JPS621624B2 - - Google Patents
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- JPS621624B2 JPS621624B2 JP55000566A JP56680A JPS621624B2 JP S621624 B2 JPS621624 B2 JP S621624B2 JP 55000566 A JP55000566 A JP 55000566A JP 56680 A JP56680 A JP 56680A JP S621624 B2 JPS621624 B2 JP S621624B2
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Description
本発明は超耐熱老化性ゴムホースを与えるホー
ス用ゴム組成物に関する。 エチレン・プロピレン・ポリエン共重合ゴムか
ら得られる加硫物はそのゴムの構造に起因し、耐
熱性、耐オゾン性、耐薬品性、電気絶縁性に優
れ、また柔軟性を備えているため、機械的振動が
激しく高温度雰囲気に晒される自動車エンジン周
辺の部品の一つであるラジエーターホースに好適
に使用されている。 最近自動車の排ガス規制などにより、燃焼効率
の向上に伴うエンジン温度の上昇により、エンジ
ン周辺の温度が従来100℃以下であつたものが100
℃以上と従来より高温度に晒される結果となり、
従つてエンジン周辺部に使用されるラジエーター
ホースはより一層の耐熱老化性を要求されるに致
つたが、従来公知のエチレン・プロピレン・ポリ
エン共重合ゴム組成物から得られる加硫物はこの
要求を満たさないことを本発明者は知つた。例え
ば、特公昭49−16259号公報ではエチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合ゴム、鉱物質充填剤、過酸
化物およびキノンジオキシム化合物、ニトロソ化
合物又はニトロ化合物などの特定の化合物からな
る組成物を特殊な方法で加硫して、耐熱老化性に
優れた加硫物を製造する方法を開示している。し
かしながら、該公報の記載では、120℃で7日間
放置すると伸び、強度とも初期値の90%以下に低
下し、また本発明者の実験によれば、該加硫物は
耐熱性の促進試験、すなわち160℃で7日間放置
すると伸び、強度とも初期値の50%以下に低下し
劣化の度合は激しく、エチレン・プロピレン・ポ
リエンゴム加硫物の本来の柔軟性、強度を長期間
120℃程度の高温下では保持することは不可能で
あり、従つて今後の自動車エンジン周辺に使用さ
れるラジエーターホースとして適合するものでは
なかつた。 本発明者は叙上の事情に鑑み鋭意研究を行つた
処、後述する条件を満たすエチレン・プロピレン
系共重合ゴムを配合した組成物が従来公知のゴム
組成物より著しく耐熱老化性に優れる加硫物を与
えることを発見し本発明に到達した。 すなわち本発明は下記(a)〜(g)の条件を満たす超
耐熱老化性ホース用ゴム組成物を提供することに
関する。 (a) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のエチ
レン・プロピレン・ポリエン共重合ゴムAを配
合すること。 (b) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のポリ
エン成分を含有しないエチレン・プロピレン共
重合ゴムBを配合すること。 (c) 共重合ゴムAと共重合ゴムBの配合割合が重
量比(A/B)で約55/45ないし約90/10であ
ること。 (d) 加硫剤として有機ペルオキシドを使用し、ゴ
ム成分(A+B)100重量部に対して約0.003モ
ル部以上配合すること。 (e) 加硫助剤をゴム成分(A+B)100重量部に
対して約0.003モル部以上配合すること。 (f) 酸化防止剤をゴム成分(A+B)100重量部
に対して0.5重量部以上配合すること。 (g) 加工補助剤の配合量をゴム成分(A+B)
100重量部に対して約20重量部以下とするこ
と。 本発明のエチレン・プロピレン系共重合ゴム組
成物からの加硫物は120℃の空気雰囲気下に20日
間晒しても初期物性を実質的に保持するという驚
くべき超耐熱老化性を示すので、超耐熱老化性の
ゴムホースが得られ長期間の使用を保持する。 このような本発明の効果は前記(a)〜(g)の要件を
すべて満たすことにより結合効果として達成され
る。(a)〜(g)の要件の中で個々の要件あるいはこれ
らの二、三の組み合わせについては既に知られて
いるものもあるがすべての要件を満たす組成物に
ついては知られていないし、勿論ホース製造用と
して本発明の組成物を使用することは全く知られ
ない。 例えば特公昭46−32359号公報ではエチレン・
プロピレン・ターポリマー(EPTと略す)100重
量部に対してエチレン・プロピレンラバー
(EPRと略す)20〜130重量部、粘着付与剤10〜
200重量部、架橋剤0.2〜20重量部からなる自己融
着性絶縁組成物が提案され、一般記載として老化
防止剤を添加すること、加硫剤の他に有機ペルオ
キシドの使用等が記載されるが、具体的に実施例
で開示される配合では老化防止剤は配合されず、
又加硫剤として硫黄を使用し、しかも本発明に於
いて加工補助剤として包含される粘着付与剤及び
軟化剤がEPTとEPRの総量100重量部に対して20
重量部以上の配合であつてこのような配合から得
られる加硫物は本発明の組成物からの加硫物と比
較して著しく耐熱老化性に劣る。又特公昭47−
8369号公報は未加硫状態での配合ゴムの加工性を
向上する目的でEPT100重量部に対してEPRを包
含するエチレン・α−オレフイン共重合体を1〜
40重量部、アルキルフエノールホルムアルデヒド
樹脂、その変性物、ロジン又はそのエステル化物
を0.5〜30重量部が配合せられたゴム組成物が提
案されるが具体的に使用される加硫剤はイオウ系
加硫剤であつて、酸化防止剤の使用の記載は全く
無い。特開昭48−745号公報明細書ではEPT100
重量部に対して高分子量イソブチレン及び/又は
EPR50〜150重量部、加硫剤を配合して製造され
る自己融着性半導体テープが提案されるが、
EPTとEPRの併用時は意識的に有機ペルオキシ
ドの使用を避け、かつ酸化防止剤の使用の記載は
無く、又実施例では本発明で加工補助剤として包
含される低分子量ポリイソブチレン、テルペン樹
脂、炭化水素系プロセス油の総使用量はEPTと
EPRの総量100重量部に対して20重量部を越え
る。更に米国特許3725335号明細書ではEPT100
重量部に対してポリイソブチレン及び/又は
EPR50〜150重量部、粘着剤10〜80、無機充填剤
50〜200重量部、EPTのみを加硫し得る加硫剤と
からなる自己融着性絶縁用組成物が提案される
が、EPRとEPTを組み合わせる場合は有機ペル
オキシドの使用が排除され、酸化防止剤使用の記
載は無い。又特開昭48−50299号公報明細書では
EPT、EPR100重量部に対してポリエチレン10〜
60重量部、ポリイソブチレン5〜40重量部配合
し、充填剤を全く配合しない配合ゴムを加硫して
得られる自己融着絶縁テープが提案され、実施例
で老化防止剤、架橋剤として有機ペルオキシドを
使用しかつ架橋助剤をも配合した例が開示される
が、EPTとEPRの併用した例は全く開示されず
しかも本発明で加工補助剤として包含される可塑
剤と粘着剤の総量はEPT又はEPR100重量部に対
して40重量部と大量に使用されている。これらの
公知文献の中には耐熱老化性に触れるものもある
が、本発明者の追試験によれば本発明の組成物か
らの加硫物の耐熱老化性には遠く及ばない。従つ
てこれの公知例から本発明の(a)〜(g)の要件をすべ
て満たすことによる本発明の奏する著しい効果は
全く予想することは出来ない。 以下本発明について詳述することにより本発明
の目的、利点がより理解されるであろう。 本発明で使用される共重合ゴムA(要件(a))は
エチレン単位とプロピレン単位とのモル比(エチ
レン/プロピレン)が約50/50ないし約95/5、
好ましくは約55/45ないし約85/15のエチレン・
プロピレン共重合ゴムである。モル比が約95/5
を越えるとホースのゴム的性質に劣り、約50/50
未満ではホースの強度、耐熱老化性に劣る。 共重合ゴムAはポリエン成分を含有することが
