JPS6210189B2 - - Google Patents

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JPS6210189B2
JPS6210189B2 JP14153081A JP14153081A JPS6210189B2 JP S6210189 B2 JPS6210189 B2 JP S6210189B2 JP 14153081 A JP14153081 A JP 14153081A JP 14153081 A JP14153081 A JP 14153081A JP S6210189 B2 JPS6210189 B2 JP S6210189B2
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JP
Japan
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water
acid
sizing agent
polyester resin
mol
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Application number
JP14153081A
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JPS5842451A (ja
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Yoshiichi Kodera
Koji Takeuchi
Hideo Myake
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Publication of JPS5842451A publication Critical patent/JPS5842451A/ja
Publication of JPS6210189B2 publication Critical patent/JPS6210189B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニユーム基材上に水性サイジン
グ剤を塗布した積層体に関する。さらに詳しくは
アルミニユーム基材および上塗り剤との密着性に
優れ、かつ加工性に優れた水性サイジング剤を用
いた積層体に関する。 従来からアルミニユーム板あるいはシートは軽
量であること、優れた加工性、表面の美しさ等の
優れた性能を生かし、銘板、化粧板等の各種用途
に用いられている。これらの用途では通常、表面
の傷付き防止、インキや塗料の密着性向上等を目
的とし、アルミニユーム表面にサイジング加工が
施される。現在広く用いられているサイジング剤
としてはポリウレタン、エポキシメラミン、ビニ
ル系、各種アルキド例えば、短油、中油および長
油アルキド等の樹脂をベースにしたものをあげる
ことができ、目的に応じて使い分けられている。 一方、これらのサイジング加工が施されたアル
ミニユーム板またはシート類はインキ、塗料等の
上塗り工程の前後で切断または折曲げ加工がなさ
れるが、これらの加工性は劣り、加工部に亀裂、
浮き等の欠陥が生じ易い。また紫外線硬化あるい
は電子線硬化インキおよび塗料との密着性は非常
に劣つたものである。 さらに近年、省資源、省エネルギー、無公害等
に対する社会的な要望は強いものがあり、特に水
性樹脂に対する期待感は大きいものがある。しか
し、アクリル系、酢ビ系等の熱可塑性水性樹脂は
密着性および耐水性が劣る。耐水性を向上させる
手段として、架橋させることが考えられるが、こ
の場合極端に密着性が低下し好ましくない。すな
わち加工性、密着性および耐水性共に優れ実用に
供し得る水性樹脂がないのが実情である。それ
故、切断あるいは折曲げ等の加工性、密着性およ
び耐水性に優れた水性サイジング剤の開発が望ま
れている。 そこで本発明者等は加工性、密着性、耐水性に
優れた水性サイジング剤について研究してきた結
果、ようやく本発明に到達した。 すなわち本発明はアルミニユーム基材、該基材
上に下記水性サイジング剤を塗布、乾燥した皮膜
および該皮膜上に設けた上塗り層からなる積層体
である。 水性サイジング剤: (A)ポリカルボン酸成分のうち、0.5〜10モル%
がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸である融
点70〜200℃を有する結晶性ポリエステル樹脂お
よび/または(B)ポリカルボン酸成分のうち、0.5
〜10モル%がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン
酸である軟化点40〜200℃を有する非晶性ポリエ
ステル樹脂と(C)沸点が60〜200℃の水溶性有機溶
剤および(D)水を含有し、かつ(A)、(B)、(C)および(D)
が次式(1)、(2)および(3)の配合比を満足する。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比) 本発明では上記水性サイジング剤を使用するこ
とにより、密着性、加工性、耐水性が優れた積層
体が得られる。 本発明に用いるアルミニユーム基材としては未
処理アルミニユームのほかに、ヘアライン加工、
サンドブラスト処理、アルマイト処理、化学研磨
等の各種処理を施したアルミニユーム等が挙げら
れる。アルミニユーム基材に形状は一般に平板で
あるが、特に限定されない。 また本発明に用いる上塗り剤としては、溶剤
型、水性型、光硬化型のオフセツトインキ、グラ
ビアインキ、スクリーンインキ等のインキがあ
る。また印刷面保護の観点より溶剤型トツプコー
ト剤(アクリル系等)が用いられることがある。 本発明に用いる水性サイジング剤は(A)スルホン
酸金属塩基含有結晶性ポリエステル樹脂と(B)スル
ホン酸金属塩基含有非晶性ポリエステル樹脂と(C)
沸点が60〜200℃の水溶性有機化合物と(D)水とを
特定の割合にて配合することにより得られる疎水
性樹脂の安定な水性サイジング剤である。このよ
うにして得られる水性サイジング剤から、加工
性、密着性および耐水性に優れた塗膜が得られ
る。 次に本発明に用いる水性サイジング剤について
詳述する。 本発明の結晶性または非晶性ポリエステル樹脂
はスルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸が
ポリカルボン酸成分のうち0.5〜10モル%であ
る。具体的にはポリカルボン酸成分がスルホン酸
金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸40〜
99.5モル%、脂肪族または脂環族ジカルボン酸
59.5〜0モル%およびスルホン酸金属塩基含有芳
香族ジカルボン酸0.5〜10モル%からなり、ポリ
オール成分が炭素数2〜8の脂肪族グリコールま
たは/および炭素数6〜12の脂環族グリコールか
らなる分子量2500〜30000のポリエステル樹脂で
あることが好ましい。 スルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカル
ボン酸としては例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボ
ン酸等を挙げることができる。これらのスルホン
酸金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸はポ
リカルボン酸成分の40〜99.5モル%であることが
好ましい。40モル%未満の場合にはポリエステル
樹脂の機械的強度および耐水性が劣り、好ましく
ない。99.5モル%を越えるとポリエステル樹脂が
系に分散しなくなる。 脂肪族または脂環族ジカルボン酸としては例え
ばコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸、テトラハ
イドロフタル酸、ヘキサハイドロフタル酸、ヘキ
サハイドロイソフタル酸、ヘキサハイドロテレフ
タル酸等を挙げることができる。脂肪族または脂
環族ジカルボン酸はポリカルボン酸成分の59.5〜
0モル%であることが好ましい。59.5モル%を越
えると、耐水性、塗膜強度が低下し、粘着性が表
われる。さらにP―ヒドロキシ安息香酸、P―
(2―ヒドロキシエトキシ)安息香酸あるいはヒ
ドロキシピバリン酸、γ―ブチロラクトン、ε―
カプロラクトン等を必要により使用することがで
きる。また必要により、トリメリツト酸、ピロメ
リツト酸等の3官能以上のポリカルボン酸を全ポ
リカルボン酸成分に対して10モル%以下であれば
使用することができる。 炭素数2〜8の脂肪族グリコールとしてはエチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,3
―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,5―ペンタンジオ
ール、ジエチレングリコール、1,6―ヘキサン
ジオール等を挙げることができる。炭素数6〜12
の脂環族グリコールとしては1,4―シクロヘキ
サンジメタノール等を挙げることができる。炭素
数2〜8の脂肪族グリコールまたは/および炭素
数6〜12の脂環族グリコールは全ポリオール成分
に対して90〜100モル%である。また必要により
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の3官
