JPS6235963B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235963B2 JPS6235963B2 JP10926481A JP10926481A JPS6235963B2 JP S6235963 B2 JPS6235963 B2 JP S6235963B2 JP 10926481 A JP10926481 A JP 10926481A JP 10926481 A JP10926481 A JP 10926481A JP S6235963 B2 JPS6235963 B2 JP S6235963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dicalcium phosphate
- phosphate dihydrate
- crystals
- dihydrate
- magnesium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/24—Phosphorous; Compounds thereof
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は安定化された歯磨用リン酸二石灰2水
塩の製造方法に関するものである。 従来から歯磨用基材としては、硬度、粒子形状
等からリン酸二石灰2水塩が使用されている。し
かしながらリン酸二石灰2水塩は、そのまま練歯
磨の基材として用いる場合には、経時的に一部脱
水され、固化、凝固塊をつくつて歯磨の肌あれを
生じ、チユーブから取り出しにくくなると同時に
研磨力が増大して歯質を損なつたり、チユーブに
アルミニウムを使用した場合、アルミ材が腐食さ
れるなどの問題を有していた。したがつてリン酸
二石灰2水塩の脱水化防止、すなわち安定化を与
えるために種々の安定化剤を添加することが行な
われており、安定化剤として、例えばリン酸マグ
ネシウム等のマグネシウム塩(米国特許第
2018410号)、特にリン酸マグネシウム8水塩が使
用されていた。 本発明者等は、歯磨用基材としてのリン酸二石
灰2水塩およびその安定剤たるリン酸マグネシウ
ムについて、よりすぐれたものを提供すべく研究
を重ねた結合、それぞれについて次のような提案
を別途、行なつている。 すなわち基材たるリン酸二石灰2水塩について
は、アルカリ金属リン酸塩とカルシウム塩をPHを
2.5〜3.5で反応させ得られる柱状〜板状晶のリン
酸二石灰2水塩と、PH3.5〜5.0で反応させて得ら
れる扁平晶との混合物、好適には5:5〜9:1
の混合比のものが研磨力、練り特性共にすぐれて
いることを見出した。またこの柱状〜板状晶と扁
平晶のリン酸二石灰2水塩混合物の製造に当つて
は、各々を別個に製造して両者を混合する他、ア
ルカリ金属リン酸塩とカルシウム塩を反応温度40
℃以下にて、第1段でPHを2.5〜3.5にて反応さ
せ、第2段でアルカリ物質を添加してPHを3.5〜
5.0とする方法で、より好適に得られることも見
出し、提案しているものである。 一方、安定化用リン酸マグネシウムについては
従来からリン酸マグネシウムとして知られている
無水塩、4水塩、8水塩、22水塩に比し、製造
法、純度においてすぐれ、しかも歯磨基材たるリ
ン酸二石灰2水塩の安定化効果のすぐれたものと
して、非晶質、かつその結合水量が8水塩以下の
新規なリン酸マグネシウムを見出し、提案してい
る。この新規なリン酸マグネシウムは、アルカリ
金属リン酸塩とマグネシウム塩との反応による得
られるリン酸マグネシウム22水塩の加熱脱水によ
り得ることができる。 本発明は、上記の歯磨用基材としてすぐれた柱
状〜板状晶と扁平晶の混合物からなるリン酸二石
灰2水塩を、そのものの安定化剤としてすぐれた
性質を有す上記の非晶質、かつその結合水量が8
水塩以下の新規なリン酸マグネシウムで、安定化
した歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方法に関す
るものである。このリン酸二石灰2水塩の柱状〜
板状晶と扁平晶の混合物と新規なリン酸マグネシ
ウムは単に混合するだけでは安定化効果が薄いの
で、予め粉砕したリン酸二石灰2水塩とリン酸マ
グネシウムをよく混合後、更に粉砕するのがよ
い。リン酸マグネシウムの添加量はリン酸二石灰