必須でありその含有量はヨウ素価表示で約4ない
し約50、好ましくは約4ないし約40、更に好まし
くは約4ないし約30である。ポリエン成分として
具体的には、1・4−ヘキサジエン、1・6−オ
クタジエン、2−メチル−1・5−ヘキサジエ
ン、6−メチル−1・5−ヘプタジエン、7−メ
チル−1・6−オクタジエンのような鎖状非共役
ジエン、シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジ
エン、メチルテトラヒドロインデン、5−ビニル
ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イソ
プロピリデン−2−ノルボルネン、6−クロロメ
チル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネンの
ような環状非共役ジエン、2・3−ジイソプロピ
リデン−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3
−イソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−プ
ロペニル−2・2−ノルボルナジエン、1・3・
7−オクタトリエン、1・4・9−デカトリエン
のようなトリエンを代表例として例示することが
できる。好適なポリエンは環状非共役ジエンおよ
び1・4−ヘキサジエンとりわけジシクロペンタ
ジエン又は5−エチリデン−2−ノルボルネンで
ある。 本発明の必須要件(b)の共重合ゴムBはエチレン
単位とプロピレン単位のモル比(エチレン/プロ
ピレン)は約50/50ないし約95/5、好ましくは
約55/45ないし約85/15である。モル比が約50/
50より小さいときはホースの強度及び耐熱老化性
が低い。モル比が約95/5を越えるとゴム的性質
に劣る。 本発明の共重合ゴムBはポリエン成分を含まな
い。このようなゴムは例えばチーグラー触媒下に
エチレンおよびプロピレンを共重合せしめて得ら
れる。しかし不均化反応などにより小量の二重結
合が分子鎖内に存在することがあるが、このよう
な共重合ゴムは通常ヨウ素価が約2以下であり本
発明の共重合ゴムBとして好適に使用できる。 本発明で使用される共重合ゴムA及び共重合ゴ
ムBのムーニー粘度(ML1+4、100℃)は通常約
10ないし約200、好ましくは約15ないし約150、よ
り好ましくは約20ないし約100である。ム−ニ−
粘度が約200を越えると配合ゴムを調製する際の
ロール加工性が低下する欠点を有し、約10未満で
あるとホースの強度が低下する。 本発明の必須要件(c)である共重合ゴムAと共重
合ゴムBの配合割合は重量比(A/B)は約55/
45ないし約90/10であるが、好ましくは約60/40
ないし約80/20である。配合割合が約95/5を越
えて共重合ゴムAを多く配合しても、また約55/
45未満と共重合ゴムBを多く配合しても耐熱老化
性に優れたホースは得られない。 本発明では加硫剤として有機ペルオキシドを使
用する(要件(d))。ゴムの加硫剤として、通常硫
黄、有機硫黄化合物、有機ペルオキシドなどが使
用されるが、有機ペルオキシドを用いずに他の加
硫剤を用いた場合、本発明のホースの耐熱老化性
は劣る。 本発明で使用する有機ペルオキシドとしては、
第3ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペ
ルオキシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロペル
オキシド、p−メンタンヒドロペルオキシド、
2・5−ジメチル−2・5ジヒドロペルオキシヘ
キサン、2・5−ジメチル−2・5ジヒドロペル
オキシヘキシン−3などの如きアルキルヒドロペ
ルオキシド類;ジ・第三ブチルペルオキシド、
ジ・第三アミルペルオキシド、第三ブチルクミル
ペルオキシド、ジクミルペルオキシド、1・4−
(または1・3−)ジ第三ブチルペルオキシイソ
プロピルベンゼン、2・2−ジ第三ブチルペルオ
キシブタン、2・5−ジメチル−2・5−ジ(第
三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2・5−ジメチ
ル−2・5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3、n−ブチル−4・4−ジ第三ブチルバレ
レート、1・1−ジ第三ブチルペルオキシシクロ
ヘキサン、ジ−第三ブチルペルオキシ−3・3・
5−トリメチルシクロヘキサン、2・2−ビス
(4・4−ジ−第三ブチルペルオキシシクロヘキ
シル)プロパンなどの如きジアルキルペルオキシ
ド類;ジアセチルペルオキシド、ジプロピオニル
ペルオキシド、ジオクタノイルペルオキシド、
3・5・5−トリメチルヘキサノイルペルオキシ
ド、ジデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペ
ルオキシド、ステアロイルペルオキシド、ジベン
ゾイルペルオキシド、ジ−p−クロロベンゾイル
ペルオキシド、ジ−2・4−ジクロロベンゾイル
ペルオキシド、サクシニツアシドペルオキシドな
どのジアシルペルオキシド類;第三ブチルペルオ
キシアセテート、第三ブチルペルオキシイソブチ
レート、第三ブチルペルオキシビバレート、第三
ブチルペルオキシマレツクアシド、第三ブチルペ
ルオキシネオデカノエート、第三ブチルペルオキ
シベンゾエート、ジ第三ブチルペルオキシフタレ
ート、第三ブチルペルオキシラウレート、2・5
−ジメチル−2・5−ジ(ベンゾイルペルオキ
シ)ヘキサン、第三ブチルペルオキシイソプロピ
ルカーボネートなどの如きペルオキシエステル
類;ジシクロヘキサノンペルオキシドなどのケト
ンペルオキシド類;およびこれらの混合物などが
あげられる。なかでも半減期1分を与える温度が
130℃ないし200℃の範囲にある有機ペルオキシド
の使用が好ましく、特にn−ブチル−4・4−ジ
第三ブチルバレレート、ジクミルペルオキシド、
2・5−ジメチル−2・5−ジ(第三ブチルペル
オキシ)ヘキサン、2・5−ジメチル−2・5−
ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2・5−
ジメチル−2・5−ジ(第三ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3、ジ第三ブチルペルオキシド、1・
1−ジ第三ブチルペルオキシ−3・3・5−トリ
メチルシクロヘキサン、第三ブチルヒドロペルオ
キシドなどの有機ペルオキシドが好ましく使用さ
れる。 本発明ではこのような有機ペルオキシドは共重
合ゴムAおよび共重合ゴムBの総量100重量部に
対して約0.003モル部以上、通常約0.003ないし約
0.002モル部、好ましくは約0.005ないし約0.015モ
ル部使用する。0.003モル部以下であると、強度
が低下するばかりでなく耐熱老化性にも劣る。約
0.02モル部以上使用した時、耐熱老化性が低下す
る場合がある。 本発明では加硫剤としての有機ペルオキシドと
併用して、加硫助剤を配合する(要件(e))。加硫
助剤の併用はホースの機械的強度が上昇するばか
りか、耐熱老化性も向上する。加硫助剤としては
p−キノンジオキシム、p・p′−ジベンゾイルキ
ノンジオキシムなどの如きキノンジオキシム系化
合物;p−ジニトロソベンゼン、N−メチル−
N、4−ジニトロソメチルアニリンなどの如きジ
ニトロソ系化合物;n−ジニトニベンゼン、2・
4−ジニトロトルエンなどの如きニトロ系化合
物;トリアリルシアヌレート、ジアリルフタレー
ト、イタコン酸ジアリル、テトラアリルオキシエ
タンなどの如きアリル系化合物;トリメチロール
ブラバントリメタクリレート、エチレンジメタク
リレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレートなどの
如きメタクリル系化合物;その他N・N′−フエ
ニレンビスマレイミド、ジビニルベンゼン及びジ
ビニルトルエンなどをあげることができるが、な
かでもp−キノンジオキシム、p・p′−ジベンゾ
イルキノンジオキシム、トリアリルシアヌレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
などの使用が好ましい。このような加硫助剤は共
