JPS6250407B2 - - Google Patents
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- JPS6250407B2 JPS6250407B2 JP59058668A JP5866884A JPS6250407B2 JP S6250407 B2 JPS6250407 B2 JP S6250407B2 JP 59058668 A JP59058668 A JP 59058668A JP 5866884 A JP5866884 A JP 5866884A JP S6250407 B2 JPS6250407 B2 JP S6250407B2
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- JP
- Japan
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- water
- smectite
- angstroms
- polymer compound
- layers
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
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- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、触媒担体、吸着剤、断熱材として
有用な新規微細多孔質粘土材料に関するものであ
る。
有用な新規微細多孔質粘土材料に関するものであ
る。
さらに詳しくいえばこの発明はスメクタイト型
鉱物の層間に中性水溶性高分子化合物及び無機物
が介在し、層間間隔が20オングストローム以上に
保たれている新規な微細多孔質粘土材料に関する
ものである。
鉱物の層間に中性水溶性高分子化合物及び無機物
が介在し、層間間隔が20オングストローム以上に
保たれている新規な微細多孔質粘土材料に関する
ものである。
スメクタイト型鉱物にはモンモリロナイト、ベ
ントナイト、緑泥石、ハイデライト、ヘクトライ
ト及び合成マイカがある。例えばモンモリロナイ
トの結晶構造は、けい酸四面体層―アルミナ八面
体層―けい酸四面体層が積重なつて結合し、一枚
の結晶層を形成している。また、八面体層の中心
金属であるアルミニウムがそれより陽電荷の小さ
いマグネシウムによつて一部置換されており、そ
のために層が負電荷を帯びている。この負電荷に
応じたアルカリ金属イオン(主としてNa+)が層
と層との間に介在し、結晶層の電荷を中和してい
る。従つてモンモリロナイトは大きなカチオン交
換能を有している。また、主としてこの交換性カ
チオンの水和性質によつて層間に著量の水を吸収
するので著しく大きな膨潤性を現わす。他のスメ
クタイト型鉱物もモンモリロナイトと同様の性質
を有しており、これらはいずれもその層状構造を
利用して、触媒担体や吸着剤などに用いられてい
る。
ントナイト、緑泥石、ハイデライト、ヘクトライ
ト及び合成マイカがある。例えばモンモリロナイ
トの結晶構造は、けい酸四面体層―アルミナ八面
体層―けい酸四面体層が積重なつて結合し、一枚
の結晶層を形成している。また、八面体層の中心
金属であるアルミニウムがそれより陽電荷の小さ
いマグネシウムによつて一部置換されており、そ
のために層が負電荷を帯びている。この負電荷に
応じたアルカリ金属イオン(主としてNa+)が層
と層との間に介在し、結晶層の電荷を中和してい
る。従つてモンモリロナイトは大きなカチオン交
換能を有している。また、主としてこの交換性カ
チオンの水和性質によつて層間に著量の水を吸収
するので著しく大きな膨潤性を現わす。他のスメ
クタイト型鉱物もモンモリロナイトと同様の性質
を有しており、これらはいずれもその層状構造を
利用して、触媒担体や吸着剤などに用いられてい
る。
従来の多孔質粘土材料、例えば特開昭54―5884
号及び特開昭54―16386号ではスメクタイト型鉱
物の層間に陽イオン性ヒドロキシ金属錯体、アル
ミニウムクロロヒドロキシド錯体、けい酸塩、り
ん酸塩、ジルコニア等を含有した材料であり、層
