JPS62292476A - インクジエツト記録紙用填料 - Google Patents

インクジエツト記録紙用填料

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JPS62292476A
JPS62292476A JP61136308A JP13630886A JPS62292476A JP S62292476 A JPS62292476 A JP S62292476A JP 61136308 A JP61136308 A JP 61136308A JP 13630886 A JP13630886 A JP 13630886A JP S62292476 A JPS62292476 A JP S62292476A
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高橋 誠吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録紙用填料に関するもので、
よシ詳細にはインクジェットによシ形成されるドツトの
真円性及び色彩の鮮明さに優れている記録紙を与える非
晶質シリカ系填料に関するものである。
(従来の技術) インクジェット記事は、騒音が少なく、高速記碌が可能
で、しかも多色化が容易である等の和声があり、各種プ
リンター、ファクシミリ等への応用が行われている。こ
の用途に用いる記録紙としては、通常の上質紙やコート
紙では性能の点で僅用困雉であり、紙面に付着したイン
ク滴が速やかに紙白に吸収されること、紙面上でのイン
ク滴の拡がシや滲みが抑制されること、濃度のある鮮明
な画像が形成されること、及びこの画像が諸堅ロウ性に
優れていること等の特性が要求される。
これらの特性を紙基質の表面に与える念めに、程々の無
機固体物質を、必要によシ結着剤と共に紙表面に塗布し
或いは内填することが提案されておシ、例えば合成シリ
カ及び/又はその塩を用いること(特開昭57−157
786号公報)、二価金属、例えばマグネシウム或いは
亜鉛等の弱酸塩や酸化物を被覆層として施こすこと(%
開昭58−94491号公報)、天然ゼオライト、合成
ゼオライト、ケイソウ土、合成雲母等を被覆層中に含有
させること(特開昭59−68292号公報)、インク
吸収層を形成する白色領料としてクレー、タルク、炭酸
カルシウム、カオリン、酸性白土、活性白土等を使用す
ること(特開昭58−89391号公報及び特開昭59
−95188号公報)等が既に知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、インクジェット記録紙に用いる填剤には
単にインクを吸収すればよいというものでは決してなく
、インク全体の嘔収や水或いは溶剤の吸着と染料の吸着
との間に一定のパランヌが要求される。例えば、インク
の填料J尚への吸収が迅速に生じる場合には、インク滴
の広がりや滲みが防止されるとしても、染料等も填料層
中に浸透することにより、形成される画像がζ横変や鮮
明さに欠けるものとなり易い。かくして、インクジェッ
ト記録において、インク滴の絋がりや滲みを防止すると
いう要求と、画像の洟叶や鮮明さを向上させるという要
求とを同時に満足させることは容易でないことが了解さ
れよう。また、インクジェット用のインクは一般に、水
及び少量の有機浴剤を含有する媒質中に染料を溶解した
組成物から成るが、従来使用されている填料は、インク
中の各成分の吸着バランスにおいても未だ十分なもので
はなく、例えば染料の吸着速度が大き過ぎる場合にはド
ツト径が小さくなって、ペタ部に白地の斑点抜けが生じ
、また染料の吸着速度が小さすぎると、ドツトの真円性
が得られなくなる。
従って、本発明は、インクジェット記碌において、イン
ク滴の拡がりや滲みを防止するという要求と、画像の濃
度や鮮明さを向上させるという要求とを、両立させて溝
足し得るインクジェット用填料を提供することを課題と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、溶媒法で測定した屈折率が従来一般に使
用されているシリカよシも高<、1.45乃至1.47
という高屈折を有すると共に、優れた吸着特性を有する
非晶質シリカの合成に成功し、この非晶質シリカをイン
クジェット記録紙用填料として使用することにより、上
記課題が達成されることを見出した。
