JPS6214432Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6214432Y2 JPS6214432Y2 JP11281181U JP11281181U JPS6214432Y2 JP S6214432 Y2 JPS6214432 Y2 JP S6214432Y2 JP 11281181 U JP11281181 U JP 11281181U JP 11281181 U JP11281181 U JP 11281181U JP S6214432 Y2 JPS6214432 Y2 JP S6214432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rubber elastic
- elastic bodies
- cushions
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は非線形特性を有するクツシヨン装置に
関するものであり、特に車両におけるボデーとク
ロスメンバー或はセンターメンバーの如きメンバ
ー(フレーム)との締結のために、それらの間
に、防振、防音などの目的をもつて配備される、
ボデー・マウンテイング・ゴム部材等のクツシヨ
ンの改良に関するものである。
関するものであり、特に車両におけるボデーとク
ロスメンバー或はセンターメンバーの如きメンバ
ー(フレーム)との締結のために、それらの間
に、防振、防音などの目的をもつて配備される、
ボデー・マウンテイング・ゴム部材等のクツシヨ
ンの改良に関するものである。
従来より、車両におけるボデーと各種メンバー
(フレーム)との締結などの所定の第一の部材と
第二の部材との締結に際して、それらの間にゴム
弾性体からなる適当なクツシヨンを設け、それら
の間の振動や騒音の伝達の阻止などを図つてい
る。例えば、かかるクツシヨンとしてのボデー・
マウンテイング・ゴム部材(以下、単にゴム部材
と言う)は、第1図に示される如く、金具(ワツ
シヤ)4と、これに加硫接着され、中心部に貫通
孔を有するゴム本体6とからなり、そして該ゴム
部材の二つが、上部ゴム部材8及び下部ゴム部材
10として、メンバー12をその上面及び下面よ
り対向して挾み、またカラー14及びスペーサ1
6を介して通しボルト18が貫通せしめられ、且
つ該通しボルト18が上部ゴム部材8側にてボデ
ー20を貫通してナツト19により締め付けられ
ることによつて、メンバー12とボデー20との
間に取り付けられている。
(フレーム)との締結などの所定の第一の部材と
第二の部材との締結に際して、それらの間にゴム
弾性体からなる適当なクツシヨンを設け、それら
の間の振動や騒音の伝達の阻止などを図つてい
る。例えば、かかるクツシヨンとしてのボデー・
マウンテイング・ゴム部材(以下、単にゴム部材
と言う)は、第1図に示される如く、金具(ワツ
シヤ)4と、これに加硫接着され、中心部に貫通
孔を有するゴム本体6とからなり、そして該ゴム
部材の二つが、上部ゴム部材8及び下部ゴム部材
10として、メンバー12をその上面及び下面よ
り対向して挾み、またカラー14及びスペーサ1
6を介して通しボルト18が貫通せしめられ、且
つ該通しボルト18が上部ゴム部材8側にてボデ
ー20を貫通してナツト19により締め付けられ
ることによつて、メンバー12とボデー20との
間に取り付けられている。
ところで、このような上部ゴム部材8にY方向
の圧縮力が加えられると、X方向(Y方向に直角
な平面内の放射状の方向)のゴム本体6の広がり
が発生する。また、Yと逆方向の力では、下部ゴ
ム部材10に圧縮力が加えられて、同様にX方向
の広がりが発生するのである。この場合における
荷重Pに対する撓みe変化は、第2図のグラフに
破線Aにて示される如く、実使用範囲ではほぼ直
線形状を為すのである。従つて、実使用範囲で該
ゴム本体6を柔らかいバネ特性にした場合には、
大荷重時には撓みが大きくなり過ぎて実用上不都
合となるのであり、またゴムの耐久性が劣る欠点
があつた。一方、大荷重が加わるときのことを考
えて、該ゴム本体6を硬い材料にて形成した場合
には、小荷重の振動の抑制が著しく困難となる問
題があつたのである。このように、従来のゴム部
材8,10には、そのバネ特性が実使用低荷重範
囲では線形特性に近い特性を示すものであるが故
