JPS623123B2 - - Google Patents

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JPS623123B2
JPS623123B2 JP53098777A JP9877778A JPS623123B2 JP S623123 B2 JPS623123 B2 JP S623123B2 JP 53098777 A JP53098777 A JP 53098777A JP 9877778 A JP9877778 A JP 9877778A JP S623123 B2 JPS623123 B2 JP S623123B2
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JP
Japan
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powder
oil
parts
wool
pigment
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JP53098777A
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Toshihiro Nasuno
Isao Sano
Fuminori Nomura
Shoji Kumagai
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5527120A publication Critical patent/JPS5527120A/ja
Publication of JPS623123B2 publication Critical patent/JPS623123B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、粉末状のままでまたはケーキ
(Cake)状に成型して使用され、かつ水を使用し
なくても皮膚への付着性が良く、しかも感触、保
湿効果(モイスチヤー効果)、保香効果等に優れ
た油性粉体メイクアツプ料の製造法に関する。 従来、化粧料用の粉体基材が油性物質により処
理された油性粉体メイクアツプ料の製造法として
は、粉体基材の混合物に油性物質の単独をスプレ
ーして粉体基材の表面にコーテイングする方法が
知られているが、製造が簡単である反面、コーテ
イングの均一な製品を得ることは極めて困難であ
る。そのため製品は、不均一な油性コーテイング
層を形成しており、粉体基材にシルクパウダー等
を配合しても、繊維独特のかさつき感を与えた
り、シルクパウダーを配合しないものでも、皮膚
に対する付着性がわるく、ムラに付いたり、落ち
易く、重ね塗りは全く不可能である。 この改良方法として、油性物質の有機溶剤溶液
また、この溶液に水を少量混合した分散溶液を該
粉体基材の表面にスプレーコーテイングする方法
が知られているが、均一度の高いコーテイングを
行なうことがやはり困難であつて、得られた油性
粉体メイクアツプ料の付着性も充分ではなく、し
かもケーキ状に成型した油性粉体メイクアツプ料
は長期保存時に痩せたり、亀裂が発生し易く、重
ね塗りも不可能である。 更に改良法として、油性物質の水性乳化液に粉
体基材を添加混合した後、機械的に研磨して粉体
表面を賦活し、その後5〜7日間20〜40℃に放置
し乾燥、粉砕する方法が特公昭35−12800号公報
に開示されている。 しかしながら、この方法は製造に5〜7日以上
の長時間を必要とし、また得られた油性粉体メイ
クアツプ料は肌への付着性、親和性、のびがわる
く、重ねりも全く不可能である。 更にまた、前記方法と近似した製造法として、
油性物質の水性エマルジヨンに該粉体基材を混合
分散した後、80℃以上の温度に加熱処理して乾燥
する方法が知られているが、加熱処理しても該粉
体基材表面への油性物質の密着に長時間を要する
ため、その間に該粉体基材の合一化、粗大硬着し
た凝集粒子の形成が先行、生起して、やはり均一
な表面コーテイングが実質的に不可能で、肌に対
してザラツキ感や違和感を与え、かつ延びのわる
い油性粉体メイクアツプ料を生成し易い欠点があ
る。 一方、特許第44304号明細書には、ラノリンの
アラビアゴムと水を混合してなるエマルジヨンの
中に、無機顔料(滑石と亜鉛華)を撹拌下に添
加、混合し、上液が透明になつた時点で撹拌を止
めた、過、圧搾、脱水し、かくして得られたラ
ノリン−コーテイング顔料にグリセリンと防腐剤
を添加し練り合わせることからなる練り白粉の製
造法が開示されている。 しかしながら、この方法によつても、無機顔料
のラノリンによる均一な表面コーテイングは不可
能である。そのため前記のラノリン−コーテイン
グ顔料を乾燥して油性粉白粉として使用しても、
肌への付き、なじみ、延びが不充分であり、肌へ
の重ね塗りも全く不可能である等、多くの難点が
