JPS6267061A - アリ−ルニトロンの高収率製造方法 - Google Patents

アリ−ルニトロンの高収率製造方法

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JPS6267061A
JPS6267061A JP61212886A JP21288686A JPS6267061A JP S6267061 A JPS6267061 A JP S6267061A JP 61212886 A JP61212886 A JP 61212886A JP 21288686 A JP21288686 A JP 21288686A JP S6267061 A JPS6267061 A JP S6267061A
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nitrone
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    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C291/00—Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00
    • C07C291/02—Compounds containing carbon and nitrogen and having functional groups not covered by groups C07C201/00 - C07C281/00 containing nitrogen-oxide bonds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アリールヒドロキシルアミンとアリールアル
デヒドとの反応によりアリールニトロンを製造する方法
に関する。さらに詳しくは、本発明はこれらの反応原料
からアリールニトロンを高収率で製造する方法に関する
。
発明の背景 ある種のジアリールニトロンがコントラスト増強ホトリ
ソグラフィに有用であることが確かめられている。この
ようなジアリールニトロン、その製造方法およびその使
用についての詳しい説明が、本出願人に嬢渡された係属
中の米国特許出願第735.016号、675.915
号および687゜681号に見られる。これらの係属出
願の内容を本発明の先行技術として挙げておく。
アリールニトロンは代表的には、次式に従ってアリール
ヒドロキシルアミンをアルデヒド、特にアリールアルデ
ヒドと反応させることによって得られる。
Ar CH+Ar’NHgAr CM−N”−Ar’+
H20(1)ここでAr及びAr’は炭素原子数6−3
0の芳香族成分である。この縮合反応は典型的には平衡
反応である。多くの場合、たとえばフェニルヒドロキシ
ルアミンを反応させるとき、平衡はニトロン側による。
このような場合、溶剤を蒸発させ粗生成物を再結晶させ
るだけで、98%のように高い収率で単離することがで
きる。別の場合、たとえば電子吸引性置換基を有するア
リールヒドロキシルアミンを用いるときには、平衡がづ
つと左へずれる。この問題の解決策としては、水側生物
を除去することにより平衡をニトロンの生成側へ移行さ
せている。このことは代表的には、反応原料の溶液を水
トラツプを介して還流させて水をその生成と同時に共沸
除去することによって達成される。このようにして平衡
をニトロン側へ移行させると、特に出発材料が完全には
純粋でないときアリールヒドロキシルアミンに伴なった
副反応が生じ、望ましくない。
別法として、モレキュラーシーブのような乾燥剤を用い
て縮合水を除去することが可能である。
しかし、水を捕捉するために用いる乾燥剤(ゼオライト
)によりアリールヒドロキシルアミンの分解が促進され
ることが観察されている。従って、アリールヒドロキシ
ルアミンとの副反応を惹起することなく、アリールニト
ロンの生成を優先させる反応方式が望まれている。
発明の概要 驚くべきことには、反応式Iで表わされる反応に多量の
反溶剤、例えば水を加えると、上述した方法に反して、
平衡がアリールニトロンの生成側に移行することを見出
した。反溶剤は反応中にアリールニトロンを沈殿させる
作用をなす。スプリッタ(SpHtter)およびカル
ビン(Calvin) 、ジャーナル・オブ・オーガニ
ック・ケミストリー(J、Org、Chem、 ) 、
  2υ巻(1955年)、1111−1115頁に記
載のように、溶液から非極性アリールニトロンを沈殿さ
せるのに水を使っているが、アリールヒドロキシルアミ
ンとアリールアルデヒドとの反応はその時点で98%完
了しており、水は既に生成しているニトロンを単離する
だけの作用しかない。
本発明は、 (a)アリールヒドロキシルアミンをアリールアルデヒ
ドと、酸触媒、アリールニトロンに対する反溶剤および
アリールヒドロキシルアミンおよびアリールアルデヒド
に対する有機溶剤の存在下で反応させてアリールニトロ
ンを生成し、上記有機溶剤の量がアリールヒドロキシル
アミンおよびアリールアルデヒドの両方を可溶化するの
に十分な量で、上記反溶剤の量が生成したアリールニト
ロンの実質的な部分を沈殿させるのに十分な量であるこ
