JPS6238927B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238927B2 JPS6238927B2 JP58127178A JP12717883A JPS6238927B2 JP S6238927 B2 JPS6238927 B2 JP S6238927B2 JP 58127178 A JP58127178 A JP 58127178A JP 12717883 A JP12717883 A JP 12717883A JP S6238927 B2 JPS6238927 B2 JP S6238927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- oil
- power cable
- synthetic paper
- laminated synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は、電力ケーブル接続部、さらに詳細に
は、油入電力ケーブル接続部の改良に関するもの
である。
は、油入電力ケーブル接続部の改良に関するもの
である。
ここで、油入電力ケーブルの接続部構造を、第
1図にもとづいて説明する。第1図において、1
は油入電力ケーブルの絶縁体、2はケーブル絶縁
体1の外周に巻回された接続部補強絶縁体、3は
補強絶縁体2の外周に密着挿入された電界緩和用
のエポキシ絶縁体、4は碍管、5は含浸油、6は
アルミシース、7は銅管、8は鉛工を示してい
る。
1図にもとづいて説明する。第1図において、1
は油入電力ケーブルの絶縁体、2はケーブル絶縁
体1の外周に巻回された接続部補強絶縁体、3は
補強絶縁体2の外周に密着挿入された電界緩和用
のエポキシ絶縁体、4は碍管、5は含浸油、6は
アルミシース、7は銅管、8は鉛工を示してい
る。
以上の構成において、接続部補強絶縁体2とし
ては、ポリプロピレンなどのプラスチツクフイル
ムにセルローズ紙をラミネートした、いわゆるラ
ミネート合成紙が使用されているが、このラミネ
ート合成紙を補強絶縁体2に使用するにあたつて
は、従来、あらかじめ乾燥処理されているラミネ
ート合成紙をさらに真空脱気処理し、常温で油含
浸させるようにしている。しかして、上記ラミネ
ート合成紙に含浸させる油、たとえばアルキルベ
ンゼン油のごとき含浸油は、実際に使用する油に
よつて多少の差があるものの、プラスチツク材を
膨潤、溶解させる性質があり、特に、プラスチツ
ク材がポリプロピレンの場合の膨潤率は、10%を
越えることもある。したがつて、プラスチツクフ
イルムにセルローズ紙をラミネートして得られた
ラミネート合成紙、特に、ポリプロピレンフイル
ムにセルローズ紙をラミネートして得られたラミ
ネート合成紙を油入電力ケーブルの接続部補強絶
縁体2に使用すると、当該補強部材2の膨潤によ
り、その外周に密着挿入されているエポキシ絶縁
体3に無理な機械的応力が加わり、絶縁体3にク
ラツクを発生してケーブルの電気的特性が損われ
る懸念があつた。
ては、ポリプロピレンなどのプラスチツクフイル
ムにセルローズ紙をラミネートした、いわゆるラ
ミネート合成紙が使用されているが、このラミネ
ート合成紙を補強絶縁体2に使用するにあたつて
は、従来、あらかじめ乾燥処理されているラミネ
ート合成紙をさらに真空脱気処理し、常温で油含
浸させるようにしている。しかして、上記ラミネ
ート合成紙に含浸させる油、たとえばアルキルベ
ンゼン油のごとき含浸油は、実際に使用する油に
よつて多少の差があるものの、プラスチツク材を
膨潤、溶解させる性質があり、特に、プラスチツ
ク材がポリプロピレンの場合の膨潤率は、10%を
越えることもある。したがつて、プラスチツクフ
イルムにセルローズ紙をラミネートして得られた
ラミネート合成紙、特に、ポリプロピレンフイル
ムにセルローズ紙をラミネートして得られたラミ
ネート合成紙を油入電力ケーブルの接続部補強絶
縁体2に使用すると、当該補強部材2の膨潤によ
り、その外周に密着挿入されているエポキシ絶縁
体3に無理な機械的応力が加わり、絶縁体3にク
ラツクを発生してケーブルの電気的特性が損われ
る懸念があつた。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので
あつて、その目的とするところは、ケーブルの電
気的特性を損なうことなく、長期の使用に十分耐
えることのできる、経済性に優れた油入電力ケー
ブルの接続部構造を提供しようとするものであ
る。
あつて、その目的とするところは、ケーブルの電
