JPS62252408A - 吸水性で水膨潤性の多糖類グラフト重合体の製造方法 - Google Patents

吸水性で水膨潤性の多糖類グラフト重合体の製造方法

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JPS62252408A
JPS62252408A JP62093453A JP9345387A JPS62252408A JP S62252408 A JPS62252408 A JP S62252408A JP 62093453 A JP62093453 A JP 62093453A JP 9345387 A JP9345387 A JP 9345387A JP S62252408 A JPS62252408 A JP S62252408A
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soluble
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surfactant
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JP62093453A
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クラウス・ハイデル
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Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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    • A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42—Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/60—Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、グラフト幹重合体としての多vM類と水溶性
のカルボキシル基含有エチレン系不飽和単量体とより成
る強い吸水性で水膨潤性のグラフト重合体の改善された
製造方法に関する。
吸水性重合体は、紙おむつおよび一タオルにおいて吸水
材として衛生の分野で、タンポン、患者用敷物、乾式バ
ッテリーの電解液濃厚化剤として、農園における湿分確
保剤または貯水剤としておよび乾燥剤として多方面の用
途がある。
適する重合体には、水溶性ビニル系単量体をグラフトし
た大部分の誘導された多W類、カルボキシメチルセルロ
ース、加水分解分解された澱粉−アクリルニトリル−グ
ラフト重合体、アクリル酸−澱粉−グラフト重合体また
は完全に合成の僅かに架橋した重合体、例えば架橋した
ポリエチレンオキサイドまたは部分的に架橋したポリア
クリル酸塩がある。しかしこれらの重合体の内、カルボ
キシメチルセルロースおよび部分的に架橋したポリエチ
レンオキサイドは重合体1g当たり約30gの脱塩水(
VE−水)の水吸収能力しか有していない。
部分的に鹸化した澱粉−アクリルニトリルグラフト重合
体は300〜500 g (VE〜水)7g(重合体)
の高い水吸収能力を存している。この重合体は澱粉にア
クリルニトリルをセリウム(■)−塩の存在下にグラフ
トさせ、続いて苛性ソーダ水溶液または苛性カリ水溶液
により加水分解しそして場合によっては再沈澱処理によ
り精製することによって製造できる。この方法の場合に
はアクリルニトリル□危険物として分類されている工業
薬品□を取り扱わなければならない。更に、特に衛生の
分野でこれを用いるべき場合には、この重合体から単量
体を脱気によって完全に除かなければならない。更にニ
トリル基の加水分解は技術的に困難な工程である。何故
ならば、その際にペースト状の粘さおよび悪化した吸水
性を持つ高粘性で水膨潤した粗生成物が生じるからであ
る。吸水性は煩雑な精製段階によって再び改善される。
それ故に、アクリル酸およびアクリルアミドを澱粉に水
溶液またはアルコール溶液状態において直接的にグラフ
トさせることによって吸水性グラフト重合体を得る試み
が既にされている。
特公昭40−43.408号公報には、アクリル酸の如
き不飽和の水溶性単量体をゼラチン化した澱粉に過酸化
水素およびアスコルビン酸より成る水溶性開始剤系の存
