JPS626662A - 昆布抽出液の脱臭方法 - Google Patents
昆布抽出液の脱臭方法Info
- Publication number
- JPS626662A JPS626662A JP60146961A JP14696185A JPS626662A JP S626662 A JPS626662 A JP S626662A JP 60146961 A JP60146961 A JP 60146961A JP 14696185 A JP14696185 A JP 14696185A JP S626662 A JPS626662 A JP S626662A
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- Japan
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- cyclodextrin
- kelp
- kelp extract
- extract
- deodorizing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、シクロデキストリンを添加することにより1
.昆布抽出液の生臭味を効果的に除去する昆布抽出液の
脱臭方法に関する。
.昆布抽出液の生臭味を効果的に除去する昆布抽出液の
脱臭方法に関する。
(従来の技術)
昆布にはカルシウム、鉄、微量のミネラルなどの人体に
有用な成分が多く含まれている。さらに。
有用な成分が多く含まれている。さらに。
昆布の抽出成分を分離し、精製することにより。
薬理作用を有する成分が検出されている。昆布の有用成
分の簡便な摂取法には、昆布抽出液の飲用がある。昆布
飲料には2例えば、根こんぶを水に浸した後、その有用
成分を抽出した液状物が挙げられる。しかし、この抽出
液は、生臭味がありしかも粘性を有するため、飲料物と
して適当ではない。
分の簡便な摂取法には、昆布抽出液の飲用がある。昆布
飲料には2例えば、根こんぶを水に浸した後、その有用
成分を抽出した液状物が挙げられる。しかし、この抽出
液は、生臭味がありしかも粘性を有するため、飲料物と
して適当ではない。
生臭味の除去法としては、臭気除去あるいはマスキング
などの方法がある。臭気除去には、限外濾過、活性白土
や活性炭による吸着除去および臭気物質との反応による
変性がある。マスキングには、レモンフレーバーなどの
香料およびクエン酸などによる調味、酸味の調整がある
。しかし、いずれの方法を用いても、生臭味は完全には
除去できない。特公昭55−37225号公報に開示さ
れているように、エチルアルコールを添加すれば生臭味
は消えるものの、清涼飲料の範囲を越える添加量が必要
である。従って、実用には供し得ない。
などの方法がある。臭気除去には、限外濾過、活性白土
や活性炭による吸着除去および臭気物質との反応による
変性がある。マスキングには、レモンフレーバーなどの
香料およびクエン酸などによる調味、酸味の調整がある
。しかし、いずれの方法を用いても、生臭味は完全には
除去できない。特公昭55−37225号公報に開示さ
れているように、エチルアルコールを添加すれば生臭味
は消えるものの、清涼飲料の範囲を越える添加量が必要
である。従って、実用には供し得ない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは、臭気成分が効果的に除去されうる
昆布抽出液の脱臭方法を提供することにある。
目的とするところは、臭気成分が効果的に除去されうる
昆布抽出液の脱臭方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の昆布抽出液の脱臭方法は、シクロデキストリン
が添加された常温より高温度の昆布抽出液を冷却して、
得られた沈澱物を濾過することを包含し、そのことによ
り上記目的が達成される。
が添加された常温より高温度の昆布抽出液を冷却して、
得られた沈澱物を濾過することを包含し、そのことによ
り上記目的が達成される。
昆布抽出液は、昆布を水、アルコールなどの適当な溶媒
に浸漬させて得られる。このような抽出液は、いずれも
生臭い臭気を有する。臭気の主成分は、メチルメルカプ
タンであり、これにアルデヒド類、アミン類、不飽和脂
肪酸類、テルペン類など多くの物質が関与している。悪
臭として有名なトリメチルアミンも含まれている。これ
らの臭気成分は、乾燥状態では食欲をそそる香気となる
。
に浸漬させて得られる。このような抽出液は、いずれも
生臭い臭気を有する。臭気の主成分は、メチルメルカプ
タンであり、これにアルデヒド類、アミン類、不飽和脂
