JPS6244823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244823Y2 JPS6244823Y2 JP1982071052U JP7105282U JPS6244823Y2 JP S6244823 Y2 JPS6244823 Y2 JP S6244823Y2 JP 1982071052 U JP1982071052 U JP 1982071052U JP 7105282 U JP7105282 U JP 7105282U JP S6244823 Y2 JPS6244823 Y2 JP S6244823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pistons
- hydraulic
- transmission system
- wheels
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は後車輪とともに前車輪を確実円滑に駆
動できながらも旋回時の小回り性能を向上したこ
とを主目的とする4輪駆動トラクタに関する。
動できながらも旋回時の小回り性能を向上したこ
とを主目的とする4輪駆動トラクタに関する。
左右一対の後車輪と同調乃至同期して左右一対
の前車輪を駆動する4輪駆動トラクタが提案さ
れ、又、実用に供されている。
の前車輪を駆動する4輪駆動トラクタが提案さ
れ、又、実用に供されている。
従来の4輪駆動トラクタでは後車輪に比べて前
車輪の回転は遅くなつており、後車輪の一方を制
動して所謂1点旋回を実施する場合、前車輪が可
成り大きな抵抗となり、旋回半径が大きく小回り
性能に欠け、又、大きな駆動トルクを要して所謂
エンストをときに生じる不具合があつた。
車輪の回転は遅くなつており、後車輪の一方を制
動して所謂1点旋回を実施する場合、前車輪が可
成り大きな抵抗となり、旋回半径が大きく小回り
性能に欠け、又、大きな駆動トルクを要して所謂
エンストをときに生じる不具合があつた。
そこで本考案は後車輪をマスターシリンダによ
る油圧ブレーキで制動するトラクタにおいて、該
油圧ブレーキの一方を制動したとき、前車輪を後
車輪よりも早く回転することにより、従来の問題
点を解消したものであつて、従つて、本考案では
左右一対の後車輪を油圧発生手段による送液油路
の油圧を介してそれぞれ制動する油圧ブレーキが
備えられ、後車輪伝動系に設けた前輪動力取出機
構を介して操向輪とされる左右一対の前車輪を駆
動するトラクタにおいて、前輪動力取出機構には
前車輪を後車輪より高速回転する伝動系とこれよ
り低速に回転する伝動系が設けられ、更に両伝動
系に選択的に切換える切換部材を備え、前記両送
液油路間にわたつて油圧分流機構が設けられ、油
圧分流機構は軸心方向両端が互いに異なる送液油
路に夫々連通されたシリンダチユーブと、該チユ
ーブ内に軸心方向摺動自在に嵌合された一対のピ
ストンと、両ピストンを互いに離反する方向に弾
発付勢すべく、両ピストン間に介在されたバネと
を備え、両ピストンによつて夫々開閉自在に閉鎖
され、かついずれか一方のピストンが単独でバネ
の弾発力に抗して摺動された際には摺動側ピスト
ンの送液油路と連通すると共に、両ピストンが同
時にバネの弾発力に抗して摺動された際には夫々
閉鎖状態が保持されるポートがシリンダチユーブ
に形成され、油圧発生手段の制動方向操作に連動
して油圧分流機構の対応するポートから送液され
た油圧によつて切換部材を高速伝動系に操作する
操作具を備えてなることを特徴とする。
る油圧ブレーキで制動するトラクタにおいて、該
油圧ブレーキの一方を制動したとき、前車輪を後
車輪よりも早く回転することにより、従来の問題
点を解消したものであつて、従つて、本考案では
左右一対の後車輪を油圧発生手段による送液油路
の油圧を介してそれぞれ制動する油圧ブレーキが
備えられ、後車輪伝動系に設けた前輪動力取出機
構を介して操向輪とされる左右一対の前車輪を駆
動するトラクタにおいて、前輪動力取出機構には
前車輪を後車輪より高速回転する伝動系とこれよ
り低速に回転する伝動系が設けられ、更に両伝動
系に選択的に切換える切換部材を備え、前記両送
液油路間にわたつて油圧分流機構が設けられ、油
圧分流機構は軸心方向両端が互いに異なる送液油
路に夫々連通されたシリンダチユーブと、該チユ
ーブ内に軸心方向摺動自在に嵌合された一対のピ
ストンと、両ピストンを互いに離反する方向に弾
