JPS6130621A - 雰囲気熱処理方法 - Google Patents
雰囲気熱処理方法Info
- Publication number
- JPS6130621A JPS6130621A JP15012684A JP15012684A JPS6130621A JP S6130621 A JPS6130621 A JP S6130621A JP 15012684 A JP15012684 A JP 15012684A JP 15012684 A JP15012684 A JP 15012684A JP S6130621 A JPS6130621 A JP S6130621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- steel material
- temperature
- cooling
- treatment method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は酸化鉄スケールを有した線材コイル。
棒材、板材、帯状材等の鋼材を爾後の酸洗によって有効
的に脱スケールさせる雰囲気熱処理方法に関する。
的に脱スケールさせる雰囲気熱処理方法に関する。
[従来の技術とその問題点]
一般に圧延等の加工工程における熱や環境の影響により
鋼材の表面には酸化鉄スケール(圧延スケールとも称さ
れる。)が発生する。この酸化鉄スケールは鋼材を塩酸
、硫酸、過マンガン酸カリウム等の溶液に浸漬し洗浄す
ることによって通常除去される。鋼材表面の脱浸炭を防
止するた吟にN2ガス等の不活性雰囲気または真空中で
焼鈍等の熱処理が行なわれる。その場合上記のような酸
洗は第4図に示したようにその熱処理の前と後に2回行
なわなければ酸化鉄スケールを完全に除去することは困
難であった。即ち圧延時に形成された酸化鉄スケールは
熱処理をN2ガス等の不活性雰囲気または真空中にて行
なっても、重数の不活性ガス或いは真空中にはわずかな
がら(1〜l0PP m )も酸素が含まれているため
熱処理中に上記酸化鉄スケールの酸化はさらにすすみF
e20Bを主成分とするスケールに変化することから熱
処理後に酸洗をしても Fe20Bは酸に対して侵食さ
れ難いため熱処理後の酸洗のみでは酸化鉄スケールを完
全に除去することは困難であった。
鋼材の表面には酸化鉄スケール(圧延スケールとも称さ
れる。)が発生する。この酸化鉄スケールは鋼材を塩酸
、硫酸、過マンガン酸カリウム等の溶液に浸漬し洗浄す
ることによって通常除去される。鋼材表面の脱浸炭を防
止するた吟にN2ガス等の不活性雰囲気または真空中で
焼鈍等の熱処理が行なわれる。その場合上記のような酸
洗は第4図に示したようにその熱処理の前と後に2回行
なわなければ酸化鉄スケールを完全に除去することは困
難であった。即ち圧延時に形成された酸化鉄スケールは
熱処理をN2ガス等の不活性雰囲気または真空中にて行
なっても、重数の不活性ガス或いは真空中にはわずかな
がら(1〜l0PP m )も酸素が含まれているため
熱処理中に上記酸化鉄スケールの酸化はさらにすすみF
e20Bを主成分とするスケールに変化することから熱
処理後に酸洗をしても Fe20Bは酸に対して侵食さ
れ難いため熱処理後の酸洗のみでは酸化鉄スケールを完
全に除去することは困難であった。
[問題点を解決するための手段]
そこで本発明者等は酸化鉄スケールのFed。
F e 304 、 F e 20 Bの三つの形態の
うちのFe2O3またはF e 304は酸に漬けても
侵食され難いのに対し、FeOは比較的侵食され易いこ
とを知得し、酸化鉄スケールの脱スケール性を改善した
ものである。即ち、この出願に係る第1の発明は、不活
性雰囲気または真空中で鋼材を昇温−高温保持−徐冷の
各工程を経た後、分圧比(N20/H2)が0.5以下
の炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲気中にて該鋼材を640
℃〜680℃の温度に0.5時間〜1゜5時間保持し、
その後に冷却するようにしたことを特徴とする熱処理方
法である。
うちのFe2O3またはF e 304は酸に漬けても
侵食され難いのに対し、FeOは比較的侵食され易いこ
とを知得し、酸化鉄スケールの脱スケール性を改善した
ものである。即ち、この出願に係る第1の発明は、不活
性雰囲気または真空中で鋼材を昇温−高温保持−徐冷の
各工程を経た後、分圧比(N20/H2)が0.5以下
の炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲気中にて該鋼材を640