重合ゴムAおよび共重合ゴムBの総量100重量部
に対して約0.003モル部以上、通常約0.003モル部
ないし約0.02モル部、好ましくは約0.005ないし
約0.015モル部使用する。約0.003モル部以下では
強度、耐熱性に劣り、約0.02モル部以上の使用は
無駄であつたり、場合によつては耐熱老化性に劣
る結果となる。 又加硫助剤は有機ペルオキシドと約当モル又は
それ以下の量で使用することが推奨される。 尚、硫黄の少量の配合は加硫物の機械的強度を
上昇させるときがあるので、本発明の効果を阻害
しない範囲で少量配合することもできる。一般に
は有機ペルオキシド1モルに対して約1/2モル以
下の量とすべきであろう。 本発明では酸化防止剤を配合する(要件(f))。
酸化防止剤としてはスチレン化フエノール、2・
6−ジ−第三ブチルフエノール、2・6−ジ−第
三ブチル−4−メチルフエノール、2・6−ジ−
第三ブチル−p−エチルフエノール、2・4・6
−トリ−第三ブチルフエノール、ブチルヒドロキ
シアニソール、1−ヒドロキシ−3−メチル−4
−イソプロピルベンゼン、モノ第三ブチル−p−
クレゾール、モノ第三ブチル−m−クレゾール、
2・4−ジメチル−6−第三ブチルフエノール、
ブチル化ビスフエノールA、2・2′−メチレン−
ビス(4−エチル−6−第三ブチルフエノー
ル)、4・4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−
6−第三ブチルフエノール)、2・2′−メチレン
−ビス(4−メチル−6−第三ブチルフエノー
ル)、2・2′−メチレン−ビス(4−エチル−6
−第三ブチルフエノール)、4・4′−メチル−ビ
ス(2・6−ジ−第三ブチルフエノール)、2・
2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−第三ノニ
ルフエノール)、4・4′−ブチリデン−ビス(3
−メチル−6−第三ブチルフエノール)、2・
2′−イソブチリデン−ビス(4・6−ジメチルフ
エノール)、4・4′−チオ−ビス(3−メチル−
6−第三ブチルフエノール)、ビス(3−メチル
−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルベンジル)ス
ルフイド、4・4′−チオ−ビス(2−メチル−6
−第三ブチルフエノール)、2・2′−チオービス
(4−メチル−6−第三ブチルフエノール)、4・
4′−チオービス(6−第三ブチル−3−メチルフ
エノール)、2・2−チオ〔ジエチル−ビス3
(3・5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフエ
ノール)プロピオネート〕、ビス−〔3・3−ビス
(4′−ヒドロキシ−3′−第三ブチルフエノール)−
ブチリツクアシド〕グリコールエステル、ビス
〔2−(2−ヒドロキシ−5−メチル−3−第三ブ
チル−ベンジル)−4−メチル−6−第三ブチル
フエニル〕テレフタレート、1・3・5−トリス
(3′・5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒドキシベンジ
ル)イソシアヌレート、N・N′−ヘキサメチレ
ン−ビス(3・5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシ−ヒドロシナミド)、n−オクタデシル−3
−(4′−ヒドロキシ−3′・5′−ジ−第三ブチルフエ
ノール)プロピオネート、テトラキス〔メチレン
−3−3・5−ジ−第三ブチル−4ヒドロキシフ
エニル)プロピオネート〕メタン、1・1′−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキサン、
2・6−モノ(α−メチルベンジル)フエノー
ル、ジ(α−メチルベンジル)フエノール、トリ
(α−メチルベンジル)フエノール、ビス(2′−
ヒドロキシ−3′−第三ブチル−5′−メチルベンジ
ル)4−メチル−フエノール、2・5−ジ−第三
アミルハイドロキノン、2・6−ジ−第三ブチル
−α−ジメチルアミノ−p−クレゾール、2・5
−ジ−第三ブチルハイドロキノン、3・5−ジ−
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルリン酸のジ
エチルエステル、カテコール、ハイドロキノンな
どの如きフエノール系酸化防止剤;2−メルカプ
トベンズイミダゾール、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルベン
ズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイ
ミダゾールの亜鉛塩の如きベンズイミダゾール系
酸化防止剤;ジミリスチルチオジプロピオネー
ト、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステア
リルチオジプロピネート、ジトリデシルチオジプ
ロピオネートの如き脂肪族チオエーテル系酸化防
止剤;ジブチルジチオカルバミン酸の亜鉛又はニ
ツケル塩、ジエチルジチオカルバミン酸の亜鉛
塩、エチル−フエニル−ジチオカルバミン酸の亜
鉛塩、ジメチルジチオカルバミン酸の亜鉛塩、ジ
アミルジチオカルバミン酸の亜鉛塩などの如きジ
チオカルバミン酸の金属塩系酸化防止剤;2・
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン
又はその重合体、6−エトキシ−2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリンなどの如き
キノリン系酸化防止剤;その他フエノチアジン、
4−ベンゾイルオキシ−2・2・6・6−テトラ
メチルピペリジン、ビス(2・2・6・6−テト
ラメチル−4−ピペリジン)セバケート、N−
(3′−ヒドロキシブチリデン)−1−ナフチルアミ
ンなどがあげられる。かくの如き酸化防止剤の中
でも2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロ
キノリンの重合体、2・6−ジ−第三ブチル−4
メチルフエノール、N−(3′−ヒドロキシブチリ
デン)−ナフチルアミン、2−メルカプトベンズ
イミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾー
ルの亜鉛塩、ジブチルジチオカルバミン酸のニツ
ケル塩、モノ(α−メチルベンジル)フエノー
ル、ジ(α−メチルベンジル)フエノール、トリ
(α−メチルベンジル)フエノールおよびこれら
の混合物の使用が好ましい。 本発明では以上の如き酸化防止剤を共重合ゴム
A及び共重合ゴムBの総量100重量部に対して約
0.5重量部以上配合するが、通常約0.5ないし約4
重量部、好ましくは約1ないし約3重量部使用す
る。使用量が約0.5重量部未満であると耐熱老化
性に劣り、また約4重量部を越えての使用は無駄
である。 本発明では加工補助剤を全く配合しないか、配
合してもゴム成分(A+B)100重量部当り約20
重量部以下、好ましくは約15重量部以下に留め
る。約20重量部を越えて配合すると加硫物を耐熱
老化性が著しく低下する。ここで加工補助剤とは
軟化剤、粘着付与剤、可塑剤等と称せられ、加工
性を改善するために使用されるものである。 具体的には例えばプロセスオイル、潤滑油、パ
ラフイン、流動パラフイン、ワセリンなどの石油
系軟化剤;その他アタクチツクポリプロピレン、
液状ポリブテンなどの合成高分子物質などを挙げ
ることができる。しかし、パラフイン系プロセス
オイル、流動パラフイン、液状ポリブテンの使用
が好ましい。 本発明では前述した(a)〜(g)の要件の他に任意成
分として無機充填剤を配合することが出来る。通
常無機充填剤の配合量は共重合ゴムA及び共重合
ゴムBの総量100重量部に対して約200重量部以下
であり、約10ないし約200重量部が好ましく、と
くには約30ないし約180重量部とするのが推奨さ
れる。無機充填剤の配合により加硫物の表面硬度
及び引張強度が増大して好ましい結果を得るが約
200重量部を越えて使用するとホースの柔軟性を
失うなどゴム的性質が失われる。 使用できる無機充填剤としては微粉ケイ酸、炭
酸カルシウム、タルク、クレー、カーボンブラツ