2水塩に対して1〜6重量%、好ましくは2〜4
重量%であり、1重量%以下では安定効果が得ら
れず、また6重量%以上添加してもそれ以上の効
果は期待できず、あまり過剰に加えるとリン酸二
石灰2水塩の研磨性、練り特性等の物性に悪影響
を与え好ましくない。 また粉砕形式としては播漬機のような磨砕式粉
砕機が適当で、ピン型ミルのような衝撃式粉砕機
で粉砕を行なうと、厚みのあるリン酸二石灰2水
塩を得ていても、これが勢開により厚みのない歯
磨用リン酸二石灰2水塩となり易く、結果的に、
最初から扁平晶ばかり製造したものと近いものと
なる。またボールミル、パイプロミル等のような
磨砕と衝撃を同時に行なうタイプでは、粉砕機の
内壁にリン酸二石灰2水塩が付着し粉砕効率が非
常に悪くなるため好ましくない。このように最適
な歯磨用リン酸二石灰2水塩を得るには、粉砕機
の形式の選択が非常に重要となる。 次に、本発明で用いるリン酸二石灰2水塩と新
規なリン酸マグネシウムの製造例、およびそれら
の生成物を組合せたものについて検討した実施例
を挙げる。 リン酸二石灰2水塩の製造 製造例 1 湿式リン酸より製造したリン酸水素アンモニウ
ムナトリウム(以下リン塩とする)を7%P2O5
になる様に温水で希釈したリン塩溶液と20%
CaCl2溶液をCa/pモル比1.10、反応温度30℃で
連続的に第1反応槽に添加し、同時に35%HCl溶
液を反応PHが2.7になる様に調節しながら加え、
さらに第2反応槽では20%Ca(OH)2スラリーで
PH4.3に調節し、連続的にリン酸一石灰2水塩の
スラリーを得る。そして、母液から分離、洗浄、
脱水して50℃で乾燥した。このものは厚みが平均
10〜15μm程度の厚い柱状〜板状晶がほとんど、
若干の1〜2μm程度の厚みの扁平晶が存在する
ものであつた。この柱(板)状晶、扁平晶の混合
比は8:2であつた。この顕微鏡写真を第1図に
示す。 製造例 2 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl2溶液をCa/p
モル比1.10、反応温度30℃で連続的に第1反応槽
に添加し、同時に35%HCl溶液で反応PHが2.7に
なる様に加え、さらに第2反応槽では20%NaOH
溶液でPH4.5に調節しながら連続的にリン酸二石
灰2水塩のスラリーを得る。以下、製造例1と同
様な操作を行なつた。ここで得られたものの同混
合比は8:2であつた。 製造例 3 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl2溶液をCa/p
モル比1.00、反応温度35℃で連続的に第1反応槽
に添加し、同時に35%HCl溶液で反応PHが3.3に
なる様に加え、さらに第2反応槽では20%酸二石
灰2水塩のスラリーを得る。以下、製造例1と同
様な操作を行なつた。この混合比は6:4であつ
た。 製造例 4(比較製造例) 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl溶液をCa/p
モル比1.10、反応温度30℃で反応槽に加え、同時
に35%HCl溶液で反応PHが2.7になる様に加え、
連続的にリン酸二石灰2水塩スラリーを得る。次
に母液を分離、洗浄、脱水して50℃で乾燥した、
このものは平均厚み10〜15μm程度の厚みを有す
る柱状〜板状晶のみであつた。この顕微鏡写真を
第2図に示す。 製造例 5(比較製造例) 製造例4と同様の操作で反応PHは4.5とした。
得られた結晶は平均厚み1〜2μm程度の扁平晶
のみであつた。この顕微鏡写真を第3図に示す。 安定剤リン酸マグネシウムの製造 製造例 6 10%リン酸二水素ナトリウム溶液に10%硫酸マ
グネシウム溶液をMg/Pモル比が1.5となるよう
に滴下し、このときPHが9以下にならないように
5Nの水酸化ナトリウムも同時に滴下した。な
お、反応温度35℃、反応時間は1時間とした。生
成した50〜150μの大きな結晶を、過、洗浄
後、40℃で乾燥した。このものは第4図3のX線
回折パターンを示し、リン酸マグネシウムの22水
塩であることを確認した。次に乾燥したリン酸マ
グネシウムの22水塩100gをバツトに薄く広げて
内熱式の乾燥機にて150℃で10分間脱水させた。
このものの脱水物の重量は62gであり、分析の結
果ほぼ8水塩の組成になつていた。また脱水物の