ある。 このように従来の製造法では、製造に長時間を
要する等多くの問題があり、そして得られた油性
粉体メイクアツプ料は、油性物質から成る表面コ
ーテイングが不均一かつ不安定であるため、シル
クパウダー等を配合しても肌への付き、延び、使
用感等がわるい。またケーキ状に成型した場合の
パフへの取れもわるいばかりでなく、保存時にケ
ーキが痩せ(容積縮減)やひび(亀裂)を生起し
易い。更に従来の方法で得られる油性粉体化粧料
は、保湿効果が無い等、多くの欠点があり、需要
者をしてそれらの改良が要望されていた。 本発明者等は、先に(特願昭52−40597号、特
開昭53−127840号)、油性物質の水性エマルジヨ
ンと無機粉体を混合した後、水混和性有機液体を
添加して解乳化する場合は、無機粉体が油性物質
により均一に被覆された構造の凝析物となつて静
置すると沈降し、その後、前記の凝析物を、液分
と分離して、乾燥することによつて、改良された
油性粉白粉が得られることを見出している。その
後、この油性粉白粉は、前記従来技術の欠点を悉
く改良しているが、唯、保温性、保香性が不充分
であることがわかつた。更に研究を進めた結果、
シルクパウダーとウールパウダーと無機粉体と
又は更に有機顔料とを、油性物質の水性エマルジ
ヨンと混合した後、撹拌下これに水混和性有機液
体を添加して水性エマルジヨンを解乳化する場合
は、前記の粉体の総てが油性物質によつて、均一
に被覆された構造の凝析物になつて静置すると沈
降すること。凝析物(油性物質により被覆され
た各粉体の混合物)を、液分(水と水混和性有機
液体と乳化剤とからなる混合溶液)と分離して乾
燥する場合は、前記の各粉体は凝集(二次粒子
化)を起すことなく速やかに乾燥して、粉砕工程
を省略し得ると共に、更に保湿性、保香性にも優
れた油性粉体メイクアツプ料が得られることを見
出し、本発明を完成した。 本発明の目的は、共存するシルクパウダー、ウ
ールパウダー、無機粉体、または更に有機顔料が
何れも油性物質により均一に被覆されていて、粉
末状又はケーキ状を形成しており、水を使用しな
くても容易に密着し、パフへの取れ、延びよく、
重ね塗りも容易で、しかも皮膚に良好な感触と保
湿効果を与え、塗布後、保存時の保香性にも優れ
た油性粉体メイクアツプ料を工業的容易かつ有利
に製造し得る方法を提供することにある。 即ち、本発明は、油性物質の水性エマルジヨン
と、シルクパウダーとウールパウダーと無機粉体
とまたは更に有機顔料とを混合した後、撹拌下こ
れに水混和性液体を添加して前記の水性エマルジ
ヨンを解乳化し、その後、解乳化により生成した
凝析物を、液分と分離して乾燥させることを特徴
とする油性粉体メイクアツプ料の製造法である。 尚、前記の凝析物とは、解乳化した後、静置す
ると液相から分離、沈降するものであつて、油性
物質によつて被覆されているシルクパウダーとウ
ールパウダーと無機粉体とまたは更に有機顔料と
からなる混合物が主体である。 また、液分とは、水と水混和性有機液体と少量
の乳化剤とからなる混合溶液である。 更に、油性粉体メイクアツプ料における粉体メ
イクアツプ料とは、フエイスパウダー(粉白
粉)、プレストパウダー(固形白粉)、ステージカ
ラー、ほほ紅、パウダーアイシヤドウ、パウダー
フアンデーシヨン、ケーキ状フアンデーシヨン、
パウダー口紅、ケーキ状マスカラである。 本発明に使用するシルクパウダーは、例えば生
糸、精練絹(フイブロイン)、再生絹糸、化学的
処理した絹糸等を粉砕したものや、必要に応じて
染色、漂白、静電気防止処理、防虫処理等を施し
たものも使用し得るが、これらに限定するもので
はない。 シルクパウダーの粒度は、60メツシユ以上(好
ましくは100メツシユ以上)のタイラー標準篩を
通過するものである。 シルクパウダーの使用量(混合量)は、無機粉
体の重量に対して1〜30重量%、好ましくは5〜
20重量%である。1重量%よりも少なくなると、
保湿性、保香性、感触等の向上効果が低下しやす
く、30重量%よりも多くなると、製品の外観、化
粧効果がわるくならりすい。シルクパウダーとウ
ールパウダーの混合比(使用割合)は、90:10〜
10:90、好ましくは70:30〜30:70である。 ウールパウダーは、例えばメリノー種、ダウン
種、リンカン種等の羊毛(原毛)を通常の洗毛工
程、梳毛工程等を経たトツプ状のものや綿状のも
のを、通常の機械的粉砕方法で粉砕したものを使
用するか、或いは必要に応じて染色、漂白、静電
気防止処理、防虫処理等の処理を施したものを使
用してもよいが、これらに限定されるものではな
い。 ウールパウダーの粒度は、60メツシユ以上(好
ましくは100メツシユ以上)のタイラー標準篩を
通過するものである。 ウールパウダーの使用量は、無機粉体の重量に
対して1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%の