在下に水溶液状態でグラフトさせる方法が記載されてい
る。この場合には、高い濃縮効果を示すが約100g(
VE−水)/gの小さい水吸収能力しか有していない水
溶性重合体が得られる。
更に特公昭55−139.408号公報により、澱粉に
(メタ)アクリル酸を水溶液状態で且つ水溶性過酸化物
で開始してグラフトさせるに当たって、二官能性または
三官能性化合物、例えばグリセリンジグリシジルエーテ
ル、N、N’−メチレンビスアクリルアミドまたはトリ
メチルグリコールプロパン−トリアクリレートの僅かな
量を組み入れることによって僅かに架橋した場合に、2
00g (VE−水)/g以上の良好な水吸収能力を持
つゲル状の吸水性重合体が得られることが公知である。
微粒子状態のゲルを製造する為に水溶液状態で水溶性単
量体を架橋的に重合する場合には以下の困難が生じる: 1)架橋重合は原則として僅かに弾性のある鎖のネット
ワークをもたらす。
2)反応生成物として取扱の困難な水膨潤性ゲルが得ら
れる。このゲルは水性相から沈澱させることによって分
離しなければならない。その際に該ゲルは凝集状態で生
じる。このものを次いで乾燥しそして粉砕しなければな
らない。
3)グラフト重合体が膨潤しそして高い粘度である為に
、水溶液を充分に混合しそして撹拌することが10〜2
0χの低い固形分含有量でも不可能である。それ故に通
例の撹拌装置中で制御された反応を実施することができ
ない。
4)澱粉に水溶性単量体を効果的にグラフトさせて、良
好な水吸収能力にとって必要とされる分岐鎖構造を持つ
ゲル含有グラフト重合体を形成することは、全くの水性
反応媒体中では不可能である。何故ならば、水溶性単量
体、例えばアクリル酸またはアクルリアミドはここでは
不可避の副反応で重合して、濃縮作用を示すが水膨潤性
がなくそしてそれ故に吸水性が低下しているグラフトし
てない水溶性単一重合体をもたらす。
この水性溶液重合の場合にはグラフト度を変える手段、
例えば非常に限定された範囲にグラフト幹重合体の濃度
、単量体濃度および開始剤濃度を増加することで実施す
ることができる。
グラフト幹重合体の濃度の増加は別に粘度増加をもたら
す。開始剤濃度の増加は制御できない速い重合速度およ
び低い分子量をもたらす。
高分子量の単−一およびグラフト重合体を固体微粉末状
態で製造する為の改善された重合法として、水/油−懸
濁重合(逆の懸濁重合)が開発されている。
この方法は澱粉の如き多W類と水溶性単量体とからグラ
フト重合体を製造するのに非常に有利であることが判っ
ている。何故ならばこの方法では、澱粉、単量体および
過酸化物の高い濃度の如き効果的なグラフト重合の為の
前提条件が懸濁液の良好な撹拌性をもちながら満足され
るからである。ドイツ特許第2.840.010号明細
書には、多vM類に水溶性単量体をグラフトさせる逆の
懸濁重合が説明されている。この場合には半連続的懸濁
重合法が実施される。溶剤に可溶の界面活性剤、例えば
ソルビタン−モノオレエートを含有する石油エーテル中
でグラフト幹重合体としての澱粉を懸濁させる。この目
的の為に、特別な容器に準備された単量体の水溶液を添
加しそして重合をラジカル開始剤の添加によって開始し
そして0.5〜6時間にわたって撹拌を継続する。生じ
るグラフト共重合体は固体粒子状態で分離される。界面
活性剤はこの方法の必須成分である。
この方法は以下の性質を有している: 1)単量体を、特別な容器に準備された水溶液の状態で
比較的に多い添加量の水溶性界面活性剤と一緒に有機相
に添加し、その際界面活性剤は有機相中に水性相を均一
に分散させる為に必要と見做されている。従ってこのい
わゆる半連続的方法は、単量体としてアクリル酸を用い
る際に中和熱を除く為の冷却装置が装備されていなけれ
ばならない追加的な反応容器を必要としている。
2)イオン系界面活性剤と非イオン系界面活性剤との好
ましい混合物が溶剤を基準として0.5〜12重量%の
添加量で用いられる。
特公昭55−161 、813号公報には、多IIIに
アクリル酸を溶液としてのベンジン/炭化水素中で親有
機性非イオン系界面活性剤および水溶性開始剤の存在下
にグラフトさせることによって吸水性グラフト重合体を
製造する方法が開示されている。例えば2χのソルビタ
ン−モノステアレートが添加されたn−ヘキサンの有機
相中に粒状澱粉、アクリル酸、苛性ソーダおよび過硫酸
塩より成る水性相を分散させそして60℃で6時間重合
することによって、600g (VE−水)/gの水吸
収性を持つゲル状グラフト重合体が得られる。
