JPS61286221A - 白色導電性粉末の製造方法 - Google Patents

白色導電性粉末の製造方法

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JPS61286221A
JPS61286221A JP12390085A JP12390085A JPS61286221A JP S61286221 A JPS61286221 A JP S61286221A JP 12390085 A JP12390085 A JP 12390085A JP 12390085 A JP12390085 A JP 12390085A JP S61286221 A JPS61286221 A JP S61286221A
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坂本 正志
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奥田 晴夫
Hideo Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、導電性の優れた白色粉末の製造方法に藺じ、
特に電子写真感光紙、静電記録紙などの導電性付与剤と
して、或は、繊維、プラスチックスなどの帯電防止剤と
して有用な白色導電性粉末の製造方法に関する。
(従来の技術) 導電性付与剤としては古くからカーボンブラックが知ら
れているが、このものは色が黒い、ビヒクルへの分散性
が悪い、発ガン性物質を含有しているなど、使用に際し
種々の制約を受けるのが現状である。これに対し、最近
では、二酸化チタン顔料の表面を酸化第二スズでコーテ
ィングしたもの(特公昭58−39175号)、二酸化
チタン顔料などの白色粉末の表面をアンチモンを含んだ
酸化スズで被覆した白色導電性粉末(特開昭56−41
603号、同56−114215号、同56−1142
18号、同56−140028号)などが提案されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 前記先行特許のうち特開昭56−41603号、同56
−114215号、同56−114218号、及び同5
6−140028号に提案されている被覆方法は、二酸
化チタンの加熱懸濁液中に、アルコール或は塩酸に塩化
スズと塩化アンチモンを溶解した溶液を添加して、加熱
加水分解によりアンチモンを固溶した酸化スズを前記二
酸化チタン粉末の表面に析出させるものである。この方
法では、二酸化チタン懸濁液を加熱する必要があり、ま
たアルコール溶液を使用する場合は火災の危険性もあり
取扱いにくく、工業的方法としては経済的でない。特に
、加熱加水分解では、酸化スズと酸化アンチモンの沈殿
析出速度が異なるために酸化スズと酸化アンチモンを所
望の設定量、設定割合で被覆するのが困難であったり、
加水分解速度が遅いために、添加量のすべてを被覆層と
して形成させるには、著しく長時間を要したり、加水分
解を完結させるために高温度に加熱する必要もあるなど
種々の基本的な問題点をかかえている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は上記の問題点を解消すべく酸化スズ−酸化
アンチモン層の析出方法について研究した。その結果二
酸化チタン懸濁液に塩化スズと塩化アンチモンの溶液を
添加した後、pHをコントロールすることなくアルカリ
水溶液を一括添加して中和する方法(一括添加法)では
、導電性の優れたものは得られ難いが、塩化スズ及び塩
化アンチモンの水溶液とアルカリ水溶液とを該二酸化チ
タン懸濁液に並行的に加える中和方法(並行添加法)に
おいて、特に中和時のpHを絶えず2〜6に保持し、か
つ中和後の該懸濁液のpHもこの範囲に維持すると意外
にも導電性が著しく優れた白色粉末が容易に得られるこ
とを見出したものである。
すなわち、本願発明は、平均粒径が0.15〜0.5μ
の白色金属酸化物粉末の水性懸濁液に、塩化スズ及び塩
化アンチモンの塩酸水溶液とアルカリ水溶液とを該懸濁