発付勢すべく、両ピストン間に介在されたバネと
を備え、両ピストンによつて夫々開閉自在に閉鎖
され、かついずれか一方のピストンが単独でバネ
の弾発力に抗して摺動された際には摺動側ピスト
ンの送液油路と連通すると共に、両ピストンが同
時にバネの弾発力に抗して摺動された際には夫々
閉鎖状態が保持されるポートがシリンダチユーブ
に形成され、油圧発生手段の制動方向操作に連動
して油圧分流機構の対応するポートから送液され
た油圧によつて切換部材を高速伝動系に操作する
操作具を備えてなることを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第1図はトラクタ1を前面視で示しており、2
A,2Bは左右一対の前車輪で、機体3にセンタ
ーピン4で懸架された前車軸5の両端部に減速機
構6A,6Bを介して駆動可能に設けてある。な
お、前車輪はハンドル7によりキングピン回りに
操向可能とされている。
A,2Bは左右一対の前車輪で、機体3にセンタ
ーピン4で懸架された前車軸5の両端部に減速機
構6A,6Bを介して駆動可能に設けてある。な
お、前車輪はハンドル7によりキングピン回りに
操向可能とされている。
8A,8Bは左右一対の後車輪であり、第2図
に示すデフ装置9及び図示しない終減速機構を介
して駆動される。
に示すデフ装置9及び図示しない終減速機構を介
して駆動される。
第2図を参照すると、トラクタ車体10の中に
は本例ではギヤミツシヨンで示す後車輪伝動系1
1が設けられるとともに、PTO伝動系12が設
けられこれらは図外エンジン動力をクラツチの嵌
脱を介して伝動されるもので、後車輪伝動系11
はデフ駆動ピニオン軸13を含み、デフ装置9に
連動している。
は本例ではギヤミツシヨンで示す後車輪伝動系1
1が設けられるとともに、PTO伝動系12が設
けられこれらは図外エンジン動力をクラツチの嵌
脱を介して伝動されるもので、後車輪伝動系11
はデフ駆動ピニオン軸13を含み、デフ装置9に
連動している。
デフ装置9はクラウンギヤ14、デフピニオン
15、デフサイドギヤ16等を含み、デフサイド
ギヤ16の一方には第3図で示す如くデフロツク
機構17が設けてある。又、左右一対のデフ出力
軸18A,18Bには第3図で示す如く油圧ブレ
ーキ19A,19Bが設けられており、該ブレー
キ19A,19Bは油圧発生手段一例としてのマ
スターシリンダ20A,20Bによる送液油路2
1A,21Bの油圧を介してそれぞれ制動可能で
あり、本例ではマスターシリンダはペダル22
A,22Bで操作可能とされている。
15、デフサイドギヤ16等を含み、デフサイド
ギヤ16の一方には第3図で示す如くデフロツク
機構17が設けてある。又、左右一対のデフ出力
軸18A,18Bには第3図で示す如く油圧ブレ
ーキ19A,19Bが設けられており、該ブレー
キ19A,19Bは油圧発生手段一例としてのマ
スターシリンダ20A,20Bによる送液油路2
1A,21Bの油圧を介してそれぞれ制動可能で
あり、本例ではマスターシリンダはペダル22
A,22Bで操作可能とされている。
なお、ペダル22A,22Bは第1図で示す如
くトラクタ1の右側に並設されている。
くトラクタ1の右側に並設されている。
その他、第3図において、23はオイルタン
ク、24はイコライザを示している。
ク、24はイコライザを示している。
また、第2図において、25は前輪動力取出機
構であり、本例ではデフ駆動ピニオン軸13に駆
動ギヤ26,27の大小を軸方向間隔おいて回転
自在に套嵌せしめ、該ギヤ26,27をシフター
で示す切換部材28により切換自在としている。
構であり、本例ではデフ駆動ピニオン軸13に駆
動ギヤ26,27の大小を軸方向間隔おいて回転
自在に套嵌せしめ、該ギヤ26,27をシフター
で示す切換部材28により切換自在としている。
更に、ピニオン軸13の下方に平行として伝動
軸29が軸架され、該伝動軸29上に前記駆動ギ
ヤ26,27にそれぞれ咬合された連動ギヤ3
0,31が設けられ、駆動ギヤ26と連動ギヤ3
0が後車輪に対して前車輪を例えば3倍程度高速
に回転する伝動系32を構成し、駆動ギヤ27と
連動ギヤ31がこれよりも低速(後車輪と同じか
これよりも低速の場合もある)の伝動系33を構
成している。
軸29が軸架され、該伝動軸29上に前記駆動ギ
ヤ26,27にそれぞれ咬合された連動ギヤ3
0,31が設けられ、駆動ギヤ26と連動ギヤ3
