JPS62158247A - テトラシアノキノジメタンの精製方法 - Google Patents
テトラシアノキノジメタンの精製方法Info
- Publication number
- JPS62158247A JPS62158247A JP2086A JP2086A JPS62158247A JP S62158247 A JPS62158247 A JP S62158247A JP 2086 A JP2086 A JP 2086A JP 2086 A JP2086 A JP 2086A JP S62158247 A JPS62158247 A JP S62158247A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tcnq
- acetonitrile
- tetracyanoquinodimethane
- crude
- weight
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、テトラシアノキノジメタン(以下TCNQと
いう)の精製方法に関する。
いう)の精製方法に関する。
TCNQは電解コンデンサー、電池等、電子材料及び電
子部品などの素材として、今後広汎な用途が開けると期
待されている物質である。
子部品などの素材として、今後広汎な用途が開けると期
待されている物質である。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)
TCNQは強力な電子受容性化合物であυ、電子供与性
の化合物、例えばピリジン、キノリン、アクリジンある
いは金属類と容易に錯体を形成する。このTCNQ錯体
は半導体ないし導体域の電気伝導性、あるいはメモリー
機能、スイッチング機能を持つ等有機化合物としては特
異な性能を有しており、このような特質を十分発揮する
には、高純度のTCNQが要求される。
の化合物、例えばピリジン、キノリン、アクリジンある
いは金属類と容易に錯体を形成する。このTCNQ錯体
は半導体ないし導体域の電気伝導性、あるいはメモリー
機能、スイッチング機能を持つ等有機化合物としては特
異な性能を有しており、このような特質を十分発揮する
には、高純度のTCNQが要求される。
工業的なTCNQの製造方法としては1.4−シクロヘ
キサンジオンとマロンニトリルから1.4−ビス(ジシ
アノメチレン)シクロヘキサンを合成上、さらに臭素(
又は塩素)とピリジンによる脱水素反応を経て粗製TC
NQとすこの方法で製造した粗製TCNQは純度が約9
096であり、電気、電子産業用の素材とじて使用する
にはこれをざらに高純度に精製する必要がある。
キサンジオンとマロンニトリルから1.4−ビス(ジシ
アノメチレン)シクロヘキサンを合成上、さらに臭素(
又は塩素)とピリジンによる脱水素反応を経て粗製TC
NQとすこの方法で製造した粗製TCNQは純度が約9
096であり、電気、電子産業用の素材とじて使用する
にはこれをざらに高純度に精製する必要がある。
従来TCNQの精製方法としては、昇華法あるいはアセ
トニトリルなどの有機溶媒を用いた再結晶法(米国特許
第5,115,506号)などが用いられているが、前
者は実験室的規模を出す、また後者はTCNQの溶解度
が極めて小さく、多量の溶媒を必要とすることから、工
業的な生産効率が低い。例えばTCNQ 1重量部を
再結晶するためには少くともアセトニトリルを35重量
部以上必要とする。
トニトリルなどの有機溶媒を用いた再結晶法(米国特許
第5,115,506号)などが用いられているが、前
者は実験室的規模を出す、また後者はTCNQの溶解度
が極めて小さく、多量の溶媒を必要とすることから、工
業的な生産効率が低い。例えばTCNQ 1重量部を
再結晶するためには少くともアセトニトリルを35重量
部以上必要とする。
溶解度を上げ、生産効率を上げる試みとして溶媒にニト
ロベンゼンあるいはアセトフェノンを用いた再結晶法も
提案されている(特開昭56−79659)が、この方
法では、溶媒の沸点が高いため乾燥が困難であシ、また
僅かに残る溶液具を取り去るのは容易ではないという欠
点を有している。
ロベンゼンあるいはアセトフェノンを用いた再結晶法も
提案されている(特開昭56−79659)が、この方
法では、溶媒の沸点が高いため乾燥が困難であシ、また
僅かに残る溶液具を取り去るのは容易ではないという欠
点を有している。
(問題点を解決するための手段)
本発明は以上の如き欠点を解消し、従来の再結晶法罠比
べ、簡便かつ効率よく実用に見合う高純度のTCNQを
得ることの出来る方法で、粗製TCNQを60〜90’
Cの温度において2〜35重量倍のアセトニ) IJル
で洗浄し、がっTCNQの1/2以上は溶解しない条件
で精製する方法である。
べ、簡便かつ効率よく実用に見合う高純度のTCNQを
得ることの出来る方法で、粗製TCNQを60〜90’
Cの温度において2〜35重量倍のアセトニ) IJル
で洗浄し、がっTCNQの1/2以上は溶解しない条件
