JPS6153473B2 - - Google Patents

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JPS6153473B2
JPS6153473B2 JP55156098A JP15609880A JPS6153473B2 JP S6153473 B2 JPS6153473 B2 JP S6153473B2 JP 55156098 A JP55156098 A JP 55156098A JP 15609880 A JP15609880 A JP 15609880A JP S6153473 B2 JPS6153473 B2 JP S6153473B2
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JP
Japan
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group
smoothing agent
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carboxylic acid
carbon atoms
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JP55156098A
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JPS5782573A (en
Inventor
Shizuo Nishikawa
Hideo Sakamoto
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Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性に優れた熱可塑性合成繊維用平
滑処理剤に関する。特に特殊なチオエーテル基を
有する化合物を用いることによつて、高度な耐熱
性と高度な平滑性とを兼ね備えた平滑処理剤を得
ることを目的とする。 熱可塑性合成繊維はその製造加工工程で円滑な
操業を行う必要上、繊維に平滑性、集束性、帯電
防止性等を与えるための平滑処理剤が付与され
る。熱可塑性合成繊維は用途によつて製造加工工
程で熱処理が施される場合があり、したがつて、
平滑処理には上記諸性質の他、発煙防止、タール
防止等の耐熱性が要求される。 従来、平滑処理剤として鉱物油または高級脂肪
酸と低級アルコールとの一価エステル、高級アル
コールと脂肪族ジカルボン酸との二価エステルを
主体とした処理剤が使用されていたが、熱処理時
に発煙が多く、作業環境を著しく悪くしたり、熱
処理を行なうプレート、ローラー等に熱分解ない
し再重合した処理剤がタールとして溜り、操業性
を悪化する等のトラブルが発生していた。 近年、タイヤコード用繊維等で、その特徴ある
性能を出すために、高温での熱処理が行なわれる
ようになつて、繊維に付着する平滑処理剤にます
ます高度の耐熱性が要求されるようになつた。 熱可塑性合成繊維用平滑剤の耐熱性を向上させ
るための研究は従来から多々行なわれており、例
えば芳香族カルボン酸エステルを主成分とする処
理剤(特公昭41―16133号)、ビスフエノールAの
酸化エステル付加アルキルエーテルを主成分とす
る処理剤(特公昭47―29474号)等が提案されて
いる。これらの処理剤は確かに発煙、タール等に
関する耐熱性において、ほぼ満足すべき水準に到
達しているが、いずれも平滑性の点で不満足であ
り、繊維の製造加工操業時に糸切れ発生、糸強力
低下等のトラブルが発生する欠点を有している。
即ち、従来、耐熱性良好な処理剤は平滑性で劣
り、平滑性の優れた処理剤は耐熱性が劣ると言う
背反性が認められており、両方の性能を十分に満
足する平滑剤は得られていない。 一方、繊維に製造加工工程を能率化するため、
加工処理速度の高速化が進み、それに伴つて、高
度の耐熱性と高度な平滑性を合わせ持つた平滑処
理剤の開発が強く要望されるようになつた。 本発明は上記要請に応えてなされたものであ
る。 即ち、本発明は多価アルコールの水酸基の少な
くとも一部が一般式: RSQ(COOH)n 〔〕 〔式中、Rは炭素数1〜22の脂肪族基、芳香族
基、脂肪族―芳香族基、Qは側鎖を有することも
あるアルケニル基、nは1または2の数を示す〕
で表されるチオエーテル基を有するカルボン酸と
炭素数12以上の高級脂肪酸とでエステル化された
化合物を含有する熱可塑性合成繊維用平滑処理剤
に関する。 本発明において用いられる式〔〕で示される
基を有する化合物において、Rは炭素数1〜22の
脂肪族基、芳香族基、脂肪族―芳香族基を表わ
し、好ましくは炭素数8〜18の側鎖を有すること
もある飽和または不飽和のアルキル基、アルキル
フエニル基であり、特に平滑性を向上させるため
には飽和または不飽和のアルキル基が好ましい
が、より高い耐熱性を得るためにはアルキルフエ
ニル基の使用が好ましい。アルキル基としてはオ
クチル、2―エチルヘキシル、ラウリル、トリデ
シル、セチル、ステアリル、オレイルおよび合成
アルコールから誘導される側鎖を有するアルキル
基である。典型的にはラウリルまたはオレイル基
である。 Qは側鎖を有することもあるアルケニル基であ
り、好ましくは炭素数1〜6、特に1〜4のもの
が製造上有利である。側鎖はメチルまたはエチル
等である。 カルボキシル基の数、即ち、nは1か2であ
り、特に1が好ましい。カルボキシル基はQで示
されるアルケニル基のいずれの炭素原子に結合し
