JPS6157409B2 - - Google Patents
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- JPS6157409B2 JPS6157409B2 JP16430878A JP16430878A JPS6157409B2 JP S6157409 B2 JPS6157409 B2 JP S6157409B2 JP 16430878 A JP16430878 A JP 16430878A JP 16430878 A JP16430878 A JP 16430878A JP S6157409 B2 JPS6157409 B2 JP S6157409B2
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Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分割型複合糸からポリマ混繊糸を製造
する方法に関し、特に分割型複合糸を構成する構
成単位の数より多い微細混繊糸を製造する方法に
関する。
する方法に関し、特に分割型複合糸を構成する構
成単位の数より多い微細混繊糸を製造する方法に
関する。
本発明でいう「分割型複合糸」とは例えば第3
図で示す断面を有する複合糸であり、「構成単位
の数」とは分割された単位の数であり、第3図の
場合、斜線部分4個、白地部分1個の計5個であ
る。
図で示す断面を有する複合糸であり、「構成単位
の数」とは分割された単位の数であり、第3図の
場合、斜線部分4個、白地部分1個の計5個であ
る。
分割型複合糸を溶剤処理あるいは機械的処理な
どにより分割型複合糸を構成しているそれぞれの
構成単位の形状に分割し、両方の成分より成る混
繊糸にすることは公知である。例えば、特開昭48
−9015号公報、特開昭48−87119号公報、特公昭
53−22170号公報などにおいて第1図のような分
割型複合糸を相互に相溶性の不良なポリマを用い
て製糸して、しかる後に延伸あるいは仮撚などの
機械処理により分割し、ポリマ成分2、構成単位
5より成る混繊糸を製造する方法が開示されてい
る。しかしながら、第1図のような分割型複合糸
はかなり安定して製糸できるものの、工業的に可
能な構成単位の数は、せいぜい7個(6分割され
た分割型複合糸が分割して扇形構成単位6個と放
射状構成単位1個24とになつたもの)までであ
る。更には構成単位数を増やそうとすると扇形構
成単位は微細な繊度にすることはできても、放射
状構成単位は繊度が大きくなり、分割型複合糸を
形成するそれぞれの構成単位に分割した際に、微
細な扇形構成単位のものと極めて大きな放射状構
成単位との混繊糸としか成し得ない欠点があつ
た。
どにより分割型複合糸を構成しているそれぞれの
構成単位の形状に分割し、両方の成分より成る混
繊糸にすることは公知である。例えば、特開昭48
−9015号公報、特開昭48−87119号公報、特公昭
53−22170号公報などにおいて第1図のような分
割型複合糸を相互に相溶性の不良なポリマを用い
て製糸して、しかる後に延伸あるいは仮撚などの
機械処理により分割し、ポリマ成分2、構成単位
5より成る混繊糸を製造する方法が開示されてい
る。しかしながら、第1図のような分割型複合糸
はかなり安定して製糸できるものの、工業的に可
能な構成単位の数は、せいぜい7個(6分割され
た分割型複合糸が分割して扇形構成単位6個と放
射状構成単位1個24とになつたもの)までであ
る。更には構成単位数を増やそうとすると扇形構
成単位は微細な繊度にすることはできても、放射
状構成単位は繊度が大きくなり、分割型複合糸を
形成するそれぞれの構成単位に分割した際に、微
細な扇形構成単位のものと極めて大きな放射状構
成単位との混繊糸としか成し得ない欠点があつ
た。
また、特公昭53−37927号公報には第2図のよ
うな分割型複合糸が開示されている。第2図のよ
うな分割型複合糸を各構成単位に分割することに
より第1図のような分割型複合糸を分割するより
も、より多数の微細な繊度の混繊糸とすることは
