JPS6235896B2 - - Google Patents
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- JPS6235896B2 JPS6235896B2 JP55012590A JP1259080A JPS6235896B2 JP S6235896 B2 JPS6235896 B2 JP S6235896B2 JP 55012590 A JP55012590 A JP 55012590A JP 1259080 A JP1259080 A JP 1259080A JP S6235896 B2 JPS6235896 B2 JP S6235896B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resin
- pattern
- ultraviolet
- polymerization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Printing Methods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、同調エンボスを有する化粧シートの
製造法に関し、特に部分的に軟化点や延伸力に対
する伸度の異なる部分を設けた熱可塑性フイルム
を延伸することにより、同調エンボスを有する化
粧シートを単純な工程により製造せんとするもの
である。
製造法に関し、特に部分的に軟化点や延伸力に対
する伸度の異なる部分を設けた熱可塑性フイルム
を延伸することにより、同調エンボスを有する化
粧シートを単純な工程により製造せんとするもの
である。
家具あるいは壁材、床材等の内装材または外装
材あるいはこれらの表装材として用いられる化粧
材には、同調エンボス、すなわち絵柄と同調した
浮き彫りないし凹凸模様を有することが装飾上あ
るいは実在感を高める上で特に好まれる。従来、
同調エンボスを有する化粧シートの製造法には大
別して次の方法がある。
材あるいはこれらの表装材として用いられる化粧
材には、同調エンボス、すなわち絵柄と同調した
浮き彫りないし凹凸模様を有することが装飾上あ
るいは実在感を高める上で特に好まれる。従来、
同調エンボスを有する化粧シートの製造法には大
別して次の方法がある。
(1) 基体シートに重合効率を変化させうる印刷イ
ンキにて柄を設け、しかる後に重合硬化樹脂を
塗布し、硬化速度の変化により同調エンボスを
生じせしめる方法 (2) 基体シートに紫外線硬化樹脂を塗布するにあ
たり、該樹脂への紫外線照射効率を変化させう
る印刷インキあるいは遮蔽パターンを効果のあ
る部分に設け、しかる後に紫外線を照射し、紫
外線硬化樹脂の硬化速度の差により同調エンボ
スを生じせしめる方法 (3) 熱収縮性基体シートに吸熱部分を設け、しか
る後、熱線を照射し吸熱部分を溶融した状態で
収縮を引き起こし同調エンボスを生じせしめる
方法 (4) 基体シートにエンボスを施した後、エンボス
部分に印刷インキを充填乾燥する方法 (5) 基体シートに該シートに塗布される樹脂をは
じく性質のある物質を含有する印刷インキにて
柄を設け、しかる後に樹脂を塗布する方法 (6) 基体シートに発泡樹脂を部分的に設け、しか
る後に発泡する方法 (7) 基体シートに発泡樹脂を全体的に設け、しか
る後に部分的に発泡を阻害し発泡する方法 (8) (1)(2)法の変形として未硬化樹脂部分を洗浄、
溶解、あるいはブラツシングなどの方法により
取り除く方法などがある。
ンキにて柄を設け、しかる後に重合硬化樹脂を
塗布し、硬化速度の変化により同調エンボスを
生じせしめる方法 (2) 基体シートに紫外線硬化樹脂を塗布するにあ
たり、該樹脂への紫外線照射効率を変化させう
る印刷インキあるいは遮蔽パターンを効果のあ
る部分に設け、しかる後に紫外線を照射し、紫
外線硬化樹脂の硬化速度の差により同調エンボ
スを生じせしめる方法 (3) 熱収縮性基体シートに吸熱部分を設け、しか
る後、熱線を照射し吸熱部分を溶融した状態で
収縮を引き起こし同調エンボスを生じせしめる
方法 (4) 基体シートにエンボスを施した後、エンボス
部分に印刷インキを充填乾燥する方法 (5) 基体シートに該シートに塗布される樹脂をは
じく性質のある物質を含有する印刷インキにて
柄を設け、しかる後に樹脂を塗布する方法 (6) 基体シートに発泡樹脂を部分的に設け、しか