液のpHを2〜6に保持するように添加して該白色金属
酸化物粉末の表面に酸化スズと酸化アンチモンの水和物
から成る被覆層を形成させ、次に被覆された白色金属酸
化物粉末を濾別、回収し、焼成することを特徴とする百
色導電性粉末の製造方法である。
本発明方法によって得られる白色導電性粉末は、白色金
属酸化物粉末の表面に特定量の酸化スズと酸化アンチモ
ンから成る被覆層を有するものである。この白色金属酸
化物粉末としては、二酸化チタン、シリカ、アルミナ、
亜鉛白、ジルコニア、マグネシア、粘土などの粉末が挙
げられ、これらの粉末は、平均粒径が0.15〜0.5
μの顔料級の粒径に調製されたものが望ましい6粒径が
この範囲から逸脱すると隠ぺい力が低下し、白色顔料と
して機能が発揮され難くなる。特に二酸化チタンは白色
度に優れ、隠ぺい力も高いので望ましいものである。こ
の二酸化チタンはルチル型或はアナターゼ型のいずれの
ものも使用できる。
白色金属酸化物粉末表面の被覆層中の酸化スズの量は、
基体の酸化物粉末に対し、S n O2として1〜30
重量%望ましくは5〜20重量%である。上記範囲より
少なすぎると連続した被覆層の形成が困難となり、導電
性粉末としての機能を付与できなくなる。また、多すぎ
ても量の増加に応じた導電性向上が期待できないので経
済的でない。該被覆層中の酸化アンチモンの量は、S 
n O2に対し、5b20.として5〜30重量%望ま
しくは15〜25重量%である。この範囲上り少なすぎ
ると所望の導電性が得られ難くなり、また多すぎると逆
に導電性が低下したり、酸化アンチモンによる着色が強
くなったりするので望ましくない。
本発明の白色導電性粉末の製造方法においては、まず、
基体粒子である前記白色金属酸化物粉末の水性懸濁液を
つくる。懸濁液中の金属酸化物粉末の濃度は50〜30
0g/ρ望ましくは100〜200g/Qが適当である
。懸濁液は加熱することなく室温下に保持しても本発明
方法は実施することができるので経済的であるが、必要
に応じ例えば40〜90℃に加熱してもよい。
次に、前記白色金属酸化物粉末の懸濁液に、塩化スズ及
び塩化アンチモンの塩酸水溶液とアルカリ水溶液とを該
懸濁液のpHを2〜6に保持するように添加して該白色
金属酸化物粉末の表面に酸化スズと酸化アンチモンの水
和物から成る被覆層を形成させる。塩化スズ及び塩化ア
ンチモンの塩酸水溶液は、両温酸水溶液を別個に添加し
ても或は塩化スズと塩化アンチモンとを塩酸中に予め混
合溶解した型で添加してもよいが、予め混合した溶液を
添加するのが操作上望ましい。本発明方法においては、
白色金属酸化物粉末の懸濁液のpHが2〜6の酸性側に
、望ましくはpH2〜4に、特に望ましくはpH2〜3
に保持されるように、塩化スズ及び塩化アンチモンの塩
酸水溶液とアルカリ水溶液とを並行的に添加して中和す
ることが重要である。この場合、並行的に添加するとは
、該塩酸水溶液とアルカリ水溶液とを連続的に或は断続
的に添加することも包含する。
中和時のpHが前記範囲より低くなると酸化スズと酸化
アンチモンの水和物から成る被覆層が形成され難くなり
、また高くなると被覆層は形成されるものの、導電性の
優れた粉末が得られ難くなる。中和に要する時間は、該
懸濁液中の金属酸化物粉末の濃度、塩化スズ、塩化アン
チモンの添加量などによって異なり、−概に規定できな
いが、普通20分〜4時間、好ましくは30分〜2一時
間を要し、この間ゆっくり中和するのが望ましい。中和
時間が短かすぎると白色金属酸化物粉末上tこ均一な被
覆層が形成され難くなリ、長くなりすぎても導電性向上
に寄与しなくなり、生産性の低下を招き工業的でない。
該塩酸水溶液中の塩化スズの濃度は、白色金属酸化物に
対し酸化スズをS n O2として1〜30重量%、望
ましくは5〜20重量%の割合で被覆するのに必要な量
である。また、塩化アンチモンの濃度は、S n O2
に対し、5b2o3として5−30重量%、望ましくは
15〜25重量%の割合で被覆するのに必要な量である
中和剤として使用するアルカリ水溶液のアルカリとして
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物、炭酸
