JPS622871B2 - - Google Patents

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JPS622871B2
JPS622871B2 JP58025955A JP2595583A JPS622871B2 JP S622871 B2 JPS622871 B2 JP S622871B2 JP 58025955 A JP58025955 A JP 58025955A JP 2595583 A JP2595583 A JP 2595583A JP S622871 B2 JPS622871 B2 JP S622871B2
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JP
Japan
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polyethylene
layer
metal surface
coating
modified polyethylene
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Application number
JP58025955A
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English (en)
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JPS59150575A (ja
Inventor
Hideaki Takashima
Fuyuhiko Ootsuki
Masami Ishida
Yoshihisa Kayasono
Shuji Morita
Shotaro Urawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Ube Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Ube Industries Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2595583A priority Critical patent/JPS59150575A/ja
Publication of JPS59150575A publication Critical patent/JPS59150575A/ja
Publication of JPS622871B2 publication Critical patent/JPS622871B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、金属表面の被覆方法に関するもので
ある。さらに詳しくは、本発明は、厳しい環境条
件下に置かれる原油、天熱ガスなどの輸送用の鋼
管の被覆などの目的に特に有用な金属表面の被覆
方法に関するものである。 金属材料として最も一般的な鋼材は腐食しやす
いとの欠点があるため、通常は鋼材の使用前ある
いは使用中に各種の防食加工を施して使用してい
る。鋼材の防食加工としては、たとえば、防食性
塗料を用いる方法、あるいはポリエチレンなどか
らなるプラスチツク被覆材を用いる方法などが利
用されており、特に後者のプラスチツク被覆材を
用いる方法は、その防食効果が長期間維持される
ため特に屋外に配設される鋼管などの被覆に多く
利用されている。ただし、耐候性が高く入手の容
易なポリエチレンなどの材料から製造したプラス
チツク被覆材は金属表面に対する接着性を持つて
いないため、通常は、金属表面と被覆用のプラス
チツク被覆材との間に接着剤層を介在させること
により金属表面とプラスチツク被覆材との接着を
行ない、プラスチツク被覆材の金属表面からの脱
離を防いでいる。 金属表面とプラスチツク被覆材との接着に用い
られる接着剤および接着層の構成については既に
多くの研究が行なわれている。たとえば、接着層
を、プライマー層(下塗り層)と変性ポリオレフ
イン系接着剤層の二層から構成することにより金
属表面とプラスチツク被覆材との効果的な接着を
達成する技術も既に知られている。この接着方法
の代表例としては、次のような方法を挙げること
ができる。 すなわち、まず、被覆対象の金属表面を100〜
300℃の間の温度に予熱し、この予熱した金属表
面に熱硬化性エポキシ樹脂などのプライマーを塗
布してプライマー層を形成し、次に、このプライ
マー層の上に、ポリエチレンと無水マレイン酸な
どの変性剤との配合物、あるい接着性を有する変
性ポリエチレンを融着して変性ポリエチレン層を
形成し、最後に、この変性ポリエチレン層の表面
にポリエチレンを融着させてポリエチレン被覆層
