JPS6156163A - (5e)―プロスタグランジンe↓2類 - Google Patents

(5e)―プロスタグランジンe↓2類

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JPS6156163A
JPS6156163A JP17756284A JP17756284A JPS6156163A JP S6156163 A JPS6156163 A JP S6156163A JP 17756284 A JP17756284 A JP 17756284A JP 17756284 A JP17756284 A JP 17756284A JP S6156163 A JPS6156163 A JP S6156163A
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利男 田中
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篤夫 羽里
Seiji Kurozumi
精二 黒住
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は(5E)−プロスタグランジンE。
類の新規製造法に関する。更に詳細にけα、β−不飽和
ケトンである4−置換−2−フクロペンテノン類に有機
銅化合物を共役付加反応せしめて生成するエルレート中
間体を炭酸エステル誘導体と反応せしめることKより元
のα、β−不飽和ケトンのβ位に置換アルケニル基、α
位に置換アリルオキシカルボニル基が導入された新規2
−アリルオキシカルボニルシクロペンタノン誘導体を製
造し、次いでこのものを低原子価の遷移金属錯体と反応
せしめることにより目的とする(5E)−プロスタグラ
ンジンE、類を製造する新規技術に関するものである。
従来技術 天然プロスタグランジン(以下PCと略記することがあ
る)類は生物学的および薬理学1     的に高度な
活性を持つ局所ホルモン(オータコイド)として知られ
ている。それ故、PGの持つこれらの生理的な特徴を巧
妙に利用して新しいタイプの医薬品を開発する研究は、
天然PG類に関してのみならず各種誘導体についても実
施されている。
天然PG類のなかでもPGE、PCF類はもつとも古く
から知られている化合物であり、PGE2. PGP、
αはその子宮平滑筋収縮作用を利用して陣痛促進剤とし
てすでに医薬品化されており、PGE、け血小板凝集抑
制作用、血圧降下作用等の生理作用を利用して末梢循環
治療薬として用いられている。これらの有用な天然PG
類のなかでもPGE2類けPGE、類あるいはPCF、
α類への合成原料としても重要な意味を持つ化合物であ
り、合成化学上の重要な標的化合物ともなっている。
従来これらのPCF類およびPCF類の製造にあたって
は数多くの方法が開発され、報告されており(J、 B
、 Blndraらr  Prostaglandln
Synthesis、 Academic Press
(1977)および前高ら、プロスタグランジンと関連
生理活性物質、講談社すイエンテイフイク、P、62〜
P、176(1981)参照)、その中でも画期的な代
表例としては (1)  アラキドン酸またはジホモ−γ−リルン酸よ
り生合成によって得る方法(B、Sa−muelaso
nら+Angew、Chem、Int、Ed、Engl
。
4、410 (1965)、参照) (Ml  重要中間体であるCoreyラクトンを経由
する方法(E、J、 Coreyらr J、 Am、 
Chem。
Soe、、旦、  397 (1970)参照)(罰 
重要中間体である2−置換−2−シクロベンテノン体を
経由する方法(C,J、 Sinら。
J、 Am、Chem、 Soe、、  97.865
 (1975)参照)Ov)  5.6−デヒド0PG
E、またはPGF2aを選択的還元する方法(E、 S
、 Ferdinandlら、 Can、J。
Chem−、49,1070(197])参照)(C,
H。
Lin  ら、  Progtaglandin、  
11. 377 (1976)参照) 等が挙けられる。
しかるに、とれらの方法において、生合成によつズ得る
方法では原料である多価不飽和脂肪酸が入手困難であり
、しかもこれからの収率が非常に低く、副生成物からの
精製増が困難である。化学合成によって得る方法では出
発原料を得るのに多くの工程を有し、他方容易に出発原
料が得られてもかかる出発原料からのプロスタグランジ
ンの製造はまだ多くの工程を経由し、それ故、全収率は
非常に低い等の欠点がある。
近年これらの諸難点を克服すべく、13 G骨格の直接
合成法として2−シクロベンテノン系への共役付加反応
につづくエルレートの捕捉過程を用いた3成分連結プロ
セス法が考案されている( G、 5torkらr J
、 A+n、 Chem、 Soc、。
旦ヱ、  6260 (1975)、  K、G、  
Untch  ら、  J、 Org。
Chem、 44.3755参照)。
しかし、これらの試みはエルレートの捕捉を低分子化合
物であるホルムアルデヒド、トリメチルシリルクロリド
を用いて行ない、得られた重要中間体を経由し化学合成
によjllPG骨格合成を達成するという多段階を経な
ければならない難点を有し、全収率も低いという欠点を
有している。
本発明者はかかる点に着目し、グロスタグランジンE、
F類の有利な化学合成法すなわち(1)容易に得られる
出発原料を用いる、(O)反応工程が短かい、(■)全
収率が高い等の利点を有する合成法を見出すべく鋭意研
究した結果、保護すれた4−ヒドロキシ−2−シクロベ
ンテノンより一段の反応により高収率で得られる7−ヒ
ドロキシプロスタグランジンE類から、7位のヒドロキ
シ基を選択的に除去し、所望により官能基変換すること
によりPGE 。
PGF類が得られることを見出し、以前に別途報告して
いる。(野依ら、 Tetrahedron Lett
ers。
23、4057 (1982)およびTetrahed
ron Letters。
23、5563 (1982)参照)。
また、かなり以前より前記のエルレートを直接アルキル
ハライド類で捕捉することによりPG骨格を構築しよう
とする努力がなされているが、モデル系では成功してい
ても天然PGE2の骨格を構築する実用的な製造法は未
だ確立されていない。((11G、H,Po5nerら
。
Tetrahedron Letter8+ 2591
 (1974)およびJ。
Am、 Chem、 Soe、、 97.107 (1
,974) ;  (2)国中ら。
特開昭50−96542および5O−101337(1
975) ;  (31J−W、 Patterson
ら、 J、Org、Chern−+39、2506 (
1,974) ;  (4)G、5torkら、J、A
m。
Chem、 8oc−+ 97+ 6260 (197
5) : (5) J、A、Noguezら! 5yn
thetic Communications; 6+
 39 (1976) ;(61R,Daulsら、 
J、Org、 Chem、、 44.3755(197
9);(7) A、 J、 Dlxonら+ J、 C
I+am、 Soc、、 Parkin T ! 14
07さらに、本発明方法により製造される(5E)−プ
ロスタグランジンE2類はその特異な生理活性が注目さ
れていだにもかかわらず効率的々製造法が開発されAか
ったために医薬品の開発を意図した研究が比較的おくれ
ていた化合物群である。すなわち、前述の各程合   
  f成法では天然の立体構造を有する(5z)−プロ
スタグランジンE2類の製造に有利な方法であり、今ま
でに報告されている(5E)−プロスタグランジンE、
類の製造は海産物(Plexaura homomal
la)由来の(5E)−プロスタグランジンA、からの
誘導法もしくは(52)−プロスタグランジンE、類の
光異性化による(5E)−プロスタグランジンE2類の
製造法(J、 E、 Pikeらr J、Arn、 C
hem、 Soe、、 94+2124 (1972)
および同じく坦、 1222 (1977)参照)のみ
であり、前方法は天然骨格のみ入手可能であり、後方法
では収率が低く医薬品の開発にあたっては効率的な製造
法とはいいがたい。
発明の目的 本発明者らは前記3成分連結プロセス法によるPG骨格
の構築法に注目し、さらに反応工程が短かく、より効率
的なPG骨格合成法を確立すべく鋭意研究を進めた結果
、光学活性4−置換−2−シクロベンテノン類に有機銅
化合物を共役付加反応せしめて生成するエルレート中間
体をPGE、のα側鎖に相当する成分を備えた炭酸エス
テル誘導体と反応させて一担、2−アリルオキシカルボ
ニルシクロペンタノン類とした後、これを低原子価の遷
