JPS6155908B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6155908B2 JPS6155908B2 JP8883082A JP8883082A JPS6155908B2 JP S6155908 B2 JPS6155908 B2 JP S6155908B2 JP 8883082 A JP8883082 A JP 8883082A JP 8883082 A JP8883082 A JP 8883082A JP S6155908 B2 JPS6155908 B2 JP S6155908B2
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- Japan
- Prior art keywords
- dichloropyridine
- reaction
- present
- chloro
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- Pyridine Compounds (AREA)
Description
本発明は、2−アルコキシ−6−クロルピリジ
ン類の製造法に関する。 2−アルコキシ−6−クロルピリジン類は、医
薬、農薬の中間体として有用な化合物である。例
えば、特開昭50−111084には本発明方法の目的物
質の一つである2−クロル−6−メトキシピリジ
ンを原料として用いて医薬として有用な化合物を
製造したことが開示されている。 本発明の方法の目的物質を類似構造を有する2
−メトキシピリジンが2−クロルピリジンあるい
は2−ブロモピリジンとナトリウムメチラートと
の反応により製造できることがジヤーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサイテイ(J.Am.
Chem.Soc.)46巻1466頁1924年及び同77巻3484頁
1955年に記載されており、特に前者に詳しく記載
されている。 それによると、反応を完結させるために2−ク
ロルピリジンに対して4倍モルの金属ナトリウム
をメタノールに添加し、ナトリウムメチラートの
メタノール溶液を調整し、次いで該溶液に2−ク
ロルピリジンを添加し、6時間加熱還流するとさ
れている。しかし、この方法を2−クロル−6−
メトキシピリジン類の製造に適用すると、目的物
の他に多量の2・6−ジメトキシピリジンが副生
する。金属ナトリウムの使用量を少なくすれば、
2・6−ジメトキシピリジンの副生量を減少させ
ることができるが、いずれにせよこの方法では危
険な金属ナトリウムを用いなければならない欠点
をもつている。 本発明者らは、2・6−ジアルコキシピリジン
類の副生が少なく、かつ、金属ナトリウムを使用
しない方法について鋭意検討し本発明に到達し
た。 即ち、本発明は次式に示すように2・6−ジク
ロルピリジンを、アルカリ金属水酸化物の存在
下、低級アルコールと反応させることを特徴とす
る2−アルコキシ−6−クロルピリジン類の製造
法を提供するものである。 本発明の方法では、反応はアルカリ金属水酸化
物の存在下、2・6−ジクロルピリジンと低級ア
ルコールの混合溶液を加熱することによつて実施
できる。その温度は約50℃ないし200℃、好まし
くは約60℃ないし120℃であるが、通常反応は反
応溶液を加熱還流することによつて容易に遂行す
ることができる。 本発明に用いる低級アルコールとは、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノールなどを意味する。 アルカリ金属水酸化物の使用量は、2・6−ジ
クロルピリジン類に対して通常モル比で約1.5な
いし約4倍程度、好ましくは約2倍ないし約3倍
である。これより使用量が少ないと反応時間が長
くなり、多い場合は多少の2・6−ジアルコキシ
ピリジン類が副生するおそれがある。 本発明に用いる低級アルコールは、反応原料と
共に溶媒としての機能も持つており、通常2・6
−ジクロルピリジンに対して約3〜約20倍用い
る。 次に実施例でもつて本発明を詳細に説明するが
本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。 実施例 1 還流冷却器を付した300mlの丸底フラスコにメ
タノール120g、水酸化ナトリウム14gを取り、
次いで2・6−ジクロルピリジン25gを添加し、
2時間加熱還流した。 反応終了後、析出した固体を別し、液を減
圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリジン
20.2gを得た。2・6−ジメトキシピリジンは全
く生成していなかつた。 2−クロル−6−メトキシピリジンの収率は
2・6−ジクロルピリジン基準で83.3%であつ
た。 実施例 2 実施例1と同一の反応装置にメタノール130
g、水酸化ナトリウム27gを取り、次いで2・6
−ジクロルピリジン25gを添加し、1.5時間加熱
還流した。反応終了後、析出した固体を別し
液を減圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリ
ジン19.4g、2・6−ジメトキシピリジン0.4g
を得た。2−クロル−6−メトキシピリジンの収
率は2・6−ジクロルピリジン基で80%であつ
た。 比較例 実施例1と同一の反応装置にメタノール130
g、金属ナトリウム15.5gを取り、次いで2.6−
ジクロルピリジン25gを添加し、1.5時間加熱還
流した。反応終了後、析出した固体を別し液
を減圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリジ
ン13.1g、2・6−ジメトキシピリジン6.6gを
得た。2−クロル−6−メトキシピリジンの収率
は2・6−ジクロルピリジン基準で54.0%であつ
た。 実施例 3〜6 実施例1と同一の反応装置に表−1に示した低
級アルコール、アルカリ金属水酸化物、2・6−
ジクロルピリジンを取り反応させて2−アルコキ
シ−6−クロルピリジンを製造した。反応終了後
は析出した固体を別し、蒸留により2−アルコ
キシ−6−クロルピリジンを得た。 その結果を表−1に示した。
ン類の製造法に関する。 2−アルコキシ−6−クロルピリジン類は、医
薬、農薬の中間体として有用な化合物である。例
えば、特開昭50−111084には本発明方法の目的物
質の一つである2−クロル−6−メトキシピリジ
ンを原料として用いて医薬として有用な化合物を
製造したことが開示されている。 本発明の方法の目的物質を類似構造を有する2
−メトキシピリジンが2−クロルピリジンあるい
は2−ブロモピリジンとナトリウムメチラートと
の反応により製造できることがジヤーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサイテイ(J.Am.