即ち、本発明によれば、コールタ−カウンター法で測定
して2乃至15μmのメジアン径、180ml//10
0y−以上の吸油量及び溶媒法で測定して1.450以
上の屈折率を有し、関係湿度90%及び温度25℃で2
00時間吸湿させた条件での吸湿量が35’1以上の範
囲内にある非晶質シリカから成ることを特徴とするイン
クジェット記録紙用填料が提供される。
(作用) 本発明は、上述した組合せ特性を臀する非晶(肯シリカ
が、高い画像濃度と鮮明さ、並びにインクドツトの拡が
りや嗜み防止という見地から、インクツエツト記録紙用
填料として際立って優れているという知見に基づくもの
である。
先ず、この非晶質シリカは、溶媒法で測定して、1.4
50以上、特に1.460乃至1.470という石英ガ
ラスの屈折率と同等或いはそれ以上という極めて高い屈
折率を有しながら、しかも180 mi/100P以上
の高い吸油量と、関係湿度90係及び温度25℃で20
0時間吸湿させた(以下単に吸湿量と呼ぶときはこの条
件による)とき35−以上という吸溌幸とを示すことが
顕著な特徴である。
非晶質シリカとしては、従米薯弐法シリカと乾式法シリ
カとが知られており、湿式法シリカと呼ばれるものは、
ケイ酸ナトリウム溶液を硫酸等の鉱酸類で中和すること
により得られ、一方乾式法(気相法)シリカと呼ばれる
ものは、四塩化ケイ素を気相中で分解することによシ得
られる。湿式法シリカは、比較的高い吸着特性を有する
ものの、その屈折率は多くのものでは1.450以下で
ある。
また、気相法シリカは比較的大きい吸油量含有するもの
の、吸湿性に乏しく、その吸湿量は約lO−以下である
。
本発明に用いる非晶質シリカは、以下に述べる製法に限
定されるものではないが、シリカの酸性ゾルと塩基性硫
酸アルミニウムとを混合して高温硬化型のゾル全形成し
、このゾルをダルに硬化させた後、酸処理、アンモニア
処理、水洗、乾燥等の工程を経て製造されるものであり
、高い屈折率と高い吸油量と高い吸湿量との組合せを特
異的に有している。
本発明で規定した非晶質シリカをインクジェット記録紙
用填料として用いることにより、高い濃度と鮮明さとt
有する画像が滲みの発生なしに得られる理由は、これに
拘束されるものでは決してないが、次のようなものと考
えられる。先ず、本発明に用いる非晶質シリカは、高い
吸油′!#を有することから、ジェットとして施される
インクを粒子表面或いは粒子間に保持する特性に優れて
おり、その結果としてドツトの滲み発生や拡がりが効果
的に防止される。しかも、この非晶質シリカは、高湿度
粂件下で高い吸湿量を示すことからも明らかな通シ、非
晶質シリカ粒子表面に保持されるインキ層から水を粒子
内に吸込む作用が犬であり、非晶質シリカ粒子の表面に
染料層ヲ澤密な形で形成する。更に、この非晶ηシリカ
粒子は屈折率が大であることから、染料層担持非晶質シ
リカ粒子では、染料層と非晶質シリカ粒子との界面で多
重の散乱乃至反射が生じ、画像の濃度が向上すると共に
、明度乃至彩度の轡加によって鮮明さが向上するものと
認められる。
本発明において、非晶質シリカの吸油量が180d/1
00P以上であること、吸湿量が35チ以上であること
及び屈折率が1゜453以上であることが、本発明の訝
題の達成に関して極めてクリテカルであることは、後述
する種々の比較例を参照することにより明確となろう。
本発明に用いる非晶質シリカは、コールタ−カウンター
法で測定して、2乃至15μmのメジアン径を有する。
用いる具体的な粒径は、用途によっても相違するが、紙
の平滑性やドツトの真円性が要求される場合には、上記
粒径の内でも比較的小径のものを用いるのがよく、また
紙の表面強度を向上させ、且つ画像の鮮明さを強調した
い場合には、上記範囲の内でも比較的大径のものを用い
るのがよい。
本発明において、非晶質シリカをインクジェット記録紙
用填料として用いることは、他の無機化合物、例えばケ
イ酸塩を用いる場合に比して、染料像の堅ロウ性の点で
幾つかの利点をもたらす。
即ち、インク中に含まれる染料は多くの場合、酸性染料
や直接染料であシ、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム
等の金属成分を含有する無機填剤では、染料の化学吸着
が急速に生じて鮮明さに欠ける像を生じたり、或いはこ
れらの金属成分と染料との相互作用により、染料の変色
や退色等のトラブルを生じ易いが、非晶質シリカの使用