ヨーロッパ特許公開第0.036.463号明細書、ド
イツ特許出願公開第3.331,644号明細書および
同第3.507.775号明細書には、カルボキシ基ま
たはカルボキシレート基を含有する水溶性単量体を僅か
な添加量の横方向架橋剤の存在下に逆懸濁重合して著し
い吸水性のゲル状重合体を製造する方法が開示されてい
る。この重合法は全ての実施例において比較的に高い装
置費用を掛けた半連続的方法によって実施されている。
その際単量体水溶液は特別な反応容器中で冷却下にアク
リル酸をアルカリ金属水酸化物−または水酸化アンモニ
ウム水溶液で中和することによって製造しそして有機相
い配量供給している。
この方法は用いる界面活性剤の種類によって相違し、界
面活性剤を特徴ずける為に親水性親油性バランス(HL
B−値)を引合に出している。親油性界面活性剤はO〜
10の)ILB−値を有しそして親水性界面活性剤は1
0〜20の肚B−値を存している。
ヨーロッパ特許公開第0.036.463号明細書では
8〜12の比較的に高い)ILB−値を持つ油溶性界面
活性剤を用いている。この場合ソルビタン−モノラウレ
ートが特に有利でらる。重合の際に著しくゲルおよび塊
状物が生じる。これらの生成物は約1.000g(VE
−水)7gの高い水吸収能力を持っている。
ドイツ特許出願公開第3.331.644号明細書およ
び同第3.507.775号明細書では、低い肛B−値
の油溶性界面活性剤を含有する熱い有機相に単量体水溶
液を配置供給している。ここで製造される重合体の水吸
収能力は450〜750g (VE−水)7gである。
これらの特許明細書からは、反応連続的な逆懸濁重合に
おいて高いHLB−値を持つ一要するに、高い水溶性を
持つ□非イオン系界面活性剤を用いる場合に著しくゲル
化する傾向のある高い水膨潤性の粗大な重合体が生じ、
一方低いHLB−値を持つ非イオン系界面活性剤を用い
る場合には凝集塊状化する傾向の少ない低い水吸収能力
の微細粒状重合体が得られることが推論できる。
本発明の課題は、多糖類とカルボキシル基−またはカル
ボキシレート基含有のビニル系単量体とから微細粒状で
且つ同時に強い水膨潤性であるが低い水溶性のグラフト
重合体を製造する合理的な方法を提供することである。
この場合重合の際にグラフト重合体は高い水吸収能力の
粉末として生じそして壁面への沈着およびゲル塊状物の
形成が充分に抑制されているべきである。
この課題は驚くべきことに、 一脂肪族炭化水素 一少なくとも一種類の水溶性エチレン系不飽和単量体の
水溶液 一多糖類および 一10以下の親水性親油性バランスを持つa)中に少な
くとも部分的に溶解する非イオン系の水不溶性界面活性
剤および −10以上の親水性親油性バランスを持つ非イオン系の
水溶性ポリエチレングリコール基含有界面活性剤 より成る分散物の状態でこの反応混合物を40〜100
℃に加熱しながら一段階で、即ち不連続的に、ラジカル
重合することによって解決される。
生じるグラフト重合体は反応後に粉末として分離される
。
半連続的方法と反対に、この一段階の□不連続的な一逆
懸濁重合法の場合には(メタ)アクリル酸を重合用容器
中で有機相の存在下にその場で水性相中で苛性アルカリ
水溶液で中和する。この場合(メタ)アクリル酸を最初
に導入しそして苛性アルカリ溶液を配置供給することも
または・苛性アルカリ溶液を最初に導入しそして(メタ
)アクリル酸を添加することもできる。
炭化水素は6〜12個の炭素原子を有している。
脂肪族−または脂環式炭化水素、例えばシクロヘキサン
、n−ヘキサン、炭素原子数8のイソパラフィンまたは
工業用ベンジン留分、例えばノルマル−ベンジン、リグ
ロイン、石油ベンジンまたは20χまで芳香族成分を含
有しそして50〜200℃の沸点範囲を有するソルベン
ト−ナフサを用いることができる。
水溶性単量体は50〜100重量%までがアクリル酸ま
たはメタクリル酸より成る。この他には50重1χまで
が水溶性の共重合性単量体、例えばアクリルアミド、メ
タクリルアミド;2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、2−メタクリロイルエタンスルホン酸
、2−ヒドロキジエチルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、N、N−ジメチルアミノエチル
アクリレートまたは一メタクリレートのNa塩またはそ
れらの第四アンモニウム塩を用いることができる。
