JPS6149178B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149178B2 JPS6149178B2 JP13683183A JP13683183A JPS6149178B2 JP S6149178 B2 JPS6149178 B2 JP S6149178B2 JP 13683183 A JP13683183 A JP 13683183A JP 13683183 A JP13683183 A JP 13683183A JP S6149178 B2 JPS6149178 B2 JP S6149178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surfactant
- bottle
- fatty acid
- bottle according
- polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、二軸延伸されたポリエステル製炭酸
飲料用ボトルの改良に関し、より詳細には、開封
時において飲料液相から気相への炭素ガスの移行
速度を小さいレベルに抑制したポリエステル製炭
酸飲料用ボトルに関する。 二軸延伸ブロー成形により形成されたポリエチ
レンテレフタレート製のボトルは、ガラス容器に
比して軽量であり、しかも米国特許第3733309号
明細書にも記載されている通り、耐圧性、剛性、
透明性にも優れており、更に酸素や炭酸ガス等の
気体の透過性も小さいため、内容品の保存性にも
優れており、炭酸飲料の保存用容器として広く使
用されるに至つている。 このポリエステル製の炭酸飲料用ボトルは通常
のガラス製ボトルに認められない利点を有する反
面として、最近になつて、ガラス製ボトルにはな
い或る種の欠点を有することが見出されるに至つ
た。即ち、炭酸飲料をポリエステル製ボトルに充
填し、次いで蓋との間で密封を行つたビン詰製品
においては、これを開封する際、飲料液相中に溶
解している炭酸ガスが急激に気相中に移行し、開
封の際取外されつつある蓋が飛翔する現象、即ち
キヤツプ・ミサイルを生じるのである。また、大
容量のビン詰製品では、飲料の一部のみを容器外
に小出し、キヤツプで再密封を行つた後保存する
ことも行われているが、この場合にも、開封に際
して、炭酸ガスの飲料液相から気相中に移行する
ため、飲料中の炭酸ガス濃度の著しい低下、即ち
気抜けを生じて、飲料の風味低下を来たすという
問題がある。 従つて、本発明の目的は、開封時における飲料
液相から気相への炭酸ガスの移行速度を小さいレ
ベルに抑制したポリエステル製炭酸飲料用ボトル
を提供するにある。 本発明の他の目的は、前述したキヤツプ・ミサ
イルが防止され、内容物が小出し及び再密封を反
復する場合における飲料中の炭酸濃度の著しい低
下を抑制したポリエステル製炭酸飲料用ボトルを
提供するにある。 本発明の更に他の目的は、前述した従来のポリ
エステル製ボトルにおける欠点が、優れた耐圧
性、剛性、透明性及びガスバリヤー性を損なうこ
となしに解消されたポリエステル製炭酸飲料用容
器を提供するにある。 本発明によれば、界面活性剤を含有する、エチ
レンテレフタレート単位を主体とするポリエステ
ルの二軸延伸ブロー成形により形成されたボトル
であつて、該ボトルの少なくとも胴壁部は20℃に
おける密度が1.34g/cm3以上となるように二軸方
向に分子配向されており、該界面活性剤は該胴壁
部表面の水に対する接触角が76度以下となるよう
に胴壁部表面に分布していることを特徴とする炭
酸飲料用ボトルが提供される。 本発明を以下に添付図面の参照しつつ詳細に説
明する。 本発明の炭酸飲料用ボトルの全体の構造を示す
第1図において、このボトルはポリエステルによ
り一体に形成された胴壁部1及び胴壁部の下端に
連なる底部2から成つている。この胴壁部2の上
端部にはこれに連なる台錐状の肩部3及びほぼ円
筒状の首部4が設けられている。びん口5に密封
のために施されるキヤツプ或いは王冠等の蓋(図
示せず)を保持させるために首部4にねじ6、或
いは内容物充填時或いは密封時にびんを保持する
ためにリング7が設けられている。 この耐圧ボトルは、エチレンテレフタレート単
位を主体とするポリエステルから成るパリソン乃
至はプリフオームを、ボトルの外形に対応するキ
ヤビテイを備えた割型内で二軸延伸ブロー成形す
ることにより形成され、少くとも胴壁部1を構成
するポリエステル樹脂は、二軸方向、即ちボトル
軸方向及びボトルの円周方向に分子配向されてい
る。 本発明の重要な特徴は、このボトルを構成する
ポリエステル中に界面活性剤を含有させ、このボ
トルの少なくとも胴壁部にその密度が1.34g/c.c.