クなどを挙げることができる。 又、本発明では他の任意成分として成形補助剤
を添加することができる。成形補助剤としてリシ
ノール酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリ
ン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸亜鉛、その他上記酸のエス
テル等、高級脂肪酸、その塩及びそのエステルを
挙げることができる。これらは通常ゴム成分(A
+B)100重量部に対して最大約10重量部、好ま
しくは約1ないし第5重量部使用される。 又本発明の組成物中に占める共重合ゴムA及び
共重合ゴムBの割合は約25重量%以上、好ましく
は約35重量%以上とするのが推奨される。 本発明の組成物からホースを製造する工程は従
来のエチレン・プロピレン・ポリエン・共重合ゴ
ムを使用したゴム組成物からホースを製造するた
めの公知の任意の工程が適宜選択される。 例えばバンバリーミキサーなどのミキサー類を
用いて90℃ないし150℃で4ないし10分間共重合
ゴムA、共重合ゴムB、無機充填剤および必要に
応じて加工補助剤などを混練した後、オープンロ
ールなどのロール類を用いてロール温度40ないし
80℃の温度で酸化防止剤、有機ペルオキシドおよ
び加硫助剤などを追加混合し、シート状又はリボ
ン状の配合ゴムを調製する。この配合ゴムを押出
成形機によつて使用目的に応じたホースの形状に
成形し、該成形物を130ないし220℃に加熱された
加硫槽内で1分ないし60分加熱することにより、
加硫を行いホースを製造することができる。 図面の第1図及び第2図は本発明のゴムホース
の断面図を例示したものである。 第1図のゴムホースは加硫ゴム部1と繊維布部
2とが円筒状に積層されており、第2図のゴムホ
ースは繊維布部4と、その内側と外側に加硫ゴム
部3,5が円筒状に積層されたゴムホースであ
る。勿論繊維布部が2層以上積層されているもの
も本発明のゴムホースである。繊維布として合成
繊維布、天然繊維布が使用される。 以下具体的に実施例を以つて説明する。 実施例、比較例で使用した共重合ゴム 実施例および比較例で使用した共重合ゴムA
(A1、A2、A3)および共重合ゴムB(B1、B2)の一
覧表を表1に示す。尚、共重合ゴムAはいずれも
ジオレフインとしてエチリデンノルボルネンを使
用した。
ス用ゴム組成物に関する。 エチレン・プロピレン・ポリエン共重合ゴムか
ら得られる加硫物はそのゴムの構造に起因し、耐
熱性、耐オゾン性、耐薬品性、電気絶縁性に優
れ、また柔軟性を備えているため、機械的振動が
激しく高温度雰囲気に晒される自動車エンジン周
辺の部品の一つであるラジエーターホースに好適
に使用されている。 最近自動車の排ガス規制などにより、燃焼効率
の向上に伴うエンジン温度の上昇により、エンジ
ン周辺の温度が従来100℃以下であつたものが100
℃以上と従来より高温度に晒される結果となり、
従つてエンジン周辺部に使用されるラジエーター
ホースはより一層の耐熱老化性を要求されるに致
つたが、従来公知のエチレン・プロピレン・ポリ
エン共重合ゴム組成物から得られる加硫物はこの
要求を満たさないことを本発明者は知つた。例え
ば、特公昭49−16259号公報ではエチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合ゴム、鉱物質充填剤、過酸
化物およびキノンジオキシム化合物、ニトロソ化
合物又はニトロ化合物などの特定の化合物からな
る組成物を特殊な方法で加硫して、耐熱老化性に
優れた加硫物を製造する方法を開示している。し
かしながら、該公報の記載では、120℃で7日間
放置すると伸び、強度とも初期値の90%以下に低
下し、また本発明者の実験によれば、該加硫物は
耐熱性の促進試験、すなわち160℃で7日間放置
すると伸び、強度とも初期値の50%以下に低下し
劣化の度合は激しく、エチレン・プロピレン・ポ
リエンゴム加硫物の本来の柔軟性、強度を長期間
120℃程度の高温下では保持することは不可能で
あり、従つて今後の自動車エンジン周辺に使用さ
れるラジエーターホースとして適合するものでは
なかつた。 本発明者は叙上の事情に鑑み鋭意研究を行つた
処、後述する条件を満たすエチレン・プロピレン
系共重合ゴムを配合した組成物が従来公知のゴム
組成物より著しく耐熱老化性に優れる加硫物を与
えることを発見し本発明に到達した。 すなわち本発明は下記(a)〜(g)の条件を満たす超
耐熱老化性ホース用ゴム組成物を提供することに
関する。 (a) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のエチ
レン・プロピレン・ポリエン共重合ゴムAを配
合すること。 (b) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のポリ
エン成分を含有しないエチレン・プロピレン共
重合ゴムBを配合すること。 (c) 共重合ゴムAと共重合ゴムBの配合割合が重
量比(A/B)で約55/45ないし約90/10であ
ること。 (d) 加硫剤として有機ペルオキシドを使用し、ゴ
ム成分(A+B)100重量部に対して約0.003モ
ル部以上配合すること。 (e) 加硫助剤をゴム成分(A+B)100重量部に
対して約0.003モル部以上配合すること。 (f) 酸化防止剤をゴム成分(A+B)100重量部
に対して0.5重量部以上配合すること。 (g) 加工補助剤の配合量をゴム成分(A+B)
100重量部に対して約20重量部以下とするこ
と。 本発明のエチレン・プロピレン系共重合ゴム組
成物からの加硫物は120℃の空気雰囲気下に20日
間晒しても初期物性を実質的に保持するという驚
くべき超耐熱老化性を示すので、超耐熱老化性の
ゴムホースが得られ長期間の使用を保持する。 このような本発明の効果は前記(a)〜(g)の要件を
すべて満たすことにより結合効果として達成され
る。(a)〜(g)の要件の中で個々の要件あるいはこれ
らの二、三の組み合わせについては既に知られて
いるものもあるがすべての要件を満たす組成物に
ついては知られていないし、勿論ホース製造用と
して本発明の組成物を使用することは全く知られ
ない。 例えば特公昭46−32359号公報ではエチレン・
プロピレン・ターポリマー(EPTと略す)100重
量部に対してエチレン・プロピレンラバー
(EPRと略す)20〜130重量部、粘着付与剤10〜
200重量部、架橋剤0.2〜20重量部からなる自己融
着性絶縁組成物が提案され、一般記載として老化
防止剤を添加すること、加硫剤の他に有機ペルオ
キシドの使用等が記載されるが、具体的に実施例
で開示される配合では老化防止剤は配合されず、
又加硫剤として硫黄を使用し、しかも本発明に於
いて加工補助剤として包含される粘着付与剤及び
軟化剤がEPTとEPRの総量100重量部に対して20
重量部以上の配合であつてこのような配合から得
られる加硫物は本発明の組成物からの加硫物と比
較して著しく耐熱老化性に劣る。又特公昭47−
8369号公報は未加硫状態での配合ゴムの加工性を
向上する目的でEPT100重量部に対してEPRを包
含するエチレン・α−オレフイン共重合体を1〜
40重量部、アルキルフエノールホルムアルデヒド
樹脂、その変性物、ロジン又はそのエステル化物
を0.5〜30重量部が配合せられたゴム組成物が提
案されるが具体的に使用される加硫剤はイオウ系
加硫剤であつて、酸化防止剤の使用の記載は全く
無い。特開昭48−745号公報明細書ではEPT100
重量部に対して高分子量イソブチレン及び/又は
EPR50〜150重量部、加硫剤を配合して製造され
る自己融着性半導体テープが提案されるが、
EPTとEPRの併用時は意識的に有機ペルオキシ
ドの使用を避け、かつ酸化防止剤の使用の記載は
無く、又実施例では本発明で加工補助剤として包
含される低分子量ポリイソブチレン、テルペン樹
脂、炭化水素系プロセス油の総使用量はEPTと
EPRの総量100重量部に対して20重量部を越え
る。更に米国特許3725335号明細書ではEPT100
重量部に対してポリイソブチレン及び/又は
EPR50〜150重量部、粘着剤10〜80、無機充填剤
50〜200重量部、EPTのみを加硫し得る加硫剤と
からなる自己融着性絶縁用組成物が提案される
が、EPRとEPTを組み合わせる場合は有機ペル
