JPS6144883B2 - - Google Patents
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- JPS6144883B2 JPS6144883B2 JP56082862A JP8286281A JPS6144883B2 JP S6144883 B2 JPS6144883 B2 JP S6144883B2 JP 56082862 A JP56082862 A JP 56082862A JP 8286281 A JP8286281 A JP 8286281A JP S6144883 B2 JPS6144883 B2 JP S6144883B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- bisphenol
- polymerization
- parts
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F214/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F214/02—Monomers containing chlorine
- C08F214/04—Monomers containing two carbon atoms
- C08F214/06—Vinyl chloride
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、艶消にすぐれ、かつ表面凹凸が均一
な成形品を与える塩化ビニル系共重合体のうち、
特に著しく熱安定性の改良された塩化ビニル系共
重合体の製造方法に関する。更に詳しくは、塩化
ビニル、又は更に塩化ビニルと共重合可能な単量
体一種以上の混合物と後記一般式(1)で示されるビ
スフエノールA変性ジアクリレート又は、ビスフ
エノールA変性ジメタクリレートを共重合する塩
化ビニル系共重合体の製造方法に関するものであ
る。 塩化ビニル系樹脂は安価であり、その成形品は
機械的特性、耐候性、耐油性等にすぐれる事から
種々の分野に於いて巾広く使用されている。 しかし乍ら、塩化ビニル系樹脂は通常の加工条
件では、成形品の表面を艶消にする事は出来ず、
また艶消にする為に加工温度を低くしたりあるい
は充填剤を多量に使用すると機械的特性が低下す
る等の欠点があり、さらに又エンボス加工、アク
リル塗装によつて艶消にすると成形品のコストが
高くなる等の不都合があつた。 しかるに近年、種々の分野の成形品に於いて、
高級感のある艶消表面が好まれる様になり、しか
も機械的強度、触感の良さという観点から表面凹
凸が均一で、きめ細かな表面状態が好まれる様に
なつてきた。 これ等の要望にこたえるべく、すでにジアリル
フタレート、ジアリルマレエート、ポリエチレン
グリコールジアクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート等の架橋剤を使用して重合
中にゲル分を生成せしめ艶消表面を得るという提
案(特開昭54−80354、特開昭56−5843等)があ
るが、これ等の技術によつて得られる塩化ビニル
系重合体は、いずれも通常の塩化ビニル樹脂に比
較して熱安定性が著しく劣り、通常の塩化ビニル
樹脂の加工条件に於いては、熱安定剤を多量に使
用する必要がありコストが高くなる、又、加工条
件の変更、例えば加工温度を下げる等の操作によ
つて熱安定性の悪さをカバーしようとすると十分
に混練する事が出来ず、成形品の物性が低下する
等の欠点があつた。 これ等の欠点を改良すべく、鋭意研究を進めた
結果、前記一般式(1)で示されるビスフエノールA
変性ジアクリレート又は、ビスフエノールA変性
ジメタクリレートを使用すると熱安定性が著しく
改良されるという事を発見し本発明を完成するに
到つた。 即ち本発明は、塩化ビニル又は、塩化ビニルと
共重合可能な単量体1種以上との混合物と下記一
般式(1)で示されるビスフエノールA変性ジアクリ
レート又はビスフエノールA変性ジメタクリレー
トとを共重合することを内容とする。 一般式、 (Xは、水素原子、メチル基、水酸基から選ばれ
る基、 nは、1〜80の整数) 本発明の主たる目的は、塩化ビニル、又は塩化
ビニルと共重合可能な単量体1種以上と前記一般
式(1)で示されるビスフエノールA変性ジアクリレ
ート又はビスフエノールA変性ジメタクリレート
を共重合して得られる塩化ビニル系共重合体を使
用する事によつて表面凹凸が均一で、きめが細か
く、従つて触感が良好で、かつ艶消となる成形品
を容易に得る事の出来る塩化ビニル系共重合体を
提供する事にある。即ち、該共重合体に安定剤、
滑剤、抗酸化剤、ゴム類、紫外線吸収剤、加工助
剤、顔料等を配合して加工する事によつて硬質分
野に於ける各種の成形品を、又、さらに可塑剤を
加えて軟質化する事によつて軟質分野に於ける各
種の成形品を、表面凹凸が均一で、きめが細か
く、触度が良好で、かつ艶消にする事が出来る。 前記一般式(1)で示されるビスフエノールA変性
ジアクリレート、又はビスフエノールA変性ジメ
タクリレートを使用して得られる共重合体の熱安
定性が著しく向上する理由はまだ明確にはなつて
いない。しかし乍ら、従来より、ビスフエノール
Aの各種誘導体が熱安定剤としてポリ塩化ビニル
等に添加されている事からビスフエノール残基に