遊離カルボキシル基含有単量体を重合用容器中において
水酸化ナトリウム、−カリウムまたは−アンモニウムの
水溶液を添加することによって50〜95モルχ、殊に
65〜80モルχまで部分的に中和する。中和度が50
χより低い場合には水吸収能力が低下し、95χより高
いと水膨潤性がなく水溶性のグラフト重合体が得られる
。15〜30重量%の濃度のアルカリ金属水酸化物−ま
たは水酸化アンモニウム溶液を用いるのが有利である。
水性相を準備しそして撹拌によって均一化した後に粒状
の多糖類を添加する。馬鈴薯、トーモロコシ、小麦、米
またはタピオカ、更にワックス状トーモロコシ、高アミ
ロース澱粉並びにそれらの誘導体、特に澱粉エーテルお
よび一エステルが適している。セルロースまたはセルロ
ース誘導体も適している。
多糖類および水溶性単量体を、10〜70重量2の多糖
類と90〜30重量%のビニル系重合体より成るグラフ
ト重合体が得られるような重量算で用いる。30〜50
重量%の多糖類と70〜50重量2のビニル系重合体と
より成るグラフト重合体が特に有利である。
懸濁助剤組合せ物は二つの成分で構成されている: 1)10以下の、殊に5〜10のHLB−値を持つ、少
なくとも脂肪族系炭化水素に部分的に溶解する水不溶性
非イオン系界面活性剤の少なくとも一種類。この種の界
面活性剤は例えばソルビタン−モノラウレート(HLB
−値・8.6)またはソルビタン−モノパルミテート(
HLBiU=6.7)の如き親油性ソルビタンエステル
が好ましい、更にポリエチレングリコール(200)−
モノオレエート(HLB−値・7.0〜8.3)、ポリ
エチレングリコール(200)−モノラウレー) (H
LBi直・9.6)またはポリエチレングリコール(3
00) −オレエー)(HLB−値・8.9)が良好に
適している。ソルビタン−モノオレエートまたは一ステ
アレート(HLB−値・4.3〜4.7)はあまり有効
ではない。これらの親油性界面活性剤は水溶性単量体を
基準として1〜10重量%の濃度で用いる。界面活性剤
の濃度は2〜5重I!にχであるのが有利である。
2)10以上の、殊に12〜20のHLB−値を持つ、
ポリエチレングリコール基含有の水溶性非イオン系界面
活性剤の少なくとも一種類、この種の界面活性剤には例
えば炭素原子数6〜20の脂肪族の一価アルコールとエ
チレンオキサイド単位数3〜30、殊に4〜20のポリ
エチレングリコールとより成るポリエチレングリコール
エーテルがある。7〜19のエチレンオキサイド単位お
よび13〜1日のHLB−値を持つ市販に01□−脂肪
アルコール−ポリグリコールエーテルが適している。2
00〜20,000、特に400〜s、oooの分子量
を持つ水溶性ポリエチレングリコールが特に適している
。更に10〜20のHLB−値を持つポリオキシエチレ
ン−ソルビタン脂肪酸エステル、例えばポリオキシエチ
レン−ソルビタン−モノラウレート(HLB−値16.
7)、ポリオキシエチレン−ソルビタン−モノパルミテ
ート(HLB−値15.6)またはポリオキシエチレン
−ソルビタン−モノオレエート(HLB−値15.0)
が適している。これらの添加物は水溶性単量体を基準と
して1〜10重量%の濃度で用いる。2〜5重!i′&
の濃度が特にを利である。
グラフト重合は、水溶性の遊離ラジカル放出性開始剤、
例えば過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムおよび/また
は過硫酸アンモニウムを添加しそして40〜100″C
に加熱することによって引き起こす、他の適する開始剤
にはヒドロペルオキシド、例えば過酸化水素、第三ブチ
ルーヒドトペルオキシドまたはクモールヒドロベルオキ
シドがある。これらの過酸化物は50〜80℃の温度範
囲で作用する。これらはレド・ノクス系相手成分として
水溶性の還元剤、例えばアスコルビン酸および/または
Fe(u)−塩、亜硫酸水素ナトリウムまたはナトリウ
ム−ホルムアルデヒド−スルホキシレート等と一緒に、
20〜50’Cの低温で開始する為に用いることもでき
る。過酸化物の濃度は水溶性単量体を基準として0.0
5〜2重量%、殊に0.2〜0.5重量%である。還元
性成分は単量体を基準として0.2重量%までの濃度で
用いることができる。
重合の間または後に、完全に水溶性のまたは殆ど水溶性
の架橋剤0.01〜2重量%を添加してもよい。ビニル
系化合物、例えばN、N−メチレン−ビスアクリルアミ
ド、ブタンジオール−1,4−ジ(メタ)アクリレート
