JPS6127370B2 - - Google Patents
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- JPS6127370B2 JPS6127370B2 JP53072946A JP7294678A JPS6127370B2 JP S6127370 B2 JPS6127370 B2 JP S6127370B2 JP 53072946 A JP53072946 A JP 53072946A JP 7294678 A JP7294678 A JP 7294678A JP S6127370 B2 JPS6127370 B2 JP S6127370B2
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Description
本発明は新しいホスホジエスラーゼ阻害剤に関
する。 本発明者らはカルボスチリル誘導体に関する一
連の研究の過程において、消炎剤及び血小板凝集
抑制剤として有用なカルボスチリル誘導体のうち
に、之等の薬理作用とは全く関連しない薬理作用
であるサイクリツクアデノシンモノホスフエト
(以C−AMPという)に特異的なホスホジエステ
ラーゼ(PDE)阻害作用を有する化合物が存在
することを見い出し、ここに本発明を完成するに
至つた。 即ち本発明は一般式 〔式中、R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、炭素数2〜4のアルケニル基又はフエニルア
ルキル基、R2は水素原子、ハロゲン原子、水酸
基又はフエニルアルコキシ基、R3は水素原子、
水酸基又は炭素数1〜4のアルキル基並びにR4
及びR5は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、置換基を有しもしくは有しないシクロアルキ
ル基、置換基を有しもしくは有しないフエニル
基、フエニル環上に置換基を有しもしくは有しな
いフエニルアルキル基(但し、該置換基は低級ア
ルキル基、水酸基、低級アルコキシ基、低級アル
カノイルオキシ基又はハロゲン原子を示す。)、シ
クロアルキルアルキル基、炭素数2〜4のアルケ
ニル基を示す。またR4及びR5は之等が結合する
窒素原子と共にピペリジン環、ピペラジン環又は
モルホリン環を形成してもよい。l及びmは夫々
0又はその和が7以下の整数及びmは1〜3の整
数を示す。またカルボスチリル骨格の3位と4位
の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示す〕で
表わされるカルボスチリル誘導体又はその塩を有
効成分として含有するC−AMPに特異的なホス
ホジエステラーゼ阻害剤に係る。 上記一般式〔1〕中炭素数1〜4のアルキル基
としては例えばメチル、エチル、プロピル、イプ
ロピル、ブチル、tert−ブチル基を、炭素数2〜
4のアルケニル基としては例えばビニル、アリ
ル、イソプロペニル、2−ブテニル基を、フエニ
ルアルキル基としては例えばベンジル、2−フエ
ニルエチル、1−フエニルエチル、3−フエニル
プロピル、4−フエニルブチル、1・1−ジメチ
ル−2−フエニルエチル基を、フエニルアルコキ
シ基としては例えばベンジルオキシ、2−フエニ
ルエトキシ、1−フエニルエトキシ、3−フエニ
ルプロポキシ、4−フエニルブトキシ、1・1−
ジメチル−2−フエニルエトキシ基を、またハロ
ゲン原子としては弗素、塩素、臭素、沃素原子を
夫々例示できる。R4及びR5で表わされる炭素数
1〜8のアルキル基には上記アルキル基の他に更
にペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、2−
メチルブチル、ヘキシル、イソヘキシル、2−エ
チルブチル、ヘプチル、3−メチルヘキシル、オ
クチル基等が含まれる。またシクロアルキル基に
はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ
クチル基等が、シクロアルキルアルキル基には、
4−シクロヘキシルブチル、2−シクロペンチル
エチル、シクロヘキシルメチル、2−シクロペン
チルプロピル、3−シクロヘキシルプロピル、シ
クロペンチルメチル、2−シクロヘキシルエチ
ル、2−シクロヘキシルプロピル、2−シクロヘ
プチルエチル、3−シクロブチルプロピル、1・
1−ジメチル−2−シクロヘキシルエチル、1−
メチル−2−シクロペンチルエチル、2−シクロ
オクチルエチル基等が、及びフエニル環上に置換
基を有しもしくは有しない基には4−エトキシベ
ンジル、2−(3・4−ジメトキシフエニル)エ
チル、1−(3・5−ジメトキシフエニル)エチ
ル、3−(2−ブトキシフエニル)プロピル、4
−(3・4−ジメトキシフエニル)ブチル、1・
1−ジメチル−2−(3・4−ジエトキシフエニ
ル)エチル基等が包含される。上記シクロアルキ
ル基は、R4及びR5で表わされるフエニル基と共
に、1個又は2個の置換基を有していてもよく、
該置換基としては次のものを例示できる。 炭素数1〜4の直鎖状又は分枝状のアルキル基
もしくはアルコキシ基;ハロゲン原子;炭素数2
〜4の直鎖状もしくは分枝状のアルカノイル基と
酸素原子が結合したアルカノイルオキシ基;水酸
基。 またR4及びR5が之等の結合する窒素原子と共
に形成するヘテロ環には、ピペラジン、モルホリ
ン、ピペリジン環が包含され、之等環は上記アル
キル基を置換基として有していてもよい。 上記一般式〔1〕で表わされる化合物の代表例
を以下に掲げる。 Γ6−(N−アリル−N−シクロペンチルアミノ
カルボニルメトキシ)カルボスチリル Γ6−(N−メチル−N−シクロヘプチルアミノ
カルボニルメトキシ)カルボスチリル Γ6−(N−メチルアニリノカルボニルメトキ
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔2−(N−エチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔2−(N−アリル−N−シクロヘプチルア
ミノカルボニル)エトキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘプチルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボス
チリル Γ6−〔3−(N−アリル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(o−クロロアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(p−メトキシアニリノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ6−〔3−(m−ヒドロキシアニリノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチルアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N・N−ジフエニルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−o−メチルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ6−〔3−(N・N−ジシクロヘキシルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロペンチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘキシルアニリノカルボ
ニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボ
スチリル Γ6−〔4−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔4−(N−メチルアニリノカルボニル)ブ
トキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔4−(o・o−ジメチルアニリノカルボニ
ル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔5−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ペンチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ6−〔5−(N−シクロヘキシルアニリノカルボ
ニル)ペンチロキシ〕カルボスチリル Γ6−〔6−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ヘキシロキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルボスチリル Γ6−〔6−(N−エチルアニリノカルボニル)ヘ
キシロキシ〕カルボスチリル Γ5−(N−メチル−N−シクロヘプチルアミノ
カルボニルメトキシ)−3・4−ジヒドロカル
ボスチリル Γ5−〔2−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔8−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)オクチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ5−〔3−(N−アリル−N−シクロペンチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N−プロピルアニリノカルボニル)
プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N・N−ジシクロヘキシラアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ5−〔4−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ブトキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ5−〔5−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ペンチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ7−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ7−〔3−(N−エチルアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ8−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−オクチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリ
ル Γ5−〔3−(N−ヘプチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−(2−フ
エニルエチル)−アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−シクロヘキ
シルエチル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−フエニル−N−(2−シクロヘ
キシルエチル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ1−アリル−5−〔1−(p−メトキシアニリノ
カルボニル)エトキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ1−エチル−6−〔3−(N−メチルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5・6・7−トリクロロ−8−〔5−(N−エチ
ル−N−シクロヘキシルアミノ)ペンチロキ
シ〕カルボスチリル Γ1−ベンジル−6−〔3−(N・N−ジフエニル
アミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリ
ル Γ6−〔2−メチル−3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ6−〔2−ブチル−3−(N−アリル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔4−メチル−5−(N−プロピル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)ヘプチルオキ
シ〕カルボスチリル Γ5−〔2−メチル−3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ8−〔2−メチル−3−(N−エチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5−クロロ−6−〔3−(N−エチル−o−メチ
ルアニリノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル Γ5−フルオロ−6−〔3−(N−エチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ5−クロロ−6−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5・6・7−トリブロモ−8−〔3−(N−メチ
ルアニリノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル Γ8−ブロモ−5−〔3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ8−ブロモ−6−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6・8−ジクロロ−5−〔3−(N−エチルアニ
リノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ5・7−ジクロロ−6−〔3−(N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5・7・8−トリクロロ−6−〔3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−〔3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5−ベンジロキシ−6−〔3−(N−エチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ7−ヒドロキシ−6−〔3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5・8−ジヒドロキシ−6−〔3−(N−メチル
−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ1−(4−フエニルブチル)−5−〔3−(N−エ
チル−N−シクロプロピルアミノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ1−(2−ブテニル)−6−〔3−(N−メチル−
N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポ
キシ〕カルボスチリル Γ6・8−ジクロロ−1−メチル−5−〔4−(N
−エチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−1−エチル−5−〔3−(N−
メチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ1−メチル−7−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ5−{1−〔N−エチル−N−(3−メチルシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ5−{3−〔N−メチル−N−(4−ヒドロキシ
シクロヘキシルアミノカルボニル〕プロポキ
シ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−メチルシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(3−ヒドロキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−〔3−(N−4−メトキシシクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセチルオ
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}カルボスチリル Γ6−{2−メチル−3−〔N−メチル−N−(2
−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ1−ベンジル−6−〔3−(N−4−エトキシシ
クロヘプチルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−{1−〔N−メチル−N−
(3−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ5・6・8−トリクロロ−6−{3−〔N−メチ
ル−N−(4−アセチルオキシシクロヘキシ
ル)アミノカルボニル〕プロポキシ}−3・4
−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−ヒドロキシ
−5−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(4−クロロシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(3・4−ジメト
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2・6−ジメチ
ルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−エチル−N−(2・5−ジメト
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2・5−ジクロ
ロシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシルメチル−(2−
クロロシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル Γ6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5−〔2−ヒドロキシ−3−(N−エチル−p−
メチルアニリノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−メチルアニリ
ノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ1−エチル−6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−
メチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボス
チリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−3′・4′−ジ
メトキシフエニルエチル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−アリル−N−(2−3′・4′−ジ
メトキシフエニルエチル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ6−{3−〔N−ベンジル−N−(2−3′・4′−
ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−フエニル−N−(2−3′・4′−
ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−(2−
3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノカ
ルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{2−メチル−3−〔N−エチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ5−クロロ−6−{3−〔N−メチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ1−メチル−6−{3−〔N−メチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}−3・4−ジヒドロ
カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−{3−〔N−メチル−N−
(2−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)ア
ミノカルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−オクチル−N−(2−メチルシ
クロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−ヘプチル−N−(3−ヒドロキ
シシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−オクチル−N−(2−クロロシ
クロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘキシル−N−シクロヘ
キシルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−(2−シクロペンチル−1−メ
チルエチル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{2−〔N−(2−シクロペンチルエチルア
ミノカルボニル〕エトキシ}−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−ブチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−ベンジルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−N−イソプロピルアミ
ノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−(3−ピペリジノカルボニルプロポキシ)
カルボスチリル Γ6−(3−モルホリノカルボニルプロポキシ)
カルボスチリル Γ6−〔3−(4−メチルピペラジノカルボニル)
プロポキシ〕カルボスチリル 本発明阻害剤の有効成分とする上記一般式
〔1〕で表わされる化合物は、大部分新規な化合
物であり、例えば下記反応行程式−1及び−2に
示す方法にて製造される。 反応行程式−1 反応行程式−2 (上式においてXはハロゲン原子を示す。R1、
R2、R3、R4、R5、m、l、n及びカルボスチリ
ル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同
じ。) 上記において出発原料とする一般式〔2〕、
〔3〕、〔4〕及び〔5〕で表わされる夫々の化合
物は公知化合物であるか又は新規化合物であり、
後記反応行程式−3乃至反応行程式−9に示す方
法により製造される。 反応行程式−1で示される方法においては一般
式〔2〕で表わされるヒドロキシカルボスチリル
誘導体と一般式〔3〕で表わされるハロアミドと
を脱ハロゲン化水素反応させる。この反応は通常
塩基性化合物を脱ハロゲン化水素剤として行われ
る。塩基性化合物としては例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸銀等の無機塩等、ナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属、ナトリウムメチラート、ナト
リウムエチラートなどのアルコラート、トリエチ
ルアミン、ピリジン、N・N−ジメチルアニリン
等の有機塩基を使用できる。該反応は無溶媒又は
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、エチレングリコール等のアルコール類、ジ
メチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、モノグライム、ジグライム等のエーテル類、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、
N・N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キサイド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非
プロトン性極性溶媒等の溶媒の存在下に進行す
る。また該反応は沃化ナトリウム、沃化カリウム
等の金属沃化物の存在下に行なうのが有利であ
る。上記方法におけるヒドロキシカルボスチリル
誘導体〔2〕とハロアミド〔3〕との使用割合は
とくに限定されないが、通常、前者に対して後者
を等モル〜5倍モル、好ましくは等モル〜2倍モ
ル量用いるのが望ましい。また、その反応温度も
とくに限定されないが、通常、室温〜200℃、好
ましくは50〜150℃で行なわれる。反応時間は通
常1〜30時間、好ましくは1〜15時間である。 反応行程式−2で示される方法においては一般
式〔4〕で表わされるカルボキシアルコキシカル
ボスチリル誘導体と一般式〔5〕で表わされるア
ミンとをアミド結合生成反応させる。該方法では
一般式〔4〕の化合物に代えそのカルボキシ基が
活性化された化合物を用いてもよい。上記アミド
結合生成反応は下記(イ)〜(ニ)に示すような公知のア
ミド結合生成反応の条件を容易に適用出来る。 (イ) 混合酸無水物法 カルボン酸〔4〕にアルキルハロカルボン酸
を反応させて混合酸無水物とし、これにアミン
〔5〕を反応させる方法、 (ロ) 活性エステル法 カルボン酸〔4〕をp−ニトロフエニルエス
テル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステ
ル、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステ
ル等の活性エステルとして、これにアミン
〔5〕を反応させる方法、 (ハ) カルボジイミド法 カルボン酸〔4〕にアミン〔5〕をジシクロ
ヘキシルカルボジイミド、カルボニルジイミダ
ゾール等の脱水剤の存在下に脱水縮合させる方
法、 (ニ) その他の方法 カルボン酸〔4〕を無水酢酸等の脱水剤によ
りカルボン酸無水物としこれにアミン〔5〕を
反応させる方法、 カルボン酸〔4〕と低級アルコールとのエス
テルにアミン〔5〕を高圧高温下に反応させる
方法、カルボン酸〔4〕の酸ハロゲン化物即ち
カルボン酸ハライドにアミン〔5〕を反応させ
る方法。 上記各方法にうち混合酸無水物法は好ましい。
混合酸無水物法において使用されるアルキルハロ
カルボン酸としてはクロロ蟻酸メチル、ブロモ蟻
酸メチル、クロロ蟻酸エチル、ブロモ蟻酸エチ
ル、クロロ蟻酸イソブチル等が挙げられる。混合
酸無水物は通常のシヨツテン−バウマン反応によ
り得られ、これを通常単離することなくアミン
〔5〕と反応させることにより一般式〔1〕で表
わされる化合物が製造される。シヨツテン−バウ
マン反応は該反応に慣用の塩基性化合物例えば、
トリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン等
の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩
基の存在下に行なわれる。該反応は−20〜100℃
好ましくは0〜50℃の温度下、5分〜10時間好ま
しくは5分〜2時間で行われる。得られる混合酸
無水物とアミン〔5〕の反応は−20〜150℃好ま
しくは10〜50℃の温度下、5分〜10時間好ましく
は5分〜5時間の条件下に行われる。混合酸無水
物法は該法に慣用の溶媒具体的には塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル
類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、
N・N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プ
ロトン性極性溶媒を用いて行なわれる。該法にお
けるカルボン酸〔4〕とアルキルハロカルボン酸
とアミン〔5〕の使用割合は通常等モルづつ使用
されるが、カルボン酸〔4〕に対してアルキルハ
ロカルボン酸及びアミン〔5〕を1.5倍モル程度
まで使用してもよい。 反応行程式−1において出発原料として用いら
れる一般式〔2〕で表わされる化合物のうちR2
がハロゲン原子で示される化合物〔2b〕は、下
記反応行程式−3に示す如く、一般式〔2〕で表
わされる化合物のうちR2が水素原子である化合
物〔2a〕(公知化合物)をハロゲン化することに
より容易に製造される。 反応行程式−3 (上式に於てXはハロゲン原子を示す。R1、m及
びカルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合
は前記に同じ。) 上記ハロゲン化反応は公知のハロゲン化剤を用
いて有利に実施できる。ハロゲン化剤としては弗
素、塩素、臭素、沃素、二弗化キセノン、塩化ス
ルフリル、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸、
次亜臭素酸、さらし粉等を例示できる。ハロゲン
化剤の使用量は化合物〔2a〕に導入するハロゲン
原子の数に応じて広範囲から適宜選択すればよ
く、ハロゲン原子を1個導入する場合には、化合
物〔2a〕に対して通常等モル〜2倍モル、好まし
くは等モル〜1.5倍モル量を、ハロゲン原子を2
個導入する場合には通常1.5倍モル〜大過剰量、
好ましくは2〜3倍モル量を、またハロゲン原子
を3個導入する場合には通常2.5倍モル〜大過剰
量、好ましくは3〜5倍モル量を夫々使用するの
がよい。斯かるハロゲン化反応は通常水、メタノ
ール、エタノール、クロロホルム、四塩化炭素、
酢酸やこれらの混合溶媒等の適当な溶媒中にて行
なうのがよい。反応温度は広い範囲から適宜選択
すればよいが、通常−20〜100℃程度、好ましく
は0℃〜室温とするのがよく、約30分〜10時間の
範囲内に反応は完結する。 上記反応行程式−3により得られる一般式
〔2b〕の化合物のうちmが1である化合物〔2c〕
は、また下記反応行程式−4に示す方法によつて
も容易に製造できる。 反応行程式−4 (上式に於てR6はアルキル基を示す。R1、X及び
カルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合は
前記に同じ。) 即ち一般式〔6〕で表わされる公知のアシルオ
キシカルボスチリル誘導体をハロゲン化し、次い
で得られる一般式〔7〕で表わされるアシルオキ
シ−ハロゲノカルボスチリル誘導体を加水分解す
ることにより一般式〔2c〕で表わされるヒドロキ
シ−ハロゲノカルボスチリル誘導体を製造でき
る。ハロゲン化反応の反応条件は上記と同様であ
り、また加水分解反応の条件は後記に示すものと
同様でよい。 上述した反応行程式−2において一般式〔4〕
で表わされる化合物のうちR2がハロゲン原子、
水酸基又はフエニルアルコキシ基を示す化合物は
新規化合物であり、例えば下記反応行程式−5に
示す方法により製造される。 反応行程式−5 (上式に於てR2はハロゲン原子、水酸基又はフエ
ニルアルコキシ基を示し、R7は有機残基を示
し、X、R1、R3、m、l、n及びカルボスチリ
ル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同
じ。〕 即ち一般式〔2d〕で表わされるヒドロキシカ
ルボスチリル誘導体に一般式〔8〕で表わされる
エステル誘導体を反応させることにより一般式
〔4a〕で表わされる所望化合物を得る。また該一
般式〔4a〕の化合物は加水分解するとにより一般
式〔4b〕で表わされる所望化合物とできる。 化合物〔2d〕と化合物〔8〕との反応は通常
の脱ハロゲン化水素反応条件下で行なわれ、その
具体的条件は、前述した反応行程式−1に示した
通りである。 化合物〔4a〕の加水分解反応は通常の加水分解
反応に慣用される触媒例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化バリウム等の塩基性化合
物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢酸、芳香族ス
ルホン酸等の有機酸等の存在下に行われる。また
該反応は常法に従つて一般には溶媒例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等の低
級アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類やこれらの混合溶媒中で有利に進行
する。反応温度としては通常室温〜200℃、好ま
しくは50〜150が採用でき、反応は一般に約5分
〜10時間程度で終了する。 また反応行程式−2における一般式〔5〕で表
わされるアミンは例えば下記反応行程式−6、反
応行程式−7及び反応行程式−8に示す方法によ
り容易に製造される。 反応行程式−6 反応行程式−7 反応行程式−8 (上式に於てR4′は置換基を有しもしくは有さない
フエニル基又はフエニルアルキル基を示し、
R4″は置換基を有しもしくは有さないシクロヘキ
シル基又はシクロヘキシルアルキル基を示し、X
はハロゲン原子を示す。R4及びR5は前記に同
じ。) 反応行程式−6に依れば一般式〔5〕で表わさ
れるアミンは一般式〔8〕で表わされる公知のア
ミンと一般式
する。 本発明者らはカルボスチリル誘導体に関する一
連の研究の過程において、消炎剤及び血小板凝集
抑制剤として有用なカルボスチリル誘導体のうち
に、之等の薬理作用とは全く関連しない薬理作用
であるサイクリツクアデノシンモノホスフエト
(以C−AMPという)に特異的なホスホジエステ
ラーゼ(PDE)阻害作用を有する化合物が存在
することを見い出し、ここに本発明を完成するに
至つた。 即ち本発明は一般式 〔式中、R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、炭素数2〜4のアルケニル基又はフエニルア
ルキル基、R2は水素原子、ハロゲン原子、水酸
基又はフエニルアルコキシ基、R3は水素原子、
水酸基又は炭素数1〜4のアルキル基並びにR4
及びR5は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、置換基を有しもしくは有しないシクロアルキ
ル基、置換基を有しもしくは有しないフエニル
基、フエニル環上に置換基を有しもしくは有しな
いフエニルアルキル基(但し、該置換基は低級ア
ルキル基、水酸基、低級アルコキシ基、低級アル
カノイルオキシ基又はハロゲン原子を示す。)、シ
クロアルキルアルキル基、炭素数2〜4のアルケ
ニル基を示す。またR4及びR5は之等が結合する
窒素原子と共にピペリジン環、ピペラジン環又は
モルホリン環を形成してもよい。l及びmは夫々
0又はその和が7以下の整数及びmは1〜3の整
数を示す。またカルボスチリル骨格の3位と4位
の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示す〕で
表わされるカルボスチリル誘導体又はその塩を有
効成分として含有するC−AMPに特異的なホス
ホジエステラーゼ阻害剤に係る。 上記一般式〔1〕中炭素数1〜4のアルキル基
としては例えばメチル、エチル、プロピル、イプ
ロピル、ブチル、tert−ブチル基を、炭素数2〜
4のアルケニル基としては例えばビニル、アリ
ル、イソプロペニル、2−ブテニル基を、フエニ
ルアルキル基としては例えばベンジル、2−フエ
ニルエチル、1−フエニルエチル、3−フエニル
プロピル、4−フエニルブチル、1・1−ジメチ
ル−2−フエニルエチル基を、フエニルアルコキ
シ基としては例えばベンジルオキシ、2−フエニ
ルエトキシ、1−フエニルエトキシ、3−フエニ
ルプロポキシ、4−フエニルブトキシ、1・1−
ジメチル−2−フエニルエトキシ基を、またハロ
ゲン原子としては弗素、塩素、臭素、沃素原子を
夫々例示できる。R4及びR5で表わされる炭素数
1〜8のアルキル基には上記アルキル基の他に更
にペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、2−
メチルブチル、ヘキシル、イソヘキシル、2−エ
チルブチル、ヘプチル、3−メチルヘキシル、オ
クチル基等が含まれる。またシクロアルキル基に
はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ
クチル基等が、シクロアルキルアルキル基には、
4−シクロヘキシルブチル、2−シクロペンチル
エチル、シクロヘキシルメチル、2−シクロペン
チルプロピル、3−シクロヘキシルプロピル、シ
クロペンチルメチル、2−シクロヘキシルエチ
ル、2−シクロヘキシルプロピル、2−シクロヘ
プチルエチル、3−シクロブチルプロピル、1・
1−ジメチル−2−シクロヘキシルエチル、1−
メチル−2−シクロペンチルエチル、2−シクロ
オクチルエチル基等が、及びフエニル環上に置換
基を有しもしくは有しない基には4−エトキシベ
ンジル、2−(3・4−ジメトキシフエニル)エ
チル、1−(3・5−ジメトキシフエニル)エチ
ル、3−(2−ブトキシフエニル)プロピル、4
−(3・4−ジメトキシフエニル)ブチル、1・
1−ジメチル−2−(3・4−ジエトキシフエニ
ル)エチル基等が包含される。上記シクロアルキ
ル基は、R4及びR5で表わされるフエニル基と共
に、1個又は2個の置換基を有していてもよく、
該置換基としては次のものを例示できる。 炭素数1〜4の直鎖状又は分枝状のアルキル基
もしくはアルコキシ基;ハロゲン原子;炭素数2
〜4の直鎖状もしくは分枝状のアルカノイル基と
酸素原子が結合したアルカノイルオキシ基;水酸
基。 またR4及びR5が之等の結合する窒素原子と共
に形成するヘテロ環には、ピペラジン、モルホリ
ン、ピペリジン環が包含され、之等環は上記アル
キル基を置換基として有していてもよい。 上記一般式〔1〕で表わされる化合物の代表例
を以下に掲げる。 Γ6−(N−アリル−N−シクロペンチルアミノ
カルボニルメトキシ)カルボスチリル Γ6−(N−メチル−N−シクロヘプチルアミノ
カルボニルメトキシ)カルボスチリル Γ6−(N−メチルアニリノカルボニルメトキ
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔2−(N−エチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔2−(N−アリル−N−シクロヘプチルア
ミノカルボニル)エトキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘプチルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボス
チリル Γ6−〔3−(N−アリル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(o−クロロアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(p−メトキシアニリノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ6−〔3−(m−ヒドロキシアニリノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチルアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N・N−ジフエニルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−o−メチルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ6−〔3−(N・N−ジシクロヘキシルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロペンチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘキシルアニリノカルボ
ニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボ
スチリル Γ6−〔4−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔4−(N−メチルアニリノカルボニル)ブ
トキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔4−(o・o−ジメチルアニリノカルボニ
ル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔5−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ペンチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ6−〔5−(N−シクロヘキシルアニリノカルボ
ニル)ペンチロキシ〕カルボスチリル Γ6−〔6−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ヘキシロキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルボスチリル Γ6−〔6−(N−エチルアニリノカルボニル)ヘ
キシロキシ〕カルボスチリル Γ5−(N−メチル−N−シクロヘプチルアミノ
カルボニルメトキシ)−3・4−ジヒドロカル
ボスチリル Γ5−〔2−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチリル Γ6−〔8−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)オクチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ5−〔3−(N−アリル−N−シクロペンチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N−プロピルアニリノカルボニル)
プロポキシ〕カルボスチリル Γ5−〔3−(N・N−ジシクロヘキシラアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ5−〔4−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ブトキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ5−〔5−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)ペンチロキシ〕カルボスチリ
ル Γ7−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ7−〔3−(N−エチルアニリノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ8−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−オクチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリ
ル Γ5−〔3−(N−ヘプチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−(2−フ
エニルエチル)−アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−シクロヘキ
シルエチル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−フエニル−N−(2−シクロヘ
キシルエチル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ1−アリル−5−〔1−(p−メトキシアニリノ
カルボニル)エトキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル Γ1−エチル−6−〔3−(N−メチルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ5・6・7−トリクロロ−8−〔5−(N−エチ
ル−N−シクロヘキシルアミノ)ペンチロキ
シ〕カルボスチリル Γ1−ベンジル−6−〔3−(N・N−ジフエニル
アミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリ
ル Γ6−〔2−メチル−3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ6−〔2−ブチル−3−(N−アリル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔4−メチル−5−(N−プロピル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)ヘプチルオキ
シ〕カルボスチリル Γ5−〔2−メチル−3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ8−〔2−メチル−3−(N−エチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5−クロロ−6−〔3−(N−エチル−o−メチ
ルアニリノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル Γ5−フルオロ−6−〔3−(N−エチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ5−クロロ−6−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5・6・7−トリブロモ−8−〔3−(N−メチ
ルアニリノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル Γ8−ブロモ−5−〔3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル Γ8−ブロモ−6−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6・8−ジクロロ−5−〔3−(N−エチルアニ
リノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ5・7−ジクロロ−6−〔3−(N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5・7・8−トリクロロ−6−〔3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−〔3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ5−ベンジロキシ−6−〔3−(N−エチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ7−ヒドロキシ−6−〔3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5・8−ジヒドロキシ−6−〔3−(N−メチル
−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ1−(4−フエニルブチル)−5−〔3−(N−エ
チル−N−シクロプロピルアミノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ1−(2−ブテニル)−6−〔3−(N−メチル−
N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポ
キシ〕カルボスチリル Γ6・8−ジクロロ−1−メチル−5−〔4−(N
−エチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)ブトキシ〕カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−1−エチル−5−〔3−(N−
メチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ1−メチル−7−〔2−メチル−3−(N−メチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ5−{1−〔N−エチル−N−(3−メチルシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ5−{3−〔N−メチル−N−(4−ヒドロキシ
シクロヘキシルアミノカルボニル〕プロポキ
シ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−メチルシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(3−ヒドロキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−〔3−(N−4−メトキシシクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセチルオ
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}カルボスチリル Γ6−{2−メチル−3−〔N−メチル−N−(2
−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ1−ベンジル−6−〔3−(N−4−エトキシシ
クロヘプチルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−{1−〔N−メチル−N−
(3−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ5・6・8−トリクロロ−6−{3−〔N−メチ
ル−N−(4−アセチルオキシシクロヘキシ
ル)アミノカルボニル〕プロポキシ}−3・4
−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−ヒドロキシ
−5−メチルシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(4−クロロシク
ロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(3・4−ジメト
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2・6−ジメチ
ルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−エチル−N−(2・5−ジメト
キシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2・5−ジクロ
ロシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシルメチル−(2−
クロロシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル Γ6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−メチル−N−
シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル Γ5−〔2−ヒドロキシ−3−(N−エチル−p−
メチルアニリノカルボニル)プロポキシ〕−
3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−メチルアニリ
ノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ1−エチル−6−〔2−ヒドロキシ−3−(N−
メチル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボス
チリル Γ6−{3−〔N−メチル−N−(2−3′・4′−ジ
メトキシフエニルエチル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−アリル−N−(2−3′・4′−ジ
メトキシフエニルエチル)アミノカルボニル〕
プロポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル Γ6−{3−〔N−ベンジル−N−(2−3′・4′−
ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−フエニル−N−(2−3′・4′−
ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−(2−
3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノカ
ルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{2−メチル−3−〔N−エチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ5−クロロ−6−{3−〔N−メチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ1−メチル−6−{3−〔N−メチル−N−(2
−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノ
カルボニル〕プロポキシ}−3・4−ジヒドロ
カルボスチリル Γ8−ヒドロキシ−5−{3−〔N−メチル−N−
(2−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)ア
ミノカルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−オクチル−N−(2−メチルシ
クロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−{3−〔N−ヘプチル−N−(3−ヒドロキ
シシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリル Γ6−{3−〔N−オクチル−N−(2−クロロシ
クロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル Γ6−〔3−(N−シクロヘキシル−N−シクロヘ
キシルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕
カルボスチリル Γ6−{3−〔N−(2−シクロペンチル−1−メ
チルエチル)アミノカルボニル〕プロポキシ}
カルボスチリル Γ6−{2−〔N−(2−シクロペンチルエチルア
ミノカルボニル〕エトキシ}−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル Γ6−〔3−(N−ブチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−ベンジルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−エチル−N−シクロオクチルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕カルボスチリル Γ6−〔3−(N−メチル−N−イソプロピルアミ
ノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル Γ6−(3−ピペリジノカルボニルプロポキシ)
カルボスチリル Γ6−(3−モルホリノカルボニルプロポキシ)
カルボスチリル Γ6−〔3−(4−メチルピペラジノカルボニル)
プロポキシ〕カルボスチリル 本発明阻害剤の有効成分とする上記一般式
〔1〕で表わされる化合物は、大部分新規な化合
物であり、例えば下記反応行程式−1及び−2に
示す方法にて製造される。 反応行程式−1 反応行程式−2 (上式においてXはハロゲン原子を示す。R1、
R2、R3、R4、R5、m、l、n及びカルボスチリ
ル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同
じ。) 上記において出発原料とする一般式〔2〕、
〔3〕、〔4〕及び〔5〕で表わされる夫々の化合
物は公知化合物であるか又は新規化合物であり、
後記反応行程式−3乃至反応行程式−9に示す方
法により製造される。 反応行程式−1で示される方法においては一般
式〔2〕で表わされるヒドロキシカルボスチリル
誘導体と一般式〔3〕で表わされるハロアミドと
を脱ハロゲン化水素反応させる。この反応は通常
塩基性化合物を脱ハロゲン化水素剤として行われ
る。塩基性化合物としては例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸銀等の無機塩等、ナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属、ナトリウムメチラート、ナト
リウムエチラートなどのアルコラート、トリエチ
ルアミン、ピリジン、N・N−ジメチルアニリン
等の有機塩基を使用できる。該反応は無溶媒又は
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール、エチレングリコール等のアルコール類、ジ
メチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、モノグライム、ジグライム等のエーテル類、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、
N・N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キサイド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非
プロトン性極性溶媒等の溶媒の存在下に進行す
る。また該反応は沃化ナトリウム、沃化カリウム
等の金属沃化物の存在下に行なうのが有利であ
る。上記方法におけるヒドロキシカルボスチリル
誘導体〔2〕とハロアミド〔3〕との使用割合は
とくに限定されないが、通常、前者に対して後者
を等モル〜5倍モル、好ましくは等モル〜2倍モ
ル量用いるのが望ましい。また、その反応温度も
とくに限定されないが、通常、室温〜200℃、好
ましくは50〜150℃で行なわれる。反応時間は通
常1〜30時間、好ましくは1〜15時間である。 反応行程式−2で示される方法においては一般
式〔4〕で表わされるカルボキシアルコキシカル
ボスチリル誘導体と一般式〔5〕で表わされるア
ミンとをアミド結合生成反応させる。該方法では
一般式〔4〕の化合物に代えそのカルボキシ基が
活性化された化合物を用いてもよい。上記アミド
結合生成反応は下記(イ)〜(ニ)に示すような公知のア
ミド結合生成反応の条件を容易に適用出来る。 (イ) 混合酸無水物法 カルボン酸〔4〕にアルキルハロカルボン酸
を反応させて混合酸無水物とし、これにアミン
〔5〕を反応させる方法、 (ロ) 活性エステル法 カルボン酸〔4〕をp−ニトロフエニルエス
テル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステ
ル、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステ
ル等の活性エステルとして、これにアミン
〔5〕を反応させる方法、 (ハ) カルボジイミド法 カルボン酸〔4〕にアミン〔5〕をジシクロ
ヘキシルカルボジイミド、カルボニルジイミダ
ゾール等の脱水剤の存在下に脱水縮合させる方
法、 (ニ) その他の方法 カルボン酸〔4〕を無水酢酸等の脱水剤によ
りカルボン酸無水物としこれにアミン〔5〕を
反応させる方法、 カルボン酸〔4〕と低級アルコールとのエス
テルにアミン〔5〕を高圧高温下に反応させる
方法、カルボン酸〔4〕の酸ハロゲン化物即ち
カルボン酸ハライドにアミン〔5〕を反応させ
る方法。 上記各方法にうち混合酸無水物法は好ましい。
混合酸無水物法において使用されるアルキルハロ
カルボン酸としてはクロロ蟻酸メチル、ブロモ蟻
酸メチル、クロロ蟻酸エチル、ブロモ蟻酸エチ
ル、クロロ蟻酸イソブチル等が挙げられる。混合
酸無水物は通常のシヨツテン−バウマン反応によ
り得られ、これを通常単離することなくアミン
〔5〕と反応させることにより一般式〔1〕で表
わされる化合物が製造される。シヨツテン−バウ
マン反応は該反応に慣用の塩基性化合物例えば、
トリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン等
の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩
基の存在下に行なわれる。該反応は−20〜100℃
好ましくは0〜50℃の温度下、5分〜10時間好ま
しくは5分〜2時間で行われる。得られる混合酸
無水物とアミン〔5〕の反応は−20〜150℃好ま
しくは10〜50℃の温度下、5分〜10時間好ましく
は5分〜5時間の条件下に行われる。混合酸無水
物法は該法に慣用の溶媒具体的には塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン等のエーテル
類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、
N・N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プ
ロトン性極性溶媒を用いて行なわれる。該法にお
けるカルボン酸〔4〕とアルキルハロカルボン酸
とアミン〔5〕の使用割合は通常等モルづつ使用
されるが、カルボン酸〔4〕に対してアルキルハ
ロカルボン酸及びアミン〔5〕を1.5倍モル程度
まで使用してもよい。 反応行程式−1において出発原料として用いら
れる一般式〔2〕で表わされる化合物のうちR2
がハロゲン原子で示される化合物〔2b〕は、下
記反応行程式−3に示す如く、一般式〔2〕で表
わされる化合物のうちR2が水素原子である化合
物〔2a〕(公知化合物)をハロゲン化することに
より容易に製造される。 反応行程式−3 (上式に於てXはハロゲン原子を示す。R1、m及
びカルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合
は前記に同じ。) 上記ハロゲン化反応は公知のハロゲン化剤を用
いて有利に実施できる。ハロゲン化剤としては弗
素、塩素、臭素、沃素、二弗化キセノン、塩化ス
ルフリル、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸、
次亜臭素酸、さらし粉等を例示できる。ハロゲン
化剤の使用量は化合物〔2a〕に導入するハロゲン
原子の数に応じて広範囲から適宜選択すればよ
く、ハロゲン原子を1個導入する場合には、化合
物〔2a〕に対して通常等モル〜2倍モル、好まし
くは等モル〜1.5倍モル量を、ハロゲン原子を2
個導入する場合には通常1.5倍モル〜大過剰量、
好ましくは2〜3倍モル量を、またハロゲン原子
を3個導入する場合には通常2.5倍モル〜大過剰
量、好ましくは3〜5倍モル量を夫々使用するの
がよい。斯かるハロゲン化反応は通常水、メタノ
ール、エタノール、クロロホルム、四塩化炭素、
酢酸やこれらの混合溶媒等の適当な溶媒中にて行
なうのがよい。反応温度は広い範囲から適宜選択
すればよいが、通常−20〜100℃程度、好ましく
は0℃〜室温とするのがよく、約30分〜10時間の
範囲内に反応は完結する。 上記反応行程式−3により得られる一般式
〔2b〕の化合物のうちmが1である化合物〔2c〕
は、また下記反応行程式−4に示す方法によつて
も容易に製造できる。 反応行程式−4 (上式に於てR6はアルキル基を示す。R1、X及び
カルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合は
前記に同じ。) 即ち一般式〔6〕で表わされる公知のアシルオ
キシカルボスチリル誘導体をハロゲン化し、次い
で得られる一般式〔7〕で表わされるアシルオキ
シ−ハロゲノカルボスチリル誘導体を加水分解す
ることにより一般式〔2c〕で表わされるヒドロキ
シ−ハロゲノカルボスチリル誘導体を製造でき
る。ハロゲン化反応の反応条件は上記と同様であ
り、また加水分解反応の条件は後記に示すものと
同様でよい。 上述した反応行程式−2において一般式〔4〕
で表わされる化合物のうちR2がハロゲン原子、
水酸基又はフエニルアルコキシ基を示す化合物は
新規化合物であり、例えば下記反応行程式−5に
示す方法により製造される。 反応行程式−5 (上式に於てR2はハロゲン原子、水酸基又はフエ
ニルアルコキシ基を示し、R7は有機残基を示
し、X、R1、R3、m、l、n及びカルボスチリ
ル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同