範囲内である。1重量%よりも少なくなると、保
湿性、保香性、感触等の向上効果が低下しやす
く、30重量%よりも多くなると製品の外観、化粧
効果がわるくなりやすい。 本発明はシルクパウダーとウールパウダーとを
併用することにより、両者特有の感触を併与発現
して、適度に柔軟、極めて良好な感触を肌に与え
ることができる。また両者は、ポリペプタイドで
ある両性化合物であり、かつ皮膚の乾燥や肌荒れ
を防止ししとやかさを維持するのに必要な自然保
湿因子(NMF)と構造が近く、物理的形状の特
異性とも関連して吸水性、吸油性及び香料に対す
る親和性が高いので、皮膚表面の保湿効果、保護
効果、製品中或いは使用後の状態での保香性が極
めて良好である。 本発明に使用する水混和性有機液体は、水に混
和した場合に酸性やアルカリ性を示すことがない
ものであつて、Hildebrandが提唱した(「色材」
第47巻、1974年、第28〜第37頁)溶解パラメータ
の式;δ=(ΔE/V)1/2(ΔEは蒸発熱、Vは分子 容、δは溶解パラメータ)から求められる溶解パ
ラメータ(δ)が8.2〜16.0(好ましくは、9.5〜
15.0)のものが望ましい。 例えばメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、n−ブタノール、セロソルブ、ブチルセロ
ソルブ、ブチルカルビノール、メチルエチルケト
ン、メチルイソプロピルケトン、アセトン、酢酸
エチル、酢酸セロソルブ、酢酸ブチル、カルビト
ール等を挙げることができる。 これらのものは、単独または2種以上組合せて
使用される。特に最も好ましい水混和性有機液体
は、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
プロパノール、n−ブタノール、アセトンであ
る。水混和性有機液体の添加量は、該水性エマル
ジヨンを解乳化するに必要な量であつて通常水性
エマルジヨンの重量に対して20〜130重量%、好
ましくは30〜100重量%である。 上記の水混和性有機液体を添加して油性物質の
水性エマルジヨンを解乳化することにより、系中
に分散している油性物質を凝析と同時かつ瞬時に
分散している粉体(無機粉体、有機顔料、シルク
パウダー及びウールパウダー)の表面に吸着して
均一なコーテイング層(油性被膜)を形成するこ
とができ、それによつて皮膚に対する付着特性等
の良好な製品を得ることができる。 特に、従来不可能であつたシルクパウダーやウ
ールパウダーの多量配合を可能にすると共に、そ
れらの配合によつて保湿効果と保香効果を付与発
現することができる。 また、水混和性液体(例えばアルコール、アセ
トン等)を使用することによつて凝析の乾燥を迅
速にし、粉砕を容易にする等、その作用効果の特
異性は著しい。 本明細書に言う油性物質の水性エマルジヨン
は、化粧料用油性物質を油分とする通常の水中油
滴型エマルジヨン及び油中水滴型エマルジヨンを
意味する。 該エマルジヨンに使用する油性物質とは、化粧
料用油性物質であつて、通常の油脂、ロウ、炭化
水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル
化油、シリコン油等であつて、一種または二種以
上組合せて使用される。 前述の油脂としては、例えばヒマシ油、アボガ
ド油、カカオ脂等を、ロウとしては例えばミツロ
ウ、ラノリン、カルナウバロウ、等を、炭化水素
油としては例えば流動パラフイン、スクワラン、
プリスタン、ポリイソブチレンの水素添加物等、
エステル化油としては、例えばイソプロピルミリ
ステート、イソプロピルパルミテート、2−エチ
ルヘキシルサクシネート、イソプロピルイソステ
アート、2−エチルヘキシルパルミテート等を挙
げることができるが、これらに限定されるもので
はない。 該エマルジヨンに含有している乳化剤として
は、例えば脂肪酸石鹸、高級アルコール硫酸エス
テル塩、高級アルキルフエノールスルホン酸塩等
のアニオン界面活性剤、脂肪酸モノグリセリド、
糖類の脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチル高級アルキルフ
エノールエーテル等の非イオン界面活性剤が挙げ
られる。 該水性エマルジヨンの油性物質含有量は、通常
5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%である。
油性物質の水性エマルジヨンの使用量は、油分濃
度、解乳化条件によつて異なるけれども、通常パ
ウダー状物質の全量重量に対して20〜200重量%
(好ましくは50〜150重量%)である。 本発明に使用する無機粉体としては、例えば、
炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、タル
ク、カオリン、マイカ、雲母チタン、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸マグネシウム、ベントナイト、酸化