、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、エタンジ
オールージ(メタ)アクリレート、ジアルキルマレエー
ト、グリシジルメタクリレート、アリルメタクリレート
、ポリエチレングリコール(450)ジメタクリレート
またはエチレングリコールジグリシジルエーテルが適し
ている。
グラフト重合は、撹拌機を備えそして選択的に加熱およ
び冷却できる不連続的反応に適する通例の反応容器で実
施する。グラフト重合は、原料混合物を窒素雰囲気下に
反応温度に加熱しそしてその後に開始剤を添加するよう
にして開始する。しかしながら、開始剤を反応用混合物
に添加しそして重合を不活性ガス雰囲気で熱することに
よって開始することも可能である。これらの両方の開始
方法は価値ある生成物をもたらす。
重合は40〜80℃の温度で実施するのが有利である。
特に有利なのは55〜65℃の温度である。
反応時間は0.5〜6時間である。グラフト重合は発熱
反応であるので、反応の間冷却する。しかし重合を等温
条件のもとで実施する必要はない。
生成物は微細な粒子またはパール状物として生じる。こ
のものを連続相から容易に分離できそして通例の方法に
よって例えば減圧下にまたは流動床乾燥器の使用下に乾
燥して、粉末状の生成物を得る。濾液は直ぐ次の重合バ
ッチにおいて利用することができる0重合に続いて水を
共沸蒸留によって蒸発させることもできる。
本発明において微細生成物とは21111以下の粒度の
生成物を意味する。
粗粒の凝集物および付着物の形成は非常に僅かである。
親油性界面活性剤と親水性界面活性剤との組合せが本発
明の本質的構成要素である。この組合せは一方が澱粉粒
子を水性単量体相中で凝集塊状化することなしに均一に
分散させそしてもう一方が単量体相を澱粉粒子と一緒に
有機相中に非常に良好に分散させて細かい液滴とするこ
とを可能とする。
驚くべきことに、本発明に従って澱粉が塩含有の水溶液
状態あるいは水性アルカリ金属の存在下で糊状物を生じ
るにもかかわらず、熱する際に糊状物が凝集性のある高
粘性の撹拌困難なゲル状物になるのを回避できる。本発
明の界面活性剤組合せは要するに不連続的なやり方で、
妨害なしにスムースにグラフト重合することを可能とし
ている。
重合が開始する際に一時的なまたは留まるゲルまたは凝
集塊状物を生じない。容器壁および撹拌機に沈積する重
合体の割合は、親油性界面活性剤だけの存在下でグラフ
ト重合するのに比べて著しく減少する。
総括すると、本発明の方法は以下の長所を有している: 1)一段階でおよび不連続的に実施するこの逆懸濁重合
法は、公知の半連続的方法よりも著しく僅かな装置上の
費用しか必要としていない。
何故ならば別の準備および単量体水溶液の配置供給を回
避できる。
2)微細な生成物をもたらすグラフト重合が改善される
。ゲルおよび塊状物が生じる傾向が減少する。
3)最終生成物が高められた水吸収能力を示す。
以下の実施例にて本発明の方法を更に詳細に説明する。
此MJMi 特公昭55−161.813号公報の記載に従って、撹
拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよび窒素ガス
導入管を備えた21の四つ首ガラス製フラスコ中で45
0m lのシクロヘキサン、78gのアクリル酸を撹拌
(400回転/分)下に混合する。
アクリル酸を752まで中和する為に、今度は冷却下に
153gの22.6χ濃度苛性ソーダを添加しそして次
に11.3gの天然のトーモロコシ澱粉および2.5g
のソルビタン−モノステアレート(DISPONIL(
商標)8MS1ヘンケルCHenkel)、D−400
0デュセルドルフ〕を添加する。この混合物を30分間
58℃で撹拌する。次いで、10m lの水に溶解した
0、25gの過硫酸アンモニウムを30分間にわたって
添加する。重合を5℃の温度上昇によって開始し、その
際に一部のものは粗大粒子状グラフト重合体を形成しそ
して一部のものは凝集物のグラフト重合体を形成する。
更に激しく撹拌することによって凝集物は粗大なパール
状粒子に粉砕される。重合を60″Cで3時間継続する
。その後に生成物を濾過によって有機相から分離し、次
いで50’Cで24時間水流ポンプにより減圧乾燥する
。
収量: 106gの生成物(理論値の85χ)、その内
の87g (82χ)はパール状生成物で19g(18
χ)は粗大な付着物である。
を1拠」 比較例へにおけるのと同様に実施する。しかし43gの