可能であるが、分割型複合糸を製造するための口
金装置は複雑にならざるを得ず、かつ安定した複
合紡糸をすることが困難になるという欠点があつ
た。
うな分割型複合糸が開示されている。第2図のよ
うな分割型複合糸を各構成単位に分割することに
より第1図のような分割型複合糸を分割するより
も、より多数の微細な繊度の混繊糸とすることは
可能であるが、分割型複合糸を製造するための口
金装置は複雑にならざるを得ず、かつ安定した複
合紡糸をすることが困難になるという欠点があつ
た。
本発明者等はこのような従来技術の欠点を改善
し、簡単な口金装置から得られる分割型複合糸を
用いて、多数の微細繊度の混繊糸を得る方法につ
いて鋭意検討した結果、次のような本発明に至つ
た。
し、簡単な口金装置から得られる分割型複合糸を
用いて、多数の微細繊度の混繊糸を得る方法につ
いて鋭意検討した結果、次のような本発明に至つ
た。
すなわち、本発明はある溶剤に対して溶解性の
異なる2種のポリマから成り、かつ糸横断面にお
いて、一方成分によつて他方成分が複数個に分割
された分割型複合糸からポリマ混繊糸を製造する
方法において、該溶剤に対して溶解性の大きい方
のポリマの構成単位にくびれた部分を設け、該溶
剤で分割すると共に該くびれた部分を溶解除去す
ることにより、分割型複合糸を構成していた構成
単位の数を増加させることを特徴とするポリマ混
繊糸の製造方法である。
異なる2種のポリマから成り、かつ糸横断面にお
いて、一方成分によつて他方成分が複数個に分割
された分割型複合糸からポリマ混繊糸を製造する
方法において、該溶剤に対して溶解性の大きい方
のポリマの構成単位にくびれた部分を設け、該溶
剤で分割すると共に該くびれた部分を溶解除去す
ることにより、分割型複合糸を構成していた構成
単位の数を増加させることを特徴とするポリマ混
繊糸の製造方法である。
分割型複合糸を分割して混繊糸にする従来の方
法では、分割型複合糸を構成している各構成単位
の数に分割された混繊糸とせざるを得なかつた
が、本発明では分割型複合糸を構成しているポリ
マの中で溶剤に対する溶解性の大きいポリマによ
り構成している構成単位にくびれた部分を設け、
このくびれた部分を溶解して構成単位の形状を変
化させ、1つの構成単位を複数個に分割するもの
で、分割型複合糸を構成している構成単位の数よ
りも本数の多い混繊糸とすることが最大の特徴で
ある。
法では、分割型複合糸を構成している各構成単位
の数に分割された混繊糸とせざるを得なかつた
が、本発明では分割型複合糸を構成しているポリ
マの中で溶剤に対する溶解性の大きいポリマによ
り構成している構成単位にくびれた部分を設け、
このくびれた部分を溶解して構成単位の形状を変
化させ、1つの構成単位を複数個に分割するもの
で、分割型複合糸を構成している構成単位の数よ
りも本数の多い混繊糸とすることが最大の特徴で
ある。
本発明において「一方成分」とは糸横断面にお
いて、他の成分を分割している方の成分を言い、
分割されている成分を「他方成分」という。
いて、他の成分を分割している方の成分を言い、
分割されている成分を「他方成分」という。
本発明の混繊糸を製造する際に、分割型複合糸
においては、溶剤に対する溶解性の大きい方のポ
リマにより構成される構成単位の形状は円形以外
である必要があり、ドツグボーン型のように少な
くとも一部にくびれた部分が存在することが必要
である。また、分割型複合糸の一方成分、他方成
分のいずれかに溶解性の大きいポリマを使用して
もかまわないものであるが、両ポリマの親和性は
互いに乏しいものが好ましい。相互親和性が乏し
い2種のポリマの組み合わせとは、例えば、接合
型複合糸として紡糸延伸した時、あるいは更に仮
撚加工を施した時に剥離を生じるが、少なくとも
延伸した接合型複合糸を溶剤に浸漬した時に剥離
を生じるものであることが好ましい。
においては、溶剤に対する溶解性の大きい方のポ
リマにより構成される構成単位の形状は円形以外
である必要があり、ドツグボーン型のように少な
くとも一部にくびれた部分が存在することが必要