に、ゴム材質の選定、ひいては制振性能の点にお
いて大きな制約を受ける問題を内在しているので
ある。
の圧縮力が加えられると、X方向(Y方向に直角
な平面内の放射状の方向)のゴム本体6の広がり
が発生する。また、Yと逆方向の力では、下部ゴ
ム部材10に圧縮力が加えられて、同様にX方向
の広がりが発生するのである。この場合における
荷重Pに対する撓みe変化は、第2図のグラフに
破線Aにて示される如く、実使用範囲ではほぼ直
線形状を為すのである。従つて、実使用範囲で該
ゴム本体6を柔らかいバネ特性にした場合には、
大荷重時には撓みが大きくなり過ぎて実用上不都
合となるのであり、またゴムの耐久性が劣る欠点
があつた。一方、大荷重が加わるときのことを考
えて、該ゴム本体6を硬い材料にて形成した場合
には、小荷重の振動の抑制が著しく困難となる問
題があつたのである。このように、従来のゴム部
材8,10には、そのバネ特性が実使用低荷重範
囲では線形特性に近い特性を示すものであるが故
に、ゴム材質の選定、ひいては制振性能の点にお
いて大きな制約を受ける問題を内在しているので
ある。
このため、従来より、実使用範囲の低荷重領域
では直線的な撓み変化を示す柔らかいゴム性能を
発揮する一方、大荷重が加わつたときにはその撓
み変化が阻止される、第2図の曲線Bにて示され
る如き非線形特性を有するゴム部材(クツシヨ
ン)の開発が進められているが、かかる非線形特
性を効果的に発揮し得るゴム部材は、未だ見い出
されていないのが現状である。
では直線的な撓み変化を示す柔らかいゴム性能を
発揮する一方、大荷重が加わつたときにはその撓
み変化が阻止される、第2図の曲線Bにて示され
る如き非線形特性を有するゴム部材(クツシヨ
ン)の開発が進められているが、かかる非線形特
性を効果的に発揮し得るゴム部材は、未だ見い出
されていないのが現状である。
ここにおいて、本考案者は、かかる事情に鑑み
て種々検討した結果、一般にかかるクツシヨンは
こじり、ねじり等による剪断荷重が作用するのを
防ぐために2個使いされ、60mm程度の近接した2
点間でボデーとメンバーとを支持せしめるように
なつているところから、それら二つのクツシヨン
を一体化することを着想し、そしてその一体化の
ために形成される接続部分の形状を巧みに利用す
ることによつて、バネ特性を希望する非線形特性
に自由に調整せしめ得ることを見い出し、本考案
に到達したのである。
て種々検討した結果、一般にかかるクツシヨンは
こじり、ねじり等による剪断荷重が作用するのを
防ぐために2個使いされ、60mm程度の近接した2
点間でボデーとメンバーとを支持せしめるように
なつているところから、それら二つのクツシヨン
を一体化することを着想し、そしてその一体化の
ために形成される接続部分の形状を巧みに利用す
ることによつて、バネ特性を希望する非線形特性
に自由に調整せしめ得ることを見い出し、本考案
に到達したのである。
すなわち、本考案は、第2図における曲線Bの
如き非線形特性を効果的に発揮せしめ得るクツシ
ヨン装置を提供することを目的とし、その要旨と
するところは、車両における第一の部材と第二の
部材との締結に用いられるクツシヨン装置にし
て、振動乃至は騒音を遮断するための二つ一組の
ゴム弾性体からなるクツシヨンを用い、該クツシ
ヨンの二つのゴム弾性体間に前記第一の部材を挟
持せしめる一方、該第一の部材の一方の側に位置
するゴム弾性体の該第一の部材とは反対側に前記
第二の部材を位置せしめて、締結を行なうように
した構造のものにおいて、前記クツシヨンの二組
を用い、それらクツシヨンを並列に配置して、前
記第一の部材と第二の部材との締結が行なわれ得
るようにする一方、前記第一の部材を挟持するそ
れらクツシヨンの間において対応する各ゴム弾性
体の該第一の部材とは反対側の端部にそれぞれ加
硫接着せしめられる金具を一体化して一枚の板材
にて構成し、且つ該板材のそれらゴム弾性体間に
位置する部分を前記第一の部材に向つて所定高さ
突出せしめると共に、その突出部の該第一の部材
側の面にゴム弾性材料からなる所定厚さの層を設
けたことを特徴とする非線形特性を有するクツシ
ヨン装置にある。そして、かかるクツシヨン装置
を、所定のボデーとメンバーとの間などの二つの
部材間に装架せしめることによつて、前記ゴム弾
性体間の金具部分のゴム弾性材料層が形成された
突出部が、該メンバーの如き第一の部材に当接す