能以上のポリオールが全ポリオール成分に対して
10モル%以下であつてもよい。さらに分子量500
〜5000のポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコールは必要により全ポリオール成
分に対して40重量%以下であれば使用してもよ
く、また分子量150〜10000のポリエチレングリコ
ールも全ポリオール成分に対して20重量%以下、
望ましくは10重量%以下であれば使用することが
できる。 スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸と
してはスルホテレフタル酸、5―スルホイソフタ
ル酸、4―スルホフタル酸、4―スルホナフタレ
ン―2,7―ジカルボン酸、5〔4―スルホフエ
ノキシ〕イソフタル酸等の金属塩をあげることが
できる。金属塩としてはLi、Na、K、Mg、Ca、
Cu、Fe等の塩が挙げられる。特に好ましいもの
としては5―ナトリウムスルホイソフタル酸、5
―カリウムスルホイソフタル酸である。スルホン
酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸は全ポリカル
ボン酸成分に対して0.5〜10モル%であり、好ま
しくは全ポリカルボン酸成分に対して1〜7モル
%の範囲である。スルホン酸金属塩基含有芳香族
ジカルボン酸を全く使用しない場合はポリエステ
ル樹脂の水に対する分散性は非常に悪い。該金属
塩基含有芳香族ジカルボン酸の量が増加するに従
つて良好な分散性を示すようになる。しかしなが
ら10モル%を越えると得られたポリエステル樹脂
の水に対する分散性自体は良好であるが、これを
塗布し乾燥した後に得られる皮膜の耐水性は非常
に劣つたものとなるだけでなく、密着性も劣つた
ものとなる。 本発明の結晶性ポリエステル樹脂は、融点70〜
200℃、特に好ましくは90〜180℃である。結晶性
ポリエステル樹脂の融点が70℃未満の場合、得ら
れた皮膜の耐水性は不充分なものとなる。一方、
融点が200℃を越えると水に対する分散性が不良
となる。 本発明における結晶性ポリエステル樹脂は
50cal以上、望ましくは100〜1500calの結晶融解
熱を有することが必要であり、結晶融解熱が
50cal未満の場合には、耐水性、とりわけ耐温水
性が劣つたものとなる。 本発明の非晶性ポリエステル樹脂は、軟化点40
〜200℃、望ましくは60〜180℃である。非晶性ポ
リエステル樹脂の軟化点が40℃未満の場合、得ら
れた皮膜は耐水性の劣つたものとなり、粘着性を
帯びるようになる。一方、軟化点が200℃を越え
ると水に対する分散性が不良となる。 本発明の結晶性または非晶性ポリエステル樹脂
の分子量は2500〜30000、望ましくは3000〜20000
である。ポリエステル樹脂の分子量が2500未満の
場合、耐水性が不充分であるだけではなく密着性
および加工性にも劣る。一方、分子量が30000を
越えると水に対する分散性が不良なものとなる。 本発明に用いられる水溶性有機化合物は20℃で
1の水に対する溶解度が20g以上の有機化合物
であり、具体的には脂肪族および脂環族のアルコ
ール、エーテル、エステル、およびケトン化合物
等が挙げられる。具体的には例えばメタノール、
エタノール、n―プロパノール、iso―プロパノ
ール、n―ブタノール、iso―ブタノール、sec―
ブタノール、tert―ブタノール等の一価アルコー
ル類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル等のグリコール類、メチルセロソルブ、エチル
セロソルブ、イソプロピルセロソルブ、tert―ブ
チルセロソルブ、n―ブチルセロソルブ、3―メ
チル―3―メトキシブタノール、n―ブチルセロ
ソルブアセテート等のグリコール誘導体、ジオキ
サン、テトラハイドロフラン等のエーテル類、酢
酸エチル等のエステル類、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン、シクロオクタノン、シクロデ
カノン、イソホロン等のケトン類などである。特
に好ましいのはn―ブチルセロソルブ、tert―ブ
チルセロソルブ、イソプロピルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ、イソプロパノール等である。これ
らの水溶性有機化合物は単独または2種以上を併
用することができる。これらの水溶性有機化合物
の沸点は60〜200℃の範囲にあることが必要であ
る。沸点が60℃に達しない場合はポリエステル樹
脂をこの有機化合物に混合または溶解させるに十
分な温度を保つことが困難である。さらに沸点が
