JPS6231373B2 - - Google Patents

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JPS6231373B2
JPS6231373B2 JP58117968A JP11796883A JPS6231373B2 JP S6231373 B2 JPS6231373 B2 JP S6231373B2 JP 58117968 A JP58117968 A JP 58117968A JP 11796883 A JP11796883 A JP 11796883A JP S6231373 B2 JPS6231373 B2 JP S6231373B2
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JP
Japan
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coil
magnetostrictive
polarity
transmission medium
wound
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JP58117968A
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JPS60229131A (ja
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Azuma Murakami
Yoshinori Taguchi
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Wakomu KK
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Priority to US06/625,281 priority patent/US4634973A/en
Priority to DE8484107493T priority patent/DE3466066D1/de
Priority to EP84107493A priority patent/EP0130578B1/en
Publication of JPS60229131A publication Critical patent/JPS60229131A/ja
Publication of JPS6231373B2 publication Critical patent/JPS6231373B2/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は位置指定用磁気発生器で指定された位
置を検出する装置に関し、特に磁歪効果を有する
磁歪伝達媒体を伝搬する磁歪振動波を利用して位
置指定用磁気発生器で指定された位置を検出する
位置検出装置に関するものである。
従来技術と問題点 従来のこの種装置は、例えば特公昭56―32668
号公報に見られるように、位置指定用磁気発生器
で瞬自的磁場変動を発生させた時から、この瞬時
的磁場変動により磁歪伝達媒体中に生起した磁歪
振動波が該磁歪伝達媒体を伝搬し磁歪伝達媒体の
端部に設けた検出コイルで検出されるまでの時間
を処理装置で算出し、この算出値から位置指定用
磁気発生器で指定された位置を検出するのが一般
的である。しかしながら、このような構成では、
位置指定用磁気発生器で瞬時的磁場変動を発生さ
せたタイミングを処理装置側へ通知する必要性か
ら、位置指定用磁気発生器を信号線により処理装
置に接続しておく必要があり、位置指定用磁気発
生器の移動範囲、取扱いが著しく制限される欠点
があると共に、その応用範囲も狭かつた。特に、
位置検出面が平面状の場合、位置指定用磁気発生
器の動き得る範囲も広くなるので長い信号線が必
要となり、操作性が悪化する欠点があつた。