間間隔は約10オングストローム以下である。
号及び特開昭54―16386号ではスメクタイト型鉱
物の層間に陽イオン性ヒドロキシ金属錯体、アル
ミニウムクロロヒドロキシド錯体、けい酸塩、り
ん酸塩、ジルコニア等を含有した材料であり、層
間間隔は約10オングストローム以下である。
しかるに、以上のような層間距離の短かいスメ
クタイト型鉱物を断熱材料として使用する場合な
どにおいては十分な効果を得られないことがあ
る。例えば、これを使用して断熱材を作製した場
合、約10%の相対湿度でもつて層間が水で詰まつ
てしまう。従つて十分な断熱効果を挙げることが
できない。
クタイト型鉱物を断熱材料として使用する場合な
どにおいては十分な効果を得られないことがあ
る。例えば、これを使用して断熱材を作製した場
合、約10%の相対湿度でもつて層間が水で詰まつ
てしまう。従つて十分な断熱効果を挙げることが
できない。
この発明は、上記実情に鑑み比較的層間距離の
長いスメクタイト型鉱物の微細多孔質粘土材料を
製造することを目的として鋭意研究の結果、主に
20オングストローム以上の細孔径を有する微細多
孔質粘土材料を見い出したものである。この発明
の微細多孔質粘土材料の構造の断面図を第1図に
示す。aはスメクタイト型鉱物の結晶層であり、
その厚さd1は約10オングストロームである。螺線
及びbは層間に挿入された水溶性高分子及び無機
物であり、層間を支える柱になつている。そして
d2の層間間隔を出現する。この発明の微細多孔質
粘土材料はd2が20オングストローム以上である。
長いスメクタイト型鉱物の微細多孔質粘土材料を
製造することを目的として鋭意研究の結果、主に
20オングストローム以上の細孔径を有する微細多
孔質粘土材料を見い出したものである。この発明
の微細多孔質粘土材料の構造の断面図を第1図に
示す。aはスメクタイト型鉱物の結晶層であり、
その厚さd1は約10オングストロームである。螺線
及びbは層間に挿入された水溶性高分子及び無機
物であり、層間を支える柱になつている。そして
d2の層間間隔を出現する。この発明の微細多孔質
粘土材料はd2が20オングストローム以上である。
この発明におけるスメクタイト型鉱物は、例え
ばモンモリロナイト、ベントナイト、緑泥石、バ
イデライト、ヘクトライト、合成マイカ及び置換
せしめたこれ等の類似体の1種又は2種以上の混
合物より選択することができる。
ばモンモリロナイト、ベントナイト、緑泥石、バ
イデライト、ヘクトライト、合成マイカ及び置換
せしめたこれ等の類似体の1種又は2種以上の混
合物より選択することができる。
また、水溶性合成高分子化合物は水に溶けた状
態で電荷が中性であるポリエチレンオキシド、ポ
リビニルアルコール等の中性水溶性高分子化合物
を使用する。
態で電荷が中性であるポリエチレンオキシド、ポ
リビニルアルコール等の中性水溶性高分子化合物
を使用する。
無機物はシリカゾルが陽イオン又はアルミン酸
イオンと反応したゲル化物であり、この陽イオン
としてはカルシウム、バリウム、マグネシウム、
アルミニウム、鉄、ニツケル、コバルト、ランタ
ニドなどの二価以上の金属のイオンが用いられ
る。
イオンと反応したゲル化物であり、この陽イオン
としてはカルシウム、バリウム、マグネシウム、
アルミニウム、鉄、ニツケル、コバルト、ランタ
ニドなどの二価以上の金属のイオンが用いられ
る。
本発明の微細多孔質粘土の層間間隔を窒素吸着
法で調べた結果、第2図で示した通り主として20
オングストローム以上、60オングストローム以下
の層間間隔を有している。また、層間間隔が20オ
ングストローム以上の表面積は約260m2/g、全
表面積は約430m2/gであり、窒素容量は約0.4
ml/g、比容は約0.8cm3/g、空孔率は約0.5であ
る。
法で調べた結果、第2図で示した通り主として20
オングストローム以上、60オングストローム以下
の層間間隔を有している。また、層間間隔が20オ
ングストローム以上の表面積は約260m2/g、全
表面積は約430m2/gであり、窒素容量は約0.4
ml/g、比容は約0.8cm3/g、空孔率は約0.5であ
る。
第3図はスメクタイト型鉱物を水と混合した場
合の状態を示し、aは結晶層、d1は結晶層の厚さ