熱安定性改良効果がある事が推定される、又、両
末端の官能基による架橋によりゲル分が生成し成
形品中にゲル分が残留し、表面凹凸は均一で、き
め細かく、触感は良好でかつ艶消となる。 本発明に使用するビスフエノールA変性ジアク
リレート又はビスフエノールA変性ジメタクリレ
ートとしては、ビスコート#540、ビスコート
#700(以上大阪有機化学工業(株)製)、
XD8008.01(ダウ・ケミカル社製)等が市販され
ている。 本発明によつて得られる塩化ビニル系共重合体
は、懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法、溶液
重合法等、従来知られている重合法であればいず
れの重合方法を用いても良いが、製造の容易さ、
製造コストの観点から懸濁重合法による方法が好
ましい。 本発明に於いて使用する該化合物の量は、塩化
ビニル単量体100重量部に対し、0.001重量部〜15
重量部が良く、特に好ましくは、0.01〜5重量部
が良い。又、該化合物を添加するに際しては重合
途中に後添加する事の操作は、本発明の目的を損
なうものではない。 懸濁重合に於ける重合温度は特に限定しない
が、20℃から80℃が好ましい。又、重合途中に於
ける重合温度の変更等は本発明の目的を損うもの
ではない。懸濁重合において使用する開始剤は、
通常塩化ビニル樹脂の重合に使用されているもの
であればどの様なものでも良く、例えばラウリル
パーオキサイド、ジ−2−エチルヘキシルパーオ
キシジカーボネート、イソプロピルパーオキシジ
カーボネート、イソブチリルパーオキサイド、
3・5・5−トリメチルヘキサノイルパーオキサ
イド、t−ブチルパーオキシピバレート等の有機
過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビ
スバレロニトリル等にアゾ系ラジカル開始剤のう
ち1種又は2種以上を使用出来る。さらに、これ
等の開始剤を途中で添加する等の操作によつて本
発明の目的が変るものではない。又、懸濁重合で
使用する分散剤とては、部分鹸化ポリ酢酸ビニ
ル、メチルセルロース、ヒドロキシプロポキシメ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキエ
チルセルロース、ポリビニルピロリドン、無水マ
レイン酸とメチルビニルエーテルとの共重合体、
ゼラチン、カゼイン、でんぷん等の有機高分子分
散剤、タルク、硫酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム等の無機分散等の公知の分散剤を単独又は併用
して使用出来る。さらに又、これ等の分散剤を重
合途中に後添加する等の操作を行なつても本発明
の目的を損うものではない。 本発明に於いて、主鎖を形成する単量体は塩化
ビニル単独又は、少なくとも50重量%の塩化ビニ
ルと、これと共重合可能なビニル系単量体との混
合物である。この塩化ビニルと共重合可能な単量
体としては、酢酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、ア
クリル酸又はメタアクリル酸及びそのエステル、
マレイン酸又はフマル酸及びそのエステルあるい
は無水物、芳香族ビニル化合物、ビニリデンハラ
イド、あるいは、モノオレフイン等のビニル系単
量体が例示される。また本発明においては、これ
等の単量体を途中で追加する等の操作をする事は
何等支障なく、これ等の単量体の反応性比に応じ
て、又、最終的に出来上る分子設計に応じて行な
う事が出来る。 本発明によつて得られる塩化ビニル系共重合体
は、成形品にしたとき艶消が容易で、かつ成形品
の表面凹凸が非常に均一となり、更に実施例に示
す通り熱安定性に優れている効果を奏するので、
本発明は工業的に有利な塩化ビニル系共重合体の
製造方法である。 次に実施例により本発明の実施態様を更に明ら
かにするが、これ等は本発明の範囲を限定するも
のではない。 実施例 1〜8 内容積300のステンレス製重合器にイオン交
換水200部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.2部、ジイ
ソプロピルパーオキサイド0.06部、ジ−2−エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネート0.06部、塩
化ビニルモノマー100部及び表−1に示す仕込量
のビスコート#540又はビスコート#700を添加
し、重合温度35℃で15時間重合した。得られたス
ラリーを脱水し、熱風乾燥機で55℃で18時間乾燥
し、各測定に供した。 比較例 1〜6 実施例と同様にして、イオン交換水、部分鹸化
ポリ酢酸ビニル、ジイソプロパーオキサイド、ジ
−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネー
ト、塩化ビニルモノマー及び表−1に示す架橋剤
を所定量仕込み重合温度35℃で15時間重合した。
実施例と同様な方法で乾燥し、各測定に供した。
尚、各物性値は次の様にして測定した。 (1) 試験片の作成:配合 サンプル共重合体 100重量部 ジオクチルフタレート 100 〃 三塩基性硫酸鉛 3 〃 ステアリン酸鉛 1 〃 炭酸カルシウム 30 〃 によつてブレンドを行ない、混合物をロール温