以上となるような二軸方向の分子配向を付与し、
更にこの界面活性剤を胴壁部表面の水に対する接
触角が第2図に示すように76度以下となるように
胴壁部表面に分布させることにある。本発明によ
れば、この特徴により、ビン詰炭酸飲料の開封時
における飲料液相から気相への炭酸ガスの移行
を、従来のポリエステルボトルのそれよりも著し
く低い速度に抑制し、その結果、前述したキヤツ
プ・ミサイルによる危険や、気抜けによる風味低
下を有効に解消することができる。 ポリエステル製ボトルが、通常のガラス製ボト
ルに比して、開封時における飲料液相から気相へ
の炭酸ガスの移行速度が著しく大きい原因は、未
だ正確には明らかにされていないが、本発明者等
の研究によると、ガラス製ボトルに比してポリエ
ステル製ボトルは炭酸飲料に対する濡れが非常に
悪いことにも一因があるものと思われる。本発明
によれば、ポリエステル製ボトルの少なくとも胴
壁部表面の水に対する23℃における接触角を76度
以下、特に72度以下とすることにより、開封時に
おける炭酸ガスの飲料液相から気相への移行速度
を従来のポリエステル製ボトルのそれに比して著
しく小さいレベルに抑制されることが予想外に見
出されたのである。 本発明においては、上述した目的に関連して、
ボトルを形成するポリエステル中に界面活性剤を
含有させ、しかもボトルの少なくとも胴壁部を20
℃における密度が1.34g/c.c.以上、特に1.345乃至
1.40g/c.c.となるように二軸方向に分子配向する
ことが重要となつてくる。一般に成形すべきプラ
チツク材料中に配合した異質成分が成形物の表面
へ移行してくる現象はブルーミング或いはイミグ
レーシヨンとして知られている。本発明によれ
ば、ポリエステルに界面活性剤を配合し、この界
面活性剤配合ポリエステルから成るボトルの側壁
部を特有の分子配向を与えることによつて、胴壁
部に要求される耐圧性、剛性、透明性及びガスバ
リヤー性を付与すると同時に、界面活性剤を、胴
壁部表面の水に対する接触角が前述した範囲とな
るように胴壁部表面に分布させることが可能とな
つたものである。この理由は、ポリエステルの二
軸方向への分子配向による密度の増加が、界面活
性剤の胴壁部表面へのブルーミング或いはイミグ
レーシヨンを著しく促進するためであろう。 界面活性剤としては、温度25℃及び濃度0.1%
の溶液についてJIS K3362の方法で測定して、起
泡力が少なくとも10mm、特に50乃至250mmで且つ
比表面張力が0.95よりも小、特に0.30乃至0.75の
範囲内のものが、泡吹現象の防止の見知から好適
に使用され、特に非イオン系、アニオン系或いは
両性系の界面活性剤が本発明の目的に適に使用さ
れる。 かかる界面活性剤の好適な例として次のものを
挙げることができるが、勿論本発明はこれに限定
されるものではない。 非イオン性界面活性剤 グリセリン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ソルビタン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ブロピレングリコール脂肪酸エステル、 シヨ糖脂肪酸エステル、 クエン酸モノ(ジ又はトリ)ステアリルエステ
ル、 ペンタエリストリール脂肪酸(C8〜C18)エス
テル、 ポリグリセリン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ポリオキシエチレン(20)グリセリン脂肪酸
(C12〜C18)エステル、 ポリオキシエチレン(20)ソルビタン脂肪酸
(C12〜C18)エステル、 ポリエチレングリコール脂肪酸(C8〜C18)エ
ステル、 ポリプロピレングリコール脂肪酸(C8〜C18)
エステル、 ポリオキシエチレン脂肪族アルコール(C11〜
C20)エーテル、 ポリオキシエチレンアルキル(C7以上)フエ
ニルエーテル、 N・N′−ビス(2−ヒドロキシエチル)脂肪
族(C8〜C18)アミン、 脂肪酸(C12〜C18)とジエタノールアミンによ
る縮合生成物、 ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブ
ロツクコポリマー、 ポリエチレングリコール(分子量200以上)、 ポリプロピレングリコール(分子量200以上)、 陰イオン性界面活性剤 アルキル(C10〜C20)スルホン酸塩(Na、K、
NH4)、 アルキル(C8〜C20)ベンゼンスルホン酸塩
(Na、K、NH4)、 アルキルナフタレンスルホン酸塩(Na)、 ナフタレンホルムアルデヒド縮合物のスルホン
酸塩(Na)、 ソジウムアルキル(C4、C5、C6、C8、C13)、 アルホサクシネート、 アルキル(C8〜C20)サルフエート(Na、K、
NH4)、 ポリオキシエチレン脂肪アルコール(C12〜
C20)、 エーテルサルフエート(Na、NH4)、 ポリオキシエチレンアルキル(C7以上)フエ
ニルエーテルサルフエート(Na、NH4)、 天然脂肪酸塩(Na、K、NH4)、 ロジン(不均化又は水添)石鹸(Na、K)、 スチレンとマレイン酸とのコポリマーおよびそ
のアルカリ塩、 陽イオン性界面活性剤 ジメチルジアルキル(C12〜C18)アンモニウム