発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を改善したもの
であり、位置指定用磁気発生器がどこにも接続さ
れない応用範囲の広い位置検出装置を提供するこ
とを課題としている。
発明の原理 磁歪伝達媒体中を磁歪振動波が伝搬する際、磁
歪振動波が存在する部位において機械的振動エネ
ルギーの一部が磁気的エネルギーに変換され、極
部的に磁場変動が発生する。そして、この磁場変
動の大きさは機械的エネルギーから電気的エネル
ギー(又は電気的エネルギーから機械的エネルギ
ー)への変換効率を示す係数(以下電気機械結合
係数という)が大きくなる程大きくなり、電気機
械結合係数はあるバイアス磁界付近で最大とな
る。従つて、ほぼ全長にわたつてコイルを巻回し
た磁歪伝達媒体のある部位のみに位置指定用磁気
発生器から電気機械結合係数が大きくなる程度の
磁気が加わつていると、磁歪伝達媒体を伝搬して
きた磁歪振動波がその位置に到達したとき大きな
磁場変動が生じることになり、そのときコイルに
大きな誘導起電力(磁歪振動波による誘導電圧)
が発生する。従つて、この大きな誘導起電力の発
生タイミングを検出すれば、磁歪振動波が位置指
定用磁気発生器で指定された位置まで到達するの
に要した時間を知ることができ、この時間から指
定された位置を検出することが可能となる。又、
磁歪伝達媒体に瞬時的変動磁場を印加して発生さ
せた磁歪振動波の大きさも、電気機械結合係数が
大きくなる程大きくなる。従つて、ほぼ全長にわ
たつてコイルを巻回した磁歪伝達媒体のある部位
のみに位置指定用磁気発生器から電気機械結合係
数が大きくなる程の磁気が加わつていると、その
コイルにパルス電圧を印加した場合、指定された
部位でのみ大きな磁歪振動波が発生する。そこ
で、磁歪伝達媒体の端部に設けた別のコイルで磁
歪振動波を検出すれば、大きな磁歪振動波がその
コイルに到達したとき誘導起電力(磁歪振動波に
よる誘導電圧)は大きくなり、このタイミングを
検出することで先と同様に指定された位置を検出
することが可能となる。
本発明は以上のような原理に基づき位置指定用
磁気発生器で指定された位置を検出するものであ
り、以下図面に基づいて実施例を説明する。
発明の実施例 第1図は本発明の一実施例の構成説明図であ
る。同図においては、1a〜1dは磁歪効果を有
する材料で作られた磁歪伝達媒体であり、互にほ
ぼ平行に配置される。磁歪伝達媒体1a〜1d
は、強磁性体であればどのようなものでも使用で
きるが、強い磁歪振動波を発生させる為に磁歪効
果の大きな材料たとえば鉄を多量に含むアモルフ
アス合金が特に望ましい。又、磁石を接近させて
も磁化され難い保持力の小さな材料が好ましい。
アモルフアス合金としては、例えば
Fe67Co18B14Si1(原子%)、Fe81B13.5Si13.5C2
(原子%)等が使用できる。磁歪伝達媒体1a〜
1dは細長い形状をしており、その断面は長方形
の薄帯状か円形の線状が望ましく、薄帯状の場合
幅は数mm程度、厚さは数μm〜数10μm程度が製
造も容易で且つ特性も良好である。アモルフアス
合金は製造上、厚さが20〜50μmの薄いものが作
れるので、これを薄板状或は線状に切断すれば良
い。本実施例では、Fe81B13.5Si13.5C2(原子
%)から成る幅2mm、厚さ0.02mmの磁歪伝達媒体
を使用している。
2は磁歪伝達媒体1a〜1dの一端に巻回され
た第1のコイルであり、巻回数は図示例では2回
であるが、1回或は3回以上にしても良い。この
第1のコイル2は瞬時的磁場変動をコイル面に垂
直に発生させて磁歪伝達媒体1a〜1d各々の巻
回部位に磁歪振動波を生起させる為のものであ
り、コイル2の一端2aは、磁歪振動波を発生さ
せるに足るパルス電流を発生するパルス電流発生
器3の+端子に接続され、その他端2bはその−
端子に接続される。