である。また、分割型複合糸の一方成分、他方成
分のいずれかに溶解性の大きいポリマを使用して
もかまわないものであるが、両ポリマの親和性は
互いに乏しいものが好ましい。相互親和性が乏し
い2種のポリマの組み合わせとは、例えば、接合
型複合糸として紡糸延伸した時、あるいは更に仮
撚加工を施した時に剥離を生じるが、少なくとも
延伸した接合型複合糸を溶剤に浸漬した時に剥離
を生じるものであることが好ましい。
本発明になるポリマ混繊糸を製造する際の分割
型複合糸を形成するポリマとしては、公知の繊維
形成性のポリアミド、ポリエステル、ポリオレフ
イン、ポリアクリロニトリルなどから溶剤に対す
る溶解性の異なる2種を選択すれば良いが、先に
述べたように相互親和性の乏しい2種の組み合わ
せであることが好ましい。溶剤との関係において
このような組み合わせとしては、例えば、ポリエ
ステルとポリアミドの組み合わせであればアルカ
リで処理すればポリエステルのみ溶解作用を受け
るし、酸で処理すればポリアミドのみ溶解作用を
受ける。ポリオレフインとポリアミドの組み合わ
せであれば酸で処理すればポリアミドのみ溶解作
用を受けるし、ポリオレフインとポリエステルの
組み合わせであれば、アルカリで処理すればポリ
エステルのみ溶解作用を受ける。ここで本発明で
はポリエステルとポリアミドの組み合わせについ
て好ましくは適応できるものであつて、この場合
一方成分をポリエステル、他方成分をポリアミド
とすることも、この逆の組み合わせとすることも
可能であり、ポリエステルとしてはポリエチレン
テレフタレート、ポリアミドとしてはナイロン−
6が最も好ましく用いることができる。ポリエス
テルとポリアミドの組み合わせにおいては相互親
和性が乏し過ぎて分割型複合糸を分割する以前、
例えば延伸、製織、製編などの工程で糸切れなど
のトラブルが生じることがあるが、このような場
合にはポリアミドに対するポリエステルの親和性
を若干向上させる目的で、イオン性官能基を有す
る化合物をポリエステルに共重合したポリエステ
ル共重合体を用いることが好ましい。このような
例として、例えば、5−ソジユームスルホイソフ
タレート(0.5〜3モル%)/ポリエチレンテレ
フタレート(99.5〜97%)共重合ポリマとナイロ
ン−6の組み合わせがある。ポリエステルとポリ
アミドとの組み合わせの場合、アルカリ溶剤を使
用してポリエステルを溶解させてもよいし、また
酸溶剤を使用してポリアミドを溶解させてもよい
わけであるが、処理工程の容易なアルカリ溶液処
理が好ましい。
型複合糸を形成するポリマとしては、公知の繊維
形成性のポリアミド、ポリエステル、ポリオレフ
イン、ポリアクリロニトリルなどから溶剤に対す
る溶解性の異なる2種を選択すれば良いが、先に
述べたように相互親和性の乏しい2種の組み合わ
せであることが好ましい。溶剤との関係において
このような組み合わせとしては、例えば、ポリエ
ステルとポリアミドの組み合わせであればアルカ
リで処理すればポリエステルのみ溶解作用を受け
るし、酸で処理すればポリアミドのみ溶解作用を
受ける。ポリオレフインとポリアミドの組み合わ
せであれば酸で処理すればポリアミドのみ溶解作
用を受けるし、ポリオレフインとポリエステルの
組み合わせであれば、アルカリで処理すればポリ
エステルのみ溶解作用を受ける。ここで本発明で
はポリエステルとポリアミドの組み合わせについ
て好ましくは適応できるものであつて、この場合
一方成分をポリエステル、他方成分をポリアミド
とすることも、この逆の組み合わせとすることも
可能であり、ポリエステルとしてはポリエチレン
テレフタレート、ポリアミドとしてはナイロン−
6が最も好ましく用いることができる。ポリエス
テルとポリアミドの組み合わせにおいては相互親
和性が乏し過ぎて分割型複合糸を分割する以前、
例えば延伸、製織、製編などの工程で糸切れなど
のトラブルが生じることがあるが、このような場
合にはポリアミドに対するポリエステルの親和性
を若干向上させる目的で、イオン性官能基を有す
る化合物をポリエステルに共重合したポリエステ