亜鉛、ステアリン酸亜鉛等が挙げられる。 また前記の有機顔料としては、例えば有機色素
の赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205
号、赤色206号、赤色207号、赤色226号、黄色4
号のアルミニユウムレーキ、黄色203号のアルミ
ニウム、黄色401号、青1号のアルミニウムレー
キ、青色404号、橙色203号等が挙げられる。有機
顔料の使用量は、無機粉体の重量に対して、通常
5〜10重量%である。 前記の各粉体を、油性物質の水性エマルジヨン
と混合するに際しては、ニーダーや混合機を使用
して各粉体が水性エマルジヨンの中に均一に分散
するまで撹拌、混合される。 次にこの混合分散系に、撹拌下水混和性有機液
体が徐々に添加されるが、この場合、水混和性有
機液体は各粉体の凝集(二次粒子化)を防止しな
がら、解乳化臨界量に到達し、各粉体粒子と近接
する油分を各粉体の粒子表面に吸着して油性被膜
を形成することができる。 またこの場合、粉体基材を予め該有機液体に浸
漬処理してから、前記水性エマルジヨンに混合分
散すれば、更に単粒化した粉体粒子の表面に、よ
り均一なコーテイングを容易に形成でき、より良
好な化粧効果を発現すること、ができる。のも本
発明の一つの特徴である。 解乳化物(油性物質により被覆された各粉体の
混合物からなる凝析物と、水と水混和性有機液体
と乳化剤とからなる混合溶液の液分とから構成さ
れている)から、前記の凝析物を液分と分離する
方法としては、傾斜法、過法、遠心分離法等が
採用される。 液分を分離、除去した後の凝析物を乾燥する場
合は、水分と共に残留している水混和性有機液体
(例えば、アルコール、アセトン等)の作用によ
つて、極めて短時間に均一乾燥するとともに、乾
燥時に起り易い粉体の凝集(二次粒子化)を未然
に防止できるのも一つの特長である。 乾燥して得られた油性粉体メイクアツプ料は、
その粒子間、表面相互の融着、硬着部分が非常に
少なく、そのため流動乾燥における風圧程度の弱
い外力で単粒子化でき、粉砕も極めて容易であ
る。 従つて、流動乾燥法を採用する場合は、粉砕工
程を特に必要としない。乾燥は、静置温風乾燥
法、流動乾燥法等公知の乾燥法が適用される。 乾燥した後は、必要に応じて粉砕を行なうが、
粉砕も容易で、ふるいにかける場合にも可成りの
単粒化ができ、均一粒度の油性粉体メイクアツプ
料を高収率で取得することができる。 本発明の方法で得られた油性粉体メイクアツプ
料は、共存混和しているシルクパウダー、ウール
パウダー無機粉体または更に有機顔料が、油性物
質によつて実質的均一に被覆されていて、その全
体がパウダー状又はケーキ状を形成しており、使
用に際しては、皮膚への付き、なじみ(親和
性)、使用感もまたケーキ状に成型した油性粉体
メイクアツプ料からのパフ、筆への“取れ”も極
めて良好であり、しかも従来の油性粉体メイクア
ツプ料では全く不可能とされていた水分保持力
(保温効果、モイスチヤー効果)のある、しつと
りとした感触及び塗布後、保存時の保香効果の付
与発現をも可能にしたものであつて、その作用効
果の特異性は極めて顕著である。 本発明の油性粉体メイクアツプ料は、シルクパ
ウダー、ウールパウダー、無機粉体または更に有
機顔料(例えば顔料)が油性物質により実質的均
一に被覆されているが、それは第1図と第2図、
第3図と第4図、及び第5図と第6図を比較する
と明瞭に観察される。 すなわち、実施例1(本発明)の油性物質の水
性エマルジヨンで処理する以前のパウダー状物質
の混合物の状態を示す第1図(ウールパウダーと
顔料)、第3図(シルクパウダーと顔料)、第5図
(ウールパウダーとシルクパウダーと顔料)を見
ると、第1図ではウールパウダーの羊毛特有のス
ケールと顔料の鋭いエツジ(縁)が明瞭に、また
第3図ではシルクパウダーの絹フイブロイン特有
の細いかつ繊条と顔料の鋭いエツジが、更に第5
図では羊毛特有のスケールと顔料の鋭いエツジが
明瞭に観察される。しかし、得られたパウダー状
フアンデーシヨンにおけるパウダー状物質の状態
を示す第2図(油性物質で被覆されたウールパウ
ダーと顔料)を第4図(油性物質で被覆されたシ
ルクパウダーと顔料)と第6図(油性物質で被覆
されたウールパウダーとシルクパウダーと顔料)
を見ると、第2図及び第6図ではウールパウダー
における羊毛特有のスケールは油性物質で被覆、
いんぺいされていて、しかもウールパウダーの縁
が丸味を帯びていることが明瞭であり、顔料は第
1図及び第5図で見られた鋭いエツジが消失し
て、縁及び全体が明らかに丸味を帯びていること
が観察され、またシルクパウダーの縁及び全体が
丸味を帯びていることが観察されて、ウールパウ
ダー、シルクパウダー及び顔料が油性物質に被覆
されていることが明白である。 このように、パウダー状物質が油性物質により
