JPS62501848A - ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体 - Google Patents
ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体本発明は線状ポリシロキサン−
ポリラクトンブロック共重合体に関する。ラクトンを線状ヒドロキシまたはアミ
ノ末端ポリシロキサンオリゴマーと触媒の存在下に反応させる。
発明の背景
米国特許第3,778.458号には界面活性剤として、および(または)発泡
海綿状ポリウレタン物質の製造におけるあわ安定剤として有用なラクトン−シリ
コーンブロック共重合体が開示されている。それに記載された共重合体は非線状
グラフト構造であると思われ、それは明らかに熱可塑性または線状ブロック共重
合体の製造に容易に変更できない、該特許に教示されたあわ安定剤の目的はフオ
ーム組成物の形成中にあわの生成を援助し、フオーム生成物が自立性になる十分
なゲル強度を生ずるまであわの崩壊を防ぐことである。
米国特許第3,372,356号には、ナイロンに低い摩擦係数を与え、またガ
ラスに対するナイロンの改良された結合特性を与えるナイロン製品に対する添加
剤として有用であると主張された有機シロキサンポリアミドブロック共重合体が
開示されている。
フランス特許第2,168,221号には、外見上イソシアナート末端ポリカプ
ロラクトンとシロキサンとの反応によるポリカプロラクトン−ポリシロキサンブ
ロックの生成が明示されている。しかし該フランス特許に記載された化学は記載
の生成物を生ずるとは思われない。
上記特許に開示された添加剤のいずれにも混合物中に使用されたときに種々の他
の重合体(基型合体)の表面特性の改質に有用であることは開示されていない。
さらに、これらの特許に開示された添加剤のいずれも系の表面特性の改質に有用
な線状重合体系中へ永久混合できない、従って、基型合体が特定の目的に対する
公知かつ望ましい物理的および本体特性を有するが、しかし1つまたはより多く
の理由のために他の用途に実際的でないかまたは役立たなくする表面特性を有す
る基型合体との配合に使用できる添加剤を見出すことが必要である0例えば、補
綴装置、カテーテル、または人体に移植できる他の品目に対して有用にする物理
的およびバルク特性を存する多くの重合体が存在する。しかし多くの重合体の表
面特性は絶えず血液と接触するときのように生物環境中で長時間適合性ではない
。この問題の他の例はレクリエーションまたは工業用衣服用の防水合成布の分野
である。多くの合成重合体は疎水性であり、従ってコーティングは水を捲くけれ
ども、他の布の上にワンピースの布の滑らかな滑りを与える十分な抗障害特性を
存することもまた布に対して望ましい。殊に多くの重合体が比較的低度で他の構
造材料に匹敵するがしかしその表面特性のために重合体を適用できなくしている
事実を考慮すると個々の重合体のバルクおよび物理的特性が重合体を一定用途に
対して望ましくできる多くの他の例がある。
従って本発明の目的は他の重合体(基型合体)を改質する添加剤として使用して
その混合物を種々の用途に有用にできる新規種類の線状ボリシロキサンーボリラ
クトンブロック共重合体を提供することである。
他の目的は基型合体を製造する重合中に現場で基重合体中へ化学的に組込むプレ
ポリマーとして有用である新規な線状ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共
重合体を提供することである。
本発明はボリウレクン類、ポリ尿素類、ポリ塩化ビニル、ポリポリエステル−ポ
リエーテル共重合体類、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン(ABS)お
よびスチレン−アクリロニトリル(SAN)樹脂類、ポリカーボネート類、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体類、ポリメチルメタクリレート類、ポリオレフィ
ン類並びに多くの他の高分子材料と混合したときに表面改質添加剤として有用で
ある線状ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体を記載する。本発明の
線状ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体は例えばジイソシアナート