X線回折パターンは第4図1を示し、非晶質であ
ることを確認した。 製造例 7 5%リン酸水素二ナトリウム溶液に5%塩化マ
グネシウム溶液をMg/Pモル比1.5となるように
滴下し、このときPHが9以下にならないように
5Nの水酸化ナトリウムも同時に添加した。以
下、製造例6と同様な条件で反応、過、洗浄、
乾燥させた。このものはX線回折よりリン酸マグ
ネシウムの22水塩であつた。この22水塩100gを
バツトに薄く広げて内熱式の乾燥機にて100℃で
30分間脱水させた。このものの脱水物の重量は55
gであつた。分析の結果、ほぼ6水塩の組成にな
つていた。また、このものは製造例6と同様にX
線回折より非晶質であることを確認した。 製造例 8(製造比較例) 20%水酸化マグネシウムスラリーに20%リン酸
溶液をMg/Pモル比が1.5となるように加え、こ
のときPHが9以下にならないようにNの水酸化ナ
トリウム溶液を同時に添加した。なお反応温度50
℃、反応時間は5時間とした。このようにして得
た結晶は平均粒径1〜5μ程度の極傾めて微細な
もので、過に長時間を要した。この結晶を洗浄
後、80℃で乾燥した。この生成物のX線回折パタ
ーンは第4図2を示し、リン酸マグネシウム8水
塩結晶であることを確認した。 製造例 9(製造比較例) 製造例6と同様にして得たリン酸マグネシウム
22水塩100gをバツトに薄く広げて内熱式の乾燥
機にて80℃で40分間、脱水した。このものの脱水
物の重量は67gであり、その結合水量はほぼ10水
塩の組成であつた。このものはX線回折より非晶
質であることを確認した。 実施例および比較例 製造例1、2、3、4、5で製造したリン酸二
石灰2水塩と、製造例6、7、8、9で製造した
リン酸マグネシウム、または試薬ピロリン酸ソー
ダを一定量、添加、混合して擂漬機で粉砕、
350#パスしたものを試料とし、その物性試験お
よび安定性試験を行なつた結果を第1表に示す。 なお、物性試験は下記によつた。 (a) 平均粒径…空気透過法による。 (b) 嵩比重…細川鉄工所製パウダーテスタ匂ーを
用い、タツピング回数50回後の測定値。 (c) 分散性…試料と80%グリセリンのペーストを
作り、JISK−5101のグラインドメータを用い
測定。 (d) 練りの状態…試料と80%グリセリンを絞つた
時の状態。 (e) 吸油量…試料30gを80%グリセリンで練り、
一定の粘度になつた時のグリセリン量。 (f) 研磨力…試料を30%グリセリン溶液に懸濁さ
せ、懸濁液中で硬度一定の歯刷子を用いAl片
を一定時間研磨した際の減量。 安定試験は試料30gと80%グリセリン20gを練
つたものを試験管にとり、各温度で各時間静置し
た後の状態を観察し評価した。評価の表示記号は
次の通りである。 ◎ 試験前後での検体の粘度が全く変らないもの 〇 試験前と比較し、やや固化した状態で粘度上
昇がみられるもの △ 固化し流動性が殆んどない × 固く固化し流動性は全くない 【表】
塩の製造方法に関するものである。 従来から歯磨用基材としては、硬度、粒子形状
等からリン酸二石灰2水塩が使用されている。し
かしながらリン酸二石灰2水塩は、そのまま練歯
磨の基材として用いる場合には、経時的に一部脱
水され、固化、凝固塊をつくつて歯磨の肌あれを
生じ、チユーブから取り出しにくくなると同時に
研磨力が増大して歯質を損なつたり、チユーブに
アルミニウムを使用した場合、アルミ材が腐食さ
れるなどの問題を有していた。したがつてリン酸
二石灰2水塩の脱水化防止、すなわち安定化を与
えるために種々の安定化剤を添加することが行な
われており、安定化剤として、例えばリン酸マグ
ネシウム等のマグネシウム塩(米国特許第
2018410号)、特にリン酸マグネシウム8水塩が使
用されていた。 本発明者等は、歯磨用基材としてのリン酸二石
灰2水塩およびその安定剤たるリン酸マグネシウ
ムについて、よりすぐれたものを提供すべく研究
を重ねた結合、それぞれについて次のような提案
を別途、行なつている。 すなわち基材たるリン酸二石灰2水塩について
は、アルカリ金属リン酸塩とカルシウム塩をPHを
2.5〜3.5で反応させ得られる柱状〜板状晶のリン
酸二石灰2水塩と、PH3.5〜5.0で反応させて得ら
れる扁平晶との混合物、好適には5:5〜9:1
の混合比のものが研磨力、練り特性共にすぐれて