移金属錯体と反応せしめることにより脱炭酸−再カッブ
リング反応を経由して目的とする(5E)−プロスタグ
ランジンE2類の合成に成功し本発明に到達したもので
ある。
従来、α−アリルオキシカルボニルケトンを出発原料と
し0価のパラジウム触媒を用いる脱炭酸−アリル化反応
は既に三核らおよび辻らによって相前後して報告されて
いる(三核ら、  J、Am、Chem、 Soc、、
 1.02.6381 (1980)および辻ら、 T
etrahedron Lettres + 21 +
 3199(1980) )。しかしこれらの報告では
シクロヘキサノン系およびシクロペンタノン系などの比
較的単純な系での実験例についてしか報告はなく、PG
合成に必要な3,4−ジ置換−2−アリルオキシカルボ
ニルシクロペンタノン類のような2位でのアリル化に比
較的に立体障害が予想される系1(対する応用例は報告
されていない。
一方、本発明者らは以前に3.4−ジ置換−2−アリル
オキシカルボニルシクロペンタノン類で本脱炭酸−アリ
ル化反応を報告した(日中ら、特開昭59−44336
 )。その概要を反応式で示すと次のとおりである。
すなわち最屯単純な3.4−ジ置換−2−(無u換)ア
リルオキ7カルポニルシクロベンタノ7類についてのみ
既知であり、後述するように本発明方法のような3+4
−9置換−2−(41換)アリルオキシカルボニルシク
ロペンタノン類については未だ文献未知の事実であった
。しかもかかる本発明方法のような1     系にお
ける脱炭酸−アリル化反応においてはE異性体からはも
ちろんのこと、2異性体からも本反応の途中で二重結合
が#1ぼ完全に転位した(5E)〜プロスタグランジン
E、類が得られるという特徴を有しており、アリル転位
生成物も認められないという効率的な(5E)−プロス
タグラ/′)ンE、類の製造法が完成し、本発明に到っ
た。上記の反応の要点を反応式で示すと次のとおりであ
る。
発明の構成および作用効果 本発明では、下記式(1) %式% (表わし、nはOまたは]を表わす。  」で表わされ
る化合物およびその鏡像体あるいけそれらの任意の割合
の混合物である2−アリルオキシカルボニルシクロペン
タノン誘導体を低原子価の遷移金属錯体と反応せしめる
ことを特徴とする下記式(n) で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である(5E)−グロスタグランジ
ンE、類の新規製造法が提供される。
本発明において原料として用いられる上記式(1)で代
表される2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノン
誘導体は新規化合物であり、本発明者らが別途提案した
方法(田中ら、特開昭59−44336 ’)ならびに
融ら。
Tetrahedron Lettera+ 4087
 (1976)およびRoo、 8alomonらr 
J、Org、 Chem−+ 40+ 1488(19
75)に記載されている方法に準じて製造される。
す々わち、下記式(m) で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物を下記
式〔■〕 Lアセタール結合を形成する基を表わす。」で表わされ
る有機リチウム化合物と下記式〔v〕CuQ     
      ・・・・・・・・・〔v〕で表わされる銅
化合物とから得られる有機銅化合物と共役付加反応せし
め、次いで下記式%式% で表わされる炭酸エステル誘導体と反応せしめ、場合に
よって保護された水酸基および/またはカルボン酸の脱
保護反応に付すことにより、下記式〔■〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である2−アリルオキシカルボニル
シクロペンタノン誘導体を製造する方法である。なお、
本特許明細書において式で表わされる化合物およびその
鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物を表現する
場合、式で代表される化合物という表現で表わす。
本発明において上記式(I)で代表される2−アリルオ
キシカルボニルシクロペンタノン誘導体を製造するだめ
の原料である4−置換−2−シクロベンテノン類は上記
式Cm)で表わされる。上記式(IT)においてR21
は)IJ(C’。
〜C,)炭化水素シリル基または水酸基の酸素原子とと
もにアセタール結合を形成する基を表わす。
) ’) (C1〜C1)炭化水素シリル基としては、
例えば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、ト
リイソプロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基
のようなトリ(C2〜C4)アルキルシリル基、t−ブ
チルジフェニルシリル基のようなジフェニル(C1−C
,)アルキルシリル基、またはトリベンジルシリル基な
どを好ましいものとして挙げることができるが、なかで
もt−ブチルジメチルシリル基が特に好ましい。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えば、メトキシメチル基、1−エトキシエチ
ル基、2−メトキシ−2−プロピル基、2−エトキシ−
2−プロー26−・ ビル基、(2−メトキシエトキシ)メチル基。
ペンジルオキンメチル基、2−テトラヒドロピラニル基
、2−テトラヒドロフラニル基。
または6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキソビシ
クロ〔3.1.0〕ヘキス−4−イル基を挙げることが
できるが、2−テトラヒドロピラニル基が特に好ましい
。
これらのシリル基およびアセタール結合を形成する基は
水酸基の保護基であると理解されるべきである。これら
の保護基は畢終生成物の段階で弱酸性から中性の条件で
容易に除去されて薬剤として有用な遊離の水酸基とする
ことができる。したがってこのような性状を有している
水酸基の保護基はシリル基やアセタール結合を形成する
基の代わりとして使用することができる。
上記式(m)で代表される4−置換−2−シ1    
 クロベンテノン類の具体例としては上記R21が置換
しだものすべてを挙げることができる。
ここで特記すべきは上記式(m)の化合物は不斉炭素を
有しており、このため光学異性体が存在するということ
である。プロスタグランジン類を合成するという立場か
らいえば4位の絶対配置はRが好ましいがd/体(Rと
Sの混合物)であっても後の工程の適当な段階で立体異
性体を分離することが可能であるから十分その目的を達
成する。
本発明においてはまず上述した4−置換一2−シクロベ
ンテノン類を、式(TV’)で表わされる有機リチウム
化合物と式(V)で表わされる銅化合物とから得られる
有機銅化合物と共役付加反応せしめることにより実施さ
れる。
式(TV)の有機リチウム化合物の入手は、例えば対応
するヨウ化物とt−ブチルリチウムとからそれ自身公知
の方法により反応せしめることにより可能である。式(
IV)においてRmlは) IJ (C1〜C,)炭化
水素シリル基または水酸基の酸素原子とともにアセター
ル結合を形成する基を表わし、前述の121と同様のも
のが好ましく挙げられる。
式(IV)においてR’ij、水素原子、メチル基。
またはビニル基を表わす。
式(mV)においてR5は酸素原子を含んでいて屯よい
直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基;置換もしく
は非置換のフェニル基、フェノキシ基、もしくはC1〜
CIOシクロアルキル基;またはC5〜C,アルコキシ
基、置換されていてもよいフェニル基、フェノキシ基、
もしくは03〜C1flシクロアルキル基で置換されて
いる直鎖もしくは分枝鎖C2〜C,アルキル基を表わす
。
酸素を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C3〜C,
アルキル基としては2−メトキシエチル基、2−エトキ
シエチル基、プロピル基。
ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−
ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキンル基、2−メチル
ブチル基、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシル
基、2.2−ジメチルヘキシル基などを挙げることがで
きるが、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基pヘプチル
