JPS6231741B2 - - Google Patents
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- JPS6231741B2 JPS6231741B2 JP55081573A JP8157380A JPS6231741B2 JP S6231741 B2 JPS6231741 B2 JP S6231741B2 JP 55081573 A JP55081573 A JP 55081573A JP 8157380 A JP8157380 A JP 8157380A JP S6231741 B2 JPS6231741 B2 JP S6231741B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- particle size
- average particle
- synthetic resin
- sio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、光拡散性能の優れた合成樹脂シート
状物に関するもので、さらに詳しくはそれぞれ特
定の粒径のSiO2、CaCO3および有機高分子微粒
子のうちの少なくとも2つの粒子を光拡散剤とし
て用いこれを混合して混入させたことを特徴とす
る光拡散性合成樹脂シート状物に関するものであ
る。 従来、背面から投影した映像等を明視するため
に用いるいわゆるリヤープロジエクシヨンスクリ
ーンやマイクロフイルム用リーダーのスクリーン
あるいはカメラのピントグラス等に用いる光拡散
性シートは、SiO2等の光拡散剤および着色剤を
適宜のパインダーに混合し、この液状物をメタク
リル樹脂板等の透光性樹脂板に塗布し、乾燥、固
化して片面に光拡散層を形成するのが一般的であ
つた。ところで、SiO2は従来よりこの種の光拡
散性シートの光拡散剤として使用されており、全
光線透過率をあまり低下させずに拡散性能が付与
されるが単位面積当りのSiO2の使用量を多く必
要とする難点を有していた。また、光拡散性シー
トの生産性を高めるため合成樹脂フイルムあるい
はシートを押出成形によつて得ようとする場合、
光拡散剤としてSiO2を単独で用いると、その粒
子の吸水等の影響により成形時にダイスの汚れが
激しくなり、良好な光拡散性シートが得にくゝ、
しかも多量のSiO2を混入させると分散が不均一
となりむらが発生しやすい憾みがあつた。 本発明はこのような状況に鑑み、従来のSiO2
単独系の光拡散剤を2以上の多成分系にして上記
欠点を改善せんとするものである。すなわち本発
明の要旨とするところは、(A)平均粒径0.5〜20μ
のSiO2、(B)平均粒径0.5〜15μのCaCO3、(C)平均
粒径1〜50μの有機高分子微粒子、上記(A)ないし
(C)のうちの少なくとも2成分を透光性合成樹脂に
均一に混入させて得たことを特徴とする光拡散性
合成樹脂シート状物を第1の発明とし、(A)平均粒
径0.5〜20μのSiO2、(B)平均粒径0.5〜15μの
CaCO3、(C)平均粒径1〜50μの有機高分子微粒
子、上記(A)ないし(C)のうち少なくとも2成分を含
有する塗布層を透光性合成樹脂シート状物の表面
に形成して得たことを特徴とする光拡散性合成樹
脂シート状物を第2の発明とすることにある。な
お、本発明における合成樹脂シート状物とは、合
成樹脂から製造されるフイルムあるいはこれより
厚いシートを総称するものである。 以下、本発明をさらに詳しく説明する。 本発明に使用する(A)の光拡散剤すなわちSiO2
は、その平均粒径が0.5〜20μのものを用いる。
平均粒径が0.5μ未満であると、同一の拡散性を
得るのに光線透過率が低くなつてしまい、逆に20
μを超えるとホツトスポツトと称される光源イメ
ージの透過現象があらわれやすくなるからであ
る。上述したようにSiO2は、全光線透過率を低
下させない特徴を有しているが、比較的多量用い
る必要があり、これが分散むらの原因となつた
り、押出成形上のトラブルを招きやすい難点を有
している。なお、SiO2の使用量は10〜100g/m2
程度である。 次の(B)の成分のCaCO3は、上記(A)のSiO2より
も少ない使用量で大きな拡散性能が得られる。例
えばSiO2の50g/m2に相当する光拡散性能を
CaCO3で得ようとする場合、概ね15〜25g/m2
ですむことが分つている。このようにCaCO3を
