JPS626280Y2 - - Google Patents

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JPS626280Y2
JPS626280Y2 JP1981185080U JP18508081U JPS626280Y2 JP S626280 Y2 JPS626280 Y2 JP S626280Y2 JP 1981185080 U JP1981185080 U JP 1981185080U JP 18508081 U JP18508081 U JP 18508081U JP S626280 Y2 JPS626280 Y2 JP S626280Y2
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JP
Japan
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plating layer
alloy plating
phosphorus alloy
fuel
nickel phosphorus
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JP1981185080U
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JPS5887957U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のエンジン等に燃料混合気
を供給する気化器に関し、さらに詳しくは、アル
コールもしくはその混合燃料のような腐食を引き
起こし易い物質を含んだ燃料の使用を可能とした
気化器に関する。
従来、気化器は亜鉛、鋳鉄、アルミニウム合金
等の素材で形成されており、特に内部の燃料混合
気と接触する部分の表面には、亜鉛素材において
はクロメート処理が、鋳鉄素材においてはリン酸
塩被膜化成処理が施され、一方、アルミニウム合
金は地肌のままで用いられている。このような気
化器には、通常ガソリンが適用され、燃料として
ガソリンを使用している限りにおいては特に問題
を生じない。しかしながら、燃料としてアルコー
ルもしくはその混合燃料を使用した場合、燃料混
合気と接触する部分の表面は燃料中の水分もしく
は酸化作用の強い物質により、上記のような化成
処理層を施した場合においても素材である鋳鉄、
亜鉛までに至つて侵食を受け、メイン系通路、ス
ロー系通路においては、通路面積が変わつて燃料
流量に変化を生じてエンジン性能の悪化をもたら
すこととなり、侵食がさらに進めば燃料漏れをも
引き起こすこととなる。また、吸気通路において
は、絞り弁の作動時に、この絞り弁と当接する部
分が傷付き易くなるため、上記のように化成処理
層を形成した場合においても容易に腐食されて素
材が露出する。このため絞り弁の密閉精度が悪く
なつてアイドリング時におけるポートからの燃料
吸出量がばらつくのでアイドリング回転が不安定
となり、さらには絞り弁の作動不良の原因となつ
てエンジン出力が低域のままになつたり、或いは
逆に高域のままになつて車両の暴走等を引き起こ
す危険が有つた。
以上のような従来技術の欠点に鑑み、この考案
の目的は、アルコールもしくはその混合燃料等を
使用した場合においても燃料混合気と接触する部
分に何ら錆、腐食等を生ずることのない気化器の
提供にある。
次に本考案の実施例を添付の図面に従つて説明
する。
第1図において、気化器1はエアホン1aとボ
デー1bとスロツトルボデー1cとから構成され
ており、エンジンの吸気管(図示しない)に至る
吸気通路2内にはスモールベンチエリ3とラージ
ベンチエリ4と絞り弁5とが設けられている。6
はフロート室で、このフロート室6に連通するメ
イン系通路7はノズル8を介してスモールベンチ
エリ3ののど部に開口する一方、同じくフロート
室6に連通するスロー系通路9は、ポート10を
介して絞り弁5近傍に開口している。以上のよう
な気化器において、吸気管負圧によりエアホン1
aから吸気通路2内に導かれた空気は、高速系に
おいては、スモールベンチエリ3においてメイン
系通路7からの燃料と混合され、絞り弁5を経て
吸気管に至る一方、低速系においては、スロー系
通路9の燃料がポート10から吸気通路2内へ吸
い出されて吸気管へ導かれる。
またここで、エアホン1a、ボデー1b、スロ
ツトルボデー1cにおいて、燃料或いは燃料混合
気と接触する部分の表面には、代表的にスロツト
ルボデー1cに関し、図中A部を拡大した第2図
に示すようなニツケルリン合金メツキ層11が形
成されており、このニツケルリン合金メツキ層1
1はまず素材12(鋳鉄、亜鉛、アルミニウム合
金等いかなるものであつてもよい)の表面にポリ
アミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ABS樹脂等
の合成樹脂層13をコーテイングにより形成し
て、その上に設けたものである。
上記のようなニツケルリン合金メツキ層11
は、水その他の酸化作用の大きな物質に対する強
い耐食性とともに高い硬度を備えているので、ア
ルコールもしくはその混合燃料等を使用した場合
においても、ニツケルリン合金メツキ層11は何
ら腐蝕等の影響を受けない。
ところが、素材12の表面は、例えば鋳鉄の場
合にはカーボンの析出、また亜鉛ダイカスト品或
いはアルミダイカスト品の場合には成形時の巣の
影響により表面がポーラスとなりがちであり、こ
のため素材12に直接ニツケルリン合金メツキ層
11を施した場合にはメツキ層にピンホールが生
じ、この部分の素材12が燃料中の水分もしくは
酸化作用の強い物質によりが侵食され、さらに電
蝕、剥離によりピンホールが拡大してメツキ層が