℃〜680℃の温度に0.5時間〜1゜5時間保持し、
その後に冷却するようにしたことを特徴とする熱処理方
法である。
またこの出願に係る第2の発明は、不活性雰囲気または
真空中で鋼材を昇温−高温保持−徐冷の各工程を経た後
、分圧比(N20/H2)が0.5以下の炭化水素系燃
料燃焼ガス雰囲気中にて該鋼材を640℃〜680℃の
温度に0.5時間〜1.5時間保持し、さらにその後該
鋼材を分圧比(N20/H2)が10〜10−2の炭化
水素系燃料燃焼ガス雰囲気中で冷却するようにしたこと
を特徴とする雰囲気熱処理方法である。
真空中で鋼材を昇温−高温保持−徐冷の各工程を経た後
、分圧比(N20/H2)が0.5以下の炭化水素系燃
料燃焼ガス雰囲気中にて該鋼材を640℃〜680℃の
温度に0.5時間〜1.5時間保持し、さらにその後該
鋼材を分圧比(N20/H2)が10〜10−2の炭化
水素系燃料燃焼ガス雰囲気中で冷却するようにしたこと
を特徴とする雰囲気熱処理方法である。
[作用]
圧延後酸洗処理をしないで直接上記雰囲気条件で熱処理
することにより酸化鉄スケールFe304tFe20B
はFeOに還元されることから爾後の酸洗における脱ス
ケール性が著しく改善される。
することにより酸化鉄スケールFe304tFe20B
はFeOに還元されることから爾後の酸洗における脱ス
ケール性が著しく改善される。
また、還元後の冷却をFeOに対して酸化も還元もさせ
ないで平衡を保つ雰囲気、即ちN2ガス等の不活性雰囲
気または分圧比(N20/H2)が10〜10−2に調
整された中性雰囲気中で行うことにより、酸洗時の脱ス
ケール性が損なわれることがない。
ないで平衡を保つ雰囲気、即ちN2ガス等の不活性雰囲
気または分圧比(N20/H2)が10〜10−2に調
整された中性雰囲気中で行うことにより、酸洗時の脱ス
ケール性が損なわれることがない。
[実施例]
第1図にこの雰囲気熱処理方法にて使われる連続熱処理
炉の各処理ゾーンの配列を示し、圧延後の鋼材は、加熱
ゾーンl、均熱ゾーン2.徐冷ゾーン3.還元ゾーン4
.冷却ゾーン5の順に通過する。加熱ゾーン1内および
均熱ゾーン2内、徐冷ゾーン3内は処理される鋼材の種
類に合わせN2ガス等の不活性雰囲気または真空に保持
されている。そして加熱ゾーン1.均熱ゾーン2の内壁
にはラジアントチューブが配設され、第2図の湿度線図
に示したように加熱ゾーン1においてその鋼材を球状化
焼鈍するため冶金学的に決定される温度(720℃〜7
60℃)に加熱し、その温度を均熱ゾーン2において所
定時間保持する。その後該鋼材を徐冷ゾーン3を通過さ
せることで640℃〜680℃に徐冷する。次の還元ゾ
ーン4は、徐冷ゾーン3とは雰囲気が隔絶されており、
該還元化ゾーン4には、加熱ゾーン1.均熱ゾーン2の
ラジアントチューブで燃焼された炭化水素系燃料燃焼ガ
=4− スを成分調整して供給する。即ち、還元ゾーン4内は、
分圧比(N20/H2)が0.5以下の炭化水素系燃料
燃焼ガスを雰囲気とし、この雰囲気中にて鋼材を640
℃〜680℃の温度に0.5時間〜1.5時間保持する
。なお、第3図にFe203 、 Fe3O4およびF
eOの酸化、還元平衡状態図を示すが、640℃〜68
0℃において分圧比(N20/Hz)が0.5以下のの
雰囲気条件ではFe2e3およびFe3O4に対して還
元作用を持つ。従って雰囲気の分圧比および鋼材温度お
よび保持時間はF e 304をFeo に速やかに還
元させるのに必要な条件である。
炉の各処理ゾーンの配列を示し、圧延後の鋼材は、加熱
ゾーンl、均熱ゾーン2.徐冷ゾーン3.還元ゾーン4
.冷却ゾーン5の順に通過する。加熱ゾーン1内および
均熱ゾーン2内、徐冷ゾーン3内は処理される鋼材の種
類に合わせN2ガス等の不活性雰囲気または真空に保持
されている。そして加熱ゾーン1.均熱ゾーン2の内壁
にはラジアントチューブが配設され、第2図の湿度線図
に示したように加熱ゾーン1においてその鋼材を球状化
焼鈍するため冶金学的に決定される温度(720℃〜7
60℃)に加熱し、その温度を均熱ゾーン2において所
定時間保持する。その後該鋼材を徐冷ゾーン3を通過さ
せることで640℃〜680℃に徐冷する。次の還元ゾ
ーン4は、徐冷ゾーン3とは雰囲気が隔絶されており、
該還元化ゾーン4には、加熱ゾーン1.均熱ゾーン2の
ラジアントチューブで燃焼された炭化水素系燃料燃焼ガ
=4− スを成分調整して供給する。即ち、還元ゾーン4内は、
分圧比(N20/H2)が0.5以下の炭化水素系燃料
燃焼ガスを雰囲気とし、この雰囲気中にて鋼材を640
℃〜680℃の温度に0.5時間〜1.5時間保持する
。なお、第3図にFe203 、 Fe3O4およびF
eOの酸化、還元平衡状態図を示すが、640℃〜68
0℃において分圧比(N20/Hz)が0.5以下のの
雰囲気条件ではFe2e3およびFe3O4に対して還
元作用を持つ。従って雰囲気の分圧比および鋼材温度お
よび保持時間はF e 304をFeo に速やかに還
元させるのに必要な条件である。
さらにその後該鋼材は冷却ゾーン5に移送され50℃/
時間以上の速度で350℃以下まで急冷される。冷却ゾ
ーン5は、炭化水素系燃料の燃焼ガスの分圧比(N20
/H2)を10〜10−2に調整することによって F
eOに対して酸化作用も還元作用もなさない中性雰囲気
を充満させている。なお、第3図に示されるように分圧
比()(20/H2)=10〜10−2においてFeO
は略々平衡状態を保つ。
時間以上の速度で350℃以下まで急冷される。冷却ゾ
ーン5は、炭化水素系燃料の燃焼ガスの分圧比(N20
/H2)を10〜10−2に調整することによって F
eOに対して酸化作用も還元作用もなさない中性雰囲気
を充満させている。なお、第3図に示されるように分圧
比()(20/H2)=10〜10−2においてFeO
は略々平衡状態を保つ。
次に本発明の熱処理方法について炭素鋼(S45C)線
材およびクロムモリブデン鋼(SCM435)線材を用
いて脱スケール性の比較試験を行なったのでその結果に
ついて言及する。
材およびクロムモリブデン鋼(SCM435)線材を用
いて脱スケール性の比較試験を行なったのでその結果に
ついて言及する。
圧延後酸洗処理をしていない炭素鋼線材およびクロムモ
リブデン鋼線材をN2雰囲気中で2時間で740℃に昇
温し、その温度を4時間保った後、4時間かけて660
℃まで徐冷した。その後、該線材を分圧比(H2/ H
20) =0.1 (7)炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲
気中で660℃に1時間保持した。
リブデン鋼線材をN2雰囲気中で2時間で740℃に昇
温し、その温度を4時間保った後、4時間かけて660
℃まで徐冷した。その後、該線材を分圧比(H2/ H
20) =0.1 (7)炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲
気中で660℃に1時間保持した。
しかる後、試材■については大気中で50℃/時間以下
の冷却速度で自然放冷し、試材■については扇風機を当
てて150℃/時間の冷却速度で急冷し、試材■につい
ては分圧比(H20/ H2) = 10〜10−2の
中性雰囲気中で50℃/時間の冷却速度で冷却し、試材
■については同じ中性雰囲気中で150℃/時間の冷却
速度で急冷した。その夫々について要した時間を次表に
示す。
の冷却速度で自然放冷し、試材■については扇風機を当
てて150℃/時間の冷却速度で急冷し、試材■につい
ては分圧比(H20/ H2) = 10〜10−2の
中性雰囲気中で50℃/時間の冷却速度で冷却し、試材
■については同じ中性雰囲気中で150℃/時間の冷却
速度で急冷した。その夫々について要した時間を次表に
示す。
このように試料■についても脱スケール性は良好であっ
たが、冷却を中性雰囲気中で行なうことによって酸洗時
間がより短かくできる。また急冷は反応時間が短かいた
めに還元により生成されたFeOがF e30 aまた
はFe2O3に変化する割合が少ないこと、および、急
冷によるスケールの収縮によりクラックが発生し酸洗液
を浸透し易くする。そのため急冷は脱スケール性を一層
改善するものと考えられる。
たが、冷却を中性雰囲気中で行なうことによって酸洗時
間がより短かくできる。また急冷は反応時間が短かいた
めに還元により生成されたFeOがF e30 aまた
はFe2O3に変化する割合が少ないこと、および、急
冷によるスケールの収縮によりクラックが発生し酸洗液
を浸透し易くする。そのため急冷は脱スケール性を一層
改善するものと考えられる。
[発明の効果]
脱スケール性が著しく改善されるため圧延後の酸洗処理
が不必要となり、熱処理後に1回酸洗するだけで完全に
酸化鉄スケールを洗い落とすことができる。このため洗
浄コスト或いは設備費等が大幅に低減できる利点がある
。
が不必要となり、熱処理後に1回酸洗するだけで完全に
酸化鉄スケールを洗い落とすことができる。このため洗
浄コスト或いは設備費等が大幅に低減できる利点がある
。
第1図は本発明を実施する連続熱処理炉の配置図、第2
図は鋼材の熱処理温度線図、第3図は酸化鉄の酸化、還
元平衡状態図、第4図は従来の鋼材の処理工程を示した
図である。