ル共重合体を用いることが好ましい。このような
例として、例えば、5−ソジユームスルホイソフ
タレート(0.5〜3モル%)/ポリエチレンテレ
フタレート(99.5〜97%)共重合ポリマとナイロ
ン−6の組み合わせがある。ポリエステルとポリ
アミドとの組み合わせの場合、アルカリ溶剤を使
用してポリエステルを溶解させてもよいし、また
酸溶剤を使用してポリアミドを溶解させてもよい
わけであるが、処理工程の容易なアルカリ溶液処
理が好ましい。
アルカリ水溶液処理は分割型複合糸を直接処理
することも可能であるが、分割型複合糸を編織物
として後処理する方が処理効率が大きく好まし
い。アルカリ水溶液処理としては、アルカリ金属
の水酸化物の加熱水溶液にてバツチ式、ジツカ
ー、ウインス、ビーム、吊り槽などの処方により
糸、あるいは編織物を処理するもので、公知のい
かなる方法を用いても良い。ポリエステル成分の
溶解速度を速くするために、アルカリ水溶液にフ
エノール系物質、アミン系物質、第4級アンモニ
ウム塩、高沸点の多価アルコールなどを添加して
用いることもできる。アルカリ金属の水酸化物の
なかでもコストが安く、溶解する能力が大きい点
で水酸化ナトリウムを使用することが好ましく、
この場合水酸化ナトリウム水溶液の濃度を1〜
20wt%、温度70〜130℃として用いることが好ま
しい。またアルカリ水溶液処理時間は複合糸断面
形状、アルカリ水溶液濃度、温度などで変化する
が、おおよそ10〜150分程度であり、糸又は編織
物を処理しながら適宜溶解状態を確認することも
できる。量的に処理する場合はあらかじめ先行テ
ストにより溶出状態を確認し決定することが好ま
しい。
することも可能であるが、分割型複合糸を編織物
として後処理する方が処理効率が大きく好まし
い。アルカリ水溶液処理としては、アルカリ金属
の水酸化物の加熱水溶液にてバツチ式、ジツカ
ー、ウインス、ビーム、吊り槽などの処方により
糸、あるいは編織物を処理するもので、公知のい
かなる方法を用いても良い。ポリエステル成分の
溶解速度を速くするために、アルカリ水溶液にフ
エノール系物質、アミン系物質、第4級アンモニ
ウム塩、高沸点の多価アルコールなどを添加して
用いることもできる。アルカリ金属の水酸化物の
なかでもコストが安く、溶解する能力が大きい点
で水酸化ナトリウムを使用することが好ましく、
この場合水酸化ナトリウム水溶液の濃度を1〜
20wt%、温度70〜130℃として用いることが好ま
しい。またアルカリ水溶液処理時間は複合糸断面
形状、アルカリ水溶液濃度、温度などで変化する
が、おおよそ10〜150分程度であり、糸又は編織
物を処理しながら適宜溶解状態を確認することも
できる。量的に処理する場合はあらかじめ先行テ
ストにより溶出状態を確認し決定することが好ま
しい。
分割型複合糸における一方成分と他方成分の複
合比率は目的とする混繊糸における両成分のバラ
ンスを決定する因子となるもので、一方成分:他
方成分の重量比は10:90〜90:10とすることが好
ましく、25:75〜75:25が更に好ましい。
合比率は目的とする混繊糸における両成分のバラ
ンスを決定する因子となるもので、一方成分:他
方成分の重量比は10:90〜90:10とすることが好
ましく、25:75〜75:25が更に好ましい。
以下、本発明のポリマ混繊糸の製造方法の例を
図面に沿つて説明する。第3図は本発明を実施す
るのに好適な分割型複合糸の例であり、一方成分
2により他方成分1は4つに分割されている。一
方成分2の形状は中心部から4つの放射状突起が
出た形状であり、放射状突起と中心部との接続部
分が細くなつてくびれた部分となつている。第3
図の分割型複合糸において一方成分2は他方成分
1よりも溶剤に対する溶解性が大きいポリマであ
り、溶剤で処理することにより一方成分の一部が
溶解し、第4図のようなポリマ混繊糸が得られ
る。第3図の分割型複合糸で他方成分1であつた
構成単位の形状はほとんど変化しないかまつたく
変化することなく第4図のポリマ混繊糸の3とし
て残る。一方、第3図の分割型複合糸で一方成分
