とし
ては、グリコール系溶剤は一般に高粘度、高沸点
を有するためインキの粘度が上昇し、低粘度を要
求される前記筆記具に使用した場合インキの流出
が阻害されインキ切れの原因になり、又筆跡が乾
燥しにくく筆記後の耐摩擦性も劣るなどの欠点が
あり、使用量にも限度があり耐乾燥性を十分に満
たすだけの量を添加することが出来ない。グリコ
ールエーテル系溶剤及びグリコールエーテルエス
テル系溶剤は、一般に表面張力が低いため筆跡が
滲みやすく、紙の裏面にまでインキが浸透したり
或いは表面にて滲んで明瞭な筆跡が得られないこ
と、水溶性染料に対する溶解力が低く十又な発色
が得られないこと、インキの粘度を上昇させるこ
と、臭気が強いことなどの欠点があり、前記同様
に耐乾燥性を十分に満たすだけの量を添加するこ
とが出来ない。又塩化リチウムや塩化カルシウム
は染料と反応し塩を形成し、染料の溶解度を低下
させるため高濃度のインキを調整し難く、耐乾燥
性を十分に満たすだけの量を添加することができ
ない。又筆記具用インキ以外の、例えばスタンプ
用インキ等についても未だ十分なものとはいえな
かつた。 そこで、本発明者等は叙上せる従来の問題点を
解消すべく種々研究を重ねた結果、水溶性染料の
水溶液に置換ベンセンスルホン酸モルホライド誘
導体若しくは置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド
誘導体、又はアルキルスルホニルモルホライド誘
導体若しくはアルキルスルホニルピペラジド誘導
体を配合せしめた場合、耐乾燥性の良好な、急激
な粘度上昇の生ずることのない染料の溶解度が良
好な水性インキ組成物が得られることを見出し本
発明を完成したものである。 すなわち、本発明は水溶性染料の水溶液に下記
一般式(1a)で表わされる置換ベンゼンスルホン
酸モルホライド誘導体若しくは一般式(1b)で
表わされる置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘
導体、又は一般式(a)で表わされるアルキル
スルホニルモルホライド若しくは一般式(b)
で表わされるアルキルスルホニルピペラジド誘導
体を含有している水性インキである。 一般式: 〔式中、R1は水素又はCnH2n+1(mは1〜5の整
数)で表わされるアルキル基、R2は水素、CnH2
n+1(mは1〜5の整数)で表わされるアルキル
基又はハロゲンを表わす。R3は
【式】(nは1〜5の整数、R4
は水素又はメチル基)を表わす。〕
一般式(1a)若しくは(a)で表わされる化
合物は置換ベンゼンスルホニルクロライド若しく
はアルキルスルホニルクロライドとモルホリンと
の反応で容易に得ることができる。又、一般式
(1b)若しくは(b)で表わされる化合物も置
換ベンゼンスルホニルクロライド若しくはアルキ
ルスルホニルクロライドとピペラジドとの反応生
成物に、例えばエチレンオキサイド或いはプロピ
レンオキサイドを付加することにより容易に得る
ことができる。 前記一般式(1a)の置換ベンゼンスルホン酸モ
ルホライド誘導体としては、ベンゼンスルホニル
モルホライド、トルエンスルホニルモルホライ
ド、イソプロピルベンゼンスルホニルモルホライ
ド、クロロトルエンスルホニルモルホライド等が
挙げられ、又一般式(a)のアルキルスルホニ
ルモルホライドとしては、、メタンスルホニルモ
ルホライド、エタンスルホニルモルホライド、プ
ロパンスルホニルモルホライド、イソプロパンモ
ルホライド等が挙げられる。一般式(1b)の置
換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘導体として
は、ベンゼンスルホニルピペラジド、トルエンス
ルホニルピペラジド、イソプロピルベンゼンピペ
ラジド、クロロトルエンピペラジド等とエチレン
オキサイド或いはプロピレンオキサイドとの付加
生成物が挙げられ、又一般式(b)のアルキル
スルホニルピペラジド誘導体としては、メタンス
ルホニルピペラジド、エタンスルホニルピペラジ
ド、プロパンスルホピペラジド、イソプロパンス
ルホピペラジド等とエチレンオキサイド或いはプ
ロピレンオキサイドとの付加生成物が挙げられ
る。 次に本発明の水性インキ組成物の各成分につい
て更に詳細に説明する。 水溶性染料としては、水溶性の酸性染料、直接
染料或いは塩基性染料等のほとんどの染料が使用
可能であるが、具体例を挙げれば、酸性染料とし
てはアイゼンエオシンGH(C.I.45380)、ウオー
ターブラツク#21(C.I.15985、42090、42745の
混合染料)、ニグロシンNBconc(C.I.50420)、ウ
オーターブルー#9(C.I.42090)ウオーターピ
ンク#2(C.I.45410)、カヤクタートラジン(C.