ffおよび他の普通に使用されるポリエーテルまたはポリエステル軟質セグメン
ト並びにジオール類またはジアミン類とさらに反応させセグメント化熱可塑性ポ
リウレタン(尿素)類を製造することもできる。
本発明によるブロック共重合体はまた、酸無水物で硬化するエポキシ樹脂中へ線
状ブロック共重合体と酸無水物との予備反応を経て反応させることができる。こ
れらは表面改質添加剤として、エポキシ樹脂中の水の吸収を低下させるのに有用
である。さらに本発明による共重合体はε−カブラクタムから誘導したポリアミ
ド類中へ、線状ブロック共重合体とジイソシアナートとの予備反応を経て反応さ
せ、有用な表面改質添加剤を与えることができる。
さらに、本発明による共重合体はポリエチレンテレフタレートに対する添加剤と
して結晶化速度を増進させるのに有用である。
説明の概要
本発明は多種の重合体との混和性混合物を生ずるのに有用な新規種類のポリシロ
キサン−ポリラクトン共重合体を提供する。この種の共重合体はまた予め形成し
たオリゴマーを熱可塑性または熱硬化性ブロック共重合体に形成する後反応に前
駆物質として有用である。他の用途には成核剤、金型から成形生成物を剥離する
靭性の改良のためにエポキシ樹脂の表面を改質するエポキシ網目構造改質側とし
ての用途が含まれる。
本発明の線状ポリシロキサン−ポリラクトンブロック共重合体は次の一般式(1
)を有する:
〔式中、nは1〜約200の整数であり; R+ 、Rz 、RsおよびR1は
独立に1〜6個の炭素原子の線状または枝分れのアルキル、アルケニル、ハロア
ルキル、またはハロアルケニル;5〜7個の炭素原子のアリール;6〜8個の炭
素原子のアラルキルであり、
AおよびA′は独立に
(式中、pは0〜6の整数であり;mは1〜約250の整数であり;R6は水素
あるいは1〜6個の炭素原子の線状または枝分れアルキルである)
R,rは、
17 ?−〇 、 R、N Rs −1ORt−1NRe Rt ;
Rt 、Rw 、R++は独立に、
−(−CH2÷「 (式中、qは1〜20の整数である)、(式中、r、tおよ
びWは独立に1〜6の整数であり、Vは1〜約100の整数である)
であり、
R1およびR1゜は独立に水素または1〜6個の炭素原子のアルキルである〕
発明の詳細な説明
前記式Iを有する線状ブロック共重合体が多種の重合体、殊に多種の商業的およ
び工業的に重要な重合体と予想外に混和性であることが見出された。本発明によ
る線状ブロック共重合体は層重合体と混和したときに層重合体のバルクおよび物
理的性質を有意に改変しないが、しかし層重合体に望ましくかつ制御可能な表面
特性を与える。
本発明による線状共重合体はブロック共重合体として特徴づけられる。ブロック
という語により共重合体中の約10〜200回程度繰返す少くとも1つの繰返し
単量体単位が存在することを意味する。殊に、これは前記式中のn、mまたはV
がブロックを規定する十分な大きさでなければならないことを意味する。
上記の式について説明すると、R,、R2、R3およびR1は独立に、1〜6個
の炭素原子の線状または枝分れのアルキル、アルケニル、ハロアルキルまたはハ
ロアルケニル、5〜7個の炭素原子のアリール、あるいは6〜8個の炭素原子の
アラルキルである。アルキル基の適例はメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチルなどである。アルケニル基の適例はエチニル、1−プロブ−2−エニ
ルなどである。ノ)ロアルキルおよびノ\ロアルケニル基に対するハロ基は好ま
しくはフルオロである。ハロアルキル基の例はトリフルオロメチル、1.1,2
.2−テトラフルオロエチルなどである。典型的なノ\ロアルケニル基は1,2
−ジフルオロプロブ−1−エニルなどである。アリール基の例はフェニルおよび
置換フェニルである。典型的なアラルキル基はベンジル、2−フェニルエチルな
どである。好ましくはR1、R2、R−およびR4は1〜6個の炭素原子のアル
キルである。最も好ましくはR,、R2、R,およびR4はメチルである。
AおよびA′部分は本発明の共重合体の形成に出発物質として使用するラクトン
から誘導される。従ってε−カプロラクトンが出発物質として使用されれば、式
AおよびA′中のpは4であり、R6は水素である。これは式AおよびA′に対
する好ましい部分である。しかし、基R&は他の1〜6個の炭素原子の線状また
は枝分れのアルキル基例えばメチル、エチル、イソプロピル、プロピルなどであ
ることができる。整数mは上記ブロックを説明する大きさであることができるが