Chem.Soc.)46巻1466頁1924年及び同77巻3484頁
1955年に記載されており、特に前者に詳しく記載
されている。 それによると、反応を完結させるために2−ク
ロルピリジンに対して4倍モルの金属ナトリウム
をメタノールに添加し、ナトリウムメチラートの
メタノール溶液を調整し、次いで該溶液に2−ク
ロルピリジンを添加し、6時間加熱還流するとさ
れている。しかし、この方法を2−クロル−6−
メトキシピリジン類の製造に適用すると、目的物
の他に多量の2・6−ジメトキシピリジンが副生
する。金属ナトリウムの使用量を少なくすれば、
2・6−ジメトキシピリジンの副生量を減少させ
ることができるが、いずれにせよこの方法では危
険な金属ナトリウムを用いなければならない欠点
をもつている。 本発明者らは、2・6−ジアルコキシピリジン
類の副生が少なく、かつ、金属ナトリウムを使用
しない方法について鋭意検討し本発明に到達し
た。 即ち、本発明は次式に示すように2・6−ジク
ロルピリジンを、アルカリ金属水酸化物の存在
下、低級アルコールと反応させることを特徴とす
る2−アルコキシ−6−クロルピリジン類の製造
法を提供するものである。 本発明の方法では、反応はアルカリ金属水酸化
物の存在下、2・6−ジクロルピリジンと低級ア
ルコールの混合溶液を加熱することによつて実施
できる。その温度は約50℃ないし200℃、好まし
くは約60℃ないし120℃であるが、通常反応は反
応溶液を加熱還流することによつて容易に遂行す
ることができる。 本発明に用いる低級アルコールとは、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノールなどを意味する。 アルカリ金属水酸化物の使用量は、2・6−ジ
クロルピリジン類に対して通常モル比で約1.5な
いし約4倍程度、好ましくは約2倍ないし約3倍
である。これより使用量が少ないと反応時間が長
くなり、多い場合は多少の2・6−ジアルコキシ
ピリジン類が副生するおそれがある。 本発明に用いる低級アルコールは、反応原料と
共に溶媒としての機能も持つており、通常2・6
−ジクロルピリジンに対して約3〜約20倍用い
る。 次に実施例でもつて本発明を詳細に説明するが
本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。 実施例 1 還流冷却器を付した300mlの丸底フラスコにメ
タノール120g、水酸化ナトリウム14gを取り、
次いで2・6−ジクロルピリジン25gを添加し、
2時間加熱還流した。 反応終了後、析出した固体を別し、液を減
圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリジン
20.2gを得た。2・6−ジメトキシピリジンは全
く生成していなかつた。 2−クロル−6−メトキシピリジンの収率は
2・6−ジクロルピリジン基準で83.3%であつ
た。 実施例 2 実施例1と同一の反応装置にメタノール130
g、水酸化ナトリウム27gを取り、次いで2・6
−ジクロルピリジン25gを添加し、1.5時間加熱
還流した。反応終了後、析出した固体を別し
液を減圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリ
ジン19.4g、2・6−ジメトキシピリジン0.4g
を得た。2−クロル−6−メトキシピリジンの収
率は2・6−ジクロルピリジン基で80%であつ
た。 比較例 実施例1と同一の反応装置にメタノール130
g、金属ナトリウム15.5gを取り、次いで2.6−
ジクロルピリジン25gを添加し、1.5時間加熱還
流した。反応終了後、析出した固体を別し液
を減圧蒸留して2−クロル−6−メトキシピリジ
ン13.1g、2・6−ジメトキシピリジン6.6gを
得た。2−クロル−6−メトキシピリジンの収率
は2・6−ジクロルピリジン基準で54.0%であつ
た。 実施例 3〜6 実施例1と同一の反応装置に表−1に示した低
級アルコール、アルカリ金属水酸化物、2・6−
ジクロルピリジンを取り反応させて2−アルコキ
シ−6−クロルピリジンを製造した。反応終了後
は析出した固体を別し、蒸留により2−アルコ
キシ−6−クロルピリジンを得た。 その結果を表−1に示した。
【表】
【表】
次に本発明化合物から得られる化合物および除
草剤としての使用例を示す。 本発明の方法の目的物質の一つである2−クロ
ル−6−メトキシピリジン43gと40%メチルアミ
ン水溶液75mlを電磁撹拌式オートクレーブ中180
℃で12時間反応させた後、減圧蒸留し2−メトキ
シ−6−メチルアミノピリジン18gを得た(沸点
88〜92℃/5mmHg)。これを1.38g取り同量の無
水炭素カリウム20mlとアセトン中室温で撹拌、ア
セトン20mlに溶かした2−ナフチルクロルチオホ
ルメイト2.23gを加え、30分後反応混合物をベン
ゼンで抽出、水洗、乾燥、再結晶して0−2−ナ