とを特徴とするアリールニトロンの製造方法を提供する
。
発明の目的 本発明の主要な目的は、アリールニトロンを高収率で製
造する方法を提供することにある。
本発゛明の別の目的は、使用したアリールヒドロキシル
アミンの副反応をほとんどまたはまったく生じることな
く、アリールニトロンを高収率で製造する方法を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、アリールヒドロキシルアミンおよ
び了り−ルアルデヒドの反応からの了り−ルニトロンの
生成速度を、収率に有意な影響を与えずに高めることに
ある。他の目的は以下の説明から明らかになるであろう
。
好適な実施態様の説明 本発明は、(1)反応式lの反応に関する平衡を、水の
ような反溶剤の添加によりアリールニトロンの生成側に
推進させ得ること、そして(2)反応性の低いアリール
ヒドロキシルアミンおよびアリールアルデヒドに関与す
る反応が、酸触媒を導入して多量の反溶剤の存置作用を
最小限に抑えることにより促進できることを見出して、
なされたものである。
本発明の方法により製造できるアリールニトロンには、
次式lで表わされるものがある。
式中のZは(R3)a−Q−R4−またはR5−で、 Qは一価、二価または三価の置換基または連結基で、 R,R1、R2およびR3はそれぞれ独立に水素、炭素
原子数1−8のアルキルまたは置換アルキル基、または
炭素原子数6−13の芳香族基であり、 R4は炭素原子数6−13の芳香族基で、R5はへテロ
原子が酸素、窒素および硫黄の少なくとも1つである炭
素原子数6−20の芳香族複索環式基で、 R6は炭素原子数6−20の芳香族炭化水素基で、 Xはハロゲン、シアノ基、炭化原子数1−8の脂肪族ア
シル基、炭素原子数1−8のアルキルまたは置換アルキ
ル基、炭素原子数6−13のアリールまたは置換アリー
ル基または炭素原子数2−8のアルコキシカル2ボニル
基であり、aは0−2で、 bは0−3で、そして nは0−4である。
式Iから明らかなように、ニトロンはα−アリール−N
−アリールニトロンまたはその共役類似物のいずれかで
、後者の共役はアリール基とα−炭素原子との間にある
。α−アリール基はしばしば置換されており、はとんど
の場合アルキル基が1−4個の炭素原子を含有するジア
ルキルアミノ基で置換されている。R2基は代表的には
水素であり、R6は通常フェニルである。
Q基がいずれであるかは必須でなく、適当な基が当業者
に明らかな筈である。aの値が0.1または2となるの
につれて、Qは一価、二価または三価となる。−価のQ
の例には、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素原子数1
−6のアルキル基および炭素原子数6−13のアリール
基がある。二価のQの例には、酸素、硫黄、カルボニル
、アルキレンおよびアリーレンがある。三価のQの例は
窒素である。Qがフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、酸素、
硫黄または窒素であるのが好ましい。
本発明の方法により製造できるアリールニトロンの具体
例には、下記のニトロンがある。
α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−フェニルニ
トロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−(4−クロ
ロフェニル)−ニトロン、α−(4−ジエチルアミノフ
ェニル)−N−(3,4−ジクロロフェニル)−ニトロ
ン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−(4−カル
ベトキシフェニル)−ニトロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−(4−カル
ブトキシフェニル)−ニトロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−(4−アセ
チルフェニル)−ニトロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−(4−シア
ノフェニル)−ニトロン、α−(4−メトキシフェニル
)−N− (4−シアノフェニル)ニトロン、 α−(9−ユロリジニル)−N−フェニルニトロン、 α−(9−ユロリジニル’)−N−(4−クロロフェニ
ル)ニトロン、 α−[2−(1,1−ジフェニルエチニル)]−]N−
フェニルニトロンおよびα−[2−(1−フェニルプロ
ペニル)]−]N−フェニルニトロ ンリールニトロンの中ではa−(4−ジエチルアミノフ
ェニル)−N−フェニルニトロンが特に好適である。
本発明の方法で反応させるアリールヒドロキシルアミン
は次式: %式%() のものである。ここでR6、Xおよびbは前記定義の通
り。これらのアリールヒドロキシルアミンは、ニトロ芳
香族化合物の亜鉛粉末での還元や触媒作用下での水素添
加により得るのが普通である。
水素での還元反応は代表的には、貴金属水素添加触媒、
たとえば白金、レニウム、ロジウム、パラジウムおよび
ニッケルの存在下で行われる。緩和された還元反応が、
ライランダ−(Rylandcr)らの米国特許第3.