、しかし共重合体中に少くとも1つの他のブロックが存在すればmは1程度の低
い値であることができる。
好ましい種類の化合物とR3およびRs’が基−R7−0−であるものである。
基R1は線状アルキレン基−(cH2)、 −(式中、qは1〜20の整数であ
る)であることができ、あるいはR2はシクロアルキレン−1,4−イルまたは
式、−(cHt)t−(−o−)CHz)、−o−)、−(coz)ii −(
式中、f、tおよびWは独立に1〜6の整数であり、■は1〜約100の整数で
ある)の線状ポリアルキレンエーテルであることができる。好ましくはR7はq
が1〜20の整数である線状アルキレン基である。
好ましいR3およびR1′基の第2の種類は−R,−NR8−である。
基R6は前記のとおりである。R1が、qが1〜20の整数である線状アルキレ
ン基である化合物が好ましい。置換基R11は水素または1〜6個の炭素原子の
アルキル例えばメチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、ブチル、t−ブ
チルなどであることができる。好ましくはR3は水素である。
(式中、R7およびR11は上記R7と同様の置換基と規定される)であること
ができる、基R3゜は水素または1〜6個の炭素原子のアルキル例えばメチル、
エチル、イソプロピル、n−プロピル、t−ブチルなどであることができる。好
ましくはRIGは水素であり、R7およびR1+は独立にqが1〜20の整数で
ある線状アルキレン基である。
本発明によるポリシロキサン−ポリラクトン共重合体はラクトンとポリシロキサ
ンオリゴマー(それぞれ式■および式■で示される)との反応により製造するこ
とができる。
(n) (I[[)
好マしいオリゴマー(II)はヒドロキシルまたはアミン末端基で終る0本発明
によるブロック共重合体を形成する重合度はラクトン単量体(III)のモル数
とプレポリマー(II)上の官能性末端基との割合により制御することができる
。本発明によるブロック共重合体の重量%組成は予め形成したオリゴマー(n)
の重量%に関する用いたラクトン単量体(I[[)の重量%により決定される。
本発明によるプロ、り共重合体はラクトン(I[I)とポリシロキサンオリゴマ
ー(n)との触媒の存在下の反応により形成することができる。無水ラクトン(
IIf)およびオリゴマー(II)は反応容器中で、多くの場合溶媒を用いない
で、触媒の存在下に、通常約50〜200℃の範囲内、好ましくは約70〜18
0℃の範囲内、最も好ましくは約70〜140℃の範囲内の温度で重合を達成す
る十分な時間処理される。場合により単量体(II[) =よび(または)オリ
ゴマー(11)に対する溶媒を用いて粘度および(または)反応速度を制御する
ことができる。
オリゴマー(n)を形成する方法はよく知られ、当業者により容易に製造するこ
とができる。例えばマグラス(McGrath )ほか、Polym、 Mat
er、 Sci、 Eng、(1984) 、50.518〜22;ソルマ=
(Sormani )はか;Po1ya+、 Prep、 (1984) 、2
5(11,227〜9;マグラスはか(McGrath、 J、 i:、l R
1ff1e、 J、 S、。
Banthia、 A、 K、、 Yilgor、 1. and Wilke
s、 G、 L、 )、AC3Symposiun+ 5eries Na21
2、「重合の開始(Initiation ofPolymerization
) J (1983) 、 145〜72 ;およびイルゴー (Yilyor
)ほか、Polym、 Bull、 (1982) 、8 (11〜12)、5
35〜42参照。
本発明による線状ブロック共重合体は種々の型の層重合体、例えばポリウレタン
類、ポリ尿素類、ポリ塩化ビニル、ポリアミド類、エポキシまたはフェノキシ樹
脂類、ポリエステル類、ポリエステル−ポリエーテル共重合体類、アクリロニト
リル−ブタジェン−スチレン(ABS)、スチレン−アクリロニトリル(SAN
)樹脂類、ポリカーボネートM、スチレン−無水マレイン酸共重合体類、ポリメ
チルヌククリレート類、ポリオレフィン類、ポリラクトン類などと混合するとき
に表面改質添加剤として使用することができる。本発明による線状ブロック共重
合体はまた、ジイソシアナート類並びに他の通常使用されるポリエーテルおよび
ポリエステル軟質セグメントを低分子量ジオール類またはジアミン類とともに反
