JPS6128741B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6128741B2 JPS6128741B2 JP57220577A JP22057782A JPS6128741B2 JP S6128741 B2 JPS6128741 B2 JP S6128741B2 JP 57220577 A JP57220577 A JP 57220577A JP 22057782 A JP22057782 A JP 22057782A JP S6128741 B2 JPS6128741 B2 JP S6128741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- magnetic
- weight
- present
- heat treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 13
- 229910001004 magnetic alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 38
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 38
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 229910017110 Fe—Cr—Co Inorganic materials 0.000 description 5
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 5
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 5
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000531 Co alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020517 Co—Ti Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明はFe−Co−Mn−C系磁性合金に関す
る。 現在各方面で用いられているFe−Cr−Co系合
金は冷間加工、例えば、圧延、伸線およびスエー
ジ加工等が容易であるという特徴を有する永久磁
石として知られている。そして、さらに磁気特性
を向上させるための努力が払われている。ところ
で、Fe−Cr−Co系合金は永久磁石としての特性
を得るために強い磁性の相と弱い磁性の相を適当
に分散させる熱処理方法が用いられている。しか
しながら、その熱処理方法は特定の温度範囲を所
定のゆつくりした速度(例えば、20℃/時間)で
降下させ、さらに長時間の時効処理を施すもので
あり、10時間あるいはそれ以上の熱処理時間を必
要とする方法である。さらに、上記降温速度が磁
気特性に大きく影響を与えるため、降温プログラ
ムは厳密に管理することが必要であつた。その問
題点を解決するために、連続降温でなく、10℃〜
20℃の間隔で段階的に降温させる方法が提案され
ているが、やはり長時間の熱処理が必要であつ
た。 本発明はFe−Cr−Co系合金におけるような熱
処理に必要な厳密な降温プログラムの管理や長時
間の熱処理を必要とせず、1時間程度の短時間の
熱処理で所望の磁気特性が得られ、さらに所望の
場所を非磁性化できるという大きな特徴を有する
磁性材料用合金を提供するものである。 本発明の磁性材料合金は、Coが30〜55重量
%、Mnが15〜27重量%、Cが0.2〜1.8重量%、
Beが0.8重量%以下、そして残部がFeからなる組
成を有することを特徴とする。Feは910℃〜1390
℃の温度範囲で非磁性の面心立方構造(以下、γ
相という)となるが、室温に急冷すると、磁性の
体心立方構造(以下α相という)となる。Feに
Mnを添加し、Mnの添加量を増加すると、γ/
(γ+α)境界が低温側へ向つて移り、そして、
Cを少量添加すると、高温での非磁性のγ相が室
温で得られる。以上のようなFeMnC合金を強度
に冷間加工し、低温で熱処理してγ相を磁性相に
変態させると、Mnが少量では高い保磁力(以
下、Hcという)が得られず、Mnが多量になると
磁化量が減少する。さらにCoの添加は磁性相の
磁化量を増加させるとともに保磁力を高くする効
果がある。またBeはFeに対して、高温でγ域を
形成して固溶し、本発明の合金の磁気特性を改善
する元素である。 上記の本発明の合金は、熱平衡状態で非磁性の
γ相が得られる温度範囲で熱処理した後、室温に
急冷すると相変態が起ることなくγ相状態であ
り、冷間圧延、冷間スエージおよび冷間伸線加工
を強度に施しても割れを生じることはなく、しか
も非磁性状態を保持し、良好な加工性を有する合