基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基、2
−メチルブチル基、2−メチルペンチル基が好ましい。
置換フェニル基、フェノキシ基、もしくはC1〜CIO
のシクロアルキル基の置換基としては、例えばハロゲン
原子、保護された水酸基(例えばシリルオキシ基、C4
〜C6アルコキン基など)、C5〜C4アルキル基など
が挙げられる。
C1〜CIOのシクロアルキル基としては、例えば、シ
クロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
、シクロへキセニル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基、シクロデシル基などを挙げることができるが、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基が好ましい。
01〜C,アルコキシ基、置換されていてもよいフェニ
ル基、フェノキシM、4L<ViC3〜C2゜シクロア
ルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖C1〜C
,アルキル基のうちで、C1〜C6アルコキシ基として
は、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基
、イソプロピルオキシ基、ブトキン基、t−ブトキシ基
、ヘキシルオキシ基などが挙げられる。
置換されていてもよいフェニル基、フェノキシ基、もし
くはC3〜Qoシクロアルキル基の置換基およびC3〜
CIOシクロアルキル基としては前述の例示と同じもの
を挙げることができる。
直鎖もしくは分枝鎖C7〜C,アルキル基としては、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、  1lee−ブチル基
、t−ブチル基、ペンチル基などを挙げることができる
。かかるR5としてはシクロペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルメチル基などを好ましいものとして挙げること
ができる。なお、置換基はその任意の位置に結合してい
てもよい。
式(IV)においてれは0または1を表わす。
一方、式(V)の銅化合物におけるQは、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子などのノ・ロゲン原子、シアノ基、
フェニルチオ基、または1−ペンチニル基ヲ表ワス。
式(■)の有機リチウム化合物と式〔v〕の銅化合物と
から有機銅化合物を得るには、例えば文献G、H,Po
5ner、 Organic Reaction、 v
ol、 19゜1 (1972) ; Tetrahd
oron LetL+ 2L 1247(1980) 
;野依ら+ Tetrahedron Letters
、 2] +1247 (1980)、旦4057 (
1982)、二、 5563(1982)、旦、 11
87 (1983)、 24.4103(1983)。
および25.1383 (1984)などが参考とされ
る。
本発明方法では有機銅化合物とともに、三価の有機リン
化合物、例えば、トリアルキルホスフィン(例えば、ト
リエチルホスフィ゛l。
トリブチルホスフィンなど)、トリアルキルホスファイ
ト(例えば、トリメチルホスファイト、トリエチルホス
ファイト、トリイソプロピルホスファイト、トリーn−
ブチルホスファイトなど)、ヘキサメチルホスポラスト
リアミド、あるいはトリフェニルポスフィンなどを用い
ると本共役付加反応が円滑に進行するが、特にトリブチ
ルホスフィン、ヘキサ      1メチルホスホラス
トリアミドが好適に用いられる。
本発明方法は前記式ClIDで代表される4−置換−2
−シクロベンテノン類を上述の有機銅化合物と、三価の
有機リン化合物および非プロトン性不活性有機媒体の存
在下に反応せしめることにより実施される。
4−置換−2−シクロベンテノン類と該有機銅化合物と
は、化学景論的には等モル反応を行なうが、通常、4−
置換−2−シクロベンテノン類1モルに対して、0.5
〜2.0倍、好ましくは0.8〜1.5倍、特に好まし
くは1.0〜1.3モル倍の有機銅化合物を用いて行な
われる。
反応温度は一100℃〜20℃、特に好ましくは一78
°C〜0℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反
応温度により異なるが、通常−78℃〜−20℃にて約
1時間程度反応せしめれば充分である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒33一 体が用いられる。
かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン。
シクロヘキサンのような飽和炭化水素類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、−)メト
キシエタン。
ジエチレングリコールジメチルエーテルのよウナエーテ
ル系溶媒、その他へキサメチルホスホリックトリアミド
(HMP)、ジメチルスルホキシド、スルホランのよう
ないわゆる非プロトン性極性溶媒等があげられ、二種以
上の溶媒の混合溶媒として用いることも可能である。ま
た、かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、有機
銅化合物を製造するに用いられた不活性媒体を、そのま
ま用いることもできる。す々わち、この場合、有機銅化
合物を製造した反応系内に該4−置換−2=シクロベン
テノン類を添加せしめて反応を行なえばよい。有機媒体
の使用量は反応を円滑に進行させるに十分な量があれば
良く、通常は原料の1〜100倍容量、好ましくFi2
〜20倍容量が用いられる。
三価の有機リン化合物は有機銅化合物の前記した調製時
に存在せしめておくこともでき、その系内に4−置換−
2−シクロベンテノン類を加えて反応を実施することも
できる。
本発明方法において、これまでの操作によって反応系内
にFi該4−置換−2−シクロペンテノ7類の3位の位
置に該有機銅化合物の有機基部分である置換アルケニル
基が付加し、2位に陰イオンが生成したいわゆる共役付
加エルレートが形成されていると想定される。
本発明ではこの共役付加エルレートに対して前記式(V
l)で表わされる炭酸エステル誘導体を反応せしめるこ
とにより目的とする前記式(1)で代表される2−アリ
ルオキシカルボニ1     ルシクロペンタノン類が
製造される。
式〔■〕で表わされる炭酸エステル誘導体において2は
塩素原子、臭素原子、フェニルチオ基、または1−イミ
ダゾール基を表わすが、塩素原子およびI−イミダゾー
ル基が好ましい。
式(Vl〕においてXはシス−ビニレン基またはトラン
ス−ビニレン基を表わすが、いずれのものを用いても最
終生成物はトランス−ビニレン基として得られる。
式(VT〕においてR11はC1〜C1゜アルキル基。
置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは非置換
のC1〜C3゜シクロアルキル基、または置換もしくは
非置換のフェニル(C1〜C,)アルキル基を表わす。
C7〜C111のアルキル基としては、例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基
、イソブチル基、  5ee−ブチル基、t−ブチル基
、ペンチル基、ヘキンル基、ヘペチル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基などの直鎖状まだは分岐状のものを
あけることができる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては、例
えばハロゲン原子、保護されたヒドロキ7基I C1〜
C,アシロキシ基、ニトリル基、ニトロ基、または(C
+−Ca)アルコキシカルボニル基などが好ましい。ハ
ロゲン原子としては、弗素、塩素または臭素など、特に
弗素または塩素が好ましい。C7〜C,アクロキシ基と
しては、例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基、
ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオ
キシ基、イソバレリルオキシ基、カプロイルオキ7基、
エナンチルオキシ基、まだはベンゾイルオキシ基をあげ
ることができる。(C+−Ca)アルコキシカルボニル
基としては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、ヘキシルオキ