る後に発泡する方法 (7) 基体シートに発泡樹脂を全体的に設け、しか
る後に部分的に発泡を阻害し発泡する方法 (8) (1)(2)法の変形として未硬化樹脂部分を洗浄、
溶解、あるいはブラツシングなどの方法により
取り除く方法などがある。
しかし、上述した(1)〜(8)の方法は以下の欠点を
有している。すなわち、(1)、(2)、(8)の方法では硬
化性樹脂の塗布工程を含むものであり、これによ
り工程全体が著しく繁雑化するという欠点があ
る。また硬化した紫外線硬化性樹脂は、極端に剛
性が強くなり、基材側からVカツトして(すなわ
ちV字型の溝を刻み)、硬化樹脂膜の可撓性を利
用して、折り曲げてコーナーを形成するような利
用ができない欠点もある。(3)の方法は、熱収縮性
を有するフイルムあるいは印刷フイルムの保管お
よび熱線照射後の残留収縮によるフイルム変形の
問題など生産安定性に欠ける。(4)、(5)は、樹脂の
充填や上塗り樹脂の塗布などの加工条件の許容範
囲が狭く均一な品質の製品を生産するには厳密な
管理が必要である。又、(6)、(7)では発泡工程が必
要で高カロリーを必要とし省エネルギーの現代に
は合わないし、木目の導管模様などの細いエンボ
ス部を再現する事がきわめて困難である。
有している。すなわち、(1)、(2)、(8)の方法では硬
化性樹脂の塗布工程を含むものであり、これによ
り工程全体が著しく繁雑化するという欠点があ
る。また硬化した紫外線硬化性樹脂は、極端に剛
性が強くなり、基材側からVカツトして(すなわ
ちV字型の溝を刻み)、硬化樹脂膜の可撓性を利
用して、折り曲げてコーナーを形成するような利
用ができない欠点もある。(3)の方法は、熱収縮性
を有するフイルムあるいは印刷フイルムの保管お
よび熱線照射後の残留収縮によるフイルム変形の
問題など生産安定性に欠ける。(4)、(5)は、樹脂の
充填や上塗り樹脂の塗布などの加工条件の許容範
囲が狭く均一な品質の製品を生産するには厳密な
管理が必要である。又、(6)、(7)では発泡工程が必
要で高カロリーを必要とし省エネルギーの現代に
は合わないし、木目の導管模様などの細いエンボ
ス部を再現する事がきわめて困難である。
かかる上記の欠点に鑑み本発明者らは容易に安
定した品質の同調エンボスを有する化粧シートの
製造法を開発したものである。すなわち、本発明
は、反応性可塑剤と場合によつては光増感剤を含
有する熱可塑性フイルム上に、反応性可塑剤の重
合あるいは架橋効率を変化させるパターン層を形
成し、さらに必要に応じて紫外線を照射すること
によつて該フイルム中に選択的に軟化点およびあ
るいは延伸力に対する伸度の異なる部分を設けた
後、又は、熱可塑性フイルムに熱線に対する感熱
パターン層を設け、さらに該フイルムに熱線を照
射することにより選択的に延伸力に対する伸度の
異なる部分を設けた後、該フイルムを必要に応じ
て加熱しながらあるいは余熱された状態で延伸す
ることを特徴とする前記パターン層に同調した同
調エンボスを有する化粧シートの製造法を要旨と
するものである。
定した品質の同調エンボスを有する化粧シートの
製造法を開発したものである。すなわち、本発明
は、反応性可塑剤と場合によつては光増感剤を含
有する熱可塑性フイルム上に、反応性可塑剤の重
合あるいは架橋効率を変化させるパターン層を形
成し、さらに必要に応じて紫外線を照射すること
によつて該フイルム中に選択的に軟化点およびあ
るいは延伸力に対する伸度の異なる部分を設けた
後、又は、熱可塑性フイルムに熱線に対する感熱
パターン層を設け、さらに該フイルムに熱線を照
射することにより選択的に延伸力に対する伸度の
異なる部分を設けた後、該フイルムを必要に応じ
て加熱しながらあるいは余熱された状態で延伸す
ることを特徴とする前記パターン層に同調した同
調エンボスを有する化粧シートの製造法を要旨と
するものである。
以下、図面を参照しつつ、本発明をその基本的
態様についてより詳しく説明する。
態様についてより詳しく説明する。
本発明によれば、その最も基本的な態様におい
て、第1図に示すように熱可塑性フイルム1に選
択的に軟化点の低いおよびあるいは延伸力に対す
る伸度の大きい部分1aおよび軟化点の高いおよ
びあるいは延伸力に対する伸度の小さい部分1b
を形成する。該フイルムを常温、加熱状態あるい
は予熱状態で延伸すると延伸に伴うフイルムの厚
み方向の減少は特に軟化点の低い部分およびある