応させてセグメント化熱可塑性ポリウレタン類を生成させることができる。その
ようなセグメント化熱可塑性ポリウレタン類は層重合体の表面特性を改質する添
加剤として使用することができ、または単独で用いて所望の表面特性を有する生
成物を形成することができる。また本発明によるブロック共重合体は線状ブロッ
ク共重合体を酸無水物と予備反応させることにより酸無水物で硬化させるエポキ
シ樹脂中へ反応させることができる。これらは表面改質添加剤としてエポキシ樹
脂中の水の吸収を低下させるのに有用である。さらに、本発明による共重合体は
ε−カプロラクタムから誘導されるポリアミド類中へ線状ブロック共重合体をジ
イソシアナートと予備反応させることにより反応させて有用な表面改質添加剤を
与えることができる。さらに本発明による共重合体はポリエチレンテレフタレー
トに対する添加剤として結晶化速度の増進に有用である。
例えば、本発明による重合体は成核剤として、または成形した重合体製品と金型
との間の離型界面として用いることができる。
本発明による重合体はまた、表面摩擦係数の改変、水の吸収の低下、または網目
構造のゴム強化のためにエポキシ網目構造の改変に用いることができる。本発明
による重合体はまたポリ塩化ビニルおよびナイロンに対する改質剤としてこれら
の重合体に望ましい表面特性を与えるのに有用である。
上記結果は、ポリシロキサンおよびポリラクトンセグメントを有する線状ブロッ
ク共重合体を製造できることを示す。生じた物質は、ナイロンを含め種々の市販
ホモポリマーとの配合物におけるその表面改質に有用であることを示す。さらに
、記載したブロック共重合体は熱可塑性系、制限されないで例えば、セグメント
化ポリウレタン類、ポリ尿素類、およびナイロン中へ、並びに熱硬化系例えば酸
無水物硬化エポキシ樹脂類中へ化学的に組込むことができる。
改質された表面特性を有する重合体の製造に種々の方法を用いることができる。
例えば基型合体を、本発明による共重合体を添加剤として用いて溶融混合するこ
とができる。
あるいは、本発明による共重合体を、基型合体を形成する単量体物質に添加する
ことができる。次いで基型合体の重置体物質を本発明による添加剤の存在下に重
合させることにより基共重合体と添加剤との物理的混合物が形成される。この後
者の方法は表面改質ナイロンの製造に用い、ナイロンを生ずる単量体物質を本発
明による線状ブロック共重合体の存在下に重合させることができる。この方法は
また表面改質アミン硬化エポキシ樹脂の好ましい製法である。ナイロンに対する
好ましい種類の添加剤にはR、/が−Rho−であり、R3が−ORt−であり
、R1が−(CH,h−である式(I)のものが含まれる。
第3の方法により、ポリシロキリン/ポリラクトン共重合体をプレポリマーとし
て使用し、基型合体の重合中に基型合体の単量体物質と混合するとブロック共重
合体を基重合体中へ化学的に組込むことができる。従って、弐(1)のブロック
共重合体を、ブロック共重合体の末端と反応する基型合体の単量体出発′i!7
I質例えばジイソシアナート類および低分子量ジオール類並びに(または)ジア
ミン類または酸無水物類と混合することによりブロック共重合体を基型合体に化
学的に結合させることができる。これはブロック共重合体がウレタンまたは尿素
基により基型合体に化学的に結合した改質ポリウレタン類またはポリ尿素/ウレ
タン類を形成する好ましい方法である。それはまた酸無水物硬化エポキシ樹脂の
製造およびキャストナイロンの改質に好ましい方法である。殊に好ましいプレポ
リマーはRs’が−R70−であり、R6が−OR,−4’あり、R7が +C
Hを日である式(I)のものである。
本発明による重合体の利点は以下の実施例を参照することにより一層容易に理解
することができる。
実施例1
蒸留したε−カプロラクトン20.4 gおよび滴定による2、300g1モル
の■7のヒドロキシブチル末端ポリジメチルシロキサン4.0gを反応容器に乾
燥窒素下に装入し、150℃に加熱した。
オクタン酸第−スズ0.03 gを加え150℃の温度を機械かくはん下に2時
間維持した。反応混合物が反応の初めに不透明であり、40分後に溶液が透明に
なったことが認められた。2時間の反応時間内に重合体は非常に粘性になり、単
量体が消失したことがGPCにより証明された。反応混合物を室温に冷却すると
そこでそれは非常に色の淡い硬質結晶不透明固体に変化した。GPCはブロック
共重合体の数平均分子量が16,700g1モルであることを示した。示差走査