被覆されている本発明の油性粉体メイクアツプ料
は、皮膚への付着、親和性、使用感に優れ、重ね
塗りも容易であり、しかもシルクパウダー及びウ
ールパウダーが共存しているので塗布時の感触、
ケーキ状に成型した場合のパフ、筆への取れが更
に良好となり、皮膚表面における保湿効果及び塗
布後、保存時の保香効果を付与発現することがで
きる。しかし、参考例1〜3に示す従来方法で得
られるような油性粉体メイクアツプ料では、第7
図(処理前のシルクパウダー顔料)と第8図(処
理後のシルクパウダーと顔料)の比較から明らか
なように油性物質が粉体基材に不均一に付着して
いて、均一に被覆されていないため、付着性、親
和性、使用感、保湿効果、等に著しく劣る。 以下実施例について説明する。実施例に示す%
とは重量%、部とは重量部を意味する。 参考例 1 (油脂アルコール溶液によるコーテイング) タルク21部、カオリン6部、ステアリン酸亜鉛
4部、酸化チタン15部、シルクパウダー(100メ
ツシユの篩を通過)10部、酸化鉄3部の混合物を
撹拌しながらイソプロピルミリステート3部をエ
タノール3部に溶解した溶液を、スプレーでコー
テイングし、その後乾燥した。 得られたパウダー状フアンデーシヨンを電子顕
微鏡で観察した結果、粉体表面のコーテイング層
は不均一であつた。またこのパウダーフアンデー
シヨンを常法でケーキ状に成型して、3カ月放置
した結果、亀裂が発生し、また少し収縮した。使
用テスト(パネルテスト)の結果は後記実施例1
の第1表に併記した。 参考例 2 (油脂物質単独によるコーテイング) タルク50部、カオリン16部、ステアリン酸亜鉛
4部、酸化チタン15部、シルクパウダー(参考例
1と同じ)10部及び酸化鉄2部との混合物を撹拌
しながら、その粒子表面に流動パラフイン3部を
スプレーでコーテイングした。生成したパウダー
状フアンデーシヨンを電子顕微鏡で観察した結
果、粉体表面のコーテイング層が極めて不均一で
あつた。尚、このパウダー状フアンデーシヨンの
使用テストの結果は実施例1の第1表に併記し
た。 参考例 3 (油脂物質のエマルジヨンを付着して熟成下に
乾燥する方法) ソルビタンモノステアレート1.4部、ポリオキ
シエチレングリコールジステアレート5部、グリ
セリンモノステアレート4部、グリセリンジステ
アレート6部、ステアリン酸4部、スクワラン8
部、密ロウ8部、及びワセリン4部からなる混合
物(82〜84℃)に水130部(82〜84℃)を撹拌下
に混入して乳化し、50分後にタルク200部とルチ
ル型チタン白12部との混合物を混入し、加熱をつ
づけ、らい解を40分間にて完了した。更に1時間
放置し顔料の賦活を完成した後、これを約1時間
ロールにかけて粒子を磨き、均一結絡性を付与
し、これを7日間35℃熟成した。次いでこの熟成
物に、タルク330部、炭酸マグネシウム245部、亜
鉛華125部、シルクパウダー(参考例1と同じ)
100部、ベントナイト5部との混合物(図面第7
図に示すシルクパウダーと顔料の混合物)を混合
してボールミルにかけて粉砕して、ふるいにかけ
て製品とした。得られたパウダー状フアンデーシ
ヨン(第8図に示すパウダー状フアンデーシヨ
ン)の油性物質による表面コーテイング層は第8
図が示すように不均一で、肌への付着性、親和性
も不十分で、のびは極めてわるく、重ね塗りは実
質的に不可能であつた。 使用テストの結果は、実施例1の第1表に併記
した。 実施例 1 (本発明の方法:で、水中油滴型エマルジヨン
を使用した場合) ステアリン酸3部、流動パラフイン6部、ミツ
ロウ1.5部及びラノリン3部からなる溶融混合物
(80℃)に、トリエタノールアミン0.7部と純水
85.1部からなる水溶液(80℃)を混入して5分間
乳化し、30℃に冷却して油性物質の水性エマルジ
ヨン(水中油滴型エマルジヨン)を得た。次にこ
のエマルジヨンにタルク83部、マイカ10部、酸化
チタン5部、シルクパウダー(参考例1と同じ)
5部、ウールパウダー(100メツシユの篩を通
過)5部、及び酸化鉄2部との混合物を添加し、
10分間撹拌して粉体基材を均一に分散せしめ、そ
の後撹拌下にエタノール80部を10分間を要して
徐々に添加混合し、エマルジヨンを解乳化した。
その後この解乳化物を脱水過機にかけて液分
(水とエタノエールと乳化剤とからなる混合水溶
液)を分離除去して、残留した凝析物(主成分が
油性物質で被覆されたシルクパウダーとウールパ
ウダーとタルクとマイカと酸化チタンとからなる
混合物で、少量の水とエタノールと微量の乳化剤
が共存している)を80〜90℃で熱風乾燥した。乾
燥速度は極めて早く、乾燥物は手で容易に微粉化
する程度に、均一に乾燥しており、乾燥時に起り
易い粉体の凝集も全く認められなかつた。その後
乾燥物を粉砕機(アトマイザー)にかけたが、容
易に可成りの均一粒度に粉砕することができた。
次に粉砕物をふるいにかけ、粒子径が極めて均一