クロライド、 これらの界面活性剤は単独でも或いは2種以上
の組合せでも使用でき、所望によつては、下記の
助済乃至はビルダー、即ち ポリビニルピロリドン、 メチルセルローズ、 ヒドロキシエチルセルローズ、 ヒドロキシメチルセルローズ、 ポリビニルアルコール、 カルボキシメチルセルローズおよびそのナトリ
ウム塩、 ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、 りん酸塩(Na、K、Mg)、 トリポリりん酸ナトリウム、 と組合せて使用することができる。 本発明の目的に特に好適な界面活性剤は、グリ
セリン脂肪酸モノエステル、ソルビタン脂肪酸モ
ノエステル、プロピレングリコール脂肪酸モノエ
ステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルである。 本発明において、ポリエステルとしては、ポリ
エチレンテレフタレートが好適に使用されるが、
ポリエチレンテレフタレート容器の特性及び本発
明の要旨を損わない範囲内で、即ち5モル%以下
の範囲内で共重合成分として、イソフタル酸・p
−β−オキシエトキシ安息香酸・ナフタレン2・
6−ジカルボン酸・ジフエノキシエタン−4・
4′−ジカルボン酸・5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸・アジピン酸・セバシン酸またはこれらの
アルキルエステル誘導体などのジカルボン酸成
分、プロピレングリコール・1・4−ブタンジオ
ール・ネオペンチルグリコール・1・6−ヘキシ
レングリコール・シクロヘキサンジメタノール・
ビスフエノールAのエチレンオキシド付加物など
のグリコール成分を含有するコポリエステル等も
使用し得る。更にこのポリエステルは顔料・染料
等の着色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤などの添
加剤を含有することも出来る。 用いるポリエチレンテレフタレートは固有粘度
〔η〕が0.5以上、特に0.6以上のものが延伸ブロ
ー容器の機械的強度の面で好適である。 本発明によれば、界面活性剤をポリエステル中
にポリエステル当り10ppm以上、特に好適には
100乃至5000ppmの量で含有させる。 本発明の炭酸飲料用ボトルは、前述した界面活
性剤を配合したポリエステルを使用する点、及び
ボトルの胴壁部を構成するポリエステルの分子配
向の程度を、前述した1.34g/cm3以上の密度とな
るように成形を行う点を除けば、それ自体公知の
延伸ブロー成形方法で得ることができる。 即ち、本発明の一つの態様においては、界面活
性剤を配合したエチレンテレフタレート単位を主
体とするポリエステルのパリソンを延伸温度に加
熱し、この加熱されたパリソンを、容器の胴壁部
及びこれの連なる底壁部に対応する壁面で規定す
る金型のキヤビテイ内で、同時に或いはこの順序
に容器軸方向に延伸し、且つこの内部に流体を吹
込んで容器周方向に膨張延伸する。 配合ポリエステルのパリソンとしては、界面活
性剤配合ポリエステルの射出成形で製造された有
底パリソンや、配合ポリエステルの押出成形で得
られたパイプを所定寸法に裁断し、一端部を圧縮
成形により閉じた有底パリソン等を使用し得る。
使用するパリソンは、これらの成形後、急冷によ
つて実質上非晶質のものとなつていることが成形
性及び透明性の点で望ましい。 容器、従つてパリソンの目付量、即ちパリソン
重量(g)/容器容積(c.c.)の比は要求される耐
圧性の程度によつても相違するが、一般に0.01乃
至0.08g/c.c.、特に0.02乃至0.06g/c.c.の範囲にあ
ることが望ましい。 ポリエステルのパリソンは、延伸ブローに先立
つて、延伸温度に予備加熱する。この延伸温度と
は、用いるポリエステルの結晶化温度よりも低い
温度で且つポリエステルパリソンの延伸が可能と
なる温度であり、具体的には90乃至130℃、特に
90乃至110℃の温度が使用される。 予備加熱されたパリソンの延伸ブロー成形は、
逐次延伸ブロー成形、或いは同時延伸ブロー成形
のようなそれ自体公知の手段で行い得る。例えば
前者の場合、パリソンを比較的小さい圧力での流
体吹込み下に軸方向に延伸し(プレブロー)、次
いで比較的大きい圧力での流体吹込み下に、容器
の周方向への膨張により延伸を行なう。また、後
者の場合には、最初から大きい圧力での流体吹込
みによる周方向への延伸と軸方向への延伸とを同
時に行う。パリソンの軸方向への延伸は、例えば
パリソンの首部を金型とマンドレルとで挾持し、
パリソン底部の内面に延伸棒をあてがい、延伸棒
を伸張せしめることにより容易に行うことができ
る。 本発明で規定した密度となる分子配向を与える
ためには、前述した延伸温度において、パリソン
の軸方向及び周方向の延伸倍率を、夫々1.5乃至
2.5倍(軸方向)及び1.7乃至4.0倍(周方向)とす
ることが望ましい。 本発明の容器に充填する炭酸飲料としては、そ
れ自体公知の任意の炭酸飲料、例えばサイダー、
ラムネ、コーラ、プレンソーダ、ジンジヤーエー
ル、炭酸入り合成着色飲料、炭酸入り果汁飲料、
炭酸入りビタミン乃至はアミノ酸強化ドリンクス