ていてもよい。 本発明に用いるエステル化した化合物は主とし
て、式: RSQ(COOH)n 〔〕 〔式中、R,Qおよびnは前記と同意義〕で表
されるカルボン酸またはその前駆体(カルボン酸
無水物、カルボン酸低級アルキルエステル、酸塩
化物)と高級脂肪酸またはその前駆体とから誘導
すればよい。 式〔〕で表されるカルボン酸またはその前駆
体は、例えば、不飽和カルボン酸とメルカプタン
とを反応させるか、モノクロル酢酸等のハロゲン
化カルボン酸とメルカプタンとを反応させること
により得られる。 不飽和カルボン酸としてはアクリル酸、メタク
リル酸、エタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸
またはそのエステル、マレイン酸無水物等の酸無
水物、アクリロニトリル等のニトリル等が例示さ
れる。好ましくはアクリル酸メチル、アクリル酸
エチル等の低級アルキルエステル類である。 上記、式〔〕で示されるカルボン酸またはそ
の前駆体は、炭素数12以上の高級脂肪酸またはそ
の前駆体と共に適当な多価アルコールと反応させ
て本発明平滑処理剤に有用な化合物を得る。式
〔〕で示されるカルボン酸またはその前駆体が
カルボキシル基を2個有するときは、その1つが
エステル化に供されていればよい。勿論、それ以
上エステル化されていてもよい。 多価アルコールとして好適な化合物はエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、1,6―ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソ
ルビトール、ポリグリセリン等、またはそれらの
酸化アルキレン付加物(付加モル数約1〜20)等
である。 式〔〕で表されるカルボン酸は多価アルコー
ルに対し少なくとも1つ結合していればよく、残
りの全てまたは一部を他の高級脂肪酸等で封鎖す
る。また場合によつては水酸基を完全に封鎖する
ことなく一部を親水基として残存させて、界面活
性剤、特に乳化剤として用いてもよい。 多価アルコールと式〔〕で表されるカルボン
酸またはその前駆体および高級脂肪酸との反応物
は、多価アルコールと上記カルボン酸および高級
脂肪酸の酸無水物または遊離酸とのエステル化反
応、油脂類とのエステル交換反応等により製造す
ればよい。 本発明エステル化した化合物に用いる高級脂肪
酸は炭素数8以上、より好ましくは炭素数12〜18
の側鎖を有することもある飽和または不飽和のア
ルキル基である。典型的にはラウリン酸、オレイ
ン酸、ステアリン酸等である。 式〔〕で表されるカルボン酸と高級脂肪酸
は、両者共に少なくともその1当量が多価アルコ
ールと結合するように用いる。例えば多価アルコ
ールがグリセリンの場合は、式〔〕のカルボン
酸1当量と高級脂肪酸1当量:前者2当量に対
し、後者1当量:前者1当量に対し、後者2当量
となるよう配合すればよい(当然その中間配合比
のものであつてよい)。 式〔〕で示される化合物をそれ以上使用して
もよいが、著しく高価となるのみならず、多量使
用による効果は顕著でない。むしろ、発煙性など
は低下する傾向がある。従つて、ペンタエリスリ
トールのごとき多価アルコールにおいても式
〔〕で示される化合物の使用量は1〜2当量で
十分である。 本発明熱可塑性合成繊維用平滑処理剤は本発明
エステル化合物を通常、約10〜90重量%、好まし
くは約50〜80重量%含有する。さらに耐熱性、平
滑性を害さない範囲で、乳化剤、帯電防止剤等の
他の成分および所望により従来公知の平滑性を付
与する成分を配合してもよく、乳化剤としてはポ
リオキシエチレンひまし油エーテル、ポリオキシ
エチレン硬化ひまし油エーテル、ポリオキシエチ
レンノニルフエニルエーテルおよびそのラウレー
ト、ポリオキシエチレンチオラウリルエーテルお
よびそのラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タントリオレエート、帯電防止剤としてはオレイ
ルホスフエートおよびその塩(Na,K等)、ポリ
オキシエチレンオレイルホスフエートおよびその
塩(Na,K等)、平滑剤としてはアルキルシリコ
ーン、酸化エチレンと酸化プロピレンの共重合物
およびそのステアリルエーテル等が例示できる。 本発明平滑処理剤は常套の方法、例えばローラ
ー給油法、スプレー法、ポンプ式押出法で繊維上
に付与すればよく、またエマルジヨン、ストレー
トいずれの状態でも給油することができる。本発
明平滑処理剤の繊維への付着量は対繊維当たり
0.2〜3.0重量%(化合物〔〕の量で0.1〜2.4重
量%)が好ましい。 本発明の平滑処理剤は熱可塑性合成繊維の製造
および加工工程で使用され、180〜250℃の熱工程
においても耐熱性および平滑性が良好で、耐熱性
と平滑性を不可欠とするナイロン、ポリエステル
等の産業資材用フイラメントの製造工程の平滑処
理に適する。 以下、実施例をあげて本発明を説明する。な
お、実施例中POEとあるのはポリオキシエチレ
ン残基を示す。 実施例 1 ラウリルメルカプタンとアクリル酸を反応して
得られたチオエーテル基含有カルボン酸1モル、
オレイン酸2モルとグリセリン1モルを窒素雰囲
気下、230℃で約7時間反応する。この反応生成
物Dを以下の処方で配合し平滑処理剤Dを得た。 平滑処理剤D 処方 重量部 反応生成物D 65 POE(40モル)ひまし油エーテル 20 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 15 実施例 2 ラウリルメルカプタンとアクリル酸とを反応さ