肪酸類、テルペン類など多くの物質が関与している。悪
臭として有名なトリメチルアミンも含まれている。これ
らの臭気成分は、乾燥状態では食欲をそそる香気となる
。
しかし、水中では生臭い臭気を放つ。
臭気成分の除去にはシクロデキストリンが効果的である
。シクロデキストリンは、6〜8個のDグルコースがα
−1,4グルコシド結合したオリゴ糖である。シクロデ
キストリンはドーナツ状の分子であって、環状構造の中
心に空洞を存する。環の内側は疎水性であり、親油基を
持つ化合物をとりこんで包接化合物を形成する。本発明
の発明者は、シクロデキストリンのこのような性質を応
用し、臭気成分を包接させて系外へ除去することを考え
た。
。シクロデキストリンは、6〜8個のDグルコースがα
−1,4グルコシド結合したオリゴ糖である。シクロデ
キストリンはドーナツ状の分子であって、環状構造の中
心に空洞を存する。環の内側は疎水性であり、親油基を
持つ化合物をとりこんで包接化合物を形成する。本発明
の発明者は、シクロデキストリンのこのような性質を応
用し、臭気成分を包接させて系外へ除去することを考え
た。
昆布抽出液中の成分において2 シクロデキストリンに
包接されうる化合物としては、トリメチルアミン、メチ
ルメルカプタンなどの低分子の有機化合物がある。これ
らは臭気物質の主成分である。
包接されうる化合物としては、トリメチルアミン、メチ
ルメルカプタンなどの低分子の有機化合物がある。これ
らは臭気物質の主成分である。
有用成分であるフコイダン、ラミナリン、アルギン酸な
どの硫酸多糖類(これらは高血圧、動脈硬化などの予防
に役立つ)は包接されない。これらは高分子物質であり
1分子の大きさがシクロデキストリンの環状構造に比し
て極めて大きいため。
どの硫酸多糖類(これらは高血圧、動脈硬化などの予防
に役立つ)は包接されない。これらは高分子物質であり
1分子の大きさがシクロデキストリンの環状構造に比し
て極めて大きいため。
環の内側にとりこまれない。人体に有用な金属化合物で
あるカルシウム、鉄などのミネラル類も。
あるカルシウム、鉄などのミネラル類も。
包接され難い。従って、昆布抽出液にシクロデキストリ
ンを作用させることにより、臭気成分のみを効果的に除
去できる。
ンを作用させることにより、臭気成分のみを効果的に除
去できる。
臭気成分がシクロデキストリンに包接された状態でも、
昆布抽出液の臭気は減少する。しかし。
昆布抽出液の臭気は減少する。しかし。
これを加温すれば、包接された臭気成分が遊離するおそ
れがあり、そのために、臭気成分をシクロデキストリン
に包接した状態で系外へ除く必要がある。シクロデキス
トリンの除去には、シクロデキストリンの溶解性の温度
依存性を利用する。
れがあり、そのために、臭気成分をシクロデキストリン
に包接した状態で系外へ除く必要がある。シクロデキス
トリンの除去には、シクロデキストリンの溶解性の温度
依存性を利用する。
昆布抽出液の臭気成分は、シクロデキストリンを用いて
1例えば1次のように除去される:昆布抽出液にシクロ
デキストリンを添加し、適当な温度に加温する。シクロ
デキストリンは、抽出液に溶解されるとともに抽出液中
の臭気成分と包接反応を起こす。反応は短時間で完結す
る。反応後1反応液を冷却すれば、沈澱物が生じる。こ
の沈澱物は臭気成分を包接したシクロデキストリンであ
る。これらは通常の濾過法により除去される。なお、シ
クロデキストリンは常温より高温度にされた昆布抽出液
に添加してもよい。
1例えば1次のように除去される:昆布抽出液にシクロ
デキストリンを添加し、適当な温度に加温する。シクロ
デキストリンは、抽出液に溶解されるとともに抽出液中
の臭気成分と包接反応を起こす。反応は短時間で完結す
る。反応後1反応液を冷却すれば、沈澱物が生じる。こ
の沈澱物は臭気成分を包接したシクロデキストリンであ
る。これらは通常の濾過法により除去される。なお、シ
クロデキストリンは常温より高温度にされた昆布抽出液
に添加してもよい。
シクロデキストリンには、これを構成するグルコースの
数により、α、β、T−シクロデキストリンの3種類の
化合物がある。本発明に用いられるシクロデキストリン
は、上記化合物のいずれでもよく、またそれらの混合物
でもよい。しかし。
数により、α、β、T−シクロデキストリンの3種類の
化合物がある。本発明に用いられるシクロデキストリン
は、上記化合物のいずれでもよく、またそれらの混合物
でもよい。しかし。
溶解度の温度依存性および沈澱物の結晶性から。
β−シクロデキストリンが最も好ましい。αおよびγ−
シクロデキストリンは、溶解度の温度変化がβ−シクロ