天然のトーモロコシ澱粉を用いる(これによって30重
Iχの澱粉成分を含有するグラフト重合体が得られる)
、このグラフト重合は、10M1の水に溶解した0、5
gの過硫酸アンモニウムの添加によって開始する。
収量: 143gの生成物(理論値の92χ)、その内
の136g (95χ)はパール状生成物で7g(5χ
)は粗大な付着物である。
止較拠」 比較例Aにおけるのと同様に実施する。しかし100g
の天然のトーモロコシ澱粉を用いる(これによって50
重量%の澱粉成分を含有するグラフト重合体が得られる
)。10m1の水に溶解した0、5gの過硫酸アンモニ
ウムの添加後に重合を開始する。その際プディング(p
udding)様の粘稠物の高粘度反応生成物が生じる
。30II11の水および50dのシクロヘキサンの添
加によって撹拌性が改善される。重合は60℃で3時間
後に終了する。
収量: 198gの生成物(理論値の93χ)、その内
の181g(91χ)はパール状生成物で17g(9χ
)は粗大な付着物である。
災践桝」 比較例へにおけるのと同様に実施する。しかし2.5g
のスルビタンーモノステアレートと一緒に追加的な非イ
オン系界面活性剤として2.5gの、17のエチレンオ
キサイド単位を持つC1□−脂肪アルコール−ポリエチ
レングリコールエーテル(?IARLIPAL (商標
) 1217、ヒュルス・アー・ゲー(Hiils A
G) 、D−4370マール〕を用いる。
重合を5℃の温度で開始しる。その際グラフト重合体が
微細な粒子の形で生じる。
収it: 123gの生成物(理論値の99χ)、その
内の121g(98,4χ)は微細な生成物で2g(1
,6χ)は粗大なゲル状物である。
2施■」 比較例Bにおける如<30χの澱粉含有量のグラフト重
合体を製造する。しかしこの場合には実施例1の界面活
性剤組合せ物を用いる。
収量: 157gの生成物(理論値の99″t)、その
内の156g(9B、4χ)はパール状粒子成分でそし
てIg(0,6χ)は粗大なゲル状物、付着物である。
2隻班」 比較例Cにおける如<50χの澱粉含有量のグラフト共
重合体を製造する。しかしこの場合には実施例1の界面
活性剤組合せ物を用いる。
収1: 219gの生成物(理論値の100χ)、その
内の218g(99,5χ)は微細粒子成分でそしてI
g(0゜5%)は粗大なゲル状物である。
止較■」 比較例Bにおけるのと同じ物質および同し量を用いる。
しかしソルビタンーモノステアレートの替わりに2.5
gのソルビタン−モノラウレート(SPAN(商標)2
0、アトラス(Atlas)社、ウイルミントン(Wi
lmington)、プラウエア州、米国〕を添加する
。この混合物を窒素ガス雰囲気下に60℃で30分間撹
拌する。次いで、1OIdの水に0.5gの過硫酸アン
モニウムを溶解した溶液を30分間にわたって滴下しそ
して重合を開始する。パール状粒子のグラフト重合体が
生じる。
吸引濾過し、次いで50℃で24時間減圧乾燥する。
収量: 151gの生成物(理論値の95χ)、その内
の120g (79χ)はパール状粒子生成物でそして
31g(21χ)は粗大な付着物である。
尖絡尉」 比較例りにおける如〈実施する。但し2.5gのソルビ
タン−モノラウレートの他に3gの、1.550の分子
量のポリエチレングリコール(POLYDIOL 15
50 、ヒュルス・アー、ゲー社〕を用いる。
重合を開始した際に微細なバール状生成物が生じる。
収量: 156gの生成物(理論値の97χ)、その内
の155g(99,4χ)は微細な弛いパール状粒子で
そしてIg(0,6g)は粗大粒子ゲルである。
夫施五」 実施例4における如〈実施する。但し重合を、10dの
水に溶解した1gの過硫酸アンモニウムを添加すること
によって開始する点だけ相違する。
収量: 157gの生成物(理論値の97z)、ゲル状
の沈積物なし。
1施■」 この実施例は工業的規模での有利な実施形態を説明して
いる。
羽根型撹拌機、温度系および導入管を備えた601の重
合用v2^−スチール製オートクレーブ中に80〜11
0℃の沸点範囲の302石油ベンジン〔エッソ・アー・
ゲー(Esso AG)社のEXSOL (商標)〕を
最初に導入する。これに撹拌(180回転/分)しなが
ら5.07kgの水不含のアクリル酸をそしてその後に
9.36kgの22.6χ濃度苛性ソーダ溶液を、内部
温度が30℃を超えないようにオートクレーブの冷却下
にゆっくり添加する。その後に162gのソルビタン−