せて得られたチオエーテル基含有カルボン酸1モ
ルとオレイン酸1モルとポリエチレングリコール
(MW:200)1モルをp―トルエンスルホン酸を
触媒として窒素雰囲気下、180〜190℃で8時間反
応する。反応生成物Bを以下の処方で配合し、平
滑処理剤Bを得た。 平滑処理剤B 処方 重量部 反応生成物B 70 POE(40モル)ひまし油エーテル 20 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 9 実施例 3 ラウリルメルカプタンとアクリル酸を反応して
得られたチオエーテル基含有カルボン酸1モル、
オレイン酸2モルとトリメチロールプロパン1モ
ルを窒素雰囲気下、230℃で約8時間反応する。
この反応生成物Eを以下の処方で配合し平滑処理
剤Eを得た。 平滑処理剤E 処方 重量部 反応生成物E 65 POE(40モル)ひまし油エーテル 20 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 15 実施例 4 処理剤B,DおよびEおよび従来の平滑処理剤
(比較例1、2および3)の発煙性およびタール
化を以下の試験法により評価した。結果を表―1
に示す。
【表】 平滑処理剤X 処方 オレイルオレエート 65 POE(40モル)ひまし油エーテル 25 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 10 平滑処理剤Y 処方 重量部 POE(2モル)ビスフエノールAジラウレー
ト 65 POE(30モル)ひまし油エーテル 25 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 10 平滑処理剤Z 処方 重量部 C12H25OCH2CH2COOC18H35 65 POE(40モル)ひまし油エーテル 27 POE(20モル)ソルビタントリオレエート 8 試験法: (1) 発煙試験法:平滑処理剤1gを直径100mmの
ステンレス皿に入れ、熱風乾燥機中に皿の底面
が水平となるように置き、220℃で5分間の発
煙量をデジタル粉塵計(P―3型;柴田化学器
機工業株式会社製)で測定する。 (2) タール化試験法:発煙試験と同様にして平滑
処理剤を220℃で4時間処理し、タール化状態
を肉眼で判定する。評価基準は次の通り: 〇:タール化なし △:タール化わずかにあり ×:タール化著しい 実施例 5 市販の70デニールナイロンフイラメントを湯洗
乾燥し、これに前記平滑処理剤B,D,E,X,
YおよびZの各15%エマルジヨンを用いてローラ
ーオイリングし、平滑処理剤が1重量%付着した
フイラメントを得た。この処理フイラメントを繊
維―金属間走行摩擦測定機にかけたときの繊維―
金属間の摩擦係数を測定した。 結果を表―2に示す。
【表】 実施例1〜5から明らかなごとく、従来の平滑
処理剤Xは繊維―金属間摩擦係数は優れている
が、発煙性およびタール化等の耐熱性に劣り、ま
た平滑処理剤Yは発煙およびタール化に関する性
能は優れているが、摩擦係数が大きく平滑性に劣
る。 これに対し、本発明で得られる平滑処理剤は、
平滑性(繊維―金属間摩擦係数)および耐熱性
(耐発煙性能、耐タール化性能)いずれも良好な
性能を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多価アルコールの水酸基の少なくとも一部が
    一般式: RSQ(COOH)o 〔〕 〔式中、Rは炭素数1〜22の脂肪族基、芳香族
    基、脂肪族―芳香族基、Qは側鎖を有することも
    あるアルケニル基、nは1または2の数を示す〕
    で表されるチオエーテル基を有するカルボン酸と
    炭素数12以上の高級脂肪酸とでエステル化された
    化合物を含有する熱可塑性合成繊維用平滑処理
    剤。 2 Rが炭素数8〜22の脂肪族基である第1項記
    載の平滑処理剤。 3 Qがメチレン基、エチレン基、トリメチレン
    基、プロピレン基のいずれかである第1項記載の
    平滑処理剤。 4 多価アルコールがアルキレングリコール、グ
    リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
    スリトール、ソルビタン、ポリグリセリンおよび
    それらの酸化アルキレン付加物から選ばれた第1
    項記載の平滑処理剤。 5 エステル化された化合物がチオエーテル基を
    有するカルボン酸1当量と高級脂肪酸2当量とを
    グリセリン1モルとエステル化させて得られる化
    合物である第1項記載の平滑処理剤。 6 エステル化した化合物を10〜90重量%含有す
    る第1項記載の平滑処理剤。
JP15609880A 1980-11-05 1980-11-05 Smoothening treatment agent for thermoplastic synthetic fiber Granted JPS5782573A (en)

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JPS5782573A JPS5782573A (en) 1982-05-24
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JPS5782573A (en) 1982-05-24

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