(約10オングストローム)であり、この場合層間
に水を含んだ状態における層間距離d3はスメクタ
イト型鉱物と水との混合比によつて変化し、水が
多量に存在すれば最大500オングストローム程度
の値をとり得る。しかしスメクタイト型鉱物を
Ca2+、Al3+などの陽イオンを含んだ水と混合し
た場合は、層間の陽電荷が高まつてd3は小さくな
る。そして陽イオン量が多くなればd3は遂には約
10オングストロームになる。
合の状態を示し、aは結晶層、d1は結晶層の厚さ
(約10オングストローム)であり、この場合層間
に水を含んだ状態における層間距離d3はスメクタ
イト型鉱物と水との混合比によつて変化し、水が
多量に存在すれば最大500オングストローム程度
の値をとり得る。しかしスメクタイト型鉱物を
Ca2+、Al3+などの陽イオンを含んだ水と混合し
た場合は、層間の陽電荷が高まつてd3は小さくな
る。そして陽イオン量が多くなればd3は遂には約
10オングストロームになる。
従来の製造法、例えば特開昭54―5884号及び特
開昭54―16386号ではスメクタイト型鉱物を水及
び陽イオン性無機物と混合し、陽イオン性無機物
を層間の交換性カチオンとイオン交換させたのち
加水分解させる製造法であるので、生成物の層間
距離は約10オングストローム以下である。
開昭54―16386号ではスメクタイト型鉱物を水及
び陽イオン性無機物と混合し、陽イオン性無機物
を層間の交換性カチオンとイオン交換させたのち
加水分解させる製造法であるので、生成物の層間
距離は約10オングストローム以下である。
しかるに以上のような層間距離の短いスメクタ
イト型鉱物を断熱材材料として使用する場合など
においては十分な効果を得られないことがあるこ
とを前述の「微細多孔質粘土」で説明した。
イト型鉱物を断熱材材料として使用する場合など
においては十分な効果を得られないことがあるこ
とを前述の「微細多孔質粘土」で説明した。
この発明の微細多孔質粘土材料は、スメクタイ
ト型鉱物にシリカゾルと水溶性合成高分子化合物
と陽イオン共給物質又はアルミン酸イオンと水を
加え、十分に混合したのち、乾燥することによつ
て製造することができる。
ト型鉱物にシリカゾルと水溶性合成高分子化合物
と陽イオン共給物質又はアルミン酸イオンと水を
加え、十分に混合したのち、乾燥することによつ
て製造することができる。
この発明におけるスメクタイト型鉱物は、例え
ばモンモリロナイト、ベントナイト、緑泥石、バ
イデライト、ヘクトライト、合成マイカ及び置換
せしめたこれ等の類似体の1種又は2種以上の混
合物より選択することができる。製造に際して用
いられる水溶性合成高分子化合物は水に溶けた状
態で電荷が中性であるポリエチレンオキシド、ポ
リビニルアルコール等の合成により得られる中性
水溶性高分子化合物を使用する。
ばモンモリロナイト、ベントナイト、緑泥石、バ
イデライト、ヘクトライト、合成マイカ及び置換
せしめたこれ等の類似体の1種又は2種以上の混
合物より選択することができる。製造に際して用
いられる水溶性合成高分子化合物は水に溶けた状
態で電荷が中性であるポリエチレンオキシド、ポ
リビニルアルコール等の合成により得られる中性
水溶性高分子化合物を使用する。
また、シリカゾルとしては、重合体シリカやけ
い酸イオンなどの陰イオンの1種又は2種以上を
含有し、陽イオンと反応してゲル化するものを用
いる。この陽イオンとしては、カルシウム、バリ
ウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄、ニツケ
ル、コバルト、ランタニドなどの二価以上の金属
のイオンが用いられる。
い酸イオンなどの陰イオンの1種又は2種以上を
含有し、陽イオンと反応してゲル化するものを用
いる。この陽イオンとしては、カルシウム、バリ
ウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄、ニツケ
ル、コバルト、ランタニドなどの二価以上の金属
のイオンが用いられる。
この発明の製造に際しては、先ずスメクタイト
型鉱物、水、水溶性合成高分子化合物及び無機物
を混合する。水の量はスメクタイト型鉱物1gあ
