JPS62244971A - 鉄骨建方装置及び鉄骨建方システム - Google Patents

鉄骨建方装置及び鉄骨建方システム

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JPS62244971A
JPS62244971A JP8612886A JP8612886A JPS62244971A JP S62244971 A JPS62244971 A JP S62244971A JP 8612886 A JP8612886 A JP 8612886A JP 8612886 A JP8612886 A JP 8612886A JP S62244971 A JPS62244971 A JP S62244971A
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frame erection
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信博 奥山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中高層建築における鉄骨建方をロボット化し
た鉄骨建方装置及び鉄骨建方システムに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
中高層建築の工法は、大きく区分すると鉄骨組立、鉄筋
組立、型枠組立、コンクIJ−ト打設、型枠解体の各作
業からなっている。そのうち柱や梁の鉄骨組立作業では
、部材搬送、仮接合、建て入れ直し、本接合の作業があ
る。これらの作業では、先ず、クレーンを使って鉄骨を
所定の位置に搬送して仮締めボルトにより各部材間を仮
接合し、しかる後3軸方向の位置決め、歪み直しを行っ
て溶接やボルトにより鉄骨を最終的に固定(本接合)し
ている、従来の鉄骨組立におけるこれらの作業は、鉄骨
の運搬時にクレーンを使う以外、接合時に若干の治具を
使う程度で、はとんど人手による作業である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように人手による作業が中心になっている従来の
鉄骨組立作業では、鳶職人の高所作業が不可欠となり、
建設現場で行われている各種の作業の中でも取り分は危
険度が高く、危険作業の第1番目に取り上げられる作業
となゲCいる。マタ、人手による作業であるため組立時
間の短縮を図ることも難しいという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するものであっ:、1 1         て、柱や梁鉄骨の組立作業におい
て人手による高所作業をなくし、作業の安全性を高め、
工期の短縮を図った鉄骨建方装置及び鉄骨建方システム
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の鉄骨建方装置は、上部足場と下部足
場とをテレスコープ式ブームにより結合して上下方向に
移動可能にした移動足場ロボット、及び上部足場と下部
足場とに積載される鉄骨組立作業ロボットを備えたこと
を特徴とするものであり、また、鉄骨建方システムは、
前記鉄骨建方装置とクレーンロボットと、鉄骨建方装置
及びクレーンロボットを制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の鉄骨建方装置では、移動足場ロボットを使って
柱に囲まれた工区を上下方向に移動しながら鉄骨組立作
業ロボットを使ワて搬送されてきた柱や梁の鉄骨を仮接
合し、さらには本接合を行うことができるので、自動的
に鉄骨の構築ができる。従って、鉄骨建方システムでは
、この鉄骨建方装置にクレーンロボットを組み合わせ、
これらの作業手順を予め設定し制御することにより鉄骨
建方を自動化できるので、作業員を使った危険度の高い
高所作業をなくすことができるので、災害の防止、作業
効率の向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る鉄骨建方装置の1実施例構成を示
す図、第2図は鉄骨建方の作業フローを説明するための
図、第3図は溶接ロボットの概念図、第4図は移動足場
ロボットの動作順序を説明するための図、第5図はブロ
ック単位の鉄骨建方システムの1実施例を説明するため
の図である。
図中、1は上部足場、2は下部足場、3は把持装置、4
は仮接合ロボット、5と7は溶接ロボット、6は垂直度
