JPS6148496B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6148496B2 JPS6148496B2 JP1165678A JP1165678A JPS6148496B2 JP S6148496 B2 JPS6148496 B2 JP S6148496B2 JP 1165678 A JP1165678 A JP 1165678A JP 1165678 A JP1165678 A JP 1165678A JP S6148496 B2 JPS6148496 B2 JP S6148496B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- penicillamine
- isopropylidenepenicillamine
- acetone
- crude
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、D−ペニシラミンの精製法に関す
る。
る。
D−ペニシラミンの製造に際して、不純物とし
てその酸化成績体であるD−ペニシラミンジスル
フイドなどが混入するため、適当な精製操作が必
要であるが、従来公知の方法によつては高純度の
D−ペニシラミンを得ることは、きわめて困難で
ある。例えば、D−ペニシラミン塩酸塩をD−イ
ソプロピリデンペニシラミン塩酸塩とし、この化
合物を経由してD−ペニシラミンを得る方法が知
られている(米国特許第3632628号)が、この方
法、遊離のD−ペニシラミンに導く際に使用され
る有機塩基により、新たにD−ペニシラミンジス
ルフイドが生成するという欠点を有している。
てその酸化成績体であるD−ペニシラミンジスル
フイドなどが混入するため、適当な精製操作が必
要であるが、従来公知の方法によつては高純度の
D−ペニシラミンを得ることは、きわめて困難で
ある。例えば、D−ペニシラミン塩酸塩をD−イ
ソプロピリデンペニシラミン塩酸塩とし、この化
合物を経由してD−ペニシラミンを得る方法が知
られている(米国特許第3632628号)が、この方
法、遊離のD−ペニシラミンに導く際に使用され
る有機塩基により、新たにD−ペニシラミンジス
ルフイドが生成するという欠点を有している。
本発明者らは、種々検討の結果、遊離のD−イ
ソプロピリデンペニシラミンがその塩酸塩にくら
べて精製されやすい物性を有し、この化合物の段
階でD−ペニシラミンジスルフイドその他の不純
物をきわめて簡単な操作のみで取り除くことがで
きるとともに、この化合物が容易に加水分解され
てD−ペニシラミンを与え、しかも新たにD−ペ
ニシラミンジスルフイドが生成することがないこ
とを発見し、本発明を完成した。
ソプロピリデンペニシラミンがその塩酸塩にくら
べて精製されやすい物性を有し、この化合物の段
階でD−ペニシラミンジスルフイドその他の不純
物をきわめて簡単な操作のみで取り除くことがで
きるとともに、この化合物が容易に加水分解され
てD−ペニシラミンを与え、しかも新たにD−ペ
ニシラミンジスルフイドが生成することがないこ
とを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は粗製D−ペニシラミンを有
機酸の存在下または無存在下にアセトンと反応さ
せてD−イソプロピリデンペニシラミンとし、こ
れを加水分解してD−ペニシラミンとすることを
特徴とするD−ペニシラミンの精製方法である。
機酸の存在下または無存在下にアセトンと反応さ
せてD−イソプロピリデンペニシラミンとし、こ
れを加水分解してD−ペニシラミンとすることを
特徴とするD−ペニシラミンの精製方法である。
粗製D−ペニシラミンとアセトンを反応させて
D−イソプロピリデンペニシラミンを得るには、
以下の方法によればよい。
D−イソプロピリデンペニシラミンを得るには、
以下の方法によればよい。
すなわち、粗製D−ペニシラミンをアセトンに
加え、酢酸あるいは義酸などの有機酸の存在下あ
るいは無存在下に加熱してD−ペニシラミンを溶
解した後、過して不溶物を除去する。この液
をそのまま冷却するか、必要あらば濃縮した後冷
却することによりD−イソプロピリデンペニシラ
ミンが結晶となつて析出する。これを取後、
液を濃縮し、冷却すれば、さらに結晶が得られ、
ほとんど定量的収率でD−イソプロピリデンペニ
シラミンを得ることができる。
加え、酢酸あるいは義酸などの有機酸の存在下あ
るいは無存在下に加熱してD−ペニシラミンを溶
解した後、過して不溶物を除去する。この液
をそのまま冷却するか、必要あらば濃縮した後冷
却することによりD−イソプロピリデンペニシラ
ミンが結晶となつて析出する。これを取後、
液を濃縮し、冷却すれば、さらに結晶が得られ、
ほとんど定量的収率でD−イソプロピリデンペニ
シラミンを得ることができる。
ここで、有機酸の存在は必ずしも要しないが、
有機酸の使用によつてD−ペニシラミンのアセト
ンへの溶解が促進され、またアセトンの使用量を
減らすことができる。
有機酸の使用によつてD−ペニシラミンのアセト
ンへの溶解が促進され、またアセトンの使用量を
減らすことができる。
使用する有機酸としては、義酸、酢酸、プロピ
オン酸があげられ、とくに酢酸が好適である。有
機酸は、D−ペニシラミン1モルに対し1〜3モ
ルとりわけ1〜2モル使用するのが好ましい。加
熱温度は30℃ないし還流温度が好ましい。
オン酸があげられ、とくに酢酸が好適である。有
機酸は、D−ペニシラミン1モルに対し1〜3モ
ルとりわけ1〜2モル使用するのが好ましい。加
熱温度は30℃ないし還流温度が好ましい。
得られたD−イソプロピリデンペニシラミンを
加水分解するには、これを水に加えて加熱すれば
よい。好ましくは窒素気流中、約30分程度還流し
た後、減圧下、水を留去すれば、D−ペニシラミ
ンの結晶が得られる。
加水分解するには、これを水に加えて加熱すれば
よい。好ましくは窒素気流中、約30分程度還流し
た後、減圧下、水を留去すれば、D−ペニシラミ
ンの結晶が得られる。
以上の反応を式で示せば次のようになる。
本発明の方法によれば、粗製D−ペニシラミン
から、D−ペニシラミンジスルフイド等の不純物
は痕跡程度しか含まれない高純度のD−ペニシラ
ミンを得ることができる。
から、D−ペニシラミンジスルフイド等の不純物
は痕跡程度しか含まれない高純度のD−ペニシラ
ミンを得ることができる。
以下例をあげて本発明を具体的に説明する。
例 1