200℃を越えると得られた水性サイジング剤を塗
布した後、速い乾燥性が得られない。 本発明における水性サイジング剤は(A)結晶性ポ
リエステル樹脂と(B)非晶性ポリエステル樹脂と(C)
水溶性有機化合物とを50〜200℃であらかじめ混
合し、これに(D)水を加えるかあるいは(A)と(B)と(C)
の混合物を水に加え40〜120℃で撹拌することに
より製造される。あるいは(D)水と(C)水溶性有機化
合物との混合溶液中へ(A)と(B)のポリエステル樹脂
を添加し、40〜100℃で撹拌して分散させる方法
によつても製造される。 いずれの方法においても(A)結晶性ポリエステル
樹脂、(B)非晶性ポリエステル樹脂、(C)水溶性高分
子化合物および(D)水の配合比は水性サイジング剤
の性能を保持する上で重要な要素であり、式(1)、
(2)、および(3)の配合比を満すことが必要である。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1.0〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比) 水系分散体に含まれるポリエステル樹脂は(A)結
晶性ポリエステル樹脂と(B)非晶性ポリエステル樹
脂の両者が含まれることができ、各々単独であつ
てもよい。 水性サイジング剤に含まれる(A)結晶性ポリエス
テル樹脂および/または(B)非晶性ポリエステル樹
脂の配合比が1.0重量%に達しない場合、または
70重量%を越える場合は水性サイジング剤の粘度
が低くまたは高くなり過ぎ好ましくない。水性サ
イジング剤に含まれる(C)水溶性有機化合物の配合
比が40重量%を越えると乾燥性が低下し好ましく
ない。特に好ましくは(C)水溶性有機化合物の配合
比は80重量%以下である。 本発明の水性サイジング剤はそのままでも使用
されるが、さらに架橋剤であるアミノ樹脂、エポ
キシ化合物およびイソシアネート化合物の群より
選ばれた1種以上の化合物を配合して使用するこ
とができる。 アミノ樹脂としては例えば、尿素、メラミン、
ベンゾグアナミン等のホルムアルデヒド付加物、
さらに炭素数が1〜6のアルコールによるアルキ
ル化をあげることができる。また必要によりホル
マリンの併用により好ましい効果をあげることも
できる。 エポキシ化合物としてはビスフエノールAのジ
グリシジルエーテルおよびそのオリゴマー、水素
化ビスフエノールAのジグリシジルエーテルおよ
びそのオリゴマー、オルソフタル酸ジグリシジル
エステル、イソフタル酸ジグリシジルエステル、
テレフタル酸ジグリシジルエステル、p―オキシ
安息香酸グリシジルエステルエーテル、テトラハ
イドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサハ
イドロフタル酸ジグリシジルエステル、コハク酸
ジグリシジルエステル、アジピン酸ジグリシジル
エステル、セバシン酸ジグリシジルエステル、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
レングリコールジグリシジルエーテル、1,4―
ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6―
ヘキサンジオールジグリシジルエーテルおよびポ
リアルキレングリコールジグリシジルエーテル
類、トリメリツト酸トリグリシジルエステル、ト
リグリシジルイソシアヌレート、1,4―ジグリ
シジルオキシベンゼン、ジグリシジルジメチルヒ
ダントイン、ジグリシジルエチレン尿素、ジグリ
シジルプロピレン尿素、グリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールエタンポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリ
シジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリ
シジルエーテル、グリセロールアルキレンオキサ
イド付加物のポリグリシジルエーテル等を挙げる
ことができる。 さらに、イソシアネート化合物としては芳香
族、脂肪族、芳香脂肪族のジイソシアネート、3
価以上のポリイソシアネートがあり、低分子化合
物、高分子化合物のいずれでもよい。たとえば、
テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、トルエンジイソシアネー
ト、ジフエニルメタンジイソシアネート、水素化
ジフエニルメタンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートの3量体などのイソシアネー