シカルボニル基などをあげることができる。
置換フェニル基は、上記のどとき置換基を1〜3個、好
ましくFi1個持つことができる。
置換もしくは非置換のC1〜C11lシクロアルキル基
としては、上記したと同じ置換基で置換されているかま
たは非置換の、飽和まだは不飽和のC1〜C10、好ま
しくはC3〜C6、特に好ましくはC0の基、例えばシ
クロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
、シクロへキセニル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基、シクロデシル基などをあげることができる。
買換もしくは非置換のフェニル(C1〜C,)アルキル
基としては、該フェニル基が上記したと同じ置換基で置
換されているかまたは非置換のベンジル基、α−フェネ
チル基、β−フェネチル基があげられる。
これらのなかでもR11としてはC1〜C1Oのアルキ
ル基、フェニル基I  C1〜C10のシクロアルキル
基、フェニル(O1〜C,)アルキル基が好ましい。
本発明方法において反応系内に生成している該共役付加
エルレートと式(VT)で表わされる炭酸エステル誘導
体との反応は有機銅化合物を4−置換−2〜シクロベン
テノン類ニ共役付加せしめた反応系内に前述の非プロト
ン性有機媒体(特に好ましくはへキサメチルホスホリッ
クトリアミド)の存在まだは非存在下に前記式〔■〕で
表わされる炭酸エステル誘導体を添加せしめることによ
り実施される。
該炭酸エステル誘導体は共役付加反応により生成したエ
ルレートと化学量論的には等モルで反応を行なうが、通
常、最初に用いた4−41換−2−シクロベンテノン類
に対して0.5〜5.0モル倍、好ましくは0.7〜2
.0モル倍、特に好ましくは0.8〜1.2モル倍量を
用いて実施される。
反応温度は一100℃〜0℃、好ましくは一り8℃〜−
20℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は用いる
炭酸エステル誘導体の種類や反応温度によって非常に異
なり、通常、−78℃〜−30℃にて約1時間〜50時
間反応せしめて反応を終結させるが、反応の終点は薄層
クロマトグラフィーなどで追跡し決定するのが効率的で
ある。
本発明方法における炭酸エステル誘導体によるアルキル
化反応に際しては前述の非プロトン性極性溶媒、なかで
もヘキサメチルホスホリックトリアミドの共存下に実施
するのが好ましく、しばしば良い結果を力える。反応後
、通常の手段(後処理、抽出、洗浄、クロマトグラフィ
ー、蒸留、あるいはこれらの適当な組み合わせにより分
離、精製される。
かくして下記式(1/− で代表される保護された2−アリルオキシカルボニルシ
クロペンタノン誘導体が得られるが、このものをそれ自
身公知の方法によシ保      (護された水酸基お
よび/またはカルボン酸の脱保護反応を実施することに
より目的とする新規化合物群である前記式〔■〕で代表
される2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノン誘
導体が得られる。
以上の説明で判断されるように本発明の反応は位置特異
的に進行して、4−置換−2−シクロベンテノン類の3
位に置換アルケニル基、2位に置換アリルオキシカルボ
ニル基が導入され、また立体特異的に進行して最初の4
位の置換基と3位に新たに導入された置換基、および3
位と2位に新たに導入された置換基どうしは、それぞれ
トランスの関係を保って導入される。それ故に前記式(
m)で表わされる立体構造を有する4−を換−2−シク
ロベンテノン類からは前記式CI)で表わされる立体構
造を有する2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノ
ン誘導体が生成物として得られ、前記式(m)の鏡像体
からは前記式〔■〕の鏡像体が得られ、立体異性混合体
からは最初の混合比を反映した生成物が得られることに
なる。
今一つ、式(mV)で代表される有機リチウム化合物中
にも不斉炭素が存在するが本発明方法ではいずれの立体
異性体も含むものであり、任意の割合の立体異性混合物
でもさしつかえなく用いることができる。しかも任意の
割合の立体異性混合物を用いても、もう一方の原料であ
る4−置換−2−シクロベンテノン類が光学純品であれ
ば適当な段階で分離された最終生成物は光学純品となる
可能性を有しており、本発明方法の大きな特徴の一つと
ガっている。
かくして前記式C1,)で表わされる新規2−アリルオ
キシカルボニルシクロペンタノン類およびその鏡像体あ
るいはそれらの任意の割合の混合物が得られるが、その
具体例を式〔■〕で表わされる立体構造を有する誘導体
を代表例にとり、以下例示する。
(Of) (2R,3R,4R) −2−1Zl−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((Sl−(Bl−3−ヒドロキシ−
1−オクテニル)−4−ヒドロ キシシクロペンタノン (O2)(2R,3R,4R)−2−((El−6−リ
ルボキシー2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−(+8)−(ト))−3−ヒト(1キ
シ−1−オクテニル)−4−ヒドロ キシシクロペンタノン (O3)(2R,3R,4R)−2−((2))−6−
カルポキゾー2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((St−(ト))−3−ヒドロキン
−3−メチル−1−オクテニル) −4〜ヒドロキシンクロペンタノン (O4)(2R,3R,4R)−2−((El−6−カ
ルポキシー2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((S)−(ト))−3−ヒドロキシ
−3−メチル−1−オクテニル) −4−ヒドロキシシクロペンタノン 1      (O5) (2R,3R,4R)  2
  ((Zl  6−カルボキシ−2−へキセニルオキ
シカル ボニル) −3−((R1−(ト))−3−ヒドロキシ
−3−メチル−1−オクテニル) −4−ヒドロキシンクロペンタノン (O6)(2R,3R,4R)−2−((ト))−6−
カルポキンー2−へキセニルオキ7カル ボニル) −3−((R1−FW)−3−ヒト0ロキン
ー3−メチル−1−オクテニル) −4−ヒドロキシシクロペンタノン (O7)(2R,3R,4R)−2−((Zl6−カル
ボキシ−2−ヘキセニルオキシカル ボニル)−3−((ト))−3−ヒトワキシー3−ビニ
ル−】−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノンノ (O8)(2R,3R,4R)−2−((E)−6−カ
ルポギンー2−へキセニルオキシヵル ボニル)−3−((El−3−ヒドロキン−3−ビニル
−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (O9) (2R,3R,4R)−2−(fZl−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキン力ル ボニル)−3−((S)−(ト))−3−ヒドロキシ−
3−シクロペンチル−1−プロ ペニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (10)(2R,3R,4R)−2−((ト))−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ポニル) −3−((81−(ト))−3−ヒドロキシ
−3−シクロペンチル−1−プロ ペニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (11)(2R,3R,4R)−2−((2))−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((81−(El −3−ヒドロキシ
−3−シクロヘキシル−1−プロ ペニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (12)(2R,3R,4R)−2−((E)−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((Sl−(ト))−3−ヒドロキシ
−3−シクロヘキシル−1−プロ ペニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (13)(2R,3R,4R)−2−((Zl−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル)−3−((38,58)−(励−3−ヒドロキ