デキストリンに比べて小さい。しかも、沈澱物が水あめ
状であり、濾過が困難である。
シクロデキストリンは、溶解度の温度変化がβ−シクロ
デキストリンに比べて小さい。しかも、沈澱物が水あめ
状であり、濾過が困難である。
シクロデキストリンの添加量は、好ましくは昆布抽出液
の蒸発残分のO11倍量以上、より好ましくは0.5倍
量以上である。0.1倍量を下まわると。
の蒸発残分のO11倍量以上、より好ましくは0.5倍
量以上である。0.1倍量を下まわると。
臭気成分の除去が効果的になされない傾向がある。
加温時の温度は、好ましくは40〜70℃、より好まし
くは40〜60℃に調整される。40℃を下まわると、
シクロデキストリンの溶解度が小さいため。
くは40〜60℃に調整される。40℃を下まわると、
シクロデキストリンの溶解度が小さいため。
臭気成分の除去が効果的になされない。70℃を上まわ
ると、一旦包接された臭気成分が再び遊離する。昆布抽
出液中の有用成分が分解するおそれもある。
ると、一旦包接された臭気成分が再び遊離する。昆布抽
出液中の有用成分が分解するおそれもある。
冷却時の温度は好ましくは10℃以下、より好ましくは
5℃以下で昆布抽出液の氷結温度以上に調整される。1
0℃を上まわると、臭気成分を包接したシクロデキスト
リンが系内に一部溶解した状態で残留する。そのために
、臭気成分の除去が効果的になされない。
5℃以下で昆布抽出液の氷結温度以上に調整される。1
0℃を上まわると、臭気成分を包接したシクロデキスト
リンが系内に一部溶解した状態で残留する。そのために
、臭気成分の除去が効果的になされない。
沈澱物の濾過には、珪藻土などの濾過助剤を使用するこ
とが好ましい。
とが好ましい。
(実施例)
以下に本発明を実施例について述べる。
実施例1
ミツイシニ等昆布100gを1分間水洗し、塩分を除去
した。この昆布(含水率14%)を5 m/m幅に裁断
し、1βの水中に20〜25℃で20時間浸漬させた。
した。この昆布(含水率14%)を5 m/m幅に裁断
し、1βの水中に20〜25℃で20時間浸漬させた。
得られた抽出物を粗濾過後、濾液600m lに対し珪
藻土12gを加えてm5A濾紙でさらに濾過した。濾液
を原液(105℃蒸発残分4.3%)とし。
藻土12gを加えてm5A濾紙でさらに濾過した。濾液
を原液(105℃蒸発残分4.3%)とし。
原液50gに対し1重量%のβ−シクロデキストリンを
添加した。溶液を50℃で30分間攪拌して包接反応さ
せた。反応液を5℃で18時間放置した後。
添加した。溶液を50℃で30分間攪拌して包接反応さ
せた。反応液を5℃で18時間放置した後。
11h5A濾紙で濾過し、脱臭処理された昆布抽出液を
得た。
得た。
叉扇」Iよ
4重量%のβ−シクロデキストリンを用いたこと以外は
実施例1と同様にして、脱臭処理された昆布抽出液を得
た。
実施例1と同様にして、脱臭処理された昆布抽出液を得
た。
叉施■主
10重量%のβ−シクロデキストリンを用いたこと以外
は実施例1と同様にして、脱臭処理された昆布抽出液を
得た。
は実施例1と同様にして、脱臭処理された昆布抽出液を
得た。
止較拠
β−シクロデキストリンを添加しなかったこと以外は実
施例1と同様にして、昆布抽出液を得た。
施例1と同様にして、昆布抽出液を得た。
比較例により得られた昆布抽出液の臭気強度を7点、無
臭を0点とし、実施例1〜3で脱臭処理された昆布抽出
液について、感応検査を行なった。
臭を0点とし、実施例1〜3で脱臭処理された昆布抽出
液について、感応検査を行なった。
この結果を下表に示す。
表から明らかなように1本発明の脱臭方法により処理さ
れた昆布抽出液は、未処理の抽出液に比べて臭気が大幅
に減少している。特に、β−シクロデキストリンの添加
量が4重量%および10重量%の抽出液は、いづれも、
はとんど無臭に近い。
れた昆布抽出液は、未処理の抽出液に比べて臭気が大幅
に減少している。特に、β−シクロデキストリンの添加
量が4重量%および10重量%の抽出液は、いづれも、
はとんど無臭に近い。
よって2本発明の脱臭方法は、昆布抽出液の臭気除去に
効果的である。
効果的である。
(以下余白)
去1u生±
ミツイシニ等昆布100gを1分間水洗し、塩分を除去
した。この昆布(含水率14%)を5m/m幅に裁断し
、17!の水中に20〜25℃で20時間浸漬させた。
した。この昆布(含水率14%)を5m/m幅に裁断し
、17!の水中に20〜25℃で20時間浸漬させた。
得られた抽出物を粗濾過後、濾液に2%の珪藻土を加え
てN15A濾紙でさらに濾過した。この濾液を60〜8
5℃で、105℃蒸発残分15%まで濃縮した。濃縮液