オキシドの使用が排除され、酸化防止剤使用の記
載は無い。又特開昭48−50299号公報明細書では
EPT、EPR100重量部に対してポリエチレン10〜
60重量部、ポリイソブチレン5〜40重量部配合
し、充填剤を全く配合しない配合ゴムを加硫して
得られる自己融着絶縁テープが提案され、実施例
で老化防止剤、架橋剤として有機ペルオキシドを
使用しかつ架橋助剤をも配合した例が開示される
が、EPTとEPRの併用した例は全く開示されず
しかも本発明で加工補助剤として包含される可塑
剤と粘着剤の総量はEPT又はEPR100重量部に対
して40重量部と大量に使用されている。これらの
公知文献の中には耐熱老化性に触れるものもある
が、本発明者の追試験によれば本発明の組成物か
らの加硫物の耐熱老化性には遠く及ばない。従つ
てこれの公知例から本発明の(a)〜(g)の要件をすべ
て満たすことによる本発明の奏する著しい効果は
全く予想することは出来ない。 以下本発明について詳述することにより本発明
の目的、利点がより理解されるであろう。 本発明で使用される共重合ゴムA(要件(a))は
エチレン単位とプロピレン単位とのモル比(エチ
レン/プロピレン)が約50/50ないし約95/5、
好ましくは約55/45ないし約85/15のエチレン・
プロピレン共重合ゴムである。モル比が約95/5
を越えるとホースのゴム的性質に劣り、約50/50
未満ではホースの強度、耐熱老化性に劣る。 共重合ゴムAはポリエン成分を含有することが
必須でありその含有量はヨウ素価表示で約4ない
し約50、好ましくは約4ないし約40、更に好まし
くは約4ないし約30である。ポリエン成分として
具体的には、1・4−ヘキサジエン、1・6−オ
クタジエン、2−メチル−1・5−ヘキサジエ
ン、6−メチル−1・5−ヘプタジエン、7−メ
チル−1・6−オクタジエンのような鎖状非共役
ジエン、シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジ
エン、メチルテトラヒドロインデン、5−ビニル
ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イソ
プロピリデン−2−ノルボルネン、6−クロロメ
チル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネンの
ような環状非共役ジエン、2・3−ジイソプロピ
リデン−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3
−イソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−プ
ロペニル−2・2−ノルボルナジエン、1・3・
7−オクタトリエン、1・4・9−デカトリエン
のようなトリエンを代表例として例示することが
できる。好適なポリエンは環状非共役ジエンおよ
び1・4−ヘキサジエンとりわけジシクロペンタ
ジエン又は5−エチリデン−2−ノルボルネンで
ある。 本発明の必須要件(b)の共重合ゴムBはエチレン
単位とプロピレン単位のモル比(エチレン/プロ
ピレン)は約50/50ないし約95/5、好ましくは
約55/45ないし約85/15である。モル比が約50/
50より小さいときはホースの強度及び耐熱老化性
が低い。モル比が約95/5を越えるとゴム的性質
に劣る。 本発明の共重合ゴムBはポリエン成分を含まな
い。このようなゴムは例えばチーグラー触媒下に
エチレンおよびプロピレンを共重合せしめて得ら
れる。しかし不均化反応などにより小量の二重結
合が分子鎖内に存在することがあるが、このよう
な共重合ゴムは通常ヨウ素価が約2以下であり本
発明の共重合ゴムBとして好適に使用できる。 本発明で使用される共重合ゴムA及び共重合ゴ
ムBのムーニー粘度(ML1+4、100℃)は通常約
10ないし約200、好ましくは約15ないし約150、よ
り好ましくは約20ないし約100である。ム−ニ−
粘度が約200を越えると配合ゴムを調製する際の
ロール加工性が低下する欠点を有し、約10未満で
あるとホースの強度が低下する。 本発明の必須要件(c)である共重合ゴムAと共重
合ゴムBの配合割合は重量比(A/B)は約55/
45ないし約90/10であるが、好ましくは約60/40
ないし約80/20である。配合割合が約95/5を越
えて共重合ゴムAを多く配合しても、また約55/
45未満と共重合ゴムBを多く配合しても耐熱老化
性に優れたホースは得られない。 本発明では加硫剤として有機ペルオキシドを使
用する(要件(d))。ゴムの加硫剤として、通常硫
黄、有機硫黄化合物、有機ペルオキシドなどが使
用されるが、有機ペルオキシドを用いずに他の加
硫剤を用いた場合、本発明のホースの耐熱老化性
は劣る。 本発明で使用する有機ペルオキシドとしては、
第3ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペ
ルオキシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロペル
オキシド、p−メンタンヒドロペルオキシド、
2・5−ジメチル−2・5ジヒドロペルオキシヘ
キサン、2・5−ジメチル−2・5ジヒドロペル
オキシヘキシン−3などの如きアルキルヒドロペ
ルオキシド類;ジ・第三ブチルペルオキシド、
ジ・第三アミルペルオキシド、第三ブチルクミル
ペルオキシド、ジクミルペルオキシド、1・4−
(または1・3−)ジ第三ブチルペルオキシイソ
プロピルベンゼン、2・2−ジ第三ブチルペルオ
キシブタン、2・5−ジメチル−2・5−ジ(第
三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2・5−ジメチ
ル−2・5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3、n−ブチル−4・4−ジ第三ブチルバレ
レート、1・1−ジ第三ブチルペルオキシシクロ
ヘキサン、ジ−第三ブチルペルオキシ−3・3・
5−トリメチルシクロヘキサン、2・2−ビス
(4・4−ジ−第三ブチルペルオキシシクロヘキ
シル)プロパンなどの如きジアルキルペルオキシ
ド類;ジアセチルペルオキシド、ジプロピオニル
ペルオキシド、ジオクタノイルペルオキシド、
3・5・5−トリメチルヘキサノイルペルオキシ
ド、ジデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペ
ルオキシド、ステアロイルペルオキシド、ジベン
ゾイルペルオキシド、ジ−p−クロロベンゾイル
ペルオキシド、ジ−2・4−ジクロロベンゾイル
ペルオキシド、サクシニツアシドペルオキシドな
どのジアシルペルオキシド類;第三ブチルペルオ
キシアセテート、第三ブチルペルオキシイソブチ
レート、第三ブチルペルオキシビバレート、第三
ブチルペルオキシマレツクアシド、第三ブチルペ
ルオキシネオデカノエート、第三ブチルペルオキ
シベンゾエート、ジ第三ブチルペルオキシフタレ
ート、第三ブチルペルオキシラウレート、2・5
−ジメチル−2・5−ジ(ベンゾイルペルオキ
シ)ヘキサン、第三ブチルペルオキシイソプロピ
ルカーボネートなどの如きペルオキシエステル
類;ジシクロヘキサノンペルオキシドなどのケト
ンペルオキシド類;およびこれらの混合物などが
あげられる。なかでも半減期1分を与える温度が
130℃ないし200℃の範囲にある有機ペルオキシド
の使用が好ましく、特にn−ブチル−4・4−ジ
第三ブチルバレレート、ジクミルペルオキシド、
2・5−ジメチル−2・5−ジ(第三ブチルペル
オキシ)ヘキサン、2・5−ジメチル−2・5−
ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2・5−
ジメチル−2・5−ジ(第三ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3、ジ第三ブチルペルオキシド、1・
1−ジ第三ブチルペルオキシ−3・3・5−トリ
メチルシクロヘキサン、第三ブチルヒドロペルオ
キシドなどの有機ペルオキシドが好ましく使用さ
れる。 本発明ではこのような有機ペルオキシドは共重
合ゴムAおよび共重合ゴムBの総量100重量部に
対して約0.003モル部以上、通常約0.003ないし約
0.002モル部、好ましくは約0.005ないし約0.015モ