0が後車輪に対して前車輪を例えば3倍程度高速
に回転する伝動系32を構成し、駆動ギヤ27と
連動ギヤ31がこれよりも低速(後車輪と同じか
これよりも低速の場合もある)の伝動系33を構
成している。
34は前輪推進軸装置であり、ギヤ伝動機構3
5等を介して伝動軸29に連動され、第1図に示
した前車軸5に内蔵したデフ装置に連動されてい
る。
5等を介して伝動軸29に連動され、第1図に示
した前車軸5に内蔵したデフ装置に連動されてい
る。
第3図において、36は油圧分流機構であり、
送液油路21A,21Bにそれぞれ連通されてお
り、該油圧分流機構36を介してマスターシリン
ダ20A,20Bのいずれか一方を操作して油圧
ブレーキ19A,19Bを制動したとき、前輪動
力取出機構25の切換部材28を高速側の伝動系
32に切換えるべく操作具37を連動するように
設けるとともに、本例ではデフロツク機構17を
アンロツク方向に操作連動すべく操作具38を設
けている。
送液油路21A,21Bにそれぞれ連通されてお
り、該油圧分流機構36を介してマスターシリン
ダ20A,20Bのいずれか一方を操作して油圧
ブレーキ19A,19Bを制動したとき、前輪動
力取出機構25の切換部材28を高速側の伝動系
32に切換えるべく操作具37を連動するように
設けるとともに、本例ではデフロツク機構17を
アンロツク方向に操作連動すべく操作具38を設
けている。
第4図、第5図を参照すると、油圧分流機構3
6は互いに異なる送液油路21A,21Bに夫々
連通した油路39A,39Bを軸心方向両端側に
有するシリンダチユーブ40と、該チユーブ40
に軸心方向に摺動自在に嵌合された一対のピスト
ン41A,41Bと、該ピストン41A,41B
を互いに離反する方向に弾発付勢すべく、両ピス
トン41A,41B間に介在されたバネ42等を
備え、シリンダチユーブ40の両端部には両ピス
トン41A,41Bによつて開閉自在に閉鎖され
るポート43A,43Bが形成されており、各ポ
ート43A,43Bはいずれか一方のピストン4
1A,41Bが単独でバネ42の弾発力に抗して
軸心方向に摺動された際には作動側ピストン41
A,41Bの送液油路21A,21Bと連通さ
れ、両ピストン41A,41Bが同時にバネ42
の弾発力に抗して軸心方向に摺動された際には
夫々閉鎖状態が保持されるよう構成されている。
また各ポート43A,43Bは互いに合流され操
作具37用のシリンダ装置44及び操作具38用
のシリンダ装置45に接続する油路46が連通さ
れている。
6は互いに異なる送液油路21A,21Bに夫々
連通した油路39A,39Bを軸心方向両端側に
有するシリンダチユーブ40と、該チユーブ40
に軸心方向に摺動自在に嵌合された一対のピスト
ン41A,41Bと、該ピストン41A,41B
を互いに離反する方向に弾発付勢すべく、両ピス
トン41A,41B間に介在されたバネ42等を
備え、シリンダチユーブ40の両端部には両ピス
トン41A,41Bによつて開閉自在に閉鎖され
るポート43A,43Bが形成されており、各ポ
ート43A,43Bはいずれか一方のピストン4
1A,41Bが単独でバネ42の弾発力に抗して
軸心方向に摺動された際には作動側ピストン41
A,41Bの送液油路21A,21Bと連通さ
れ、両ピストン41A,41Bが同時にバネ42
の弾発力に抗して軸心方向に摺動された際には
夫々閉鎖状態が保持されるよう構成されている。
また各ポート43A,43Bは互いに合流され操
作具37用のシリンダ装置44及び操作具38用
のシリンダ装置45に接続する油路46が連通さ
れている。
シリンダ装置44はチユーブ44Aと、これに
嵌合するピストンロツド44B、該ロツド44B
に固定された操作具37となるシフトフオーク4
4C等からなり、該フオーク44Cが切換部材2
8に係合している。なお、チユーブ44Aは車体
内外のいずれかに固定されており、フオーク44
Cはバネ44Dによつて切換部材28を低速伝動
系33に付勢している。
嵌合するピストンロツド44B、該ロツド44B
に固定された操作具37となるシフトフオーク4
4C等からなり、該フオーク44Cが切換部材2
8に係合している。なお、チユーブ44Aは車体
内外のいずれかに固定されており、フオーク44
Cはバネ44Dによつて切換部材28を低速伝動
系33に付勢している。
又、シリンダ装置45は固定のチユーブ45A
にピストン45F及び戻しバネ45Bを介してピ
ストンロツド45Cが嵌合され、該ロツド45C