測定m!、8と17はレール、9と18はターンテーブ
ル、10はテレスコープ式ブーム、11は柱鉄骨部材、
12は梁鉄骨部材、13は走行台車、14はレーザー発
信器、15はクランプ装置、16は制御装置、19はク
レーンロボット、20は移動足場ロボットを示す。
第1図に示す鉄骨建方装置は、上部足場1、下部足場2
、把持装置3、垂直度測定装置6、及びテレスコープ式
ブームlO等から構成する移動足場ロボット、この移動
足場ロボットに積載される仮接合ロボット4、接合ロボ
ット5.7等からなる。
移動足場ロボットは、上部足場1、下部足場2、上下部
を連結する4本のテレスコープ式ブームlO5上下各4
式の把持装置3、上下部4式のターンテーブル9.4式
の垂直度測定装置6より構成され、上部足場lと下部足
場2にそれぞれ積載した把持装置3のうちいずれかが梁
鉄骨部材を把持している状態でテレスコープ式プームl
Oを伸縮させることにより上下動する。また、ロボット
全体の移動用として図示しないが積載用移動車、および
駆動源である油圧ユニットを積載したけん引台車を持つ
、さらに、それぞれの足場上には、ロボット移動用のレ
ール8を設置し、又下部足場2の上に確、油圧制御用バ
ルブユニットを積載する。
ターンテーブル9のうち、上部足場上のものはロボット
の方向転換のためであり、90°旋回し、下部足場上の
ものは、柱溶接時、ロボットを足場外に突き出す必要が
あるため、±135°旋回する。また、各ターンテーブ
ル9には、ロボット固定用にクランプ装置を設ける。
垂直度測定装置6は、柱のコーナ一部にレーザー発信器
を配置したものであり、垂直度の測定のためには、レー
ザー発信器が水平であることが必要であるため、シリン
ダー全体を2軸可変機構で保持してもよい。
仮接合ロボット4は、腕3軸、手首2軸、走行および把
持装置より構成され、腕は、鉄骨部材の位置決めを行う
、仮接合ロボット4は、足場上の基準位置で作業を行う
ため、柱・梁の接合位置を見つけることが比較的容易に
できる。柱の場合は、クレーンで吊られてきた鉄骨の先
端を1台のロボットで把み、中心軸位置へ動かす、梁の
場合は、両端を1台ずつ計2台のロボットで把み、仕口
部との位置合わせを行う、この場合、ロボットで鉄骨の
荷重を負担することは出来ないため、腕を動作させる時
、腕にかかる負荷を検出し、クレーンオペレータが平面
座標の修正を行えるようにし、鉄骨の吊り下ろしはクレ
ーンとロボットの腕との協調動作で行う、なお、手首は
、柱と梁の把持に対し、把持装置の姿勢を変えるための
動きを行う。
従って、2軸とも一定角度の動きだけでよい。
走行は、レール8上四輪直流電源駆動で、停止位置は、
移動足場ロボット上のマーキングにより判別する。1部
材の仮接合が終わると、シーケンシャルにプログラム化
された入力指令にもとづき、次の作業位置へ移動する0
足場上のコーナ一部での方向転換は、足場に設置された
ターンテーブル9により行う。
柱の溶接は、下部足場z上から柱を見て、右側、左側の
2位置から1つの柱につき1台の溶接ロボット7で行う
、溶接ロボット7は、第3図に示すように長方形の走行
台車13に乗せて、足場コーナ一部のターンテーブル1
8上でクランプし、ターンテーブル18を回転させるこ
とにより、柱に近ずける。また、左右の溶接位置の変更
も同様にターンテーブル18の回転により行う。
梁の溶接は、上部足場1上から1つの梁の2ケ所の溶接
を、1台の溶接ロボット5が移動することにより行う、
溶接ロボット5は、腕3軸、手首3軸、走行装置より構
成され、溶接機は走行′IarIl上に設置する。ただ
し柱溶接の場合、柱接合部の位置が下部足場合板上2m
位になるため、腕部に上下動作用の1軸をつけ加える。
第1図に示す鉄骨建方装置を使った本発明の鉄骨建方で
は、従来のトラッククレーンを基本として鉄骨部材の搬
送を行う、そして、搬送された鉄骨の仮接合は、移動足
場ロボットの上部足場に積載された仮接合ロボットによ
り行い、仮接合された柱鉄骨の歪直しは、移動足場ロボ
ットに積載された把持装置により行う。また、柱の本接
合は、移動足場ロボットにより歪直しの状態を維持した
まま、移動足場ロボットの下部足場に積載された溶接ロ
ボットにより行い、さらに梁の本接合も行う。本発明に
係る鉄骨建方装置を使った鉄骨建方は、第2図に示すよ
うに鉄骨部材の玉掛け、揚重、位置合わせ、仮接合を繰
り返すことにより柱及び梁の仮組みを行って、歪直し、
本接合、検査を行う0以上の手順の繰り返しにより、柱