いることを見出した。またこの柱状〜板状晶と扁
平晶のリン酸二石灰2水塩混合物の製造に当つて
は、各々を別個に製造して両者を混合する他、ア
ルカリ金属リン酸塩とカルシウム塩を反応温度40
℃以下にて、第1段でPHを2.5〜3.5にて反応さ
せ、第2段でアルカリ物質を添加してPHを3.5〜
5.0とする方法で、より好適に得られることも見
出し、提案しているものである。 一方、安定化用リン酸マグネシウムについては
従来からリン酸マグネシウムとして知られている
無水塩、4水塩、8水塩、22水塩に比し、製造
法、純度においてすぐれ、しかも歯磨基材たるリ
ン酸二石灰2水塩の安定化効果のすぐれたものと
して、非晶質、かつその結合水量が8水塩以下の
新規なリン酸マグネシウムを見出し、提案してい
る。この新規なリン酸マグネシウムは、アルカリ
金属リン酸塩とマグネシウム塩との反応による得
られるリン酸マグネシウム22水塩の加熱脱水によ
り得ることができる。 本発明は、上記の歯磨用基材としてすぐれた柱
状〜板状晶と扁平晶の混合物からなるリン酸二石
灰2水塩を、そのものの安定化剤としてすぐれた
性質を有す上記の非晶質、かつその結合水量が8
水塩以下の新規なリン酸マグネシウムで、安定化
した歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方法に関す
るものである。このリン酸二石灰2水塩の柱状〜
板状晶と扁平晶の混合物と新規なリン酸マグネシ
ウムは単に混合するだけでは安定化効果が薄いの
で、予め粉砕したリン酸二石灰2水塩とリン酸マ
グネシウムをよく混合後、更に粉砕するのがよ
い。リン酸マグネシウムの添加量はリン酸二石灰
2水塩に対して1〜6重量%、好ましくは2〜4
重量%であり、1重量%以下では安定効果が得ら
れず、また6重量%以上添加してもそれ以上の効
果は期待できず、あまり過剰に加えるとリン酸二
石灰2水塩の研磨性、練り特性等の物性に悪影響
を与え好ましくない。 また粉砕形式としては播漬機のような磨砕式粉
砕機が適当で、ピン型ミルのような衝撃式粉砕機
で粉砕を行なうと、厚みのあるリン酸二石灰2水
塩を得ていても、これが勢開により厚みのない歯
磨用リン酸二石灰2水塩となり易く、結果的に、
最初から扁平晶ばかり製造したものと近いものと
なる。またボールミル、パイプロミル等のような
磨砕と衝撃を同時に行なうタイプでは、粉砕機の
内壁にリン酸二石灰2水塩が付着し粉砕効率が非
常に悪くなるため好ましくない。このように最適
な歯磨用リン酸二石灰2水塩を得るには、粉砕機
の形式の選択が非常に重要となる。 次に、本発明で用いるリン酸二石灰2水塩と新
規なリン酸マグネシウムの製造例、およびそれら
の生成物を組合せたものについて検討した実施例
を挙げる。 リン酸二石灰2水塩の製造 製造例 1 湿式リン酸より製造したリン酸水素アンモニウ
ムナトリウム(以下リン塩とする)を7%P2O5
になる様に温水で希釈したリン塩溶液と20%
CaCl2溶液をCa/pモル比1.10、反応温度30℃で
連続的に第1反応槽に添加し、同時に35%HCl溶
液を反応PHが2.7になる様に調節しながら加え、
さらに第2反応槽では20%Ca(OH)2スラリーで
PH4.3に調節し、連続的にリン酸一石灰2水塩の
スラリーを得る。そして、母液から分離、洗浄、
脱水して50℃で乾燥した。このものは厚みが平均
10〜15μm程度の厚い柱状〜板状晶がほとんど、
若干の1〜2μm程度の厚みの扁平晶が存在する
ものであつた。この柱(板)状晶、扁平晶の混合
比は8:2であつた。この顕微鏡写真を第1図に
示す。 製造例 2 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl2溶液をCa/p
モル比1.10、反応温度30℃で連続的に第1反応槽
に添加し、同時に35%HCl溶液で反応PHが2.7に
なる様に加え、さらに第2反応槽では20%NaOH
溶液でPH4.5に調節しながら連続的にリン酸二石
灰2水塩のスラリーを得る。以下、製造例1と同
様な操作を行なつた。ここで得られたものの同混
合比は8:2であつた。 製造例 3 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl2溶液をCa/p
モル比1.00、反応温度35℃で連続的に第1反応槽