4a〜4dはバイアス用磁性体であり、磁歪伝
達媒体1a〜1dの第1のコイル2の巻回部分に
磁歪伝達媒体1a〜1dの長手方向に平行なバイ
アス磁界を加える為のものである。このようにバ
イアス磁界を印加するのは、少ない電流で大きな
磁歪振動波の発生を可能にする為である。即ち、
磁歪伝達媒体1a〜1dの電気機械結合係数は例
えば第2図に示すようにあるバイアス磁界のとき
最大となるから、このような磁気バイアスを第1
のコイル2の巻回部分に印加しておくことにより
効率良く磁歪振動波を発生することができる。こ
の意味から、多少の消費電力のロスを無視できる
場合等にはバイアス用磁性体4を省略する構成に
することもできる。なお、バイアス用磁性体4
a,4cの極性とバイアス用磁性体4b,4dの
極性は反対である。この理由は後述する。
又第1図において、磁歪伝達媒体1a〜1dに
巻回された第2のコイル5a〜5bは、磁歪伝達
媒体1a〜1dを伝搬する磁歪振動波による誘導
電圧を検出する為のものであり、磁歪伝達媒体の
広い範囲にわたつて巻回され、巻回された領域が
位置検出領域となる。巻ピツチは誘導起電力を高
める為に大きい方が好ましく、例えばこの実施例
では7ターン/cmとしている。
各コイル5a〜5dの巻方向は全て同一(左巻
き)であり、コイル5a,5bの巻き終り間、コ
イル5b,5cの巻き始め間、コイル5c,5d
の巻き終り間は互いに接続され、コイル5a,5
dの巻き始めは処理器6の入力端子にそれぞれ接
続される。即ち、この実施例ではコイル5a〜5
dは直列に接続され、隣り同志では接続の極性
が、逆になつている。なお、コイル5a〜5dに
より第2のコイル5が構成される。又7は位置指
定用磁気発生器を構成する棒磁石であり、この実
施例では直径3mm、長さ50mmの棒磁石を使用して
いる。本実施例では、この棒磁石7で指定された
位置を検出しようとするものである。
今、第1図において、位置指定用棒磁石7がN
極を下にして第1のコイル2のコイル面中心から
距離l磁歪伝達媒体1a上にあり、電気機械結合
係数が大きくなる程度の磁気を真下の磁歪伝達媒
体1aの一部に加えているものとする。
このような状態において、パルス電流発生器3
からパルス電流が第1のコイル2に印加される
と、第1のコイル2で瞬時的磁場変動が発生し、
これが原因で磁歪伝達媒体1a〜1dの第1のコ
イル2の巻回部分で磁歪振動波が生起する。この
磁歪振動波は磁歪伝達媒体1a〜1d固有の伝搬
速度(約5000m/秒)で磁歪伝達媒体1a〜1d
を長手方向に沿つて伝搬する。そして、この伝搬
中において、磁歪振動波が存在する磁歪伝達媒体
1a〜1dの部位でその部位の電気機械結合係数
の大きさに応じて機械的エネルギーから磁気的エ
ネルギーへの変換が行なわれ、その為第2のコイ
ル5に誘導起電力が発生する。
第3図は第2のコイル5に発生する誘導起電力
の時間的変化の一例を第1のコイル2にパルス電
流を印加した時刻をt=0として図示したもので
ある。同図に示すように、誘導起電力の振幅は時
刻t=0直後と時刻t0からt1〜t2秒経過したあた
りで大きくなり、他の時刻では小さくなる。時刻
t=0直後で誘導起電力の振幅が大きくなるの
は、第1のコイル2と第2のコイル5間の電磁誘
導作用によるものであり、時刻t=t1〜t2におい
て1サイクルの誘導起電力(磁歪振動波による誘
導電圧)の振幅が大きくなるのは、第1のコイル
2の巻回部分で発生した磁歪振動波が磁歪伝達媒
体1aを伝搬して位置指定用棒磁石7の直下付近
に到達し、その部分で電気機械結合係数が大きく
なつた為である。位置指定用棒磁石7を磁歪伝達
媒体の長手方向に沿つて移動させると磁歪振動波
による誘導電圧もそれに応じて時間軸上を移動す
る。従つて、時刻t0からt1〜t2までの時間を測定
することにより位置指定用棒磁石7で指定された
位置、即ち距離を算出することができる。位置