2であつた構成単位のものは放射状突起のくびれ
た部分が溶解し、第4図のポリマ混繊糸において
は4で示すように5つに分割されて存在してい
る。従来の分割型複合糸を分割しポリマ混繊糸と
する方法では第3図のごとくの分割型複合糸を分
割しても最大5つの構成単位にしか分割できなか
つたものを、本発明では9つに分割し得ることを
示すものである。
図面に沿つて説明する。第3図は本発明を実施す
るのに好適な分割型複合糸の例であり、一方成分
2により他方成分1は4つに分割されている。一
方成分2の形状は中心部から4つの放射状突起が
出た形状であり、放射状突起と中心部との接続部
分が細くなつてくびれた部分となつている。第3
図の分割型複合糸において一方成分2は他方成分
1よりも溶剤に対する溶解性が大きいポリマであ
り、溶剤で処理することにより一方成分の一部が
溶解し、第4図のようなポリマ混繊糸が得られ
る。第3図の分割型複合糸で他方成分1であつた
構成単位の形状はほとんど変化しないかまつたく
変化することなく第4図のポリマ混繊糸の3とし
て残る。一方、第3図の分割型複合糸で一方成分
2であつた構成単位のものは放射状突起のくびれ
た部分が溶解し、第4図のポリマ混繊糸において
は4で示すように5つに分割されて存在してい
る。従来の分割型複合糸を分割しポリマ混繊糸と
する方法では第3図のごとくの分割型複合糸を分
割しても最大5つの構成単位にしか分割できなか
つたものを、本発明では9つに分割し得ることを
示すものである。
第5図は本発明を実施するのに好適な分割型複
合糸の例であり、一方成分6により他方成分5は
2つに分割されている。他方成分5に接触して一
方成分6と同一ポリマから成る構成単位7が存在
している。他方成分5は中心部分でくびれた形状
となつている。第5図の分割型複合糸においては
第3図のものとは逆に他方成分5が一方成分6,
7よりも溶剤に対する溶解性が大きいポリマであ
り、溶剤で処理することにより第6図のようなポ
リマ混繊糸が得られる。分割型複合糸で一方成分
6,7であつた構成単位の形状はほとんど変化し
ないかまつたく変化することなくポリマ混繊糸に
おいて9,10のごとく存在し、一方分割型複合
糸で他方成分5であつた構成単位の形状は中心部
分でくびれた部分が溶解し、ポリマ混繊糸におい
ては8のように2つに分割されて存在している。
従来の分割型複合糸を分割し混繊糸とする方法で
は第5図のような分割型複合糸を分割しても最大
5つの構成単位にしか分割できなかつたものを、
本発明では7つに分割し得ることを示すものであ
る。
合糸の例であり、一方成分6により他方成分5は
2つに分割されている。他方成分5に接触して一
方成分6と同一ポリマから成る構成単位7が存在
している。他方成分5は中心部分でくびれた形状
となつている。第5図の分割型複合糸においては
第3図のものとは逆に他方成分5が一方成分6,
7よりも溶剤に対する溶解性が大きいポリマであ
り、溶剤で処理することにより第6図のようなポ
リマ混繊糸が得られる。分割型複合糸で一方成分
6,7であつた構成単位の形状はほとんど変化し
ないかまつたく変化することなくポリマ混繊糸に
おいて9,10のごとく存在し、一方分割型複合
糸で他方成分5であつた構成単位の形状は中心部
分でくびれた部分が溶解し、ポリマ混繊糸におい
ては8のように2つに分割されて存在している。
従来の分割型複合糸を分割し混繊糸とする方法で
は第5図のような分割型複合糸を分割しても最大
5つの構成単位にしか分割できなかつたものを、
本発明では7つに分割し得ることを示すものであ
る。
第7図は本発明を実施するのに好適な分割型複
合糸の他の例であり、複合糸断面形状が非円型の
ものである。第7図の場合、第5図と同様、他方
成分11が溶剤に対する溶解性の大きなポリマで
ある。したがつて、溶剤処理をすることによつて
第7図に示す分割型複合糸は第8図に示すような
9つの構成単位からなるポリマ混繊糸になる。
合糸の他の例であり、複合糸断面形状が非円型の
ものである。第7図の場合、第5図と同様、他方