ト化合物、あるいはこれらのイソシアネート化合
物の過剰量と、たとえばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、トリメチロールプロパン、
グリセリン、ソルビトール、エチレンジアミン、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン等の低分子活性水素化合物又
は各種ポリエーテルポリオール類、ポリエステル
ポリオール類、ポリアミド類等の高分子活性水素
化合物などとを反応させて得られる末端イソシア
ネート基含有化合物等が挙げられる。 イソシアネート化合物としてはブロツク化イソ
シアネートであつてもよい。イソシアネートブロ
ツク化剤としては、たとえば、フエノール、チオ
フエノール、メチルチオフエノール、エチルフエ
ノール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノ
ール、ニトロフエノール、クロロフエノール等の
フエノール類、アセトキシム、メチルエチルケト
ンオキシム、シクロヘキサノンオキシム等のオキ
シム類、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類、エチレンクロ
ルヒドリン、1,3―ジクロロ―2―プロパノー
ル等のハロゲン置換アルコール類、t―ブタノー
ル、t―ペンタノール、t―ブタンチオール等の
第3級アルコール類、ε―カプロラクタム、δ―
バレロラクタム、τ―プチロラクタム、β―プロ
ピルラクタム等のラクタム類が挙げられ、その他
にも芳香族アミン類、イミド類、アセチルアセト
ン、アセト酢酸エステル、マロン酸エチルエステ
ル等の活性メチレン化合物、メルカプタン類、イ
ミン類、尿素類、ジアリール化合物類重亜硫酸ソ
ーダなども挙げられる。ブロツク化イソシアネー
トは上記イソシアネート化合物とイソシアネート
ブロツク化剤とを従来公知の適宜の方法により付
加反応させて得られる。 これらの架橋剤には硬化剤、あるいは促進剤を
併用することもできる。架橋剤の配合方法として
は(A)結晶性ポリエステル樹脂または(B)非晶性ポリ
エステル樹脂に混合する方法、直接水性サイジン
グ剤に配合する方法、さらにあらかじめ(C)水溶性
有機化合物または(D)水との混合物に溶解または分
散させる方法等があり、架橋剤の種類により任意
に選択することができる。 本発明の水性サイジング剤は従来にない優れた
加工性、密着性および耐水性を発揮するものであ
る。本発明の水性サイジング剤には願料、染料、
各種添加剤などを配合することができる。 本発明の積層体は通常、アルミニユーム基材上
に前記水性サイジング剤を塗布、乾燥して皮膜を
得た後、上塗り剤を該皮膜上に塗布、乾燥して得
られる。水性サイジング剤層と上塗り剤層を同時
に設けてもよい。 水性サイジング剤および上塗り剤の塗布方法は
通常はロールコーターを用いる。スクリーン印刷
法によつて塗布してもよい。 また、水性サイジング剤および上塗り剤の乾燥
方法としては風乾又は強制乾燥(例えば70℃で10
分間、100℃で2分間、150℃で1分間など、焼付
タイプの場合には100〜200℃で5〜30分など。)
などがある。 さらにアルミニユーム基材にサイジング剤を塗
布してから、折曲げ等の加工を施してもよいし、
上塗り層を設けてから加工処理してもよい。 本発明の積層体は上記水性サイジング剤を用い
ることにより、基材との密着性、加工性および耐
水性が優れ、種々の用途に用いられる。 以下に実施例によつて本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。 実施例中、単に部とあるのは重量部を示す。 種々の特性の評価は下記の方法に従つた。 (1) 分子量 分子量測定装置(日立製作所115形)を使用
し測定した。 (2) 結晶融点および結晶融解熱 示差走査型熱量計(島津製作所製)により昇
温速度10℃/分にて測定した。 (3) 軟化点 全自動融点測定装置(METTLER社製、
MODEL FP−1)を使用し測定した。 (4) 水系分散体の粒子径 グラインドメーターおよび光学顕微鏡により
測定した。 (5) 密着性 ASTM−3359に準拠した。 (6) 耐水性 JIS 5400に準拠した。 (7) 皮膜の硬度 JIS K 5400に準拠した。 (8) 塗装アルミニユーム板を180゜折曲げる際に
未処理のアルミニユーム板を挿入した後、加工
し、加工部に浮きあるいは亀裂が発生したとき
の未処理アルミニユーム板の枚数により加工性
を評価した。 例:5Tとは未処理のアルミニユーム板を5枚挿
入した場合加工部に亀裂、浮きの発生がなく、
4枚挿入した場合亀裂あるいは浮きが発生す
る。0Tとは未処理のアルミニユーム板を挿入
せずに加工しても亀裂あるいは浮きが発生しな
い。 製造例 1 ジメチルテレフタレート475部、ジメチルイソ
フタレート466部、5―ナトリウムスルホイソフ
タル酸ジメチル45部、エチレングリコール443
部、ネオペンチルグリコール400部、酢酸亜鉛
0.44部、酢酸ナトリウム0.05部および三酸化アン
チモン0.43部を反応容器に仕込み、140℃〜220℃
で4時間かけてエステル交換反応を行つた。次い
で260℃まで昇温しつつ反応系内を徐々に減圧し
ていき1時間後に5mmHgとした。そして最後に
260℃、0.1〜0.3mmHgの減圧下で1時間重縮合反
応を行ない、分子量7000、軟化点152℃の非晶性
ポリエステル樹脂(A−3)を得た。 NMR等の組成分析の結果、ポリエステル樹脂
(A−3)の組成は、テレフタル酸49モル%、イ
ソフタル酸48モル%、5―ナトリウムスルホイソ
フタル酸3モル%、エチレングリコール52モル
%、ネオペンチルグリコール48モル%であつた。
またポリエステル樹脂を示差走査型熱量計により
結晶融解熱を測定したが何等吸熱ピークは認めら
れなかつた。 さらに第1―1および2表に示した原料を用い
る以外は全く同様にして非晶性ポリエステル樹脂
(A−2)〜(A−7)、結晶性ポリエステル樹脂
(B−1)、(B−2)を得た。それらの特性値は
第1表−1および−2に示した通りであつた。
【表】
【表】
【表】 実施例 1 非晶性ポリエステル樹脂(A−1)100部およ
びn―ブチルセロソルブ40部とを容器中に仕込み
130℃で約3時間撹拌し、均一で粘稠な溶融液を
得た後、撹拌しながら水360部を除々に添加し、
約1時間後に均一で淡青白色の水性サイジング剤
()を得た。 得られた水性サイジング剤を厚さ1.0mmの未処
理アルミニユーム板上にバーコーター#10を用い
て、固形膜厚が1.0μになるように塗布した後、
100℃で5分間乾燥した。得られた皮膜の密着
性、加工性共に良好であり、水に7日間浸漬して
も白化することのない耐水性を示した。 さらにサイジングを施したアルミニユーム板上
に赤および黒の紫外線硬化インキで印刷したとこ
ろ、赤および黒のインキ共密着性は100/100で、
非常に良好であつた。 実施例2〜4、比較例1〜4 第2表に示した配合で、実施例1と同じ方法に
より水性サイジング剤()〜()を得た。こ
れらの水性サイジング剤()〜()より得ら
れた皮膜の性能を第3表に示した。 比較のため第2表に示した配合で、実施例1と
同じ方法により水性サイジング剤(〜)を得
た。得られた皮膜の性能を第3表に示した。
【表】
【表】 実施例 5 水性サイジング剤()100部とアミノ樹脂、
スミマールM−30W(住友化学工業社製)5部と
を均一に混合し、これを用いる以外は実施例1と
同様にして未処理のアルミニユーム板上に皮膜を
形成した。得られた皮膜の性能を第4表に示し
た。 比較例 5 水性サイジング剤()の代りに、水性サイジ
ング剤()を用いる以外は実施例5と同様の方
法で、未処理のアルミ板上に皮膜を得た。得られ
た皮膜の性能を第4表に示した。
【表】 比較例 6 水性サイジング剤()の代りに、エポキシメ
ラミン系溶剤型サイジング剤、S−77−600(東
洋インキ製)を用いる以外は実施例5と同様の方
法で未処理アルミニユーム板上に塗膜を得た。得
られた皮膜の性能は以下の通りである。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミニユーム基材、該基材上に下記水性サ
    イジング剤を塗布、乾燥した皮膜および該皮膜上
    に設けた上塗り層からなる積層体。 水性サイジング剤: (A)ポリカルボン酸成分のうち、0.5〜10モル%
    がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸である融
    点70〜200℃を有する結晶性ポリエステル樹脂お
    よび/または(B)ポリカルボン酸成分のうち、0.5
    〜10モル%がスルホン酸金属塩基含有ジカルボン
    酸である軟化点40〜200℃を有する非晶性ポリエ
    ステル樹脂と(C)沸点が60〜200℃の水溶性有機溶
    剤および(D)水を含有し、かつ(A)、(B)、(C)および(D)
    が次式(1)、(2)および(3)の配合比を満足する。 式(1):(A)/(B)=0〜100/100〜0(重量比) 式(2):((A)+(B))/(C)/(D)= 1〜70/0〜40/20〜99(重量比) 式(3):(C)/((C)+(D))=0〜66/100(重量比)
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