シ−5−メチル−1−ノ ネニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (14) (2R,3R,4R) −2−((El−6
−カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル)−3−((3S、5S)−(El−3−ヒドロ
キン−5−メチル−1−ノ ネニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (15)(2R,3R,4R)−2−((Zl−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシ力ル ボニル)−3−((3S、5R)−(El−3−ヒドロ
キシ−5−メチル−1−ノ ネニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (16)(2R,3R,4R)−2−((EI−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル)−3−((3S+5R)−(E)−3−ヒドロ
キシ−5−メチル−1−ノ ネニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (17)(2R,3R,4R)−2−((2))−6−
カルボキシ−2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−((sl−CFJl −3−ヒドロキ
シ−4−シクロヘキシル−1−ブテ ニル)−4−ヒドロキシシクロペンタ ノン (18) (2R,3R,4R)−2−NZ>−6−カ
ルボキシ−2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−((S)−(El −3−ヒドロキシ
−5−シクロペンチル−1−ペン テニル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (19)(2R,3R,4R)−2−((Zl−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((81−(El −3−とドロキシ
−4,4−ジメチル−1−オクテニル)−4−ヒドロキ
クシクロペンタノ ン (20) (2R,3R,4R)−2−NZ)−6−カ
ルポキシー2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−((81−(El −3−ヒドロキシ
−4−フェノキシ−1−ブテニル)−4−ヒドロキシシ
クロペンタノン (21) (2B、3R,4R)−2−NZ)−6−カ
ルボキシ−2−へキセニルオキシカル ポニル)−3−((Sl−(El −3−ヒドロキシ−
4−(m−クロロフエノキシ) −1−ブテニル)−4−ヒドロキシシ クロペンタノン (22)(2R,3R,4R)−2−1Z)−6−カル
ポキシー2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−((81−(ト))−3−ヒドロキシ
−5,9−ジメチル−1,8−デカジ      4工
二ル)−4−ヒドロキシシクロペン タノン (23) (2R,3R,4R)−2−((ZI−6−
カルポキンー2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−(+8)−(El −3−ヒドロキシ
−4−メチル−1−オクテニル) −4−ヒドロキシシクロペンタノン (24)(2R,3R,4R)−2−((2))−6−
カルポキンー2−へキセニルオキシカル ボニル) −3−((El −4−ヒドロキシ−4−メ
チル−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (25)(2R,3R14R)’−2−((Zl−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル)−3−((ト))−4−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (26)(2R,3R,4R)−2−((ト))−6−
カルボキシ−2−へキセニルオキシカル ボニル)−3−((ト))−4−ヒドロキシ−4−メチ
ル−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (27) (2R,3R,4R)−2−NZ)−6−カ
ルポキシー2−ヘキセニルオキシカル ボニル)−3−(+E’l −4−ヒドロキシ−4−ビ
ニル−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (28)(2R,3R,4R:)−2−1El−ローカ
ルホキシー2−ヘキセニルオキシカル ボニル) −3−((El−4−ヒドロキシ−4−ビニ
ル−1−オクテニル)−4 −ヒドロキシシクロペンタノン (29)(O1)〜(29)のメチルエステル類(30
)(O1)〜(29)のエチルエステル類(31)(O
1)〜(29)のt−ブチルエステル類 (32)(O1)〜(29)のデシルエステル類(33
)(O1)〜(29)のフェニルエステル類(34)(
O1)〜(29)のシクロヘキシルエステル類 (35)(O1)〜(29)のベンジルエステル類(3
6)(O1)〜(29)のフェネチルエステル(37)
(O1)〜(36)のビス(t−ブチルジメチルシリル
)エーテル類 (38)(O1)〜(36)のビス(2−テトラヒドロ
ピラニル)エーテル類 (39)(O1)〜(36)の4−t−ブチルジメチル
シリル−3′(またけ4’)−)ジメチルシリルエーテ
ル類 (40)(O1)〜(36)の4−t−ブチルジメチル
シリル−3′(または4’)−(2−テトラヒドロピラ
ニル)エーテル類 (41)(Ol)〜(36)の4−(2−テトラヒドロ
ピラニル)−3’(または4′)−を−ブチルジメチル
シリルエーテル類 (42)(Ol)〜(41)の鏡偉体類などが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。
t      本発明方法はこうして得られた本発明方
法の原料である前記式CI)で代表される2−アリルオ
キシカルボニルシクロペンタノン類ヲ低原子価の遷移金
属錯体と反応せしめることにより達成される。
低原子価の遷移金属としては0価のパラジウム、0価の
ニッケル、0価の白金、1価のロジウムなどがあげられ
るが0価のパラジウムが特に好ましい。これらの低原子
価の遷移金属は適当な配位子を配位させた錯体の形で使
用するのが好ましい。かかる錯体の配位子としてはトリ
フェニルホスフィンが最も好ましく、シかるにトリフェ
ニルホスフィン錯体を例にとって具体例をあげるとテト
ラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O1。
テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(11
,テトラキス(トリフェニルホスフィ7)白金(O)、
またはトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム+I
)クロライドなどであるが、テトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(O)が特に好ましい。
かかる遷移金属錯体は2−アリルオキシカルボニルシク
ロペンタノン類の脱炭酸子りル化反応に対して触媒的に
作用するために、(の使用量ti2−アリルオキシカル
ボニルシクロペンタノン類に対して1モル%〜30モル
%、通常は3〜10モル%、好ましくは5モル%量で触
媒として十分の機能を発揮する。
一般にこの種の反応は用いる溶媒によって反応の進行状
況および生成物が微妙に変化することが知られているが
、本発明方法においてはN、N−ジメチルホルムアミド
、 N、N−ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラ
ン。
ベンゼン、t−ブタノールなどを好適に用イることがで
き、特にN、N−ジメチルホルムアミドが好ましく用い
られる。溶媒の使用量は反応剤の容量に対して1〜10
0容量倍、好ましくは5〜30容量倍量用いられる。
反応温度はO℃〜100℃、好ましくは20℃〜60℃
の範囲が選ばれ、反応時間は反応温度によって異なるた
め薄層クロマトグラフィーなどで反応を追跡しながら行
なうが通常は20℃〜60℃で10分〜5時間実施=5
3− すれは十分である。
反応後は通常の方法により抽出、洗浄、クロマト分離な