成分11が溶剤に対する溶解性の大きなポリマで
ある。したがつて、溶剤処理をすることによつて
第7図に示す分割型複合糸は第8図に示すような
9つの構成単位からなるポリマ混繊糸になる。
次に本発明のポリマ混繊糸を製造するのに好適
な分割型複合糸を製造するための口金装置につい
て説明する。
な分割型複合糸を製造するための口金装置につい
て説明する。
第9図は口金組立図であり、上板21、下板2
2より成る。図中23は一方成分導入孔でここよ
り流入した一方成分Aは液留24及び台状突起2
6に設けた溝25より流入する他方成分Bを所望
の数、形状に分割する。第10図a,b,cは上
板21の下部の吐出孔の例を示したものである。
他方成分の台状突起上の溝25は第11図a,b
に示したような同心円状平坦部に所望の数だけ設
けたものを用いるのが良い。複合流は下板22に
設けられた吐出孔27より吐出されるもので吐出
孔27の形状で分割型複合糸の断面外周形状がほ
ぼ決まる。吐出孔27の形状は任意であり、例え
ば第11図aでは円形、第11図bでは先端巾の
広い十字型となつている。第3図のごとき分割型
複合糸であれば第10図a、第11図aの組み合
わせで、第5図のごとき分割型複合糸であれば第
10図b、第11図aの組み合わせで、第7図の
ごとき分割型複合糸であれば第10図c、第11
図bの組み合わせで得ることができる。
2より成る。図中23は一方成分導入孔でここよ
り流入した一方成分Aは液留24及び台状突起2
6に設けた溝25より流入する他方成分Bを所望
の数、形状に分割する。第10図a,b,cは上
板21の下部の吐出孔の例を示したものである。
他方成分の台状突起上の溝25は第11図a,b
に示したような同心円状平坦部に所望の数だけ設
けたものを用いるのが良い。複合流は下板22に
設けられた吐出孔27より吐出されるもので吐出
孔27の形状で分割型複合糸の断面外周形状がほ
ぼ決まる。吐出孔27の形状は任意であり、例え
ば第11図aでは円形、第11図bでは先端巾の
広い十字型となつている。第3図のごとき分割型
複合糸であれば第10図a、第11図aの組み合
わせで、第5図のごとき分割型複合糸であれば第
10図b、第11図aの組み合わせで、第7図の
ごとき分割型複合糸であれば第10図c、第11
図bの組み合わせで得ることができる。
以上説明したように、本発明においては簡単な
複合紡糸装置によりポリマ混繊糸に適した分割型
複合糸を得ることが可能で、かつ溶剤による処理
により溶解性の大きな方の分割型複合糸における
構成単位を溶解しつつ分割することが可能であ
り、従来の分割型複合糸から混繊糸とする方法に
おいては分割型複合糸における構成単位の数以上
とすることができなかつたものを、本発明では分
割型複合糸における構成単位の数以上に増加させ
てポリマ混繊糸とすることが可能であり、一本の
分割型複合糸から多数の構成単位の数を有するポ
リマ混繊糸とすることができる。したがつて、極
細糸から成るスウエード調織編物あるいは優雅な
光沢と柔軟な風合をもつた絹様織編物を製造する
際に適応できる他、製織工程における取り扱い易
さを利用して加撚、糊付などこれらに類する収束
処理を行なうことなく経糸用として使用する際に
適応できる。
複合紡糸装置によりポリマ混繊糸に適した分割型
複合糸を得ることが可能で、かつ溶剤による処理
により溶解性の大きな方の分割型複合糸における
構成単位を溶解しつつ分割することが可能であ
り、従来の分割型複合糸から混繊糸とする方法に
おいては分割型複合糸における構成単位の数以上
とすることができなかつたものを、本発明では分
割型複合糸における構成単位の数以上に増加させ
てポリマ混繊糸とすることが可能であり、一本の
分割型複合糸から多数の構成単位の数を有するポ
リマ混繊糸とすることができる。したがつて、極
細糸から成るスウエード調織編物あるいは優雅な
光沢と柔軟な風合をもつた絹様織編物を製造する
際に適応できる他、製織工程における取り扱い易
さを利用して加撚、糊付などこれらに類する収束
処理を行なうことなく経糸用として使用する際に