により、これらのトラブルを避けることができる。
(発明の好適態様の説明) 非晶質シリカの製法 本発明に用いる非晶質シリカは、シリカの19性ゾルと
塩基性硫酸アルミニウムとを混合して高温硬化型のゾル
を形成し、このゾルをダルに硬化させた後、酸処理、ア
ンモニア処理、水洗、乾燥等の工程を仔て製造される。
シリカの酸性ゾルとしては、−が3以下、特に2.5以
下のシリカゾルである。本明細書において、ゾルとはコ
ロイド粒子が媒体中に分散して、流動性が保持されてい
る状態を意味し、ダルがコロイド粒子が媒体を包蔵した
状態で固化している状態と対比される概念である。この
シリカゾルの部度は、5102 として6.0乃至15
.0重量%、特に9.0乃至13.0重tチの範囲内に
あるのがよい。
このシリカの酸性ゾルは、反応槽中に、硫醇水溶液等の
鉱酸水溶液を充填し、この酸水溶液中に攪拌下にケイ酸
ナトリウム?I下し、滴下終了後の−ft3以下に維持
することにより得られる。
塩基性硫酸アルミニウムとしては、式 %式%) 式中、nは0.5乃至2.8、特に0.9乃至1.5の
数である の化学組成を有するものが好適に使用され、液中(Dk
t203(!: I、−’C〕m哩カ6.0乃至13.
0重9%、特に8.0乃至xl、oilt%%のものが
有利に使用される。この塩基性硫酸アルミニウムは、硫
酸アルミニウムを炭酸カルシウムを用いて上記塩基度と
なるように部分中和することによシ得られる。
シリカ酸性ゾルと塩基性硫酸アルミニウム溶液とを可及
的低温、特に20℃以下の温度で混合して、熱硬化型の
ゾル液1!−自製する。シリカ酸性ゾルと塩基性硫酸ア
ルミニウム溶液との混合比は、5102:At203の
モル比として表わして、168:1乃至4:1%に40
:l乃至7:1の比惠とするのが望ましい。
このゾル液を加熱して、シリカのヒドロゲルを製造する
。ゾル液の加熱温度は、一般に60乃至100℃、特に
80乃至90℃の範囲とすることが望ましい。加熱グル
化は、グル化したものが造粒物となるような条件下で行
うこと、即ち造粒しりつグル化することが望ましい。こ
のために、加熱された水非混和性の媒体中に液滴の形で
熱硬化性ゾルを供給してグル化を行う方法や、加熱され
た気相雰囲気中に熱硬化性ゾルを噴霧してグル化造粒を
行う方法等が採用される。
得られるグルを硫酸等で酸処理して、グル中のアルミニ
ウム成分を抽出除去し、グル中の硫酸分をアンモニア等
で中和し、挾雑する塩類等を水洗により除去し、乾燥し
、粉砕して本発明に用いる非晶質シリカを得る。
非晶質シリカの特性 本発明に用いる非晶質シリカは、180ml//100
?以上、特に200t4t/100p以上の吸油量(測
定はJIS−に5101−19による)を有するが、こ
の非晶質シリカは過度に大きな吸油量を有しないことが
紙への塗工性の点で望ましい。
即ち、非晶質シリカの吸油量が大きすぎる場合には、塗
布液の粘度が大きくなシすぎ、高濃度での塗布が困難と
なるから、吸油量が250 ml/ 100?以下であ
ることが望まれる。
本発明に用いる非晶質シリカの屈折率は1.450以上
であり、多くのものでは1.460乃至1.470の範
囲内にあり、非晶質シリカの屈折率としては例外的に大
きいものである。
この非晶質シリカは、比表面積が一般に200乃至50
0 m” / f 、特に280乃至450 m”/g
の範囲であり、また窒素吸着法で測定して1.20cc
/ 9−以上、特に1.30乃至1.8 Q cc/g
の細孔容積を有する。
本発明に用いる前記製法による非晶質シリカは、特異な
酸強度分布金有することがわかった◎非晶質シリカは固
体酸の一種であり、固体酸の酸強度分布は、ハメット指
示薬を使用し、n−ブチルアミン滴宇法により求めるこ
とができる。酸強度函数H0とハメット指示薬との関係
を示すと、次の通シである。
H・   指示薬 +1.5   4−ベンゼンアゾジフェニルアミン+3
.3   p−ジメチルアミンアゾベンゼン+4.8 
  メチルレッド 上記表において、例えば、4−ベンゼンアゾジフェニル
アミンを指示薬として滴定を行うと固体酸中の酸強度函
数が+1.5迄の酸量が測定され、又、p−ジメチルア
ミノアゾベンゼンを指示薬として、滴定を行うと、固体
酸中の酸強度函数が+3.3迄の積算酸量が測定され、
以下各指示薬を用いて、滴定を行うことにより、固体酸
の酸強度分布が測定される。
本発明に用いる非晶質シリカは、酸強度函数鳥が+1.