いは延伸力に対する伸度の大きい部分1aに集中
し、1bに比べ厚みの少ない部分すなわちエンボ
スされた部分となる。
て、第1図に示すように熱可塑性フイルム1に選
択的に軟化点の低いおよびあるいは延伸力に対す
る伸度の大きい部分1aおよび軟化点の高いおよ
びあるいは延伸力に対する伸度の小さい部分1b
を形成する。該フイルムを常温、加熱状態あるい
は予熱状態で延伸すると延伸に伴うフイルムの厚
み方向の減少は特に軟化点の低い部分およびある
いは延伸力に対する伸度の大きい部分1aに集中
し、1bに比べ厚みの少ない部分すなわちエンボ
スされた部分となる。
このようにして第2図におけるエンボス部2a
を形成するものである。この現象は上記フイルム
1が他の熱可塑性フイルム3との積層体4になつ
た時も起こる現象であり、更に第3図のような単
純な積層体よりも複雑な態様であつてもこの基本
特性が応用できる限り同様である。
を形成するものである。この現象は上記フイルム
1が他の熱可塑性フイルム3との積層体4になつ
た時も起こる現象であり、更に第3図のような単
純な積層体よりも複雑な態様であつてもこの基本
特性が応用できる限り同様である。
ここで使用される熱可塑性フイルムとは主にポ
リ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン
樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、およ
びポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの
ようなポリオレフイン樹脂を単体あるいは混合ま
たは共重合体の形で単層フイルムあるいは複合フ
イルムの形でカレンダー法、キヤステイング法、
押出し法などの方法で製膜された10μ〜5m/m
のものが使用できる。
リ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン
樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、およ
びポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの
ようなポリオレフイン樹脂を単体あるいは混合ま
たは共重合体の形で単層フイルムあるいは複合フ
イルムの形でカレンダー法、キヤステイング法、
押出し法などの方法で製膜された10μ〜5m/m
のものが使用できる。
上述した熱可塑性フイルムに選択に軟化点およ
びあるいは伸延力に対する伸度の異なる部分を設
ける方法としては、部分的に加熱しながら上記熱
可塑性フイルムに部分的に軟化度の大きい部分1
aを設け延伸力に対する伸度の大きい部分となす
簡易な方法もあるが、量産に対応できる方法とし
ては第1に反応性可塑剤と場合によつては光増感
剤を含有する熱可塑性フイルムに、反応性可塑剤
の重合あるいは架橋効率を変化させうるパターン
層を形成し、場合によつては紫外線を照射するこ
とによつて選択的に軟化点およびあるいは延伸力
に対する伸度の異なる部分を設ける方法がある。
この場合、反応性可塑剤を含有する熱可塑性フイ
ルムとしてはたとえばポリ塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂等の熱可塑性樹
脂100重量部に対して、不飽和ポリエステル樹
脂、スピラン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、エポキシ−アクリレート樹
脂、ジアリルフタレート樹脂等の硬化性樹脂ある
いはその多官能性モノマーを10〜50重量部;アク
リル酸アリル、メクタリル酸アリル等のアクリル
酸エステル、ジオフチルフタレート、ジブチルフ
タレートなどのフタル酸エステル等の可塑剤を必
要に応じ0〜30重量部;必要に応じ少量のベンゾ
イルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリ
ル等の反応開始剤;ベンゾイルアルキルエーテ
ル、ベンゾフエノンなどの光増感剤を0.5〜5重
量部;その他少量の三級アミン、有機金属化合物
等の触媒あるいはステアリン酸金属塩などの安定
剤を加えたものをカレンダー法、キヤステイング
法等により製膜して、たとえば厚み20〜500ミク
ロンの紫外線硬化性樹脂フイルムを用いる。その