どによる単離操作を経て前記式(IT)で代表される(
5E)−プロスタグランジンE2類またはその立体異性
体が得られる。
本発明方法の脱炭酸アリル化反応は位置特異性を保持し
ながら、しかも立体特異的に進行することが知られてい
る。そのために出発物質である2−アリルオキシカルボ
ニルシクロペンタノン類の2位の立体配置はそのまま生
成物である(5E)−プロスタグランジンE。
類にひきつがれ、結果的に2位の立体配置は一義的に決
定される。このことを言いかえると今まで詳述してきた
4−置換−2−シクロベンテノン類を出発原料とする3
成分連結反応とこれに続く脱炭酸アリル化反応の二工程
をかけて最初の4−置換−2−シクロベンテノン類の3
位に有機鋼リチウム化合物の有機基部分である置換アル
ケニル基を4位の置換基とはトランスの立体関係を保持
して導入し、=54− 続いて2位に置換アリル基を今後は3位の置換アルケニ
ル基とトランスの立体関係を保って導入したことに々る
。さらに本発明方法において特徴的な結果は、上記脱炭
酸アリル化の過程で式(VT)で表わされる炭酸エステ
ル誘導体由来の二重結合(プロスタグランジン命名法に
おける5、6位の二重結合)が2型、E型およびそれら
の任意の割合の化合物のいずれのものからもE型、すな
わち5.6− )ランスの立体構造を有している(5E
)−プロスタグランジンE、類が生成する点にある。
かくして得られた式(IT)で代表される(5E)−プ
ロスタグランジンE、類のうち、R1,R1が水素原子
である誘導体はそれ自身生理活性であり、天然のプロス
タグランジンEtmが52の立体構造を有しているのと
比してそれら生理活性もユニークな特徴を発現すること
が期待され、医薬品としても有用な化合物群である。
以下、本発明方法を実施例により更に詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 (81−(El−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−1−ヨード−オクテン(2,024g+  5.5m
mol )のエーテル(20d)溶液に1.9Mのt−
ブチルリチウムのペンタンm液(5,79ml。
11−Ommol )を−78℃で加え、2時間攪拌し
た。この溶液に、1−ペンチニル銅(7181R9゜5
.5 mmol)とへキサメチルホスホラストリアミド
(1−79g、11.0mmoA! )のエーテル(s
y+/)溶液を加え、−78℃で1時間攪拌した。次い
で(R)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−
シクロベンテノン(1,06g 、  5.0 mmo
J )のエーテル(10m/)溶液をこの反応液に一7
8℃で加え、−40℃で2時間攪拌を継続した。
さらにIZ)−6−メドキシカルボニルー2−ヘキ  
 1セニルクロロホルメー) (2,43Fl 、 1
1.0mmo/)のエーテル(10肩l)溶液を加え、
−40℃で1時間攪拌した。4.0Mの酢酸緩衝液を加
え、ヘキサンで抽出し、得られた有機層を塩化アンモニ
ウム水溶液1食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、ロカ後濃縮して粗生成物を得た。このもの
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢
酸エチル≠10:1)に付して分離し、(2R,3R,
4R)−2−((Zl −6−メドキシカルボニルー2
−へキセニルオキシカルボニル) −3−((81−(
ト))−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−オ
クテニル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシク
ロペンタノン(2,36El 、  3.7 mrno
l、174%)を得た。
’HNMR(CDCJs、δ(ppm) ) ;0.0
3と0.06(12H)、  0.87(21H)。
1.1〜1.5(8H,m)、  1.6〜2.6(8
H,m)。
3.0〜3.2 (2H,m)、  3.60 (3H
,s )−3、Fl−4,2(2H,m)、  4.6
0(2H,d、J=5Hz)。
5.3〜5.6 (4H,m )。
IR(液膜+ Cr1L−’ ) ; 2870、 1?65. 1740. 1645. 1
245゜1120.965,845,835.’175
゜(a )”D   27.8°(CO,58、Meo
H)FD−MS;  639(M+1)、581(M−
57)。
E I   MS (20eV ; n+/ e 1%
);581(M−57,14)、481(6)、423
(62)。
323(21)、265(39)、195(29)。
141(Zoo)、75(80)。
”CNMR(CDCIl、  a ) ニー4.8. 
−4.3. 14.0. 18.0. 18.2. 2
2.6. 24.6゜25.0. 25.9,26.9
. 31.8.33.6. 38.4,47.4゜51
.5,51.7,60.5,61.2,72.6. 1
24.2゜126.7. 134.1. 136.9.
 167.7. 173.8゜206.5゜ 実施例2 実施例1とほぼ同じ条件で共役付加反応を実施しくスケ
ール7.0 mmoj )、得られたエルレート溶液K
 1− ((Zl −6−メドキシカルボニルー2−へ
キセニルオキシカルボニル)イミダゾール(2,094
11,8,3mrnol、) 1.18eq )とヘキ
サメチルホスホリックトリアミド(IQm/)のテトラ
ヒドロフラン(20m/)溶液を加え、−40℃で3時
間攪拌した。実施例1と同様に後処理、カラム分離して
、(2R,3R,4R) −2−(+Z)−6−メドキ
シカルボニルー3−へキセニルオキシカルポニル) −
3−(+8l−(El −3−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−1−オクテニル)−4−t−プチルジメチル
シリルオキシシクaペンタノン(1,83112,87
mmol+41%)を得た。このものの各種スペクトル
データーは実施例1のそれと一致した。
実施例3 実施例工および2で得られた( 2 R,3R,4R)
−2−((Zl −6−メドキシカルボニルー2−へl
    キセニルオキシカルボニル)−3−((sl−
(El3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−オク
テニル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキンシクロ
ベンタノン(1−43fi 、 2.24 mmol 
)を10m1のN、N−ジメチルホルムアミドに溶かし
、アルゴン置換の後、テトラキス(トリフェニルホスフ
ィン)パラジウム(O1(130〜。
0.112 mmoA’ +・5 ma1%)を加えて
50℃で30分間加熱攪拌した。水を加え、ヘキサンで
抽出し、得られた有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥後、ロカ濃縮して1.36 Fの粗
生成物を得た。この本のをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酸11x−f−ルー 19 : 
3 ) K付して(5E)−31゜15−ビス(t−ブ
チルジメチルシリル)プロスタグランジンE、メチルエ
ステル(850q、 L43mrno1. 64%)を
得だ。
’HNMR(CDCA’3.δ(ppm) ) :0.
03と0.06 (12H)、 0.8〜1.0 (2
1H)。
1.1〜1.5(8H,m)、1−5〜2.8(12H
2m)。
3.53 (31(、s )、 3.7〜4.2 (2
H,m )。
5−1〜5.3 (2H,m)、 5.3〜5.5 (
2IT、 m)。
JR(液膜、cIn−1); 1745、 1250. 1095. 1005. 9
65. 9210835.775゜ (al”p  42°(CO,81、MeOH)FD−
MS;   537(M−57)。
El −MS (20eV; m/a 、  %);5
79(M−15,3)、538(100)、537(9
9)。
512(23)、463(17)、405(50)。
379(41)、337(58)、277(78)。
245(49)、215(43)、161(37)。
73(98)。
”CNMR(CD(J、、  δ); −4,6,−4,2,14,1,l 8.1. 18.
3. 22.1024.6. 25.1. 25.9.
 30.4,31.9. 33.4゜38.6,47.
7,51.4.52.1.53.9.72.8゜73.