で精製する方法である。
本発明において洗浄液として用いるアセトニトリルはT
CNQ中の不純物の溶解度が高く、しかも、TCNQの
溶解度が低いだけでなく、精製TCNQの乾燥が容易と
なるような適度の沸点を有し、かつ経済性のある汎用溶
媒である。
CNQ中の不純物の溶解度が高く、しかも、TCNQの
溶解度が低いだけでなく、精製TCNQの乾燥が容易と
なるような適度の沸点を有し、かつ経済性のある汎用溶
媒である。
本発明におけるアセトニトリル溶媒の使用量は、粗製T
CNQ 1重量部当り2〜5s21部であり、特に5
〜30重量部が好ましい。2重量部未満では、TCNQ
のアセトニトリルスラリー液を充分攪拌混合し得ない。
CNQ 1重量部当り2〜5s21部であり、特に5
〜30重量部が好ましい。2重量部未満では、TCNQ
のアセトニトリルスラリー液を充分攪拌混合し得ない。
又、35重量部を越え多量ではTCNQの溶解量が大き
く実質的な再結晶であシ、生産効率を上げる効果が発揮
できなくなる。溶媒の使用量は洗浄温度に応じT、 C
N Qを1/2以上溶解しない範囲で選択することが必
要である。
く実質的な再結晶であシ、生産効率を上げる効果が発揮
できなくなる。溶媒の使用量は洗浄温度に応じT、 C
N Qを1/2以上溶解しない範囲で選択することが必
要である。
本発明における洗浄温度は60〜90℃が好ましい。6
0℃未満では洗浄効果が低く、洗浄効果を上げるために
は長時間を要す。又、90℃を越える温度ではアセトニ
トリルの蒸気圧が大気圧以上になり(アセトニトリルの
沸点=81.6℃)、加圧用装置が必要になる上、TC
NQの分解が起きやすくなる。
0℃未満では洗浄効果が低く、洗浄効果を上げるために
は長時間を要す。又、90℃を越える温度ではアセトニ
トリルの蒸気圧が大気圧以上になり(アセトニトリルの
沸点=81.6℃)、加圧用装置が必要になる上、TC
NQの分解が起きやすくなる。
洗浄方法は、粗製TCNQケーキを熱アセトニトリルで
洗い流すだけでもよいが、よシ優れた洗浄効果を得るに
は、アセトニトリル−TCNQスラリー液として攪拌混
合することが好ましい。洗浄時間に特に制限はないが、
実質的な操作時間としては10〜120分が好ましい。
洗い流すだけでもよいが、よシ優れた洗浄効果を得るに
は、アセトニトリル−TCNQスラリー液として攪拌混
合することが好ましい。洗浄時間に特に制限はないが、
実質的な操作時間としては10〜120分が好ましい。
洗浄は、通常常圧で実施されるが加圧下又は減圧下でも
差し支えない。
差し支えない。
洗浄液とTCNQの分離は、洗浄温度でろ別しても良い
が、30℃以下に冷却後、ろ別した方が操作上容易であ
る上にTCNQの溶解ロスも少なく有利である。
が、30℃以下に冷却後、ろ別した方が操作上容易であ
る上にTCNQの溶解ロスも少なく有利である。
本発明における粗製TCNQは、1.4−ビス(ジシア
ノメチレン)シクロヘキサンから臭素(又は塩素)とピ
リジンにより脱水素して製造したTCNQであるが、他
の方法で製造したTCNQあるいは洗浄液などから回収
したTCNQに対しても本発明は有効である。
ノメチレン)シクロヘキサンから臭素(又は塩素)とピ
リジンにより脱水素して製造したTCNQであるが、他
の方法で製造したTCNQあるいは洗浄液などから回収
したTCNQに対しても本発明は有効である。
(発明の効果)
本発明によれば、粗製TCNQを60〜90℃の加熱下
で粗製TCNQ 1重量部当92〜35重量部のアセ
トニトリルで洗浄することによシ、再結晶法よシも簡便
にしかも経済的に高純度のTCNQ結晶を好収率で得る
ことができる。
で粗製TCNQ 1重量部当92〜35重量部のアセ
トニトリルで洗浄することによシ、再結晶法よシも簡便
にしかも経済的に高純度のTCNQ結晶を好収率で得る
ことができる。
(実施例)
実施例 1
(粗製TCNQ合成)
1.4−シクロヘキサンジオン 150 tr(1,5
4モル)をメタノール 1.2kll、水150 fr
に溶解した。β−アラニン 1.5fr を添加後
、マロンニトリル 212Pr(3.21モ/L/)を
45℃で加えた。さらに60℃で1時間攪拌後、10℃
に冷却し、ろ別、水洗乾燥した結果、1.4−ビス(ジ
シアノメチレン)シクロヘキサンの結晶 270rr(
1゜50モル)を得た。
4モル)をメタノール 1.2kll、水150 fr
に溶解した。β−アラニン 1.5fr を添加後
、マロンニトリル 212Pr(3.21モ/L/)を
45℃で加えた。さらに60℃で1時間攪拌後、10℃
に冷却し、ろ別、水洗乾燥した結果、1.4−ビス(ジ
シアノメチレン)シクロヘキサンの結晶 270rr(
1゜50モル)を得た。
この1.4−ビス(ジシアノメチレン)シクロヘキサ:
/ 200fr (0,96モル)をアセトニトリ
ル 2.5kfPに溶解し、5℃でBrz−32otr
(2,0モル)を加えた。次にピリジン 515fr
(L 96モル)を滴下し、滴下終了後、5〜10℃