る効果的なストツパー部となることとなり、以て
大荷重時における該クツシヨンの大きな変形が有
利に阻止され得、これにより所望の非線形特性が
発現され得るのである。
如き非線形特性を効果的に発揮せしめ得るクツシ
ヨン装置を提供することを目的とし、その要旨と
するところは、車両における第一の部材と第二の
部材との締結に用いられるクツシヨン装置にし
て、振動乃至は騒音を遮断するための二つ一組の
ゴム弾性体からなるクツシヨンを用い、該クツシ
ヨンの二つのゴム弾性体間に前記第一の部材を挟
持せしめる一方、該第一の部材の一方の側に位置
するゴム弾性体の該第一の部材とは反対側に前記
第二の部材を位置せしめて、締結を行なうように
した構造のものにおいて、前記クツシヨンの二組
を用い、それらクツシヨンを並列に配置して、前
記第一の部材と第二の部材との締結が行なわれ得
るようにする一方、前記第一の部材を挟持するそ
れらクツシヨンの間において対応する各ゴム弾性
体の該第一の部材とは反対側の端部にそれぞれ加
硫接着せしめられる金具を一体化して一枚の板材
にて構成し、且つ該板材のそれらゴム弾性体間に
位置する部分を前記第一の部材に向つて所定高さ
突出せしめると共に、その突出部の該第一の部材
側の面にゴム弾性材料からなる所定厚さの層を設
けたことを特徴とする非線形特性を有するクツシ
ヨン装置にある。そして、かかるクツシヨン装置
を、所定のボデーとメンバーとの間などの二つの
部材間に装架せしめることによつて、前記ゴム弾
性体間の金具部分のゴム弾性材料層が形成された
突出部が、該メンバーの如き第一の部材に当接す
る効果的なストツパー部となることとなり、以て
大荷重時における該クツシヨンの大きな変形が有
利に阻止され得、これにより所望の非線形特性が
発現され得るのである。
以下、本考案に係るクツシヨン装置の一実施例
を、図面に基づいて、更に詳細に説明する。
を、図面に基づいて、更に詳細に説明する。
本考案に係るクツシヨン装置に用いられるゴム
部材(ボデー・マウンテイング・ゴム部材)の一
例を示す平面図である第3図、その半断面正面図
である第4図及びその接続部分断面図である第5
図において、該ゴム部材は、二つのゴム弾性体2
2,24と、それらを接続して一体と為す一つの
金具26とからなつている。而して、かかる二つ
のゴム弾性体22,24は、短小な円筒形形状を
為し、その一方の側(端部)において、所定の距
離を隔てて1枚の板状金具26に加硫接着せしめ
られている。なお、本実施例の両ゴム弾性体2
2,24の外周面には、それぞれ環状のスリツト
乃至は溝28が設けられ、自由表面を増大せしめ
て、低荷重域のバネ特性をより柔らかくするよう
な配慮が為されており、また該ゴム弾性体22,
24の他方の側に、車両装架時におけるスペーサ
38(第6図)の嵌入のための大径の凹部30が
設けられている。
部材(ボデー・マウンテイング・ゴム部材)の一
例を示す平面図である第3図、その半断面正面図
である第4図及びその接続部分断面図である第5
図において、該ゴム部材は、二つのゴム弾性体2
2,24と、それらを接続して一体と為す一つの
金具26とからなつている。而して、かかる二つ
のゴム弾性体22,24は、短小な円筒形形状を
為し、その一方の側(端部)において、所定の距
離を隔てて1枚の板状金具26に加硫接着せしめ
られている。なお、本実施例の両ゴム弾性体2
2,24の外周面には、それぞれ環状のスリツト
乃至は溝28が設けられ、自由表面を増大せしめ
て、低荷重域のバネ特性をより柔らかくするよう
な配慮が為されており、また該ゴム弾性体22,
24の他方の側に、車両装架時におけるスペーサ
38(第6図)の嵌入のための大径の凹部30が
設けられている。
一方、これら二つのゴム弾性体22,24を連
結せしめる金具26は、該ゴム弾性体22,24
がそれぞれ加硫接着せしめられる部分に該ゴム弾
性体と同心的なボルト孔32を備えると共に、そ
れらゴム弾性体22,24間に位置する金具部分
34、換言すれば接続部分が、他方の側に向つて
台形形状に突出する突出部を形成し、且つこの台
形形状の突出部34上にゴム弾性材料からなる所
定厚さのゴム層36が加硫接着により、ゴム弾性
体22,24を連結するように、形成された構造
を有している。なお、かかる突出部34上のゴム
層36の高さhは、ゴム弾性体22,24の高さ
Hよりも低くされ、後述するように、大荷重が作