粗製D−ペニシラミン1.49gにアセトン100ml
を加え、撹拌下に1.5時間加熱還流した後、熱時
吸引過して不純物をとりさつた。液を30mlに
濃縮し、室温に放置して析出した結晶を取。冷
アセトンで洗浄後乾燥し、D−イソプロピリデン
ペニシラミンの無色プリズム状晶1.43gを得た。
液よりさらに0.39gを得た。
を加え、撹拌下に1.5時間加熱還流した後、熱時
吸引過して不純物をとりさつた。液を30mlに
濃縮し、室温に放置して析出した結晶を取。冷
アセトンで洗浄後乾燥し、D−イソプロピリデン
ペニシラミンの無色プリズム状晶1.43gを得た。
液よりさらに0.39gを得た。
融点 179〜180℃(分解)
元素分析(%) C8H15O2NSとして
実測値 C:50.80 H:7.84 N:7.47
計算値 C:50.77 H:7.99 N:7.40
例 2
粗製D−ペニシラミン1.49gにアセトン25mlお
よび酢酸1mlを加え、撹拌下に1時間加熱還流し
た後、熱時吸引過し、不溶物を温アセトン5ml
で洗浄した。
よび酢酸1mlを加え、撹拌下に1時間加熱還流し
た後、熱時吸引過し、不溶物を温アセトン5ml
で洗浄した。
液と洗液をあわせ室温に放置し析出した結晶
を取し、D−イソプロピリデンペニシラミン
1.45gを得た。液からさらに0.37gを得た。
を取し、D−イソプロピリデンペニシラミン
1.45gを得た。液からさらに0.37gを得た。
例 3
例2において、酢酸1mlのかわりに90%義酸
0.6mlを用い、同様に処理してD−イソプロピリ
デンペニシラミン1.77gを得た。
0.6mlを用い、同様に処理してD−イソプロピリ
デンペニシラミン1.77gを得た。
例 4
D−イソプロピリデンペニシラミン1.42gに蒸
留水10mlを加え窒素気流中撹拌下に30分加熱還流
した。反応液を減圧下濃縮乾固し、99.5%エタノ
ール9mlを加えて冷蔵庫中一夜放置し、結晶を
取。冷エタノールで洗浄し、D−ペニシラミン
1.07g(収率96%)を得た。
留水10mlを加え窒素気流中撹拌下に30分加熱還流
した。反応液を減圧下濃縮乾固し、99.5%エタノ
ール9mlを加えて冷蔵庫中一夜放置し、結晶を
取。冷エタノールで洗浄し、D−ペニシラミン
1.07g(収率96%)を得た。
融点 207〜8℃(分解)
アミノ酸分析によると、例1〜3で用いた粗製
D−ペニシラミンには約2%のD−ペニシラミン
ジスルフイドが含まれているが、得られたD−ペ
ニシラミンには、D−ペニシラミンジスルフイド
は痕跡程度しか含まれていなかつた。また、粗製
ペニシラミン中のD−ペニシラミンジスルフイド
の量がさらに多い場合でも同様の結果が得られ
た。
D−ペニシラミンには約2%のD−ペニシラミン
ジスルフイドが含まれているが、得られたD−ペ
ニシラミンには、D−ペニシラミンジスルフイド
は痕跡程度しか含まれていなかつた。また、粗製
ペニシラミン中のD−ペニシラミンジスルフイド
の量がさらに多い場合でも同様の結果が得られ
た。
Claims (1)
- 1 粗製D−ペニシラミンを有機酸の存在下また
は無存在下にアセトンと反応させてD−イソプロ
ピリデンペニシラミンとし、これを加水分解して
D−ペニシラミンとすることを特徴とするD−ペ
ニシラミンの精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1165678A JPS54106488A (en) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | Purification for d-penicillamine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1165678A JPS54106488A (en) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | Purification for d-penicillamine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54106488A JPS54106488A (en) | 1979-08-21 |
| JPS6148496B2 true JPS6148496B2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=11784001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1165678A Granted JPS54106488A (en) | 1978-02-04 | 1978-02-04 | Purification for d-penicillamine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54106488A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348282A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 1,3−チアゾリジン−4−カルボン酸アミドの製造方法 |
| JP4735263B2 (ja) | 2003-11-18 | 2011-07-27 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学活性2−アルキルシステインの製造方法、並びにその誘導体及び製造方法 |
| US8138378B2 (en) * | 2007-06-19 | 2012-03-20 | Huntsman Petrochemical Llc | Reactive amine catalysts for polyurethane foam |
| CN108164444B (zh) * | 2018-01-04 | 2019-09-06 | 浙江东邦药业有限公司 | 一种d-青霉胺的精制方法 |
-
1978
- 1978-02-04 JP JP1165678A patent/JPS54106488A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54106488A (en) | 1979-08-21 |
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