で1時間攪拌した。反応液をろ別し、ケーキを十分に水
洗した後乾燥し、粗製TCNQ 167fr を得た
。
/ 200fr (0,96モル)をアセトニトリ
ル 2.5kfPに溶解し、5℃でBrz−32otr
(2,0モル)を加えた。次にピリジン 515fr
(L 96モル)を滴下し、滴下終了後、5〜10℃
で1時間攪拌した。反応液をろ別し、ケーキを十分に水
洗した後乾燥し、粗製TCNQ 167fr を得た
。
(精製操作)
この粗ILTcNQ(gmax60,900;7セトニ
トリル中で測定した吸光係数、日立自記分光光度計使用
)100fr にアセトニトリル 800 fr を
加え、81℃でスラリー状態で1時間加熱攪拌した後、
水冷して液温を7〜8℃にした。結晶をr取し、少量の
アセトニトリルで洗い、次いで乾燥して橙色の高純度T
CNQ結晶 88 tr を得た。このTCNQの吸光
度はλmaX 393.5nm%gmax67゜20
0であった。
トリル中で測定した吸光係数、日立自記分光光度計使用
)100fr にアセトニトリル 800 fr を
加え、81℃でスラリー状態で1時間加熱攪拌した後、
水冷して液温を7〜8℃にした。結晶をr取し、少量の
アセトニトリルで洗い、次いで乾燥して橙色の高純度T
CNQ結晶 88 tr を得た。このTCNQの吸光
度はλmaX 393.5nm%gmax67゜20
0であった。
実施例 2
粗製TCNQ(gmax 60,900) 50
fr にアセトニトリル 300 fr を加え、実
施例1と同様な操作で高純度TCNQ結晶451rを得
た。このTCNQの吸光度は、emax67.000で
あった。
fr にアセトニトリル 300 fr を加え、実
施例1と同様な操作で高純度TCNQ結晶451rを得
た。このTCNQの吸光度は、emax67.000で
あった。
特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社
代表者 長野和書
手続補正書
昭和61年2月2S日
Claims (1)
- 粗製テトラシアノキノジメタンを、60〜90℃の温度
において2〜35重量倍のアセトニトリルで、かつテト
ラシアノキノジメタンの1/2以上は溶解しない条件で
洗浄することを特徴とするテトラシアノキノジメタンの
精製方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086A JPS62158247A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | テトラシアノキノジメタンの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086A JPS62158247A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | テトラシアノキノジメタンの精製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62158247A true JPS62158247A (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=11462720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2086A Pending JPS62158247A (ja) | 1986-01-06 | 1986-01-06 | テトラシアノキノジメタンの精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62158247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000037856A2 (en) | 1998-12-21 | 2000-06-29 | Saint-Gobain Ceramics And Plastics, Inc. | Novel ceramic igniter having improved oxidation resistance, and method of using same |
-
1986
- 1986-01-06 JP JP2086A patent/JPS62158247A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000037856A2 (en) | 1998-12-21 | 2000-06-29 | Saint-Gobain Ceramics And Plastics, Inc. | Novel ceramic igniter having improved oxidation resistance, and method of using same |
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