694,509号および係属中の米国特許出願第762
,358号に開示されている。米国特許出願第762,
358号は本出願人に嬢渡されている。
本発明は、電子吸引基を有するアリールヒドロキシルア
ミンからアリールニトロンを製造するのに特に有用であ
る。これらのアリールヒドロキシルアミンの電子吸引基
は芳香族核上に位置する。
すなわち、これらはbが0ではなく、Xが前記定義の通
りである式■のアリールヒドロキシルアミンである。極
性アリールヒドロキシルアミンとの反応では、平衡状態
にあるときにはニトロンの収率が90%以下、たいてい
75%以下であるのが代表的である。このようなアリー
ルヒドロキシルアミンについては、平衡をアリールニト
ロンの生成側へ押しやるのがもっとも望ましい。
本発明に用いるアルデヒドは次式: のものである。ここでZ、R5R1およびnは前記定義
の通り、モしてR2は水素である。これらのアリールア
ルデヒドは、当業者によく知られた方法のいずれにても
製造できる。アリールアルデヒドを製造する常法では、
ホルムアルデヒドをオレフィン基を有する芳香族化合物
に付加する。このような芳香族化合物を一酸化炭素およ
び水素と加熱加圧下、適当な触媒の存在下で反応させる
のが代表的である。この方法やその他の方法については
、エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジ
ー(Encyclopedla or Chos+1c
al Technology ) 、第3版、第1巻、
794−796頁(1978年)に詳しく記載されてい
る。
他のアリールアルデヒドの製造方法として、エンサイク
ロペディアψオブ・ケミカル中テクノロジー、第3版、
第4巻、781および第11巻、238頁(1978年
)に詳しく記載されているような、−酸化炭素の芳香族
炭化水素またはアリールハロゲン化物との反応および芳
香族カルボン酸の還元がある。本発明で用いるアリール
ヒドロキシルアミンおよびアリールアルデヒドを製造す
るのに他の方法も適当であることが明らかである。
了り−ルヒドロキシルアミンおよびアリールアルデヒド
を、アリールニトロンに対する反溶剤および有機溶剤の
反応媒体中、酸触媒の存在下で反応させる。アリールニ
トロンに対する反溶剤はアリールニトロンを沈殿させる
作用をなす。代表的な反溶剤としては、水、炭素原子数
3−8の脂肪族炭化水素、および炭素原子数6−10の
芳香族および置換芳香族炭化水素が挙げられる。具体的
な有機反溶剤には、ヘキサン、ヘプタン、ブタン、プロ
パン、ベンゼン、トルエン、オクタンおよびキシレンが
ある。好適な反溶剤は水である。
有機溶剤はアリールヒドロキシルアミンおよびアリール
アルデヒドの実質的な部分を可溶化する。
適当な溶剤には低級脂肪族アルコール、エーテルおよび
ケトンがある。酸素非含有の極性溶剤も適当である。適
当な低級脂肪族アルコールにはメタノール、エタノール
、イソプロパノール、プロパノール、n−ブタノールお
よびt−ブタノールがある。適当な酸素非含有溶剤には
アセトニトリル、ピリジンなどがある。好ましい溶剤は
エタノール、メタノール、ジエチルエーテル、酢酸、ド
メトキシエタン、ジオキサン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、アセトンおよびアセトニトリルであり
、アルコール溶剤がもつとも好ましい。アリールヒドロ
キシルアミンおよびアリールアルデヒドを可溶化するの
に用いる有機溶剤が、アリールニトロンに対し反溶剤と
して作用することもある。たとえば、炭素原子数2−8
のエーテルは本方法において反応原料を可溶化するとと
もに、アリールニトロンを沈殿させる。
何機溶剤の使用料は、アリールヒドロキシルアミンおよ
びアリールアルデヒドを可溶化するのに十分な量でなけ
ればならない。代表的には、アリールヒドロキシルアミ
ンおよびアリールアルデヒドの有機溶剤への溶解度に応
じて、アリールヒドロキシルアミンおよびアリールアル
デヒド1モルあたり0.25−2.01の有機溶剤が適
当である。溶剤の使用量が反応媒体の約10−75重置