併用するとSiO2単独の場合の1/3〜1/2の添加量
でよいこととなり、上記のダイス汚れや分散ムラ
の欠点は是正されることとなる。本発明に用いる
CaCO3の平均粒径は0.5〜15μの範囲で用いられ
るが、平均粒径が0.5未満であると、SiO2の場合
と同様、光線透過率が低下することとなり、逆に
15μを超えると、ホツトスポツトがあらわれやす
くなり好ましくない。なお、使用量は20〜60g/
m2程度である。 (C)の有機高分子微粒子は、使用する合成樹脂の
屈折率よりも高い屈折率を有し、かつ溶剤や熱に
対して安定なものが好ましく、例えば米国ロー
ム・アンド・ハース(Rohm & Haas)社より
「KF―710」として発売されているアクリル―ス
チレン系のポリマーが用いられる。このような有
機高分子微粒子は、SiO2やCaCO3の無機系の粒
子と異なり、合成樹脂中に均一に分散させること
ができ、合成樹脂を押出成形するときにもダイス
汚れなどを起すことがない。光拡散性能として
は、SiO2と同程度であり、使用量の範囲もほと
んど同様である。この有機高分子微粒子の平均粒
径は、1〜50μの範囲内で使用されるが、この平
均粒径が1μ未満であると、やはり同一の拡散性
を得るのに光線透過率が低下してしまい、逆に50
μを超えるとホツトスポツトがあらわれやすくな
る。 以上の如き光拡散剤を用いて光拡散性合成樹脂
シート状物を得る方法には2通りの方法がある。
すなわち本発明第1の発明は光拡散剤を透光性合
成樹脂に均一に混入させて得る方法であり、第2
の発明は光拡散剤を含有する塗布層を透光性合成
樹脂シート状物の表面に形成して得る方法であ
る。前者の均一に混入させる方法としては、押出
し成形法、注型重合法、カレンダー法あるいは流
延法等が用いられる。このようにして得られたフ
イルムあるいはシートは、そのまゝスクリーン等
の光拡散性シートとして用いてもよいが、特にフ
イルムについては基材となる他の合成樹脂シート
と積層して用いてもよい。この場合の積層方法と
しては、押出しラミネート法、加熱プレス法、接
着剤による方法あるいは注型重合時にフイルムを
一体化する方法等がある。 後者の塗布層を形成させる方法としては、合成
樹脂用の塗料はインキに、上述の光拡散剤を分散
させ、これをスクリーン印刷法、スプレー法、ロ
ールコーター法、フローコート法あるいは浸漬法
によつて、透光性合成樹脂シート状物の表面に塗
布し、乾燥固化させればよい。 本発明の第1の発明に使用される透光性合成樹
脂としては、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂あるいはスチロール樹脂等が
挙げられるが、これらのうち透明性および耐候性
等に優れたアクリル樹脂が特に好ましい。また、
第2の発明における透光性合成樹脂シート状物も
これらの透光性合成樹脂から作成されたフイルム
あるいはシートが用いられる。 以上のようにして得られた光拡散性シート状物
を図面について説明すると、第1図は第1の発明
によつて得られた光拡散性シート状物、第2図は
第2の発明によつて得られた光拡散性シート状物
の夫々実施例を示している。図中1,1′が透光
性合成樹脂シート状物、2が光拡散剤粒子、3が
塗布層である。 本発明の光拡散性合成樹脂シート状物は、図示
したように表面が平滑のまゝ使用してもよいが、
必要に応じこのシート状物にフレネルレンズ面ま
たはレンチキユラー面を形成してもよい。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 (A) 平均粒径4μのSiO2 0.28重量% (B) 平均粒径4μのCaCO3 0.34重量% (C) 平均粒径10μの「KF―710」 0.17重量% を混合し、 重合率18%のメタクリル酸メチル部分重合物
99.13重量% 2,2′―アゾビス―(2,4―ジメチルバレロ
ニトリル)(重合触媒) 0.06重量% ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩
(離型剤) 0.02重量% と共に混合して光拡散剤入りのシラツプを調製し
た。次にこのシラツプを注型重合法の処法に則
り、シラツプを脱気後、予め板厚が3mmになるよ
う予め設定されたセルに注入し、このセルを70℃
の温水に60分浸漬後、130℃の空気炉に60分滞在
させて重合を行なつた。 得られたアクリル樹脂の光拡散性シートには