測定がポリカプロラクトンブロックに相当する59℃のT。を示した。その物質
をNMRにより組成について分析し、ポリシロキサン16重世%およびポリカプ
ロラクトン84重量%であると認められた。
実施例2
蒸留したε−カプロラクトン18gおよび滴定による2、 300g1モルの■
7のヒドロキシブチル末端ポリジメチルシロキサン18gを反応容器に乾燥窒素
下に装入し、75℃に加熱した。オクタン該第−スズ0.045 gを加え、7
5℃の温度を3時間維持した。次に温度を140℃で3時間保った。反応混合物
は反応の始めに不透明、不混和性混合物であり、それが高温段階中に次第に透明
になったことが認められた。生じた生成物は透明、粘性の溶融体であり、冷却す
ると硬質、不透明な固体になった。GPCは低分子量重合体に相当するガウス形
単峯形曲線を示した。示差走査熱量測定はポリジメチルシロキサンセグメントに
相当する=119℃にTgおよびポリカプロラクトンに相当する60℃にT、を
示した。その物質はプロトンN M Rを用いて組成について分析し、ポリシロ
キサン50重量%およびポリカプロラクトン50重量%であると認められた。
実施例3
蒸留したε−カプロラクトン20gおよび滴定による2、300g1モルの■4
のアミノプロピル末端ポリジメチルシロキサン4gを反応容器に乾燥装置下に装
入し、75℃に加熱した。オクタン酸第−スズ0.03 gを加え、75℃の温
度を2時間維持した。
次に温度を140℃に上げ、その温度でさらに2時間保った。反応混合物は反応
の初めに無色不透明、不混和性混合物であると認められた。低温段階中に物質は
透明になり始めて淡黄色に変化した。高温段階中に混合物は透明になり続けた。
最終生成物は透明。
粘性、淡黄色の溶融体であり、それは冷却すると硬質、不透明な固体になった。
GPCは生成物の数平均分子量が19,000g1モルであることを示した。示
差走査熱量測定はポリカプロラクトンセグメントに相当する60℃のT1を示し
た。生成物をプロトンNMRにより組成について分析し、ポリジメチルシロキサ
ン15重量%およびポリカプロラクトン85重量%であると認められた。
実施例4
コンデンサーおよび電磁かくはん棒を備え、シリコーン油浴で加熱した窒素パー
ジ反応容器にアミノプロピル末端ポリジメチルシロキサン50g(0,049モ
ル)およびε−カプロラクトン22.24g (0,195モル)を装入し、1
40℃に加熱する。温度を2時間維持する。過剰のε−カプロラクトン単量体を
反応混合物から110℃、約1トルでストリップする。これは滴定によりアミン
基を実質的に含まない黄色油状物質(65,7g)を生ずる、IRスペクトルは
1650c11−’および1545 cn−JこそれぞれアミドIおよび■のバ
ンドの出現を顕著に示す。
実施例5
乾燥カプロラクタム19.4g(0,17モル)およびNaHの鉱油中55〜6
0%の分散系0.1430 g (3,5X 10−”モルNaH”)を反応容
器に乾燥窒素下112℃で装入した。乾燥カプロラクタム19.8 g (0,
175モル)、トルエンジイソシアナートo、50yal (3,5X 10−
’モル)および二官能性線状ヒドロキシル末端ポリシロキサン/ポリカプロラク
トンブロック共重合体(A−B−A構造、ポリシロキサ250冗/ポリカプロラ
クトン50%)0.8g(約1.7X10−’モル)を第2反応容器に乾燥窒素
下に77℃で装入した。各混合物をそれぞれの温度で2時間反応させた。各混合
物はz時間中透明なままであった。2時間の反応後、2混合物を混合して第3反
応容器に160℃で装入した。160℃の温度を1時間維持した。最終反応混合
物は初めは透明で重合が進むにつれて透明になった。
実施例6
乾燥カプロラクタム16.8g(0,15モル)およびNaHの鉱油中55〜6
0%の分散系011463g (3,5X10−’モルルミH)を反応容器に乾
燥窒素下に112℃で装入した。乾燥カプロラクタムl 8.Og (0,16
モル)、トルエンジイソシアナート0.50van (3,5X 10−3モル
)および二官能性線状ヒドロキシル末端ポリシロキサン/ボリカプロラクトンブ
ロック共重合体(A−B−A構造、ポリシロキサ250冗/ポリカプロラクトン
50%)1.45g(約3.15X10−’モル)を第2反応容器に乾燥窒素下
77℃で装入した。各混合物をそれぞれの温度で2時間反応させた。各混合物は
2時間中透明なままであった。2時間の反応後、2混合物を混合して第3反応容