I.19140)等があり、直接染料としてはウオータ
ーブラツク#100(C.I.35255)、ダイレクトデイ
ープブラツクXA(住友化学社製)、ダイレクトデ
イープブラツクEX(C.I.35225)、ダイレクトフ
アーストブラツクconc(C.I.27720)等があり、
塩基性染料としてはビクトリアブルーF4B(C.
I.42563)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、メ
チルバイオレツトFN(C.I.42535)、ローダミン
6GCP(C.I.45160)等があり、これらの単独或い
は他の水溶性染料との組合せにより使用される。
而して水溶性染料の使用量は、その目的に応じ
種々変更されるが、例えば筆記具用インキとして
使用せる場合インキ組成物の0.5〜30重量%使用
せる時が好適な結果が得られる。 一般式(1a)若しくは(1b)で表わされる置
換ベンゼンスルホン酸モルホライド誘導体若しく
は置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘導体、又
は一般式(a)若しくは(b)で表わされる
アルキルスルホニルモルホライド若しくはアルキ
ルスルホニルピペラジド誘導体の使用量は、その
目的に応じ種々変更されるが、例えば筆記具用イ
ンキとして使用せる場合、インキ組成物の5〜70
重量%使用せる時が好適な結果が得られる。 染料の溶解度が高められると共に吸湿性が良好
であり、且つ常温でインキ中の染料が凝固するよ
うなこともなく、長時間キヤツプを取り外して大
気中に放置してもペン先部のインキが蒸発しない
耐乾燥性に優れたインキ組成物が得られる。酸
性、直接、塩基性の全ての染料の溶解度を高める
ことができ、特に従来溶解性が悪くあまり使用さ
れなかつた直接染料をも可能ならしめるので、直
接染料の使用により耐水性、耐乾燥性に良好なイ
ンキ組成物が得られる。 叙上の如く、本発明は水溶性染料の水溶液に一
般式(1a)若しくは(1b)、又は(a)若しく
は(b)で表わされる化合物を添加配合するこ
とによつて耐乾燥性を大きく向上させたものであ
るが、必要に応じてグリコール系、グリコールエ
ーテル系グリコール、エーテルエステル系、ジメ
チルオキサイド、2−ピロリドン、N−メチル−
2−ピロリドンなどの溶剤、さらに防腐剤などを
適宜選択して使用することもできる。 以下、本発明の実施例を挙げ筆記具用インキに
ついて説明する。尚、実施例中単に部とあるのは
重量部を示す。 実施例 1 アイゼンエオシンGH(C.I.45380、保土谷化学工
業社製) 4.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(防腐剤)
1.0〃 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルモルホライド(又はメタンス
ルホニルモルホライド) 25.0〃 水 50.0〃 上記の成分中エチレングリコール、水をまず混
合し、次いで残りの成分を該混合溶液中に混合し
約1時間40〜50℃に加温しながら撹拌してインキ
とする。このインキは良好な色強度を有し、筆写
用紙上へののりの特性もよく筆写用紙に用いた時
しみ通つたり、にじんだりしない。また、このイ
ンキの耐乾燥性は温度20℃湿度65%の条件にて繊
維、フエルト、モノフイラメント使用の多孔性又
は毛細管先端部を有する筆記具から、キヤツプを
はずしておいたまま10日間放置しておいてもペン
先が乾燥せず筆記が可能であつた。尚、この配合
からベンゼンスルホニルモルホライド又はメタン
スルホニルモルホライドを除き、その量だけ水を
追加したインキは同条件にて約1日間で乾燥して
しまつた。 実施例 2 ウオーターブラツク#21(C.I.15985、42090、
42745の混合染料、オリエント化学工業社製)