計であることがわかつた。これらの冷間加工を行
つた後、従来の合金に比べ非常に短時間の簡単な
熱処理によつて所望の磁気特性が得られることが
本発明の合金の大きな特徴である。 次に本発明の詳細を実施例によつて説明する。
まず、試料として、次の第1表に示すNo.1〜12
の12種類の組成を選んだ。また比較のため、
No.13として、公知のFe−Cr−Co−Ti合金を選
んだ。
る。 現在各方面で用いられているFe−Cr−Co系合
金は冷間加工、例えば、圧延、伸線およびスエー
ジ加工等が容易であるという特徴を有する永久磁
石として知られている。そして、さらに磁気特性
を向上させるための努力が払われている。ところ
で、Fe−Cr−Co系合金は永久磁石としての特性
を得るために強い磁性の相と弱い磁性の相を適当
に分散させる熱処理方法が用いられている。しか
しながら、その熱処理方法は特定の温度範囲を所
定のゆつくりした速度(例えば、20℃/時間)で
降下させ、さらに長時間の時効処理を施すもので
あり、10時間あるいはそれ以上の熱処理時間を必
要とする方法である。さらに、上記降温速度が磁
気特性に大きく影響を与えるため、降温プログラ
ムは厳密に管理することが必要であつた。その問
題点を解決するために、連続降温でなく、10℃〜
20℃の間隔で段階的に降温させる方法が提案され
ているが、やはり長時間の熱処理が必要であつ
た。 本発明はFe−Cr−Co系合金におけるような熱
処理に必要な厳密な降温プログラムの管理や長時
間の熱処理を必要とせず、1時間程度の短時間の
熱処理で所望の磁気特性が得られ、さらに所望の
場所を非磁性化できるという大きな特徴を有する
磁性材料用合金を提供するものである。 本発明の磁性材料合金は、Coが30〜55重量
%、Mnが15〜27重量%、Cが0.2〜1.8重量%、
Beが0.8重量%以下、そして残部がFeからなる組
成を有することを特徴とする。Feは910℃〜1390
℃の温度範囲で非磁性の面心立方構造(以下、γ
相という)となるが、室温に急冷すると、磁性の
体心立方構造(以下α相という)となる。Feに
Mnを添加し、Mnの添加量を増加すると、γ/
(γ+α)境界が低温側へ向つて移り、そして、
Cを少量添加すると、高温での非磁性のγ相が室
温で得られる。以上のようなFeMnC合金を強度
に冷間加工し、低温で熱処理してγ相を磁性相に
変態させると、Mnが少量では高い保磁力(以
下、Hcという)が得られず、Mnが多量になると
磁化量が減少する。さらにCoの添加は磁性相の
磁化量を増加させるとともに保磁力を高くする効
果がある。またBeはFeに対して、高温でγ域を
形成して固溶し、本発明の合金の磁気特性を改善
する元素である。 上記の本発明の合金は、熱平衡状態で非磁性の
γ相が得られる温度範囲で熱処理した後、室温に
急冷すると相変態が起ることなくγ相状態であ
り、冷間圧延、冷間スエージおよび冷間伸線加工
を強度に施しても割れを生じることはなく、しか
も非磁性状態を保持し、良好な加工性を有する合
計であることがわかつた。これらの冷間加工を行
つた後、従来の合金に比べ非常に短時間の簡単な
熱処理によつて所望の磁気特性が得られることが
本発明の合金の大きな特徴である。 次に本発明の詳細を実施例によつて説明する。
まず、試料として、次の第1表に示すNo.1〜12
の12種類の組成を選んだ。また比較のため、
No.13として、公知のFe−Cr−Co−Ti合金を選
んだ。
【表】
まず、第1表のNo.1〜No.6に示した化学成分
組成の合金インゴツトは1100℃の温度で1時間、
Ar雰囲気中で溶体化処理した後、10%N2OH水溶
液中に浸して急冷した。これらの合金インゴツト
から各々小片を切り出し、磁化量を測定すると、
飽和磁束密度(以下、Bsという)はいずれも
10Gauss程度であつた。またX線回折により結晶
構造を調べたところ、いずれも面心立方構造以外
の回折パターンは観測されず、γ相が室温で得ら
れたことを確認した。No.7〜12は本発明の特許
請求の範囲から外れた化学成分組成の合金インゴ
ツトであるが、No.1〜6の合金インゴツトと同
様の処理を施したところ、No.7〜10はNo.1〜6
と同様の結果が得られた。しかし、No.11および
12の合金インゴツトは各々Bs=15.0KGaussおよ
びBs=14.2KGaussとなり、No.11および12の化
学成分組成では非磁性のγ相を室温に導入できな
いことが判つた。No.1〜10のγ相状態の合金イ
ンゴツトの表面酸化膜を除去した後、冷間伸線、
冷間スエージあるいは冷間圧延加工を施し、その
後、Ar雰囲気中で熱処理を施した。第1表の
No.13はFe−Cr−Co系合金の1例である。No.13
の合金インゴツトは1180℃で1時間、水素雰囲気
御で溶体化処理を施し、水中に浸して急冷した。
その後、減面率70%の冷間伸線加工を施し、再