適応できる。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
る。
実施例 1
25℃のオルソクロロフエノール中での極限粘度
が0.65のポリエチレンテレフタレートを一方成分
とし、98%硫酸中25℃の相対粘度が2.4のナイロ
ン−6を他方成分として第9図、第10図a、第
11図aに示す口金装置を用いて複合紡糸して第
3図のごとき分割型複合糸を得た。この際、一方
成分と他方成分の複合比率は重量比で1:1と
し、紡糸温度は285℃、紡糸速度は1100m/minと
した。次いで延伸速度400m/min、熱ピン温度
100℃、延伸倍率3.2倍で通常の延伸糸を得た。延
伸糸は72D−12Fであつた。この延伸糸を経糸、
緯糸に用いて平織物を製織した。この平織物をカ
セイソーダ濃度30g/、温度98℃のアルカリ水
溶液中に浸漬し100分間処理した。得られた織物
は極めて柔軟性に富み風合の優れたものであつ
た。織物を構成している糸は65D−108Fとなつて
おり、断面形状が第4,6図に示すごときポリマ
混繊糸となつており、ナイロン−6から成る構成
単位の繊度は0.75dであり、ポリエチレンテレフ
タレートから成る構成単位の繊度は0.4〜0.6dの
範囲にあつた。
が0.65のポリエチレンテレフタレートを一方成分
とし、98%硫酸中25℃の相対粘度が2.4のナイロ
ン−6を他方成分として第9図、第10図a、第
11図aに示す口金装置を用いて複合紡糸して第
3図のごとき分割型複合糸を得た。この際、一方
成分と他方成分の複合比率は重量比で1:1と
し、紡糸温度は285℃、紡糸速度は1100m/minと
した。次いで延伸速度400m/min、熱ピン温度
100℃、延伸倍率3.2倍で通常の延伸糸を得た。延
伸糸は72D−12Fであつた。この延伸糸を経糸、
緯糸に用いて平織物を製織した。この平織物をカ
セイソーダ濃度30g/、温度98℃のアルカリ水
溶液中に浸漬し100分間処理した。得られた織物
は極めて柔軟性に富み風合の優れたものであつ
た。織物を構成している糸は65D−108Fとなつて
おり、断面形状が第4,6図に示すごときポリマ
混繊糸となつており、ナイロン−6から成る構成
単位の繊度は0.75dであり、ポリエチレンテレフ
タレートから成る構成単位の繊度は0.4〜0.6dの
範囲にあつた。
第1図、第2図は従来の分割型複合糸から混繊
糸を製造する際に用いられる分割型複合糸の例を
示すものであり、第3図、第5図、第7図は本発
明における分割型複合糸からポリマ混繊糸を製造
する際に用いることのできる分割型複合糸の例で
あり、第4図、第6図、第8図はそれぞれ第3
図、第5図、第7図の分割型複合糸を本発明の製
造方法を適用した際に得られる混繊糸を示すもの
であり、第9図は本発明のポリマ混繊糸を製造す
るために好ましく使用される紡糸口金、第10図
は第9図の上板の吐出孔部、第11図は第9図の
他方成分の流入口部分を示すものである。 1,3,5,8,11,13,A……他方成
分、2,4,6,7,9,10,12,14,B
……一方成分、21……上板、22……下板、2
3……一方成分導入口、24……液溜、25……
溝、26……台状突起、27……吐出孔。
糸を製造する際に用いられる分割型複合糸の例を
示すものであり、第3図、第5図、第7図は本発
明における分割型複合糸からポリマ混繊糸を製造
する際に用いることのできる分割型複合糸の例で
あり、第4図、第6図、第8図はそれぞれ第3
図、第5図、第7図の分割型複合糸を本発明の製
造方法を適用した際に得られる混繊糸を示すもの
であり、第9図は本発明のポリマ混繊糸を製造す
るために好ましく使用される紡糸口金、第10図
は第9図の上板の吐出孔部、第11図は第9図の
他方成分の流入口部分を示すものである。 1,3,5,8,11,13,A……他方成
分、2,4,6,7,9,10,12,14,B
……一方成分、21……上板、22……下板、2
3……一方成分導入口、24……液溜、25……