を算出する為の伝搬時間としては、例えば第3図
に示すように磁歪振動による誘導電圧の振幅が閾
値―E1より小さくなつた時点t3、閾値E1より大き
くなつた時点t4を使用しても良く、又、ゼロクロ
ス点t5を使用しても良い。但し、磁歪振動による
誘導電圧は最初の半サイクルの振幅の方が大きく
なる傾向があるので、時点t3か或はt5を使用する
ことが望ましい。
また、第1図において、位置指定用棒磁石7を
磁歪伝達媒体1a〜1dの長手方向に垂直な方向
に平行移動させ、位置指定用棒磁石7のN極が磁
歪伝達媒体1b〜1dの上に位置したときも、第
3図と同様の誘導電圧が得られる。これは、コイ
ル5a,5cとコイル5b,5dの接続極性が逆
であるが、バイアス用磁性体4a〜4dの極性を
反対にしてあることによる。従つて、常に同一極
性の磁歪振動による誘導電圧を取り出すことがで
き、検出精度を高めることが可能となる。また、
コイル5a,5cとコイル5b,5dの接続極性
を逆にしているので、第1のコイル2から第2の
コイル5に直接誘導される第3図のt0の直後の誘
導電圧は、互いに打ち消され、小さくなる。従つ
て、第1のコイル2と第2のコイル5の間隔を狭
くすることができ、その分位置検出領域を拡大す
ることが可能となる。一般に、ほぼ半分の磁歪伝
達媒体に巻回されている第2のコイル部分の接続
極性を他と逆にすればこの効果は得られる。
なお、第1図の構成において、位置指定用棒磁
石7が磁歪伝達媒体1aの上にある場合、位置指
定用棒磁石7の極性或はバイアス用棒磁石4aの
極性を図示と逆にした場合、第1のコイル2或は
第2のコイル5aの巻き方向を逆向きにした場
合、及び第1のコイル2或は第2のコイル5aの
接続を逆極性にした場合、いずれも磁歪振動波に
よる誘導電圧の極性が反転することが実験により
確められている。
従つて、第1図において5b,5dの巻き方を
反対にした場合には、バイアス用磁性体4b,4
dの極性を逆にすれば、常に同一極性の磁歪振動
による誘導電圧を取り出すことができる。但し、
この場合は、第1のコイル2からコイル5に直接
誘導されり誘導電圧が大きくなる欠点がある。更
に、誘導起電力は小さくなるがコイル5a〜5d
を並列に接続する構成としても良い。なお、第3
図のゼロクロス点t5を検出する場合は、磁歪振動
による誘導電圧の極性が磁歪伝達媒体1a〜1d
毎に反転しても精度に与える影響は少ない。
第4図は位置検出用装置の検出部の実施例を示
す一部破断平面図、第5図はその長手方向に沿う
断面図である。同図に示すように磁歪伝達媒体1
a〜1dを収容した第2のコイル5a〜5dは筐
体30の内部底面に設けた窪みに挿入され、必要
に応じて接着剤等で固定される。この際、本発明
では磁歪伝達媒体1の縦方向の振動モードによる
磁歪振動波の伝送を利用するから、磁歪伝達媒体
1a〜1dの縦方向の自由度を制限しないように
することが望ましい。第2のコイル5及び第1の
コイル2は筐体30の側面から外部に取り出さ
れ、第1図のパルス電流発生器3、処理器6に接
続される。バイアス用磁性体4a〜4dは磁歪伝
達媒体1a〜1dの端部に対向するように筐体3
0の内部底面に設けられた窪みに固定されている
が、第1図に示しなように磁歪伝達媒体1a〜1
dの上方、下方或は側方に並行に配置しても良
い。筐体30には蓋31が被せられており、この
蓋31の上で位置指定用棒磁石7を移動させるも
のである。
第6図はパルス電流発生器3の実施例を示す電
気回路図であり、コンデンサ50を抵抗51,5
2を介して直流電源53により充電しておいた電
荷を、コンデンサ50と抵抗52の直列回路に並
列に接続したサイリスタ54をオンさせることで
該サイリスタ54及び抵抗52を通して放電さ
せ、抵抗52の端子電圧を第1のコイル2に印加
する構成としたものである。なお、サイリスタ5
4は第1図の処理器6からトリガパルスがゲート