5t−越えて+3,3迄の範囲の酸量がO,OSミリモ
ル/g以下で、且つ酸強度函数H0が+3.3を越えて
+4.8迄の範囲の酸量が0.20ミリモル/g以上で
ある酸強度分布を有する。酸強度の強い酸性点の数が低
いということはこの酸性点と染料との相互作用(染料助
色団と酸性点の相互作用)による変色や退色が少ないこ
とを意味するものであシ、又酸強度の弱い酸性点の数が
多いということは、染料の吸着固定化が有効に行われる
ことを意味することである。
本発明によれば、上述した非晶質シリカを、紙等の基体
の表面に設けるか、或いは紙中に内填してインクジェッ
ト用記碌要素とする。紙等の基体表面にこの填剤のコー
ト層を設けるには、前記填剤1に5乃至40重量%、特
に10乃至25重**。
及び必要により結着剤を1乃至15重:ts、特に2乃
至10重量%含む水性スラリーを製造し、填剤が3乃至
20 flm”%特に5乃至15 flm”となるよう
な塗工量で塗布し、乾燥する。
結着剤としては、水性系結着剤が有利であり、例工ばカ
ル?キシメチルセルローズ、エチルセルローズ、ヒドロ
キシエチルセルローズ、澱粉、カルブキシメチル澱粉、
シアノエチル化澱粉、カゼイン、アラビアプム、ドラガ
ントコ0ム、デキストリン% yf! !J ビニルア
ルコール、ビニルエーテル/マレイン酸共重合体、ポリ
ビニルピロリドン、水溶性アクリル樹脂等の水溶性結着
剤;自己乳化型アクリル樹脂等の自己乳化型結着剤;ス
チレン−ブタジェン共重合体ラテックス等の水性ラテッ
クス系結着剤等が使用される。
また、前記填剤を紙中に内填するには、抄紙用スラリー
に前記填剤を配合して、紙繊維中に繊維重量当シ1乃至
20重t%、特に2乃至10重量%の填剤が抄き込まれ
るようにすればよい。
本発明において、非晶質シリカは単独でインクジェット
記録用填剤として使用し得る他に、それ自体公知の他の
填剤、例えばカオリン、通常のシリカ、炭酸カルシウム
等と組合せて使用することもできる。
(発明の作用効果) 本発明によれば、前述した特性を有する非晶質シリカを
インクジェット記碌紙用填料として使用することにより
高い濃度と鮮明さ等を有する記録画像が滲みやインクド
ツトの過度の広がりなしに形成されるという利点が達成
される。又この填料は水性塗布液とした時の粘性が低く
、塗布作業性にも優れているという利点がある。
本発明を実施例により説明する。
実施例1a〜1c 40重tチの硫酸溶液2.8−に冷却した3号ケイ酸ソ
ーダ(5to2a軸、Oモル比3; 10 )の希釈液
8.2m”fl 8〜20℃下で反応し、5tO2濃度
11?/100d、−1,8の酸性シリカゾル11がを
得た。
これにAt2(S04)1.2(OH)5.6 の化学
式で示される塩基性硫酸アルミニウム溶液(At203
10重量%)1.34m”を常温で混合し、p)12.
30の混合ゾルを得た。この混合ゾルを85℃に昇温し
たスピンドル油中ヘノダルを通じて液滴の形で併給し加
熱ダル化を経て球状のシリカヒドロゲルを得た。
このシリカヒドロダルを水洗し、次いで硫酸で一約1.