器に160℃で装入した。160℃の温度を2時間維持した。最終反応混合物は
初めは透明であり、重合の進むにつれて不透明になった。
実施例7
乾燥カプロラクタム18.3g(0,16モル)およびNaHの鉱油中55〜6
0%の分散系0.1710g (4,1xlO−’モルNaH)を反応容器に乾
燥窒素下に112℃で装入した。乾燥力プロラククム19.3 g (0,17
モル)、トルエンジイソシアナート0.50mA(3,5X10弓モル)および
二官能性線状ヒドロキシル末端ポリシロキサン/ポリカプロラクトンブロック共
重合体(A−B−A構造、ポリシロキサ250冗/ポリカプロラクトン50%)
4.50g(約9.8X10−’モル)を第2反応容器に乾燥窒素下に77℃で
装入した。各混合物をそれぞれの温度で2時間反応させた。各混合物は2時間中
透明なままであった。2時間の反応後、2混合物を混合し、第3反応容器に16
0℃で装入した。160℃の温度を1時間維持した。最終反応混合物は初めは透
明であり、重合の進むにつれて透明になった。
実施例8
窒素入口および乾燥管を脩えた丸底フラスコにポリジメチルシロキサン/ポリカ
プロラクトンブロック共重合体(ポリシロキサン36%)3g (4,24xl
O−’モル)およびトルエンジイソシアナート1.50 ml (1,50X
10−”モル)を装入する。この混合物を85〜95℃でか(はん下に2時間反
応させる。次いで乾燥カプロラクタム26.3 g (0,233モル)を加え
、同温度を2時間以上維持する。反応混合物はその時間中透明かつ均一に保たれ
よう、一方窒素入口および乾燥管を備えた第2丸底フラスコに乾燥カプロラクタ
ム24.76g(0,219モル)および鉱油中の55〜60%水素化ナトリウ
ム分散系0.52g(水素化ナトリウム約0.012モル)を装入する。この混
合物を85〜95℃で2時間反応させる0次に2反応混合物を合せて予熱した金
型中で1時間165℃で反応させる。2反応混合物を合せると透明均一な溶液が
得られ、それがε−カプロラクタムの反応で結晶性固体に固化する。
実施例9
窒素流および乾燥管を備えたフラスコに線状ヒドロキシブチル末端ポリジメチル
シロキサンオリゴマー1g(4,38xlO〜4モル)およびトルエンジイソシ
アナート1.5 ml (1,05X 10−”モル)を装入する。この混合物
を1z時間90〜95℃で反応させると透明均一な反応混合物が生ずる。次いで
乾燥ε−カプロラクタム単量体29.75g (0,263モル)を加える。こ
の混合物は130℃まで6時間不均一なままであった。この実施例はトルエンジ
イソシアナートでキャンプしたポリシロキサンオリゴマーがε−カプロラクタム
単量体と不混和性であり、従ってこの手順によるポリ (ε−カプロラクタム)
の改質に使用できないことを示す。
実施例10
4.4′−ジフェニルメタンジイソシアナート17.60g(70,3ミリモル
)、ポリテトラメチレンオキシド99.67g(48,7ミリモル)、実施例4
のカプロラクトンキャンプしたポリジメチルシロキサン2.43g(1,5ミリ
モル)およびジメチルホルムアミド250mj!を機械かくはん機、窒素入口、
滴下漏斗および乾燥管付コンデンサーを備えた重合がまに装入した。反応混合物
を45℃に加熱し、温度をIV2時間維持した。透明無色の溶液が2時間にわた
り透明になった。
次に加熱を除き、混合物を追加のジメチルホルムアミド450m1.で希釈した
。エチレンジアミン1.21g(20,2ミリモル)を添加漏斗中のジメチルホ
ルムアミド28IIIj!中へ秤取し、この溶液を徐々にプレポリマー混合物に
約2時間にわたって加えた。
最後のエチレンジアミンの添加後、反応混合物を1時間かくはんした。透明無色
の粘性溶液が生じた。
この溶液からキャストした透明フィル1.は722±23psiの初期モジュラ
ス、5577±140psiの引張強さおよび941±17%の破断点伸びを示
した。
実施例11
窒素パージしたフラスコにポリテトラメチレンオキシド50g(0,025モル
)、ポリシロキサン−ポリカプロラクトンブロック共重合体(ポリシロキサン3
0%、重量)30g(0,004モル>、p、p’−ジイソシアナトジフェニル
メタン10.21g(0,041モル)および乾燥ジメチルホルムアミド100
I111を加える。混合物を85〜100℃に加熱し、その温度でかくはん下に
1時間維持する。次に反応混合物を30〜40’Cに冷却し、さらにDMF30
0mAを加える。DMFの挿入後直ちにエチレンジアミン0.53 tar!