に入力されることでオンされる。
第7図は処理器6の実施例を示す要部ブロツク
図である。同図において、電源Vcと接地間に直
列に接続された抵抗60とコンデンサ61及びコ
ンデンサ61に並列に接続されたスイツチ63
は、手動パルス発生器64を構成し、パルス出力
はコンデンサ61の端子から取出されて切換スイ
ツチ65に入力される。測定指令パルスは、この
切換スイツチ65を介して手動パルス発生器6
4、所定周期で1個のパルスを発生するパルス発
生器66又はコンピユータ67からワンシヨツト
マルチバイブレータ68へ加えられる。このワン
シヨツトマルチバイブレータ68は測定指令パル
スの立上りで動作し、パルス幅約15μsecのパル
スを出力し、16ビツトカウンタ69をクリアする
と共にRSフリツプフロツプ70及びラツチ回路
71をリセツトする。RSフリツプフロツプ70
の出力はアンド回路72にゲート信号として入
力されているので、RSフリツプフロツプ70が
リセツトされると16ビツトカウンタ69は基準ク
ロツクパルス発生器73の出力パルス(パルス繰
返し周波数は例えば100MHz)のカウントを開始
する。又、ワンシヨツトマルチバイブレータ68
の出力は、微分波形の+極性分だけを出力する微
分回路74にも入力されており、この微分回路7
4でパルス電流発生器3へのトリガパルスが発生
され、第1のコイル2にパルス電流が印加され
る。
第2のコイル5で発生する誘導起電力は、信号
増幅器75で増幅され、比較器76の+入力端子
及び比較器77の−入力端子に入力される。比較
器76の−入力端子には例えば第3図の閾値E1
に相当する電圧Erが印加されており、比較器7
6は信号増幅器75の出力が電圧Erより大きい
間、即ち磁歪振動波による誘導電圧の正極性部分
を検出したときにその出力はハイレベルとする。
比較器77の+入力端子には例えば第2図の閾値
−E1に相当する電圧−Erが印加されており、比
較器77は信号増幅器75の出力が電圧−Erよ
り小さい間、即ち磁歪振動による誘導電圧の負極
性部分を検出したときにその出力をハイレベルと
する。この比較器76,77にて正,負のどちら
の極性の閾値以上となつたかの情報は、或は比較
器76,77の動作順の情報は、位置指定用棒磁
石7の磁歪伝達媒体1に対向する極がN,Sのい
ずれであるかを示すものであり、その情報がラツ
チ回路71によりラツチされて、検知した磁性体
の極性出力として出力端子83,84から出力さ
れる。なお、極性検知を行なわない場合は、ラツ
チ回路71は省略され、比較器76,77もいず
れか一方を省略することができる。
さて、比較器76,77の出力はオア回路78
を介してRSフリツプフロツプ70をセツトする
ので、その出力によつてアンド回路72は閉ざ
され、16ビツトカウンタ69はカウント動作を停
止する。このように、第2のコイル5に磁歪振動
波により誘導電圧が現われると16ビツトカウンタ
69はカウント動作を停止するので、最初に測定
指令が出てからの経過時間をカウンタのデイジタ
ル値として知ることができる。またこの値は、磁
歪振動波が毎秒約5000mの速さで進むことによ
り、第1のコイル2から位置指定用磁性体7まで
の距離に対応したものとなる。このようにしてデ
イジタル値として得られた位置データは、バツフ
ア回路79を介してAD変換器80に入力され、
アナログ値として出力端子81から取り出され、
或はデイジタル値として出力端子82から取り出
されたり、コンピユータ67に入力されて処理さ
れることになる。
第8図は位置指定用磁気発生器の別の実施例を
示す外観斜視図であり、断面が円形の円筒形磁性
体90をペン状の細長い容器91の先端に固定し
たものである。円筒形磁性体90としては短尺の
もの或いは長尺のものを使用することができる。
第9図aは短尺の円筒形磁性体の磁力線分布を示
し、第9図bは長尺の円筒形磁性体の磁力線分布