を形成する金属表面の被覆方法である。 上記の方法は、金属表面に対して接着性を付与
するためのプライマー層と、そのプライマー層と
被覆材(ポリエチレン)との双方に接着性を有す
る変性ポリエチレンからなる接着剤層を積層する
ことにより、金属表面とプラスチツク被覆材との
効果的な接着を実現したものであり、通常の用途
においては実用性の高いものである。 しかしながら、上記のような構成からなる従来
の金属表面とプラスチツク被覆材との接着方法に
おいては、その接着強度が不充分な場合も多く存
在する。たとえば、厳しい環境条件下に置かれる
原油、天然ガスなどの輸送用の鋼管の被覆などの
目的として、その金属表面をプラスチツク材料に
より被覆する場合においては、その被覆による防
食効果を長期間維持するために金属表面とプラス
チツク被覆材との接着は非常に強固であることが
必要となる。すなわち、そのような目的における
プラスチツク被覆材は、鋼管などの金属成形体の
表面に接着したのちの剥離強度が顕著に高いこと
が望まれるが、従来において利用されている接着
剤を用いた場合には充分な剥離強度が得られにく
いとの問題がある。 本発明は、金属材料の表面をプラスチツク被覆
材により被覆して金属材料の防食を実現する方法
において、特に厳しい条件下におかれる金属材料
の被覆に適した金属表面の被覆方法を提供するこ
とを目的とするものである。 すなわち、本発明は、 (1) 金属表面を予熱する工程; (2) 予熱した金属表面に熱硬化性エポキシ樹脂を
塗布してプライマー層を形成する工程; (3) 低密度リニアポリエチレンと不飽和カルボン
酸もしくはその無水物からなる変性剤とをラジ
カル反応開始剤の存在下において溶融混練する
ことにより得られたメルトインデツクスが0.1
〜3g/10分の変性ポリエチレンをプライマー
層の表面に融着させて変性低密度リニアポリエ
チレン層を形成する工程; そして、 (4) 変性低密度リニアポリエチレン層の表面にポ
リエチレンを融着させてポリエチレン被覆層を
形成する工程; を含むことを特徴とする金属表面の被覆方法を提
供するものである。 次に本発明を詳しく説明する。 本発明における第一工程および第二工程は既に
金属材料とプラスチツク材料との接着技術におい
て知られている。 すなわち、鉄、鉄の合金などの金属の表面を約
100〜300℃に予熱温度したのち、プライマーを塗
布してプライマー層を形成し、これにより、その
上に積層される接着剤層もしくは被覆層との接着
性を向上させる技術である。このような接着技術
の適用対象の金属材料としては各種のものが想定
されるが、その代表的なものは鉄、亜鉛、スズ、
アルミニウム、これらの金属の合金であり、ま
た、これらの金属にメツキが施されたもの、ある
いはこれらの金属によるメツキが施されているも
のなどを挙げることができる。ただし、本発明に
おいては、上記のようなプライマー層の付設が可
能であれば、特にその材料に制限はない。また、
金属材料の形態についても特に制限はなく、平板
状、棒状、管状など任意の形状に成形された金属
材料を本発明の対象とすることができる。 なお、これらの金属の表面は従来より知られて
いるように予め、脱脂処理などの清浄化処理ある
いはシヨツトブラストなどによる粗面化処理を施
しておくことが望ましい。 また、本発明において金属表面の予熱は120〜
270℃で行なうのが好ましい。 予熱を施した金属表面に熱硬化性エポキシ樹脂
を塗布してプライマー層を形成する操作も既に知
られている。このような目的に用いられる熱硬化
性エポキシ樹脂としての例は、 ビスフエノールA型エポキシ樹脂、 水素添加ビスフエノールAジグリシジルエーテ
ル樹脂、 ビスフエノールA側鎖型ジグリシジルエーテル
樹脂、 臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹脂、 ノボラツク型エポキシ樹脂、 ウレタン変性エポキシ樹脂、 レゾルシングリシジルエーテルエポキシ樹脂、 グリシジルエステル型エポキシ樹脂、 脂環族型エポキシ樹脂、 グリシジルアミンエポキシ樹脂、 などを挙げることができる。 上記のよう熱硬化性エポキシ樹脂は耐塩水性お
よび耐寒性などにおいて優れているため、本発明
におけるプライマー層の形成のために有利なプラ
イマー樹脂である。 なお、上記のような熱硬化性エポキシ樹脂には
硬化剤として、アミン類、ポリアミド類、酸無水
物などが、たとえば二液硬化型のようなタイプと
して添加されるのが通常であり、本発明において
もそれらの技術を利用することができる。 本発明の被覆方法におけるプライマー層の層厚
には特に限定はないが、通常は100μm以下で充
分である。 本発明においては、上記のようにして金属表面
に形成されたプライマー層の表面に、ポリエチレ
ンと不飽和カルボン酸もしくはその無水物からな