(0,008モルを加える)。エチレンジアミン残部0.25 mj! (0,
0037モル)を次に40分間にわたり増加的に加える。これは313±20p
siの初期モジュラス、1816±95psiの引張強さおよび1480±49
%の極限伸びを有する透明エラストマーポリウレタン(尿素)を生じた。
2つの他のポリシロキサン/ポリウレタン(尿素)ブロック共重合体をfi(以
条件のもとて表1に示したモル比を用いて製造した。
生じた重合体の相当する機械的性質もまた表1に示される。
表 1
初期
モジヱラス 引張強さ 極限伸び
PTuO’ FSX−PC12MDI’ ED’ <psi) (psi> (
%)0.01975 0.003530.043610.02033 791±
49 4968±1731046±320.01728 0.003530.0
59460.03865 2772±1895833±2001001±41、
PTMO=ポリテトラメチレンオキシド2、PSK−PCL−ポリシロキサン/
ポリカプロラクトンブロック共重合体
3、MDI=p、p’−ジイソシアナトジフェニルメタン4、ED=エチレンジ
アミン
実施例12
窒素パージおよび乾燥管を備えた丸底フラスコにポリシロキサン/ポリカプロラ
クトンブロック共重合体7.5 g (1,06xlO−’モル)、無水フタル
酸7.5g(0,051モル)、およびN、N−ジメチルベンジルアミン10μ
lを装入する。混合物を120℃で4時間反応させる。一方、シェル(Shel
l )エポン(Epon )樹脂828の25g(約0.066モル)および無
水フタル酸12.25g(0,083モル)を別の容器中で130℃に加熱し、
この混合物を均一な溶融体が生ずるまでかくはんする。2つの反応混合物をN、
N−ジメチルベンジルアミン40μlと合せて直ちに金型に移す。組成物を12
0℃で2時間、次いで143℃で4時間硬化させる。熱硬化生成物は色が黄色で
透明であった。それはアルミニウム金型から外部離型剤を使用しないで容易に剥
離された。
実施例13
丸底フラスコに線状ヒドロキシブチル末端ポリジメチルシロキサン3g (1,
31xl O−″モル)、無水フタル酸7.5 g (0,051モル)および
N、N−ジメチルベンジルアミン触媒10plを装入する。反応混合物は不混和
性であった。この実施例は、この反応がポリジメチルシロキサンオリゴマーをオ
リゴマー改質剤として用いても作用しないことを示す。
実施例14
等温示差走査熱量測定スキャンを非改質ポリエチレンテレフタレート・およびポ
リシロキサン16冗/ポリエステル84%の重を組成のポリシロキサン/ポリカ
プロラクトンブロック共重合体6.67%で改質したポリエチレンテレフタレー
トに行なった。各試料を20に7分で550Kに加熱し、前の熱履歴による影響
を除くために550にで等温的に10分間維持した。次いでそれぞれ160に7
分で471Kに冷却し、そこで等温結晶化速度を測定した。両試料は同一の最大
結晶化水準に達したが、しかし速度は異なった。非改質試料は2つの結晶化段階
を経験した。第1段階は45秒間にわたって生じ、最大水準の結晶化度の約44
%を生じた。第2段階は一層遅かった。最大結晶化度の85%までの時間は20
3秒で、完全結晶化度は308秒で生じた。対象的にポリシロキサン/ポリカプ
ロラクタム改質物質は単に1結晶化段階を示し、その最大値の85%に83秒で
、最大結晶化度に262秒で達した。この実施例はポリシロキサン/ポリカプロ
ラクトンブロック共重合体改質剤をポリエチレンテレフタレートに添加するとポ
リエチレンテレフタレートの結晶化速度が増進されることを示す。
国際調査報告
一一−^os”””kPCT/US8610OOO’3第1頁の絖き
[株]・発 明 者 リフル シュディー ニスアメリカ合衆国 カリフォルニ
ア州 94611 オークランド サ[ニ ドライヴ“ 6956
Claims (22)