0に下げ80℃で3時間処理を行なった。
水洗後アンモニア水でPHIOに上げ80℃で3時間処
理を行なった。
その後十分水洗し得られたヒドロゲルを乾燥、粉砕する
ことにより、シリカの微粉末1.250Kfを得た・ このシリカの微粉末を気流式分級啜に供給し、コールタ
−カウンター法によるメジアン径が3.5μm(実施例
1m)8.0μ、、<実施例1b)13.0μm(実施
例1e)のインクジェット記録紙用填料を得た。
得られた填料について、下記の試験方法によシメジアン
径、吸油量、屈折率、吸湿量、細孔答積、酸強度分布、
塗被紙の記録画像特性を調べた。その結果を第1表及び
第2表に示した。
〔試験方法〕
(1)メジアン径 コールタ−カウンター(米国コールタ−エレクトロニク
ス社製)TA−[型を用いて次の条件でメジアン径を測
定した。試料約0.5%を200mビーカーに取り、純
水約150dTh加え、超音波(ULTRASONIC
CIEANERB −220)で60〜90秒分散させ
る。
電解液(l5OTON II ) 150−に上記分散
液をスポイトで数滴加え入れ、コールタ−カウンターに
かけ粒度分布を求める。但し、アノJ?ツチャーチュー
ブは次の測定粒子径範囲で使い分けをした。
メジアン径は累積粒度分布図の501径を読みとり求め
た。
(2)吸油量 顔料試験方法のJISK5101−19に基づき、吸油
量を求めた。
(3)屈折率 屈折率既知の各種有機溶媒を試験管に入れ、屈折率の低
い方から高い方へ並べてそれぞれに、試料粉末を加えて
充分振とう分散し、肉眼観察によシ最も透明度の高くな
る液体の屈折率をその試料の屈折率とした。
使用した有機溶媒の屈折率を下表に示す。
(4)吸湿量 試料約1.5gを秤量瓶に入れ150℃で3時間乾燥し
、重1tt−正確に求めておく。予め関係湿度90チに
調整しておいたデシケータ−内に試料を入れ、温度25
℃の恒温槽に放置した。
各測定時間毎に於ける試料の重量増加を測定し、次の式
により吸湿t′t−求めた。
なお、測定時間は次のようにした。
24.48,72,120,192,240゜312時
間、得られた時間毎の吸湿量の変化を図示しく第1図、
第2図参照)、内挿法により200時間吸湿させた条件
での吸湿量を求めた。
(5)細孔容積 BET法による表面積吸着装置を用いて測定した。
これは液体窒素温度(−196℃)に於ける窒素ガスの
吸着に基づくもので、吸着等温蔵の相対圧P/gOが1
の時の吸着量を用いて、細孔径300X以下の全細孔容
fjck求める方法である。
(6)酸強度分布 測定はれ一ブチルアミン滴定法によった・試料約0.5
gに50−の共栓付き三角フラスコに入れ、150℃で
3時間乾燥し、重量を正確に求めておく。そこへ蒸留に
より脱水した特級ベンゼン溶液を約l〇−加え、次に不
すノ・メット指示薬1に滴下し酸性色に呈色させた。
ハメット指示薬   Ho  酸性色 塩基性色4−+
?/7人々ジ人々ジンアミン+1.5橙色   黄色p
−77チルアミノア1勺ペン +3.3  濃い橙色 
薄い黄色メチルレッド       +4.8   紫
色  薄い黄色1例として、p−ジメチルアミンアゾベ
ンゼン(ジメチルイエロー)が固体@!Aに吸着して、
酸性色の濃い橙色を呈するのは次の反応による。
〈 (薄い黄色)       (濃い橙色)又、n−ブチ
ルアミンを加えると、酸点が中和され塩基性色の薄い黄
色になる。
A −(指示薬の黄色型) +n −C4H9N′H2・A
測定では、N/20のれ一ブチルアミンを約2日間かけ
て滴定し、その所要量から固体酸量を求めた。
なお、滴定の終点は「標準色栗」日本規格協会編(JI
S Z −8721準拠)の色相を基に次のように定め
た。
Ho      色相 +1.5   7.5Y +3.3    5Y +4.8    5Y 酸強度分布は以下のようにして求めた。
4−ベンゼンアゾジフェニルアミンを指示薬として滴定
を行なうと酸強度函数が+1.5迄の酸量が測定され、
又p−ゾメテルアミノアゾベンゼンを指示薬として滴定
を行なうと酸強度函数が+3.3迄の酸量が測定される
。
以下、各指示薬を用いて滴定を行なうことにより固体酸