る変性剤とをラジカル反応開始剤の存在下におい
て溶融混練することにより得られたメルトインデ
ツクスが0.1〜3g/10分の変性ポリエチレンを
融着させることによつて変性ポリエチレン層を形
成する。 金属表面に熱硬化性エポキシ樹脂を塗布してプ
ライマー層を形成したのち、そのプライマー層の
表面に変性ポリエチレンを融着して変性ポリエチ
レン層を形成する技術は既に知られている。しか
しながら、上記の目的において従来より知られて
いる変性ポリエチレンは、ポリエチレンと変性剤
を適当な有機溶媒に溶解させた溶液として反応さ
せる方法(溶液変性法)により得たものあつた。
そして、この溶液変性法によつて得られる変性ポ
リエチレンは、本発明において想定されている熱
硬化性エポキシ樹脂からなるプライマー層とポリ
エチレン被覆層との接着に利用した場合、剥離強
度などにより代表される接着強度において必ずし
も満足できるレベルにあるとはいえない。 本発明者は、上記のような従来技術における問
題点の解決を目的として各種の検討を行なつた結
果、ポリエチレンと変性剤とをラジカル反応開始
剤の存在下において溶融混練することにより得ら
れた変性ポリエチレンであつて、かつそのメルト
インデツクス(MI)が3g/10分以下のもの
が、上記の熱硬化性エポキシ樹脂からなるプライ
マー層とポリエチレン被覆材との接着において顕
著に高い接着強度を示すことを見出して本発明に
到達したものである。 変性ポリエチレン層はプライマー層とポリエチ
レン被覆材の双方に接着する層であるが、たとえ
ばポリエチレン被覆鋼管の接着力を測定する試験
法の一つにピール接着力試験があり、その測定値
は変性ポリエチレン層とプライマー層またはポリ
エチレン被覆材との界面の破壊強度あるいは変性
ポリエチレン層自身の凝集破壊強度の小さい方に
支配される傾向がある。界面破壊強度は接着剤と
して用いた変性ポリエチレンの種類により決ま
り、一方、凝集破壊強度を大きくするためには変
性ポリエチレン層の厚さを厚くするか、もしくは
変性ポリエチレンの材料強度を大きくするかのい
ずれかの手段をとる必要がある。 しかしながら、変性ポリエチレン層の厚さを厚
くする手段は材料の変性ポリエチレンの使用量が
増加してコスト増となるため好ましくない。従つ
て凝集破壊強度を大きくする手段としては、変性
ポリエチレンの材料強度を大きくする手段による
ことが望ましく、そのためには変性ポリエチレン
として分子量が大きい変性ポリエチレンを選ぶこ
とが望ましい。通常、MIはポリマーの分子量の
指標として用いられており、同種のポリマー間で
はMIが大きいほど分子量が大きいということが
できる。 本発明においては、ピール接着力を増加させる
方法として分子量の大きな変性ポリエチレンを利
用することからなる実用的に有利な方法を採用す
るものであるが、ピール接着力を実用的に満足で
きるレベルとするためには、変性ポリエチレンの
MIを3g/10分以下とする必要がある。なお、
MIが0.1g/10分よりも小さくなると接着剤の流
れ性が悪く鋼管等の金属表面との接触が不充分と
なり、接着力が低下する傾向がある。従つて、変
性ポリエチレンのMIは0.1〜3g/10分の範囲に
あるのが良好であり、このような条件下では、変
性ポリエチレン層の厚さが薄くても大きな接着力
を得ることができる。 ポリエチレンと変性剤とのラジカル反応開始剤
の存在下における溶融混練により変性ポリエチレ
ンを得る方法は既に知られており、本発明の変性
ポリエチレンについてもそのような公知の製造方
法を利用することができる。 なお、本発明において使用する変性ポリエチレ
ンは低密度リニアポリエチレンの変性物であり、
この低密度リニアポリエチレンは、エチレンと他
のα−オレフインなどの共重合成分とのコポリマ
ーである。低密度リニアポリエチレンの変性物は
低温特性および加工性などに優れているため、本
発明の目的におい優れた加工性および接着性を示
す。 変性ポリエチレンを得るための変性剤としては
公知の不飽和カルボン酸もしくはその無水物から
なる変性剤が用いられる。この種の変性剤に含ま
れる化合物の例としては、マレイン酸、無水マレ
イン酸、アクリル酸、メタクリル酸、シトラコン
酸、無水シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコ
ン酸などを挙げることができる。特に好ましい変
性剤は無水マレイン酸である。なおポリエチレン
への変性剤の導入量、すなわち変性剤のグラフト
化率は、ポリエチレン1gに対して1×10-7〜1
×10-4モルの範囲にあることが好ましく、さらに
は1×10-6〜2×10-5モルの範囲にあることが特
に好ましい。 また、溶融混練法にて変性ポリエチレンを得る
ために用いるラジカル反応開始剤としては各種の