モノラウレート、分子量1 、550の81gのポリエ
チレングリコール、2゜8gの天然のトーモロコシ澱粉
並びに32gの過二硫酸カリウムを添加する。今度は窒
素雰囲気下に回転数を200回転/分にそしてオートク
レーブ内部温度を55℃に高める。グラフト重合が温度
の上昇下に30分後に開始される。スムースな重合過程
であることを示す表示として電流消費量が僅かにしか増
加しないことが撹拌機効率用記録器に記録される。この
重合は更に3時間継続される。冷却後に、細かい弛い多
孔質のゲル粒子の形で生じる生成物をヌッチェによって
ベンジン相から分離しそして乾燥する。
収量:9.56kg (7)生成物(理論値(7)97
% > 、その内の9.04kg(94,6χ)はパー
ル状粒子でそして0.52kg(5,2χ)は撹拌機お
よびオートクレーブに付着した粗大付着物である。
災施桝ユ 2!の四つ首フラスコ中に80〜110℃の沸点範囲の
450dの石油ベンジンを最初に導入しそして63gの
アクリル酸をその中に導入撹拌する。
次いで連続的に撹拌しながら115gの22.6χ濃度
苛性ソーダ溶液、19gのアクリルアミド、43gのト
ーモロコシ澱粉、2.5gのソルビタン−モノラウレー
ト、分子量1 、550の2gのポリエチレングリコー
ル、分子16X10’の0.5gのポリエチレングリコ
ール並びに、10dの水に溶解した0゜5gの過硫酸ア
ンモニウムを添加する。この混合物を15分間、400
回転ノ分で撹拌し、その際に60℃に加熱する。15分
後に重合を粘度の増加下に、しかし凝集物を形成するこ
となしに開始する。3時間の重合の後に生成物を濾過し
そして50℃で乾燥する。
収量: 154gの生成物、その内の153gは微細な
生成物でそしてIg(0,6χ)は粗大な付着物である
。
この生成物は902g (VE−水)/gの水吸収能力
を有している。
脱水および後処理は、水を重合後に100″Cのもとで
共沸蒸留するようにしても行うことができる。その際に
71g (80χ)の水が除かれる。次いでこの微細な
生成物を50℃で24時間乾燥する。
水吸収能力は530g (VE−水)/gである。
比較例E この比較例は、懸濁剤不使用下で、澱粉(重合体中5o
z)の存在下でのアクリル酸ナトリウムの重合を説明し
ている。
22の四つ首フラスコ中に550−のシクロヘキサンを
最初に導入する。その後に連続撹拌下に78gのアクリ
ル酸、144gの22.6χ濃度苛性ソーダ溶液を冷却
下に添加し並びに100gの天然のトーモロコシ澱粉を
添加する。窒素雰囲気下に温度を60℃に高め、次いで
30分間これを維持する。その際にプディング様出発混
合物が生じる。今度は重合を10dの水に溶解した0、
5gの過硫酸カリウムを添加することによって重合を開
始する。粗大粒の重合体が形成される。このものを濾過
し、減圧下で50℃のちとに乾燥しそして次いで粉砕す
る。
収量: 137gの粉砕した粉末(理論値の76χ)お
よび 43g (24χ)の、撹拌機およびオートクレ
ーブに付着した凝集付着物である。
裏立桝」 比較例Eにおけるのと同様に実施する。しかし追加的に
2.5gのソルビタン−モノラウレートおよび5gの、
分子量1 、550のポリエチレングリコールを用いる
。重合の際に主として微細粒子状生成物が生じる。
収量: 211gの微細粒子状生成物(理論値の97χ
)ゲル状付着物はない。
1校皿」 2iの四つ首フラスコ中で80〜110℃の沸点範囲の
4501R1の石油ベンジン中に連続的撹拌下に78g
のアクリル酸、144gの22.6χ濃度苛性ソーダ溶
液、2.5gのソルビタン−モノラウレートおよび43
gの天然のトーモロコシ澱粉を分散させる。次いで、1
0mの水に溶解した0、5gの過硫酸アンモニウムを添
加し、次いで窒素雰囲気下に55℃に加熱する0重合が
開始すると凝集した生成物が生じる。これを分離し、乾
燥しそして粉砕する。
ル較開」 別の準備および単量体の配置供給を用いるドイツ特許第
2.840.010号明細書に記載されている半連続的
なグラフト重合法を本発明の一段階重合法で委ねて実施
する。その際親油性界面活性剤(ソルビタン−モノオレ
エート)および親水性の非イオン系界面活性剤(アルキ
ルベンゼンスルホナート)より成る界面活性剤組合せを
用いる。この場合にはドイツ特許第2.840,010
号明細書に記載された添加順序を保持する。
災腋慄作と 80〜110℃の沸点範囲の450 dの石油ベンジン
中に相前後して43gの天然のトーモロコシ澱粉、2.