溝、26……台状突起、27……吐出孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ある溶剤に対して溶解性の異なる2種のポリ
マからなり、かつ糸横断面において、一方成分に
よつて他方成分が複数個に分割された分割型複合
糸から該2種のポリマで構成される混繊糸を製造
する方法において、該溶剤に対して溶解性の大き
い方のポリマの構成単位にくびれた部分を設け該
溶剤で分割すると共に該くびれた部分を溶解除去
することにより、分割型複合糸を構成していた構
成単位の数を増加させることを特徴とするポリマ
混繊糸の製造方法。 2 一方成分がポリエステルポリマであり、他方
成分がポリアミドポリマである特許請求の範囲第
1項記載のポリマ混繊糸の製造方法。 3 一方成分がポリアミドポリマであり、他方成
分がポリエステルポリマである特許請求の範囲第
1項記載のポリマ混繊糸の製造方法。 4 溶剤がアルカリ水溶液である特許請求の範囲
第1、2又は3項記載のポリマ混繊糸の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16430878A JPS5593818A (en) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | Production of mixed yarn |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16430878A JPS5593818A (en) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | Production of mixed yarn |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5593818A JPS5593818A (en) | 1980-07-16 |
| JPS6157409B2 true JPS6157409B2 (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=15790653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16430878A Granted JPS5593818A (en) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | Production of mixed yarn |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5593818A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55158380A (en) * | 1979-05-21 | 1980-12-09 | Teijin Ltd | Production of suede like raised fabric |
| JPS6241316A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-23 | Kuraray Co Ltd | 潜在剥離性繊維およびそれからなる極細繊維シ−トの製造法 |
| JPH02160964A (ja) * | 1989-09-26 | 1990-06-20 | Kuraray Co Ltd | 極細繊維シートの製造法 |
| KR920005730B1 (ko) * | 1990-03-30 | 1992-07-16 | 동양나이론주식회사 | 분할형 복합사 |
-
1978
- 1978-12-29 JP JP16430878A patent/JPS5593818A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5593818A (en) | 1980-07-16 |
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