たり0.4ml以上とする。また、水溶性合成高分子
化合物の水溶液濃度は液を傾けてわずかに流れる
程度の粘度以下で流動性を示す範囲とする。無機
物はスメクタイト型鉱物1gあたり0.05g〜1g
の範囲であり、0.05g以下では層間隙を拡げるの
に十分な大きさの柱にならない、1g以上では空
孔率が減少する等の理由から使用することは不利
である。混合の順序は水溶性合成高分子化合物と
無機物の混合水溶液をスメクタイト型鉱物と混合
する。或いかスメクタイト型鉱物と水溶性高分子
化合物水溶液の混合物に無機物を混合する方法の
いずれでもよい。上記の通り混合したのち、陽イ
オンを添加する。陽イオンはスメクタイト型鉱物
1gあたり1×10-4モル〜1×10-2モルの範囲で
あり、1×10-4モル以下では無機物が十分にゲル
化しなく、1×10-2モル以上では空孔率が減少す
る等の理由から使用することは不利である。ま
た、陽イオンの他にアルミン酸イオンを添加して
もよい。そして添加量は無機物と当量がよい。
型鉱物、水、水溶性合成高分子化合物及び無機物
を混合する。水の量はスメクタイト型鉱物1gあ
たり0.4ml以上とする。また、水溶性合成高分子
化合物の水溶液濃度は液を傾けてわずかに流れる
程度の粘度以下で流動性を示す範囲とする。無機
物はスメクタイト型鉱物1gあたり0.05g〜1g
の範囲であり、0.05g以下では層間隙を拡げるの
に十分な大きさの柱にならない、1g以上では空
孔率が減少する等の理由から使用することは不利
である。混合の順序は水溶性合成高分子化合物と
無機物の混合水溶液をスメクタイト型鉱物と混合
する。或いかスメクタイト型鉱物と水溶性高分子
化合物水溶液の混合物に無機物を混合する方法の
いずれでもよい。上記の通り混合したのち、陽イ
オンを添加する。陽イオンはスメクタイト型鉱物
1gあたり1×10-4モル〜1×10-2モルの範囲で
あり、1×10-4モル以下では無機物が十分にゲル
化しなく、1×10-2モル以上では空孔率が減少す
る等の理由から使用することは不利である。ま
た、陽イオンの他にアルミン酸イオンを添加して
もよい。そして添加量は無機物と当量がよい。
混合後の状態を第4図に示す。ここでCは無機
物と陽イオン或いはアルミン酸イオンが反応して
生成したゲルである。ゲルの生成について詳しく
説明する。この発明における無機物は重合体状シ
リカ(シリカゾル)であり、これは負に帯電した
無定形シリカ粒子が水中に分散してコロイド状に
なつており、粒子の形状は球形である。粒子の表
面は―SiOH基及び―OH-イオンが存在し、安定
剤として添加してあるアルカリイオンにより電気
二重層が形成され、粒子間の反発により安定化さ
れている。この電荷バランスが陽イオンの添加な
どによりすぐれると増粘、ゲル化、凝集等が起こ
る。ゲル化の程度は添加する陽イオンの種類、濃
度、温度等によつて変化する。ゲル化物を乾燥す
ると含水ゲルから乾燥ゲルに変化するが、この場
合ゆるやかに乾燥したほど、また粒子が小さいほ
ど、且つ粒子の充填度を高める粒子分布を与える
ほど(大粒子、中粒子、小粒子の組合せ)強固な
乾燥ゲル固型物が得られる。この乾燥ゲルの熱的
変化は示差熱分析及び熱重量分析で測定した結
果、次のようである。約150℃でシリカゲルに吸
着された水の脱水があり約5%の減量を行う。
物と陽イオン或いはアルミン酸イオンが反応して
生成したゲルである。ゲルの生成について詳しく
説明する。この発明における無機物は重合体状シ
リカ(シリカゾル)であり、これは負に帯電した
無定形シリカ粒子が水中に分散してコロイド状に
なつており、粒子の形状は球形である。粒子の表
面は―SiOH基及び―OH-イオンが存在し、安定
剤として添加してあるアルカリイオンにより電気
二重層が形成され、粒子間の反発により安定化さ
れている。この電荷バランスが陽イオンの添加な
どによりすぐれると増粘、ゲル化、凝集等が起こ
る。ゲル化の程度は添加する陽イオンの種類、濃
度、温度等によつて変化する。ゲル化物を乾燥す
ると含水ゲルから乾燥ゲルに変化するが、この場
合ゆるやかに乾燥したほど、また粒子が小さいほ
ど、且つ粒子の充填度を高める粒子分布を与える
ほど(大粒子、中粒子、小粒子の組合せ)強固な