を示す。第10図aに示すように、磁歪伝達媒体
1に垂直に円筒形磁性体90を配置すると、磁歪
振動波が円筒形磁性体90に接近するときと遠ざ
かるときで磁歪伝達媒体1に平行な方向の磁界の
方向が反転するので、第2のコイル5に誘起され
る磁歪振動による誘導電圧の極性は、第9図bに
示すように円筒形磁性体90の真下を中心として
反転する。
第11図は位置指定用磁気発生器の更に別の実
施例を示す外観斜視図であり、リング状磁性体1
00を底の平らなカーソル体101の頭部に設け
た貫通孔102に水平に挿入して固定したもので
ある。リング状磁性体100の磁力線分布は、そ
の中心線上に1本の円筒形磁性体を置いたものと
ほぼ同様の効果を持つようになるので、位置指定
用磁気発生器として使用することができる。な
お、着磁方向は、上下方向、水平方向のいずれの
ものも使用可能であり、水平方向に着磁したリン
グ状磁性体は磁歪伝達媒体1に接近させて使用す
るのに適し、上下方向に着磁したリング状磁性体
は離して使用するのに適している。
第12図は本発明の別の実施例の構成説明図で
ある。この実施例では、コイル5a〜5dの中に
それぞれ2本の平行な磁歪伝達媒体1a′〜1d′,
1a″〜1d″を収容したものであり、他の構成は
第1図とほぼ同様である。なお、1個のコイル5
a〜5d中に収容される少なくとも1本以上の磁
歪伝達媒体を本明細書では磁歪線束と呼ぶものと
する。
以上の実施例では、巻回数の非常に大きい第2
のコイル5を磁歪振動波の検知用に使用した。そ
の為、磁歪振動波による誘導起電力は非常に大き
なものとなり、その分第1のコイル2に印加する
パルス電圧の電圧値を低くでき、回路の簡略化と
省エネルギー化を達成することが可能である。し
かし発明の原理の項で述べたように、第2のコイ
ル5を磁歪振動波発生用としてパルス電流発生器
3に接続し、第1のコイル2を磁歪振動波検知用
として処理器6に接続する構成にすることもでき
る。
なお、以上の説明から明らかなように、本発明
の位置検出装置は、図形データ等をコンピユータ
等に入力する為の装置として使用できる他、移動
物体位置指定用磁生体を取り付けておき、その移
動経路に沿つて磁歪伝達媒体を配置しておくこと
で移動物体の位置を自動的に検知する装置として
も使用することが可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、互いに
ほぼ平行に配列され各々が少なくとも1本の磁歪
伝達媒体よりなる複数個の磁歪線束に第1のコイ
ルと第2のコイルとを巻回し、この2個のコイル
間で信号の授受を行なう構成であり、位置を指定
するための位置指定用磁気発生器は装置のどの部
分とも接続されないから、位置指定用磁気発生器
の移動範囲に制限はなくなり、取扱いがすこぶる
容易となる効果がある。従つて、移動物体に位置
指定用磁気発生器を取り付けてその位置を自動的
に検出する装置等広い範囲への応用が可能とな
る。また、本発明では複数個の磁歪線束をほぼ平
行に配列してあるので、位置検出面が広くとれる
利点もある。更に、従来の磁歪方式の座標位置検
出装置は、時々磁石の棒をこすりつけて磁歪伝達
媒体を磁化させておく煩しい操作が必要であつた
が、本発明は、電気機械結合係数をある部位のみ
変化させて位置指定するため、そのような操作は
全く不要となる。また、磁歪伝達媒体の電気機械
結合係数は数Oeの量で最大となるから、位置指
定用磁気発生器は検出面に必ずしも近接させる必
要はなく、数cm以上の間隔であつても非常に高い
分解能で位置検出できる装置を容易に製造するこ
とが可能となる。更に、第2のコイルを複数個の
磁歪線束に直列に且つ同一巻き方向に巻回すると
共に、磁歪線束の第1のコイルの巻回部分にバイ
アス磁界を加える複数個のバイアス用磁性体を設
け、複数個の磁歪線束のほぼ半分の磁歪線束を巻
回する第2のコイル部分の接続極性を残りの磁歪