等の炭酸入り清涼飲料水;ビール、発泡果実酒、
ハイボール、ジンフイズ、その他の炭酸入りカク
テル類等を挙げることができる。 本発明の優れた作用効果を次の実施例で詳細に
説明する。 実施例 1 約0.96の固有粘度を有するポリエチレンテレフ
タレート100重量部に表1に示す様な界面活性剤
5種類をそれぞれ0.4重量部添加し、均一に混合
後、射出成形法により中空円筒状の無定形有底パ
リソンを作成し、100℃でブロー成形して内容量
1020ml、重量55gの円筒形中空ブローボトルを作
成した。また対照品として界面活性剤を含有しな
いポリエチレンテレフタレートのボトルも成形し
た。また、ボトルの胴壁部は密度1.34(g/cm3)
〜1.40(g/cm3)の範囲になる様に二軸方向に分
子配向させた。 これらのボトルについてPETボトルの胴壁部
の接触角を測定した。また、それぞれのボトルに
市販の炭酸飲料スプライトを5℃に冷却し、1
充填(ヘツド・スペース20ml)と750ml充填(ベ
ツド・スペース270ml)品を用意し、38mmのアル
ミ製PPキヤツプで密封し室内に1ケ月放置し
た。 この試料ボトルを激しく2分間振とうし、10分
間放置後注意深くキヤツプを開栓しつつ有するキ
ヤツプが飛翔する感じを手に受けないかどうかを
調査した。その結果、表−2の通り二軸に配向し
た密度1.35のPETボトルに界面活性剤が添加され
た本発明品の方が、密度1.337のPETボトルで界
面活性剤が無添加のものと比較して、キヤツプ開
栓時にキヤツプが飛翔する感じを受けなかつた。
飲料用ボトルの改良に関し、より詳細には、開封
時において飲料液相から気相への炭素ガスの移行
速度を小さいレベルに抑制したポリエステル製炭
酸飲料用ボトルに関する。 二軸延伸ブロー成形により形成されたポリエチ
レンテレフタレート製のボトルは、ガラス容器に
比して軽量であり、しかも米国特許第3733309号
明細書にも記載されている通り、耐圧性、剛性、
透明性にも優れており、更に酸素や炭酸ガス等の
気体の透過性も小さいため、内容品の保存性にも
優れており、炭酸飲料の保存用容器として広く使
用されるに至つている。 このポリエステル製の炭酸飲料用ボトルは通常
のガラス製ボトルに認められない利点を有する反
面として、最近になつて、ガラス製ボトルにはな
い或る種の欠点を有することが見出されるに至つ
た。即ち、炭酸飲料をポリエステル製ボトルに充
填し、次いで蓋との間で密封を行つたビン詰製品
においては、これを開封する際、飲料液相中に溶
解している炭酸ガスが急激に気相中に移行し、開
封の際取外されつつある蓋が飛翔する現象、即ち
キヤツプ・ミサイルを生じるのである。また、大
容量のビン詰製品では、飲料の一部のみを容器外
に小出し、キヤツプで再密封を行つた後保存する
ことも行われているが、この場合にも、開封に際
して、炭酸ガスの飲料液相から気相中に移行する
ため、飲料中の炭酸ガス濃度の著しい低下、即ち
気抜けを生じて、飲料の風味低下を来たすという
問題がある。 従つて、本発明の目的は、開封時における飲料
液相から気相への炭酸ガスの移行速度を小さいレ
ベルに抑制したポリエステル製炭酸飲料用ボトル
を提供するにある。 本発明の他の目的は、前述したキヤツプ・ミサ
イルが防止され、内容物が小出し及び再密封を反
復する場合における飲料中の炭酸濃度の著しい低
下を抑制したポリエステル製炭酸飲料用ボトルを
提供するにある。 本発明の更に他の目的は、前述した従来のポリ
エステル製ボトルにおける欠点が、優れた耐圧
性、剛性、透明性及びガスバリヤー性を損なうこ
となしに解消されたポリエステル製炭酸飲料用容
器を提供するにある。 本発明によれば、界面活性剤を含有する、エチ
レンテレフタレート単位を主体とするポリエステ
ルの二軸延伸ブロー成形により形成されたボトル
であつて、該ボトルの少なくとも胴壁部は20℃に
おける密度が1.34g/cm3以上となるように二軸方
向に分子配向されており、該界面活性剤は該胴壁
部表面の水に対する接触角が76度以下となるよう
に胴壁部表面に分布していることを特徴とする炭
酸飲料用ボトルが提供される。 本発明を以下に添付図面の参照しつつ詳細に説
明する。 本発明の炭酸飲料用ボトルの全体の構造を示す
第1図において、このボトルはポリエステルによ
り一体に形成された胴壁部1及び胴壁部の下端に
連なる底部2から成つている。この胴壁部2の上
端部にはこれに連なる台錐状の肩部3及びほぼ円
筒状の首部4が設けられている。びん口5に密封
のために施されるキヤツプ或いは王冠等の蓋(図
示せず)を保持させるために首部4にねじ6、或
いは内容物充填時或いは密封時にびんを保持する
ためにリング7が設けられている。 この耐圧ボトルは、エチレンテレフタレート単
位を主体とするポリエステルから成るパリソン乃
至はプリフオームを、ボトルの外形に対応するキ
ヤビテイを備えた割型内で二軸延伸ブロー成形す
ることにより形成され、少くとも胴壁部1を構成
するポリエステル樹脂は、二軸方向、即ちボトル
軸方向及びボトルの円周方向に分子配向されてい
る。 本発明の重要な特徴は、このボトルを構成する
ポリエステル中に界面活性剤を含有させ、このボ
トルの少なくとも胴壁部にその密度が1.34g/c.c.