び、650℃で1時間水素雰囲気中で熱処理を施
し、水中に急冷した(条件A)。その後、再び625
℃から505℃まで18℃/時間の速度で降しつつ熱
処理(水素雰囲気中)し、さらに505℃で8時
間、水素雰囲気中で熱処理を施した(条件B)。 第1表に示した試料の組成と各種処理条件及び
磁気等性との関係を第2表に示す。
組成の合金インゴツトは1100℃の温度で1時間、
Ar雰囲気中で溶体化処理した後、10%N2OH水溶
液中に浸して急冷した。これらの合金インゴツト
から各々小片を切り出し、磁化量を測定すると、
飽和磁束密度(以下、Bsという)はいずれも
10Gauss程度であつた。またX線回折により結晶
構造を調べたところ、いずれも面心立方構造以外
の回折パターンは観測されず、γ相が室温で得ら
れたことを確認した。No.7〜12は本発明の特許
請求の範囲から外れた化学成分組成の合金インゴ
ツトであるが、No.1〜6の合金インゴツトと同
様の処理を施したところ、No.7〜10はNo.1〜6
と同様の結果が得られた。しかし、No.11および
12の合金インゴツトは各々Bs=15.0KGaussおよ
びBs=14.2KGaussとなり、No.11および12の化
学成分組成では非磁性のγ相を室温に導入できな
いことが判つた。No.1〜10のγ相状態の合金イ
ンゴツトの表面酸化膜を除去した後、冷間伸線、
冷間スエージあるいは冷間圧延加工を施し、その
後、Ar雰囲気中で熱処理を施した。第1表の
No.13はFe−Cr−Co系合金の1例である。No.13
の合金インゴツトは1180℃で1時間、水素雰囲気
御で溶体化処理を施し、水中に浸して急冷した。
その後、減面率70%の冷間伸線加工を施し、再
び、650℃で1時間水素雰囲気中で熱処理を施
し、水中に急冷した(条件A)。その後、再び625
℃から505℃まで18℃/時間の速度で降しつつ熱
処理(水素雰囲気中)し、さらに505℃で8時
間、水素雰囲気中で熱処理を施した(条件B)。 第1表に示した試料の組成と各種処理条件及び
磁気等性との関係を第2表に示す。
【表】
第2表中の試料No.1〜6は本発明の請求範囲
内の組成であり、短時間で熱処理ができ、磁気諸
特性も良好な値を示している。一方、No.7〜10
は請求範囲外の組成であり、磁気特性は請求範囲
内の値に比べ大きく劣つている。また公知のFe
−Cr−Co系合金は、本発明の合金と同様の60分
の熱処理ではかなり劣つた磁気特性しか得られ
ず、本発明の合金と同様の磁気特性を得るために
は前述の条件Aおよび条件Bのような長時間の処
理が必要である。 なお、本発明の合金は第2表に示した熱処理条
件に限定されることなく、温度は520℃〜400℃、
時間180分〜3分の範囲の適当な熱処理条件を選
ぶことによつても良好な磁気特性が得られる。 第2表の結果から、本発明の合金の組成請求範
囲を次のように限定できる。Coは30重量%〜55
重量%を外れると保磁力、残留磁束密度(以下
Brという)、Br/Bsおよび最大エネルギー積(以
下BHmaxという)が劣化した。したがつて、Co
は30重量%〜55重量%の範囲が必要である。しか
し、Coが30重量%のときMnを27重量%より多く
加えると磁化量が減少し、実用的でなくなり、
Coが55重量%のときは合金に対しては、Mnを15
重量%より少なく添加すると磁気的に硬い合金は
得られなかつた。したがつて、Mnの範囲は15重
量%〜27重量%とした。Mnを27重量%添加した
本発明の合金に対しては、Cを0.2重量%より少
なく添加するとγ相を室温に導入することが不可
能であつた。またCは1.8重量%まで本発明の合
金のγ相内に固溶させることができた。Mnを27
重量%、Cを0.2重量%添加した本発明の合金は
強度の冷間加工を施すことができた。したがつ
て、Cの範囲は0.2重量%〜1.8重量%とした。Be
は0.8重量%を越えて添加するとγ相を室温に導
入することが不可能であつた。 以上、第2表に示すように、本発明の請求範囲
内の組成を有する合金はFe−Cr−Co系合金のよ
うに複雑で、長時間の熱処理を必要とせず、簡単
な熱処理を施すことで、良好な磁気特性を有する
ことがわかつた。 さらに本発明の合金では合金インゴツトを減面
率で99%の冷間伸線加工を施し得られた合金細線
を、475℃の温度に保持された均熱長200mmの水素
雰囲気の貫通炉の一方端から連続して60mm/分の
速度で送り込み、他の一方端より連続して取り出
し、直径400mmのドラムに巻き取る熱処理方法に
よつても例えば第1表に示したNo.1の組成では
Hc=630(Oe)、Br=9.9(KGauss)、Sq=
0.98、BHmax=3.7(MGauss・Oe)の良好な磁
気特性が得られた。 さらに本発明の合金の他の大きな特徴は熱処理
をし、所望の磁気特性を得た後、得られた合金中
の所望の場所を約1000℃、1秒間程度の条件で加