の酸強度分布が得られる。
(7)塗被紙の記録画像特性 (7−1)塗被紙調製方法 填料105’(110℃乾燥基準)に結着剤として/ 
17ビニルアルコール((aクラレfi pVAl 1
7)の15チ水溶液25?を加え、さらに水を加えて全
量を60?となし、攪拌機で十分に攪拌分散し、塗液を
調製した。この塗液を、坪量45 P/m2の原紙(=
ppc用紙使用)に塗被9が約10 f/m”になるよ
うに塗布して記録用塗被紙を得た。
(7−2)インクジェット記録方法 パーソナルコンビエータ(日本電気(株)製pc−98
01VMO)に接続されたインクジェットカラーイメー
ジプリンタ(シャーf(株)製l0−0700)に(7
−1)の方法で得られた塗被紙をセットし、第3図に示
すようなテストハターンのハードコピーを得た。
(7−3)記録画像特性 (7−2)の方法で得られた画像形成試験紙(ハードコ
ヒー)の7つの色相に印刷された而(A(赤)、B(青
)、C(黄)、D(橙)、E(紫)、F(緑)、G(黒
))・英文字・和文字を肉眼及び拡大鏡(スタンド・マ
イクロスコープ。
倍率50×)で観察することによシ、画像の鮮明さを彩
度・濃度・滲みの有・無等の点から、次のような評価基
準で総合的に評価した。
評価記号       評価の目安 ◎   彩度・濃度がかなシ高く、インクの滲みも全く
無く、極めて鮮明な ドツトのコピーが得られる。
○   彩度・濃度も高く、インクの8みも少なく、鮮
明なドツトのコピー が得られる。
Δ   彩度・濃度が低いか、インクの♂みが有り、あ
まシ鮮明なコピーが 得られない。
X   彩度・巴1度が低く、インクの8みも有って鮮
明なコピーが得られな い。
又、第3図に示すテスト/gターンのA、B、Cの部分
のそれぞれ赤色、青色、黄色の面について、可視紫外分
光光度計(日本分光Gt) 製UVIDEC−650型
)に積分球装け(TIS −341型)を取り付け、試
料側反射板ホルダにそれぞれの色の部分を切り取った紙
片を置き、対照側反射板ホルダには同一塗被紙の何も印
刷されていない塗被面の部分を切シ取りた紙片を置いて
、380〜780圃の波長範囲において10 nm間隔
毎の反射率を測定し、JISZ8722に準拠し九方法
により各色の色度座標xeyt求め、2度視野に基づく
xyz表色系による色度図と主波長との関係図(第4図
)にプロットをした。この色度座標プロットから、主波
長λd(又は補色主波長λ。)(nm)及び刺激純度P
e (%)を求めた。このとき、主波長λd(又は補色
主波長λ。)は色相を表わしくA表)、刺激純度p、が
高いことは彩度が高いことを表わしている。
第4図に示す色度図の中の点(Qは無色の色度座標でX
=0.3101 t y=Q、3163゜色度座標が直
線RC,直綴yC及びスペクトル軌跡によって囲まれた
面積内の点S1で表される色の場合、直#jlC81の
延長とスペクトル軌跡との交点S′□に対応する波長を
第4図から求める。この波長をその色の主波長といい、
記号λdで表す。
また、色度座標が三角形CRV内の点S、で表される色
の場合には、直線S、Cの延長とスペクトル軌跡との交
点SN、に対応する波長を第4図から求める。この波長
をその色の補色主波長といい、記号λ。で表す。
第4図において色度座標が点S8によって表される色の
場合には、刺激純度p6は次式によって求め、その値に
慢を付ける。
ここに、Xe”l:点S1の座標 x6p76”点Cの座標 Xユty、1:点Bl、の座標 また、色度座標が点S、で表される色の場合には、刺激
純度p、は、次式によって求め、その値に憾を付ける。
X  −Xc Pa = −X 100  ・・・・・・・・・(3)
又はxp −xに こに、x、y:点S、の座標 XC伊yC:点Cの座標 り * )’p :点S′、(直線cs、の延長と線素
軌跡との交点)の座標 注 Pe ’に計算するには、分母又は分子の絶対値の
大きい式で求める。
刺激純度及び主波長の求め方の一例 試料を測定して得られた三刺激値Xが40.14゜Y7
りE76.50 、 Z−1)E34.25テあったと