火を占めるのが代表的である。
反溶剤の使用量は、反応媒体中に生成したアリールニト
ロンを沈殿させるのに十分な量でなければならな一一。
この量は使用した反溶剤および生成したアリールニトロ
ンによって変わる。代表的にはアリールニトロン1モル
当り0.25−21が、アリールニトロンの沈殿を起さ
せるのに適当である。低い方の範囲の値が沈殿に適当な
ら好適である。反応媒体中の反溶剤対育機溶剤の容量比
は、代表的には、上記のような量を採用した場合約0゜
25−2の範囲に入る。
本質的にはすべてのプロトニック酸が、アリールヒドロ
キシルアミ、ンとアリールアルデヒドとの反応に触媒作
用をなす。ここで用いる用語「プロトニック酸」は、水
中で解離し、遊離プロトンを発生してH3O+を形成す
る化合物をさす。これらには鉱酸も有機酸も含まれる。
ある種の酸は、出発材料と副反応を起すので望ましくな
いことが確かめられる。適当な酸は強い鉱酸、例えばハ
ロゲン化水素および硫黄、燐および窒素のオキソ酸であ
る。ハロゲン化水素、例えば塩化水素、臭化水素および
フッ化水素はすべて反応速度を上げる。
適当な燐酸化物酸としては亜燐酸、燐酸などがある。適
当な硫黄酸化物酸としては亜硫酸(HzS03)、硫酸
(H2SOa )などがある。他の適当な鉱酸には硝酸
(HNO3)や過塩素酸がある。
強いカルボン酸およびスルホン酸も適当である。
ここで用いる用語「強いカルボン酸」は、解離定数の値
が酢酸のそれに近いかそれより大きいカルボン酸を包含
するものである。適当なカルボン酸の具体例には、酢酸
、ギ酸、プロパン酸、ブタン酸、2−メチルプロパン酸
、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、クロロ酢酸、
トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、フェニル酢酸、2
−クロロブタン酸、3−クロロブタン酸、ジクロロ酢酸
、4−クロロブタン酸、5−クロロブタン酸などかある
。スルホン酸が好適で、これにはメタンスルホン酸、エ
チルスルホン酸、フェニルスルホン酸、ブチルスルホン
酸などがある。
適当な酸の中には酸−官能化重合体樹脂、例えばローム
・アンド6ハース社(Rohm & 1laas Co
、 )製の商品名「アンバーリスト(Aaberlys
t ) XN−1005Jの樹脂も含まれる。これらの
酸は、固体のま\留まり、反応混合物から除くのが容易
である点で好都合である。これらの樹脂はカルボン酸ま
たはスルホン酸基で官能化されているのが代表的である
。
酸の使用量は、アリールヒドロキシルアミ〉・とアリー
ルアルデヒドの反応に触媒作用をなすのに十分な量であ
る必要があるだけである。有機溶剤およびニトロン反溶
剤を含めて全反応媒体の約0゜1−10重量%の範囲内
の量が適当である。それより多量も適当で、特に有機酸
を有機溶剤として用いる場合にそうである。このような
触媒作用は、多量のアリールニトロン反溶剤の存在に基
因する有害作用にうち勝つ。反応は約θ℃−約150℃
、好ましくは15−30℃の範囲の温度で進行する。
多くの場合、アリールニトロンが生成したら反応混合物
を冷却して、アリールニトロンの沈殿を起させる。反応
混合物の冷却は、平衡に達した後もしくは反応が平衡に
近づいたとき行えばよい。
アリールニトロンの沈殿が起る温度は、アリールニトロ
ン自体、反応媒体中のアリールニトロン反溶剤の量およ
び反応媒体中の有機溶剤の量に依存する。ニトロンが反
応混合物に十分不溶性である場合には、反応混合物の冷
却以前に沈殿が起るであろう。溶液中のアリールニトロ
ンを完全に沈殿させるためには、約θ℃−10℃の範囲
内の温度に冷却するのが好ましい。アリールニトロンを
その生成につれて連続的に沈殿させる場合には、これよ
り高い温度が好ましい。
本発明の1実施態様では、反応媒体をアリールヒドロキ
シルアミンとアリールアルデヒドの反応に先立って冷却
する。これを行うのは、アリールヒドロキシルアミンと
アリールアルデヒドの反応をアリールニトロン反溶剤の
不在下で平衡まで進行させる場合である。アリールニト