以上となるような二軸方向の分子配向を付与し、
更にこの界面活性剤を胴壁部表面の水に対する接
触角が第2図に示すように76度以下となるように
胴壁部表面に分布させることにある。本発明によ
れば、この特徴により、ビン詰炭酸飲料の開封時
における飲料液相から気相への炭酸ガスの移行
を、従来のポリエステルボトルのそれよりも著し
く低い速度に抑制し、その結果、前述したキヤツ
プ・ミサイルによる危険や、気抜けによる風味低
下を有効に解消することができる。 ポリエステル製ボトルが、通常のガラス製ボト
ルに比して、開封時における飲料液相から気相へ
の炭酸ガスの移行速度が著しく大きい原因は、未
だ正確には明らかにされていないが、本発明者等
の研究によると、ガラス製ボトルに比してポリエ
ステル製ボトルは炭酸飲料に対する濡れが非常に
悪いことにも一因があるものと思われる。本発明
によれば、ポリエステル製ボトルの少なくとも胴
壁部表面の水に対する23℃における接触角を76度
以下、特に72度以下とすることにより、開封時に
おける炭酸ガスの飲料液相から気相への移行速度
を従来のポリエステル製ボトルのそれに比して著
しく小さいレベルに抑制されることが予想外に見
出されたのである。 本発明においては、上述した目的に関連して、
ボトルを形成するポリエステル中に界面活性剤を
含有させ、しかもボトルの少なくとも胴壁部を20
℃における密度が1.34g/c.c.以上、特に1.345乃至
1.40g/c.c.となるように二軸方向に分子配向する
ことが重要となつてくる。一般に成形すべきプラ
チツク材料中に配合した異質成分が成形物の表面
へ移行してくる現象はブルーミング或いはイミグ
レーシヨンとして知られている。本発明によれ
ば、ポリエステルに界面活性剤を配合し、この界
面活性剤配合ポリエステルから成るボトルの側壁
部を特有の分子配向を与えることによつて、胴壁
部に要求される耐圧性、剛性、透明性及びガスバ
リヤー性を付与すると同時に、界面活性剤を、胴
壁部表面の水に対する接触角が前述した範囲とな
るように胴壁部表面に分布させることが可能とな
つたものである。この理由は、ポリエステルの二
軸方向への分子配向による密度の増加が、界面活
性剤の胴壁部表面へのブルーミング或いはイミグ
レーシヨンを著しく促進するためであろう。 界面活性剤としては、温度25℃及び濃度0.1%
の溶液についてJIS K3362の方法で測定して、起
泡力が少なくとも10mm、特に50乃至250mmで且つ
比表面張力が0.95よりも小、特に0.30乃至0.75の
範囲内のものが、泡吹現象の防止の見知から好適
に使用され、特に非イオン系、アニオン系或いは
両性系の界面活性剤が本発明の目的に適に使用さ
れる。 かかる界面活性剤の好適な例として次のものを
挙げることができるが、勿論本発明はこれに限定
されるものではない。 非イオン性界面活性剤 グリセリン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ソルビタン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ブロピレングリコール脂肪酸エステル、 シヨ糖脂肪酸エステル、 クエン酸モノ(ジ又はトリ)ステアリルエステ
ル、 ペンタエリストリール脂肪酸(C8〜C18)エス
テル、 ポリグリセリン脂肪酸(C8〜C22)エステル、 ポリオキシエチレン(20)グリセリン脂肪酸
(C12〜C18)エステル、 ポリオキシエチレン(20)ソルビタン脂肪酸
(C12〜C18)エステル、 ポリエチレングリコール脂肪酸(C8〜C18)エ
ステル、 ポリプロピレングリコール脂肪酸(C8〜C18)
エステル、 ポリオキシエチレン脂肪族アルコール(C11〜
C20)エーテル、 ポリオキシエチレンアルキル(C7以上)フエ
ニルエーテル、 N・N′−ビス(2−ヒドロキシエチル)脂肪
族(C8〜C18)アミン、 脂肪酸(C12〜C18)とジエタノールアミンによ
る縮合生成物、 ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブ
ロツクコポリマー、 ポリエチレングリコール(分子量200以上)、 ポリプロピレングリコール(分子量200以上)、 陰イオン性界面活性剤 アルキル(C10〜C20)スルホン酸塩(Na、K、
NH4)、 アルキル(C8〜C20)ベンゼンスルホン酸塩
(Na、K、NH4)、 アルキルナフタレンスルホン酸塩(Na)、 ナフタレンホルムアルデヒド縮合物のスルホン
酸塩(Na)、 ソジウムアルキル(C4、C5、C6、C8、C13)、 アルホサクシネート、 アルキル(C8〜C20)サルフエート(Na、K、
NH4)、 ポリオキシエチレン脂肪アルコール(C12〜
C20)、 エーテルサルフエート(Na、NH4)、 ポリオキシエチレンアルキル(C7以上)フエ
ニルエーテルサルフエート(Na、NH4)、 天然脂肪酸塩(Na、K、NH4)、 ロジン(不均化又は水添)石鹸(Na、K)、 スチレンとマレイン酸とのコポリマーおよびそ
のアルカリ塩、 陽イオン性界面活性剤 ジメチルジアルキル(C12〜C18)アンモニウム
クロライド、 これらの界面活性剤は単独でも或いは2種以上
の組合せでも使用でき、所望によつては、下記の
助済乃至はビルダー、即ち ポリビニルピロリドン、 メチルセルローズ、 ヒドロキシエチルセルローズ、 ヒドロキシメチルセルローズ、 ポリビニルアルコール、 カルボキシメチルセルローズおよびそのナトリ