乾燥ゲル固型物が得られる。この乾燥ゲルの熱的
変化は示差熱分析及び熱重量分析で測定した結
果、次のようである。約150℃でシリカゲルに吸
着された水の脱水があり約5%の減量を行う。
400℃〜700℃でシラノール脱水が生じる。この
温度までは粒子変化は認められない。
温度までは粒子変化は認められない。
第4図の螺線は水溶性合成高分子化合物を表わ
している。この状態では水溶性合成高分子化合物
の構造粘性の出現により層間を押し拡げている。
これを更に詳しく説明すれば、一般に高分子水溶
液は高分子の分子量が大きくなり、また濃度が高
くなれば粘度が上昇して流れにくくなる。これは
高分子の糸まりどうしがもつれ合う、いわゆる
“からみ合い”現象から生ずる網目構造の形成に
よる構造粘性の出現による。そしてゴム弾性を示
すようになる。
している。この状態では水溶性合成高分子化合物
の構造粘性の出現により層間を押し拡げている。
これを更に詳しく説明すれば、一般に高分子水溶
液は高分子の分子量が大きくなり、また濃度が高
くなれば粘度が上昇して流れにくくなる。これは
高分子の糸まりどうしがもつれ合う、いわゆる
“からみ合い”現象から生ずる網目構造の形成に
よる構造粘性の出現による。そしてゴム弾性を示
すようになる。
この発明はこれらの水溶性合成高分子化合物の
特徴をスメクタイト型鉱物の層間に応用し、層間
距離が無機物及び陽イオンの挿入により小さくな
らないようにした点に特徴を有している。
特徴をスメクタイト型鉱物の層間に応用し、層間
距離が無機物及び陽イオンの挿入により小さくな
らないようにした点に特徴を有している。
第4図の状態にて室温或いは200℃までの温度
で乾燥することにより層間の水が排除され、水溶
性合成高分子化合物の拡がりは小さくなり、層間
に無機物の柱が出来上る(第1図)。
で乾燥することにより層間の水が排除され、水溶
性合成高分子化合物の拡がりは小さくなり、層間
に無機物の柱が出来上る(第1図)。
したがつてこの発明の他の特徴は、これらの水
溶性合成高分子化合物及び無機物をスメクタイト
型鉱物の層間に固定し、次いで乾燥することによ
り層間距離の長いスメクタイト型鉱物の微細多孔
質粘土材料が得られる点にある。
溶性合成高分子化合物及び無機物をスメクタイト
型鉱物の層間に固定し、次いで乾燥することによ
り層間距離の長いスメクタイト型鉱物の微細多孔
質粘土材料が得られる点にある。
なお、この発明の生成物を窒素吸着法で調べた
結果、第2図で示した通り、主として20オングス
トローム以上の層間間隔を有する微細多孔質粘土
材料である。また、層間間隔が20オングストロー
ム以上の表面積は最大約260m2/g、全表面積は
最大約430m2/gである。窒素容量は最大約0.4
ml/g、比容は最大約0.8cm3/g、空孔率は最大
約0.5である。
結果、第2図で示した通り、主として20オングス
トローム以上の層間間隔を有する微細多孔質粘土
材料である。また、層間間隔が20オングストロー
ム以上の表面積は最大約260m2/g、全表面積は
最大約430m2/gである。窒素容量は最大約0.4
ml/g、比容は最大約0.8cm3/g、空孔率は最大
約0.5である。
これらの微細多孔質粘土材料は配向させること
により高性能断熱材に有用である。
により高性能断熱材に有用である。
以下、この発明の実施例を示す。
実施例 1
重合度39000〜50000のポリエチレンオキシド
0.036gを水9mlに溶解する。溶解した0.4重量パ
ーセントポリエチレンオキシド水溶液9ml中に31
重量パーセントシリカゾル水溶液(触媒化成工業
製、SI―350)0.9mlを添加し、撹拌、混合する。
混合水溶液中へナトリウムモンモリロナイト1.00
gを添加し、さらに撹拌、混合する。こうして出
来た混合物に3.2重量パーセントAlCl3・6H2O水
溶液3mlを添加し、撹拌、混合したのち50℃の乾
燥器中で2日間放置して乾燥した。生成物の細孔
径、表面積、窒素容量、比容、空孔率を窒素吸脱
着法で調べた結果、細孔分布がピークを示す細孔
径は50オングストローム、表面積は20オングスト
ローム以上の細孔径において225m2/g、また全
表面積は372m2/g、窒素容量は0.29ml/g、比