4. 127.4. 128.6. 132.2. 1
36.5゜174.0. 215.4゜ 実施例4 実施例3で得られた(5K)−11,15−ピロ1− ス(t−ブチルジメチルシリル)プロスタグランジンE
2メチルエステル(510■、0.86mmoJ )を
10−のアセトニトリルに溶解し、ピリジン(O,51
17)、フッ化水素酸−ピリジン(1,0m/)を加え
て室温で3時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて得られた水溶液に酢酸エチルを加えて抽出し
、分離した有機層を飽和硫酸水素カリウム水溶液2食塩
水で洗浄後、乾燥(MgSO,)、濃縮して300■の
粗生成物を得た。このものをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチ/L、 g=1:2)
に付して分離しく5E)−プロスタグランジンE2メチ
ルエステル(184■、0.50mmoC58%)を得
た。
’HNMR(CDCj3.δ(Ppm) ):0−85
 (3I(、m)、 1.0〜2.9 (22H,m)
。
3.54(3H,s)、3.65〜4.20(2H,m
)。
5.05〜5.30(2H,m)、5−30〜5.50
(2H+m)。
IR(液膜+ (:ML  ’ ) :3410.17
40.1245,1160.1075゜1015.96
5,910,730゜ (a)甘−62°(C0,90、MeOH)FD−MS
;  367(M+1)、349(M−17)E I 
  MS (20eV ;  m/e *  %);3
48(M−18,10)、330(20)。
317(6)、299(8)、277(23)。
245(16)、208(42)、190(100)。
164(2B)、141(33)、133(27)。
119(50)、109(21)、108(23)。
107(22)、99(24)。
13CNMR(CDC/、、  δ);14.0.22
.6,24.5,25.2,30.1,31.1031
.8,33.4,37.4.46.3,51.5.53
.2゜54.6,72.1,72.8. 127.2,
130.5,132.5゜137.3,174.1,2
13.9゜実施例5〜13 実施例1および2と同様にして次の化合物を合成した。
実施例5 : (2R,3R,4R)−2−((ト))
−6−メドキシカルボニルー2−ヘキセニルオキンカル
ボニル)−3−((81−(E)−3−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−1−オクテニル)−4−t−ブチル
ジメチルシリルオキシシクロペンタノン(68%)。
実施例6 ; (2R,3R,4R)−2−NZI−6
−メトキシカルボニル−2−へギセニルオキシカルボニ
ル) −3−((El −3−)ジメチルシリルオキシ
−3−メチル−1−オクテニル)−4−t−ブチルジメ
チルシリルオキシシクロペンタノン(64%)。
実施例7 : (2R,3R,4R)−2−((Zl−
6−メトキシカルボニル−2−へキセニルオキシカルポ
ニル) −3−((81−(B)−3−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−3−シクロペンチル−1−プロペニ
ル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロペン
タノン(73%)。
実施例8 :(2R,3R9JR)−2−NZI−6−
+メトキシカルボニルー2−へキセニルオキシカルボニ
ル)−3−((S) 1El−3−t−ブチルジメチル
シリルオキシー3−シクロへキシル−1−プロペニル)
−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロペンタノ
ン(73%)。
実施例9 ; (2R,3R,4R)−2−((Z)−
6−メトキシカルボニル−2−へキセニルオキシカルポ
ニル)−3−((3S、5 S )−(ト))−3−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−5−メチル−1−ノネ
ニル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロペ
ンタノン(72%)。
実施例1o ; (2R,3R,4R)−2−((Zl
−6−メドキシカルボニルー2−へキセニルオキシカル
ポニル) −3−((3S、5 R)−(ト))−3−
t−ブチルジメチルシリルオキシ−5−メチル−1−ノ
ネニル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロ
ペンタノン(71%)。
実施例11 ; (2R,3R,4R)−2−((Zl
−6−メドキシカルボニルー2−へキセニルオキシ力ル
ボニル)−3−((S) −(E)−3−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−4,4−ジメチル−1−オクテニ
ル)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシシクロペン
タノン(61%)。
実施例12;(2R,3R,4R)−2−((Z)−6
−メドキシカルボニルー2−へキセニルオキシカルポニ
ル) −3−((El −4−トリメチルシリルオキシ
−4−メチル−1−オクテニル)−4−t−ブチルジメ
チルシリルオキシシクロペンタノン(58%)。
実施例13 ;(2R,3R,4R)−2−NZI−6
−メドキシカルボニルー2−へキセニルオキシカルボニ
ル)−3−((El−4−)ジメチルシリルオキシ−4
−ビニル−1−オクテニル)−4−t−ブチルジメチル
シリルオキシシクロペンタノン(56%)。
これらの化合物の特徴的なスペクトルデーターを表1に
列挙する。
実施例14〜22 実施例3と同様の方法により次の化合物を合成した。
実施例14;(5E)−11,15−ビス(1−ブチル
ジメチルシリル)  PGE、メチルエステル(80%
)。
実施例15;(5E)−11−t−ブチルジメチルシリ
ル−15−トリメチルシリル−15−メチル−PGE、
メチルエステル(59%)。
実施例16;(5F)−11,15−ビス(1−ブチル
ジメチルシリル) −16,17,18,19゜20−
ペンタノルー15−シクロペンチルーPG E2メチル
エステル(63%)。
実施例+7;(5E)−11,15−ビス(1−ブチル
ジメチルシリル)−16,17,18,19゜20−ペ
ンタノルー15−シクロヘキシル−PGE2メチルエス
テル(61%)。
実施例18 ; (5E ) −11,15−ビス(1
−ブチルジメチルシリル) −17(S)、20−ジメ
t     チル−1’GE、メチルエステル(58%
)。
実施例19;(5F)−11,15−ビス(1−ブチル
ジメチルシリル)−17(R1,20−ジメチル−PG
E2メチルエステル(59%)。
実施例20:(5E)−11,15−ビス(1−ブチル
ジメチルシリル)−16,16−シメチルーPGE、メ
チルエステル(60%)。
実施例21:(5E)−11−t−ブチルジメチルシリ
ル−15−デオキシ−16−トIJメチルシリルオキシ
−16−メチル−PGE、  メチルエステル(55%
)。
実施例22;(5E)−11−t−ブチルジメチル7リ
ルー15−デオキシ−16−ドリメチルシリルオキシー
16−ビニル−PGE、  メチルエステル(49%)
。
これらの化合物の特徴的なスペクトルデーターを表2に
列挙する。
実施例23〜30 実施例4と同様の方法により次の化合物を合成した。
実施例23:(5E)−15−メチル−PGE2メチル
エステル(65%)。
実施例24 : (5K > −16,17,18,1
9,20−ペンタノルー15−シクロペンチル−PCB
。
メチルエステル(82%)。
実施例25 ; (5K ) −16,17,18,1
9,20−ペンタノルー15−シクロへキシル−PG 
E。
メチルエステル(79%)。
実施例26 ; (5E ) −178,20−ジメチ
ル−P G E2メチルエステル(89%)。
実施例27;(5E)−171,20−ジメチル−PG
E、メチルエステル(87%)。
実施例28 ; (5E ) −16,16−シメチル
ーPGE、メチルエステル(79%)。
実施例29;(5g)−15−デオキシ−16−ヒドロ
キシ−16−メチル−PGE、メチルエステル(82%
)。
実施例30;(5E)−15−デオキシ−16−ヒドロ
キシ−16−ピニルーPGE、メチルエステル(74%
)。
これらの化合物の特徴的なスペクトルデータ一を表3に
列挙する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
    ル基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、または
    置換もしくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アル
    キル基を表わし、R^2、R^3は同一もしくは異なり
    、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基
    、または水酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形
    成する基を表わし、R^4は水素原子、メチル基、また
    はビニル基を表わし、R^5は酸素原子を含んでいても
    よい直鎖もしくは分枝鎖C_3〜C_8アルキル基;置
    換もしくは非置換のフェニル基、フェノキシ基、 もしくはC_3〜C_1_0シクロアルキル基;または
    C_1〜C_6アルコキシ基、置換されていてもよいフ
    ェニル基、フェノキシ基、もしくはC_3〜C_1_0
    シクロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖
    C_1〜C_5アルキル基を表わす。またXはシス−ビ
    ニレン基またはトランス−ビニレン基を表わし、nは0
    または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である2−アリルオキシカルボニル