ウム塩、 ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、 りん酸塩(Na、K、Mg)、 トリポリりん酸ナトリウム、 と組合せて使用することができる。 本発明の目的に特に好適な界面活性剤は、グリ
セリン脂肪酸モノエステル、ソルビタン脂肪酸モ
ノエステル、プロピレングリコール脂肪酸モノエ
ステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルである。 本発明において、ポリエステルとしては、ポリ
エチレンテレフタレートが好適に使用されるが、
ポリエチレンテレフタレート容器の特性及び本発
明の要旨を損わない範囲内で、即ち5モル%以下
の範囲内で共重合成分として、イソフタル酸・p
−β−オキシエトキシ安息香酸・ナフタレン2・
6−ジカルボン酸・ジフエノキシエタン−4・
4′−ジカルボン酸・5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸・アジピン酸・セバシン酸またはこれらの
アルキルエステル誘導体などのジカルボン酸成
分、プロピレングリコール・1・4−ブタンジオ
ール・ネオペンチルグリコール・1・6−ヘキシ
レングリコール・シクロヘキサンジメタノール・
ビスフエノールAのエチレンオキシド付加物など
のグリコール成分を含有するコポリエステル等も
使用し得る。更にこのポリエステルは顔料・染料
等の着色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤などの添
加剤を含有することも出来る。 用いるポリエチレンテレフタレートは固有粘度
〔η〕が0.5以上、特に0.6以上のものが延伸ブロ
ー容器の機械的強度の面で好適である。 本発明によれば、界面活性剤をポリエステル中
にポリエステル当り10ppm以上、特に好適には
100乃至5000ppmの量で含有させる。 本発明の炭酸飲料用ボトルは、前述した界面活
性剤を配合したポリエステルを使用する点、及び
ボトルの胴壁部を構成するポリエステルの分子配
向の程度を、前述した1.34g/cm3以上の密度とな
るように成形を行う点を除けば、それ自体公知の
延伸ブロー成形方法で得ることができる。 即ち、本発明の一つの態様においては、界面活
性剤を配合したエチレンテレフタレート単位を主
体とするポリエステルのパリソンを延伸温度に加
熱し、この加熱されたパリソンを、容器の胴壁部
及びこれの連なる底壁部に対応する壁面で規定す
る金型のキヤビテイ内で、同時に或いはこの順序
に容器軸方向に延伸し、且つこの内部に流体を吹
込んで容器周方向に膨張延伸する。 配合ポリエステルのパリソンとしては、界面活
性剤配合ポリエステルの射出成形で製造された有
底パリソンや、配合ポリエステルの押出成形で得
られたパイプを所定寸法に裁断し、一端部を圧縮
成形により閉じた有底パリソン等を使用し得る。
使用するパリソンは、これらの成形後、急冷によ
つて実質上非晶質のものとなつていることが成形
性及び透明性の点で望ましい。 容器、従つてパリソンの目付量、即ちパリソン
重量(g)/容器容積(c.c.)の比は要求される耐
圧性の程度によつても相違するが、一般に0.01乃
至0.08g/c.c.、特に0.02乃至0.06g/c.c.の範囲にあ
ることが望ましい。 ポリエステルのパリソンは、延伸ブローに先立
つて、延伸温度に予備加熱する。この延伸温度と
は、用いるポリエステルの結晶化温度よりも低い
温度で且つポリエステルパリソンの延伸が可能と
なる温度であり、具体的には90乃至130℃、特に
90乃至110℃の温度が使用される。 予備加熱されたパリソンの延伸ブロー成形は、
逐次延伸ブロー成形、或いは同時延伸ブロー成形
のようなそれ自体公知の手段で行い得る。例えば
前者の場合、パリソンを比較的小さい圧力での流
体吹込み下に軸方向に延伸し(プレブロー)、次
いで比較的大きい圧力での流体吹込み下に、容器
の周方向への膨張により延伸を行なう。また、後
者の場合には、最初から大きい圧力での流体吹込
みによる周方向への延伸と軸方向への延伸とを同
時に行う。パリソンの軸方向への延伸は、例えば
パリソンの首部を金型とマンドレルとで挾持し、
パリソン底部の内面に延伸棒をあてがい、延伸棒
を伸張せしめることにより容易に行うことができ
る。 本発明で規定した密度となる分子配向を与える
ためには、前述した延伸温度において、パリソン
の軸方向及び周方向の延伸倍率を、夫々1.5乃至
2.5倍(軸方向)及び1.7乃至4.0倍(周方向)とす
ることが望ましい。 本発明の容器に充填する炭酸飲料としては、そ
れ自体公知の任意の炭酸飲料、例えばサイダー、
ラムネ、コーラ、プレンソーダ、ジンジヤーエー
ル、炭酸入り合成着色飲料、炭酸入り果汁飲料、
炭酸入りビタミン乃至はアミノ酸強化ドリンクス
等の炭酸入り清涼飲料水;ビール、発泡果実酒、
ハイボール、ジンフイズ、その他の炭酸入りカク
テル類等を挙げることができる。 本発明の優れた作用効果を次の実施例で詳細に
説明する。 実施例 1 約0.96の固有粘度を有するポリエチレンテレフ
タレート100重量部に表1に示す様な界面活性剤
5種類をそれぞれ0.4重量部添加し、均一に混合
後、射出成形法により中空円筒状の無定形有底パ
リソンを作成し、100℃でブロー成形して内容量
1020ml、重量55gの円筒形中空ブローボトルを作
成した。また対照品として界面活性剤を含有しな