に囲まれた1ブロック分の鉄骨を1階から最上階まで建
ててゆく、この作業に使用される梁用溶接ロボットの概
念図を示したのが第3図である。
次に、移動足場ロボットの動作順序を他のロボットの動
作と関連させて第4図により説明する。
尚、第4図の(al〜fflが下記説明の(al〜(r
)と対応している。
(a)まず、移動足場ロボットを移動用台車に載せ、駆
動源である油圧ユニットを兼ねた牽引車により建てるべ
きブロック内に運び込む。
アウトリガにより移動用台車を位置決め、定座させた後
、移動足場ロボットの上部足場を上昇させ、クレーンで
搬送されてくる鉄骨部材を仮接合ロボットにより、梁l
、梁2と順次仮接合する。
この時、仮接合ロボットは足場上のレールを走行して作
業位置へ移動する。
(b)柱11梁l、梁2が組み立てられると、上部足場
に積載された把持装置が梁2をつかみ、次に上部足場及
び地上に設置したレーザ装置により垂直度を測定し、そ
の変位の大きさ、方向に応じて把持装置のストロークを
油圧サーボコントq−ルにより変えて、柱が垂直になる
ように制御し、歪直しを行う。
この後、テレスコープ式ブームのストロークを変えて上
部足場に積載した溶接ロボットにより梁1、@2の溶接
を順次行う、この溶接は、梁1本につき2カ所の溶接部
分をロボッ)1台で分担し、合計4台で行う。
(C)柱1節分に囲まれたブロックが完全に建てられる
と、上部足場の把持装置が梁2をつかみ、下部足場を移
動用台車から解放した後持ち上げ、下部足場の把持装置
で梁lをつかむ。
(d)下部足場が梁1をつかんだ状態で、上部足場を上
昇させて、柱2節分目、及び梁3の仮接合を順次仮接合
ロボットにより行う。
(e)梁3の仮接合が終わると、下部足場の把持装置が
梁4をつかみ、その後下部足場を上昇させて梁2をつか
む、そして、下部足場が固定された状態で上部足場を上
昇させ、梁4を溶接ロボットにより仮接合する。
1・          <r>梁4の仮接合が終わる
と、上部足場の把持′1: :′:          装置で梁4をつかみ、(b
)と同様に柱2節目の’lil′          
歪直しを行う、歪直し完了後、柱2と柱1との接合を下
部足場に積載した溶接ロボットにより行う。
溶接は柱4ケ所を同時に行うため、第1図に示すように
溶接ロボットを下部足場の各コーナーに合計4台配置す
る。
柱の本溶接後、(b)と同様に上部足場を移動し、溶接
ロボ−/ トにより梁3、桑4の溶接を順次行う。
この後柱3FIR分の柱、梁の仮接合、歪直し、本接□
合は、上記(d)、(8)、(f)と同様の繰り返し作
業にて行う。
次に、上記構成の如くロボット化した鉄骨建方装置を使
って行われる鉄骨建方の順序を第5図により説明する。
第5図(a)は、2〜7階の平面図であり、この建物の
鉄骨建方を行う場合には、先ず、クレーンロボット19
及び移動足場ロボット20の掘え付け(第5図(b))
を行って、柱仮組(第5図(C))を行う、なお、第1
節柱は人手により建柱する0次に、梁仮組(第5図(d
))を行い、移動足場ロボット20と垂直度計測装置に
より建入れ直しく第5図(e))を行う、建入れ直しは
、移動足場ロボッ)20とレーザー光線を使った鉛直度
測定システムとが同調して行う、この時の基準点として
1節目は地上ブロック、2節目は本溶接まで完了した1
節、3節目は同様な2節となる。そして、先ず移動足場
ロボット20の上部足場に積載された溶接ロボットを使
うて本tl接(第5図if)点線の丸印)を行い、さら
に移動足場ロボッ)20のクライミングを行って下部足
場に積載された溶接口ポットを使い本溶接(第5図(明
点線の丸印)を行う、続いて次の柱の仮&[l(第5図
(h))に移行し同様の作業を繰り返す0以上の作業フ
ローを示したのが第2図である。
上記の如き作業をするため、クレーンロボットは、柱・
梁の位置をあらかじめ数値データで入力しておき、おお
よその位置迄は自動搬送できるようにする。平面座標は
、ブームの先端位置の旋回体角度、ブーム角度を検出し
演算することにより求められる。さらにロープ送り長さ
を検出することにより、高さ方向の座標を求め、鉄骨搬
送位置へ位置決めする。また、鉄骨の把持はオートクラ
ンプ装置を付けることにより、クレーンオペレータが鉄
骨の着脱を行えるようにする。さらに、鉄骨の姿勢を一
定にするためには、ワイヤに廻り止め装置を付加すると
よい。
第6図は本発明の鉄骨建方システムの制御系の構成を示
すブロック図、第7図は鉄骨建方システムのコンポーネ