塩やアンモニアなどが挙げられる。
本発明方法においては、次に中和反応終了後の懸濁液か
ら酸化スズ及び酸化アンチ゛モンの水和物で被覆された
白色金属酸化物粉末を濾過、洗浄して回収するが、該酸
化物粉末を回収する前の懸濁液のpHも中和反応時のp
H2〜6、望ましくはpH2〜4に維持されていること
が重要である。
中和反応をpHが2〜6に維持されるように実施しても
該酸化物回収前の懸濁液の最終pHがこの範囲から逸脱
した場合は、所望の導電性をもつ白色金属酸化物粉末が
得られ難い。
回収した白色金属酸化物粉末はその後必要に応じて乾燥
した後400〜1200℃、望ましくは500〜700
°Cの温度で焼成して酸化スズ及び酸化アンチモンの水
和物を酸化スズ及び酸化アンチモンの被覆層とした後、
通常の粉砕処理を施して白色導電性粉末とする。焼成時
間は30分〜5時間望ましくは1〜2時間が適当である
。焼成温度が上記範囲より逸脱すると所望の導電性が得
られ難くなる。
以上の通り、本発明方法は、アルコールなどの有機溶媒
を使用しないので、火災などの危険性がなく、工業的に
優  ゛れた方法であり、かつ、従来の熱加水分解法と
は異なり、酸化スズ及び酸化アンチモンの析出速度、析
出量などを自由にコントロールでき、更に酸化スズ−酸
化アンチモンの均一な被覆層が得られるものである。
以下に、本発明方法を白色金属酸化物粉末として二酸化
チタン粉末を使用した実施例で説明する。
実施例1゜ 平均粒径0025μのルチル型二酸化チタン粉末を水に
分散させて濃度100g/ρの懸濁液とした。この懸濁
液を70℃に加熱した後この中に、塩化スズ(SnCI
24・5H20)34.9g及び塩化アンチモン(Sb
C(2,)3.8gを2N−塩酸溶液500ccに溶解
した溶液と10%の水酸化ナトリウム水溶液とを該懸濁
液のpHを2〜3に維持するように60分間にわたって
並行添加して、二酸化チタン粉末上に酸化スズ及び酸化
アンチモンの水和物から成る被覆層を形成させた。なお
、このときの懸濁液の最終pHは2.9であった。次に
、被覆された二酸化チタン粉末を濾過し、濾液の比抵抗
が50μsになるまで洗浄して被覆された二酸化チタン
粉末を回収した。
回収された二酸化チタン粉末を電気炉で600℃にて2
時間焼成し、次いでパルベライザーで粉砕して白色導電
性粉末を得た。
実施例2゜ 実施例1において、中和時のpHを4〜5に保持するよ
うに中和したこと以外は同様に処理した。なお、本実施
例では中和終了後のpHは5.0になったので、塩酸を
加えて最終的にpHを3.0に調整した。
実施例3 実施例1において、二酸化チタン粉末の懸濁液を加熱す
ることなく室温(25℃)のものを使用したこと以外は
同様に処理した。なお、中和終了後の最終pHは2.5
であった。
実施例4 実施例3において、中和時のpHを4〜5に保持するよ
うに中和したこと以外は同様に処理した。なお、中和終
了後のpHは4.0になったので、塩酸を加えて最終的
にpHを3.0に調整した。
比較例1゜ 実施例1において、中和時のpHを6〜9に保持するよ
うに中和したこと及び最終pHを7.0に調整したこと
以外は同様に処理した。
比較例2゜ 実施例3において、中和時のpHを6〜9に保持するよ
うに中和したこと及び最終pHを3.0に調整したこと
以外は同様に処理した。
比較例3゜ 実施例3において、中和時のpHを6〜9に保持するよ
うに中和したこと及び最終pHを7.0に調整したこと
以外は同様に処理した。
比較例4゜ 実施例3において、最終pHを7.0 Fm調整したこ
と以外は同様に処理した。
比較例5゜ 実施例4において、最終pHを7゜0に調整したこと以
外は同様に処理した。
比較例6゜ 実施例1と同じ二酸化チタン粉末を100g/ρの懸濁
液とし、これを70℃に加熱した後、この中に、塩化ス
ズ(SnCI24・5H20)34.9g及び塩化アン
チモン(SbCff、)3.8gを2N−塩酸溶液5O
Occに溶解した溶液を30分゛  間にわたって添加
した。その後攪拌しながら10%の水酸化ナトリウム水
溶液を40分間にわたって添加し、懸濁液のpHを7.