容は0.69cm3/g、空孔率は0.42であつた。
0.036gを水9mlに溶解する。溶解した0.4重量パ
ーセントポリエチレンオキシド水溶液9ml中に31
重量パーセントシリカゾル水溶液(触媒化成工業
製、SI―350)0.9mlを添加し、撹拌、混合する。
混合水溶液中へナトリウムモンモリロナイト1.00
gを添加し、さらに撹拌、混合する。こうして出
来た混合物に3.2重量パーセントAlCl3・6H2O水
溶液3mlを添加し、撹拌、混合したのち50℃の乾
燥器中で2日間放置して乾燥した。生成物の細孔
径、表面積、窒素容量、比容、空孔率を窒素吸脱
着法で調べた結果、細孔分布がピークを示す細孔
径は50オングストローム、表面積は20オングスト
ローム以上の細孔径において225m2/g、また全
表面積は372m2/g、窒素容量は0.29ml/g、比
容は0.69cm3/g、空孔率は0.42であつた。
実施例 2
重合度39000〜50000のポリエチレンオキシド
0.073gを水18mlに溶解する。溶解した0.4重量パ
ーセントポリエチレンオキシド水溶液18ml中に31
重量パーセントシリカゾル水溶液(触媒化成工業
製、SI―350)1.8mlを添加し、撹拌、混合する。
混合水溶液中へナトリウムモンモリロナイト1.00
gを添加し、さらに撹拌、混合する。こうして出
来た混合物に3.2重量パーセントAlCl3・6H2O水
溶液3mlを添加し、撹拌、混合したのち50℃の乾
燥器中で2日間放置して乾燥した。生成物の細孔
径、表面積、窒素容量、比容、空孔率を窒素吸脱
着法で調べた結果、細孔分布がピークを示す細孔
径は52オングストローム、表面積は20オングスト
ローム以上の細孔径において262m2/g、また全
表面積は428m2/g、窒素容量は0.36ml/g、比
容は0.76cm3/g、空孔率は0.47であつた。
0.073gを水18mlに溶解する。溶解した0.4重量パ
ーセントポリエチレンオキシド水溶液18ml中に31
重量パーセントシリカゾル水溶液(触媒化成工業
製、SI―350)1.8mlを添加し、撹拌、混合する。
混合水溶液中へナトリウムモンモリロナイト1.00
gを添加し、さらに撹拌、混合する。こうして出
来た混合物に3.2重量パーセントAlCl3・6H2O水
溶液3mlを添加し、撹拌、混合したのち50℃の乾
燥器中で2日間放置して乾燥した。生成物の細孔
径、表面積、窒素容量、比容、空孔率を窒素吸脱
着法で調べた結果、細孔分布がピークを示す細孔
径は52オングストローム、表面積は20オングスト
ローム以上の細孔径において262m2/g、また全
表面積は428m2/g、窒素容量は0.36ml/g、比
容は0.76cm3/g、空孔率は0.47であつた。
第1図は本発明の微細多孔質粘土材料の構造の
断面図を示す。第2図は本発明の微細多孔質粘土
材料の窒素吸脱着法による細孔分布曲線である。
第3図はスメクタイト型鉱物の層間に水を含んで
膨潤している状態を示したものである。第4図は
スメクタイト型鉱物の層間に水溶性合成高分子化
合物及び無機物を挿入して行う製造法の乾燥前の
状態を示したものである。
断面図を示す。第2図は本発明の微細多孔質粘土
材料の窒素吸脱着法による細孔分布曲線である。
第3図はスメクタイト型鉱物の層間に水を含んで
膨潤している状態を示したものである。第4図は
スメクタイト型鉱物の層間に水溶性合成高分子化
合物及び無機物を挿入して行う製造法の乾燥前の
状態を示したものである。
Claims (1)
- 1 スメクタイト型鉱物の層間に、中性水溶性合
成高分子化合物とシリカ及びシリカ―アルミナの
中から選ばれた無機物を含み、かつ20オングスト
ローム以上の層間間隔を有することを特徴とする
微細多孔質粘土材料。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058668A JPS60200822A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | スメクタイト型鉱物、中性水溶性高分子化合物、シリカより成る微細多孔質粘土材料 |