ント分割図、第8図は本発明の鉄骨建方システムによる
全体の鉄骨建方手順を説明するための図である0図中、
31は入力部、32は解析処理部、33は作業手順登録
部、34は作業データ登録部、35は鉛直度測定部、3
6はクレーンロボットコントローラ、37は移動足場ロ
ボットコントローラ、38は仮接合ロボットコントロー
ラ、39は本溶接ロボットコントローラ、40はクレー
ンロボットを示す。
入力部31は、作業手順登録部33、作業データ登録部
34に登録する手順やデータを入力したり、作業の実行
指令を入力したりするものである。
作業手順は、鉄骨建方の作業フローに従った各ロボット
の作業手順であり、作業データは、各作業に必要な、例
えば各部材の積み位置、搬送先、固定位置等のデータで
ある。なお、作業手順毎に各部材の指定及びその搬送先
、固定位置が登録される場合には、各部材の積み位置を
作業データとして持っているだけでよい、解析処理部3
2は、入力部31からの入力情報を解析し、作業手順や
作業データの登録、作業の実行指令に基づく各コントロ
ーラの制御を行い、また、作業実行中における歪直し作
業では、鉛直度の測定を行いその歪に応じてコントロー
ラの制御を行うものである。りい−フロボットコントロ
ーラ36は、作業手順登録部33に登録された作業手順
に従ってクレーンロボットを制御するものであり、他の
コントローラも同様に作業手順登録部33に登録された
作業手順に従ってそれぞれのロボットをvrgmするも
のである0例えば柱仮組作業手順では、搬送する部材、
その積み位置、搬送先、固定位置の指定に従って、まず
、クレーンロボットコントローラ36によりクレーンロ
ボットを制御して指定された部材をその積み位置から搬
送先の接合位置付近まで搬送する0次いで仮接合ロボッ
トコントローラ38により搬送された部材を保持して所
定の位置に仮接合する。
上記システムのコンポーネント分割の例を示したのが第
7図である。この第7図に示すように鉄骨建方システム
は、大きく分けて柱鉄骨建方システムSll、梁鉄骨建
方システム312、建入れ直しシステム313、接合シ
ステムS14で構成される。柱鉄骨建方システムS11
では、現場所定位置に仮置きされた、又は揚重機作業域
内に到着した運搬車両の荷台上の既に鉄筋が取り付けら
れた加工済柱鉄骨部材が使われ、完成した柱脚基礎上に
クレーンロボットと移動足場ロボットと仮接合ロボット
とにより柱組立、仮接合を行う、同様に梁鉄骨建方シス
テム312では、現場所定位置に仮置きされた、又は揚
重機作業域内に到着した運搬車両の荷台上の既に鉄筋が
取り付けられた加工済梁鉄骨部材が使われ、クレーンロ
ボットと移動足場ロボットと仮接合ロボットとにより梁
組室、仮接合を行う、そして建入れ直しシステムS13
、接合システム314で、移動足場ロボットと鉛直度測
定装置と本溶接ロボットにより歪直しの上柱及び梁の本
接合を行う、このようにして完成した躯体の柱脚基礎上
に柱及び梁鉄骨を組立、構築する。
以上に説明した鉄骨建方システムにより鉄骨を組み立て
る場合の手順を示したのが第8図である。
まず、開始時は、第8図+a)に示すようにa、C工区
への移動足場ロボッ)R1,R2の据え付け、クレーン
ロボット40の据え付けを行って1階から最上階まで鉄
骨を構築する。続いて第8図(blに示すように移動足
場ロボッ)R1,R2を工区d、iへ段取り替えして1
階から最上階まで鉄骨を構築する。同様にして第8図(
01、(d)に示すように工区bSr、m、oの鉄骨を
構築すると、第8図te+に示すように移動足場ロボッ
トR1,R2の段取り替えを行うと共にクレーンロボッ
ト40の段取り替えを行い、工区t、n、続いて工区り
、k。
g、Jの鉄骨を構築する。このように始めに4本の柱か
らなる工区a −、Cs 1 s m s Oの鉄骨を
構築し、その後その間に挟まれた工区の鉄骨を構築する
ことによって、作業効率を上げることができる。
第9図は本発明の鉄骨建方装置及び鉄骨建方システムに
適用される柱鉄骨部材の1実施例を示す図、第10図は
第9図に示す柱鉄骨部材を使った柱−柱接合方法を説明
するための図、第11図は本発明の鉄骨建方装置及び鉄
骨建方システムに適用される梁鉄骨部材の1実施例を示
す図、第12図は第9図に示す柱鉄骨部材と第11図に
示す梁鉄骨部材との柱−梁接合方法を説明するだめの図
である0図中、41.47と48は柱鉄骨部材、42は
嵌め込み凹部、43は嵌め込み凸部、44は柱付仕ロブ