度185℃で10分間混練りし、厚さ約0.7m/mの
素練りシートを作製し、更にプレス温度190
℃、圧力200Kg/cm2の条件でプレス成形を行ない
測定用サンプルシートを作製した。 (2) 圧縮永久歪:JIS−K6301に準拠し、圧縮の
条件は圧縮率25%、温度70℃22時間とした。 (3) 抗張力:JIS−K6723に準拠しプレス成形シ
ートから試験片を打ち抜き、引張り試験機を用
い測定温度25℃、引張り速度200mm/分で測定
した。 (4) 脱HCl速度:オートマチツク滴定装置AT−
107(京都電子工業(株)製)を用いてオイル
バス温度235℃、N2流量20ml/分、滴定速度
0.02ml/秒、試料(素練りシートを約3mm2に切
つたもの)10gで、オイルバスに設置後、規定
のNaOH溶液使用量が5.0mlになるまでの時間
を求めた。
な成形品を与える塩化ビニル系共重合体のうち、
特に著しく熱安定性の改良された塩化ビニル系共
重合体の製造方法に関する。更に詳しくは、塩化
ビニル、又は更に塩化ビニルと共重合可能な単量
体一種以上の混合物と後記一般式(1)で示されるビ
スフエノールA変性ジアクリレート又は、ビスフ
エノールA変性ジメタクリレートを共重合する塩
化ビニル系共重合体の製造方法に関するものであ
る。 塩化ビニル系樹脂は安価であり、その成形品は
機械的特性、耐候性、耐油性等にすぐれる事から
種々の分野に於いて巾広く使用されている。 しかし乍ら、塩化ビニル系樹脂は通常の加工条
件では、成形品の表面を艶消にする事は出来ず、
また艶消にする為に加工温度を低くしたりあるい
は充填剤を多量に使用すると機械的特性が低下す
る等の欠点があり、さらに又エンボス加工、アク
リル塗装によつて艶消にすると成形品のコストが
高くなる等の不都合があつた。 しかるに近年、種々の分野の成形品に於いて、
高級感のある艶消表面が好まれる様になり、しか
も機械的強度、触感の良さという観点から表面凹
凸が均一で、きめ細かな表面状態が好まれる様に
なつてきた。 これ等の要望にこたえるべく、すでにジアリル
フタレート、ジアリルマレエート、ポリエチレン
グリコールジアクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート等の架橋剤を使用して重合
中にゲル分を生成せしめ艶消表面を得るという提
案(特開昭54−80354、特開昭56−5843等)があ
るが、これ等の技術によつて得られる塩化ビニル
系重合体は、いずれも通常の塩化ビニル樹脂に比
較して熱安定性が著しく劣り、通常の塩化ビニル
樹脂の加工条件に於いては、熱安定剤を多量に使
用する必要がありコストが高くなる、又、加工条
件の変更、例えば加工温度を下げる等の操作によ
つて熱安定性の悪さをカバーしようとすると十分
に混練する事が出来ず、成形品の物性が低下する
等の欠点があつた。 これ等の欠点を改良すべく、鋭意研究を進めた
結果、前記一般式(1)で示されるビスフエノールA
変性ジアクリレート又は、ビスフエノールA変性
ジメタクリレートを使用すると熱安定性が著しく
改良されるという事を発見し本発明を完成するに
到つた。 即ち本発明は、塩化ビニル又は、塩化ビニルと
共重合可能な単量体1種以上との混合物と下記一
般式(1)で示されるビスフエノールA変性ジアクリ
レート又はビスフエノールA変性ジメタクリレー
トとを共重合することを内容とする。 一般式、 (Xは、水素原子、メチル基、水酸基から選ばれ
る基、 nは、1〜80の整数) 本発明の主たる目的は、塩化ビニル、又は塩化
ビニルと共重合可能な単量体1種以上と前記一般
式(1)で示されるビスフエノールA変性ジアクリレ
ート又はビスフエノールA変性ジメタクリレート
を共重合して得られる塩化ビニル系共重合体を使
用する事によつて表面凹凸が均一で、きめが細か
く、従つて触感が良好で、かつ艶消となる成形品
を容易に得る事の出来る塩化ビニル系共重合体を
提供する事にある。即ち、該共重合体に安定剤、
滑剤、抗酸化剤、ゴム類、紫外線吸収剤、加工助
剤、顔料等を配合して加工する事によつて硬質分
野に於ける各種の成形品を、又、さらに可塑剤を
加えて軟質化する事によつて軟質分野に於ける各
種の成形品を、表面凹凸が均一で、きめが細か
く、触度が良好で、かつ艶消にする事が出来る。 前記一般式(1)で示されるビスフエノールA変性
ジアクリレート、又はビスフエノールA変性ジメ
タクリレートを使用して得られる共重合体の熱安
定性が著しく向上する理由はまだ明確にはなつて
いない。しかし乍ら、従来より、ビスフエノール
Aの各種誘導体が熱安定剤としてポリ塩化ビニル
等に添加されている事からビスフエノール残基に
熱安定性改良効果がある事が推定される、又、両
末端の官能基による架橋によりゲル分が生成し成
形品中にゲル分が残留し、表面凹凸は均一で、き
め細かく、触感は良好でかつ艶消となる。 本発明に使用するビスフエノールA変性ジアク
リレート又はビスフエノールA変性ジメタクリレ
ートとしては、ビスコート#540、ビスコート
#700(以上大阪有機化学工業(株)製)、
XD8008.01(ダウ・ケミカル社製)等が市販され
ている。 本発明によつて得られる塩化ビニル系共重合体
は、懸濁重合法、乳化重合法、塊状重合法、溶液
重合法等、従来知られている重合法であればいず
れの重合方法を用いても良いが、製造の容易さ、