ものが知られており、本発明においてもそれらの
ラジカル反応開始剤を用いることができる。その
ようなラジカル反応開始剤としては、たとえば有
機過酸化物およびアゾビス化合物を挙げることが
でき、有機過酸化物の具体的な例としてはベンゾ
イルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシラウレート、ジクミルパーオキサイド、
α・α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジ
イソプロピルベンゼン、2・5−ジメチル−2・
5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、2・5
−ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、n−ブチル−4・4
−ビス−t−ブチルパーオキシバレート、オクタ
ノイルパーオキサイドなどを挙げることができ、
また、アゾビス化合物の具体的な例としてはアゾ
ビスイソブチロニトリル、2・2′−アゾビス
(2・4・4−トリスメチルバレロニトリル)、
2・2′−アゾビス(2−シクロプロピルプロピオ
ニトリル)などを挙げることができる。 溶融混練方法の例としては、粉末状もしくはペ
レツト状などのポリエチレンに変性剤を所定量添
加したのち、スーパーミキサーあるいはヘンシユ
ルミキサー、バンバリーミキサー、ダブルスクリ
ユーミキサーなどの混合装置を用いて混合したの
ち、溶融押出装置を用いる方法を挙げることがで
きる。また変性剤の添加はポリエチレンを混合装
置に充填したのちにおいて行なうこともできる。
なお、溶融混練法による変性ポリエチレンの製造
方法については、特開昭51−31791号公報、特開
昭53−24389号公報などに記載があり、本発明の
変性ポリオレフインの製造に際してそれらの記載
を参考にすることができる。 本発明において用いる変性ポリエチレンは、前
記のようにメルトインデツクス(MI)が3g/
10分以下であることが必要である。変性ポリエチ
レンを溶融混練法で製造した場合でも、そのMI
が3g/10分を越える場合には、高い接着強度を
達成することができない。なお、上記変性ポリエ
チレンの好ましいMIの範囲は0.1〜2g/10分で
ある。また、本発明において用いる変性ポリエチ
レンはその融点が115〜135℃の範囲にあることが
望ましい。 プライマー層への変性ポリエチレンの融着は、
通常は、金属表面に与えられている予熱を利用し
て実施する。あるいは、溶融状態の変性ポリエチ
レンをプライマー層の表面に塗布することもでき
る。 変性ポリエチレンはシート状、粉末状、ペレツ
ト状などの任意の形態にてプライマー層の表面に
積層され、上記の融着が行なわれるが、被覆対象
の金属材料が鋼管、特に比較的大口径の鋼管であ
る場合には、変性ポリエチレンは紛末状の形態で
用いるのが好ましい。このような鋼管表面の被覆
操作において用いる上記の変性ポリエチレンは、
42メツシユのタイラーふるいを通過する粉末の形
態にあることが好ましく、さらに48メツシユのふ
るい、そして特に60メツシユのふるいを通過する
ものであることは好ましい。鋼管の被覆操作にお
いてこのような細かい粒子からなる変性ポリエチ
レンを用いた場合には作業性が向上するのみなら
ず、変性ポリエチレン層の厚みを小さくすること
ができるため実用上非常に有利である。 上記のようにして形成される変性ポリエチレン
層の層厚には特に限定はないが、通常は50〜180
μmの範囲の厚さが利用される。 変性ポリエチレン層の表面には次いでポリエチ
レンを融着させることによりポリエチレン被覆層
を形成する。ポリエチレン被覆層を形成するため
のポリエチレンとは、変性ポリエチレンの製造の
ためのポリエチレンの場合と同様に、エチレンホ
モポリマーのみならず、エチレンとα−オレフイ
ンなどの他の重合性成分とのコポリマーをも含む
ものである。このようなエチレンと他の重合性成
分とのコポリマーの例としては、エチレン・プロ
ピレンコポリマー、エチレン・ブテン−1・コポ
リマー、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、エチ
レン・アクリル酸エステルコポリマー、エチレ
ン・メタクリル酸エステルコポリマー、エチレ
ン・スチレンコポリマーなどを挙げることができ
る。またポリエチレンは公知の各種の製造法によ
り得られたものを用いることができるが、低密度
リニアポリエチレン(LLDPE)および低圧法ポ
リエチレンが好ましく、特にLLDPEは低温特性
および加工性などにおいて優れているため本発明
の目的のためには好ましい。なお、これらのポリ
エチレンには酸化防止剤、顔料などの添加剤が含