6.5部 ニグロシンNBconc(C.I.50420、 住友化学工業社製) 1.0〃 ホルマリン(防腐剤) 1.0部 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルβ−ヒドロキシエチルピペラ
ジド(又はメタンスルホニルβ−ヒドロキシエチ
ルピペラジド) 20.0〃 水 51.5〃 上記インキは良好な筆写特性を有し、実施例1
と同条件にてキヤツプをはずしておいて10日間放
置しておいてもペン先が乾燥せず、筆記が可能で
あつた。なお、この配合からベンゼンスルホニル
β−ヒドロキシエチルピペラジド又はメタンスル
ホニルβ−ヒドロキシエチルピペラジドを除き、
その量だけ水を追加したインキは同条件にて約1
日で乾燐してしまつた。 実施例 3 ウオーターブラツク#100(C.I.35255、オリエン
ト化学工業社製) 6.5部 ペンタクロロフエノールナトリウム(防腐剤)
1.0〃 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルβ−ヒドロキシ イソプロピルピペラジド又はメタン スルホニルβ−ヒドロキシイソプロピル ピペラジド 15.0〃 水 57.5〃 上記インキは良好な筆写特性を有し、実施例1
と同条件にてキヤツプをはずしておいて10日間放
置しておいてもペン先が乾燥せず、筆記が可能で
あつた。尚、この配合からベンゼンスルホニルβ
−ヒドロキシイソプロピルピペラジド又はメタン
スルホニルβ−ヒドロキシイソプロピルピペラジ
ドを除き、その量だけ水を追加したインキは同条
件にて約1日で乾燥してしまつた。 以上、本発明は筆記具の水性インキ組成物につ
いて主に説明したが、スタンプ用、印刷用、記録
計用等の水性インキ組成物としても適用できるも
のである。
合物は置換ベンゼンスルホニルクロライド若しく
はアルキルスルホニルクロライドとモルホリンと
の反応で容易に得ることができる。又、一般式
(1b)若しくは(b)で表わされる化合物も置
換ベンゼンスルホニルクロライド若しくはアルキ
ルスルホニルクロライドとピペラジドとの反応生
成物に、例えばエチレンオキサイド或いはプロピ
レンオキサイドを付加することにより容易に得る
ことができる。 前記一般式(1a)の置換ベンゼンスルホン酸モ
ルホライド誘導体としては、ベンゼンスルホニル
モルホライド、トルエンスルホニルモルホライ
ド、イソプロピルベンゼンスルホニルモルホライ
ド、クロロトルエンスルホニルモルホライド等が
挙げられ、又一般式(a)のアルキルスルホニ
ルモルホライドとしては、、メタンスルホニルモ
ルホライド、エタンスルホニルモルホライド、プ
ロパンスルホニルモルホライド、イソプロパンモ
ルホライド等が挙げられる。一般式(1b)の置
換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘導体として
は、ベンゼンスルホニルピペラジド、トルエンス
ルホニルピペラジド、イソプロピルベンゼンピペ
ラジド、クロロトルエンピペラジド等とエチレン
オキサイド或いはプロピレンオキサイドとの付加
生成物が挙げられ、又一般式(b)のアルキル
スルホニルピペラジド誘導体としては、メタンス
ルホニルピペラジド、エタンスルホニルピペラジ
ド、プロパンスルホピペラジド、イソプロパンス
ルホピペラジド等とエチレンオキサイド或いはプ
ロピレンオキサイドとの付加生成物が挙げられ
る。 次に本発明の水性インキ組成物の各成分につい
て更に詳細に説明する。 水溶性染料としては、水溶性の酸性染料、直接
染料或いは塩基性染料等のほとんどの染料が使用
可能であるが、具体例を挙げれば、酸性染料とし
てはアイゼンエオシンGH(C.I.45380)、ウオー
ターブラツク#21(C.I.15985、42090、42745の
混合染料)、ニグロシンNBconc(C.I.50420)、ウ
オーターブルー#9(C.I.42090)ウオーターピ
ンク#2(C.I.45410)、カヤクタートラジン(C.