な本発明のパウダー状フアンデーシヨンを高収率
で取得した。尚、このパウダー状フアンデーシヨ
ンを分析した結果、油性物質の含有量は12.5%で
あつた。このパウダー状フアンデーシヨンを電子
顕微鏡で観察した結果、添付図面第2図及び第6
図のように、ウールパウダーは油性物質により被
覆されて、羊毛特有のスケールが見えなくなつて
いる(第1図及び第5図ではウールパウダーのス
ケールが明瞭)こと。また顔料粉末の鋭いエツジ
が丸味を帯びている(第1図及び第5図では顔料
の鋭いエツジが観察される)ことから、これらは
油性物質によつて実質的均一に被覆されているこ
とを認めた。 第4図及び第6図でも顔料粉末のエツジが丸味
を帯びている(第3図及び第5図では顔料の鋭い
エツジが観察される)こと。シルクパウダーも膨
ら味が出ていること(第3図では膨ら味が無い)
等から、これらが油性物質により実質的均一に被
覆されていることを認めた。次に、実施例1(本
発明1)と前記参考例1乃至参考例3の各パウダ
ー状フアンデーシヨンにおける比較実用テストを
25〜35才の女子パネラー30人により行なわれた結
果を第1表に示した。
【表】
【表】 このように本発明のパウダー状フアンデーシヨ
ン(打型していない)は肌への付き、なじみ、延
びが良好で粉つぽさのない仕上りができ、しかも
重ね塗りが可能であつて、著しく優れていること
は明白である。 次に前記本発明のパウダー状フアンデーシヨン
を常法により成型機によりケーキ状に成型して、
本発明のケーキ状のフアンデーシヨンを得た。 このケーキ状フアンデーシヨンを45℃から−15
℃の範囲内で逐次往復変化する恒温室に1年間放
置した結果、何等異状なく亀裂の発生や収縮(や
せ)、変化を起すことなく安定であつた。 次にこのケーキ状フアンデーシヨン(本発明
1)と、参考例1乃至参考例3の各パウダー状フ
アンデーシヨンを同様に成型したケーキ状フアン
デーシヨンとの実用テストを、前記同一のパネラ
ー30人により行なつた結果を第2表に示した。
【表】
【表】 (注) 各試供品の使用法:下地を整えた後、
スポンジで試料ケーキ表面をなでるよ
うにして取り、押えながらのばす。
前記第1表の結果、第2表の結果を比較する
と、明らかなように、本発明のパウダー状フアン
デーシヨンはそのまま使用しても、またケーキ状
に成型して使用しても実質的に同等の優れた化粧
効果を発現し、共に肌への延びや付きが良く、肌
によくフイツトして、粉つぽさのない仕上りがで
き、しかも殆んど不可能とされていたモイスチヤ
ー感(しつとり感)の付与、発現が可能となり、
本発明の作用効果の特異性は著るしい。 実施例 2 (本発明の方法で、油中水滴型エマルジヨンを
使用した場合) ソルビタンセスキオレート5部、ミツロウ5
部、流動パラフイン22部、ラノリン5部、ラノリ
ンアルコール5部及びワセリン5部からなる溶融
混合物(80℃)を、ホウシヤ0.5部を水52.5部に
溶解した水溶液(80℃)と混合して乳化し、油中
水滴型エマルジヨンを調製した。 このエマルジヨンを60部、実施例1の粉体混合
物を100部、エタノールを60部使用する他は実施
例1と同様に行なつて、得られた本発明のパウダ
ー状フアンデーシヨンには、油性物質が17.6%、
乳化剤が2.1%含有していた。また粉体基材、シ
ルクパウダー、ウールパウダーの表面が油性物質
によつて実質的均一に被覆されており、化粧効果
も本発明1の水中油滴エマルジヨンを使用した場
合と略同程度に良好であつた。その結果を第3表
に示す。尚この場合の効果の判定は、専門検査員
3人によるもので、非常に良好は◎印、良好は〇
印、やや悪いは△印、非常にわるいは×印で示し
た。
【表】 次に本発明2のパウダー状フアンデーシヨンを
本発明1と同様に圧縮成型してケーキ状に成型し
た。このケーキ状フアンデーシヨンを本発明1の
場合と同様に前記恒温室に1年間放置したが、何
等異状なく極めて安定であることを認めた。 次に、この本発明2のケーキ状フアンデーシヨ
ンと、本発明1のケーキ状フアンデーシヨンの化
粧効果を比較した結果、殆んど差異は認められな
かつた。結果を第4表に示す。
【表】 実施例 3 エタノールの代りに、第5表に示す各種有機液
体を使用する他は、実施例1の本発明1と同様に
行ないパウダー状フアンデーシヨンを製造し、そ
の化粧効果等をしらべた。結果を第5表に示し
た。
【表】 この結果から明らかなように、本発明に使用し
得る水混和性有機液体の中でエタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、アセトン、n−
ブタノール、セロソルブが好ましい。
【表】 ケーキ状フアンデーシヨンの場合においてもエ
タノール、n−プロパノール、n−ブタノール、
イソプロパノール、セロソルブ、アセトンが最も
好ましい。 実施例 5 (粉体基材を予めアルコールに浸漬して使用し