じ。〕 即ち一般式〔2d〕で表わされるヒドロキシカ
ルボスチリル誘導体に一般式〔8〕で表わされる
エステル誘導体を反応させることにより一般式
〔4a〕で表わされる所望化合物を得る。また該一
般式〔4a〕の化合物は加水分解するとにより一般
式〔4b〕で表わされる所望化合物とできる。 化合物〔2d〕と化合物〔8〕との反応は通常
の脱ハロゲン化水素反応条件下で行なわれ、その
具体的条件は、前述した反応行程式−1に示した
通りである。 化合物〔4a〕の加水分解反応は通常の加水分解
反応に慣用される触媒例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化バリウム等の塩基性化合
物、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸、酢酸、芳香族ス
ルホン酸等の有機酸等の存在下に行われる。また
該反応は常法に従つて一般には溶媒例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等の低
級アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類やこれらの混合溶媒中で有利に進行
する。反応温度としては通常室温〜200℃、好ま
しくは50〜150が採用でき、反応は一般に約5分
〜10時間程度で終了する。 また反応行程式−2における一般式〔5〕で表
わされるアミンは例えば下記反応行程式−6、反
応行程式−7及び反応行程式−8に示す方法によ
り容易に製造される。 反応行程式−6 反応行程式−7 反応行程式−8 (上式に於てR4′は置換基を有しもしくは有さない
フエニル基又はフエニルアルキル基を示し、
R4″は置換基を有しもしくは有さないシクロヘキ
シル基又はシクロヘキシルアルキル基を示し、X
はハロゲン原子を示す。R4及びR5は前記に同
じ。) 反応行程式−6に依れば一般式〔5〕で表わさ
れるアミンは一般式〔8〕で表わされる公知のア
ミンと一般式
〔9〕で表わされる公知のハロゲン
化合物とを塩基性化合物の存在下脱ハロゲン化水
素反応させることにより容易に製造される。また
反応行程式−7に依れば一般式〔5〕で表わされ
るアミンは一般式〔10〕で表わされる公知のアミ
ンと一般式〔11〕で表わされる公知のハロゲン化
合物とを塩基性化合物の存在下脱ハロゲン化水素
反応させることにより容易に製造される。これら
の反応は上記一般式〔2〕の化合物と一般式
〔3〕の化合物との脱ハロゲン化反応と同様に行
なえばよい。 反応行程式−8に依れば一般式〔5b〕で表わ
されるシクロヘキシルアミン誘導体又はシクロヘ
キシルアルキルアミン誘導体は一般式〔5a〕で表
わされる公知の化合物のベンゼン核を還元するこ
とにより容易に製造される。ベンゼン核の還元は
一般的な核水添反応が広く用いられるが、特に接
触還元による方法が有利である。接触還元は常法
に従い適当な溶媒中で触媒を用いて水素添加して
行なわれる。用いられる触媒としては白金黒、酸
化白金、コロイド白金などの白金触媒、パラジウ
ム黒、パラジウム炭素、コロイドパラジウムなど
のパラジウム触媒、石綿付ロジウム、ロジウムア
ルミナなどのロジウム触媒、ルテニウム触媒、ラ
ネーニツケル、酸化ニツケルなどのニツケル触
媒、コバルト触媒等の核水添反応に慣用の触媒が
用いられる。用いられる溶媒としては低級アルコ
ール(メタノール、エタノール、イソプロパノー
ルなど)、水、酢酸、酢酸エステル、エチレング
リコール、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジ
オキサンなど)、シクロアルカン類(シクロヘキ
サン、シクロペンタンなど)が挙げられる。該反
応は水素加圧下(好ましくは1〜100気圧)にて
行なわれ、反応温度は室温〜100℃、反応時間は
1時間〜2日間とするのがよい。 反応行程式−1において用いられる一般式
〔3〕で表わされるハロアミドは例えば下記反応
行程式−9に示す如く一般式〔5〕で表わされる
アミンと一般式〔12〕で表わされる公知のハロカ
ルボン酸とを反応させることにより容易に製造さ
れる。 反応行程式−9 (上式に於てR3、R4、R5、l、n及びXは前記に
同じ) 化合物〔5〕と化合物〔12〕との反応は上述し
たアミド結合生成反応と同様に行なえばよい。ま
た上記においては化合物〔12〕に代えてそのカル
ボキシ基が活性化された化合物を用いてもよい。 尚一般式〔1〕で表わされる化合物のうちR1
が水素原子であつて且つカルボスチリル骨格の3
位と4位の炭素間結合が二重結合である化合物は
下記反応行程式−10に示す如くラクタム−ラクチ
ム型の互換異性体(〔1e〕及び〔1f〕)を採り得
る。 反応行程式−10 (上式に於てR2、R3、R4、R5、m、l及びnは前
記に同じ。) 一般式〔1〕で表わされる化合物のうち酸性基
を有する化合物は薬理的に許容し得る塩基性化合
物と容易に塩を形成し得る。斯かる塩基性化合物
として具体的には水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウム、水酸化アルミニウム等の金属酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素ナトリウム等の金属炭酸化物、
ナトリウムメチラート、カリウムエチラート等の
アルカリ金属アルコラート、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属等の無機塩基性化合物、モル
ホリン、ピペラジン、ピペリジン、ジエチルアミ
ン、アニリン等の有機塩基性化合物を例示でき
る。また一般式〔1〕で表わされる化合物のうち
塩基性基を有する化合物は通常の薬理的に許容し
得る酸と容易に塩を形成し得る。斯かる酸として
具体的には硫酸、硝酸、塩酸、臭化水素酸等の無
機酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、シユウ酸、マレイン酸、コハク酸、安
息香酸等の有機酸を例示できる。 斯くして得られる一般式〔1〕で表わされる目
的化合物は通常用いられている分離手段により容
易に単離、精製される。斯かる手段としては沈殿
法、抽出法、再結晶法、カラムクロマトグラフイ
ー、プレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を
例示できる。 本発明のホスホジエステラーゼ阻害剤は、上記
各種方法により得られた一般式〔1〕で表わされ
る化合物又はその塩をそのままであるいは慣用の
製剤担体と混合して適当な投与単位形態とされ
る。該形態としては錠剤、顆粒剤、経口用溶液等
の経口剤、注射剤等の非経口剤等を例示できる。
投与されるべき有効成分の量としては特に限定が
なく広い範囲から適宜選択されるが、所期の効果
を発揮するためには1日当り体重1Kg当り0.01〜
10mgとするのがよい。また投与単位形態中に有効
成分を1〜500mg含有せしめるのがよい。 本発明に於て錠剤、カプセル剤、経口用溶液等
の経口剤は常法に従つて製造される。即ち錠剤は
有効成分化合物をゼラチン、澱粉、乳糖、ステア
リン酸マグネシウム、滑石、アラビアゴム等の製
剤学的賦形剤と混合し、賦形される。カプセル剤
は有効成分化合物を不活性の製剤充填剤もしくは
希釈剤と混合し、硬質ゼラチンカプセル、軟質カ
プセル等に充填される。シロツプ剤もしくはエリ
キシア剤は有効成分化合物を蔗糖等の甘味剤、メ
チル−およびプロピルパラベン類等の防腐剤、着
色剤、調味剤等と混合して製造される。また非経
口剤は有効成分化合物を、滅菌した液状担体に溶
解して製造される。好ましい担体は水または塩水
である。所望の透明度、安定性及び非経口使用の
適応性を有する液剤は約1〜500mgの有効成分
を、水及び有機溶剤に溶解し且つ分子量が200〜
5000であるポリエチレングリコールに溶解して製
造される。斯かる液剤はナトリウムカルボキシメ
チルセルローズ、メチルセルローズ、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルアルコール等の潤滑剤を
含有するのが好ましい。さらに上記液剤中にはベ
ンジルアルコール、フエノール、チメロサール等
の殺菌剤および防カビ剤、蔗糖、塩化ナトリウム
等の等張剤、局所麻酔剤、安定剤、緩衝剤等が含
まれていてもよい。更に安定性を高めるために非
経口投与用薬剤は充填後冷凍され、この分野で公
知の凍結乾燥技術により水を除去することができ
る。而して使用直前に凍結乾燥粉末を再調製する
ことができる。 かくして本発明のC−AMPに特異的なホスホ
ジエステラーゼ阻害剤を得る。 本発明のC−AMPに特異的なホスホジエステ
ラーゼ(PDE)阻害剤の如き、PDE阻害活性を
示す物質は、例えばアニユーアル リビユー オ
ブ パーマコロジー アンド トキシコロジー
(Annual Review of Pharmacology and
Toxicology)第17巻第441〜477頁(1977年)に
記載される通り、上記C−AMPの代謝異常によ
りその低下の認められる各種疾病の予防又は治療
に有用なものである。即ち一般に、細胞内C−
AMPは交感神経系伝達物質であるカテコールア
ミン及び種々のペプタイドホルモンによつて、ア
デニレートサイクレースを介して、アデノシント
リホスフエート(ATP)から生成され、ホスホ
ジエスラーゼ(PDE)によつて分解される生体
成分であることが知られている。そして該C−
AMPは生体アミン及びペプタイドホルモンの作
用を細胞内に伝達するのみならず、細胞分裂、受
精、受胚の成長及び分化、平滑筋の緊張、心臓の
収縮及び代謝、中枢及び自律神経系の機能、免疫
反応、生殖反応、インシユリン、ヒスタミン、セ
ロトニン等の細胞内貯臓顆粒に含まれる物質の遊
離、リソゾーム酵素系などに影響を及ぼすもので
あり、該C−AMPの代謝異常(低下)は、例え
ば癌発症、気管支喘息、糖尿病、動脈硬化、循環
不全、高血圧、精神病、乾癬等の各種疾病と密接
な関連があり、該C−AMPに特異的なPDE阻害
剤の使用は、之等各種疾病の治療又は予防に有効
である。殊にPDE阻害粉物質のうちでも上記C
−AMPに特異的作用を及ぼすものが有効である
ことは、事実例えばモレキユラー パーマコロジ
ー(Molecular Pharmacology)13、400〜406
(1976年)に記載されている。 以下PDE阻害剤の各種疾病の治療及び予防薬
としての有用性を明らかにする。 <ガン治療薬> Proceedings of the National Academy of
Science of United States of America 第68巻
第425頁(1971)に記載される通り公知のPDE阻
害剤であるテオフイリンは、癌化されまた腫瘍化
された細胞を正常化させる作用を有しており、こ
のことからPDE阻害剤はガン治療薬として有効
であることが判る。 <気管支喘息治療薬> Journal of Clinical Investigation 第52巻第
48頁(1973)には、気管平滑筋の弛緩が、交感神
経伝達物質であるカテコールアミンのβ−作用に
よるC−AMP含量の上昇により惹起され、また
気管支喘息患者の気管平滑筋中のC−AMP含量
は総じて低下の傾向を示すことが記されている。
PDE阻害剤は、C−AMPの分解を抑制すること
により該C−AMP含量の上昇及びそれによる気
管平滑筋の弛緩を可能とする。事実公知のPDE
阻害剤であるテオフイリンは、このような作用機
序により気管支喘息の治療薬として知られてい
る。 <アレルギー性喘息の治療> Journal of Immunology 第108巻第695頁
(1972年)に報告されている通り、アレルギー性
喘息患者は、一般に化学伝達物質であるヒスタミ
ンの肥満細胞等からの遊離に基づいて気管平滑筋
の収縮が認められる。上記ヒスタミンの肥満細胞
からの遊離は、C−AMPの減少によつて起るも
のであり、従つて該C−AMP含量の増加によれ
ば、上記ヒスタミン遊離を抑制できる結果アレル
ギー性喘息の治療又は予防に効果がある。 <糖尿病治療薬> Cyclic Nucleotides in Disease、Boltimore、
Univ.、Parkpress 第211頁(1975年)に示され
る通り血糖を降下させる最も重要なホルモンはイ
ンシユリンである。該インシユリンは、グルコー
ス、カテコールアミン、グルカゴンなどによつて
その分泌が亢進されるのがこの分泌に先だちC−
AMPに上昇が起る。膵臓におけるC−AMPの上
昇は、イシユリン分泌亢進効果を奏し得、従つて
PDE阻害剤の利用はC−AMPの上昇、インシユ
リン分泌亢進及びこれによる糖尿病治療に有効で
ある。 <動脈硬化治療薬> Japanes Heart Journal 第16巻第76頁(1975
年)には、動脈硬化を起している血管内皮細胞で
はC−AMP含量の減少が認められ、逆にC−
AMP含量の増加は脂肪分解作用を亢進する。
PDE阻害剤はC−AMP含量を増加せしめ血管内
皮細胞の脂肪分解を促進する結果動脈硬化の治療
に有用である。 <循環改善薬> Advances in Cyclic Nucleotide Research
第1巻第175頁(1972年)及びMolecular
Pharmacology 第6巻第597頁(1970年)には、
血管平滑筋にPDE阻害剤を作用させると、その
C−AMP含量が増加する結果該平滑筋の拡張が
起り血液流動状態が改善できることが記されてい
る。このことからPDE阻害剤は循環改善薬とし
て有用であることが判る。 <高血圧治療薬及び利尿剤> 自然発生高血圧ラツト(SHR)では病態の動
脈においてC−AMP含量が低下しておりこれは
PDE活性の増大及び血管拡張性の刺激に対する
アデニレートサイクラーゼ活性の減弱に起因する
という報告(Science 第179巻第807頁 1973
年)がある。これが血管平滑筋の弛緩反応を悪化
させていると考えられる。それゆえPDEを阻害
しC−AMPを増加させることにより血管抵抗性
を減弱させ高血圧を治療することができる。 さらにまた腎性の高血圧などでは利尿剤を用い
ることにより総血液量を減少させ降圧作用を発現
する。公知の利尿剤ベンゾチアジン誘導体は、
PDEの阻害作用を有し(Annals of New York
Academy of Science 第150巻第256頁1968
年)、またC−AMPの上昇が利尿作用を亢進させ
る(Journal of Clinical Investigation 第41巻
第702頁(1968年)。 <精神病治療薬> Federation Proceedings 第30巻第330頁
(1971年)に述べられているように薬理学的精神
病薬は、主たる作用部位である中枢神経系のC−
AMP含量を変化させる。例えばフエノチアジン
類抗精神病薬は脳においてカルシウム依存性のア
クチベータープロテインによるPDEの活性化を
阻害して細胞内C−AMP濃度を上昇させ、また
三環式抗うつ病薬であるジベンゾアゼピン類は脳
におけるPDE阻害作用を有し、これにより精神
病治療薬に有効である。従つてPDE阻害剤は之
等の精神病薬と同様にC−AMP濃度低下に起因
する精神病の治療に利用できる。 <乾癬治療薬> Journal of Investigative Dermatology 第64
巻第124頁(1975年)に述べられているように乾
癬は皮膚で急速に広がり、この乾癬病巣ではC−
AMP含量が低下し、PDE活性が正常値の約3倍
増大し、且つC−GMP含量が上昇している。さ
らにグリコーゲンの貯留も認められる。C−
AMPは細胞増殖分化を抑制し、グリコーゲン分
解を促進する。この乾癬の治療には臨床的に公知
のPDE阻害剤であるパパベリンが実際に利用さ
れており、PDE阻害剤がこの治療薬として有効
であることが判る。 以下本発明阻害剤の有効成分とする化合物を製
造するため出発原料化合物の製造例を参考例とし
て挙げる。 参考例 1 5−ヒドロキシ−3・4−ジヒドロカルボスチ
リル24gを酢酸200mlとクロロホルム300mlとに懸
濁する。この懸濁液を40〜50℃とし撹拌下塩化ス
ルフリル36mlを滴下し、同温度で1時間撹拌す
る。反応液を氷水にあけて析出物を取する。メ
タノールから再結晶して無色鱗片状晶の5−ヒド
ロキシ−6・8−ジクロル−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル20gを得る。 融点246〜248℃ 上記参考例1と同様にして下記化合物を得る。
化合物とを塩基性化合物の存在下脱ハロゲン化水
素反応させることにより容易に製造される。また
反応行程式−7に依れば一般式〔5〕で表わされ
るアミンは一般式〔10〕で表わされる公知のアミ
ンと一般式〔11〕で表わされる公知のハロゲン化
合物とを塩基性化合物の存在下脱ハロゲン化水素
反応させることにより容易に製造される。これら
の反応は上記一般式〔2〕の化合物と一般式
〔3〕の化合物との脱ハロゲン化反応と同様に行
なえばよい。 反応行程式−8に依れば一般式〔5b〕で表わ
されるシクロヘキシルアミン誘導体又はシクロヘ
キシルアルキルアミン誘導体は一般式〔5a〕で表
わされる公知の化合物のベンゼン核を還元するこ
とにより容易に製造される。ベンゼン核の還元は
一般的な核水添反応が広く用いられるが、特に接
触還元による方法が有利である。接触還元は常法
に従い適当な溶媒中で触媒を用いて水素添加して
行なわれる。用いられる触媒としては白金黒、酸
化白金、コロイド白金などの白金触媒、パラジウ
ム黒、パラジウム炭素、コロイドパラジウムなど
のパラジウム触媒、石綿付ロジウム、ロジウムア
ルミナなどのロジウム触媒、ルテニウム触媒、ラ
ネーニツケル、酸化ニツケルなどのニツケル触
媒、コバルト触媒等の核水添反応に慣用の触媒が
用いられる。用いられる溶媒としては低級アルコ
ール(メタノール、エタノール、イソプロパノー
ルなど)、水、酢酸、酢酸エステル、エチレング
リコール、エーテル類(テトラヒドロフラン、ジ
オキサンなど)、シクロアルカン類(シクロヘキ
サン、シクロペンタンなど)が挙げられる。該反
応は水素加圧下(好ましくは1〜100気圧)にて
行なわれ、反応温度は室温〜100℃、反応時間は
1時間〜2日間とするのがよい。 反応行程式−1において用いられる一般式
〔3〕で表わされるハロアミドは例えば下記反応
行程式−9に示す如く一般式〔5〕で表わされる
アミンと一般式〔12〕で表わされる公知のハロカ
ルボン酸とを反応させることにより容易に製造さ
れる。 反応行程式−9 (上式に於てR3、R4、R5、l、n及びXは前記に
同じ) 化合物〔5〕と化合物〔12〕との反応は上述し
たアミド結合生成反応と同様に行なえばよい。ま
た上記においては化合物〔12〕に代えてそのカル
ボキシ基が活性化された化合物を用いてもよい。 尚一般式〔1〕で表わされる化合物のうちR1
が水素原子であつて且つカルボスチリル骨格の3
位と4位の炭素間結合が二重結合である化合物は
下記反応行程式−10に示す如くラクタム−ラクチ
ム型の互換異性体(〔1e〕及び〔1f〕)を採り得
る。 反応行程式−10 (上式に於てR2、R3、R4、R5、m、l及びnは前
記に同じ。) 一般式〔1〕で表わされる化合物のうち酸性基
を有する化合物は薬理的に許容し得る塩基性化合
物と容易に塩を形成し得る。斯かる塩基性化合物
として具体的には水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウム、水酸化アルミニウム等の金属酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素ナトリウム等の金属炭酸化物、
ナトリウムメチラート、カリウムエチラート等の
アルカリ金属アルコラート、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属等の無機塩基性化合物、モル
ホリン、ピペラジン、ピペリジン、ジエチルアミ
ン、アニリン等の有機塩基性化合物を例示でき
る。また一般式〔1〕で表わされる化合物のうち
塩基性基を有する化合物は通常の薬理的に許容し
得る酸と容易に塩を形成し得る。斯かる酸として
具体的には硫酸、硝酸、塩酸、臭化水素酸等の無
機酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、シユウ酸、マレイン酸、コハク酸、安
息香酸等の有機酸を例示できる。 斯くして得られる一般式〔1〕で表わされる目
的化合物は通常用いられている分離手段により容
易に単離、精製される。斯かる手段としては沈殿
法、抽出法、再結晶法、カラムクロマトグラフイ
ー、プレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を
例示できる。 本発明のホスホジエステラーゼ阻害剤は、上記
各種方法により得られた一般式〔1〕で表わされ
る化合物又はその塩をそのままであるいは慣用の
製剤担体と混合して適当な投与単位形態とされ
る。該形態としては錠剤、顆粒剤、経口用溶液等
の経口剤、注射剤等の非経口剤等を例示できる。
投与されるべき有効成分の量としては特に限定が
なく広い範囲から適宜選択されるが、所期の効果
を発揮するためには1日当り体重1Kg当り0.01〜
10mgとするのがよい。また投与単位形態中に有効
成分を1〜500mg含有せしめるのがよい。 本発明に於て錠剤、カプセル剤、経口用溶液等
の経口剤は常法に従つて製造される。即ち錠剤は
有効成分化合物をゼラチン、澱粉、乳糖、ステア
リン酸マグネシウム、滑石、アラビアゴム等の製
剤学的賦形剤と混合し、賦形される。カプセル剤
は有効成分化合物を不活性の製剤充填剤もしくは
希釈剤と混合し、硬質ゼラチンカプセル、軟質カ
プセル等に充填される。シロツプ剤もしくはエリ
キシア剤は有効成分化合物を蔗糖等の甘味剤、メ
チル−およびプロピルパラベン類等の防腐剤、着
色剤、調味剤等と混合して製造される。また非経
口剤は有効成分化合物を、滅菌した液状担体に溶
解して製造される。好ましい担体は水または塩水
である。所望の透明度、安定性及び非経口使用の