用した場合におけるメンバー12に対するストツ
パー部となるようになつている。また、このゴム
層36は、突出部34とメンバー等の部材との間
における金属−金属間の接触を避けるためのもの
である。
結せしめる金具26は、該ゴム弾性体22,24
がそれぞれ加硫接着せしめられる部分に該ゴム弾
性体と同心的なボルト孔32を備えると共に、そ
れらゴム弾性体22,24間に位置する金具部分
34、換言すれば接続部分が、他方の側に向つて
台形形状に突出する突出部を形成し、且つこの台
形形状の突出部34上にゴム弾性材料からなる所
定厚さのゴム層36が加硫接着により、ゴム弾性
体22,24を連結するように、形成された構造
を有している。なお、かかる突出部34上のゴム
層36の高さhは、ゴム弾性体22,24の高さ
Hよりも低くされ、後述するように、大荷重が作
用した場合におけるメンバー12に対するストツ
パー部となるようになつている。また、このゴム
層36は、突出部34とメンバー等の部材との間
における金属−金属間の接触を避けるためのもの
である。
そして、かくの如き構成のゴム部材は、第6図
に示される如く、その2個がクロスメンバー或は
センターメンバーの如きメンバー(フレーム:第
一の部材)12を挾むようにして装架せしめら
れ、ボデー(第二の部材)20とメンバー12と
の締結が行なわれるのである。即ち、メンバー1
2に設けられた孔にセツトされたスペーサ38並
びにスペーサ38を貫通するカラー40に、2個
のゴム部材42,44が、上下方向から、金具2
6側を外側にして対向するように装着せしめら
れ、そして通しボルト46とナツト48によりボ
デー20に締め付けられることにより、2個のゴ
ム部材42,44を介してボデー20とメンバー
12とが締結せしめられているのである。そし
て、この2個のゴム部材42,44の対向する二
組のゴム弾性体22,22;24,24が各々ク
ツシヨンを構成して、第一の部材としてのメンバ
ー12と第二の部材としてのボデー20との間に
介装された構造となつているのである。なお、こ
の通しボルト46とナツト48による締付けによ
つて、各ゴム部材42,44のそれぞれのゴム弾
性体22,24はその高さHがやや低くなるが、
各ゴム部材42,44の接続部分のゴム層36の
上面とメンバー12との間には、なお充分な、且
つ所望の間隙lが確保されているのである。
に示される如く、その2個がクロスメンバー或は
センターメンバーの如きメンバー(フレーム:第
一の部材)12を挾むようにして装架せしめら
れ、ボデー(第二の部材)20とメンバー12と
の締結が行なわれるのである。即ち、メンバー1
2に設けられた孔にセツトされたスペーサ38並
びにスペーサ38を貫通するカラー40に、2個
のゴム部材42,44が、上下方向から、金具2
6側を外側にして対向するように装着せしめら
れ、そして通しボルト46とナツト48によりボ
デー20に締め付けられることにより、2個のゴ
ム部材42,44を介してボデー20とメンバー
12とが締結せしめられているのである。そし
て、この2個のゴム部材42,44の対向する二
組のゴム弾性体22,22;24,24が各々ク
ツシヨンを構成して、第一の部材としてのメンバ
ー12と第二の部材としてのボデー20との間に
介装された構造となつているのである。なお、こ
の通しボルト46とナツト48による締付けによ
つて、各ゴム部材42,44のそれぞれのゴム弾
性体22,24はその高さHがやや低くなるが、
各ゴム部材42,44の接続部分のゴム層36の
上面とメンバー12との間には、なお充分な、且
つ所望の間隙lが確保されているのである。
従つて、このように、上下の二つのゴム部材4
2,44が装架された状態において、ボデー荷重
などのY方向の力が次第に大きく作用するように
なると、上部ゴム部材42の二つのゴム弾性体2
2,24に対する圧縮力が増大し、該ゴム弾性体
22,24の外周面がそれぞれ外方に膨らんで移
動し、それらの高さが次第に低くなるようになる
のであるが、或程度の荷重範囲内では接続部分の
ゴム層36とメンバー12との間の間隙lは依然
として存在する。そして、この間隙lが存在する
間は、荷重と撓みとは略比例する関係、即ち荷重
−撓み特性が線形を呈するのである。
2,44が装架された状態において、ボデー荷重
などのY方向の力が次第に大きく作用するように
なると、上部ゴム部材42の二つのゴム弾性体2