に2重量%のCELDEX (粉末シクロデキストリン
、日本食品加工社製)を添加した。溶液を50°Cで3
0分間攪拌して包接反応させた。反応液を9℃で18時
間放置した後、3%の珪藻土を加えて11h5A濾紙で
濾過し、脱臭処理された昆布抽出液を得た。
てN15A濾紙でさらに濾過した。この濾液を60〜8
5℃で、105℃蒸発残分15%まで濃縮した。濃縮液
に2重量%のCELDEX (粉末シクロデキストリン
、日本食品加工社製)を添加した。溶液を50°Cで3
0分間攪拌して包接反応させた。反応液を9℃で18時
間放置した後、3%の珪藻土を加えて11h5A濾紙で
濾過し、脱臭処理された昆布抽出液を得た。
シクロデキストリンを添加する前の濃縮液の臭気強度を
7点とし、怒応検査を行ったところ、脱臭処理後の昆布
抽出液の臭気強度は2〜3点であった。
7点とし、怒応検査を行ったところ、脱臭処理後の昆布
抽出液の臭気強度は2〜3点であった。
この昆布抽出液1001111に対し、梅肉エキス水溶
液1 mlを添加し、砂糖とクエン酸で調味したところ
、昆布抽出液の生臭味の全くない清涼飲料水が得られた
。
液1 mlを添加し、砂糖とクエン酸で調味したところ
、昆布抽出液の生臭味の全くない清涼飲料水が得られた
。
(発明の効果)
本発明によれば、このように、昆布抽出液の臭気成分が
効果的に脱臭される。その結果、得られた抽出液は2例
えば、清涼飲料水原料として有用である。
効果的に脱臭される。その結果、得られた抽出液は2例
えば、清涼飲料水原料として有用である。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シクロデキストリンが添加された常温より高温度の
昆布抽出液を冷却して、得られた沈澱物を濾過すること
を包含する昆布抽出液の脱臭方法。 2、前記シクロデキストリンが、前記昆布抽出液の蒸発
残分の0.1倍量以上添加された特許請求の範囲第1項
に記載の昆布抽出液の脱臭方法。 3、前記昆布抽出液の温度が、40〜70℃である特許
請求の範囲第1項に記載の昆布抽出液の脱臭方法。 4、前記冷却が、10℃以下の温度で行われる特許請求
の範囲第1項に記載の昆布抽出液の脱臭方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60146961A JPS626662A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 昆布抽出液の脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60146961A JPS626662A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 昆布抽出液の脱臭方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626662A true JPS626662A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15419494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60146961A Pending JPS626662A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 昆布抽出液の脱臭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626662A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014205758A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | コーデックケミカル株式会社 | 洗浄剤組成物及び該組成物を含有する洗浄剤並びにそれらを用いた洗浄方法 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP60146961A patent/JPS626662A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014205758A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | コーデックケミカル株式会社 | 洗浄剤組成物及び該組成物を含有する洗浄剤並びにそれらを用いた洗浄方法 |
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