I.19140)等があり、直接染料としてはウオータ
ーブラツク#100(C.I.35255)、ダイレクトデイ
ープブラツクXA(住友化学社製)、ダイレクトデ
イープブラツクEX(C.I.35225)、ダイレクトフ
アーストブラツクconc(C.I.27720)等があり、
塩基性染料としてはビクトリアブルーF4B(C.
I.42563)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、メ
チルバイオレツトFN(C.I.42535)、ローダミン
6GCP(C.I.45160)等があり、これらの単独或い
は他の水溶性染料との組合せにより使用される。
而して水溶性染料の使用量は、その目的に応じ
種々変更されるが、例えば筆記具用インキとして
使用せる場合インキ組成物の0.5〜30重量%使用
せる時が好適な結果が得られる。 一般式(1a)若しくは(1b)で表わされる置
換ベンゼンスルホン酸モルホライド誘導体若しく
は置換ベンゼンスルホン酸ピペラジド誘導体、又
は一般式(a)若しくは(b)で表わされる
アルキルスルホニルモルホライド若しくはアルキ
ルスルホニルピペラジド誘導体の使用量は、その
目的に応じ種々変更されるが、例えば筆記具用イ
ンキとして使用せる場合、インキ組成物の5〜70
重量%使用せる時が好適な結果が得られる。 染料の溶解度が高められると共に吸湿性が良好
であり、且つ常温でインキ中の染料が凝固するよ
うなこともなく、長時間キヤツプを取り外して大
気中に放置してもペン先部のインキが蒸発しない
耐乾燥性に優れたインキ組成物が得られる。酸
性、直接、塩基性の全ての染料の溶解度を高める
ことができ、特に従来溶解性が悪くあまり使用さ
れなかつた直接染料をも可能ならしめるので、直
接染料の使用により耐水性、耐乾燥性に良好なイ
ンキ組成物が得られる。 叙上の如く、本発明は水溶性染料の水溶液に一
般式(1a)若しくは(1b)、又は(a)若しく
は(b)で表わされる化合物を添加配合するこ
とによつて耐乾燥性を大きく向上させたものであ
るが、必要に応じてグリコール系、グリコールエ
ーテル系グリコール、エーテルエステル系、ジメ
チルオキサイド、2−ピロリドン、N−メチル−
2−ピロリドンなどの溶剤、さらに防腐剤などを
適宜選択して使用することもできる。 以下、本発明の実施例を挙げ筆記具用インキに
ついて説明する。尚、実施例中単に部とあるのは
重量部を示す。 実施例 1 アイゼンエオシンGH(C.I.45380、保土谷化学工
業社製) 4.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(防腐剤)
1.0〃 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルモルホライド(又はメタンス
ルホニルモルホライド) 25.0〃 水 50.0〃 上記の成分中エチレングリコール、水をまず混
合し、次いで残りの成分を該混合溶液中に混合し
約1時間40〜50℃に加温しながら撹拌してインキ
とする。このインキは良好な色強度を有し、筆写
用紙上へののりの特性もよく筆写用紙に用いた時
しみ通つたり、にじんだりしない。また、このイ
ンキの耐乾燥性は温度20℃湿度65%の条件にて繊
維、フエルト、モノフイラメント使用の多孔性又
は毛細管先端部を有する筆記具から、キヤツプを
はずしておいたまま10日間放置しておいてもペン
先が乾燥せず筆記が可能であつた。尚、この配合
からベンゼンスルホニルモルホライド又はメタン
スルホニルモルホライドを除き、その量だけ水を
追加したインキは同条件にて約1日間で乾燥して
しまつた。 実施例 2 ウオーターブラツク#21(C.I.15985、42090、
42745の混合染料、オリエント化学工業社製)
6.5部 ニグロシンNBconc(C.I.50420、 住友化学工業社製) 1.0〃 ホルマリン(防腐剤) 1.0部 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルβ−ヒドロキシエチルピペラ
ジド(又はメタンスルホニルβ−ヒドロキシエチ
ルピペラジド) 20.0〃 水 51.5〃 上記インキは良好な筆写特性を有し、実施例1
と同条件にてキヤツプをはずしておいて10日間放
置しておいてもペン先が乾燥せず、筆記が可能で
あつた。なお、この配合からベンゼンスルホニル
β−ヒドロキシエチルピペラジド又はメタンスル
ホニルβ−ヒドロキシエチルピペラジドを除き、
その量だけ水を追加したインキは同条件にて約1
日で乾燐してしまつた。 実施例 3 ウオーターブラツク#100(C.I.35255、オリエン