5gのソルビタン−モノオレエート、3gのナトリウム
−ドデシルベンゼン−スルホナート(Hijls AG
のMARLON (商標))、144gの22.6χ濃
度苛性ソーダ溶液および一滴加によって−78gのアク
リル酸を添加しそして撹拌する。
次いで10dの水に溶解した0、5gの過硫酸アンモニ
ウムを添加し、この反応性混合物を窒素雰囲気下にに5
5℃に加熱する。重合の開始でゲル凝集物の形の生成物
が生じる。
各成分の添加順序は、最初にアクリル酸をそしてその後
に苛性ソーダ溶液を添加する点だけ相違させた場合、実
験結果は同様に不満足なものである。何故ならばこの場
合にもゲル凝集物が生じるからである。要するに、用い
る界面活性剤組合せは単量体水溶液をその場で準備した
場合には役に立たず、それ故に本発明の方法に転用でき
ない。
第1表に、実施例1〜8および比較例A−Gの結果を総
括掲載する。記載されているグラフト重合体の水吸収能
力(遠心分離法)は次のように測定している: 分級によって得られる0〜200μIの粒度の50gの
乾燥した生成物(G1)を80a+1の脱塩水と一緒に
100 dの遠心分離用ガラス製容器中でマグネット・
スタラーでの弱い撹拌下に1時間膨潤させる。ゲル成分
を30分間の遠心分離(5,000回転/分)によって
分離し、パルプで軽く叩くようにして付着しているゾル
を拭き取り、次いで秤量する(G2)。
第1表の脚注: (1)  ソルビタン−モノステアレート(2)  ソ
ルビタン−モノラウレート(3)  ソルビタン−モノ
オレエート(4)ナトリウムドデシルベンゼンスルホナ
ート (s)  C,□−脂肪アルコールーポリエチレングリ
コールエーテル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)多糖類とカルボキシル基−またはカルボキシレート
    基含有の少なくとも一種類の水溶性ビニル系単量体とよ
    り成る吸水性で水膨潤性の多糖類グラフト重合体を製造
    するに当たって、 a)脂肪族炭化水素 b)少なくとも一種類の水溶性エチレン系不飽和単量体
    の水溶液 c)多糖類および d)(1)10以下の親水性親油性バランスを持つa)
    中に少なくとも部分的に溶解する非イオン 系の水不溶性界面活性剤と (2)10以上の親水性親油性バランスを持つ非イオン
    系の水溶性ポリエチレングリコール基 含有界面活性剤と の組合せ より成る分散物の状態でこの反応混合物を40〜100
    ℃に加熱しながら一段階で、即ち不連続的に、ラジカル
    重合しそしてその反応の後に、生じるグラフト重合体を
    粉末として分離することを特徴とする、上記グラフト重
    合体の製造方法。 2)重合を5〜10の親水性親油性バランスを持つ界面
    活性剤および12〜20の親水性親油性バランスを持つ
    ポリエチレングリコール基含有界面活性剤の存在下に実
    施する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)10〜70重量%の多糖類と90〜30重量%のビ
    ニル系重合体とより成るグラフト重合体を製造する特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4)30〜50重量%の多糖類と70〜50重量%のビ
    ニル系重合体とより成るグラフト重合体を製造する特許
    請求の範囲第1〜3項の何れか一つに記載の方法。 5)多糖類として澱粉を用いる特許請求の範囲第1〜4
    項の何れか一つに記載の方法。 6)(メタ)アクリル酸の水溶液を用い、重合前に(メ
    タ)アクリル酸を脂肪族系炭化水素の存在下に50〜9
    5%まで中和する特許請求の範囲第1項記載の方法。 7)水不溶性界面活性剤がソルビタンエステルでありそ
    して水溶性界面活性剤がアルキルオキシエチラートまた
    はポリエチレングリコールである特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の方法。
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