いポリエチレンテレフタレートのボトルも成形し
た。また、ボトルの胴壁部は密度1.34(g/cm3)
〜1.40(g/cm3)の範囲になる様に二軸方向に分
子配向させた。 これらのボトルについてPETボトルの胴壁部
の接触角を測定した。また、それぞれのボトルに
市販の炭酸飲料スプライトを5℃に冷却し、1
充填(ヘツド・スペース20ml)と750ml充填(ベ
ツド・スペース270ml)品を用意し、38mmのアル
ミ製PPキヤツプで密封し室内に1ケ月放置し
た。 この試料ボトルを激しく2分間振とうし、10分
間放置後注意深くキヤツプを開栓しつつ有するキ
ヤツプが飛翔する感じを手に受けないかどうかを
調査した。その結果、表−2の通り二軸に配向し
た密度1.35のPETボトルに界面活性剤が添加され
た本発明品の方が、密度1.337のPETボトルで界
面活性剤が無添加のものと比較して、キヤツプ開
栓時にキヤツプが飛翔する感じを受けなかつた。
【表】
【表】
【表】
実施例 2
約0.96の固有粘度を有するポリエチレンテレフ
タレート100重量部に、界面活性剤としてポリエ
チレングリコールラウリル・エーテルを添加量を
かえて添加し、実施例1と同様にボトルを成形し
た。 市販の炭酸入りサイダー(3.2VoL)の液温を
5℃に冷却後、静かに、これらの試作ボトルに充
填した。サイダーの充填量は1充填(ヘツド・
スペースは20ml)し、38mmアルミ製PPキヤツプ
で密封し室内に3ケ月放置した。 この試料ボトルをはげしく2分間振とうし、直
後および2分間放置して開栓し、ビン口よりあふ
れ出るサイダーの量を測定した。その結果、界面
活性剤が添加していない場合、また添加量が少な
い場合はビン口よりサイダーがあふれ出た。 また、同様に試料ボトルを振とう後2分間静か
に放置して開栓し、5分間後に密栓後ロスボリユ
ームを測定した結果、界面活性剤添加量が
10PPM〜5000PPMの範囲に有る場合は特にロス
ボリユーム値は低かつた。
タレート100重量部に、界面活性剤としてポリエ
チレングリコールラウリル・エーテルを添加量を
かえて添加し、実施例1と同様にボトルを成形し
た。 市販の炭酸入りサイダー(3.2VoL)の液温を
5℃に冷却後、静かに、これらの試作ボトルに充
填した。サイダーの充填量は1充填(ヘツド・
スペースは20ml)し、38mmアルミ製PPキヤツプ
で密封し室内に3ケ月放置した。 この試料ボトルをはげしく2分間振とうし、直
後および2分間放置して開栓し、ビン口よりあふ
れ出るサイダーの量を測定した。その結果、界面
活性剤が添加していない場合、また添加量が少な
い場合はビン口よりサイダーがあふれ出た。 また、同様に試料ボトルを振とう後2分間静か
に放置して開栓し、5分間後に密栓後ロスボリユ
ームを測定した結果、界面活性剤添加量が
10PPM〜5000PPMの範囲に有る場合は特にロス
ボリユーム値は低かつた。
【表】
実施例 3
約0.96の固有粘度を有するポリエチレンテレフ
タレート100重量部に表−1に示す様な各種界面
活性剤をそれぞれ0.3重量部添加し、均一に混合
後、実施例1と同様な方法にて、ボトルを成形し
た。また、そのボトルの胴部は密度1.34g/cm3〜
1.40(g/cm3)の範囲になる様に二軸方向に分子
配向させた。 これ等の試料ボトルに市販の炭酸飲料としてコ
ーラを5℃に冷却し750ml充填(ヘツド・スペー
ス270ml)後、38mmアルミ製PPキヤツプで密封
し、室内に1ケ月放置した。 その後この試料ボトルを静かに1〜2回振り1
分後にアルミキヤツプを開栓し、そのまま5分間
放置後密栓した。この方法にて1日に1回、開栓
と密栓をくりかえし連続して同じ試料を3日間続
けて行つた。またその時のロスボリユームをマス
ターボリユームゲージにて測定した。その結果、
キヤツプを開栓している時に炭酸飲料水に含まれ
ている炭酸ガスは逃げるが、その逃げ方は界面活
性剤が添加されてPETボトルの表面のぬれやす
くなつている時の方が逃げ方は遅くLossVoLも
少なかつた。
タレート100重量部に表−1に示す様な各種界面
活性剤をそれぞれ0.3重量部添加し、均一に混合
後、実施例1と同様な方法にて、ボトルを成形し
た。また、そのボトルの胴部は密度1.34g/cm3〜
1.40(g/cm3)の範囲になる様に二軸方向に分子
配向させた。 これ等の試料ボトルに市販の炭酸飲料としてコ
ーラを5℃に冷却し750ml充填(ヘツド・スペー
ス270ml)後、38mmアルミ製PPキヤツプで密封
し、室内に1ケ月放置した。 その後この試料ボトルを静かに1〜2回振り1
分後にアルミキヤツプを開栓し、そのまま5分間
放置後密栓した。この方法にて1日に1回、開栓
と密栓をくりかえし連続して同じ試料を3日間続
けて行つた。またその時のロスボリユームをマス
ターボリユームゲージにて測定した。その結果、
キヤツプを開栓している時に炭酸飲料水に含まれ
ている炭酸ガスは逃げるが、その逃げ方は界面活
性剤が添加されてPETボトルの表面のぬれやす
くなつている時の方が逃げ方は遅くLossVoLも
少なかつた。
第1図は本発明の炭酸飲料用ボトルの全体の構
造を示す部分断面図であり、第2図は本発明に係
る界面活性剤を含有する胴壁部と水に対する接触
角の関係を示す部分断面図であり、第3図は界面
活性剤が無添加である胴壁部と水に対する接触角
の関係を示す部分断面図である。 引照数字1は胴壁部、2は底壁部、3は肩部、