ト化学工業社製) 6.5部 ペンタクロロフエノールナトリウム(防腐剤)
1.0〃 エチレングリコール 20.0〃 ベンゼンスルホニルβ−ヒドロキシ イソプロピルピペラジド又はメタン スルホニルβ−ヒドロキシイソプロピル ピペラジド 15.0〃 水 57.5〃 上記インキは良好な筆写特性を有し、実施例1
と同条件にてキヤツプをはずしておいて10日間放
置しておいてもペン先が乾燥せず、筆記が可能で
あつた。尚、この配合からベンゼンスルホニルβ
−ヒドロキシイソプロピルピペラジド又はメタン
スルホニルβ−ヒドロキシイソプロピルピペラジ
ドを除き、その量だけ水を追加したインキは同条
件にて約1日で乾燥してしまつた。 以上、本発明は筆記具の水性インキ組成物につ
いて主に説明したが、スタンプ用、印刷用、記録
計用等の水性インキ組成物としても適用できるも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(1a)で表わされる置換ベンゼン
スルホン酸モルホライド誘導体、若しくは一般式
(1b)で表わされる置換ベンゼンスルホン酸ピペ
ラジド誘導体、又は一般式(a)で表わされる
アルキルスルホニルモルホライド、若しくは一般
式(b)で表わされるアルキルスルホニルピペ
ラジド誘導体を含有していることを特徴とする水
性インキ組成物。 〔式中、R1は水素又はCnH2n+1(mは1〜5の整
数)で表わされるアルキル基、R2は水素、CnH2
n+1(mは1〜5の整数)で表わされるアルキル
基又はハロゲンを表わす。R3は
【式】(nは1〜5の整数、R4 は水素又はメチル基)を表わす。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1113378A JPS54104931A (en) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | Aqueous ink |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1113378A JPS54104931A (en) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | Aqueous ink |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54104931A JPS54104931A (en) | 1979-08-17 |
| JPS6123826B2 true JPS6123826B2 (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=11769511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1113378A Granted JPS54104931A (en) | 1978-02-03 | 1978-02-03 | Aqueous ink |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54104931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH063127U (ja) * | 1992-06-24 | 1994-01-18 | 祐子 佐藤 | リュックサック |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IE54109B1 (en) * | 1982-02-10 | 1989-06-21 | Boots Celltech Diagnostics | Assay |
| EP1866298A2 (en) * | 2005-03-31 | 2007-12-19 | Takeda San Diego, Inc. | Hydroxysteroid dehydrogenase inhibitors |
-
1978
- 1978-02-03 JP JP1113378A patent/JPS54104931A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH063127U (ja) * | 1992-06-24 | 1994-01-18 | 祐子 佐藤 | リュックサック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54104931A (en) | 1979-08-17 |
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