ル部使用する。0.003モル部以下であると、強度
が低下するばかりでなく耐熱老化性にも劣る。約
0.02モル部以上使用した時、耐熱老化性が低下す
る場合がある。 本発明では加硫剤としての有機ペルオキシドと
併用して、加硫助剤を配合する(要件(e))。加硫
助剤の併用はホースの機械的強度が上昇するばか
りか、耐熱老化性も向上する。加硫助剤としては
p−キノンジオキシム、p・p′−ジベンゾイルキ
ノンジオキシムなどの如きキノンジオキシム系化
合物;p−ジニトロソベンゼン、N−メチル−
N、4−ジニトロソメチルアニリンなどの如きジ
ニトロソ系化合物;n−ジニトニベンゼン、2・
4−ジニトロトルエンなどの如きニトロ系化合
物;トリアリルシアヌレート、ジアリルフタレー
ト、イタコン酸ジアリル、テトラアリルオキシエ
タンなどの如きアリル系化合物;トリメチロール
ブラバントリメタクリレート、エチレンジメタク
リレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレートなどの
如きメタクリル系化合物;その他N・N′−フエ
ニレンビスマレイミド、ジビニルベンゼン及びジ
ビニルトルエンなどをあげることができるが、な
かでもp−キノンジオキシム、p・p′−ジベンゾ
イルキノンジオキシム、トリアリルシアヌレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
などの使用が好ましい。このような加硫助剤は共
重合ゴムAおよび共重合ゴムBの総量100重量部
に対して約0.003モル部以上、通常約0.003モル部
ないし約0.02モル部、好ましくは約0.005ないし
約0.015モル部使用する。約0.003モル部以下では
強度、耐熱性に劣り、約0.02モル部以上の使用は
無駄であつたり、場合によつては耐熱老化性に劣
る結果となる。 又加硫助剤は有機ペルオキシドと約当モル又は
それ以下の量で使用することが推奨される。 尚、硫黄の少量の配合は加硫物の機械的強度を
上昇させるときがあるので、本発明の効果を阻害
しない範囲で少量配合することもできる。一般に
は有機ペルオキシド1モルに対して約1/2モル以
下の量とすべきであろう。 本発明では酸化防止剤を配合する(要件(f))。
酸化防止剤としてはスチレン化フエノール、2・
6−ジ−第三ブチルフエノール、2・6−ジ−第
三ブチル−4−メチルフエノール、2・6−ジ−
第三ブチル−p−エチルフエノール、2・4・6
−トリ−第三ブチルフエノール、ブチルヒドロキ
シアニソール、1−ヒドロキシ−3−メチル−4
−イソプロピルベンゼン、モノ第三ブチル−p−
クレゾール、モノ第三ブチル−m−クレゾール、
2・4−ジメチル−6−第三ブチルフエノール、
ブチル化ビスフエノールA、2・2′−メチレン−
ビス(4−エチル−6−第三ブチルフエノー
ル)、4・4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−
6−第三ブチルフエノール)、2・2′−メチレン
−ビス(4−メチル−6−第三ブチルフエノー
ル)、2・2′−メチレン−ビス(4−エチル−6
−第三ブチルフエノール)、4・4′−メチル−ビ
ス(2・6−ジ−第三ブチルフエノール)、2・
2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−第三ノニ
ルフエノール)、4・4′−ブチリデン−ビス(3
−メチル−6−第三ブチルフエノール)、2・
2′−イソブチリデン−ビス(4・6−ジメチルフ
エノール)、4・4′−チオ−ビス(3−メチル−
6−第三ブチルフエノール)、ビス(3−メチル
−4−ヒドロキシ−5−第三ブチルベンジル)ス
ルフイド、4・4′−チオ−ビス(2−メチル−6
−第三ブチルフエノール)、2・2′−チオービス
(4−メチル−6−第三ブチルフエノール)、4・
4′−チオービス(6−第三ブチル−3−メチルフ
エノール)、2・2−チオ〔ジエチル−ビス3
(3・5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフエ
ノール)プロピオネート〕、ビス−〔3・3−ビス
(4′−ヒドロキシ−3′−第三ブチルフエノール)−
ブチリツクアシド〕グリコールエステル、ビス
〔2−(2−ヒドロキシ−5−メチル−3−第三ブ
チル−ベンジル)−4−メチル−6−第三ブチル
フエニル〕テレフタレート、1・3・5−トリス
(3′・5′−ジ−第三ブチル−4′−ヒドキシベンジ
ル)イソシアヌレート、N・N′−ヘキサメチレ
ン−ビス(3・5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロ
キシ−ヒドロシナミド)、n−オクタデシル−3
−(4′−ヒドロキシ−3′・5′−ジ−第三ブチルフエ
ノール)プロピオネート、テトラキス〔メチレン
−3−3・5−ジ−第三ブチル−4ヒドロキシフ
エニル)プロピオネート〕メタン、1・1′−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキサン、
2・6−モノ(α−メチルベンジル)フエノー
ル、ジ(α−メチルベンジル)フエノール、トリ
(α−メチルベンジル)フエノール、ビス(2′−
ヒドロキシ−3′−第三ブチル−5′−メチルベンジ
ル)4−メチル−フエノール、2・5−ジ−第三
アミルハイドロキノン、2・6−ジ−第三ブチル
−α−ジメチルアミノ−p−クレゾール、2・5
−ジ−第三ブチルハイドロキノン、3・5−ジ−
第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルリン酸のジ
エチルエステル、カテコール、ハイドロキノンな
どの如きフエノール系酸化防止剤;2−メルカプ
トベンズイミダゾール、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルベン
ズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイ
ミダゾールの亜鉛塩の如きベンズイミダゾール系
酸化防止剤;ジミリスチルチオジプロピオネー
ト、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステア
リルチオジプロピネート、ジトリデシルチオジプ
ロピオネートの如き脂肪族チオエーテル系酸化防
止剤;ジブチルジチオカルバミン酸の亜鉛又はニ
ツケル塩、ジエチルジチオカルバミン酸の亜鉛
塩、エチル−フエニル−ジチオカルバミン酸の亜
鉛塩、ジメチルジチオカルバミン酸の亜鉛塩、ジ
アミルジチオカルバミン酸の亜鉛塩などの如きジ
チオカルバミン酸の金属塩系酸化防止剤;2・
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン
又はその重合体、6−エトキシ−2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリンなどの如き
キノリン系酸化防止剤;その他フエノチアジン、
4−ベンゾイルオキシ−2・2・6・6−テトラ
メチルピペリジン、ビス(2・2・6・6−テト
ラメチル−4−ピペリジン)セバケート、N−
(3′−ヒドロキシブチリデン)−1−ナフチルアミ
ンなどがあげられる。かくの如き酸化防止剤の中
でも2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロ
キノリンの重合体、2・6−ジ−第三ブチル−4
メチルフエノール、N−(3′−ヒドロキシブチリ
デン)−ナフチルアミン、2−メルカプトベンズ
イミダゾール、2−メルカプトベンズイミダゾー
ルの亜鉛塩、ジブチルジチオカルバミン酸のニツ
ケル塩、モノ(α−メチルベンジル)フエノー
ル、ジ(α−メチルベンジル)フエノール、トリ
(α−メチルベンジル)フエノールおよびこれら
の混合物の使用が好ましい。 本発明では以上の如き酸化防止剤を共重合ゴム
A及び共重合ゴムBの総量100重量部に対して約
0.5重量部以上配合するが、通常約0.5ないし約4
重量部、好ましくは約1ないし約3重量部使用す
る。使用量が約0.5重量部未満であると耐熱老化
性に劣り、また約4重量部を越えての使用は無駄
である。 本発明では加工補助剤を全く配合しないか、配
合してもゴム成分(A+B)100重量部当り約20