フチル N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメート2.75gを得た。 融点 95.5〜97℃ 元素分析値(C18H16N2O2Sとして) C H N 分析値(%) 66.42 4.89 8.81 理論値(%) 66.65 4.97 8.64 直径9cmの磁製ポツトに水田土壌を入れ、水を
加えて代かき後、土壌表層に雑草種子を播き、2
葉期の水稲苗(品種、日本晴)を1cmの深さに2
本2株植とした。翌日2cmの湛水を行い、O−2
−ナフチル N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメート10%を含む水
和剤をポツト当り10mlの水に希釈して水面に滴下
処理した。その後、温室に静置し薬液処理3週間
後に除草効果および水稲に及ぼした影響を調査し
た。 この結果、供試薬量125g/10aで水稲苗に全く
薬害が無く、ノビエ、タマガヤツリ、ホタルイ、
コナギ、キカシグサを100%防除したた。
草剤としての使用例を示す。 本発明の方法の目的物質の一つである2−クロ
ル−6−メトキシピリジン43gと40%メチルアミ
ン水溶液75mlを電磁撹拌式オートクレーブ中180
℃で12時間反応させた後、減圧蒸留し2−メトキ
シ−6−メチルアミノピリジン18gを得た(沸点
88〜92℃/5mmHg)。これを1.38g取り同量の無
水炭素カリウム20mlとアセトン中室温で撹拌、ア
セトン20mlに溶かした2−ナフチルクロルチオホ
ルメイト2.23gを加え、30分後反応混合物をベン
ゼンで抽出、水洗、乾燥、再結晶して0−2−ナ
フチル N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメート2.75gを得た。 融点 95.5〜97℃ 元素分析値(C18H16N2O2Sとして) C H N 分析値(%) 66.42 4.89 8.81 理論値(%) 66.65 4.97 8.64 直径9cmの磁製ポツトに水田土壌を入れ、水を
加えて代かき後、土壌表層に雑草種子を播き、2
葉期の水稲苗(品種、日本晴)を1cmの深さに2
本2株植とした。翌日2cmの湛水を行い、O−2
−ナフチル N−(6−メトキシ−2−ピリジ
ル)−N−メチルチオカーバメート10%を含む水
和剤をポツト当り10mlの水に希釈して水面に滴下
処理した。その後、温室に静置し薬液処理3週間
後に除草効果および水稲に及ぼした影響を調査し
た。 この結果、供試薬量125g/10aで水稲苗に全く
薬害が無く、ノビエ、タマガヤツリ、ホタルイ、
コナギ、キカシグサを100%防除したた。
Claims (1)
- 1 2・6−ジクロルピリジンをアルカリ金属水
酸化物存在下、低級アルコールと反応させること
を特徴とする2−アルコキシ−6−クロルピリジ
ン類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8883082A JPS58206565A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 2−アルコキシ−6−クロルピリジン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8883082A JPS58206565A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 2−アルコキシ−6−クロルピリジン類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58206565A JPS58206565A (ja) | 1983-12-01 |
| JPS6155908B2 true JPS6155908B2 (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=13953855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8883082A Granted JPS58206565A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 2−アルコキシ−6−クロルピリジン類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58206565A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102452978A (zh) * | 2010-11-01 | 2012-05-16 | 重庆康丁医药技术有限公司 | 2-氯-取代或未取代脂族烃氧基吡啶及其制备方法 |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP8883082A patent/JPS58206565A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58206565A (ja) | 1983-12-01 |
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