気的特性を損なうことなく、長期の使用に十分耐
えることのできる、経済性に優れた油入電力ケー
ブルの接続部構造を提供しようとするものであ
る。
上記目的を達成するため、本発明の油入電力ケ
ーブルは、ケーブル絶縁体上に設けられかつ外周
にエポキシ絶縁体を密着して挿入させるための補
強絶縁体として、プラスチツクフイルムにセルロ
ーズ紙をラミネートして成形されかつ真空脱気注
油後に加熱処理してなるラミネート合成紙で構成
したことを特徴とする。
ーブルは、ケーブル絶縁体上に設けられかつ外周
にエポキシ絶縁体を密着して挿入させるための補
強絶縁体として、プラスチツクフイルムにセルロ
ーズ紙をラミネートして成形されかつ真空脱気注
油後に加熱処理してなるラミネート合成紙で構成
したことを特徴とする。
以下、本発明を、図面の一実施例に基づいて説
明すると、油入電力ケーブルの接続部構造を示す
第1図において、符号1〜8で示す各部の構成は
上記〔発明の背景と目的〕の項で述べたとおりで
あり、本発明においては、ケーブル絶縁体1の外
周に巻回されている接続部補強絶縁体2を、真空
脱気注油後に加熱処理(たとえば、100℃、10時
間)して成形されたラミネート合成紙で構成した
ことを要旨とするものである。
明すると、油入電力ケーブルの接続部構造を示す
第1図において、符号1〜8で示す各部の構成は
上記〔発明の背景と目的〕の項で述べたとおりで
あり、本発明においては、ケーブル絶縁体1の外
周に巻回されている接続部補強絶縁体2を、真空
脱気注油後に加熱処理(たとえば、100℃、10時
間)して成形されたラミネート合成紙で構成した
ことを要旨とするものである。
第2図は加熱温度をパラメータとしたポリプロ
ピレンラミネート合成紙の膨潤率―時間特性線図
である。ポリプロピレンフイルムにセルローズ紙
をラミネートして成形されたラミネート合成紙の
膨潤飽和時間は、常温で1〜2ケ月程度を要する
が、高温加熱時にあつては、第2図から明らかな
ように、10〜数十時間程度で足りる。
ピレンラミネート合成紙の膨潤率―時間特性線図
である。ポリプロピレンフイルムにセルローズ紙
をラミネートして成形されたラミネート合成紙の
膨潤飽和時間は、常温で1〜2ケ月程度を要する
が、高温加熱時にあつては、第2図から明らかな
ように、10〜数十時間程度で足りる。
すなわち、ラミネート合成紙を完全膨潤させる
処理条件、換言すると油含浸されたラミネート合
成紙の紙厚が変化しない状態にまで加熱処理する
条件としては、第2図からたとえば100℃の場
合、10時間程度で足り、80℃の場合でも、50時間
程度で足りることが判る。なお、上記のごとくし
て得られたラミネート合成紙は、一度加熱して膨
潤させると、その後、常温付近まで温度低下して
も、その膨潤量はほとんど変化せず、このこと
は、ポリプロピレンフイルム以外のプラスチツク
フイルムにセルローズ紙をラミネートして成形し
たラミネート合成紙の場合についても同様のこと
がいえる。
処理条件、換言すると油含浸されたラミネート合
成紙の紙厚が変化しない状態にまで加熱処理する
条件としては、第2図からたとえば100℃の場
合、10時間程度で足り、80℃の場合でも、50時間
程度で足りることが判る。なお、上記のごとくし
て得られたラミネート合成紙は、一度加熱して膨
潤させると、その後、常温付近まで温度低下して
も、その膨潤量はほとんど変化せず、このこと
は、ポリプロピレンフイルム以外のプラスチツク
フイルムにセルローズ紙をラミネートして成形し
たラミネート合成紙の場合についても同様のこと
がいえる。
したがつて、第2図を参照しつつ第1図に基づ
いて説明を加えた本発明によれば、油入電力ケー
ブル絶縁体1の外周に接続部補強絶縁体2を巻回
し、補強絶縁体2の外周に電界緩和用のエポキシ
絶縁体3を密着挿入した場合であつても、上記補
強絶縁体2を構成するラミネート合成紙は、真空
脱気注油後の加熱処理によつて既に膨潤飽和して
いるから、通電時、電力ケーブルの接続部内温度
がたとえ高温になつても、補強絶縁体2に膨潤は
生ぜず、エポキシ絶縁体3に無理な機械的応力が
加わつて当該絶縁体3にクラツクが発生し、電気
的特性を損なうといつた懸念は全くなくなる。
いて説明を加えた本発明によれば、油入電力ケー
ブル絶縁体1の外周に接続部補強絶縁体2を巻回
し、補強絶縁体2の外周に電界緩和用のエポキシ
絶縁体3を密着挿入した場合であつても、上記補
強絶縁体2を構成するラミネート合成紙は、真空
脱気注油後の加熱処理によつて既に膨潤飽和して