まれていてもよい。 変性ポリエチレン層への被覆材料としてのポリ
エチレンの融着は、通常は、金属表面に与えられ
ている予熱を利用して実施する。あるいは、溶融
状態のポリエチレンを変性ポリエチレン層の表面
に塗布することもできる。また、このポリエチレ
ンはシート状、粉末状、ペレツト状などの任意の
形態にて変性ポリエチレン層の表面に積層するこ
とができ、次いで、上記の融着が行なわれてポリ
エチレン被覆層となる。 以上のようにして本発明に従つて被覆した金属
表面はポリエチレン被覆材に対して強固に接着し
ているため、剥離に対しては高い抵抗性を示す。
従つて、特に厳しい環境条件下に置かれる原油、
天然ガスなどの輸送用の鋼管の被覆などの目的に
特に有用である。 次に本発明の実施例と比較例を示す。 実施例 1 トリクレンを用いて脱脂した鋼板(6×50×
150mm)を加熱プレート上で200℃に予熱し、その
上に熱硬化性エポキシ樹脂(二液熱硬化型、ビス
フエノールA型エポキシ樹脂(エポキシ当量:
190)100重量部に、硬化剤として油化シエルエポ
キシ社製エポメート13−002(商品名)50重量部
を混合使用)をハケを用いて塗布して厚さ60μm
のプライマー層を形成した。 別に、粉末状のポリエチレン(LLDPE、ブテ
ン−1含量=4重量%、密度=0.920g/cm3、融
点=123℃)5Kgに、ポリエチレン1g当り無水
マレイン酸0.1〜10-4モルとt−ブチルハイドロ
パーオキサイド酸0.04×10-4モルとをヘンシエル
ミキサーにて混合し、これを窒素雰囲気下にて
200℃で溶融押出機にて押出して、ポリエチレン
1gに対して無水マレイン酸約0.06×10-4モルが
グラフト化した変性ポリエチレン(MI=1.5、密
度=0.920g/cm3、融点=123℃)を得た。 前記のプライマー層の上に上記の変性ポリエチ
レンシートのプレスシート(50×150mm、厚さ=
約110μm)を融着させ、次いで、その変性ポリ
エチレンシートの上にポリエチレンシート(低密
度ポリエチレン、MI=0.1、厚さ=2mm)を積層
したのち、その上に5Kgの荷重を載せて3分間圧
着した。これを次に水中に投入することにより冷
却して剥離試験用のポリエチレン被覆鋼板を得
た。 このポリエチレン被覆鋼板をインストロン引張
試験機を用い、剥離速度50mm/分で90度剥離を行
なつた。剥離試験の結果を第1表に示す。 実施例 2 変性ポリエチレンとして実施例1に記載の方法
と同様な溶融混練法により得た変性ポリエチレン
(MI=0.7、密度=0.919g/cm3、融点=123℃)を
用いた以外は、実施例1と同様にしてポリエチレ
ン被覆鋼板を得て、これについて同様な剥離試験
を行なつた。剥離試験の結果を第1表に示す。 実施例 3 変性ポリエチレンとして実施例1に記載の方法
と同様な溶融混練法により得た変性ポリエチレン
(MI=3.0、密度=0.920g/cm3、融点=123℃)を
用いた以外は、実施例1と同様にしてポリエチレ
ン被覆鋼板を得て、これについて同様な剥離試験
を行なつた。剥離試験の結果を第1表に示す。 実施例 4 鋼板の加熱温度を150℃とした以外は、実施例
1と同様にしてポリエチレン被覆鋼板を得て、こ
れについて同様な剥離試験を行なつた。剥離試験
の結果を第1表に示す。 実施例 5 鋼板の加熱温度を175℃とした以外は、実施例
1と同様にしてポリエチレン被覆鋼板を得て、こ
れについて同様な剥離試験を行なつた。剥離試験
の結果を第1表に示す。 比較例 1 変性ポリエチレンとして、実施例1に記載の方
法と同様な溶融混練法により得た変性ポリエチレ
ン(MI=10、密度=0.928g/cm3、融点=124
℃)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリ
エチレン被覆鋼板を得て、これについて同様な剥
離試験を行なつた。剥離試験の結果を第1表に示
す。 比較例 2 変性ポリエチレンとして、溶液変性法(原料ポ
リエチレン:MI=14、密度=0.965g/cm3、反応
溶媒:キシレン、変性剤:無水マレイン酸、ラジ
カル反応開始剤:ジクミルパーオキサイド)によ
り得られた変性ポリエチレン(無水マレイン酸の
グラフト化率:1×10-4モル/ポリエチレン1
g)5重量%と未変性ポリエチレン(MI=0.7、
密度=0.922g/cm3、融点=120℃)95重量%とか
ら得た変性ポリエチレン(MI=0.7、密度=0.922
g/cm3、融点=120℃)を用いた以外は、実施例
1と同様にしてポリエチレン被覆鋼板を得て、こ
れについて同様な剥離試験を行なつた。剥離試験
の結果を第1表に示す。 比較例 3 変性ポリエチレンとして、比較例2に記載の方
法と同様な溶液変性法により得た変性ポリエチレ