| US06/691,765 US4629713A (en) | 1984-01-20 | 1985-01-16 | Finely porous clay formed preponderantly of spectite type mineral and method for manufacture of said clay |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058668A JPS60200822A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | スメクタイト型鉱物、中性水溶性高分子化合物、シリカより成る微細多孔質粘土材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60200822A JPS60200822A (ja) | 1985-10-11 |
| JPS6250407B2 true JPS6250407B2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=13090962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59058668A Granted JPS60200822A (ja) | 1984-01-20 | 1984-03-27 | スメクタイト型鉱物、中性水溶性高分子化合物、シリカより成る微細多孔質粘土材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60200822A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60210566A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-23 | 工業技術院長 | スメクタイト型鉱物、中性水溶性高分子化合物、シリカより成る微細多孔質粘土材料の製造法 |
| JPH0696447B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1994-11-30 | 株式会社資生堂 | 複合粉体及びその製造法 |
| AR022140A1 (es) | 1998-12-31 | 2002-09-04 | Kimberly Clark Co | Una composicion de materia, una pelicula y un articulo que comprenden dicha composicion y el proceso para hacer dicha composicion |
| AR022137A1 (es) * | 1998-12-31 | 2002-09-04 | Kimberly Clark Co | Una composicion de materia, una pelicula y un articulo que comprenden dicha composicion |
| CN108609708B (zh) * | 2018-04-28 | 2022-01-25 | 孙法峰 | 一种污水处理用聚合硅酸改性水滑石材料的制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60195017A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-03 | Agency Of Ind Science & Technol | モンモリロン石群鉱物、陰イオン性水溶性高分子化合物、シリカより成る微細多孔質粘土材料 |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP59058668A patent/JPS60200822A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60200822A (ja) | 1985-10-11 |
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |