JPS6140794B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140794B2 JPS6140794B2 JP52042225A JP4222577A JPS6140794B2 JP S6140794 B2 JPS6140794 B2 JP S6140794B2 JP 52042225 A JP52042225 A JP 52042225A JP 4222577 A JP4222577 A JP 4222577A JP S6140794 B2 JPS6140794 B2 JP S6140794B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- dye
- resin layer
- printing
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は転写捺染法に関する。
従来、転写捺染法として知られているのは、染
料の特性によつて転写する昇華転写捺染法や、染
料を含むインキ層を被捺染布に転移させた後、染
料の固着とインキ層の余分な成分(バインダー
等)と転写ニス層を除去する工程を有する湿式転
写捺染法等である。しかしながら、昇華転写捺染
法では染料の特性によつて転写が行なわれるの
で、使用できる染料が限られ、従つて捺染できる
繊維の種類が限られているという欠陥を有する。
また湿式転写捺染法においてはあらゆる種類の染
料が利用できるが、捺染後の後工程を必要とし、
また後工程のための設備を必要とする等、著しく
昇華転写捺染法に対して工程的、設備的に不利で
ある。
料の特性によつて転写する昇華転写捺染法や、染
料を含むインキ層を被捺染布に転移させた後、染
料の固着とインキ層の余分な成分(バインダー
等)と転写ニス層を除去する工程を有する湿式転
写捺染法等である。しかしながら、昇華転写捺染
法では染料の特性によつて転写が行なわれるの
で、使用できる染料が限られ、従つて捺染できる
繊維の種類が限られているという欠陥を有する。
また湿式転写捺染法においてはあらゆる種類の染
料が利用できるが、捺染後の後工程を必要とし、
また後工程のための設備を必要とする等、著しく
昇華転写捺染法に対して工程的、設備的に不利で
ある。
このような事情によつて、本発明者らは先に常
圧の飽和蒸気、又は常圧の過熱蒸気等のスチーム
雰囲気中で転写紙と被捺染布を密着重合し、一定
時間湿熱することにより良好な捺染物を得ること
ができることを発見した。この方法は、本質的に
は蒸気の作用により染料が転写されることにもと
ずき、昇華転写捺染法と異なつてあらゆる染料が
使用できること、またインキ層が転写されるので
はないので、後工程を必要としない等の利点を有
する。
圧の飽和蒸気、又は常圧の過熱蒸気等のスチーム
雰囲気中で転写紙と被捺染布を密着重合し、一定
時間湿熱することにより良好な捺染物を得ること
ができることを発見した。この方法は、本質的に
は蒸気の作用により染料が転写されることにもと
ずき、昇華転写捺染法と異なつてあらゆる染料が
使用できること、またインキ層が転写されるので
はないので、後工程を必要としない等の利点を有
する。
しかし、この方法は、公知の昇華転写捺染法に
は見られない欠陥をも有している。すなわち昇華
転写捺染法においては、転写紙のベース紙として
安価であること、取扱いやすいこと、入手し易い
こと、主に使用する分散染料が紙の原料である親
水性のセルロース繊維とは、本質的に親和性がな
いため表面に何ら処理を施さなくても染料の発色
性が著しく阻害されることはないこと、等の理由
からグラビア用紙、アート紙、コート紙等が一般
に使用されている。しかし、上記のスチーム雰囲
気中で転写捺染する方法においては、スチームの
影響により染料がベース紙の中に浸透し、著しく
転写効率が損なわれる結果を生じる。殊に水溶性
染料を用いた時にこの傾向は著しく、反応性染
料、直接染料等セルロース繊維との結合性の強い
染料を使用する時にはほとんど転写が行なわれな
い。この欠陥は本質的にスチーム雰囲気中で転写
捺染することに基づいており、この方法に特有の
欠陥であつて、他のいかなる転写捺染法において
も、染料のベース紙への浸透がこのような無惨な
結果をもたらすことはない。
は見られない欠陥をも有している。すなわち昇華
転写捺染法においては、転写紙のベース紙として
安価であること、取扱いやすいこと、入手し易い
こと、主に使用する分散染料が紙の原料である親
水性のセルロース繊維とは、本質的に親和性がな
いため表面に何ら処理を施さなくても染料の発色
性が著しく阻害されることはないこと、等の理由
からグラビア用紙、アート紙、コート紙等が一般
に使用されている。しかし、上記のスチーム雰囲
気中で転写捺染する方法においては、スチームの
影響により染料がベース紙の中に浸透し、著しく
転写効率が損なわれる結果を生じる。殊に水溶性
染料を用いた時にこの傾向は著しく、反応性染
料、直接染料等セルロース繊維との結合性の強い
染料を使用する時にはほとんど転写が行なわれな
い。この欠陥は本質的にスチーム雰囲気中で転写
捺染することに基づいており、この方法に特有の
欠陥であつて、他のいかなる転写捺染法において
も、染料のベース紙への浸透がこのような無惨な
結果をもたらすことはない。
この点を解決するため、本発明者等は基材シー
ト上に疎水性樹脂層を設け、その上に染料を含む
印刷インキで印刷した転写紙を用いる転写捺染法
を既に提案している。本発明はこの改良法に関
し、より一層転写効率の良い転写捺染法を提供す
ることを第一の目的とし、この転写捺染法に用い
る転写紙を提供することを第二の目的としてい
る。
ト上に疎水性樹脂層を設け、その上に染料を含む
印刷インキで印刷した転写紙を用いる転写捺染法
を既に提案している。本発明はこの改良法に関
し、より一層転写効率の良い転写捺染法を提供す
ることを第一の目的とし、この転写捺染法に用い
る転写紙を提供することを第二の目的としてい
る。
すなわち本発明の転写紙は基材シートの上に疎
水性樹脂層を設け、その上に親水性樹脂層を設
け、更にその上に染料を含む印刷インキで印刷し
て成ることを特徴とする。従つて本発明の転写捺
染法は基材シートの上に疎水性樹脂層を設け、そ
の上に親水性樹脂層を設け、更にその上に染料を
含む印刷インキで印刷して成る転写紙を被捺染布
に密着重合し、スチーム雰囲気中で転写捺染する
ことを特徴とする。
水性樹脂層を設け、その上に親水性樹脂層を設
け、更にその上に染料を含む印刷インキで印刷し
て成ることを特徴とする。従つて本発明の転写捺
染法は基材シートの上に疎水性樹脂層を設け、そ
の上に親水性樹脂層を設け、更にその上に染料を
含む印刷インキで印刷して成る転写紙を被捺染布
に密着重合し、スチーム雰囲気中で転写捺染する
ことを特徴とする。
本発明に使用する印刷インキは、水溶性樹脂よ
りなる結合剤を含むインキであつても良く、また
油溶性樹脂よりなる結合剤を含むインキであつて
も良い。
りなる結合剤を含むインキであつても良く、また
油溶性樹脂よりなる結合剤を含むインキであつて
も良い。
本発明に使用できる疎水性樹脂は例えばアセチ
ルセルロース、カプリルセルロース、ニトロセル
ロース、メチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースプロピオネイト、ポ
リ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
体、変性ポリ塩化ビニル、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルブリラール、ポリビニルアルキル
エーテル、酢酸ビニル/エチレン共重合体、ポリ
アクリレート(カルボキシリツク)、ポリアクリ
ル酸エステル、メチルメアクリレート、シアノア
クリレート、アクリレート/酢酸ビニル共重合
体、ポリスチレン、ポリアミド、ポリウレタン、
鎖状ポリエステル、ポリヒドロキシエーテル、マ
レイン酸樹脂、環化ゴム、塩化ゴム等であり、熱
可塑性であつても良いが、必ずしも熱可塑性であ
る必要はない。
ルセルロース、カプリルセルロース、ニトロセル
ロース、メチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースプロピオネイト、ポ
リ酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
体、変性ポリ塩化ビニル、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルブリラール、ポリビニルアルキル
エーテル、酢酸ビニル/エチレン共重合体、ポリ
アクリレート(カルボキシリツク)、ポリアクリ
ル酸エステル、メチルメアクリレート、シアノア
クリレート、アクリレート/酢酸ビニル共重合
体、ポリスチレン、ポリアミド、ポリウレタン、
鎖状ポリエステル、ポリヒドロキシエーテル、マ
レイン酸樹脂、環化ゴム、塩化ゴム等であり、熱
可塑性であつても良いが、必ずしも熱可塑性であ
る必要はない。
また本発明に使用できる親水性樹脂は水溶性ア
クリル樹脂、水溶性ポリビニルアルコール、通常
固体であるポリエチレングリコール及びその誘導
体、アルカリサイドで水溶性であるポリアミド樹
脂、マレイン酸樹脂等が例として上げられる。
クリル樹脂、水溶性ポリビニルアルコール、通常
固体であるポリエチレングリコール及びその誘導
体、アルカリサイドで水溶性であるポリアミド樹
脂、マレイン酸樹脂等が例として上げられる。
本発明は以上のような構成であり、基体シート
と印刷インキとの間に疎水性樹脂層が設けられて
いるので、スチーム雰囲気中での転写捺染に際し
て、染料が不用意に基体シートに浸透することが
なく、また蒸気は疎水性樹脂層と印刷インキとの
間に設けられた親水性樹脂層に充分浸透し、染料
の転写を促進するので、良好な捺染物を得ること
ができる。
と印刷インキとの間に疎水性樹脂層が設けられて
いるので、スチーム雰囲気中での転写捺染に際し
て、染料が不用意に基体シートに浸透することが
なく、また蒸気は疎水性樹脂層と印刷インキとの
間に設けられた親水性樹脂層に充分浸透し、染料
の転写を促進するので、良好な捺染物を得ること
ができる。
以下の実施例によつて本発明の顕著なることは
明らかであろう。
明らかであろう。
実施例 1
30g/m2プリント原紙(白川製紙社製)に版深
度30μのグラビア無端板にて疎水性樹脂を含む下
記処方の油性ニスをコートした。
度30μのグラビア無端板にて疎水性樹脂を含む下
記処方の油性ニスをコートした。
セルロース アセテート ブチレート(CAB553
−0.5、イーストマン・コダツク社製) 12部 エタノール 88部 この後更に下記処方の水性ニスを版深度35μの
グラビア無端版にてコートした。
−0.5、イーストマン・コダツク社製) 12部 エタノール 88部 この後更に下記処方の水性ニスを版深度35μの
グラビア無端版にてコートした。
ポリエチレングリコール(重合度6000) 25部
水 30部
メタノール 40部
この後下記処方の印刷インキで印刷して転写紙
を得た。
を得た。
シバクロン・ブリリアント・ブルーFBR−B
(チバ・ガイギー社製) 150部 PVA205(クラレ社製) 10部 イソプロピルアルコール 55部 水 20部 これとは別にシルケツト加工を施した木綿100
%よりなるブロード布を尿素100g、38゜ボーメ
水酸化ナトリウム30g、水1000gよりなる処理液
にパツドし、絞り率80%に絞つた後、更に100℃
20秒の条件で風乾させ、被捺染布とした。
(チバ・ガイギー社製) 150部 PVA205(クラレ社製) 10部 イソプロピルアルコール 55部 水 20部 これとは別にシルケツト加工を施した木綿100
%よりなるブロード布を尿素100g、38゜ボーメ
水酸化ナトリウム30g、水1000gよりなる処理液
にパツドし、絞り率80%に絞つた後、更に100℃
20秒の条件で風乾させ、被捺染布とした。
次にこの被捺染布と上記の転写紙の印刷面とを
重ね合わせ、100℃の常圧飽和蒸気中で2分間加
熱転写を行い、堅牢で美しい染色布を得た。
重ね合わせ、100℃の常圧飽和蒸気中で2分間加
熱転写を行い、堅牢で美しい染色布を得た。
Claims (1)
- 1 基材シートの上に疎水性樹脂層を設け、その
上に親水性樹脂層を設け、更にその上に染料を含
む印刷インキで印刷してなる転写紙を被捺染布に
密着重合し、スチーム雰囲気中で染料のみを転写
して捺染することを特徴とする転写捺染法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222577A JPS53126377A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Transfer paper and transfer printing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222577A JPS53126377A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Transfer paper and transfer printing |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53126377A JPS53126377A (en) | 1978-11-04 |
| JPS6140794B2 true JPS6140794B2 (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=12630083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222577A Granted JPS53126377A (en) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | Transfer paper and transfer printing |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53126377A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3201714B2 (ja) * | 1996-02-05 | 2001-08-27 | 飛山 達哉 | 転写シート及びその転写方法 |
| US20090104383A1 (en) * | 2006-03-28 | 2009-04-23 | Art Inc. | Transfer Paper for Dry Transfer Printing and Method of Dry Transfer Printing with the Same |
| JP2008274516A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Art:Kk | 分散染料による合成繊維材料の乾式転写捺染法並びに転写紙 |
| JP6075945B2 (ja) * | 2011-11-02 | 2017-02-08 | 株式会社 Smi | 繊維材料又は皮革材料のペーパー捺染法及び捺染紙 |
| JP2014133957A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法、画像形成システム及び画像形成用シート材 |
| JP6379159B2 (ja) * | 2016-11-24 | 2018-08-22 | 株式会社 Smi | 繊維材料又は皮革材料のペーパー捺染法及び捺染紙 |
-
1977
- 1977-04-13 JP JP4222577A patent/JPS53126377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53126377A (en) | 1978-11-04 |
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