- 1.式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは1〜約200の整数であり;R1、R2、R3およびR4は独立に 1〜6個の炭素原子の線状または枝分れ鎖のアルキル、アルケニル、ハロアルキ ル、またはハロアルケニル;5〜7個の炭素原子のアリール;6〜8個の炭素原 子のアラルキルであり、 AおよびA′は独立に ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは0〜6の整数であり、mは1〜約250の整数であり、R4は水素 あるいは1〜6個の炭素原子の線状または枝分れのアルキルである) であり、 R5′は、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R5は、 ▲数式、化学式、表等があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R7、R9、R11は独立に、 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、qは1〜20の整数である)、▲数 式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼(式中 、r、tおよびwは独立に1〜6の整数であり、vは1〜約100の整数である ) であり、 R8およびR10は独立に水素または1〜6個の炭素原子のアルキルである〕 を有する線状ポリシロキサンーポリラクトンブロック共重合体。
- 2.R5′が−R7−O−であり、 R5が−O−R7−であり、 R7が−(CH2)−qである、 請求の範囲第1項記載のブロック共重合体。
- 3.R6が水素であり、p=4である、請求の範囲第2項記載のブロック共重合 体。
- 4.R5′が−R7−NR8−であり、R5が−NR8−R7−であり、 R7が−(CH2)−qである、 請求の範囲第1項記載のブロック共重合体。
- 5.R6およびR8は水素であり、p=4である、請求の範囲第4項記載のブロ ック共重合体。
- 6.基重合体に対する単量体出発物質を請求の範囲第1項記載の線状ポリシロキ サンーポリラクトン共重合体の存在下に重合させる段階を含む、改質された表面 特性に特徴がある重合体混合物を製造する方法。
- 7.R5′が−R7−O−であり、 R5が−O−R7−であり、 R7が−(CH2)−qである、 請求の範囲第6項記載の方法。
- 8.単量体出発物質がナイロンに対する単量体出発物質を含む、請求の範囲第7 項記載の方法。
- 9.単量体出発物質がアミン硬化エポキシ樹脂に対する単量体出発物質を含む、 請求の範囲第7項記載の方法。
- 10.単量体出発物質が酸無水物硬化エポキシ樹脂に対する単量体出発物質を含 む、請求の範囲第7項記載の方法。
- 11.請求の範囲第6項記載の方法により製造された重合体混合物。
- 12.請求の範囲第8項記載の方法により製造された重合体混合物。
- 13.請求の範囲第9項記載の方法により製造された重合体混合物。
- 14.請求の範囲第10項記載の方法により製造された重合体混合物。
- 15.基重合体に対する単量体出発物質を請求の範囲第1項記載の線状ポリシロ キサンーポリラクトン共重合体の存在下に重合させ、それにより前記ポリシロキ サンーポリラクトン共重合体をウレタン、尿素結合基により、またはエステル基 により前記基重合体に化学的に結合させることを含む、改質された表面特性に特 徴がある改質された基重合体を製造する方法。
- 16.請求の範囲第15項記載の方法により製造された改質された基重合体。
- 17.単量体出発物質がジイソシアナート類並びにジオール類およびジアミン類 からなる群から選ばれる低分子量二官能性成分を含む、請求の範囲第15項記載 の方法。
- 18.R5′が−R7−O−であり、 R5が−O−R7−であり、 R7が−(CH2)−qである、 請求の範囲第17項記載の方法。
- 19.請求の範囲第17項または第18項記載の方法により製造された改質され たポリウレタンまたはポリ尿素/ウレタン。
- 20.出発物質がエポキシ樹脂および酸無水物を含む、請求の範囲第15項記載 の方法。
- 21.出発物質が環状アミド類およびジイソシアナート類を含む、請求の範囲第 15項記載の方法。
- 22.ポリシロキサン/ポリカプロラクトンブロック共重合体とポリエチレンテ レフタレートとを混合することによりポリエチレンテレフタレートの結晶化速度 を増進させる方法。
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