他たとえば上記組成から光増感剤を除いたものの
ような硬化性樹脂フイルムも用いられる。このよ
うな硬化性樹脂フイルムは硬化後もある程度の可
撓性を維持し、基材上で硬化したときに基材側か
らのVカツトが可能である利点も有する。フイル
ムは無色あるいは着色の透明体であることが厚み
方向の均一硬化のため好ましい。
びあるいは伸延力に対する伸度の異なる部分を設
ける方法としては、部分的に加熱しながら上記熱
可塑性フイルムに部分的に軟化度の大きい部分1
aを設け延伸力に対する伸度の大きい部分となす
簡易な方法もあるが、量産に対応できる方法とし
ては第1に反応性可塑剤と場合によつては光増感
剤を含有する熱可塑性フイルムに、反応性可塑剤
の重合あるいは架橋効率を変化させうるパターン
層を形成し、場合によつては紫外線を照射するこ
とによつて選択的に軟化点およびあるいは延伸力
に対する伸度の異なる部分を設ける方法がある。
この場合、反応性可塑剤を含有する熱可塑性フイ
ルムとしてはたとえばポリ塩化ビニル樹脂、アク
リル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂等の熱可塑性樹
脂100重量部に対して、不飽和ポリエステル樹
脂、スピラン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、エポキシ−アクリレート樹
脂、ジアリルフタレート樹脂等の硬化性樹脂ある
いはその多官能性モノマーを10〜50重量部;アク
リル酸アリル、メクタリル酸アリル等のアクリル
酸エステル、ジオフチルフタレート、ジブチルフ
タレートなどのフタル酸エステル等の可塑剤を必
要に応じ0〜30重量部;必要に応じ少量のベンゾ
イルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリ
ル等の反応開始剤;ベンゾイルアルキルエーテ
ル、ベンゾフエノンなどの光増感剤を0.5〜5重
量部;その他少量の三級アミン、有機金属化合物
等の触媒あるいはステアリン酸金属塩などの安定
剤を加えたものをカレンダー法、キヤステイング
法等により製膜して、たとえば厚み20〜500ミク
ロンの紫外線硬化性樹脂フイルムを用いる。その
他たとえば上記組成から光増感剤を除いたものの
ような硬化性樹脂フイルムも用いられる。このよ
うな硬化性樹脂フイルムは硬化後もある程度の可
撓性を維持し、基材上で硬化したときに基材側か
らのVカツトが可能である利点も有する。フイル
ムは無色あるいは着色の透明体であることが厚み
方向の均一硬化のため好ましい。
上記硬化性樹脂フイルムに設けられるパターン
層に関して、反応性可塑剤の重合あるいは架橋効
率を変化させるにはハイドロキノン、ベンゾキノ
ンなどのラジカル禁止剤を主とする重合禁止剤、
またはベンゾフエノン、ベンゾインなどの重合促
進剤が使用できる。
層に関して、反応性可塑剤の重合あるいは架橋効
率を変化させるにはハイドロキノン、ベンゾキノ
ンなどのラジカル禁止剤を主とする重合禁止剤、
またはベンゾフエノン、ベンゾインなどの重合促
進剤が使用できる。
これらのパターン層は紫外線硬化性樹脂フイル
ム上に設けられる場合には紫外線の照射効率を変
化させる効果も有することもあるので、必要に応
じて紫外線を照射することによつてエンボスをさ
らに増大させることが可能である。ここにおいて
紫外線の照射効率を変化させるとは紫外線を遮蔽
する場合、紫外線を吸収して紫外線硬化性樹脂フ
イルムに吸収される二次エネルギーを与える場
合、紫外線を反射して紫外線硬化性樹脂フイルム
に追加の紫外線エネルギーを与える場合のいずれ
をも包含するものである。(この意味で本発明に
おいて、「紫外線硬化性樹脂」の語は、紫外線の
直接照射により硬化する性質に加えて、紫外線が
紫外線吸収物質により吸収されて放出される二次
エネルギー(多分、可視波長ならびに赤外波長の
エネルギーを含むものと思われる)により硬化す
る性質をも有する樹脂を包含する趣旨で用い
る。)したがつてパターン層が紫外線遮蔽物質、
紫外線吸収物質、紫外線反射物質のいずれかを含
む時に紫外線照射が有効となる。これら物質は有
色であることを要しない。すなわち本発明で「同
調エンボス」模様とは、パターン層のパターンと
エンボス模様が同調することを云うのであつて、
パターン層が容易に目視可能であるか否かを要し
ない。
ム上に設けられる場合には紫外線の照射効率を変