適応性を有する液剤は約1〜500mgの有効成分
を、水及び有機溶剤に溶解し且つ分子量が200〜
5000であるポリエチレングリコールに溶解して製
造される。斯かる液剤はナトリウムカルボキシメ
チルセルローズ、メチルセルローズ、ポリビニル
ピロリドン、ポリビニルアルコール等の潤滑剤を
含有するのが好ましい。さらに上記液剤中にはベ
ンジルアルコール、フエノール、チメロサール等
の殺菌剤および防カビ剤、蔗糖、塩化ナトリウム
等の等張剤、局所麻酔剤、安定剤、緩衝剤等が含
まれていてもよい。更に安定性を高めるために非
経口投与用薬剤は充填後冷凍され、この分野で公
知の凍結乾燥技術により水を除去することができ
る。而して使用直前に凍結乾燥粉末を再調製する
ことができる。 かくして本発明のC−AMPに特異的なホスホ
ジエステラーゼ阻害剤を得る。 本発明のC−AMPに特異的なホスホジエステ
ラーゼ(PDE)阻害剤の如き、PDE阻害活性を
示す物質は、例えばアニユーアル リビユー オ
ブ パーマコロジー アンド トキシコロジー
(Annual Review of Pharmacology and
Toxicology)第17巻第441〜477頁(1977年)に
記載される通り、上記C−AMPの代謝異常によ
りその低下の認められる各種疾病の予防又は治療
に有用なものである。即ち一般に、細胞内C−
AMPは交感神経系伝達物質であるカテコールア
ミン及び種々のペプタイドホルモンによつて、ア
デニレートサイクレースを介して、アデノシント
リホスフエート(ATP)から生成され、ホスホ
ジエスラーゼ(PDE)によつて分解される生体
成分であることが知られている。そして該C−
AMPは生体アミン及びペプタイドホルモンの作
用を細胞内に伝達するのみならず、細胞分裂、受
精、受胚の成長及び分化、平滑筋の緊張、心臓の
収縮及び代謝、中枢及び自律神経系の機能、免疫
反応、生殖反応、インシユリン、ヒスタミン、セ
ロトニン等の細胞内貯臓顆粒に含まれる物質の遊
離、リソゾーム酵素系などに影響を及ぼすもので
あり、該C−AMPの代謝異常(低下)は、例え
ば癌発症、気管支喘息、糖尿病、動脈硬化、循環
不全、高血圧、精神病、乾癬等の各種疾病と密接
な関連があり、該C−AMPに特異的なPDE阻害
剤の使用は、之等各種疾病の治療又は予防に有効
である。殊にPDE阻害粉物質のうちでも上記C
−AMPに特異的作用を及ぼすものが有効である
ことは、事実例えばモレキユラー パーマコロジ
ー(Molecular Pharmacology)13、400〜406
(1976年)に記載されている。 以下PDE阻害剤の各種疾病の治療及び予防薬
としての有用性を明らかにする。 <ガン治療薬> Proceedings of the National Academy of
Science of United States of America 第68巻
第425頁(1971)に記載される通り公知のPDE阻
害剤であるテオフイリンは、癌化されまた腫瘍化
された細胞を正常化させる作用を有しており、こ
のことからPDE阻害剤はガン治療薬として有効
であることが判る。 <気管支喘息治療薬> Journal of Clinical Investigation 第52巻第
48頁(1973)には、気管平滑筋の弛緩が、交感神
経伝達物質であるカテコールアミンのβ−作用に
よるC−AMP含量の上昇により惹起され、また
気管支喘息患者の気管平滑筋中のC−AMP含量
は総じて低下の傾向を示すことが記されている。
PDE阻害剤は、C−AMPの分解を抑制すること
により該C−AMP含量の上昇及びそれによる気
管平滑筋の弛緩を可能とする。事実公知のPDE
阻害剤であるテオフイリンは、このような作用機
序により気管支喘息の治療薬として知られてい
る。 <アレルギー性喘息の治療> Journal of Immunology 第108巻第695頁
(1972年)に報告されている通り、アレルギー性
喘息患者は、一般に化学伝達物質であるヒスタミ
ンの肥満細胞等からの遊離に基づいて気管平滑筋
の収縮が認められる。上記ヒスタミンの肥満細胞
からの遊離は、C−AMPの減少によつて起るも
のであり、従つて該C−AMP含量の増加によれ
ば、上記ヒスタミン遊離を抑制できる結果アレル
ギー性喘息の治療又は予防に効果がある。 <糖尿病治療薬> Cyclic Nucleotides in Disease、Boltimore、
Univ.、Parkpress 第211頁(1975年)に示され
る通り血糖を降下させる最も重要なホルモンはイ
ンシユリンである。該インシユリンは、グルコー
ス、カテコールアミン、グルカゴンなどによつて
その分泌が亢進されるのがこの分泌に先だちC−
AMPに上昇が起る。膵臓におけるC−AMPの上
昇は、イシユリン分泌亢進効果を奏し得、従つて
PDE阻害剤の利用はC−AMPの上昇、インシユ
リン分泌亢進及びこれによる糖尿病治療に有効で
ある。 <動脈硬化治療薬> Japanes Heart Journal 第16巻第76頁(1975
年)には、動脈硬化を起している血管内皮細胞で
はC−AMP含量の減少が認められ、逆にC−
AMP含量の増加は脂肪分解作用を亢進する。
PDE阻害剤はC−AMP含量を増加せしめ血管内
皮細胞の脂肪分解を促進する結果動脈硬化の治療
に有用である。 <循環改善薬> Advances in Cyclic Nucleotide Research
第1巻第175頁(1972年)及びMolecular
Pharmacology 第6巻第597頁(1970年)には、
血管平滑筋にPDE阻害剤を作用させると、その
C−AMP含量が増加する結果該平滑筋の拡張が
起り血液流動状態が改善できることが記されてい
る。このことからPDE阻害剤は循環改善薬とし
て有用であることが判る。 <高血圧治療薬及び利尿剤> 自然発生高血圧ラツト(SHR)では病態の動
脈においてC−AMP含量が低下しておりこれは
PDE活性の増大及び血管拡張性の刺激に対する
アデニレートサイクラーゼ活性の減弱に起因する
という報告(Science 第179巻第807頁 1973
年)がある。これが血管平滑筋の弛緩反応を悪化
させていると考えられる。それゆえPDEを阻害
しC−AMPを増加させることにより血管抵抗性
を減弱させ高血圧を治療することができる。 さらにまた腎性の高血圧などでは利尿剤を用い
ることにより総血液量を減少させ降圧作用を発現
する。公知の利尿剤ベンゾチアジン誘導体は、
PDEの阻害作用を有し(Annals of New York
Academy of Science 第150巻第256頁1968
年)、またC−AMPの上昇が利尿作用を亢進させ
る(Journal of Clinical Investigation 第41巻
第702頁(1968年)。 <精神病治療薬> Federation Proceedings 第30巻第330頁
(1971年)に述べられているように薬理学的精神
病薬は、主たる作用部位である中枢神経系のC−
AMP含量を変化させる。例えばフエノチアジン
類抗精神病薬は脳においてカルシウム依存性のア
クチベータープロテインによるPDEの活性化を
阻害して細胞内C−AMP濃度を上昇させ、また
三環式抗うつ病薬であるジベンゾアゼピン類は脳
におけるPDE阻害作用を有し、これにより精神
病治療薬に有効である。従つてPDE阻害剤は之
等の精神病薬と同様にC−AMP濃度低下に起因
する精神病の治療に利用できる。 <乾癬治療薬> Journal of Investigative Dermatology 第64
巻第124頁(1975年)に述べられているように乾
癬は皮膚で急速に広がり、この乾癬病巣ではC−
AMP含量が低下し、PDE活性が正常値の約3倍
増大し、且つC−GMP含量が上昇している。さ
らにグリコーゲンの貯留も認められる。C−
AMPは細胞増殖分化を抑制し、グリコーゲン分
解を促進する。この乾癬の治療には臨床的に公知
のPDE阻害剤であるパパベリンが実際に利用さ
れており、PDE阻害剤がこの治療薬として有効
であることが判る。 以下本発明阻害剤の有効成分とする化合物を製
造するため出発原料化合物の製造例を参考例とし
て挙げる。 参考例 1 5−ヒドロキシ−3・4−ジヒドロカルボスチ
リル24gを酢酸200mlとクロロホルム300mlとに懸
濁する。この懸濁液を40〜50℃とし撹拌下塩化ス
ルフリル36mlを滴下し、同温度で1時間撹拌す
る。反応液を氷水にあけて析出物を取する。メ
タノールから再結晶して無色鱗片状晶の5−ヒド
ロキシ−6・8−ジクロル−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル20gを得る。 融点246〜248℃ 上記参考例1と同様にして下記化合物を得る。
【表】
参考例 6
5−ヒドロキシ−8−ブロム−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル4.5gをエタノール100mlに溶解
する。この溶液にブロム酢酸エチル3.8g及び炭
酸カリウム3.8gを加え4時間還流下に撹拌を行
なう。反応液を氷水にあけて析出物を取しメタ
ノールから再結晶して無色針状晶の5−エトキシ
カルボニルメトキシ−8−ブロム−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル3.8gを得る。 融点215〜216℃ 上記参考例6と同様にして下記化合物を得る。
ロカルボスチリル4.5gをエタノール100mlに溶解
する。この溶液にブロム酢酸エチル3.8g及び炭
酸カリウム3.8gを加え4時間還流下に撹拌を行
なう。反応液を氷水にあけて析出物を取しメタ
ノールから再結晶して無色針状晶の5−エトキシ
カルボニルメトキシ−8−ブロム−3・4−ジヒ
ドロカルボスチリル3.8gを得る。 融点215〜216℃ 上記参考例6と同様にして下記化合物を得る。
【表】
カルボスチリル
参考例 14 5−エトキシカルボニルメトキシ−8−ブロム
−3・4−ジヒドロカルボスチリル3.6gをエタ
ノール150mlに溶解し、水酸化カリウム5gの水
50ml溶液を加えて5時間還流を行なう。溶媒を留
去し残渣を水に溶解する。塩酸酸性とし、析出物
を取し含水エタノールから再結晶して無色針状
晶の5−カルボキシメトキシ−8−ブロム−3・
4−ジヒドロカルボスチリル2.5gを得る。 融点255〜256℃(分解) 上記参考例14と同様にして下記化合物を得る。
参考例 14 5−エトキシカルボニルメトキシ−8−ブロム
−3・4−ジヒドロカルボスチリル3.6gをエタ
ノール150mlに溶解し、水酸化カリウム5gの水
50ml溶液を加えて5時間還流を行なう。溶媒を留
去し残渣を水に溶解する。塩酸酸性とし、析出物
を取し含水エタノールから再結晶して無色針状
晶の5−カルボキシメトキシ−8−ブロム−3・
4−ジヒドロカルボスチリル2.5gを得る。 融点255〜256℃(分解) 上記参考例14と同様にして下記化合物を得る。
【表】
チリル
参考例 22 メタノール200mlにp−メチルアミノフエノー
ル17g、トリエチルアミン20ml及び5%ロジウム
アルミナ9gを加えて、水素圧3〜4気圧、温度
60〜70℃にて16時間振とうし水素添加する。反応
後触媒を去し、母液を濃縮乾固し、残渣にクロ
ロホルム500ml及び5%NaOH水200mlを加えて分
液し、クロロホルム層を水洗し濃縮する。残渣を
減圧蒸留する。 無色固体の沸点123〜129℃(22mmHg)の4−
メチルアミノシクロヘキサノール11gを得る。 参考例 23 ジメチルホルムアミド(DMF)50mlに2−ア
ミノシクロヘキサノール19g、沃化イソプロピル
20g及び炭酸カリウム15gを加えて80〜90℃にて
20時間撹拌する。反応後濃縮し残渣をクロロホル
ムに溶解させ水洗し、無水硫酸ナトリウム
(Na2SO4)で乾燥する。乾燥剤を去し、母液を
濃縮し、残渣を石油エーテルで結晶化させ、得ら
れた結晶をエタノールから再結晶し無色結晶の2
−イソプロピルアミノシクロヘキサノール8gを
得る。 融点54〜55℃ 参考例 24 酢酸エチル400mlにN−メチルシクロヘキシル
アミン26mlを加えて外部氷冷撹拌下、4−クロル
ブチルクロリド25mlとトリエチルアミン33.5mlを
内温を10〜20℃に保ちつつ同時滴下する。20分間
を要して滴下し、その後室温下撹拌を1時間行な
う。反応後、反応液に水を加えて分液し、有機層
を水、飽和炭酸カリウム水溶液(K2CO3水)、10
%塩酸、水の順で洗浄し、Na2SO4で乾燥する。
硫酸ナトリウムを去し、母液を濃縮後、減圧蒸
留し、無色液体のN−(4−クロロブチリル)−N
−メチルシクロヘキシルアミン41.5gを得る。 融点133〜136℃(2mmHg) 以下本発明阻害剤の有効成分化合物の製造例を
挙げる。 製造例 1 塩化メチレン200mlに5−(3−カルボキシ)プ
ロポキシ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5
g及びN−メチルモルホリン2.0mlを加えて、外
部氷冷撹拌下、クロルギ酸メチル1.0mlを内温を
10〜20℃に保ちつつ滴下する。滴下後室温にて30
分撹拌後、N−エチルアニリン1.3mlを加えて同
温度で4時間撹拌する。反応終了後反応液に水を
加えて分液し、有機層を希NaOH水溶液、希塩
酸、水の順に洗浄し、Na2SO4で乾燥する。無機
物を去後、母液を濃縮後、残渣をエタノールか
ら再結晶して無色針状晶で5−〔3−(N−エチル
アニリノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルボスチリル2.6gを得る。 融点179.5〜180.5℃ 製造例 2 テトラヒドロフラン(THF)50mlに6−(3−
カルボキシ)プロポキシカルボスチリル2.5g及
びピリジン1.8mlを加えて外部氷冷撹拌下、ブロ
モギ酸メチル1.0mlを内温5〜15℃に保ちつつ滴
下する。滴下後、室温にて1時間撹拌後、N−メ
チルシクロヘキシルアミン1.2gを加えてさらに
3時間撹拌する。反応液を200mlの飽和食塩水に
注ぎ析出する結晶を取し水洗する。得られた粗
結晶をクロロホルム−エタノールから再結晶して
無色針状晶の6−〔3−(N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル2.3gを得る。 融点184.5〜186℃ 製造例 3 DMF50mlに、6−(3−カルボキシ)プロポキ
シ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5g及び
炭酸カリウム1.4gを加えて外部氷冷撹拌下、ク
ロロギ酸イソブチル1.1mlを内温10〜20℃に保ち
つつ摘下する。摘下後30〜40℃にて1.5時間撹拌
後、N−アリルシクロヘキシルアミン1.4gを加
えて、同温度でさらに2時間撹拌する。反応液を
200mlの飽和食塩水に注ぎ析出する結晶を取し
水洗する。得られた粗結晶を酢酸エチル−石油エ
ーテルから再結晶して無色針状晶の6−〔3−(N
−アリル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチ
リル2.7gを得る。 融点105〜107℃ 製造例 4 酢酸エチル200mlに6−(3−カルボキシ)プロ
ポキシ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2・5
g及びトリエチルアミン1.6mlを加えて、外部氷
冷撹拌下、クロルギ酸エチル1.0mlを内温を10〜
20℃に保ちつつ摘下する。摘下後室温にて1時間
撹拌後、N−メチルアニリン1.1mlを加えて撹拌
を2時間行う。反応後に水を加えて分液し、有機
層を希NaOH水溶液、希塩酸、水の順に洗浄し、
Na2SO4で乾燥する。無機物を去後、母液を濃
縮後、残をクロロホルム−石油エーテルから再結
晶して、無色針状晶の6−〔3−(N−メチルアニ
リノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル2.2gを得る。 融点129.5〜131.5℃ 製造例4と同様にして下記第1表に示す化合物
を得る。
参考例 22 メタノール200mlにp−メチルアミノフエノー
ル17g、トリエチルアミン20ml及び5%ロジウム
アルミナ9gを加えて、水素圧3〜4気圧、温度
60〜70℃にて16時間振とうし水素添加する。反応
後触媒を去し、母液を濃縮乾固し、残渣にクロ
ロホルム500ml及び5%NaOH水200mlを加えて分
液し、クロロホルム層を水洗し濃縮する。残渣を
減圧蒸留する。 無色固体の沸点123〜129℃(22mmHg)の4−
メチルアミノシクロヘキサノール11gを得る。 参考例 23 ジメチルホルムアミド(DMF)50mlに2−ア
ミノシクロヘキサノール19g、沃化イソプロピル
20g及び炭酸カリウム15gを加えて80〜90℃にて
20時間撹拌する。反応後濃縮し残渣をクロロホル
ムに溶解させ水洗し、無水硫酸ナトリウム
(Na2SO4)で乾燥する。乾燥剤を去し、母液を
濃縮し、残渣を石油エーテルで結晶化させ、得ら
れた結晶をエタノールから再結晶し無色結晶の2
−イソプロピルアミノシクロヘキサノール8gを
得る。 融点54〜55℃ 参考例 24 酢酸エチル400mlにN−メチルシクロヘキシル
アミン26mlを加えて外部氷冷撹拌下、4−クロル
ブチルクロリド25mlとトリエチルアミン33.5mlを
内温を10〜20℃に保ちつつ同時滴下する。20分間
を要して滴下し、その後室温下撹拌を1時間行な
う。反応後、反応液に水を加えて分液し、有機層
を水、飽和炭酸カリウム水溶液(K2CO3水)、10
%塩酸、水の順で洗浄し、Na2SO4で乾燥する。
硫酸ナトリウムを去し、母液を濃縮後、減圧蒸
留し、無色液体のN−(4−クロロブチリル)−N
−メチルシクロヘキシルアミン41.5gを得る。 融点133〜136℃(2mmHg) 以下本発明阻害剤の有効成分化合物の製造例を
挙げる。 製造例 1 塩化メチレン200mlに5−(3−カルボキシ)プ
ロポキシ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5
g及びN−メチルモルホリン2.0mlを加えて、外
部氷冷撹拌下、クロルギ酸メチル1.0mlを内温を
10〜20℃に保ちつつ滴下する。滴下後室温にて30
分撹拌後、N−エチルアニリン1.3mlを加えて同
温度で4時間撹拌する。反応終了後反応液に水を
加えて分液し、有機層を希NaOH水溶液、希塩
酸、水の順に洗浄し、Na2SO4で乾燥する。無機
物を去後、母液を濃縮後、残渣をエタノールか
ら再結晶して無色針状晶で5−〔3−(N−エチル
アニリノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジ
ヒドロカルボスチリル2.6gを得る。 融点179.5〜180.5℃ 製造例 2 テトラヒドロフラン(THF)50mlに6−(3−
カルボキシ)プロポキシカルボスチリル2.5g及
びピリジン1.8mlを加えて外部氷冷撹拌下、ブロ
モギ酸メチル1.0mlを内温5〜15℃に保ちつつ滴
下する。滴下後、室温にて1時間撹拌後、N−メ
チルシクロヘキシルアミン1.2gを加えてさらに
3時間撹拌する。反応液を200mlの飽和食塩水に
注ぎ析出する結晶を取し水洗する。得られた粗
結晶をクロロホルム−エタノールから再結晶して
無色針状晶の6−〔3−(N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル2.3gを得る。 融点184.5〜186℃ 製造例 3 DMF50mlに、6−(3−カルボキシ)プロポキ
シ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5g及び
炭酸カリウム1.4gを加えて外部氷冷撹拌下、ク
ロロギ酸イソブチル1.1mlを内温10〜20℃に保ち
つつ摘下する。摘下後30〜40℃にて1.5時間撹拌
後、N−アリルシクロヘキシルアミン1.4gを加
えて、同温度でさらに2時間撹拌する。反応液を
200mlの飽和食塩水に注ぎ析出する結晶を取し
水洗する。得られた粗結晶を酢酸エチル−石油エ
ーテルから再結晶して無色針状晶の6−〔3−(N
−アリル−N−シクロヘキシルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチ
リル2.7gを得る。 融点105〜107℃ 製造例 4 酢酸エチル200mlに6−(3−カルボキシ)プロ
ポキシ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2・5
g及びトリエチルアミン1.6mlを加えて、外部氷
冷撹拌下、クロルギ酸エチル1.0mlを内温を10〜
20℃に保ちつつ摘下する。摘下後室温にて1時間
撹拌後、N−メチルアニリン1.1mlを加えて撹拌
を2時間行う。反応後に水を加えて分液し、有機
層を希NaOH水溶液、希塩酸、水の順に洗浄し、
Na2SO4で乾燥する。無機物を去後、母液を濃
縮後、残をクロロホルム−石油エーテルから再結
晶して、無色針状晶の6−〔3−(N−メチルアニ
リノカルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル2.2gを得る。 融点129.5〜131.5℃ 製造例4と同様にして下記第1表に示す化合物
を得る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
製造例 60
DMF150mlに6−(3−カルボキシ)プロポキ
シ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5g及び
トリエチルアミン1.6mlを加えて外部氷冷撹拌下
クロル蟻酸イソブチル1.3mlを内温を10〜20℃に
保ちつつ摘下する。摘下後室温にて30分撹拌後シ
クロヘキシルメチルアミン1.3mlを加えて1時間
撹拌する。反応後反応液を水約1に注ぎ析出晶
を取し水洗する。得られた結晶を乾燥後クロロ
ホルム−石油エーテルから再結晶して無色針状晶
の6−{3−〔N−(シクロヘキシルメチル)アミ