に固設した操作具38となるシフトフオーク45
Dがデフロツクシフタ45Eに係合されており、
油路45Gを介して分流機構36に連通されてい
る。
にピストン45F及び戻しバネ45Bを介してピ
ストンロツド45Cが嵌合され、該ロツド45C
に固設した操作具38となるシフトフオーク45
Dがデフロツクシフタ45Eに係合されており、
油路45Gを介して分流機構36に連通されてい
る。
なお、シフタ45Eのデフロツクピン45Hは
サイドギヤに形成した凹部45Iにバネ45Bそ
の他により係合方向に付勢されている。
サイドギヤに形成した凹部45Iにバネ45Bそ
の他により係合方向に付勢されている。
次に、作用を説明する。
第1図乃至第3図は前車輪2A,2B、後車輪
8A,8Bをいずれも駆動している状態である
が、このときは後車輪8A,8Bはデフ装置9に
よりデフロツク状態の下で駆動されているととも
に、前車輪2A,2Bは動力取出機構25、推進
軸装置34等を介して後車輪8A,8Bと同期乃
至同調して連動されている。
8A,8Bをいずれも駆動している状態である
が、このときは後車輪8A,8Bはデフ装置9に
よりデフロツク状態の下で駆動されているととも
に、前車輪2A,2Bは動力取出機構25、推進
軸装置34等を介して後車輪8A,8Bと同期乃
至同調して連動されている。
この前車輪2A,2Bの連動はバネ44Dによ
り操作具37としてのフオーク44Cが付勢され
切換部材28が低速側の伝動系33に切換えられ
て連動されている。
り操作具37としてのフオーク44Cが付勢され
切換部材28が低速側の伝動系33に切換えられ
て連動されている。
斯る状態のときはマスターシリンダ20A,2
0Bは非作動状態にあるから、分流機構36は第
4図1で示す如く各ピストン41A,41Bがバ
ネ42の弾発で各ポート43A,43Bを閉じて
いる。
0Bは非作動状態にあるから、分流機構36は第
4図1で示す如く各ピストン41A,41Bがバ
ネ42の弾発で各ポート43A,43Bを閉じて
いる。
そこで、トラクタ1を旋回するにはペダル22
A,22Bのいずれか一方、即ち、旋回する方向
側のペダルを踏込んでマスターシリンダ20A,
20Bの一方(旋回側)を作動すれば、これと対
応する側の油圧ブレーキ19A,19Bの一方が
働き、デフ出力軸18A,18Bの一方が制動さ
れ、ここに後車輪8A,8Bの一方を中心に旋回
可能とされる。
A,22Bのいずれか一方、即ち、旋回する方向
側のペダルを踏込んでマスターシリンダ20A,
20Bの一方(旋回側)を作動すれば、これと対
応する側の油圧ブレーキ19A,19Bの一方が
働き、デフ出力軸18A,18Bの一方が制動さ
れ、ここに後車輪8A,8Bの一方を中心に旋回
可能とされる。
そして、マスターシリンダ20A,20Bの作
動で送液油路21A,21Bの一方に連通の油圧
分流(分配)機構36の一方のピストン41Bが
第4図2で示す如くバネ42に抗して油圧で摺動
し、ポート43A,43Bの一方を開放すると油
圧はシリンダ装置44,45に送液され、それぞ
れのバネ44D,45Bに抗して、シフトフオー
ク44C,45D等から構成される操作具37,
38を介してそれぞれ切換部材28とデフロツク
シフタ45Eが作動され、切換部材28で動力取
出機構25は高速伝動系32に切換えられて前車
輪2A,2Bを後車輪8A,8Bより早く回転す
るのであり、又、デフロツク機構17がアンロツ
クされるのである。従つて、ここに、ハンドル7
の操作に伴い前車輪2A,2Bが後車輪8A,8
Bの一方を支点にすばやく旋回されるとともに、
デフロツク解除によつてこれが増長されるととも
に軸、ギヤ等の破損を防止することになる。
動で送液油路21A,21Bの一方に連通の油圧
分流(分配)機構36の一方のピストン41Bが
第4図2で示す如くバネ42に抗して油圧で摺動
し、ポート43A,43Bの一方を開放すると油
圧はシリンダ装置44,45に送液され、それぞ
れのバネ44D,45Bに抗して、シフトフオー
ク44C,45D等から構成される操作具37,
38を介してそれぞれ切換部材28とデフロツク
シフタ45Eが作動され、切換部材28で動力取
出機構25は高速伝動系32に切換えられて前車
輪2A,2Bを後車輪8A,8Bより早く回転す
るのであり、又、デフロツク機構17がアンロツ
クされるのである。従つて、ここに、ハンドル7
の操作に伴い前車輪2A,2Bが後車輪8A,8