ロン反溶剤を反応媒体に加えて、予め形成されているア
リールニトロンを沈殿させる。平衡化混合物中に残って
いるアリールヒドロキシルアミンおよびアリールアルデ
ヒドを、次に、本発明の方法に従って反溶剤および酸触
媒の存在下で反応させて追加分のアリールニトロンを生
成する。この追加分のアリールニトロンは生成直後に沈
殿してくるのが代表的である。このような実施態様では
、アリールヒドロキシルアミンの初期反応が酸触媒の存
在下で生起する必要がない。酸触媒を所定量の反溶剤と
共に反応媒体に加えればよい。
本発明の別の実施態様では、ニトロ芳香族化合物の還元
によりアリールヒドロキシルアミンをその場で生成する
。この還元は、ライランダーらの米国特許第3.694
.509号および係属中の米国特許出願第762,35
8号(1985年8月5日出願)に開示された方法に従
って、水素で行うことができる。代表的には還元反応は
貴金属触媒、好ましくは炭素担持白金の存在下O℃−1
00℃の温度で行われる。
反応調節剤を用いてアリールアミンへの過還元を防止す
ることもできる。反応調節剤は、前掲のライランダーら
の米国特許および米国特許出願第762.358号にさ
らに詳しく記載されている。
適当な調節剤の例には、ジメチルスルフィド、トリフェ
ニルホスフィン、トリエチルホスフィンなどがある。代
表的なニトロ芳香族化合物としては、ニトロベンゼン、
p−エトキシニトロベンゼン、p−ニトロエチルベンゾ
エート、p−ニトロアセトフェノンなどがある。
アリールヒドロキシルアミンとアリールアルデヒドの反
応は、普通の装置で、バッチ法でも連続法でも行うこと
ができる。代表的な反応方式では、アリールヒドロキシ
ルアミンとアリールアルデヒドを有機溶剤と共に反応に
導入する。その後、所望量の反溶剤を徐々に加えながら
酸触媒を添加する。アリールニトロンが沈殿したら、こ
れを、遠心分離や一過のような慣例の技法で回収すれば
よい。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。本発
明の範囲をこれらの実施例に限定する意図はない。
実施例l 50m1の容器に1.81g(10ミリモル)のp−<
エトキシカルボニル)フェニルヒドロキシルアミン、1
.77g(10ミリモル)のp−ジエチルアミノベンズ
アルデヒドおよび20m1の50%水性エタノールを入
れた。次に30a+Hのメタンスルホン酸を加えた。ニ
トロン生成物がすぐに沈殿として現われ始めた。反応混
合物を約O℃に冷却し、2時間かきまぜて生成したニト
ロンのはVすべてを沈殿させた。生成物を’t濾過し、
50%水性エタノールで洗い、減圧下55℃で1夜乾燥
した。生成したアリールニトロンは、α−(4−ジエ午
ルアミノフェニル)−N−(4−力ルベトキシフェニル
)−ニトロンで、収Ei13.01g、収率89%、純
度98%であった。
実施例■ 大気圧の水素添加装置に、1.23g (IOミリモル
)のニトロベンゼン、1.77r(10ミリモル)のp
−ジエチルアミノベンズアルデヒド20■gのトリフェ
ニルホスフィン、60μオ(1ミリモル)の酢酸、10
m1の無水エタノールおよび50mgの5%白金の炭素
担持触媒を入れた。この系に水素を充填し、そして20
ミリモルの水素か反応し終るまで室温でかきまぜた。反
応混合物をi濾過し、炭素担持触媒を5mlのエタノー
ルで洗った。母液を0℃に冷却した後、かきまぜながら
20m1の水で処理した。ニトロンが沈殿し、これを)
濾過した。全部で3回結晶を回収し、収112゜44&
−(91%)、純度94%のα−(4−ジエチルアミノ
フェニル)−N−フェニルニトロンを得た。
実施例■ 500g (2,6モル)のエチル−p−ニトロベンゾ
エートを1.51のエタノールに溶解した溶液を、12
g−の5%白金の木炭担持触媒および反応調節剤として
106m1のジメチルスルホキシドを用いて、水素添加
してヒドロキシルアミンとした。ニトロ化合物が完全に
消費されたら、反応、  溶液を)P遇し、夕波を38
6g (2,2モル、0゜85当量)のp−ジエチルア
ミノベンズアルデヒドおよび69m1の酢酸と合わせた