ノカルボニル〕プロポキシ}−3・4−ジヒドロ
カルボスチリル3.0gを得る。 融点170〜172℃ 製造例60と同様にして下記第2表記載の化合物
を得る。
シ−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.5g及び
トリエチルアミン1.6mlを加えて外部氷冷撹拌下
クロル蟻酸イソブチル1.3mlを内温を10〜20℃に
保ちつつ摘下する。摘下後室温にて30分撹拌後シ
クロヘキシルメチルアミン1.3mlを加えて1時間
撹拌する。反応後反応液を水約1に注ぎ析出晶
を取し水洗する。得られた結晶を乾燥後クロロ
ホルム−石油エーテルから再結晶して無色針状晶
の6−{3−〔N−(シクロヘキシルメチル)アミ
ノカルボニル〕プロポキシ}−3・4−ジヒドロ
カルボスチリル3.0gを得る。 融点170〜172℃ 製造例60と同様にして下記第2表記載の化合物
を得る。
【表】
製造例 64
5−(3−カルボキシ−2−メチルプロポキ
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル1.3g及び
トリエチルアミン0.8mlをDMF50mlに加えて外部
氷冷撹拌下内温0〜10℃にてクロル蟻酸イソブチ
ル0.65mlを摘下する。摘下後同温度にて30分間撹
拌しこれにN−エチルシクロヘキシルアミン0.7
gを摘下した室温にて2時間撹拌する。溶媒を留
去し残渣をクロロホルム200mlに溶解させ、希塩
酸、K2CO3水、水の順で洗浄し、Na2SO4で乾燥
する。乾燥剤を去し、母液を濃縮し残渣をリグ
ロイン−ベンゼンから再結晶して無色針状晶の5
−〔3−(N−シクロヘキシル−N−エチルアミノ
カルボニル)−2−メチルプロポキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル0.8gを得る。 融点114〜115.5℃ 製造例 65 6−(3−カルボキシ−2−メチルプロポキ
シ)カルボスチリル1.3g及びN−メチル−2−
メチルシクロヘキシルアミン0.8mlを用い製造例
64と同様にして無色針状晶の6−{3−〔N−メチ
ル−N−(2−メチルシクロヘキシル)アミノカ
ルボニル〕−2−メチルプロポキシ}カルボスチ
リル0.4gを得る。 融点146〜149℃ 製造例 66 THF50mlに1−メチル−6−(3−カルボキシ
プロポキシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル
2・6g及びピリジン1.8mlを加えて外部氷冷撹
拌下、ブロモギ酸メチル1.0mlを内温5〜15℃に
保ちつつ摘下する。摘下後、室温にて2時間撹拌
後、N−メチルシクロヘキシルアミン1.2gを加
えてさらに3時間撹拌する。反応液を200mlの飽
和食塩水に注ぎ析出する結晶を取し水洗する。
得られた粗結晶をリグロインから再結晶して無色
針状晶の1−メチル−6−〔3−(N−シクロヘキ
シル)−N−メチルアミノカルボニルプロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.1gを得
る。 融点104.5〜106.5℃ 上記製造例64〜66と同様に反応を行なつて下記
第3表の化合物を得る。
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル1.3g及び
トリエチルアミン0.8mlをDMF50mlに加えて外部
氷冷撹拌下内温0〜10℃にてクロル蟻酸イソブチ
ル0.65mlを摘下する。摘下後同温度にて30分間撹
拌しこれにN−エチルシクロヘキシルアミン0.7
gを摘下した室温にて2時間撹拌する。溶媒を留
去し残渣をクロロホルム200mlに溶解させ、希塩
酸、K2CO3水、水の順で洗浄し、Na2SO4で乾燥
する。乾燥剤を去し、母液を濃縮し残渣をリグ
ロイン−ベンゼンから再結晶して無色針状晶の5
−〔3−(N−シクロヘキシル−N−エチルアミノ
カルボニル)−2−メチルプロポキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル0.8gを得る。 融点114〜115.5℃ 製造例 65 6−(3−カルボキシ−2−メチルプロポキ
シ)カルボスチリル1.3g及びN−メチル−2−
メチルシクロヘキシルアミン0.8mlを用い製造例
64と同様にして無色針状晶の6−{3−〔N−メチ
ル−N−(2−メチルシクロヘキシル)アミノカ
ルボニル〕−2−メチルプロポキシ}カルボスチ
リル0.4gを得る。 融点146〜149℃ 製造例 66 THF50mlに1−メチル−6−(3−カルボキシ
プロポキシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル
2・6g及びピリジン1.8mlを加えて外部氷冷撹
拌下、ブロモギ酸メチル1.0mlを内温5〜15℃に
保ちつつ摘下する。摘下後、室温にて2時間撹拌
後、N−メチルシクロヘキシルアミン1.2gを加
えてさらに3時間撹拌する。反応液を200mlの飽
和食塩水に注ぎ析出する結晶を取し水洗する。
得られた粗結晶をリグロインから再結晶して無色
針状晶の1−メチル−6−〔3−(N−シクロヘキ
シル)−N−メチルアミノカルボニルプロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル2.1gを得
る。 融点104.5〜106.5℃ 上記製造例64〜66と同様に反応を行なつて下記
第3表の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
また上記製造例64〜66と同様に反応を行なつて
下記第4表の化合物を得る。
下記第4表の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
製造例 112
適当な出発原料を用い、製造例65と同様にして
6−13−〔N−ベンジル−N−(2−3′・4′−ジメ
トキシフエニルエテル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリルを得
る。該化合物は以下の理化学的性質により同定さ
れる。 Γ性状 無色オイル状 Γシリカゲル薄層クロマトグラフイー (シリカゲル:メルク社製「シリカゲル60F−
254」 展開溶媒:クロロホルム−メタノール(V/
V)=8:1) Rf=0.65 Γ元素分析値(C30H34N2O5として) 計算値(%) C71.69 H6.82 N5.57 実測値(%) C71.84 H6.75 N5.29 Γ核磁気共鳴スペクトル分析(NMR) δCDCl3=1.9〜3.1ppm(10H、m)、3.4ppm
(2H、t)、3.7〜4.0ppm(8H、m)、
4.4ppm(d、2H)、6.4〜6.7ppm(6H、
m)、6.9〜7.3ppm(7H、m)、9.3ppm
(1H、br.) 但し上記6.9〜7.3ppmのシグナルは、CHCl3の
プロトンのシグナルと重なつている。 Γ赤外線吸収スペクトル分析(IR) νfilm nax(cm-1)=3320、3002、2940、2840
、
1670、1638、1595、1500、1450、1360、
1240、1157、1013、960、850、800、740 製造例 113 5−クロロ−6−(3−カルボキシプロポキ
シ)カルボスチリル5.0g、トリエチルアミン
2.97mlをDMF100mlに加えて外部氷冷撹拌下0〜
10℃に内温を保ちつつクロル蟻酸イソブチル2.33
mlを滴下する。滴下後室温にて1時間撹拌し、こ
れにN−ブチルシクロヘキシルアミン2.8gを滴
下して3時間室温下撹拌する。反応後、溶媒を留
去し残渣をクロロホルム600mlに溶解させ希塩
酸、K2CO3水、水で洗浄し、NaSO4で乾燥する。
乾燥剤を去し、母液を濃縮する。残渣をエタノ
ールから再結晶して無色針状晶の5−クロロ−6
−〔3−(N−シクロヘキシル−N−ブチルアミノ
カルボニル)プロポキシシ〕カルボスチリル2.5
gを得る。 融点178.5〜179.5℃ 上記製造例113と同様に反応を行なつて下記第
5表の化合物を得る。
6−13−〔N−ベンジル−N−(2−3′・4′−ジメ
トキシフエニルエテル)アミノカルボニル〕プロ
ポキシ}−3・4−ジヒドロカルボスチリルを得
る。該化合物は以下の理化学的性質により同定さ
れる。 Γ性状 無色オイル状 Γシリカゲル薄層クロマトグラフイー (シリカゲル:メルク社製「シリカゲル60F−
254」 展開溶媒:クロロホルム−メタノール(V/
V)=8:1) Rf=0.65 Γ元素分析値(C30H34N2O5として) 計算値(%) C71.69 H6.82 N5.57 実測値(%) C71.84 H6.75 N5.29 Γ核磁気共鳴スペクトル分析(NMR) δCDCl3=1.9〜3.1ppm(10H、m)、3.4ppm
(2H、t)、3.7〜4.0ppm(8H、m)、
4.4ppm(d、2H)、6.4〜6.7ppm(6H、
m)、6.9〜7.3ppm(7H、m)、9.3ppm
(1H、br.) 但し上記6.9〜7.3ppmのシグナルは、CHCl3の
プロトンのシグナルと重なつている。 Γ赤外線吸収スペクトル分析(IR) νfilm nax(cm-1)=3320、3002、2940、2840
、
1670、1638、1595、1500、1450、1360、
1240、1157、1013、960、850、800、740 製造例 113 5−クロロ−6−(3−カルボキシプロポキ
シ)カルボスチリル5.0g、トリエチルアミン
2.97mlをDMF100mlに加えて外部氷冷撹拌下0〜
10℃に内温を保ちつつクロル蟻酸イソブチル2.33
mlを滴下する。滴下後室温にて1時間撹拌し、こ
れにN−ブチルシクロヘキシルアミン2.8gを滴
下して3時間室温下撹拌する。反応後、溶媒を留
去し残渣をクロロホルム600mlに溶解させ希塩
酸、K2CO3水、水で洗浄し、NaSO4で乾燥する。
乾燥剤を去し、母液を濃縮する。残渣をエタノ
ールから再結晶して無色針状晶の5−クロロ−6
−〔3−(N−シクロヘキシル−N−ブチルアミノ
カルボニル)プロポキシシ〕カルボスチリル2.5
gを得る。 融点178.5〜179.5℃ 上記製造例113と同様に反応を行なつて下記第
5表の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
以下に製剤例を挙げる。
製剤例 1
それぞれ5mgの6−〔3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリルを含有する経口使用のための1000錠
が次の処方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
5 乳糖(日本薬局方品) 50 コーンスターチ(日本薬局方品) 25 結晶セルローズ(日本薬局方品) 25 メチルセルローズ(日本薬局方品) 1.5 スチアリン酸マグネシウム(日本薬局方品)1 上記配合に従い6−〔3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル、乳糖、コーンスターチ及び結晶セ
ルローズを十分混合し、メチルセルローズの5%
水溶液で顆粒化し200メツシユの篩に通して注意
深く乾燥する。 製剤例 2 製剤例1と同様にしてそれぞれ5mgの6−{3
−〔N−メチル−N−(4−アセトキシシクロヘキ
シル)アミノカルボニル〕プロポキシ}カルボス
チリルを含有する経口使用のため1000錠が次の処
方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 5 乳糖(日本薬局方品) 50 コーンスターチ(日本薬局方品) 25 結晶セルローズ(日本薬局方品) 25 メチルセルローズ(日本薬局方品) 1.5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品)1 製剤例 3 それぞれ10mgの6−〔3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリルを含有する経口使用のための1000個
の2片硬質ゼラチンカプセルが次の処方によつて
調製される。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
10 乳糖(日本薬局方品) 80 澱粉(日本薬局方品) 30 滑石(日本薬局方品) 5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品) 1 上記成分を細かく粉末にし、均一な混合物にな
るよう十分撹拌したのち所望の寸法を有する経口
投与用のゼラチンカプセルに充填する。 製剤例 4 それぞれ10mgの6−{3−〔N−メチル−N−
(4−アセトキシシクロヘキシル)アミノカルボ
ニル〕プロポキシ}カルボスチリルを含有する経
口使用のため1000個の2片硬化ゼラチンカプセル
が次の処方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 10 乳糖(日本薬局方品) 80 澱粉(日本薬局方品) 30 タルク(日本薬局方品) 5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品) 1 製剤例 5 非経口投与に適する殺菌した水溶液を下記処方
に従つて調製する。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
1 ポリエチレングリコール(日本薬局方品) 分子量:4000 0.3 塩化ナトリウム(日本薬局方品) 0.9 ポリオキシエチレンソルビタンモノオ レエート(日本薬局方品) 0.4 メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1 メチル−パラベン(日本薬局方品) 0.18 プロピル−パラベン(日本薬局方品) 0.02 注射用蒸留水 100(ml) 上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウム及び
塩化ナトリウムを撹拌しながら80℃で上記の約半
量の蒸留水に溶解した。得られた溶液を40℃まで
冷却し、6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチ
リル、次にポリエチレングリコール及びポリオキ
シエチレンソルビタンモノオレエートをその溶液
中に溶解した。次にその溶液に注射用蒸留水を加
えて最終の容量に調製し、適当なフイルターペー
パーを用いて滅菌過することにより滅菌した。 製剤例 6 製剤例5と同様にして非経口投与に適する殺菌
した水溶液を下記処方に従つて調製する。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 1 ポリエチレングリコール(日本薬局方品) 分子量:4000 0.3 塩化ナトリウム(日本薬局方品) 0.9 ポリオキシエチレンソルビタンモノオレ エート(日本薬局方品) 0.4 メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1 メチル−パラベン(日本薬局方品) 0.18 プロピル−パラペン(日本薬局方品) 0.02 注射用蒸留水 100ml 以下本発明阻害剤の有効成分とする一般式
〔〕で表わされる化合物につき薬理試験を行な
つた。結果を下記に示す。 <薬理試験I> サイクリツクアデノシンモノホスフエートホス
ホジエステラーゼ(C−AMP−PDE)の阻害
作用 この試験はBiochimica et Biophysica Acta第
429巻第485〜497頁(1976年)及びBiochemical
Medicine第10巻〜第301〜311頁(1974年)に記
載の活性測定法に準じて行なわれる。即ちまず、
家兎PRPを3000rpmで10分間遠心分離して得た沈
査の血小板に、PH7.4の50ミリモル−トリス塩酸
緩衝液にMgCl2の1ミリモルを加えた溶液10mlを
加えて上記血小板を浮遊させ、テフロンポツター
型ホモゲナイザーにて、血小板を磨砕し、次いで
2回凍結融解を繰返し、更に200ワツトの超音波
を300秒かけ破壊後100000Gで60分間超遠心分離
して、上清を粗酵素液とする。 予め50ミリモル−トリス酢酸緩衝液(PH6.0)
にて緩衝化した1.5×20cmのDEAE−セルロ−ス
カラムに、上記で調製した粗酵素液10mlを通し、
30mlの50ミリモル−トリス酢酸緩衝液にて洗浄溶
出し、この緩衝液に0〜1モルの酢酸ナトリウム
−トリス酢酸緩衝液にてリニアグラデイエントを
かけ溶出する(総溶出液量約300ml)。尚流速は
0.5ml/分とし、各フラクシヨンは5mlづつ分取
する。上記操作により、100μモルの高いC−
AMP基質濃度で2nモル/ml/分以下の弱い活性
を有しかつ0.4μモルの低いC−AMP基質濃度で
100pモル/ml/分以上の強い活性を有するフラ
クシヨンを集める。これをC−AMP−PDEとす
る。 各濃度の供試化合物水溶液0.1mlと予め定めた
0.4μモルのC−AMP(トリチウムC−AMP)を
含むPH8.0、40ミリモル−トリス塩酸緩衝液(牛
血清アルブミン50μg及び4mモルのMgCl2を含
む)との混合液合計0.2mlを基質液とし、これに
上記で調製した一定濃度のC−AMP−PDE溶液
0.2mlを添加し30℃で20分間反応させ、トリチウ
ムC−AMPからトリチウム5′−AMPを生成させ
る。次に反応停止のため2分間沸騰水中に浸漬
後、反応液を氷水中で冷却し、これに5′−ヌクレ
オチダーゼとして蛇毒(1mg/ml)の0.05mlを加
え30℃で10分間反応させトリチウム5′−AMPを
トリチウム・アデノシンに変換させる。得られる
反応液全量を陽イオン交換樹脂〔AG・50W×
4、200〜400メツシユ(Bio−Rad社製品)、カラ
ムサイズ0.5×1.5cm〕に添加して生成したトリチ
ウムアデノシンのみを結合させ、6mlの蒸留水で
洗浄後、3N−アンモニア水1.5mlで溶出させる。
この溶出液全量にトリトン−トルエン型のシンチ
レーター10mlを加え、液体シンチレーシヨンカウ
ンターにて生成されたトリチウムアデノシンを計
測することによつて、PDE活性を測定する。 上記方法に従い測定された各供試化合物PDE
活性値(Vs)及びコントロール値(Vc)(供試
化合物を含まない水)から、PDE粗害率(%)
を次式により算出する。 PDE阻害率(%)=Vc−Vs/Vc×100 得られた阻害率(%)を第6表に示す。第6表
には対照化合物として公知のパパベリン及び1−
メチル−3−イソブチルキサンテン等を用いて同
様の試験を行なつた結果を併記する。 <薬理試験> 急性毒性試験 各供試化合物を雄マウスに経口投与しその急性
毒性(LD50mg/Kg)を求める。結果を第6表に示
す。 上記各試験に用いた供試化合物は次の通りであ
る。 供試化合物 No.1 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.2 6−〔3−(N−メチルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル No.3 6−(3−アニリノカルボニルプロポキ
シ)カルボスチリル No.4 6−〔3−(N−メチル−N−イソプロピ
ルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチ
リル No.5 6−〔3−(N−メチルアニリノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル No.6 6−〔3−(N−イソプロピル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.7 1−メチル−6−〔3−(N−ブチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル No.8 5−クロル−6−〔3−(N−ブチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル No.9 6−〔3−(N−オクチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.10 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.11 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.12 8−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.13 6−〔3−(N−エチル−N−シクロペン
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.14 6−〔3−(N・N−ジシクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.15 6−〔3−(N−シクロヘキシル−N−ベ
ンジルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.16 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.17 6−{3−〔N−メチル−N−(4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル No.18 1−アリル−6−〔6−(N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ヘキシルオキシ〕カル
ボスチリル No.19 8−ヒドロキシ−5−〔3−(N−メチル
−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.20 6−(N−エチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニルメトキシ)カルボスチリル No.21 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロオク
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.22 6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−
(2−フエニルエチル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル No.23 6−〔3−(N−プロピル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.24 7−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.25 1−メチル−6−〔3−(N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.26 6−〔3−(N−エチル−N−シクロプロ
ピルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.27 6−〔3−(N−シクロヘキシルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.28 6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−
(2−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)ア
ミノカルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル No.29 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.30 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘプ
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.31 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)−2−メチルプロポキ
シ〕カルボスチリル No.32 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセ
チルオキシシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル No.33 6−(3−モルホリノカルボニルプロポ
キシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.34 6−〔3−〔3−(4−メチル−1−ピペ
ラジニルカルボニル)プロポキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル No.35 6−〔3−(N−エチル−N−シクロオク
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.36 5−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.37 6−{3−〔N−(2−クロルシクロヘキ
シル)−N−シクロヘキシルメチルアミノカル
ボニル〕プロポキシ}カルボスチリル No.38 6−〔4−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ブトキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル No.39 6−{3−〔N−メチル−N−(2−メチ
ルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル No.40 6−(3−ピペリジノカルボニルプロポ
キシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.41 6−〔3−(N−ヘキシル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.42 1−ベンジル−6−〔3−(N−メチル−
N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポ
キシ〕カルボスチリル No.43 6−{3−〔N−メチル−N−(2−3′・
4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボ
ニル)プロポキシ}カルボスチリル No.44 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)−2−ヒドロキシプロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.45 8−ベンジルオキシ−5−〔3−(N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル No.46 6−{3−〔N−(3−メチルブチル)−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル No.47 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキ
シルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.48 6−〔5−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ペンチルオキシ〕カル
ボスチリル No.49 6−〔3−(N−ペンチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.50 6・8−ジクロル−5−〔3−(N−エチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.51 6−〔3−(N−アリル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.52 6−〔2−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチ
リル No.53 6−〔3−(2・6−ジクロルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル No.54 6−(3−アミノカルボニルプロポキ
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.55 6−〔3−(N・N−ジフエニルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル No.56 6−〔3−(2・4−ジメトキシアニリノ
カルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.57 6−〔4−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチ
リル No.58 1−メチル−3−イソブチルキサンチン (対照) No.59 パパベリン (対照) No.60 テオフイリン (対照) No.61 ジピリダモール (対照)
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリルを含有する経口使用のための1000錠
が次の処方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
5 乳糖(日本薬局方品) 50 コーンスターチ(日本薬局方品) 25 結晶セルローズ(日本薬局方品) 25 メチルセルローズ(日本薬局方品) 1.5 スチアリン酸マグネシウム(日本薬局方品)1 上記配合に従い6−〔3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル、乳糖、コーンスターチ及び結晶セ
ルローズを十分混合し、メチルセルローズの5%
水溶液で顆粒化し200メツシユの篩に通して注意
深く乾燥する。 製剤例 2 製剤例1と同様にしてそれぞれ5mgの6−{3
−〔N−メチル−N−(4−アセトキシシクロヘキ
シル)アミノカルボニル〕プロポキシ}カルボス
チリルを含有する経口使用のため1000錠が次の処
方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 5 乳糖(日本薬局方品) 50 コーンスターチ(日本薬局方品) 25 結晶セルローズ(日本薬局方品) 25 メチルセルローズ(日本薬局方品) 1.5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品)1 製剤例 3 それぞれ10mgの6−〔3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリルを含有する経口使用のための1000個
の2片硬質ゼラチンカプセルが次の処方によつて
調製される。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
10 乳糖(日本薬局方品) 80 澱粉(日本薬局方品) 30 滑石(日本薬局方品) 5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品) 1 上記成分を細かく粉末にし、均一な混合物にな
るよう十分撹拌したのち所望の寸法を有する経口
投与用のゼラチンカプセルに充填する。 製剤例 4 それぞれ10mgの6−{3−〔N−メチル−N−
(4−アセトキシシクロヘキシル)アミノカルボ
ニル〕プロポキシ}カルボスチリルを含有する経
口使用のため1000個の2片硬化ゼラチンカプセル
が次の処方によつて調製される。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 10 乳糖(日本薬局方品) 80 澱粉(日本薬局方品) 30 タルク(日本薬局方品) 5 ステアリン酸マグネシウム(日本薬局方品) 1 製剤例 5 非経口投与に適する殺菌した水溶液を下記処方
に従つて調製する。 配 合 量(g) 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル
1 ポリエチレングリコール(日本薬局方品) 分子量:4000 0.3 塩化ナトリウム(日本薬局方品) 0.9 ポリオキシエチレンソルビタンモノオ レエート(日本薬局方品) 0.4 メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1 メチル−パラベン(日本薬局方品) 0.18 プロピル−パラベン(日本薬局方品) 0.02 注射用蒸留水 100(ml) 上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウム及び
塩化ナトリウムを撹拌しながら80℃で上記の約半
量の蒸留水に溶解した。得られた溶液を40℃まで
冷却し、6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチ
リル、次にポリエチレングリコール及びポリオキ
シエチレンソルビタンモノオレエートをその溶液
中に溶解した。次にその溶液に注射用蒸留水を加
えて最終の容量に調製し、適当なフイルターペー
パーを用いて滅菌過することにより滅菌した。 製剤例 6 製剤例5と同様にして非経口投与に適する殺菌
した水溶液を下記処方に従つて調製する。 配 合 量(g) 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセトキシ
シクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル 1 ポリエチレングリコール(日本薬局方品) 分子量:4000 0.3 塩化ナトリウム(日本薬局方品) 0.9 ポリオキシエチレンソルビタンモノオレ エート(日本薬局方品) 0.4 メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1 メチル−パラベン(日本薬局方品) 0.18 プロピル−パラペン(日本薬局方品) 0.02 注射用蒸留水 100ml 以下本発明阻害剤の有効成分とする一般式
〔〕で表わされる化合物につき薬理試験を行な
つた。結果を下記に示す。 <薬理試験I> サイクリツクアデノシンモノホスフエートホス
ホジエステラーゼ(C−AMP−PDE)の阻害
作用 この試験はBiochimica et Biophysica Acta第
429巻第485〜497頁(1976年)及びBiochemical
Medicine第10巻〜第301〜311頁(1974年)に記
載の活性測定法に準じて行なわれる。即ちまず、
家兎PRPを3000rpmで10分間遠心分離して得た沈
査の血小板に、PH7.4の50ミリモル−トリス塩酸
緩衝液にMgCl2の1ミリモルを加えた溶液10mlを
加えて上記血小板を浮遊させ、テフロンポツター
型ホモゲナイザーにて、血小板を磨砕し、次いで
2回凍結融解を繰返し、更に200ワツトの超音波
を300秒かけ破壊後100000Gで60分間超遠心分離
して、上清を粗酵素液とする。 予め50ミリモル−トリス酢酸緩衝液(PH6.0)
にて緩衝化した1.5×20cmのDEAE−セルロ−ス
カラムに、上記で調製した粗酵素液10mlを通し、
30mlの50ミリモル−トリス酢酸緩衝液にて洗浄溶
出し、この緩衝液に0〜1モルの酢酸ナトリウム
−トリス酢酸緩衝液にてリニアグラデイエントを
かけ溶出する(総溶出液量約300ml)。尚流速は
0.5ml/分とし、各フラクシヨンは5mlづつ分取
する。上記操作により、100μモルの高いC−
AMP基質濃度で2nモル/ml/分以下の弱い活性
を有しかつ0.4μモルの低いC−AMP基質濃度で
100pモル/ml/分以上の強い活性を有するフラ
クシヨンを集める。これをC−AMP−PDEとす
る。 各濃度の供試化合物水溶液0.1mlと予め定めた
0.4μモルのC−AMP(トリチウムC−AMP)を
含むPH8.0、40ミリモル−トリス塩酸緩衝液(牛
血清アルブミン50μg及び4mモルのMgCl2を含
む)との混合液合計0.2mlを基質液とし、これに
上記で調製した一定濃度のC−AMP−PDE溶液
0.2mlを添加し30℃で20分間反応させ、トリチウ
ムC−AMPからトリチウム5′−AMPを生成させ
る。次に反応停止のため2分間沸騰水中に浸漬
後、反応液を氷水中で冷却し、これに5′−ヌクレ
オチダーゼとして蛇毒(1mg/ml)の0.05mlを加
え30℃で10分間反応させトリチウム5′−AMPを
トリチウム・アデノシンに変換させる。得られる
反応液全量を陽イオン交換樹脂〔AG・50W×
4、200〜400メツシユ(Bio−Rad社製品)、カラ
ムサイズ0.5×1.5cm〕に添加して生成したトリチ
ウムアデノシンのみを結合させ、6mlの蒸留水で
洗浄後、3N−アンモニア水1.5mlで溶出させる。
この溶出液全量にトリトン−トルエン型のシンチ
レーター10mlを加え、液体シンチレーシヨンカウ
ンターにて生成されたトリチウムアデノシンを計
測することによつて、PDE活性を測定する。 上記方法に従い測定された各供試化合物PDE
活性値(Vs)及びコントロール値(Vc)(供試
化合物を含まない水)から、PDE粗害率(%)
を次式により算出する。 PDE阻害率(%)=Vc−Vs/Vc×100 得られた阻害率(%)を第6表に示す。第6表
には対照化合物として公知のパパベリン及び1−
メチル−3−イソブチルキサンテン等を用いて同
様の試験を行なつた結果を併記する。 <薬理試験> 急性毒性試験 各供試化合物を雄マウスに経口投与しその急性
毒性(LD50mg/Kg)を求める。結果を第6表に示
す。 上記各試験に用いた供試化合物は次の通りであ
る。 供試化合物 No.1 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.2 6−〔3−(N−メチルアミノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル No.3 6−(3−アニリノカルボニルプロポキ
シ)カルボスチリル No.4 6−〔3−(N−メチル−N−イソプロピ
ルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチ
リル No.5 6−〔3−(N−メチルアニリノカルボニ
ル)プロポキシ〕カルボスチリル No.6 6−〔3−(N−イソプロピル−N−シク
ロヘキシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.7 1−メチル−6−〔3−(N−ブチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル No.8 5−クロル−6−〔3−(N−ブチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル No.9 6−〔3−(N−オクチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.10 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.11 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.12 8−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.13 6−〔3−(N−エチル−N−シクロペン
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.14 6−〔3−(N・N−ジシクロヘキシルア
ミノカルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.15 6−〔3−(N−シクロヘキシル−N−ベ
ンジルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.16 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.17 6−{3−〔N−メチル−N−(4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル No.18 1−アリル−6−〔6−(N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ヘキシルオキシ〕カル
ボスチリル No.19 8−ヒドロキシ−5−〔3−(N−メチル
−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.20 6−(N−エチル−N−シクロヘキシル
アミノカルボニルメトキシ)カルボスチリル No.21 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロオク
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.22 6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−
(2−フエニルエチル)アミノカルボニル〕プ
ロポキシ}カルボスチリル No.23 6−〔3−(N−プロピル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.24 7−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.25 1−メチル−6−〔3−(N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.26 6−〔3−(N−エチル−N−シクロプロ
ピルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.27 6−〔3−(N−シクロヘキシルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.28 6−{3−〔N−シクロヘキシル−N−
(2−3′・4′−ジメトキシフエニルエチル)ア
ミノカルボニル〕プロポキシ}カルボスチリル No.29 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.30 6−〔3−(N−エチル−N−シクロヘプ
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.31 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)−2−メチルプロポキ
シ〕カルボスチリル No.32 6−{3−〔N−メチル−N−(4−アセ
チルオキシシクロヘキシル)アミノカルボニ
ル〕プロポキシ}カルボスチリル No.33 6−(3−モルホリノカルボニルプロポ
キシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.34 6−〔3−〔3−(4−メチル−1−ピペ
ラジニルカルボニル)プロポキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル No.35 6−〔3−(N−エチル−N−シクロオク
チルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.36 5−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕−3・4
−ジヒドロカルボスチリル No.37 6−{3−〔N−(2−クロルシクロヘキ
シル)−N−シクロヘキシルメチルアミノカル
ボニル〕プロポキシ}カルボスチリル No.38 6−〔4−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ブトキシ〕−3・4−