重量部以下、好ましくは約15重量部以下に留め
る。約20重量部を越えて配合すると加硫物を耐熱
老化性が著しく低下する。ここで加工補助剤とは
軟化剤、粘着付与剤、可塑剤等と称せられ、加工
性を改善するために使用されるものである。 具体的には例えばプロセスオイル、潤滑油、パ
ラフイン、流動パラフイン、ワセリンなどの石油
系軟化剤;その他アタクチツクポリプロピレン、
液状ポリブテンなどの合成高分子物質などを挙げ
ることができる。しかし、パラフイン系プロセス
オイル、流動パラフイン、液状ポリブテンの使用
が好ましい。 本発明では前述した(a)〜(g)の要件の他に任意成
分として無機充填剤を配合することが出来る。通
常無機充填剤の配合量は共重合ゴムA及び共重合
ゴムBの総量100重量部に対して約200重量部以下
であり、約10ないし約200重量部が好ましく、と
くには約30ないし約180重量部とするのが推奨さ
れる。無機充填剤の配合により加硫物の表面硬度
及び引張強度が増大して好ましい結果を得るが約
200重量部を越えて使用するとホースの柔軟性を
失うなどゴム的性質が失われる。 使用できる無機充填剤としては微粉ケイ酸、炭
酸カルシウム、タルク、クレー、カーボンブラツ
クなどを挙げることができる。 又、本発明では他の任意成分として成形補助剤
を添加することができる。成形補助剤としてリシ
ノール酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリ
ン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸亜鉛、その他上記酸のエス
テル等、高級脂肪酸、その塩及びそのエステルを
挙げることができる。これらは通常ゴム成分(A
+B)100重量部に対して最大約10重量部、好ま
しくは約1ないし第5重量部使用される。 又本発明の組成物中に占める共重合ゴムA及び
共重合ゴムBの割合は約25重量%以上、好ましく
は約35重量%以上とするのが推奨される。 本発明の組成物からホースを製造する工程は従
来のエチレン・プロピレン・ポリエン・共重合ゴ
ムを使用したゴム組成物からホースを製造するた
めの公知の任意の工程が適宜選択される。 例えばバンバリーミキサーなどのミキサー類を
用いて90℃ないし150℃で4ないし10分間共重合
ゴムA、共重合ゴムB、無機充填剤および必要に
応じて加工補助剤などを混練した後、オープンロ
ールなどのロール類を用いてロール温度40ないし
80℃の温度で酸化防止剤、有機ペルオキシドおよ
び加硫助剤などを追加混合し、シート状又はリボ
ン状の配合ゴムを調製する。この配合ゴムを押出
成形機によつて使用目的に応じたホースの形状に
成形し、該成形物を130ないし220℃に加熱された
加硫槽内で1分ないし60分加熱することにより、
加硫を行いホースを製造することができる。 図面の第1図及び第2図は本発明のゴムホース
の断面図を例示したものである。 第1図のゴムホースは加硫ゴム部1と繊維布部
2とが円筒状に積層されており、第2図のゴムホ
ースは繊維布部4と、その内側と外側に加硫ゴム
部3,5が円筒状に積層されたゴムホースであ
る。勿論繊維布部が2層以上積層されているもの
も本発明のゴムホースである。繊維布として合成
繊維布、天然繊維布が使用される。 以下具体的に実施例を以つて説明する。 実施例、比較例で使用した共重合ゴム 実施例および比較例で使用した共重合ゴムA
(A1、A2、A3)および共重合ゴムB(B1、B2)の一
覧表を表1に示す。尚、共重合ゴムAはいずれも
ジオレフインとしてエチリデンノルボルネンを使
用した。
【表】
実施例1〜3、比較例1〜4
表1の共重合ゴムA1と共重合ゴムB1とを、表
3に記載される割合で使用し、表2の配合表に従
つて配合ゴムを作製後、加硫物を得た。すなわち
共重合ゴムA1、共重合ゴムB2、亜鉛華、ステア
リン酸、ミストロンペーパータルク、シーストH
およびヨドプラストPを表2の配合表に従つて、
4.3のバンバリーミキサー(OOC型、神戸製鋼
社製)により6分間混練した後、酸化防止剤、加
硫剤および加硫助剤を追加し、8×20インチのオ
ープンロールを用いてロール温度40℃で15分間混
練した後、厚さ5mmの配合ゴムのシートを分出し
し、配合ゴムをシート状に得た。 上記配合ゴムを用いて第1図で繊維布2が綿布
であるゴムホースを作製し(加硫温度180℃)、加
硫ゴム部よりJIS K 6301に従う3号ダンペルを
打抜き、JIS K 6301の規定に従う方法で、引張
速度500mm/min、25℃で破断点における破断点応
力TB1(Kg/cm2)、破断点伸びEB1(%)を測定
した。更にJIS K 6301に従つて加硫物の硬度
HS1(JIS A)を測定した。これらの値を初期物
性として表3に示した。次に前記の3号ダンペル
を東洋精機製「TEST TUBE AGING
TESTER」により160℃に7日間、120℃に20日
間空気雰囲下に晒した後、各々のダンペルについ
て前記と同一の方法で破断点応力TB2(Kg/
cm2)、破断点伸びEB2(%)、硬度HS2を測定し
た。△TB、△EB、△HSを次式によつて計算
し、耐熱老化性の目安とした。 △TB(%)=TB2−TB1/TB1×100、 △EB(%)=EB2−EB1/EB1×100、 △HS=HS2−HS1
3に記載される割合で使用し、表2の配合表に従
つて配合ゴムを作製後、加硫物を得た。すなわち
共重合ゴムA1、共重合ゴムB2、亜鉛華、ステア
リン酸、ミストロンペーパータルク、シーストH
およびヨドプラストPを表2の配合表に従つて、
4.3のバンバリーミキサー(OOC型、神戸製鋼
社製)により6分間混練した後、酸化防止剤、加
硫剤および加硫助剤を追加し、8×20インチのオ
ープンロールを用いてロール温度40℃で15分間混
練した後、厚さ5mmの配合ゴムのシートを分出し
し、配合ゴムをシート状に得た。 上記配合ゴムを用いて第1図で繊維布2が綿布
であるゴムホースを作製し(加硫温度180℃)、加
硫ゴム部よりJIS K 6301に従う3号ダンペルを
打抜き、JIS K 6301の規定に従う方法で、引張
速度500mm/min、25℃で破断点における破断点応
力TB1(Kg/cm2)、破断点伸びEB1(%)を測定
した。更にJIS K 6301に従つて加硫物の硬度
HS1(JIS A)を測定した。これらの値を初期物
性として表3に示した。次に前記の3号ダンペル
を東洋精機製「TEST TUBE AGING
TESTER」により160℃に7日間、120℃に20日
間空気雰囲下に晒した後、各々のダンペルについ
て前記と同一の方法で破断点応力TB2(Kg/
cm2)、破断点伸びEB2(%)、硬度HS2を測定し
た。△TB、△EB、△HSを次式によつて計算
し、耐熱老化性の目安とした。 △TB(%)=TB2−TB1/TB1×100、 △EB(%)=EB2−EB1/EB1×100、 △HS=HS2−HS1
【表】
【表】
【表】
実施例 4〜6
実施例2において、共重合ゴムA、共重合ゴム
Bとして表4に記載される各共重合ゴムを用いる
他は実施例2と同一の操作を行つた。結果を表4
に示す。
Bとして表4に記載される各共重合ゴムを用いる
他は実施例2と同一の操作を行つた。結果を表4
に示す。
【表】
実施例7〜13、比較例5.6
実施例2において、酸化防止剤の種類および
量、加硫剤の種類および量並びに加硫助剤の種類
および量を表5に記載される如く変更する他は同
一の操作を行つた。結果を表5に示した。 尚、比較例5は酸化防止剤の配合量が少ない例
であり、比較例6は加硫助剤の配合量が少ない例
である。 比較例 7 加工補助剤を多量配合した実験を行つた。即ち
実施例7で更にパラフイン系プロセスオイル(商
品名;ダイアナホワイトプロセスwp75;出光興
産)を30重量部を配合した。尚上記オイルの添加
による加硫物の物性変化を調整するためミストロ
ンベンパータルク、及びシーストHの配合量を
各々70重量部、40重量部とした。その他は実施例
7と同一の操作を行つた。結果を表5に記した。
量、加硫剤の種類および量並びに加硫助剤の種類
および量を表5に記載される如く変更する他は同
一の操作を行つた。結果を表5に示した。 尚、比較例5は酸化防止剤の配合量が少ない例
であり、比較例6は加硫助剤の配合量が少ない例
である。 比較例 7 加工補助剤を多量配合した実験を行つた。即ち