に添加し、同時に35%HCl溶液で反応PHが3.3に
なる様に加え、さらに第2反応槽では20%酸二石
灰2水塩のスラリーを得る。以下、製造例1と同
様な操作を行なつた。この混合比は6:4であつ
た。 製造例 4(比較製造例) 14%P2O5リン塩溶液と14%CaCl溶液をCa/p
モル比1.10、反応温度30℃で反応槽に加え、同時
に35%HCl溶液で反応PHが2.7になる様に加え、
連続的にリン酸二石灰2水塩スラリーを得る。次
に母液を分離、洗浄、脱水して50℃で乾燥した、
このものは平均厚み10〜15μm程度の厚みを有す
る柱状〜板状晶のみであつた。この顕微鏡写真を
第2図に示す。 製造例 5(比較製造例) 製造例4と同様の操作で反応PHは4.5とした。
得られた結晶は平均厚み1〜2μm程度の扁平晶
のみであつた。この顕微鏡写真を第3図に示す。 安定剤リン酸マグネシウムの製造 製造例 6 10%リン酸二水素ナトリウム溶液に10%硫酸マ
グネシウム溶液をMg/Pモル比が1.5となるよう
に滴下し、このときPHが9以下にならないように
5Nの水酸化ナトリウムも同時に滴下した。な
お、反応温度35℃、反応時間は1時間とした。生
成した50〜150μの大きな結晶を、過、洗浄
後、40℃で乾燥した。このものは第4図3のX線
回折パターンを示し、リン酸マグネシウムの22水
塩であることを確認した。次に乾燥したリン酸マ
グネシウムの22水塩100gをバツトに薄く広げて
内熱式の乾燥機にて150℃で10分間脱水させた。
このものの脱水物の重量は62gであり、分析の結
果ほぼ8水塩の組成になつていた。また脱水物の
X線回折パターンは第4図1を示し、非晶質であ
ることを確認した。 製造例 7 5%リン酸水素二ナトリウム溶液に5%塩化マ
グネシウム溶液をMg/Pモル比1.5となるように
滴下し、このときPHが9以下にならないように
5Nの水酸化ナトリウムも同時に添加した。以
下、製造例6と同様な条件で反応、過、洗浄、
乾燥させた。このものはX線回折よりリン酸マグ
ネシウムの22水塩であつた。この22水塩100gを
バツトに薄く広げて内熱式の乾燥機にて100℃で
30分間脱水させた。このものの脱水物の重量は55
gであつた。分析の結果、ほぼ6水塩の組成にな
つていた。また、このものは製造例6と同様にX
線回折より非晶質であることを確認した。 製造例 8(製造比較例) 20%水酸化マグネシウムスラリーに20%リン酸
溶液をMg/Pモル比が1.5となるように加え、こ
のときPHが9以下にならないようにNの水酸化ナ
トリウム溶液を同時に添加した。なお反応温度50
℃、反応時間は5時間とした。このようにして得
た結晶は平均粒径1〜5μ程度の極傾めて微細な
もので、過に長時間を要した。この結晶を洗浄
後、80℃で乾燥した。この生成物のX線回折パタ
ーンは第4図2を示し、リン酸マグネシウム8水
塩結晶であることを確認した。 製造例 9(製造比較例) 製造例6と同様にして得たリン酸マグネシウム
22水塩100gをバツトに薄く広げて内熱式の乾燥
機にて80℃で40分間、脱水した。このものの脱水
物の重量は67gであり、その結合水量はほぼ10水
塩の組成であつた。このものはX線回折より非晶
質であることを確認した。 実施例および比較例 製造例1、2、3、4、5で製造したリン酸二
石灰2水塩と、製造例6、7、8、9で製造した
リン酸マグネシウム、または試薬ピロリン酸ソー
ダを一定量、添加、混合して擂漬機で粉砕、
350#パスしたものを試料とし、その物性試験お
よび安定性試験を行なつた結果を第1表に示す。 なお、物性試験は下記によつた。 (a) 平均粒径…空気透過法による。 (b) 嵩比重…細川鉄工所製パウダーテスタ匂ーを
用い、タツピング回数50回後の測定値。 (c) 分散性…試料と80%グリセリンのペーストを
作り、JISK−5101のグラインドメータを用い
測定。 (d) 練りの状態…試料と80%グリセリンを絞つた
時の状態。 (e) 吸油量…試料30gを80%グリセリンで練り、
一定の粘度になつた時のグリセリン量。 (f) 研磨力…試料を30%グリセリン溶液に懸濁さ
せ、懸濁液中で硬度一定の歯刷子を用いAl片
を一定時間研磨した際の減量。 安定試験は試料30gと80%グリセリン20gを練
つたものを試験管にとり、各温度で各時間静置し
た後の状態を観察し評価した。評価の表示記号は