いるから、通電時、電力ケーブルの接続部内温度
がたとえ高温になつても、補強絶縁体2に膨潤は
生ぜず、エポキシ絶縁体3に無理な機械的応力が
加わつて当該絶縁体3にクラツクが発生し、電気
的特性を損なうといつた懸念は全くなくなる。
以上詳述したように、本発明によれば、ケーブ
ルの電気的特性を損なうことなく、長期の使用に
十分耐えることのできる、経済性に優れた油入電
力ケーブルの接続部構造を得ることができ、これ
を実施して得られる工業上の効果は非常に大なる
ものがある。
ルの電気的特性を損なうことなく、長期の使用に
十分耐えることのできる、経済性に優れた油入電
力ケーブルの接続部構造を得ることができ、これ
を実施して得られる工業上の効果は非常に大なる
ものがある。
第1図は本発明の一実施例を示す電力ケーブル
接続部の縦断面図、第2図は本発明で使用される
ポリプロピレンラミネート合成紙の膨潤率―時間
特性線図である。 1;油入電力ケーブル絶縁体、2;接続部補強
絶縁体、3;エポキシ絶縁体、4;碍管、5;含
浸油、6;アルミシース、7;銅管、8;鉛工。
接続部の縦断面図、第2図は本発明で使用される
ポリプロピレンラミネート合成紙の膨潤率―時間
特性線図である。 1;油入電力ケーブル絶縁体、2;接続部補強
絶縁体、3;エポキシ絶縁体、4;碍管、5;含
浸油、6;アルミシース、7;銅管、8;鉛工。
Claims (1)
- 1 油入電力ケーブルのケーブル絶縁体上に設け
られかつ外周にエポキシ絶縁体を密着して挿入さ
せるための補強絶縁体として、プラスチツクフイ
ルムにセルローズ紙をラミネートして成形されか
つ真空脱気注油後に加熱処理してなるラミネート
合成紙で構成したことを特徴とする電力ケーブル
接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58127178A JPS6020719A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 電力ケ−ブル接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58127178A JPS6020719A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 電力ケ−ブル接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6020719A JPS6020719A (ja) | 1985-02-02 |
| JPS6238927B2 true JPS6238927B2 (ja) | 1987-08-20 |
Family
ID=14953598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58127178A Granted JPS6020719A (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | 電力ケ−ブル接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020719A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0738160Y2 (ja) * | 1991-06-18 | 1995-08-30 | 東洋製罐株式会社 | 位置決めならびに締めすぎ防止機構を備えたヒンジキ ャップ付扁平容器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5730205A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-18 | Fujikura Ltd | Sheet-shaped electric insulator |
| JPS6032419B2 (ja) * | 1981-05-28 | 1985-07-27 | 住友電気工業株式会社 | Ofケ−ブルの接続部組立て方法 |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP58127178A patent/JPS6020719A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6020719A (ja) | 1985-02-02 |
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