た場合) 実施例1(本発明)の粉体基材をエタノール
(30℃)に1時間浸漬した後、アルコールと分離
して、取出した。この前処理した粉体基材を使用
する他は、実施例1と同様に行ないパウダー状フ
アンデーシヨンを製造した。得られたパウダー状
フアンデーシヨンの基材表面のコーテイング層
(油性物質)の均一性は実施例1のパウダー状フ
アンデーシヨンよりも更に良好であつた。尚、油
性物質の含有量は10.7%、乳化剤の含有量は1.2
%であつた。 比較例1として、参考例1の粉体基材を上記本
発明と同様にエタノールで前処理した後、参考例
1と同様に処理してパウダー状フアンデーシヨン
を製造した。得られたパウダー状フアンデーシヨ
ンの表面コーテイングは極めて不均一で参考例1
のパウダー状フアンデーシヨンと大差が認められ
なかつた。 また比較−2として、参考例2の粉体基材を上
記本発明と同様にエタノールで前処理した後、参
考例2と同様に処理してパウダー状フアンデーシ
ヨンを製造した。得られたパウダー状フアンデー
シヨンの表面コーテイングは極めて不均一で、参
考例2のパウダー状フアンデーシヨンと大差が認
められなかつた。更に比較−3として、参考例3
の粉体基材を上記本発明と同様にエタノールで前
処理した。参考例3と同様に処理してパウダー状
フアンデーシヨンを製造した。 得られた油性粉白粉の表面コーテイングは極め
で不均一で参考例3のパウダー状フアンデーシヨ
ンと大差が認められなかつた。 次に、実施例1の場合と同様に比較実用テスト
を行なつた。 その結果を第7表に示した。
【表】 このように、粉体基材を予めエタノールで前処
理(浸漬処理)してから油性物質のコーテイング
処理しても、比較1〜3の方法では、参考例1〜
3と同様に均一コーテイングできず、また実用上
の効果も劣る。しかし本発明の方法で前処理を行
なうと表面コーテイングの均一性を更に向上し、
また実用テストにおける化粧効果が著しく優れて
おり、実施例1の前処理しない場合に比較して若
干向上しており、差異は充分認められる。 実施例 6 有機色素の赤色226号を2部追加する他は、実
施例1における本発明のパウダー状フアンデーシ
ヨン及びケーキ状フアンデーシヨンの場合と同様
に行ない、パウダー状ほぼ紅及びケーキ状ほぼ紅
を製造した。得られた両ほほ紅における油性物質
の含有量は12.3%、乳化剤含有量は1.8%であつ
た。次にケーキ状ほほ紅の保存安定性を同様にし
らべた結果、1年間放置しても何等変化が認めら
れなかつた。また、電子顕微鏡で観察した結果、
パウダー状物質(ウールパウダー、シルクパウダ
ー、顔料)は油性物質により被覆されていた。そ
れらの化粧効果は第8表及び第9表の如く極めて
良好であつた。 実施例 7 酸化鉄2部の代りに、酸化鉄8部と有機色素の
青色1号のアルミニウムレーキ2部を使用する他
は、実施例1における本発明のパウダー状フアン
デーシヨン及びケーキ状フアンデーシヨンの場合
と同様に行ない、パウダー状アイシヤドウ、ケー
キ状アイシヤドウを製造した。得られた両アイシ
ヤドウにおける油性物質の含有量は1.7%、乳化
剤の含有量は1.7%であつた。また、シルクパウ
ダー、ウールパウダー及び顔料は油性物質により
均一に被覆されていた。次にケーキ状アイシヤド
ウの保存安定性を同様にしらべた結果、1年間放
置しても何等変化が認められなかつた。
【表】
【表】 比較実施例 1 シルクパウダー及びウールパウダーを使用しな
い他は、実施例1の本発明と同様に行ない、パウ
ダー状フアンデーシヨン及びケーキ状フアンデー
シヨンを製造した。得られた前記両フアンデーシ
ヨンを観察した結果、第10図が示す如く粉体基
材の顔料は油性物質により略均一に被覆されてい
た。次にこのパウダー状フアンデーシヨン、ケー
キ状フアンデーシヨンを前記実施例1の本発明の
パウダー状フアンデーシヨン、ケーキフアンデー
シヨンを比較するために、20才〜36才の女子30人
について行なつた実用テストの結果を第10表及び
第11表に示した。
【表】
【表】 このように、本発明の解乳化により油性物質を
顔料に被覆する方法においても更にシルクパウダ
ーとウールパウダーを配合する方法(本発明)の
方が、配合しない方法(比較実施例1)よりも、
モイスチヤー効果、保香効果、塗布時の感触、パ
フへの取れ、等において更に優れていることを認
めている。しかし、この両試料と市販品を比較し
た感じは?の質問に対しては、比較実施例1のも
のも、市販品よりは良いと答えた人が30人中23人
であつた。 参考例 4 (特許第44304号明細書の実施例を追試) ラノリン21gとアラビアゴム8gと水306c.c.を
撹拌しながら混和した後、更に水2.7を添加し
撹拌してラノリンの水性エマルジヨンを調製し
た。次にこのエマルジヨン2.7を撹拌しながら
この中に酸化亜鉛(亜鉛華)375gとタルク(滑
石)75gを添加して強く撹拌を続け、その上液が
透明になつた時点で撹拌を停止して、この混合物