化させる効果も有することもあるので、必要に応
じて紫外線を照射することによつてエンボスをさ
らに増大させることが可能である。ここにおいて
紫外線の照射効率を変化させるとは紫外線を遮蔽
する場合、紫外線を吸収して紫外線硬化性樹脂フ
イルムに吸収される二次エネルギーを与える場
合、紫外線を反射して紫外線硬化性樹脂フイルム
に追加の紫外線エネルギーを与える場合のいずれ
をも包含するものである。(この意味で本発明に
おいて、「紫外線硬化性樹脂」の語は、紫外線の
直接照射により硬化する性質に加えて、紫外線が
紫外線吸収物質により吸収されて放出される二次
エネルギー(多分、可視波長ならびに赤外波長の
エネルギーを含むものと思われる)により硬化す
る性質をも有する樹脂を包含する趣旨で用い
る。)したがつてパターン層が紫外線遮蔽物質、
紫外線吸収物質、紫外線反射物質のいずれかを含
む時に紫外線照射が有効となる。これら物質は有
色であることを要しない。すなわち本発明で「同
調エンボス」模様とは、パターン層のパターンと
エンボス模様が同調することを云うのであつて、
パターン層が容易に目視可能であるか否かを要し
ない。
紫外線照射を有効ならしめるためには、次のよ
うな各種物質を含有せしめることができる。たと
えば、紫外線遮蔽物質としては、カーボンブラツ
クのような比較的濃色の隠蔽力を有する顔料があ
げられ;紫外線吸収物質としてはベンゾフエノン
類、ベンゾトリアゾール類等の紫外線領域に吸収
波長を持つ紫外線吸収剤があげられ;また紫外線
反射物質としてはアルミニウム、亜鉛、銅、真チ
ユウ、ステンレンなどの金属あるいは合金又は螢
光増白剤などがあげられる。また、反応性可塑剤
の重合あるいは架橋効率を変化させる場合の後者
ではハイドロキノン、ベンゾキノンなどのラジカ
ル重合剤を主とする重合禁止剤、またはベンゾフ
エノン、ベンゾインなどの重合促進剤が使用でき
る。
うな各種物質を含有せしめることができる。たと
えば、紫外線遮蔽物質としては、カーボンブラツ
クのような比較的濃色の隠蔽力を有する顔料があ
げられ;紫外線吸収物質としてはベンゾフエノン
類、ベンゾトリアゾール類等の紫外線領域に吸収
波長を持つ紫外線吸収剤があげられ;また紫外線
反射物質としてはアルミニウム、亜鉛、銅、真チ
ユウ、ステンレンなどの金属あるいは合金又は螢
光増白剤などがあげられる。また、反応性可塑剤
の重合あるいは架橋効率を変化させる場合の後者
ではハイドロキノン、ベンゾキノンなどのラジカ
ル重合剤を主とする重合禁止剤、またはベンゾフ
エノン、ベンゾインなどの重合促進剤が使用でき
る。
第2の方法としては熱可塑性フイルムに熱線に
対する感熱パターン層を設け熱線を照射しながら
感熱部分の温度を上昇させ延伸力に対する伸度を
大にすると同時に延伸する方法がある。上記感熱
パターン層と熱線の組合わせは、赤外線とカーボ
ンブラツクのような赤外線吸収物質、紫外線と紫
外線吸収物質、高周波と誘導加熱促進剤などの組
合わせがある。
対する感熱パターン層を設け熱線を照射しながら
感熱部分の温度を上昇させ延伸力に対する伸度を
大にすると同時に延伸する方法がある。上記感熱
パターン層と熱線の組合わせは、赤外線とカーボ
ンブラツクのような赤外線吸収物質、紫外線と紫
外線吸収物質、高周波と誘導加熱促進剤などの組
合わせがある。
これらのパターン層を熱可塑性フイルムに設け
る方法としては熱可塑性フイルムと密着性の良い
樹脂をビヒクルとしてインキ化してフイルム上に
印刷して積層体を得る。印刷のためには、シルク
スクリーン、凸版、オフセツトグラビア等の任意
の印刷方式が採用できる。パターン層はたとえば
0.1〜5μの厚みとすることができる。
る方法としては熱可塑性フイルムと密着性の良い
樹脂をビヒクルとしてインキ化してフイルム上に
印刷して積層体を得る。印刷のためには、シルク
スクリーン、凸版、オフセツトグラビア等の任意
の印刷方式が採用できる。パターン層はたとえば
0.1〜5μの厚みとすることができる。
図示しないがこれらの基本態様の変形としてパ
ターン層が直接表面に露出している場合などに透
明な表面保護層を設ける場合もある。表面保護層
は、透明樹脂の塗布あるいは透明樹脂フイルムの
接着剤あるいは熱によるラミネートにより形成す
ることができる。
ターン層が直接表面に露出している場合などに透
明な表面保護層を設ける場合もある。表面保護層