4は首部、5はびん口、6はねじを示す。
造を示す部分断面図であり、第2図は本発明に係
る界面活性剤を含有する胴壁部と水に対する接触
角の関係を示す部分断面図であり、第3図は界面
活性剤が無添加である胴壁部と水に対する接触角
の関係を示す部分断面図である。 引照数字1は胴壁部、2は底壁部、3は肩部、
4は首部、5はびん口、6はねじを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤を含有する、エチレンテレフタレ
ート単位を主体とするポリエステルの二軸延伸ブ
ロー成形により形成されたボトルであつて、該ボ
トルの少なくとも胴壁部は20℃における密度が
1.34g/cm3以上となるように二軸方向に分子配向
されており、界面活性剤は該胴壁部表面の水に対
する接触角が76度以下となるように胴壁部表面に
分布していることを特徴とする炭酸飲料用ボト
ル。 2 界面活性剤がポリエステル当り10ppm以上
の量で含有される特許請求の範囲第1項記載のボ
トル。 3 界面活性剤が非イオン系又はアニオン系の界
面活性剤である特許請求の範囲第1項のボトル。 4 試験温度25℃で試料濃度0.1%溶液について
JIS K3362で測定した起泡力が少なくとも5mmで
あり、且つ比表面張力が0.95よりも小さい非イオ
ン系又はアニオン系の界面活性剤を含有せしめて
成る特許請求の範囲第1項のボトル。 5 界面活性剤をポリエステル当り100乃至
5000ppmの量で含有せしめた特許請求の範囲第
1項のボトル。 6 界面活性剤がグリセリン脂肪酸エステルであ
る特許請求の範囲第1項のボトル。 7 界面活性剤がソルビタン脂肪酸エステルであ
る特許請求の範囲第1項のボトル。 8 界面活性剤がプロピレングリコール脂肪酸エ
ステルである特許請求の範囲第1項記載のボト
ル。 9 界面活性剤がポリオキシエチレングリセリン
脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルである特許請求の範囲第1項の
ボトル。 10 界面活性剤がポリグリセリン脂肪酸エステ
ルである特許請求の範囲第1項のボトル。 11 前記胴壁部が密度が1.345乃至1.40g/cm3と
なるように分子配向されている特許請求の範囲第
1項のボトル。 12 前記ボトルは0.01乃至0.08g/c.c.の容器重
量/容器容積の比を有する特許請求の範囲第1項
のボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58136831A JPS6034320A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 炭酸飲料用ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58136831A JPS6034320A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 炭酸飲料用ボトル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034320A JPS6034320A (ja) | 1985-02-21 |
| JPS6149178B2 true JPS6149178B2 (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=15184519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58136831A Granted JPS6034320A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 炭酸飲料用ボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034320A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5955165A (en) * | 1997-04-22 | 1999-09-21 | The Proctor & Gamble Company | Apparatus for handling viscous materials, composition for making such apparatus, method of making such apparatus |
| GB2405874B (en) * | 2003-09-10 | 2008-05-28 | Colormatrix Europe Ltd | Fatty acid ester slip agents for polyethylene terephthalate |
| CN104981407B (zh) * | 2013-02-08 | 2019-03-19 | 东洋制罐集团控股株式会社 | 对流动性内容物具有优良的滑动性的容器 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58136831A patent/JPS6034320A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034320A (ja) | 1985-02-21 |
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