ラケット、45は先組鉄筋、46はフープ仮止め、51
は梁鉄骨部材、52はフランジスプライス、53は嵌め
込みピン、54はビン孔、55は補強板、56と57は
溶接部を示す。
第9図に示す本発明の梁鉄骨部材41は、嵌め込み凹部
42を上端に、嵌め込み凸部43を下端に設け、嵌め込
み方式により接合すると共に、柱付仕ロブラケット44
を設けて梁を接合するように構成したものである。すな
わち、この柱鉄骨部材を使って鉄骨組立を行う場合には
、第10図(a)に示すようにクレーンを使って組み立
てようとする柱鉄骨部材48を既設の柱鉄骨部材47の
上端まで搬送し、柱鉄骨部材48の自重を利用して柱鉄
骨部材47上端の嵌め込み凹部にその下端の嵌め込み凸
部を挿入して仮接合し、しかる後に3軸方向の位置決め
、歪み直しを行って第10図(blに示すように周囲(
A、B)を溶接して本接合する。
上記柱鉄骨部材と接合する梁鉄骨部材の1実施例を示し
たのが第11図である。この第11図に示す梁鉄骨部材
51は、その両端にフランジスプライス52を溶接接合
し、このフランジスプライス52に嵌め込みピン53を
設けたものである。
従って、この梁鉄骨部材51を第9図に示す柱鉄骨部材
と接合して鉄骨組立を行う場合には、第12図(alに
示すように柱鉄骨部材の柱付仕ロブラケット44にビン
孔54を設け、このビン孔に梁鉄骨部材の嵌め込みピン
を嵌め込むことによって、梁鉄骨部材を柱鉄骨部材に仮
接合する。しかる後位置決め、歪み直しを行って第12
図伽)及び(1))に示すように補強板55を当てて溶
接して本溶接する。
上述のように鉄骨建方の主な作業としては、部1)  
       材の運搬、仮接合、建入れ直し、本接合
等があり、従来、部材の運搬以外はほとんど手作業で行
われ、工法的にも手作業に適した方法や部材が採用され
てきたが、本発明では、ロボット化した鉄骨建方装置を
使うことによって、さらには自動化に適した構造を有す
る部材の使用によって仮接合や建入れ直し作業の自動化
を可能にした。
なお、本発明は、種々の変形が可能であり、上記実施例
に限定されるものでないことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、鉄骨
組立がロボット化されるので、大型部材を使用でき、作
業精度の向上、自動化による生産性の向上、工期の短縮
を図ることができる。また、高所作業がな(なるので、
安全性の向上、災害の低減を図ることができる。さらに
は、足場等の仮設物が不要となるので仮設費の低減を図
ると共に、その組立、解体日数がなくなり工期が短縮で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鉄骨建方装置の1実施例構成を示
す図、第2図は鉄骨建方の作業フローを説明するための
図、第3図は溶接ロボットの概念図、第4図は移動足場
ロボットの動作順序を説明するための図、第5図はブロ
ック単位の鉄骨建方システムの1実施例を説明するため
の図、第6図は本発明の鉄骨建方システムの制御系の構
成を示すブロック図、第7図は鉄骨建方システムのコン
ポーネント分割図、第8図は本発明の鉄骨建方システム
による全体の鉄骨建方手順を説明するための図、第9図
は本発明の鉄骨建方装置及び鉄骨建方システムに適用さ
れる柱鉄骨部材の1実施例を示す図、第1θ図は第9図
に示す柱鉄骨部材を使った柱−柱接合方法を説明するた
めの図、第11図は本発明の鉄骨建方装置及び鉄骨建方
システムに適用される梁鉄骨部材の1実施例を示す図、
第12図は第9図に示す柱鉄骨部材と第11図に示す梁
鉄骨部材との柱−梁接合工法を説明するための図である
。 1・・・上部足場、2・・・下部足場、3・・・把持装
置、4・・・仮接合ロボット、5と7・・・溶接ロボッ
ト、6・・・垂直度測定装置、8と17・・・レール、
9と18・・・ターンテーブル、IO・・・テレスコー
プ式ブーム、11・・・柱鉄骨部材、12・・・梁鉄骨
部材、13・・・走行台車、14・・・レーザー発信器
、15・・・クランプ装置、16・・・制御装置、19
と40・・・クレーンロボット、20・・・移動足場ロ
ボット、31・・・入力部、32・・・解析処理部、3
3・・・作業手順登録部、34・・・作業データ登録部
、35・・・鉛直度測定部、36・・・クレーンロボッ
トコントローラ、37・・・移動足場ロボットコントロ
ーラ、38・・・仮接合ロボットコントローラ、39・
・・本溶接ロボットコントローラ。 出 願 人 早稲田大学システム科学研究所(外11名