を過し、圧搾し、脱水し、80〜90℃で熱風乾燥
し、粉砕して、ラノリン−コーテイング顔料を得
た。 このラノリン−コーテイング顔料の粒子を電子
顕微鏡で観察(4400倍)した結果、タルクの表面
及び酸化亜鉛の表面におけるラノリンによる被覆
状態は極めて不均一であつた。 次にこのラノリン−コーテイング顔料を常法に
よりケーキ状に圧縮成型して、ケーキ状の油性粉
白粉を得た。 このケーキ状の油性粉白粉の実用テストを専門
検査員3人によつて行なつた。その結果、ケーキ
からパフ(塗布用具)への取れ、化粧の仕上り、
肌への付き、肌へのなじみ、肌への延びは、何れ
もやや悪く(△)、そして肌への重ね塗りは不可
能で非常に悪い(×)ものであつた。 参考例 5 (特許第44304号明細書の実施例において更にシ
ルクパウダーとウールパウダーを混合使用した
場合) 更にシルクパウダー22.5gとウールパウダー
22.5gをラノリンの水性エマルジヨンを添加、混
合する他は参考例4と同様に行なつて、ラノリン
−コーテイング顔料とラノリン−コーテイングシ
ルクパウダーとラノリン−コーテイングウールパ
ウダーとからなる混合物を得た。 この混合物を電子顕微鏡で観察した結果、シル
クパウダー、ウールパウダー、酸化亜鉛、タルク
の表面におけるラノリンによる被覆状態は極めて
不均一であつた。 次に、上記のラノリン−コーテイング粉体を常
法によりケーキ状に成型してケーキ状の油性粉白
粉を得た。 このケーキ状の油性粉白粉の実用テストを専門
検査員3人により行なつた。その結果、ケーキか
らのパフへの取れ、化粧の仕上り、肌への付き、
肌へのなじみ、肌への延び、保湿性(モイスチヤ
ー感)は、何れもやや悪く(△)、そして肌への
重ね塗りは不可能で非常に悪い(×)ものであつ
た。 実施例 8 参考例4におけるラノリンの水性エマルジヨン
と酸化亜鉛とタルクと更にシルクパウダー22.5g
とウールパウダーを添加して分散した後、これに
エチルアルコール1を10分間で徐々に添加混合
してエマルジヨンを解乳化し、その後過以後の
工程を行なう他は、参考例4と同様に行なつて、
本発明の油性粉白粉を得た。 この油性粉白粉の粒子を、電子顕微鏡で観察し
た結果(4400倍)、シルクパウダー、ウールパウ
ダー、酸化亜鉛、タルクの各表面におけるラノリ
ンによる被覆状馳は極めて均一であつた。 次にこの油性粉白粉を常法によりケーキ状に圧
縮成型してケーキ状の油性粉白粉を得た。 このケーキ状の油性粉白粉の実用テストを専門
検査員3人により行なつた。その結果、ケーキか
らパフへの取れ、化粧仕上り、肌への付き、肌へ
のなじみ、肌への延び、保湿性(モイスチヤー
感)は何れも極めて良好(◎)であり、そして、
肌への重ね塗りは可能で極めて良好(◎)なもの
であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図及び第5図は、実施例1で使用
した、パウダー状物質の混合物(処理前)の表面
状態(500倍に拡大)を示す電子顕微鏡写真であ
つて、第1図はそのウールパウダーと顔料の状
態、第3図はシルクパウダーと顔料、第5図はウ
ールパウダーとシルクパウダーと顔料の状態を顕
示したものである。第2図、第4図及び第6図
は、実施例1で得られたパウダー状フアンデーシ
ヨンの表面状態(500倍に拡大)を示す電子顕微
鏡写真であつて、第2図は油性物質で被覆された
ウールパウダーと顔料の状態、第4図は油性物質
で被覆されたウールパウダーと顔料の状態、第6
図は油性物質で被覆されたウールパウダーとシル
クパウダーと顔料の状態を顕示したものである。
第7図は、参考例3で使用したシルクパウダー及
び顔料の混合物の表面状態(500倍に拡大)を示
す電子顕微鏡写真である。第8図は参考例3で得
られたパウダー状フアンデーシヨンの表面状態
(500倍に拡大)を示し、かつ油性物質が不均一に
顔料、シルクパウダーに付着している状態を顕示
した電子顕微鏡写真である。第9図は、比較実施
例1で使用した顔料の表面状態(500倍に拡大)
を示す電子顕微鏡写真である。第10図は比較実
施例1で得られたパウダー状フアンデーシヨンの
表面状態(500倍に拡大)を示し、かつ油性物質
で被覆された顔料の状態を顕示した電子顕微鏡写
真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油性物質の水性エマルジヨンと、シルクパウ
    ダーとウールパウダーと無機粉体とまたは更に有
    機顔料とを混合した後、撹拌下これに水混和性有
    機液体を添加して前記の水性エマルジヨンを解乳
    化し、その後、解乳化により生成した凝析物を、
    液分と分離して乾燥することを特徴とする油性粉
    体メイクアツプ料の製造法。
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