Bの一方を支点にすばやく旋回されるとともに、
デフロツク解除によつてこれが増長されるととも
に軸、ギヤ等の破損を防止することになる。
なお、所定の旋回が完了すると油圧ブレーキ1
9A,19Bの作動を解くのであるが、これはペ
ダル22A,22Bをゆつくりと戻す(踏力解
除)ことにより、分流機構36以降の油路に油圧
が封じ込められるのを防止できる。
9A,19Bの作動を解くのであるが、これはペ
ダル22A,22Bをゆつくりと戻す(踏力解
除)ことにより、分流機構36以降の油路に油圧
が封じ込められるのを防止できる。
また、一般路上走行のときは油圧ブレーキ19
A,19Bを同時に働かせるが、これはペダル2
2A,22Bを互いに連結することによりなさ
れ、このときには第4図3で示す如く両方のピス
トン41A,41Bに油圧が作用し合うのでとも
にポート43A,43Bを開放することはない。
A,19Bを同時に働かせるが、これはペダル2
2A,22Bを互いに連結することによりなさ
れ、このときには第4図3で示す如く両方のピス
トン41A,41Bに油圧が作用し合うのでとも
にポート43A,43Bを開放することはない。
本考案は、前輪動力取出機構に高低伝動系を設
け、一方の油圧ブレーキを働かせたときにこれと
連動して前輪動力取出機構を高速伝動系に切換え
るようにしているので、旋回にさいして後車輪よ
りも前車輪が高速となり、ここに小回り性能を向
上できるし、前車輪が後車輪に対して制動方向に
は働らかず逆に後車輪を強制的に引込むように動
くので増々小回り性能が向上するとともに、大き
なトルクも必要としないのでエンジンに過大負荷
が作用することもない。また油圧分流機構によつ
て油圧ブレーキ機構の油圧を有効利用して高速伝
動系に切換える方式であり、部品の追加も少なく
てよく、通常の油圧ブレーキ機構の構造を有効利
用できる。さらに油圧分流機構はシリンダチユー
ブと、一対のピストンと、両ピストン間に介在さ
れたバネと、操作具側に連通するポートからなる
簡単な構造であり、しかも単一でよく、安価に提
供できる。
け、一方の油圧ブレーキを働かせたときにこれと
連動して前輪動力取出機構を高速伝動系に切換え
るようにしているので、旋回にさいして後車輪よ
りも前車輪が高速となり、ここに小回り性能を向
上できるし、前車輪が後車輪に対して制動方向に
は働らかず逆に後車輪を強制的に引込むように動
くので増々小回り性能が向上するとともに、大き
なトルクも必要としないのでエンジンに過大負荷
が作用することもない。また油圧分流機構によつ
て油圧ブレーキ機構の油圧を有効利用して高速伝
動系に切換える方式であり、部品の追加も少なく
てよく、通常の油圧ブレーキ機構の構造を有効利
用できる。さらに油圧分流機構はシリンダチユー
ブと、一対のピストンと、両ピストン間に介在さ
れたバネと、操作具側に連通するポートからなる
簡単な構造であり、しかも単一でよく、安価に提
供できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はトラク
タの正面図、第2図は伝動機構を示す断面図、第
3図は本考案要部の概略構成図、第4図1,2,
3は油圧分流機構の作動を併せて示す断面図、第
5図は切換操作具の作動説明図、第6図1,2は
デフロツク操作具の作動説明図である。 1……トラクタ、2A,2B……前車輪、8
A,8B……後車輪、11……後車輪伝動系、1
9A,19B……油圧ブレーキ、20A,20B
……油圧発生手段、21A,21B……送液油
路、25……前輪動力取出機構、28……切換部
材、32……高速伝動系、33……低速伝動系、
37……操作具。
タの正面図、第2図は伝動機構を示す断面図、第
3図は本考案要部の概略構成図、第4図1,2,
3は油圧分流機構の作動を併せて示す断面図、第
5図は切換操作具の作動説明図、第6図1,2は
デフロツク操作具の作動説明図である。 1……トラクタ、2A,2B……前車輪、8
A,8B……後車輪、11……後車輪伝動系、1
9A,19B……油圧ブレーキ、20A,20B
……油圧発生手段、21A,21B……送液油
路、25……前輪動力取出機構、28……切換部
材、32……高速伝動系、33……低速伝動系、
37……操作具。
Claims (1)
- 左右一対の後車輪8A,8Bを油圧発生手段2
0A,20Bによる送液油路21A,21Bの油
圧を介してそれぞれ制動する油圧ブレーキ19
A,19Bが備えられ、後車輪伝動系11に設け