。室温で3時間かきまぜた後、NMR分析を行ったとこ
ろ、反応が平衡状態に達しており、アルデヒドの73%
がα−(4−ジエチルアミノフェニル)−N−フェニル
ニトロンに転化していることがわかった。溶液を約4℃
に冷却し、激しくかきまぜながら1゜251の水で徐々
に処理した。ニトロンが黄色い粉末として析出し、これ
を1時間後に一過により捕集した。粗生成物を1.2k
gのメタノールに再溶解し、冷却し、550m1の水で
沈殿させた。沈殿したニトロンを捕集し、意字炉内で5
5℃で乾燥して、収ff1613g (1,8モル、収
率82%)のα−(4−ジエチルアミノフェニル)−N
−(4−カルベトキシフェニル)−ニトロンを得た。
これは高圧成体クロマトグラフィで純度95%と測定さ
れた。本例は水の添加により収率が向上することを示し
ている。
実施例■ 10ccの10フラスコに0.88g(5ミリモル)の
4−ジエチルアミノベンズアルデヒド、0゜90g(5
ミリモル)のp−(エトキシカルボニル)−フェニルヒ
ドロキシルアミン、2.0gのテトラヒドロフランおよ
び10μmのメタンスルホン酸を入れた。1時間かきま
ぜた後、45%ニトロンの平衡値に達し、この後4.0
gのシクロヘキサンを加えた。72時間かきまぜた後、
生成したニトロン沈殿物を濾過して0.76gの生成物
を得た。反応混合物を冷却して2回目の結晶沈殿物を得
た。これは重io、20gであった。生成物を50%水
性エタノールで洗い、乾燥して合計収量的0.96g(
57%)、純度98%のα−(4−ジエチルアミノフェ
ニル)−N−(4−カルベトキシフェニル)−ニトロン
を得た。
上述した実施例は本発明の特定の実施態様を例示するも
のである。これらの実施態様の種々の変更例が当業者に
自明であり、本発明の範囲内に入るものと認められる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アリールヒドロキシルアミンをアリールアルデヒド
    と、酸触媒、アリールニトロンに対する反溶剤およびア
    リールヒドロキシルアミンおよびアリールアルデヒドに
    対する有機溶剤の存在下で反応させてアリールニトロン
    を生成し、上記有機溶剤の量がアリールヒドロキシルア
    ミンおよびアリールアルデヒドの両方を可溶化するのに
    十分な量で、上記反溶剤の量が生成したアリールニトロ
    ンの実質的な部分を沈殿させるのに十分な量であること
    を特徴とするアリールニトロンの製造方法。 2、アリールニトロンの反溶剤が水である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、アリールニトロンの反溶剤が炭素原子数3−8の脂
    肪族炭化水素および炭素原子数6−10の芳香族および
    アルキル芳香族炭化水素よりなる群から選ばれる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 4、上記反溶剤がベンゼン、トルエン、ヘプタン、シク
    ロヘキサン、オンタンおよびキシレンよりなる群から選
    ばれる特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、さらに、反応混合物をアリールニトロンを更に沈殿
    させるのに十分低い温度に冷却する工程を含む特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 6、反応混合物を約0℃−10℃の範囲内の温度に冷却
    する特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、生成したジアリールニトロンが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のZは(R^3)a−Q−R^4−またはR^5
    −で、 Qは一価、二価または三価の置換基または連結基で、 R、R^1、R^2およびR^3はそれぞれ独立に水素
    、炭素原子数1−8のアルキルおよび置換アルキル基、