は、透明樹脂の塗布あるいは透明樹脂フイルムの
接着剤あるいは熱によるラミネートにより形成す
ることができる。
上述した熱可塑性フイルムの延伸は常温から
200℃程度の雰囲気中で行なわれるものであり、
延伸の程度は5%〜200%が適当であるが、15〜
50%が最も望ましく、この延伸はフイルムの巾方
向あるいは流れ方向の少なくとも一方を任意の延
伸率にて行なわれるものである。
200℃程度の雰囲気中で行なわれるものであり、
延伸の程度は5%〜200%が適当であるが、15〜
50%が最も望ましく、この延伸はフイルムの巾方
向あるいは流れ方向の少なくとも一方を任意の延
伸率にて行なわれるものである。
上述したように本発明の方法は、熱可塑性樹脂
フイルムとこれに対する軟化度あるいは延伸力に
対する伸度を変化させるパターン層との組合せに
より、同調エンボス模様を有する化粧シートが少
い工程で簡単に得られ、しかも多様なエンボス模
様を有する化粧シートが得られるという利点を有
するものである。
フイルムとこれに対する軟化度あるいは延伸力に
対する伸度を変化させるパターン層との組合せに
より、同調エンボス模様を有する化粧シートが少
い工程で簡単に得られ、しかも多様なエンボス模
様を有する化粧シートが得られるという利点を有
するものである。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明
する。実施例中、「部」および「%」はいずれも
重量基準である。
する。実施例中、「部」および「%」はいずれも
重量基準である。
実施例 1
厚み100μの紫外線硬化性樹脂フイルム(バン
ドー化学社製;ジオクチルフタレート30部、光反
応性可塑剤25部、ポリ塩化ビニル100部)に塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体をビヒクルとしその
15%のカーボンブラツクを配合した紫外線遮蔽性
インキにて、固形分印刷量2g/m2の割合でグラ
ビア方式で木目の導管部を印刷し厚み50μの着色
ポリ塩化ビニルフイルム(バンドー化学社製
BR12222)と加熱融着を行なつたあと、紫外線を
印刷パターンを施した側から照射して、印刷パタ
ーン層に接していない部分を選択的に硬化させ、
軟化温度を他の部分より高くする。
ドー化学社製;ジオクチルフタレート30部、光反
応性可塑剤25部、ポリ塩化ビニル100部)に塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体をビヒクルとしその
15%のカーボンブラツクを配合した紫外線遮蔽性
インキにて、固形分印刷量2g/m2の割合でグラ
ビア方式で木目の導管部を印刷し厚み50μの着色
ポリ塩化ビニルフイルム(バンドー化学社製
BR12222)と加熱融着を行なつたあと、紫外線を
印刷パターンを施した側から照射して、印刷パタ
ーン層に接していない部分を選択的に硬化させ、
軟化温度を他の部分より高くする。
その後、150℃の加熱炉中に30秒放置し同時に
30%の2軸延伸をしたところ、導管部において両
側が凹部となつた化粧シートが得られた。
30%の2軸延伸をしたところ、導管部において両
側が凹部となつた化粧シートが得られた。
実施例 2
厚み50μの透明ポリ塩化ビニルフイルム(バン
ドー化学社製可塑剤25部)に、実施例1で使用し
たインキを使用しグラビア印刷方式にて木目導管
模様の感熱パターンを印刷した。次に該感熱パタ
ーンを内側として厚み30μの着色ポリ塩化ビニル
フイルム(可塑剤17部)と熱融着した後、透明ポ
リ塩化ビニルフイルム側から近赤外線を照射する
と同時に約10%の2軸延伸を施した。このときの
赤外炉内温度は約140℃、照射延伸時間は10秒で
あつた。このとき感熱パターン部が他の部分より
温度が高まり軟化し、延伸により凹部となる。こ
のようにして導管部において凹部となつた化粧シ
ートが得られた。
ドー化学社製可塑剤25部)に、実施例1で使用し
たインキを使用しグラビア印刷方式にて木目導管
模様の感熱パターンを印刷した。次に該感熱パタ
ーンを内側として厚み30μの着色ポリ塩化ビニル
フイルム(可塑剤17部)と熱融着した後、透明ポ
リ塩化ビニルフイルム側から近赤外線を照射する
と同時に約10%の2軸延伸を施した。このときの
赤外炉内温度は約140℃、照射延伸時間は10秒で
あつた。このとき感熱パターン部が他の部分より
温度が高まり軟化し、延伸により凹部となる。こ
のようにして導管部において凹部となつた化粧シ
ートが得られた。
第1図及び第2図は、本発明の基本原理を示す
ための模式断面図、第3図は本発明に使用しうる
積層体を例示する模式断面図である。 1,3……熱可塑性フイルム、1a……軟化点
が低いか延伸力に対する伸度が大きい部分、1b
……軟化点が高いか延伸力に対する伸度が小さい
部分、2a……エンボス部。
ための模式断面図、第3図は本発明に使用しうる
積層体を例示する模式断面図である。 1,3……熱可塑性フイルム、1a……軟化点
が低いか延伸力に対する伸度が大きい部分、1b
……軟化点が高いか延伸力に対する伸度が小さい
部分、2a……エンボス部。
Claims (1)
- 1 反応性可塑剤と光増感剤を含有する熱可塑性
フイルム上に、反応性可塑剤の重合あるいは架橋
効率を変化させるパターン層を形成し、紫外線を
照射することによつて該フイルム中に選択的に軟
化点およびあるいは延伸力に対する伸度の異なる
部分を設けた後、該フイルムを加熱しながらある
いは余熱された状態で延伸することを特徴とする
前記パターンに同調した同調エンボスを有する化
粧シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1259080A JPS56109716A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Manufacture of decorative sheet having harmonized emboss |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1259080A JPS56109716A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Manufacture of decorative sheet having harmonized emboss |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56109716A JPS56109716A (en) | 1981-08-31 |
| JPS6235896B2 true JPS6235896B2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=11809560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1259080A Granted JPS56109716A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Manufacture of decorative sheet having harmonized emboss |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56109716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345187U (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-25 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5424025A (en) * | 1993-05-03 | 1995-06-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Process of making zone orientated continuous web |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1259080A patent/JPS56109716A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345187U (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56109716A (en) | 1981-08-31 |
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