た前輪動力取出機構25を介して操向輪とされる
左右一対の前車輪2A,2Bを駆動するトラクタ
1において、前輪動力取出機構25には前車輪2
A,2Bを後車輪8A,8Bより高速回転する伝
動系32とこれより低速に回転する伝動系33が
設けられ、更に両伝動系32,33に選択的に切
換える切換部材28を備え、前記両送液油路21
A,21B間にわたつて油圧分流機構36が設け
られ、油圧分流機構36は軸心方向両端が互いに
異なる送液油路21A,21Bに夫々連通された
シリンダチユーブ40と、該チユーブ40内に軸
心方向摺動自在に嵌合された一対のピストン41
A,41Bと、両ピストン41A,41Bを互い
に離反する方向に弾発付勢すべく、両ピストン4
1A,41B間に介在されたバネ42とを備え、
両ピストン41A,41Bによつて夫々開閉自在
に閉鎖され、かついずれか一方のピストン41
A,41Bが単独でバネ42の弾発力に抗して摺
動された際には摺動側ピストン41A,41Bの
送液油路21A,21Bと連通すると共に、両ピ
ストン41A,41Bが同時にバネ42の弾発力
に抗して摺動された際には夫々閉鎖状態が保持さ
れるポート43A,43Bがシリンダチユーブ4
0に形成され、油圧発生手段20A,20Bの制
動方向操作に連動して油圧分流機構36の対応す
るポート43A,43Bから送液された油圧によ
つて切換部材28を高速伝動系32に操作する操
作具37を備えてなることを特徴とする4輪駆動
トラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105282U JPS58171724U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 4輪駆動トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105282U JPS58171724U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 4輪駆動トラクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58171724U JPS58171724U (ja) | 1983-11-16 |
| JPS6244823Y2 true JPS6244823Y2 (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=30080684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7105282U Granted JPS58171724U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 4輪駆動トラクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58171724U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62143723A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-27 | Kubota Ltd | 農用トラクタの前輪変速操作構造 |
| JP2562555B2 (ja) * | 1993-04-16 | 1996-12-11 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347631A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-28 | Iseki & Co Ltd | Construction for front wheel driving section of power-driven agricultural machinery |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP7105282U patent/JPS58171724U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58171724U (ja) | 1983-11-16 |
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