図は鋼材の熱処理温度線図、第3図は酸化鉄の酸化、還
元平衡状態図、第4図は従来の鋼材の処理工程を示した
図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、不活性雰囲気または真空中で鋼材を昇温−高温保持
−徐冷の各工程を経た後、分圧比(H_2O/H_2)
が0.5以下の炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲気中にて該
鋼材を640℃〜680℃の温度に0.5時間〜1.5
時間保持し、その後に冷却するようにしたことを特徴と
する雰囲気熱処理方法。 2、不活性雰囲気または真空中で鋼材を昇温−高温保持
−徐冷の各工程を経た後、分圧比(H_2O/H_2)
が0.5以下の炭化水素系燃料燃焼ガス雰囲気中にて該
鋼材を640℃〜680℃の温度に0.5時間〜1.5
時間保持し、さらにその後該鋼材を分圧比(H_2O/
H_2)が10〜10^−^2の炭化水素系燃料燃焼ガ
ス雰囲気中で冷却するようにしたことを特徴とする雰囲
気熱処理方法。 3、熱処理後の冷却速度が50℃/時間以上であるよう
にした特許請求の範囲第1項または第2項に記載の雰囲
気熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15012684A JPS6130621A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 雰囲気熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15012684A JPS6130621A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 雰囲気熱処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130621A true JPS6130621A (ja) | 1986-02-12 |
| JPH0551641B2 JPH0551641B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=15490046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15012684A Granted JPS6130621A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 雰囲気熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130621A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10279953B2 (en) | 2015-05-11 | 2019-05-07 | Seal and Pack Co., LTD | Container seal |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728725A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Packing vessel and its manufacture and its use |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP15012684A patent/JPS6130621A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728725A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-16 | Dainippon Printing Co Ltd | Packing vessel and its manufacture and its use |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10279953B2 (en) | 2015-05-11 | 2019-05-07 | Seal and Pack Co., LTD | Container seal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551641B2 (ja) | 1993-08-03 |
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