製造コストの観点から懸濁重合法による方法が好
ましい。 本発明に於いて使用する該化合物の量は、塩化
ビニル単量体100重量部に対し、0.001重量部〜15
重量部が良く、特に好ましくは、0.01〜5重量部
が良い。又、該化合物を添加するに際しては重合
途中に後添加する事の操作は、本発明の目的を損
なうものではない。 懸濁重合に於ける重合温度は特に限定しない
が、20℃から80℃が好ましい。又、重合途中に於
ける重合温度の変更等は本発明の目的を損うもの
ではない。懸濁重合において使用する開始剤は、
通常塩化ビニル樹脂の重合に使用されているもの
であればどの様なものでも良く、例えばラウリル
パーオキサイド、ジ−2−エチルヘキシルパーオ
キシジカーボネート、イソプロピルパーオキシジ
カーボネート、イソブチリルパーオキサイド、
3・5・5−トリメチルヘキサノイルパーオキサ
イド、t−ブチルパーオキシピバレート等の有機
過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビ
スバレロニトリル等にアゾ系ラジカル開始剤のう
ち1種又は2種以上を使用出来る。さらに、これ
等の開始剤を途中で添加する等の操作によつて本
発明の目的が変るものではない。又、懸濁重合で
使用する分散剤とては、部分鹸化ポリ酢酸ビニ
ル、メチルセルロース、ヒドロキシプロポキシメ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキエ
チルセルロース、ポリビニルピロリドン、無水マ
レイン酸とメチルビニルエーテルとの共重合体、
ゼラチン、カゼイン、でんぷん等の有機高分子分
散剤、タルク、硫酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム等の無機分散等の公知の分散剤を単独又は併用
して使用出来る。さらに又、これ等の分散剤を重
合途中に後添加する等の操作を行なつても本発明
の目的を損うものではない。 本発明に於いて、主鎖を形成する単量体は塩化
ビニル単独又は、少なくとも50重量%の塩化ビニ
ルと、これと共重合可能なビニル系単量体との混
合物である。この塩化ビニルと共重合可能な単量
体としては、酢酸ビニル等のビニルエステル類、
メチルビニルエーテル等のビニルエーテル類、ア
クリル酸又はメタアクリル酸及びそのエステル、
マレイン酸又はフマル酸及びそのエステルあるい
は無水物、芳香族ビニル化合物、ビニリデンハラ
イド、あるいは、モノオレフイン等のビニル系単
量体が例示される。また本発明においては、これ
等の単量体を途中で追加する等の操作をする事は
何等支障なく、これ等の単量体の反応性比に応じ
て、又、最終的に出来上る分子設計に応じて行な
う事が出来る。 本発明によつて得られる塩化ビニル系共重合体
は、成形品にしたとき艶消が容易で、かつ成形品
の表面凹凸が非常に均一となり、更に実施例に示
す通り熱安定性に優れている効果を奏するので、
本発明は工業的に有利な塩化ビニル系共重合体の
製造方法である。 次に実施例により本発明の実施態様を更に明ら
かにするが、これ等は本発明の範囲を限定するも
のではない。 実施例 1〜8 内容積300のステンレス製重合器にイオン交
換水200部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0.2部、ジイ
ソプロピルパーオキサイド0.06部、ジ−2−エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネート0.06部、塩
化ビニルモノマー100部及び表−1に示す仕込量
のビスコート#540又はビスコート#700を添加
し、重合温度35℃で15時間重合した。得られたス
ラリーを脱水し、熱風乾燥機で55℃で18時間乾燥
し、各測定に供した。 比較例 1〜6 実施例と同様にして、イオン交換水、部分鹸化
ポリ酢酸ビニル、ジイソプロパーオキサイド、ジ
−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネー
ト、塩化ビニルモノマー及び表−1に示す架橋剤
を所定量仕込み重合温度35℃で15時間重合した。
実施例と同様な方法で乾燥し、各測定に供した。
尚、各物性値は次の様にして測定した。 (1) 試験片の作成:配合 サンプル共重合体 100重量部 ジオクチルフタレート 100 〃 三塩基性硫酸鉛 3 〃 ステアリン酸鉛 1 〃 炭酸カルシウム 30 〃 によつてブレンドを行ない、混合物をロール温
度185℃で10分間混練りし、厚さ約0.7m/mの
素練りシートを作製し、更にプレス温度190
℃、圧力200Kg/cm2の条件でプレス成形を行ない
測定用サンプルシートを作製した。 (2) 圧縮永久歪:JIS−K6301に準拠し、圧縮の
条件は圧縮率25%、温度70℃22時間とした。 (3) 抗張力:JIS−K6723に準拠しプレス成形シ
ートから試験片を打ち抜き、引張り試験機を用
い測定温度25℃、引張り速度200mm/分で測定
した。 (4) 脱HCl速度:オートマチツク滴定装置AT−
107(京都電子工業(株)製)を用いてオイル
バス温度235℃、N2流量20ml/分、滴定速度
0.02ml/秒、試料(素練りシートを約3mm2に切
つたもの)10gで、オイルバスに設置後、規定
のNaOH溶液使用量が5.0mlになるまでの時間