SiO2が10g/m2、CaCO3が12g/m2、「KF―
710」が6g/m2含有されており、このシートの
全光線透過率は73%、最大曲げ角(β)は23度で
あり、光透過性と光拡散性がバランスした良好な
ものであつた。 なお、本発明における光学特性の測定方法は次
の通りである。 全光線透過率はASTM D1003―61に依つ
た。 単位面積当りのSiO2の重量は、10×10cmの
シート状物をるつぼ内で完全燃焼させ(650
℃)、灰分をg/m2単位で換算して求めた。 光拡散剤の平均粒径は、島津式粉体表面測定
器にて試料3gを2cm2×1mの試料筒に充填
し、500mm水柱で、5c.c.の空気透過の時間によ
り求めた。 最大曲げ角(β)は、ピークゲインの33%を
与える曲げ角として求めた。 実施例 2 「ハイペツトHBR」(三菱レイヨン社製アクリ
ルフイルム用成形材料)と実施例1で用いたと同
様のSiO2粒子、CaCO3粒子、「KF―710」とを組
合せ、押出成形によりフイルムを製作し、このフ
イルムをアクリル樹脂の連続注型重合法により、
アクリル樹脂と積層一体化して光拡散性シートを
作成した。なお、このときの押出成形条件は、ス
クリユー形状はフルフライトのものを用い、シリ
ンダー温度165〜240℃、ダイス温度220℃であ
り、得られたシートと厚さは3mmであつた。 この方法によつて得られた光拡散性シート状物
の光線透過率は第1表の通りであり、特にフイル
ム製作時の分散性が良く、ダイスの汚れもきわめ
て少なかつた。
状物に関するもので、さらに詳しくはそれぞれ特
定の粒径のSiO2、CaCO3および有機高分子微粒
子のうちの少なくとも2つの粒子を光拡散剤とし
て用いこれを混合して混入させたことを特徴とす
る光拡散性合成樹脂シート状物に関するものであ
る。 従来、背面から投影した映像等を明視するため
に用いるいわゆるリヤープロジエクシヨンスクリ
ーンやマイクロフイルム用リーダーのスクリーン
あるいはカメラのピントグラス等に用いる光拡散
性シートは、SiO2等の光拡散剤および着色剤を
適宜のパインダーに混合し、この液状物をメタク
リル樹脂板等の透光性樹脂板に塗布し、乾燥、固
化して片面に光拡散層を形成するのが一般的であ
つた。ところで、SiO2は従来よりこの種の光拡
散性シートの光拡散剤として使用されており、全
光線透過率をあまり低下させずに拡散性能が付与
されるが単位面積当りのSiO2の使用量を多く必
要とする難点を有していた。また、光拡散性シー
トの生産性を高めるため合成樹脂フイルムあるい
はシートを押出成形によつて得ようとする場合、
光拡散剤としてSiO2を単独で用いると、その粒
子の吸水等の影響により成形時にダイスの汚れが
激しくなり、良好な光拡散性シートが得にくゝ、
しかも多量のSiO2を混入させると分散が不均一
となりむらが発生しやすい憾みがあつた。 本発明はこのような状況に鑑み、従来のSiO2
単独系の光拡散剤を2以上の多成分系にして上記
欠点を改善せんとするものである。すなわち本発
明の要旨とするところは、(A)平均粒径0.5〜20μ
のSiO2、(B)平均粒径0.5〜15μのCaCO3、(C)平均
粒径1〜50μの有機高分子微粒子、上記(A)ないし
(C)のうちの少なくとも2成分を透光性合成樹脂に
均一に混入させて得たことを特徴とする光拡散性
合成樹脂シート状物を第1の発明とし、(A)平均粒
径0.5〜20μのSiO2、(B)平均粒径0.5〜15μの
CaCO3、(C)平均粒径1〜50μの有機高分子微粒
子、上記(A)ないし(C)のうち少なくとも2成分を含
有する塗布層を透光性合成樹脂シート状物の表面
に形成して得たことを特徴とする光拡散性合成樹
脂シート状物を第2の発明とすることにある。な
お、本発明における合成樹脂シート状物とは、合
成樹脂から製造されるフイルムあるいはこれより
厚いシートを総称するものである。 以下、本発明をさらに詳しく説明する。 本発明に使用する(A)の光拡散剤すなわちSiO2
は、その平均粒径が0.5〜20μのものを用いる。
平均粒径が0.5μ未満であると、同一の拡散性を
得るのに光線透過率が低くなつてしまい、逆に20
μを超えるとホツトスポツトと称される光源イメ
ージの透過現象があらわれやすくなるからであ
る。上述したようにSiO2は、全光線透過率を低
下させない特徴を有しているが、比較的多量用い
る必要があり、これが分散むらの原因となつた
り、押出成形上のトラブルを招きやすい難点を有