0に調整した後実施例1と同様にして濾過、洗浄した後
電気炉で600℃にて2時間焼成し、パルペライザーで
粉砕した。
比較例7゜ 比較例6において、二酸化チタン粉末の懸濁液を加熱す
ることなく室温(25℃)のものを使用したこと以外は
同様に処理した。
比較例8゜ 比較例6において、二酸化チタン粉末の懸濁液を加熱す
ることなく室温(25’C)のものを使用したこと及び
中和終了時のpHを3.0に調整すること以外は同様に
処理した。
試験例1゜ 前記実施例及び比較例で得られた二酸化チタン粉末につ
いてその粉体抵抗(00m)を次の方法で測定し、表1
の結果を得た。
(粉体抵抗の評価) 試料粉末を100Kg/cff12の圧力で成型して円
柱状圧粉体(直径18+nm、厚さ3mm)とし、その
直流抵抗を測定した。
表1 Sn02.5bzo−@濁液並行添加時最終調整粉体抵
抗の析出゛ tg ℃ の  pHtl    cm実
施例1並行添加  70  2〜3   2,9   
1.852  〃    〃   4〜5   3.0
   2.183//252〜3   2,5   2
.974  〃    〃   4〜5   3,0 
  2.90比較例1//706〜9   7.0  
11.32   //     25    II  
  3.Q   58.13   ”     // 
    //    7.0  551.14  〃 
   〃   2〜3    II    26,45
  〃    〃   4〜5    tl  、22
6.46一括添加  70         n   
6.6’X’1O37n     25       
  //   1.4X1058   II     
II    −3,02,lX105実施例5゜ 前記実施例1において、二酸化チタン粉末の懸濁液に添
加する塩化スズ(SnCi2−・5H20)及び塩化ア
ンチモン(SbCQ3)の量を各々23.3g及び5.
0gに変更する以外は同様に処理した。なお、中和終了
後のaHは2.8であった。
比較例9゜ 前記比較例6において、二酸化チタン粉末の懸濁液に添
加する塩化スズ(SnCL・5H20)及び塩化アンチ
モン(SbCQ、)の量を各々23.3g及びS、Og
に変更する以外は同様に処理した。
比較例10゜ 前記比較例6において、二酸化チタン粉末の懸濁液に添
加する塩化スズ(SnCQ4・5H20)及び塩化アン
チモン(SbCQ−の量を各々23.3g及び5.0g
に変更すること及び中和終了時のpHを3.0に調整す
ること以外は同様に処理した。
試験例2゜ 前記実施例5及び比較例9及び10で得られた二酸化チ
タン粉末について試験例1と同様の方法で粉体抵抗を測
定し、表2の結果を得た。
表2 SnO□、sb、o、懸濁液並行添加時最終調整粉体抵
抗比較例9一括添加  tt  ’        7
,0  1.6xlO’//  10   o    
 〃3.0  55.4(発明の効果) 表1及び表2の結果から明らかなように、本発明方法に
よって得られる白色導電性粉末は、優れた導電性を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  平均粒径が0.15〜0.5μの白色金属酸化物粉末
    の水性懸濁液に、塩化スズ及び塩化アンチモンの塩酸水
    溶液とアルカリ水溶液とを該懸濁液のpHを2〜6に保
    持するように添加して該白色金属酸化物粉末の表面に酸
    化スズと酸化アンチモンの水和物から成る被覆層を形成
    させ、次に、被覆された白色金属酸化物粉末を濾別、回
    収し、焼成することを特徴とする白色導電性粉末の製造
    方法。
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