    シクロペンタノン誘導体を低原子の遷移金属錯体と反応
    せしめることを特徴とする下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    〔II〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、お
    よびnは前記定義に同じである。〕で表わされる化合物
    およびその鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物
    である(5E)−プロスタグランジンE_2類の新規製
    造法。 2、低原子価の遷移金属錯体がテトラキス(トリフェニ
    ルホスフィン)パラジウム(O)、テトラキス(トリフ
    ェニルホスフィン)ニッケル(O)、テトラキス(トリ
    フェニルホスフィン)白金(O)、またはトリス(トリ
    フェニルホスフィン)ロジウム( I )クロライドであ
    る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3、低原子価の遷移金属錯体がテトラキス(トリフェニ
    ルホスフィン)パラジウム(O)である特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。 4、低原子価の遷移金属錯体との反応をN,N−ジメチ
    ルホルムアミド中で実施する特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項記載の製造法。 5、下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔III〕 〔式中、R^2^1はトリ(C_1〜C_7)炭化水素
    シリル基または水酸基の酸素原子とともにアセタール結
    合を形成する基を表わす。〕 で表わされる4−置換−2−シクロペンテノン類または
    その鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物を、下
    記式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔IV〕 〔式中、R^4、R^5、およびnは前記定義に同じで
    あり、R^3^1はトリ(C_1〜C_7)炭化水素シ
    リル基または水酸基の酸素原子とともにアセタール結合
    を形成する基を表わす。〕で表わされる有機リチウム化
    合物と下記式〔V〕CuQ………〔V〕 〔式中、Qはハロゲン原子、シアノ基、フェニルチオ基
    、または1−ペンチニル基を表わす。〕 で表わされる銅化合物とから得られる有機銅化合物と共
    役付加反応せしめ、次いで下記式〔VI〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔VI〕 〔式中、R^1^1はC_1〜C_1_0アルキル基、
    置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしく は非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、また
    は置換もしくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)ア
    ルキル基を表わし、Zは塩素原子、臭素原子、フェニル
    チオ基、または1−イミダゾール基を表わし、Xは前記
    定義に同じである。〕 で表わされる炭酸エステル誘導体と反応せしめ、場合に
    よつて保護された水酸基および/またはカルボン酸の脱
    保護反応に付すことにより、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、X
    、およびnは前記定義と同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である2−アリルオキシカルボニル
    シクロペンタノン誘導体を製造し、次いで低原子価の遷
    移金属錯体と反応せしめることを特徴とする下記式〔I
    I〕▲数式、化学式、表等があります▼………〔II〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5およ
    びnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である(5E)−プロスタグランジ
    ンE_2類の製造法。 6、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼………〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
    ル基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、または
    置換もしくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アル
    キル基を表わし、R^2、R^3は同一もしくは異なり
    、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基
    、または水酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形
    成する基を表わし、R^4は水素原子、メチル基、また
    はビニル基を表わし、R^5は酸素原子を含んでいても
    よい直鎖もしくは分枝鎖C_3〜C_8アルキル基;置
    換もしくは非置換のフェニル基、フェノキシ基、 もしくはC_3〜C_1_0シクロアルキル基;または
    C_1〜C_6アルコキシ基、置換されていてもよいフ
    ェニル基、フェノキシ基、もしくはC_3〜C_1_0
    シクロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖
    C_1〜C_5アルキル基を表わす。またXはシス−ビ
    ニレン基またはトランス−ビニレン基を表わし、nは0
    または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である2−アリルオキシカルボニル
    シクロペンタノン誘導体。 7、Xがシス−ビニレン基である特許請求の範囲第6項
    記載の2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノン誘
    導体。 8、Xがトランス−ビニレン基である特許請求の範囲第
    6項記載の2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノ
    ン誘導体。 9、nが0である特許請求の範囲第6項〜第8項のいず
    れか1項記載の2−アリルオキシカルボニルシクロペン
    タノン誘導体。 10、nが1である特許請求の範囲第6項〜第8項のい
    ずれか1項記載の2−アリルオキシカルボニルシクロペ
    ンタノン誘導体。 11、R^1が水素原子、C_1〜C_1_0のアルキ
    ル基、フェニル基、C_3〜C_1_0のシクロアルキ
    ル基、またはフェニル(C_1〜C_2)アルキル基で
    ある特許請求の範囲第6項〜第10項のいずれか1項記
    載の2−アリルオキシカルボニルシクロペンタノン誘導
    体。 12、R^2とR^3は同一もしくは異なり水素原子、
    トリ(C_1〜C_4)アルキルシリル基、ジフェニル
    (C_1〜C_4)アルキルシリル基、2−テトラヒド
    ロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、1−エト
    キシエチル基、2−エトキシ−2−プロピル基、(2−
    メトキシエトキシ)メチル基、または6,6−ジメチル
    −3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
    ス−4−イル基である特許請求の範囲第6項〜第11項
    のいずれか1項記載の2−アリルオキシカルボニルシク
    ロペンタノン誘導体。 13、R^4が水素原子である特許請求の範囲第6項〜
    第12項のいずれか1項記載の2−アリルオキシカルボ
    ニルシクロペンタノン誘導体。 14、R^4がメチル基である特許請求の範囲第6項〜
    第12項のいずれか1項記載の2−アリルオキシカルボ
    ニルシクロペンタノン誘導体。 15、R^4がビニル基である特許請求の範囲第6項〜
    第12項のいずれか1項記載の2−アリルオキシカルボ
    ニルシクロペンタノン誘導体。 16、R^5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
    プチル基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル
    基、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シク
    ロペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、フェノ
    キシ基、シクロペンチルメチル基、またはシクロヘキシ
    ルメチル基である特許請求の範囲第6項〜第15項のい
    ずれか1項記載の2−アリルオキシカルボニルシクロペ
    ンタノン誘導体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135462A (ja) * 1985-10-16 1987-06-18 フアイソンズ・ピ−エルシ− 複素環式化合物およびその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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