している。なお、SiO2の使用量は10〜100g/m2
程度である。 次の(B)の成分のCaCO3は、上記(A)のSiO2より
も少ない使用量で大きな拡散性能が得られる。例
えばSiO2の50g/m2に相当する光拡散性能を
CaCO3で得ようとする場合、概ね15〜25g/m2
ですむことが分つている。このようにCaCO3を
併用するとSiO2単独の場合の1/3〜1/2の添加量
でよいこととなり、上記のダイス汚れや分散ムラ
の欠点は是正されることとなる。本発明に用いる
CaCO3の平均粒径は0.5〜15μの範囲で用いられ
るが、平均粒径が0.5未満であると、SiO2の場合
と同様、光線透過率が低下することとなり、逆に
15μを超えると、ホツトスポツトがあらわれやす
くなり好ましくない。なお、使用量は20〜60g/
m2程度である。 (C)の有機高分子微粒子は、使用する合成樹脂の
屈折率よりも高い屈折率を有し、かつ溶剤や熱に
対して安定なものが好ましく、例えば米国ロー
ム・アンド・ハース(Rohm & Haas)社より
「KF―710」として発売されているアクリル―ス
チレン系のポリマーが用いられる。このような有
機高分子微粒子は、SiO2やCaCO3の無機系の粒
子と異なり、合成樹脂中に均一に分散させること
ができ、合成樹脂を押出成形するときにもダイス
汚れなどを起すことがない。光拡散性能として
は、SiO2と同程度であり、使用量の範囲もほと
んど同様である。この有機高分子微粒子の平均粒
径は、1〜50μの範囲内で使用されるが、この平
均粒径が1μ未満であると、やはり同一の拡散性
を得るのに光線透過率が低下してしまい、逆に50
μを超えるとホツトスポツトがあらわれやすくな
る。 以上の如き光拡散剤を用いて光拡散性合成樹脂
シート状物を得る方法には2通りの方法がある。
すなわち本発明第1の発明は光拡散剤を透光性合
成樹脂に均一に混入させて得る方法であり、第2
の発明は光拡散剤を含有する塗布層を透光性合成
樹脂シート状物の表面に形成して得る方法であ
る。前者の均一に混入させる方法としては、押出
し成形法、注型重合法、カレンダー法あるいは流
延法等が用いられる。このようにして得られたフ
イルムあるいはシートは、そのまゝスクリーン等
の光拡散性シートとして用いてもよいが、特にフ
イルムについては基材となる他の合成樹脂シート
と積層して用いてもよい。この場合の積層方法と
しては、押出しラミネート法、加熱プレス法、接
着剤による方法あるいは注型重合時にフイルムを
一体化する方法等がある。 後者の塗布層を形成させる方法としては、合成
樹脂用の塗料はインキに、上述の光拡散剤を分散
させ、これをスクリーン印刷法、スプレー法、ロ
ールコーター法、フローコート法あるいは浸漬法
によつて、透光性合成樹脂シート状物の表面に塗
布し、乾燥固化させればよい。 本発明の第1の発明に使用される透光性合成樹
脂としては、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂あるいはスチロール樹脂等が
挙げられるが、これらのうち透明性および耐候性
等に優れたアクリル樹脂が特に好ましい。また、
第2の発明における透光性合成樹脂シート状物も
これらの透光性合成樹脂から作成されたフイルム
あるいはシートが用いられる。 以上のようにして得られた光拡散性シート状物
を図面について説明すると、第1図は第1の発明
によつて得られた光拡散性シート状物、第2図は
第2の発明によつて得られた光拡散性シート状物
の夫々実施例を示している。図中1,1′が透光
性合成樹脂シート状物、2が光拡散剤粒子、3が
塗布層である。 本発明の光拡散性合成樹脂シート状物は、図示
したように表面が平滑のまゝ使用してもよいが、
必要に応じこのシート状物にフレネルレンズ面ま
たはレンチキユラー面を形成してもよい。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 (A) 平均粒径4μのSiO2 0.28重量% (B) 平均粒径4μのCaCO3 0.34重量% (C) 平均粒径10μの「KF―710」 0.17重量% を混合し、 重合率18%のメタクリル酸メチル部分重合物
99.13重量% 2,2′―アゾビス―(2,4―ジメチルバレロ
ニトリル)(重合触媒) 0.06重量% ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩
(離型剤) 0.02重量% と共に混合して光拡散剤入りのシラツプを調製し
た。次にこのシラツプを注型重合法の処法に則
り、シラツプを脱気後、予め板厚が3mmになるよ
う予め設定されたセルに注入し、このセルを70℃
の温水に60分浸漬後、130℃の空気炉に60分滞在
させて重合を行なつた。 得られたアクリル樹脂の光拡散性シートには
SiO2が10g/m2、CaCO3が12g/m2、「KF―
710」が6g/m2含有されており、このシートの
全光線透過率は73%、最大曲げ角(β)は23度で
あり、光透過性と光拡散性がバランスした良好な
ものであつた。 なお、本発明における光学特性の測定方法は次
の通りである。 全光線透過率はASTM D1003―61に依つ
た。 単位面積当りのSiO2の重量は、10×10cmの
シート状物をるつぼ内で完全燃焼させ(650
℃)、灰分をg/m2単位で換算して求めた。 光拡散剤の平均粒径は、島津式粉体表面測定
器にて試料3gを2cm2×1mの試料筒に充填
し、500mm水柱で、5c.c.の空気透過の時間によ
り求めた。 最大曲げ角(β)は、ピークゲインの33%を
与える曲げ角として求めた。 実施例 2 「ハイペツトHBR」(三菱レイヨン社製アクリ
ルフイルム用成形材料)と実施例1で用いたと同
様のSiO2粒子、CaCO3粒子、「KF―710」とを組
合せ、押出成形によりフイルムを製作し、このフ
イルムをアクリル樹脂の連続注型重合法により、
アクリル樹脂と積層一体化して光拡散性シートを
作成した。なお、このときの押出成形条件は、ス
クリユー形状はフルフライトのものを用い、シリ
ンダー温度165〜240℃、ダイス温度220℃であ
り、得られたシートと厚さは3mmであつた。 この方法によつて得られた光拡散性シート状物
の光線透過率は第1表の通りであり、特にフイル
ム製作時の分散性が良く、ダイスの汚れもきわめ
て少なかつた。
【表】
実施例 3
実施例2で用いたと同様の「ハイペツト
HBR」86重量%と、SiO2(平均粒径3μ)5重
量%、CaCO3(平均粒径21μ)6重量%、「KF
―710」(平均粒径10μ)3重量%を混合して押出
成形し200μのフイルムを作成した。一方比較の
ため同様に「ハイペツトHBR」80重量%、SiO2
20重量%を混合して押出成形し(フイルム厚200
μ)、ダイス汚れが発生する時間を調べた。両者
の材料の乾燥はともに70℃で16時間施した。前者
の本発明品の場合は2時間以上押出しを続けても
ダイスはほとんど汚れなかつたが、後者のSiO2
単独の場合は押出し開始後約10分でダイス汚れが
発生し、両者の差は顕著であつた。 また、それぞれのフイルムを用いて実施例2と
同じ方法でアクリル樹脂と積層一体化して、3mm
のシートを作成した。このシートの光学特性は第
2表の通りであり、全体として本発明品が優れて
いた。
HBR」86重量%と、SiO2(平均粒径3μ)5重
量%、CaCO3(平均粒径21μ)6重量%、「KF
―710」(平均粒径10μ)3重量%を混合して押出
成形し200μのフイルムを作成した。一方比較の
ため同様に「ハイペツトHBR」80重量%、SiO2
20重量%を混合して押出成形し(フイルム厚200
μ)、ダイス汚れが発生する時間を調べた。両者
の材料の乾燥はともに70℃で16時間施した。前者
の本発明品の場合は2時間以上押出しを続けても
ダイスはほとんど汚れなかつたが、後者のSiO2
単独の場合は押出し開始後約10分でダイス汚れが
発生し、両者の差は顕著であつた。 また、それぞれのフイルムを用いて実施例2と
同じ方法でアクリル樹脂と積層一体化して、3mm
のシートを作成した。このシートの光学特性は第
2表の通りであり、全体として本発明品が優れて
いた。
【表】
実施例 4
実施例3で製作したフイルムと同じフイルムを
用い、ポリカーボネート樹脂シートを押出成形す
る際にこのフイルムを供給し両者積層して光拡散
シートを製作した。ポリカーボネート樹脂として
は、三菱化成社製の「ノバレツクス」を用い、40
mmφの押出機を用いて、ダイス温度280〜290℃、
ロール温度140℃の条件で行なつた。 得られたシートの厚さは2mmで、フイルムによ
る光拡散層が一体に形成された良好なものであつ
た。 実施例 5 塗料用ベースレジンとしてアクリル系の「ダイ
ヤナール469」(三菱レイヨン社製)を用い、これ
にSiO2(平均粒径3μ)20重量部、「KF―710」
(平均粒径10μ)20重量部を混合し、メチルエチ
ルケトン、ブチルセロソルブ、キシレン系溶剤を
加えて光拡散剤入りの塗料を作成した。 この塗料の入つ槽に、3mm厚の「アクリライト
L」(三菱レイヨン社製アクリル樹脂シート)を
浸漬し、50cm/分の速度で引上げ、40℃10分間と
さらに75℃30分で乾燥、硬化させて、塗布層を形
成した。 これによつて得られた光拡散性シートの全光線
透過率は78%、β値23度で良好なものであり、し
かも光拡散剤が均一で塗料の分散性も良かつた。 本発明は以上詳述した如く、特定粒径の
SiO2,CaCO3および有機高分子微粒子のうちの
少なくとも2つの粒子を光拡散剤として用い、こ
れらを透光性合成樹脂に混入するかあるいはこれ
らの塗布層を形成してなるものであるから、全光
線透過率、α値、β値等光学特性のバランスがよ
く、しかもこれらの光学特性値を目的によつて変
えることができ、さらには光拡散剤を分離性よく
均一に混入して性能の優れた光拡散性合成樹脂シ
ート状物を効率よく製造しうる利点がある。
用い、ポリカーボネート樹脂シートを押出成形す
る際にこのフイルムを供給し両者積層して光拡散
シートを製作した。ポリカーボネート樹脂として
は、三菱化成社製の「ノバレツクス」を用い、40
mmφの押出機を用いて、ダイス温度280〜290℃、
ロール温度140℃の条件で行なつた。 得られたシートの厚さは2mmで、フイルムによ
る光拡散層が一体に形成された良好なものであつ
た。 実施例 5 塗料用ベースレジンとしてアクリル系の「ダイ
ヤナール469」(三菱レイヨン社製)を用い、これ
にSiO2(平均粒径3μ)20重量部、「KF―710」
(平均粒径10μ)20重量部を混合し、メチルエチ
ルケトン、ブチルセロソルブ、キシレン系溶剤を
加えて光拡散剤入りの塗料を作成した。 この塗料の入つ槽に、3mm厚の「アクリライト
L」(三菱レイヨン社製アクリル樹脂シート)を
浸漬し、50cm/分の速度で引上げ、40℃10分間と
さらに75℃30分で乾燥、硬化させて、塗布層を形
成した。 これによつて得られた光拡散性シートの全光線
透過率は78%、β値23度で良好なものであり、し
かも光拡散剤が均一で塗料の分散性も良かつた。 本発明は以上詳述した如く、特定粒径の
SiO2,CaCO3および有機高分子微粒子のうちの
少なくとも2つの粒子を光拡散剤として用い、こ
れらを透光性合成樹脂に混入するかあるいはこれ
らの塗布層を形成してなるものであるから、全光
線透過率、α値、β値等光学特性のバランスがよ
く、しかもこれらの光学特性値を目的によつて変
えることができ、さらには光拡散剤を分離性よく
均一に混入して性能の優れた光拡散性合成樹脂シ
ート状物を効率よく製造しうる利点がある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
第1の発明による光拡散性合成樹脂シート状物の
断面図、第2図は第2の発明による光拡散性合成
樹脂シート状物の断面図である。 1,1′……透光性合成樹脂、2……光拡散剤
粒子、3……塗布層。
第1の発明による光拡散性合成樹脂シート状物の
断面図、第2図は第2の発明による光拡散性合成
樹脂シート状物の断面図である。 1,1′……透光性合成樹脂、2……光拡散剤
粒子、3……塗布層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 平均粒径0.5〜20μのSiO2, (B) 平均粒径0.5〜15μのCaCO3, (C) 平均粒径1〜50μの有機高分子微粒子, 上記(A)ないし(C)のうちの少なくとも2成分を透
光性合成樹脂に均一に混入させて得たことを特徴
とする光拡散性合成樹脂シート状物。 2 (A) 平均粒径0.5〜20μのSiO2, (B) 平均粒径0.5〜15μのCaCO3, (C) 平均粒径1〜50μの有機高分子微粒子, 上記(A)ないし(C)のうちの少なくとも2成分を含
有する塗布層を透光性合成樹脂シート状物の表面
に形成して得たことを特徴とする光拡散性合成樹