損われる。従つてニツケルリン合金メツキ層11
は本来の機能を失うこととなつて、上記従来技術
の説明で挙げたような不具合をまたもや生ずるこ
ととなり、さらには剥離したメツキ片が付近のポ
ート内に入り込んで燃料および負荷特性を阻害す
る欠点を逆に生じてしまうこととなる。
このため、本実施例では上記で述べたように素
材12とニツケルリン合金メツキ層11との間に
合成樹脂層13を設けている。すなわちニツケル
リン合金メツキ層11は素材12に直接ではなく
合成樹脂層13上に設けられており、このような
合成樹脂層13は平滑な表面を有して形成できる
ことから、ピンホール等がなくかつ均一な厚さの
ニツケルリン合金メツキ層11を形成することが
できる。また素材12は合成樹脂層13とニツケ
ルリン合金メツキ層11とにより二重に覆われた
状態となり、素材12がいかなる表面状態にあろ
うともニツケルリン合金メツキ層11はなんらそ
の影響を受けることはない。従つて、絞り弁5の
密閉精度、作動性は通常どおりに維持されるので
アイドリング回転の不安定化、エンジン出力の低
下、車両の暴走等が排除され、かつ、メイン系通
路7、スロー系通路9内の燃料流量も運転状態に
見合つた所定の量に保持されるので、エンジン性
能の悪化が防止される。
以上のようにこの考案は、気化器を構成するエ
アホン、ボデー、スロツトルボデー等の気化器構
成部材の内部の燃料或いは燃料混合気と接触しう
る部分の表面にニツケルリン合金メツキ層を形成
してなる気化器であつて、前記気化器構成部材を
形成する素材と前記ニツケルリン合金メツキ層と
の間には該ニツケルリン合金メツキ層に隣接する
合成樹脂層を設けたことを特徴とする気化器であ
り、特に素材とニツケルリン合金メツキ層との間
に該ニツケルリン合金メツキ層に隣接する合成樹
脂層を設けたことにより、このような合成樹脂層
は平滑な表面を有して形成できることから、ほぼ
均一な厚さを有する優れたニツケルリン合金メツ
キ層が得られる。またニツケルリン合金メツキ層
は素材の表面状態の影響すなわちカーボンの析
出、ポーラス性等の影響を何等受けることがない
ため、素材の表面性に起因する剥離等の問題を何
等生じない。さらに、素材は合成樹脂層とニツケ
ルリン合金メツキ層とにより二重に覆われて完全
な保護状態となり、ニツケルリン合金メツキ層に
たとえ微小なピンホール等が有つたとしても下層
が金属であつた場合に生ずる電蝕とそれに伴う剥
離の経時的な進行を完全に排除できる。従つて、
ニツケルリン合金メツキ層は本来有するところの
燃料中の水分、酸化性物質等に対する耐食性を十
分に発揮することができるので燃料中の水分、酸
化性物質等の影響による気化器部品の異常が完全
に排除され、気化器性能ひいてはエンジン性能を
常に理想状態に維持できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は
気化器の縦断面図、第2図は第1図のA部拡大図
である。 1……気化器、1a……エアホン、1b……ボ
デー、1c……スロツトルボデー、11……ニツ
ケルリン合金メツキ層、12……素材、13……
合成樹脂層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化器を構成するエアホン、ボデー、スロツト
    ルボデー等の気化器構成部材の内部の燃料或いは
    燃料混合気と接触しうる部分の表面にニツケルリ
    ン合金メツキ層を形成してなる気化器であつて、
    前記気化器構成部材を形成する素材と前記ニツケ
    ルリン合金メツキ層との間には該ニツケルリン合
    金メツキ層に隣接する合成樹脂層を設けたことを
    特徴とする気化器。
JP18508081U 1981-12-11 1981-12-11 気化器 Granted JPS5887957U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18508081U JPS5887957U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 気化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18508081U JPS5887957U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 気化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5887957U JPS5887957U (ja) 1983-06-15
JPS626280Y2 true JPS626280Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=29985807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18508081U Granted JPS5887957U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 気化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5887957U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105624U (ja) * 1976-02-09 1977-08-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5887957U (ja) 1983-06-15

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