次の通りである。 ◎ 試験前後での検体の粘度が全く変らないもの 〇 試験前と比較し、やや固化した状態で粘度上
昇がみられるもの △ 固化し流動性が殆んどない × 固く固化し流動性は全くない 【表】
第1,2,3図はリン酸二石灰2水塩の顕微鏡
写真で、第1図は本発明のもの、第2,3図は比
較例である。第4図は本発明および比較のための
リン酸マグネシウムのX線回折図であり、1が本
発明のものである。
写真で、第1図は本発明のもの、第2,3図は比
較例である。第4図は本発明および比較のための
リン酸マグネシウムのX線回折図であり、1が本
発明のものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)板状〜柱状晶のリン酸二石灰2水塩と、扁
平晶のリン酸二石灰2水塩との比率が5:5〜
9:1の混合物からなるリン酸二石灰2水塩と、
(B)その結合水量が8水塩以下の組成であり、且つ
非晶質であるリン酸マグネシウムを、上記リン酸
二石灰2水塩に対する上記リン酸マグネシウムが
1〜6重量%の範囲にて混合した後、粉砕するこ
とを特徴とする安定化された歯磨用リン酸二石灰
2水塩の製造方法。 2 アルカリ金属リン酸塩とカルシウムを反応温
度40℃以下にて、第1段でPHを2.5〜3.5にて反応
させ、第2段でPHを3.5〜5.0として得られる、板
状〜柱状晶および扁平晶の混合物からなるリン酸
二石灰2水塩を用いる、特許請求の範囲1記載の
安定化された歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10926481A JPS5815015A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 安定化された歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10926481A JPS5815015A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 安定化された歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815015A JPS5815015A (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6235963B2 true JPS6235963B2 (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=14505757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10926481A Granted JPS5815015A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 安定化された歯磨用リン酸二石灰2水塩の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815015A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174073U (ja) * | 1985-12-25 | 1987-11-05 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005063183A1 (ja) | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Kao Corporation | 口腔用組成物 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10926481A patent/JPS5815015A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174073U (ja) * | 1985-12-25 | 1987-11-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5815015A (ja) | 1983-01-28 |
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