実施例7で更にパラフイン系プロセスオイル(商
品名;ダイアナホワイトプロセスwp75;出光興
産)を30重量部を配合した。尚上記オイルの添加
による加硫物の物性変化を調整するためミストロ
ンベンパータルク、及びシーストHの配合量を
各々70重量部、40重量部とした。その他は実施例
7と同一の操作を行つた。結果を表5に記した。
【表】
【表】
比較例 8
実施例2で加硫剤として有機ペルオキシドの代
りに硫黄を用い表6の配合表に従つて配合ゴムを
作製する以外は実施例2と同一の操作を行つた
所、次の結果を得た。 初期物性 TB=140Kg/cm2 EB=500% HS=68 耐熱老化試験 △TB=−75 (160℃、7日) △EB=−72 △HS=+18
りに硫黄を用い表6の配合表に従つて配合ゴムを
作製する以外は実施例2と同一の操作を行つた
所、次の結果を得た。 初期物性 TB=140Kg/cm2 EB=500% HS=68 耐熱老化試験 △TB=−75 (160℃、7日) △EB=−72 △HS=+18
【表】
【表】
【表】
以上の実施例及び比較例より本発明の組成物か
ら得られるゴムホースは耐熱老化性に著しく優れ
ることがわかる。
ら得られるゴムホースは耐熱老化性に著しく優れ
ることがわかる。
第1図、第2図は本発明のホースの断面図を例
示したものである。
示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記(a)〜(g)の条件を満たす超耐熱老化性ホー
ス用ゴム組成物。 (a) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のエチ
レン・プロピレン・ポリエン共重合ゴムAを配
合すること。 (b) エチレンとプロピレンのモル比(エチレン/
プロピレン)が約50/50ないし約95/5のポリ
エン成分を含有しないエチレン・プロピレン共
重合ゴムBを配合すること。 (c) 共重合ゴムAと共重合ゴムBの配合割合が重
量比(A/B)で約55/45ないし約90/10であ
ること。 (d) 加硫剤として有機ペルオキシドを使用し、ゴ
ム成分(A+B)100重量部に対して約0.003モ
ル部以上の配合とすること。 (e) 加硫助剤をゴム成分(A+B)100重量部に
対して約0.003モル部以上配合すること。 (f) 酸化防止剤をゴム成分(A+B)100重量部
に対して約0.5重量部以上配合すること。 (g) 加工補助剤の配合量をゴム成分(A+B)
100重量部に対して約20重量部以下とするこ
と。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56680A JPS5698249A (en) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | Rubber composition for hose |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56680A JPS5698249A (en) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | Rubber composition for hose |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5698249A JPS5698249A (en) | 1981-08-07 |
| JPS621624B2 true JPS621624B2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=11477258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56680A Granted JPS5698249A (en) | 1980-01-09 | 1980-01-09 | Rubber composition for hose |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5698249A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237624U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | ||
| JPH04165181A (ja) * | 1990-10-27 | 1992-06-10 | Toyoda Gosei Co Ltd | 繊維補強ゴムホース |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4657981A (en) * | 1962-05-14 | 1987-04-14 | Hercules Incorporated | Dicyclopentadiene polymer containing elastomer |
| JP2740204B2 (ja) * | 1988-10-20 | 1998-04-15 | 三井化学株式会社 | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| JPH06210798A (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-02 | Kurashiki Kako Co Ltd | ゴムホース |
| TW322487B (ja) * | 1995-05-24 | 1997-12-11 | Mitsui Petroleum Chemical Industry Co Ltd | |
| JP2003073514A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Tokai Rubber Ind Ltd | 低汚染ホースおよびそれに用いるゴム組成物 |
| KR20060120224A (ko) * | 2003-12-25 | 2006-11-24 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 열가소성 엘라스토머 조성물 및 그의 제조 방법 및 성형품 |
| JP5050422B2 (ja) * | 2006-06-27 | 2012-10-17 | 株式会社ブリヂストン | 改質ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー及び給水給湯ホース |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5698275A (en) * | 1980-01-09 | 1981-08-07 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Rubber composition for sealing material |
| JPS6027129A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 金属性膜配線のアニ−ル方法 |
| JPS627945A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-14 | Mazda Motor Corp | エンジンの運転領域制御装置 |
-
1980
- 1980-01-09 JP JP56680A patent/JPS5698249A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237624U (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | ||
| JPH04165181A (ja) * | 1990-10-27 | 1992-06-10 | Toyoda Gosei Co Ltd | 繊維補強ゴムホース |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5698249A (en) | 1981-08-07 |
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