) 代理人 弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第1図 第2図 第3図 第5図 (b〕 第8図 第10図(b) ■

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄骨建方作業をロボット化するための鉄骨建方装
    置であって、上部足場と下部足場とをテレスコープ式ブ
    ームにより結合して上下方向に移動可能にした移動足場
    ロボット、及び上部足場と下部足場とに積載される鉄骨
    組立作業ロボットを備えたことを特徴とする鉄骨建方装
    置。
  2. (2)移動足場ロボットは、上部足場と下部足場とにそ
    れぞれ梁を把持する把持手段を有し、一方の足場の把持
    手段により梁を把持してテレスコープ式ブームを伸縮さ
    せることにより上下方向に移動可能にしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の鉄骨建方装置。
  3. (3)移動足場ロボットは、垂直度測定手段を有し、垂
    直度を測定して把持手段のストロークを変えながら柱の
    垂直度を制御し歪直しを行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の鉄骨建方装置。
  4. (4)鉄骨組立作業ロボットとして仮接合ロボットと本
    接合ロボットとを上部足場に積載したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    鉄骨建方装置。
  5. (5)鉄骨組立作業ロボットとして本接合ロボットを下
    部足場に積載したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第4項のいずれかに記載の鉄骨建方装置。
  6. (6)鉄骨組立作業ロボットは、レール上を移動可能に
    なったことを特徴とする特許請求の範囲第4項又は第5
    項記載の鉄骨建方装置。
  7. (7)上部足場と下部足場とをテレスコープ式ブームに
    より結合して上下方向に移動可能にした移動足場ロボッ
    ト、上部足場と下部足場とに積載される鉄骨組立作業ロ
    ボット、及び垂直度測定手段を備えた鉄骨建方装置と、
    クレーンロボットと、鉄骨建方装置及びクレーンロボッ
    トを制御する制御装置とを備えたことを特徴とする鉄骨
    建方システム。
  8. (8)制御装置は、鉄骨建方の作業手順及び各作業手順
    の実行に必要なデータを登録することにより、該作業手
    順及びデータを基にクレーンロボット及び鉄骨建方装置
    の各ロボットを制御して鉄骨を構築することを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載の鉄骨建方システム。
  9. (9)鉄骨建方の作業手順は、柱で囲まれた工区毎に1
    階から最上階まで鉄骨を構築するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第7項又は第8項記載の鉄骨建方
    システム。
  10. (10)鉄骨建方の作業手順は、4本の柱で囲まれた工
    区の鉄骨組立を先に行い、次いで中間の工区の鉄骨組立
    を行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第6
    項ないし第9項のいずれかに記載の鉄骨建方システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035572A (ja) * 1989-06-02 1991-01-11 Univ Waseda ロボットを用いた柱組立方法
JPH035565A (ja) * 1989-06-02 1991-01-11 Univ Waseda 移動足場ロボット
JPH055366A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Takenaka Komuten Co Ltd 躯体施工方法
JPH066611U (ja) * 1992-06-23 1994-01-28 株式会社日立製作所 パイプの把持装置

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