ジヒドロカルボスチリル No.39 6−{3−〔N−メチル−N−(2−メチ
ルシクロヘキシル)アミノカルボニル〕プロポ
キシ}カルボスチリル No.40 6−(3−ピペリジノカルボニルプロポ
キシ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.41 6−〔3−(N−ヘキシル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.42 1−ベンジル−6−〔3−(N−メチル−
N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プロポ
キシ〕カルボスチリル No.43 6−{3−〔N−メチル−N−(2−3′・
4′−ジメトキシフエニルエチル)アミノカルボ
ニル)プロポキシ}カルボスチリル No.44 6−〔3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)−2−ヒドロキシプロ
ポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.45 8−ベンジルオキシ−5−〔3−(N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)
プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル No.46 6−{3−〔N−(3−メチルブチル)−N
−シクロヘキシルアミノカルボニル〕プロポキ
シ}カルボスチリル No.47 6−〔3−(N−ブチル−N−シクロヘキ
シルメチルアミノカルボニル)プロポキシ〕カ
ルボスチリル No.48 6−〔5−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ペンチルオキシ〕カル
ボスチリル No.49 6−〔3−(N−ペンチル−N−シクロヘ
キシルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボ
スチリル No.50 6・8−ジクロル−5−〔3−(N−エチ
ル−N−シクロヘキシルアミノカルボニル)プ
ロポキシ〕−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.51 6−〔3−(N−アリル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)プロポキシ〕カルボス
チリル No.52 6−〔2−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)エトキシ〕カルボスチ
リル No.53 6−〔3−(2・6−ジクロルアニリノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル No.54 6−(3−アミノカルボニルプロポキ
シ)−3・4−ジヒドロカルボスチリル No.55 6−〔3−(N・N−ジフエニルアミノカ
ルボニル)プロポキシ〕−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル No.56 6−〔3−(2・4−ジメトキシアニリノ
カルボニル)プロポキシ〕カルボスチリル No.57 6−〔4−(N−エチル−N−シクロヘキ
シルアミノカルボニル)ブトキシ〕カルボスチ
リル No.58 1−メチル−3−イソブチルキサンチン (対照) No.59 パパベリン (対照) No.60 テオフイリン (対照) No.61 ジピリダモール (対照)
【表】
【表】
【表】
<薬理試験>
上記薬理試験に記載のPDE阻害作用の測定
法に準じて人血小板より得た粗酵素液を同様に
DEAE−セルロースカラムにてフラクシヨネーシ
ヨンし、これより得られる100μモルの高いC−
GMP(サイクリツクグアノシンモノホスフエー
ト)基質濃度で6nモル/ml/分以下の弱い活性
を有し且つ0.4μモルの低いC−GMP基質濃度で
100pモル/ml/分以上の高い活性を有するフラ
クシヨンを、C−GMP−PDE(F)とする。
また100μモルの高いC−AMP基質濃度で1nモ
ル/ml/分以下の弱い活性を有し且つ0.4μモル
の低いC−AMP基質濃度で100pモル/ml/分以
上の強い活性を有するフラクシヨンをC−AMP
−PDE(F)とする。 人血小板のC−AMP−PDEに対する各供試化
合物の試験法は前述の薬理試験の測定法に従
う。またC−GMP−PDEに対する各供試化合物
の試験法も基質としてC−GMPを用いた以外は
上記と同じである。 上記により得られたFに対する供試化合物の
Ki値(化合物の酵素・PDEに対する親和性)及
びFに対する同様のKi値並びに之等各Ki値の
比(F/F比)を下記第7表に示す。尚各
Ki値は、「入門酵素反応速度論」第1〜19頁(共
立出版株式会社発行)に記載のデイクソンプロツ
トにより求めたものであり、供試化合物の酵素
(PDE)に対する親和性を示す定数であり、この
値が小さい程PDE阻害活性が大きいことを示
す。またF/F比は供試化合物の有する
PDE阻害活性のC−AMPへの選択性を評価し得
るものであり該F/F比が大きい程そのC−
AMPへの選択性が大きいことを示す。
法に準じて人血小板より得た粗酵素液を同様に
DEAE−セルロースカラムにてフラクシヨネーシ
ヨンし、これより得られる100μモルの高いC−
GMP(サイクリツクグアノシンモノホスフエー
ト)基質濃度で6nモル/ml/分以下の弱い活性
を有し且つ0.4μモルの低いC−GMP基質濃度で
100pモル/ml/分以上の高い活性を有するフラ
クシヨンを、C−GMP−PDE(F)とする。
また100μモルの高いC−AMP基質濃度で1nモ
ル/ml/分以下の弱い活性を有し且つ0.4μモル
の低いC−AMP基質濃度で100pモル/ml/分以
上の強い活性を有するフラクシヨンをC−AMP
−PDE(F)とする。 人血小板のC−AMP−PDEに対する各供試化
合物の試験法は前述の薬理試験の測定法に従
う。またC−GMP−PDEに対する各供試化合物
の試験法も基質としてC−GMPを用いた以外は
上記と同じである。 上記により得られたFに対する供試化合物の
Ki値(化合物の酵素・PDEに対する親和性)及
びFに対する同様のKi値並びに之等各Ki値の
比(F/F比)を下記第7表に示す。尚各
Ki値は、「入門酵素反応速度論」第1〜19頁(共
立出版株式会社発行)に記載のデイクソンプロツ
トにより求めたものであり、供試化合物の酵素
(PDE)に対する親和性を示す定数であり、この
値が小さい程PDE阻害活性が大きいことを示
す。またF/F比は供試化合物の有する
PDE阻害活性のC−AMPへの選択性を評価し得
るものであり該F/F比が大きい程そのC−
AMPへの選択性が大きいことを示す。
【表】
以下本発明のC−AMPに特異的なPDE阻害剤
の薬理効果を各項目毎に示す。 <制ガン効果> 前述のProceedings of the National Academy
of Science of U.S.A記載の方法に準じて、3−
メチルコランスレンで癌化したマウス胎児線維芽
細胞及びラウスザルコーマリウスで腫瘍化したラ
ツト肉腫細胞に0.1〜1mモルのジブチリルC−
AMP、3mモルのC−AMP及び1mモルのテオ
フイリンの併用、更に3mモルのC−AMPと10
〜100mモルの供試化合物No.35を添加した所、
上記各細胞は接触阻止をうけ、単層の方向性をも
つた正常細胞と区別のつかない形に変化した。 <気管支喘息に対する効果> CatilloとBeerの方法〔The Journal of
Pharmacology and Experimental Therapeutics
第90巻第104頁(1947年)〕に従い、モルモツトか
ら摘出した気管を環状に切り、PDE阻害剤の投
与による気管平滑筋の緊張変化(気管直径の変
化)を調べた。この試験にはPDE阻害剤として
供試化合物No.29及び対照化合物としてテオフイ
リンを使用した。之等各阻害剤の正常気管平滑筋
に対する作用並びにアセチルコリン10-6g/ml及
びヒスタミン2×10-6g/mlで夫々誘発した収縮
に対する弛緩作用を次表に示す。尚正常筋に対す
る作用は、媒紙上の曲線を約1cm低下させる阻害
剤濃度(g/ml)及び収縮筋に対する弛緩作用
は、収縮の75〜100%を弛緩させる阻害剤濃度
(g/ml)で表わした。
の薬理効果を各項目毎に示す。 <制ガン効果> 前述のProceedings of the National Academy
of Science of U.S.A記載の方法に準じて、3−
メチルコランスレンで癌化したマウス胎児線維芽
細胞及びラウスザルコーマリウスで腫瘍化したラ
ツト肉腫細胞に0.1〜1mモルのジブチリルC−
AMP、3mモルのC−AMP及び1mモルのテオ
フイリンの併用、更に3mモルのC−AMPと10
〜100mモルの供試化合物No.35を添加した所、
上記各細胞は接触阻止をうけ、単層の方向性をも
つた正常細胞と区別のつかない形に変化した。 <気管支喘息に対する効果> CatilloとBeerの方法〔The Journal of
Pharmacology and Experimental Therapeutics
第90巻第104頁(1947年)〕に従い、モルモツトか
ら摘出した気管を環状に切り、PDE阻害剤の投
与による気管平滑筋の緊張変化(気管直径の変
化)を調べた。この試験にはPDE阻害剤として
供試化合物No.29及び対照化合物としてテオフイ
リンを使用した。之等各阻害剤の正常気管平滑筋
に対する作用並びにアセチルコリン10-6g/ml及
びヒスタミン2×10-6g/mlで夫々誘発した収縮
に対する弛緩作用を次表に示す。尚正常筋に対す
る作用は、媒紙上の曲線を約1cm低下させる阻害
剤濃度(g/ml)及び収縮筋に対する弛緩作用
は、収縮の75〜100%を弛緩させる阻害剤濃度
(g/ml)で表わした。
【表】
<アレルギー性喘息に対する効果>
Journal of Immunology第114巻第1473頁
(1975年)の方法に従い、ラツトから肥満細胞を
取り、ヒスタミン遊離の惹起剤であるコンパウン
ド48/80を用いて上記細胞にヒスタミン遊離を惹
起させ、そのPDE阻害剤による抑制作用を検討
した。この試験で供試化合物No.1は0.5〜5mモ
ルの濃度で95%以上の抑制作用を示した。またテ
オフイリンは20mモルで90%の抑制作用を示し
た。 <糖尿病に対する効果> 「サイクリツクAMP懇話会講演要旨集」第2
巻第32頁(1977年)の記載に従いラツト膵臓を採
取し、60mg/100mlのグルコースを含む還流液で
還流した所20μU/ml程度のインシユリン分泌が
認められた。これに供試化合物No.32の0.5〜2m
モルを添加した所上記インシユリン分泌は500μ
U/mlに亢進された。またテオフイリン15mモル
の添加では上記分泌は400μU/mlに亢進された。 <動脈硬化に対する効果> 「応用薬理」第14巻第599頁(1977年)に記載
の方法に従い家兎に0.5%コレステロール飼料を
14週間連用して大動脈に粥状硬化を誘発させる。
硬化誘発動物12匹を二群に分け第一群の6匹には
供試化合物No.28の50mg/Kg/日を、第二群(対
照群)の6匹には同量のポテト澱粉偽薬を夫々投
与する。投与開始日より第4週目に全動物を屠殺
し、大動脈を摘出切開してスダン染色の後、脂
質の沈着程度を五段階評価しアテロームインデツ
クスにて表示した結果次の通りである。
(1975年)の方法に従い、ラツトから肥満細胞を
取り、ヒスタミン遊離の惹起剤であるコンパウン
ド48/80を用いて上記細胞にヒスタミン遊離を惹
起させ、そのPDE阻害剤による抑制作用を検討
した。この試験で供試化合物No.1は0.5〜5mモ
ルの濃度で95%以上の抑制作用を示した。またテ
オフイリンは20mモルで90%の抑制作用を示し
た。 <糖尿病に対する効果> 「サイクリツクAMP懇話会講演要旨集」第2
巻第32頁(1977年)の記載に従いラツト膵臓を採
取し、60mg/100mlのグルコースを含む還流液で
還流した所20μU/ml程度のインシユリン分泌が
認められた。これに供試化合物No.32の0.5〜2m
モルを添加した所上記インシユリン分泌は500μ
U/mlに亢進された。またテオフイリン15mモル
の添加では上記分泌は400μU/mlに亢進された。 <動脈硬化に対する効果> 「応用薬理」第14巻第599頁(1977年)に記載
の方法に従い家兎に0.5%コレステロール飼料を
14週間連用して大動脈に粥状硬化を誘発させる。
硬化誘発動物12匹を二群に分け第一群の6匹には
供試化合物No.28の50mg/Kg/日を、第二群(対
照群)の6匹には同量のポテト澱粉偽薬を夫々投
与する。投与開始日より第4週目に全動物を屠殺
し、大動脈を摘出切開してスダン染色の後、脂
質の沈着程度を五段階評価しアテロームインデツ
クスにて表示した結果次の通りである。
【表】
<循環改善効果>
(a) 「応用薬理」第10巻第695頁(1975年)の方
法に従い、摘出ウサギ耳殼血管標本に、供試化
合物No.11の3〜10μg/mlを適用した所、潅
流液量の増大が認められた。その効果は同試験
下におけるテオフイリンの約1000倍であつた。 (b) 上記(a)記載の文献に示される方法に従い供試
化合物No.11の30〜1000μg/Kg及びテオフイ
リン300〜3000μg/Kgの夫々所定量をネコに静
脈内投与し、脳血流量の変化量を測定した。結
果は以下に示す通りであり、供試化合物No.11
はテオフイリンに比し脳循環に対しより強い増
加作用を示した。尚脳血流量変化量(ml/分)
は、ブランクテストにおける正常値を基準とし
て該正常値との差を示す。
法に従い、摘出ウサギ耳殼血管標本に、供試化
合物No.11の3〜10μg/mlを適用した所、潅
流液量の増大が認められた。その効果は同試験
下におけるテオフイリンの約1000倍であつた。 (b) 上記(a)記載の文献に示される方法に従い供試
化合物No.11の30〜1000μg/Kg及びテオフイ
リン300〜3000μg/Kgの夫々所定量をネコに静
脈内投与し、脳血流量の変化量を測定した。結
果は以下に示す通りであり、供試化合物No.11
はテオフイリンに比し脳循環に対しより強い増
加作用を示した。尚脳血流量変化量(ml/分)
は、ブランクテストにおける正常値を基準とし
て該正常値との差を示す。
【表】
<高血圧症に対する効果>
American Journal of Medical Science第259
巻第257頁(1970年)に記載の方法に従つて、高
血圧ラツト(SHR)4〜5ケ月令に、供試化合
物No.15の10mg/Kgを腹腔内投与した所、投与5
時間後に、供試動物の最高血圧は190mmHgから
140mmHgに低下した。 また実験腎性高血圧ラツト(RHR)(左の腎動
脈を直径0.36mmのストタトレツトと共に結紮し対
側の腎を摘出して作成、手術後2ケ月のものを実
験に使用した)につき、供試化合物No.15の20
mg/Kgを腹腔内投与した所、投与4時間後には、
該動物の最高血圧は185mmHgから130mmHgに低下
した。
巻第257頁(1970年)に記載の方法に従つて、高
血圧ラツト(SHR)4〜5ケ月令に、供試化合
物No.15の10mg/Kgを腹腔内投与した所、投与5
時間後に、供試動物の最高血圧は190mmHgから
140mmHgに低下した。 また実験腎性高血圧ラツト(RHR)(左の腎動
脈を直径0.36mmのストタトレツトと共に結紮し対
側の腎を摘出して作成、手術後2ケ月のものを実
験に使用した)につき、供試化合物No.15の20
mg/Kgを腹腔内投与した所、投与4時間後には、
該動物の最高血圧は185mmHgから130mmHgに低下
した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、炭素数2〜4のアルケニル基又はフエニルア
ルキル基、R2は水素原子、ハロゲン原子、水酸
基又はフエニルアルコキシ基、R3は水素原子、
水酸基又は炭素数1〜4のアルキル基並びにR4
及びR5は水素原子、炭素数1〜8のアルキル
基、置換基を有しもしくは有しないシクロアルキ
ル基、置換基を有しもしくは有しないフエニル
基、フエニル環上に置換基を有しもしくは有しな
いフエニルアルキル基(但し、該置換基は低級ア
ルキル基、水酸基、低級アルコキシ基、低級アル
カノイルオキシ基又はハロゲン原子を示す。)、シ
クロアルキルアルキル基、炭素数2〜4のアルケ
ニル基を夫々示す。またR4及びR5は之等が結合
する窒素原子と共にピペリジン環、ピペラジン環
又はモルホリン環を形成してもよい。l及びnは
夫々0又はその和が7以下の整数及びmは1〜3
の整数を示す。またカルボスチリル骨格の3位と
4位の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示
す) で表わされるカルボスチリル誘導体又はその塩を
有効成分として含有するサイクリツクアデノシン
モノホスフエートに特異的なホスホジエステラー
ゼ阻害剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294678A JPS54163825A (en) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | Phosphoesterase inhibitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294678A JPS54163825A (en) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | Phosphoesterase inhibitor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54163825A JPS54163825A (en) | 1979-12-26 |
| JPS6127370B2 true JPS6127370B2 (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=13504047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7294678A Granted JPS54163825A (en) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | Phosphoesterase inhibitor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54163825A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57175168A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-28 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | Carbostyril derivative |
| JPS57183761A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-12 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | Carbostyril derivative |
| US4663320A (en) * | 1983-02-16 | 1987-05-05 | Syntex (U.S.A.) Inc. | (2-oxo-1,2,3,5-tetrahydroimidazo[2,1-b]quinoazolinyl)oxyalkylamides, compositions and the use thereof |
| CA1254557A (en) * | 1984-02-15 | 1989-05-23 | Michael C. Venuti | (2-oxo-1,2,3,5-tetrahydroimidazo-(2,1-b) quinazolinyl) oxyalkylamides |
| US4670434A (en) * | 1985-11-14 | 1987-06-02 | Syntex (U.S.A.) Inc. | (2-oxo-3-methylene-1,2,3,5-tetrahydroimidazo[2,1-b]quinazolinyl)oxyalkylamides useful as cyclic AMP phosphodiesterase inhibitors |
| JP2753622B2 (ja) | 1988-05-02 | 1998-05-20 | 大塚製薬株式会社 | カルボスチリル誘導体 |
| CA2093633A1 (en) * | 1991-08-23 | 1993-02-24 | Seiji Sato | Carbostyril derivative and platelets aggregation inhibitory agent |
| TWI481601B (zh) * | 2009-08-21 | 2015-04-21 | Otsuka Pharma Co Ltd | 含氮化合物及藥學組成物 |
| CN119977881B (zh) * | 2025-02-10 | 2025-10-31 | 海南大学 | 一种2-羟基-6-烷氧基喹啉类化合物及其应用 |
-
1978
- 1978-06-15 JP JP7294678A patent/JPS54163825A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54163825A (en) | 1979-12-26 |
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