2,24に対する圧縮力が増大し、該ゴム弾性体
22,24の外周面がそれぞれ外方に膨らんで移
動し、それらの高さが次第に低くなるようになる
のであるが、或程度の荷重範囲内では接続部分の
ゴム層36とメンバー12との間の間隙lは依然
として存在する。そして、この間隙lが存在する
間は、荷重と撓みとは略比例する関係、即ち荷重
−撓み特性が線形を呈するのである。
しかるに、荷重が一定値を超えた場合には、上
記間隙lは零となり、接続部分のゴム層36がメ
ンバー12に当接するが、該ゴム層36は金具2
6の突出部34にて支持されているために、それ
以上の各ゴム弾性体22,24の高さ変化が阻止
されるようになるのである。すなわち、ゴム弾性
体22,24間の接続部分に位置する金具突出部
34とその上のゴム層36とがストツパー部を構
成し、これがメンバー12に当接することによつ
て、ゴム弾性体22,24に加わる荷重が制限さ
れ、以てその圧縮変形が阻止されることにより、
第2図の荷重−撓み曲線Bに示されるように、上
部ゴム部材42には非線形の荷重−撓み特性が付
与されるのである。
記間隙lは零となり、接続部分のゴム層36がメ
ンバー12に当接するが、該ゴム層36は金具2
6の突出部34にて支持されているために、それ
以上の各ゴム弾性体22,24の高さ変化が阻止
されるようになるのである。すなわち、ゴム弾性
体22,24間の接続部分に位置する金具突出部
34とその上のゴム層36とがストツパー部を構
成し、これがメンバー12に当接することによつ
て、ゴム弾性体22,24に加わる荷重が制限さ
れ、以てその圧縮変形が阻止されることにより、
第2図の荷重−撓み曲線Bに示されるように、上
部ゴム部材42には非線形の荷重−撓み特性が付
与されるのである。
もし、Y方向とは逆方向に荷重が働く場合には
下部ゴム部材44に前述と同様の圧縮力が作用す
るので、下部ゴム部材44には所定荷重の範囲内
では線形の、所定荷重を超えた場合には非線形の
荷重・撓み特性が付与されることを前述の場合と
全く同様である。
下部ゴム部材44に前述と同様の圧縮力が作用す
るので、下部ゴム部材44には所定荷重の範囲内
では線形の、所定荷重を超えた場合には非線形の
荷重・撓み特性が付与されることを前述の場合と
全く同様である。
このように、Y方向の荷重のみならず、その逆
方向の荷重についても、線形と非線形の荷重・撓
み特性の付与が可能となるのであるが、更に前記
間隙lの大きさを適度に調整せしめることにより
第2図C点にて示される線形から非線形への遷移
点を移動させることも可能となるのである。特
に、前記間隙lの大きさは、金具26の突出部3
4の高さやゴム層36の厚さが自由に調節され得
ることにより、任意に設定することが可能であ
り、それ故Y方向或はその逆の方向のバネ特性
を、希望する全ゆる非線形特性にすることが可能
となつたのである。
方向の荷重についても、線形と非線形の荷重・撓
み特性の付与が可能となるのであるが、更に前記
間隙lの大きさを適度に調整せしめることにより
第2図C点にて示される線形から非線形への遷移
点を移動させることも可能となるのである。特
に、前記間隙lの大きさは、金具26の突出部3
4の高さやゴム層36の厚さが自由に調節され得
ることにより、任意に設定することが可能であ
り、それ故Y方向或はその逆の方向のバネ特性
を、希望する全ゆる非線形特性にすることが可能
となつたのである。
そして、これによつて、常用使用範囲のバネ特
性を極めて柔らかいものとし、大荷重において急
激に傾斜を大きくした第2図における曲線Bの如
き非線形のバネ特性を付与することが可能となつ
たのである。即ち、通常は好適な柔らかいバネと
して作用しながら、適大な衝撃を受けたときは硬
く作用して変形が過大となることを阻止し得るの
であり、このためにゴム部材の耐久性の低下が効
果的に防止され得たのである。また、2個のクツ
シヨンが一体化された形態となるため、その組付
作業が一度で済み、従来に比して組付作業性も著
しく向上され得るのである。更にまた、形状、寸
法、組付方法、専用スペース等は、従来の2個使
いのものと殆んど同じであるために互換性に富む
利点をも有する等、種々なる効果を奏し得ること
となつたのである。
性を極めて柔らかいものとし、大荷重において急
激に傾斜を大きくした第2図における曲線Bの如
き非線形のバネ特性を付与することが可能となつ