ン(MI=3.0、密度=0.924g/cm3、融点=120
℃)を用いた以外は、実施例1と同様にしてポリ
エチレン被覆鋼板を得て、これについて同様な剥
離試験を行なつた。剥離試験の結果を第1表に示
す。
【表】
【表】 実施例 6 シヨツトブラスト処理した鋼管(200Aの
SGP)を130℃に予熱し、その表面に熱硬化性エ
ポキシ樹脂(二液硬化型、ビスフエノールA型エ
ポキシ樹脂(エポキシ当量:190)100重量部に、
硬化剤として油化シエルエポキシ社製エポメート
13−002(商品名)50重量部を混合使用)をハケ
を用いて塗布して厚さ60μmのプライマー層を形
成した。 別に、実施例1と同様にして、ポリエチレン1
gに対して無水マレイン酸約0.06×10-4モルがグ
ラフト化した変性ポリエチレンを得、これを粉砕
して粉末状の変性ポリエチレン(MI=1.5、密度
=0.920g/cm3、融点=123℃、60メツシユ通過)
を得た。 前記のプライマー層の上に上記の変性ポリエチ
レン粉末を散布して融着させることにより厚さ約
90μmの変性ポリエチレン層を形成した。次い
で、その変性ポリエチレン層の上にポリエチレン
(低密度ポリエチレン、MI=0.1、厚さ=2mm)
を積層したのち、その上に5Kgの荷重を載せて3
分間圧着した。これを次に水中に投入することに
より冷却して剥離試験用のポリエチレン被覆鋼管
を得た。 このポリエチレン被覆鋼管をインストロン引張
試験機を用い、剥離速度50mm/分で90度剥離を行
なつた。剥離試験の結果を第2表に示す。 実施例 7 鋼管の加熱温度を190℃とした以外は、実施例
6と同様にしてポリエチレン被覆鋼管を得て、こ
れについて同様な剥離試験を行なつた。剥離試験
の結果を第2表に示す。 実施例 8 鋼管の加熱温度を260℃とした以外は、実施例
6と同様にしてポリエチレン被覆鋼管を得て、こ
れについて同様な剥離試験を行なつた。剥離試験
の結果を第2表に示す。 比較例 4 変性ポリエチレンとして、溶液変性法(原料ポ
リエチレン:MI=14、密度=0.965g/cm3、反応
溶媒:キシレン、変性剤:無水マレイン酸、ラジ
カル重合開始剤:ジクミルパーオキサイド)によ
り得られた変性ポリエチレン(無水マレイン酸の
グラフト化率:1.×10-4モル/ポリエチレン1
g)5重量%と未変性ポリエチレン(MI=3.5、
密度=0.924g/cm3、融点=121℃)95重量%とか
ら変性ポリエチレンを得、これを粉砕して得られ
た粉末状の変性ポリエチレン(MI=3.0、密度=
0.924g/cm3、融点=121℃、60メツシユ通過)を
用いた以外は、実施例7と同様にしてポリエチレ
ン被覆鋼管を得て、これについて同様な剥離試験
を行なつた。剥離試験の結果を第2表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) 金属表面を予熱する工程; (2) 予熱した金属表面に熱硬化性エポキシ樹脂を
    塗布してプライマー層を形成する工程; (3) 低密度リニアポリエチレンと不飽和カルボン
    酸もしくはその無水物からなる変性剤とをラジ
    カル反応開始剤の存在下において溶融混練する
    ことにより得られたメルトインデツクスが0.1
    〜3g/10分の変性ポリエチレンをプライマー
    層の表面に融着させて変性低密度リニアポリエ
    チレン層を形成する工程; そして、 (4) 変性低密度リニアポリエチレン層の表面にポ
    リエチレンを融着させてポリエチレン被覆層を
    形成する工程; を含むことを特徴とする金属表面の被覆方法。 2 金属表面の予熱温度を100〜300℃とすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属表
    面の被覆方法。 3 低密度リニアポリエチレンの変性剤が無水マ
    レイン酸であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の金属表面の被覆方法。 4 変性低密度リニアポリエチレンのメルトイン
    デツクスが0.1〜2g/10分の範囲にあることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属表面
    の被覆方法。 5 金属表面が鋼管表面であり、かつ変性低密度
    リニアポリエチレン層の形成に用いる変性低密度
    リニアポリエチレンが42メツシユのタイラーふる
    いを通過する粉末の形態にあることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の金属表面の被覆方
    法。
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