脂シート状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157380A JPS578254A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Light-diffusible synthetic resin sheet material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8157380A JPS578254A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Light-diffusible synthetic resin sheet material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS578254A JPS578254A (en) | 1982-01-16 |
| JPS6231741B2 true JPS6231741B2 (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=13750039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8157380A Granted JPS578254A (en) | 1980-06-17 | 1980-06-17 | Light-diffusible synthetic resin sheet material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS578254A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210133739A (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-08 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 이미지 센서 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516108A (en) * | 1978-06-30 | 1980-02-04 | Nat Jutaku Kenzai | Method of making roof |
| JPS61231042A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-15 | Bando Chem Ind Ltd | 塩化ビニル系樹脂成形品 |
| US5249948A (en) * | 1991-04-08 | 1993-10-05 | Koslow Technologies Corporation | Apparatus for the continuous extrusion of solid articles |
| JPH0681402U (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-22 | 鉄治 亀井 | 爪切器 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328619B2 (ja) * | 1971-09-22 | 1978-08-16 | ||
| JPS4844333A (ja) * | 1971-10-09 | 1973-06-26 | ||
| JPS5371154A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-24 | Toray Ind Inc | Biaxially oriented polyester film |
| JPS6021662B2 (ja) * | 1978-05-30 | 1985-05-29 | 旭化成株式会社 | 光散乱性合成樹脂 |
-
1980
- 1980-06-17 JP JP8157380A patent/JPS578254A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210133739A (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-08 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 이미지 센서 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS578254A (en) | 1982-01-16 |
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