を求めた。
【表】
表−1より該共重合体を軟質化した時には、圧
縮永久歪、抗張力のバランスは良くなり、かつ脱
HCl速度が極端に長くなつており、熱安定性が著
しく向上している事が判る。
縮永久歪、抗張力のバランスは良くなり、かつ脱
HCl速度が極端に長くなつており、熱安定性が著
しく向上している事が判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル、又は更に塩化ビニルと共重合可
能な単量体1種以上との混合物と下記一般式(1)で
示されるビスフエノールA変性ジアクリレート又
はビスフエノールA変性ジメタクリレート(塩化
ビニル系単量体100重量部に対し、0.001〜15重量
部)とを共重合することを特徴とする塩化ビニル
系共重合体の製造方法。 (Xは水素原子、メチル基または水酸基を表わ
し、nは1〜80の整数を表わす。)2 水性媒体
中で、油溶性ラジカル開始剤、分散剤を用いて共
重合する特許請求の範囲第1項記載の共重合体の
製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082862A JPS57195711A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vinyl chloride copolymer and composition thereof |
| DE8282104572T DE3272007D1 (en) | 1981-05-29 | 1982-05-26 | Cross-linked vinyl chloride polymer |
| EP82104572A EP0066244B1 (en) | 1981-05-29 | 1982-05-26 | Cross-linked vinyl chloride polymer |
| US06/383,611 US4458060A (en) | 1981-05-29 | 1982-06-01 | Cross-linked vinyl chloride polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56082862A JPS57195711A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vinyl chloride copolymer and composition thereof |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17274785A Division JPS6143645A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 塩化ビニル系共重合体を含む塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57195711A JPS57195711A (en) | 1982-12-01 |
| JPS6144883B2 true JPS6144883B2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=13786141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56082862A Granted JPS57195711A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Vinyl chloride copolymer and composition thereof |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4458060A (ja) |
| EP (1) | EP0066244B1 (ja) |
| JP (1) | JPS57195711A (ja) |
| DE (1) | DE3272007D1 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58152040A (ja) * | 1982-03-06 | 1983-09-09 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 硬質塩化ビニル系樹脂の艶消中空成形体 |
| JPS6020949A (ja) * | 1983-07-16 | 1985-02-02 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 耐ブロツキング性のすぐれた塩化ビニル樹脂組成物および農業用ビニルシ−ト |
| JPS6032809A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-20 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 耐候性のすぐれた艶消農業用シ−ト |
| JPS60104149A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
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