熱後急冷すると、その場所が非磁性化することで
ある。 これを実施例によつて説明する。第1表の
No.1の組成について冷間スエージ加工をし、440
℃−60分の熱処理によつて得られた棒状合金を、
長さ方向の中心軸を軸にして1回転/秒の速度で
回転させ、5W連続発振YAGレーザーの1mm直径
のレーザービームを10秒間照射した。このレーザ
ーを照射した部分を切り出し磁化量を測定すると
Bsの値が約10Gaussとなり、ほとんど非磁性のγ
相になつていることを確認した。したがつて、本
発明の合金はレーザービーム、電子ビーム、赤外
線ビーム等を用いて所望の場所を非磁性化でき、
磁性領域と非磁性領域の複合化が可能である。 以上、本発明の合金は、強度の冷間加工が容易
で、熱処理も非常に簡単であるという特徴を有
し、さらに所望の部分を非磁性化できるという特
徴もあり、工業上、多くの分野において有用な磁
性材料である。
内の組成であり、短時間で熱処理ができ、磁気諸
特性も良好な値を示している。一方、No.7〜10
は請求範囲外の組成であり、磁気特性は請求範囲
内の値に比べ大きく劣つている。また公知のFe
−Cr−Co系合金は、本発明の合金と同様の60分
の熱処理ではかなり劣つた磁気特性しか得られ
ず、本発明の合金と同様の磁気特性を得るために
は前述の条件Aおよび条件Bのような長時間の処
理が必要である。 なお、本発明の合金は第2表に示した熱処理条
件に限定されることなく、温度は520℃〜400℃、
時間180分〜3分の範囲の適当な熱処理条件を選
ぶことによつても良好な磁気特性が得られる。 第2表の結果から、本発明の合金の組成請求範
囲を次のように限定できる。Coは30重量%〜55
重量%を外れると保磁力、残留磁束密度(以下
Brという)、Br/Bsおよび最大エネルギー積(以
下BHmaxという)が劣化した。したがつて、Co
は30重量%〜55重量%の範囲が必要である。しか
し、Coが30重量%のときMnを27重量%より多く
加えると磁化量が減少し、実用的でなくなり、
Coが55重量%のときは合金に対しては、Mnを15
重量%より少なく添加すると磁気的に硬い合金は
得られなかつた。したがつて、Mnの範囲は15重
量%〜27重量%とした。Mnを27重量%添加した
本発明の合金に対しては、Cを0.2重量%より少
なく添加するとγ相を室温に導入することが不可
能であつた。またCは1.8重量%まで本発明の合
金のγ相内に固溶させることができた。Mnを27
重量%、Cを0.2重量%添加した本発明の合金は
強度の冷間加工を施すことができた。したがつ
て、Cの範囲は0.2重量%〜1.8重量%とした。Be
は0.8重量%を越えて添加するとγ相を室温に導
入することが不可能であつた。 以上、第2表に示すように、本発明の請求範囲
内の組成を有する合金はFe−Cr−Co系合金のよ
うに複雑で、長時間の熱処理を必要とせず、簡単
な熱処理を施すことで、良好な磁気特性を有する
ことがわかつた。 さらに本発明の合金では合金インゴツトを減面
率で99%の冷間伸線加工を施し得られた合金細線
を、475℃の温度に保持された均熱長200mmの水素
雰囲気の貫通炉の一方端から連続して60mm/分の
速度で送り込み、他の一方端より連続して取り出
し、直径400mmのドラムに巻き取る熱処理方法に
よつても例えば第1表に示したNo.1の組成では
Hc=630(Oe)、Br=9.9(KGauss)、Sq=
0.98、BHmax=3.7(MGauss・Oe)の良好な磁
気特性が得られた。 さらに本発明の合金の他の大きな特徴は熱処理
をし、所望の磁気特性を得た後、得られた合金中
の所望の場所を約1000℃、1秒間程度の条件で加
熱後急冷すると、その場所が非磁性化することで
ある。 これを実施例によつて説明する。第1表の
No.1の組成について冷間スエージ加工をし、440
℃−60分の熱処理によつて得られた棒状合金を、
長さ方向の中心軸を軸にして1回転/秒の速度で
回転させ、5W連続発振YAGレーザーの1mm直径
のレーザービームを10秒間照射した。このレーザ
ーを照射した部分を切り出し磁化量を測定すると
Bsの値が約10Gaussとなり、ほとんど非磁性のγ
相になつていることを確認した。したがつて、本
発明の合金はレーザービーム、電子ビーム、赤外
線ビーム等を用いて所望の場所を非磁性化でき、
磁性領域と非磁性領域の複合化が可能である。 以上、本発明の合金は、強度の冷間加工が容易
で、熱処理も非常に簡単であるという特徴を有
し、さらに所望の部分を非磁性化できるという特
徴もあり、工業上、多くの分野において有用な磁
性材料である。
Claims (1)
- 1 Co:30〜55重量%、Mn:15〜27重量%、
C:0.2〜1.8重量%、Be:0.8重量%以下、残部
Feからなる組成を有することを特徴とするFe−