すれば、色度座標はXが0.266、yが0.507で
ある。
この色度座標を第4図上の点(Sl)として求め、次に
無彩色の色度座標(x=0.3101 、 y=0.3
163)を点Cとして求める。CとS□とを直線で結び
1.更に延長してスペクトル軌跡と交わる点ytsl、
として求める。S′1はスペクトル軌跡上の534 n
mの位置にある。すなわち主波長λdは534 nmで
ある。また、第4図よシS′□の座標がXJが0.20
0−7λが0.785であるので0.507−0.31
63 式(2)よシ刺激純度p6は0.785−0.3163
×lO””40、7 %となる。し九がって、試料の色
は主波長λ、1 = 534 nm #刺激純度p、=
40.7%として表示される。
比較例1 非晶質シリカから成る填料として、水沢化学工業(株)
製ミズカシルP−526を用いた。
比較例2 非晶質シリカから成る填料として、市販の日本シリカ(
株)社製ニッグシルE−20OAを用いた。
比較例3 非晶質シリカから成る填゛鴎として、市販の塩野義製薬
(株)社製カープレックスF’PS−701を用いた。
比較例4 非晶質から成る填料として、市販の徳山曹達四社製ファ
インシールx−sot用いた。
比較例5 非晶質シリカから成る填料として、市販の日本アエロジ
ル(株)社製アエロジル300を用いた。
比較例1乃至5において用いた填料について前記の試験
方法によりメジアン径、吸油量、屈折率。
吸湿量、細孔容積、酸強度分布及び塗被紙の記條画像特
性を調べ、その結果を第1表及び第2表に示した。
但し、比較例5においては塗被紙調製のところで塗液の
粘度がきわめて高くなシ塗布不能の状寒であったO 従って、インクジェット記録紙用填料としてb実用不適
と認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は填料を関係湿度90チの雰囲気に置
いたときの、時間の経過(横軸)と填料の吸湿量の増加
(縦0tI)の関係(線図)を示し、曲線A、B、C,
D、E、F、G、Hはそれぞれ実施例1m、実施例1b
、実施例1et比較例1゜比較例2.比較例3.比較例
4.比較例5による填料の線図であり、 第3図は試験方法(7)で得られる画像形成試験紙上に
得られるテストパターンを表わす図で、Aは赤色面、B
は青色面、Cは黄色面、Dは橙色面、Eは紫色面、Fは
緑色面、Gは黒色面を示し、第4図は試験方法(7)に
記載された2度視野に基づ(XYZ表色系による色度図
と主波長との関係図である。 才弄露!r水及mA   水滓化ご;モ工業株式会社第
1図 第2図 M膿(Hr)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コールターカウンター法で測定して2乃至15μ
    mのメジアン径、180ml/100g以上の吸油量及
    び溶媒法で測定して1.450以上の屈折率を有し、関
    係湿度90%及び温度25℃で200時間吸湿させた条
    件での吸湿量が35%以上の範囲内にある非晶質シリカ
    から成ることを特徴とするインクジェット記録紙用填料
    。
  2. (2)前記非晶質シリカは窒素吸着法で測定して1.2
    0cc/g以上の細孔容積を有するものである特許請求
    の範囲第1項記載の填料。
  3. (3)前記非晶質シリカは、酸強度函数H_0が+1.
    5を越えて+3.3迄の範囲の酸量が0.05ミリモル
    /g以下で、且つ酸強度函数H_0が+3.3を越えて
    +4.8迄の範囲の酸量が0.20ミリモル/g以上で
    ある酸強度分布を有するものである特許請求の範囲第1
    項記載の填料。
  4. (4)前記非晶質シリカが200乃至260ml/10
    0gの吸油量を有するものである特許請求の範囲第1項
    記載の填料。
  5. (5)前記非晶質シリカが1.460乃至1.470の
    屈折率を有するものである特許請求の範囲第1項記載の
    填料。
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