たのである。即ち、通常は好適な柔らかいバネと
して作用しながら、適大な衝撃を受けたときは硬
く作用して変形が過大となることを阻止し得るの
であり、このためにゴム部材の耐久性の低下が効
果的に防止され得たのである。また、2個のクツ
シヨンが一体化された形態となるため、その組付
作業が一度で済み、従来に比して組付作業性も著
しく向上され得るのである。更にまた、形状、寸
法、組付方法、専用スペース等は、従来の2個使
いのものと殆んど同じであるために互換性に富む
利点をも有する等、種々なる効果を奏し得ること
となつたのである。
なお、本考案におけるストツパー部(突出部3
4+ゴム層36)の高さは希望する非線形特性に
応じて適宜に決定されることとなるが、その形状
としては、荷重の効果的な受けと為す上において
例示の如き台形形状が最も有効である。また、ゴ
ム層36は、例示の如く二つのゴム弾性体22,
24を一体的に連結するように突出部34上面全
体に亘つて加硫接着される他、単にメンバー12
との当接部分(台形の上底部分)にのみ独立して
設けても何等差支えない。
4+ゴム層36)の高さは希望する非線形特性に
応じて適宜に決定されることとなるが、その形状
としては、荷重の効果的な受けと為す上において
例示の如き台形形状が最も有効である。また、ゴ
ム層36は、例示の如く二つのゴム弾性体22,
24を一体的に連結するように突出部34上面全
体に亘つて加硫接着される他、単にメンバー12
との当接部分(台形の上底部分)にのみ独立して
設けても何等差支えない。
また、本考案は、特に車両におけるボデー・マ
ウンテイング・ゴム部材として開発されたもので
あるが、これに限られず車両におけるボデーと各
種メンバーとの間のクツシヨン装置として広く用
いられ得るものである。
ウンテイング・ゴム部材として開発されたもので
あるが、これに限られず車両におけるボデーと各
種メンバーとの間のクツシヨン装置として広く用
いられ得るものである。
更に、本考案には、上記例示の他に、本考案の
趣旨を逸脱しない限りにおいて当業者の知識に基
づいて種々なる変更、改良等を加えることが出
来、それらの態様もまた本考案の範囲に含まれる
ことは言うまでもないところである。
趣旨を逸脱しない限りにおいて当業者の知識に基
づいて種々なる変更、改良等を加えることが出
来、それらの態様もまた本考案の範囲に含まれる
ことは言うまでもないところである。
第1図は従来のゴム部材の組付け時の縦断面図
であり、第2図は従来(破線A)と本考案(実線
B)における荷重p−撓みe特性曲線を示してお
り、第3図は本考案の一実施例に係るものの平面
図、第4図は第3図における−断面図、第5
図は第3図における−断面図であり、第6図
はその組付け時の縦断面図である。 12……メンバー、20……ボデー、22,2
4……ゴム弾性体、26……金具、28……環状
スリツト、34……突出部、36……ゴム層、4
2……上部ゴム部材、44……下部ゴム部材、4
6……通しボルト、48……ナツト。
であり、第2図は従来(破線A)と本考案(実線
B)における荷重p−撓みe特性曲線を示してお
り、第3図は本考案の一実施例に係るものの平面
図、第4図は第3図における−断面図、第5
図は第3図における−断面図であり、第6図
はその組付け時の縦断面図である。 12……メンバー、20……ボデー、22,2
4……ゴム弾性体、26……金具、28……環状
スリツト、34……突出部、36……ゴム層、4
2……上部ゴム部材、44……下部ゴム部材、4
6……通しボルト、48……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車両における第一の部材と第二の部材との締結
に用いられるクツシヨン装置にして、振動乃至は
騒音を遮断するための二つ一組のゴム弾性体から
なるクツシヨンを用い、該クツシヨンの二つのゴ
ム弾性体間に前記第一の部材を挟持せしめる一
方、該第一の部材の一方の側に位置するゴム弾性
体の該第一の部材とは反対側に前記第二の部材を
位置せしめて、締結を行なうようにした構造のも
のにおいて、 前記クツシヨンの二組を用い、それらクツシヨ
ンを並列に配置して、前記第一の部材と第二の部
材との締結が行なわれ得るようにする一方、前記
第一の部材を挟持するそれらクツシヨンの間にお
いて対応する各ゴム弾性体の該第一の部材とは反
対側の端部にそれぞれ加硫接着せしめられる金具