線束を巻回する第2のコイル部分の接続極性と逆
にし、且つ前記ほぼ半分の磁歪線束の第1のコイ
ルの巻回部分にバイアス磁界を加えるバイアス用
磁性体の極性と前記残りの磁歪線束の第1コイル
巻回部分にバイアス磁界を加えるバイアス用磁性
体の極性とを逆にすることにより、第1のコイル
と第2のコイル間の電磁誘導作用により発生する
誘導電圧値を小さくできる。従つて、第1のコイ
ルと第2のコイル間を狭くでき、その分位置検出
領域を拡大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2
図は磁気バイアス対電気機械結合係数の特性図、
第3図は第2のコイル5に発生する誘導起電力の
時間的変化の一例を示す線図、第4図は位置検出
装置の検出部の実施例を示す一部破断平面図、第
5図はその長手方向に沿う断面図、第6図はパル
ス電流発生器3の実施例の電気回路図、第7図は
処理器6の実施例を示す要部ブロツク図、第8図
及び第11図は位置指定用磁気発生器のそれぞれ
異なる別の実施例を示す外観斜視図、第9図は円
筒形磁性体90の磁力線分布図、第10図は磁歪
振動波と位置指定用磁気発生器との関係を説明す
る図、第12図は本発明の別の実施例の構成説明
図である。 1a〜1d…磁歪伝達媒体、2…第1のコイ
ル、3…パルス電流発生器、4a,4b…バイア
ス用磁性体、5…第2のコイル、6…処理器、7
…位置指定用磁気発生器を構成する棒磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いにほぼ平行に配列され各々が少なくとも
    1本の磁歪伝達媒体より成る複数個の磁歪線束
    と、該複数個の磁歪線束の一端に共通に巻回され
    た第1のコイルと、前記複数個の磁歪線束の広い
    範囲にわたつて直列又は並列に巻回された第2の
    コイルと、該第2のコイル又は前記第1のコイル
    の一方にパルス電流を印加して前記各磁歪伝達媒
    体に同時に磁歪振動波を生起させるパルス電流発
    生器と、該磁歪振動波が生起してから前記第1の
    コイル又は第2のコイルの他方に磁歪振動波によ
    る誘導電圧が現れるまでの時間を検知する処理器
    を具備したことを特徴とする位置検出装置。 2 互にほぼ平行に配列され各々が少なくとも1
    本の磁歪伝達媒体より成る複数個の磁歪線束と、
    該複数個の磁歪線束の一端に共通に巻回された第
    1のコイルと、前記複数個の磁歪線束の広い範囲
    にわたつて直列に且つ同一巻き方向に巻回された
    第2のコイルと、該第2のコイル又は前記第1の
    コイルの一方にパルス電流を印加して前記各磁歪
    伝達媒体に同時に磁歪振動波を生起させるパルス
    電流発生器と、該磁歪振動波が生起してから前記
    第1のコイル又は第2のコイルの他方に磁歪振動
    波による誘導電圧が現れるまでの時間を検知する
    処理器と、前記磁歪線束の第1のコイルの巻回部
    分にバイアス磁界を加える複数個のバイアス用磁
    性体とを備え、前記複数個の磁歪線束のほぼ半分
    の磁歪線束を巻回する第2のコイルの部分の接続
    極性と残りの磁歪線束を巻回する第2のコイル部
    分の接続極性とが逆であり、且つ前記ほぼ半分の
    磁歪線束の第1のコイルの巻回部分にバイアス磁
    界を加える前記バイアス用磁性体の極性と前記残
    りの磁歪線束の第1のコイルの巻回部分にバイア
    ス磁界を加える前記バイアス用磁性体の極性とが
    逆にされたことを特徴とする位置検出装置。
JP58117968A 1983-06-29 1983-06-29 位置検出装置 Granted JPS60229131A (ja)

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