Co−Mn−C系磁性合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220577A JPS59110763A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | Fe−Co−Mn−C系磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220577A JPS59110763A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | Fe−Co−Mn−C系磁性合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110763A JPS59110763A (ja) | 1984-06-26 |
| JPS6128741B2 true JPS6128741B2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=16753156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57220577A Granted JPS59110763A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | Fe−Co−Mn−C系磁性合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110763A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0346437U (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-30 |
-
1982
- 1982-12-16 JP JP57220577A patent/JPS59110763A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0346437U (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110763A (ja) | 1984-06-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3892605A (en) | Method of producing primary recrystallized textured iron alloy member having an open gamma loop | |
| US3351501A (en) | Process for producing magnetic sheets with cube-on-face grain texture | |
| KR830001327B1 (ko) | 합금체로 된 자성 소자를 제조하는 방법 | |
| JPH0328502B2 (ja) | ||
| JPS6128741B2 (ja) | ||
| US3836406A (en) | PERMANENT MAGNETIC Fe-Mn-Cr ALLOY CONTAINING NITROGEN | |
| JPS6128012B2 (ja) | ||
| JPS6128015B2 (ja) | ||
| US4465526A (en) | High-coercive-force permanent magnet with a large maximum energy product and a method of producing the same | |
| JPS6128011B2 (ja) | ||
| JPS6128013B2 (ja) | ||
| JPS6128017B2 (ja) | ||
| JPS6128014B2 (ja) | ||
| JPS6128016B2 (ja) | ||
| RU2024629C1 (ru) | Способ получения изотропной электротехнической стали | |
| JPS60177165A (ja) | FeCoMnC系磁性合金 | |
| JPS6128021B2 (ja) | ||
| JPH034606B2 (ja) | ||
| JPH06264195A (ja) | Fe−Co系磁性合金 | |
| US4398972A (en) | Ferritic Fe-Ni magnetic alloys | |
| JPS6128020B2 (ja) | ||
| US4003769A (en) | Method of making non-retentive Al-Ni-Co-Fe alloy | |
| JPS6128024B2 (ja) | ||
| JPS6128023B2 (ja) | ||
| JPS6128022B2 (ja) |