    および炭素原子数6−13の芳香族基よりなる群から選
    ばれ、 R^4は炭素原子数6−13の芳香族基で、R^5はヘ
    テロ原子が酸素、窒素および硫黄よりなる群から選ばれ
    る炭素原子数6−20の芳香族複素環式基で、 R^6は炭素原子数6−20の芳香族炭化水素基で、 Xはハロゲン、シアノ基、炭化原子数1−8の脂肪族ア
    シル基、炭素原子数1−8のアルキルおよび置換アルキ
    ル基、炭素原子数6−13のアリールおよび置換アリー
    ル基、および炭素原子数2−8のアルコキシカルボニル
    基よりなる群から選ばれ、 aは0−2で、 bは0−3で、そして nは0−4である] で表わされる特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、アリールヒドロキシルアミンが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^6はフェニルで、Xは特許請求の範囲第7
    項で定義した通り、bは1−2である]で表わされる特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 9、アリールアルデヒドが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中のR^2は水素で、nは0、Zは特許請求の範囲
    第7項で定義した通り]で表わされる特許請求の範囲第
    7項記載の方法。 10、アリールアルデヒドが 4−ジエチルアミノベンズアルデヒド、 4−ジメチルアミノベンズアルデヒド、 4−メトキシ−ベンズアルデヒド、 9−ユロリジニル−アルデヒド、 2−アルデヒド(1,1−ジフェニル) エチレンおよび 2−アルデヒド(1−フェニル)プロピ レン よりなる群から選ばれ、アリールヒドロキシルアミンが フェニルヒドロキシルアミン、 4−クロロフェニルヒドロキシルアミン、 3,4−ジクロロフェニルヒドロキシル アミン、 4−エトキシカルボニルフェニルヒドロ キシルアミン、 4−アセチルフェニルヒドロキシルアミ ンおよび 4−シアノフェニルヒドロキシルアミン よりなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 11、酸触媒が強いカルボン酸、スルホン酸、ハロゲン
    化水素および燐、窒素および硫黄のオキソ酸よりなる群
    から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 12、酸が塩化水素、臭化水素、フッ化水素、過塩素酸
    、酢酸、ギ酸、プロパン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘ
    キサン酸、ヘプタン酸、2−メチルプロパン酸、クロロ
    酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、フェニル酢
    酸、燐酸、亜燐酸、亜硫酸、硫酸および硝酸よりなる群
    から選ばれる特許請求の範囲第11項記載の方法。 13、酸触媒の使用量が反応混合物中の有機溶剤および
    水の約0.1−10重量%の範囲内にある特許請求の範
    囲第12項記載の方法。 14、生成したアリールニトロンが α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−フェニルニトロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(4−クロロフェニル)−ニトロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(3,4−ジクロロフェニル)−ニ トロン、 a−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(4−カルベトキシフェニル)−ニ トロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(4−カルブトキシフェニル)−ニ トロン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(4−アセチルフェニル)−ニトロ ン、 α−(4−ジエチルアミノフェニル)− N−(4−シアノフェニル)−ニトロン、 α−(4−メトキシフェニル)−N− (4−シアノフェニル)ニトロン、 α−(9−ユロリジニル)−N−フェニ ルニトロン、 α−(9−ユロリジニル)−N−(4− クロロフェニル)ニトロン、 α−[2−(1,1−ジフェニルエテニ ル)]−Nフェニルニトロン、および α−[2−(1−フェニルプロペニル)] −N−フェニルニトロン よりなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 15、有機溶剤か炭素原子数1−6の低級脂肪族アルコ
    ール、炭素原子数1−8の脂肪族ニトリル、炭素原子数
    1−6の低級アルキルエステルおよび炭素原子数1−6
    の低級アルキルケトンよりなる周囲温度で液体である溶
    剤群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 16、溶剤がメタノール、エタノール、イソプロパノー
    ル、プロパノール、n−ブタノール、を−ブタノール、
    キシレン、ジエチルエーテル、酢酸、ジメトキシエタン
    、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル
    、アセトンおよびアセトニトリルよりなる群から選ばれ
    る特許請求の範囲第15項記載の方法。 17、アリールニトロンに対する反溶剤の使用量が生成
    するアリールニトロン1モル当り約0.25−2lの範
    囲にある特許請求の範囲第1項記載の方法。 18、アリールニトロンに対する反溶剤と有機溶剤の容
    量比が0.25から2.0までの範囲にある特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 19、アリールニトロンに対する反溶剤と有機溶剤が同
    一のものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 20、アリールニトロンに対する反溶剤と有機溶剤が炭
    素原子数2−8のエーテルである特許請求の範囲第19
    項記載の方法。 21、有機溶剤の使用量がアリールヒドロキシルアミン
    およびアリールアルデヒドの1モル当り約0.5−2l
    の範囲内にある特許請求の範囲第12項記載の方法。 22、(a)アリールヒドロキシルアミンとアリールア
    ルデヒドを有機溶剤および酸触媒の存在下で反応させて
    アリールニトロン、アリールアルデヒドおよびアリール
    ヒドロキシルアミンの平衡化混合物を生成し、上記酸の
    量を反応を触媒する十分な量とし、 (b)かきまぜならが、アリールニトロ ンに対する反溶剤をアリールニトロンを沈殿させるのに
    十分な量加え、 (c)上記平衡化混合物中のアリールヒ ドロキシルアミンとアリールアルデヒドを反応させてア
    リールニトロンを生成する 工程を含むアリールニトロンの製造方法。 23、上記反溶剤が水である特許請求の範囲第22項記
    載の方法。 24、平衡化混合物を溶液中のアリールニトロンの実質
    的な部分を沈殿させるのに十分低い温度に冷却する特許
    請求の範囲第22項記載の方法。 25、酸触媒が酢酸、メタンスルホン酸、ギ酸、プロパ
    ン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸
    、2−メチルプロパン酸、クロロ酢酸、トリクロロ酢酸
    、トリフルオロ酢酸、フェニル酢酸、燐酸、亜燐酸、亜
    硫酸、硫酸および硝酸よりなる群から選ばれる特許請求
    の範囲第22項記載の方法。
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