を一体化して一枚の板材にて構成し、且つ該板材
のそれらゴム弾性体間に位置する部分を前記第一
の部材に向つて所定高さ突出せしめると共に、そ
の突出部の該第一の部材側の面にゴム弾性材料か
らなる所定厚さの層を設けたことを特徴とする非
線形特性を有するクツシヨン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11281181U JPS5818141U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 非線形特性を有するクッション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11281181U JPS5818141U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 非線形特性を有するクッション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5818141U JPS5818141U (ja) | 1983-02-04 |
| JPS6214432Y2 true JPS6214432Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=29907127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11281181U Granted JPS5818141U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 非線形特性を有するクッション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818141U (ja) |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11281181U patent/JPS5818141U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5818141U (ja) | 1983-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0069787A1 (en) | A cushioned mounting device | |
| JPH0412809Y2 (ja) | ||
| JP3838316B2 (ja) | マウント | |
| US20010026057A1 (en) | Upper support in vehicle suspension systems | |
| US2917264A (en) | Vibration and shock isolation mount | |
| JPS6214432Y2 (ja) | ||
| JP3517549B2 (ja) | 防振支持装置 | |
| US4562898A (en) | Tunable powertrain mount | |
| US2463059A (en) | Resilient mounting for motors and the like | |
| JP6275978B2 (ja) | 防振支持装置 | |
| JPS59191442U (ja) | 防振ゴム | |
| JPS639745A (ja) | 横振動減衰マツト装置 | |
| JPS6217437A (ja) | 防振ゴム | |
| JPH025138Y2 (ja) | ||
| JPS634831Y2 (ja) | ||
| JPH05196078A (ja) | 重ね板ばね用ラバーサイレンサ | |
| JPS639792Y2 (ja) | ||
| JPH0728434Y2 (ja) | 排気管の防振支持体 | |
| JPS5947545A (ja) | ねじり振動消滅体 | |
| JPS6234039Y2 (ja) | ||
| JP2575204Y2 (ja) | 構造物用免震弾性ゴム支承 | |
| JPS62199549U (ja) | ||
| JPH0235066Y2 (ja) | ||
| JPS6343266B2 (ja) | ||
| JP4368480B2 (ja) | ダイナミックダンパー |