JPS6267451A - クロマトグラフイ−用充填剤 - Google Patents

クロマトグラフイ−用充填剤

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JPS6267451A
JPS6267451A JP60206693A JP20669385A JPS6267451A JP S6267451 A JPS6267451 A JP S6267451A JP 60206693 A JP60206693 A JP 60206693A JP 20669385 A JP20669385 A JP 20669385A JP S6267451 A JPS6267451 A JP S6267451A
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井上 千也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な性状を有するヒrロキシアパタイト、
ca5 (PO4)30H1から成るクロマトグラフィ
ー用充填剤に関するものである。更に詳しくは、本発明
は、微小球形をしたヒドロキシアパタイト粒子から成る
クロマトグラフィー充填剤を提供するものである。本発
明【係るクロマトグラフィー充填剤は、機械的強要が大
きく、耐久性、再現性に優れた、特にカラムクロマトグ
ラフィー用充填剤として好適な微小球形のヒドロキシア
、eタイトよりなるものであって、産業上の利用性の極
めて犬なるものである。
近時、化学物質や生化学物質の分離・N製には、高速液
体クロマトグラフィーや電気泳動装置が多く、用いられ
、なかでも、高速液体クロマドグラフィーは、吸着能力
のある物質を充填したカラムに、分離し対象材料を通す
だけで足りるという取扱いの容易さから広く利用されて
いる。そして、これまでそのような用途に用いられる充
填剤の材料としては、シリカやアルミナの使用がその主
流となっていた。ところが、これらの既存のイオン交換
型や分子ふるい型などの充填剤を用いた高速液体クロマ
トグラフィーによっては、大きな分子量の生体高分子の
分離には限界があり、およそ10の5乗ダルトン以上の
高分子量のだんばく質などの分離精製は不可能とされて
いる。また、一方、近時、バイオテクノロジーの4(v
展に伴い、こうした分離限界の壁を破る技術手段の開発
が強く望まれている。
ところで、最近ヒドロキシア・♀タイトを充填したカラ
ムが市販されるようになり、従来不可能であった10の
5乗ダルトン以−ヒの生体高分子の分離・精製が可能と
なったことから、たんばく質、核酸、m素などの分離・
精製を必要とするバイオチクノロノーの工業化に応える
ものとして注目をあびている。
しかしながら、従来技術によるヒドロキ/ア・eタイト
充填剤は、機を成約強度が小さく、微メ分化し易く、ま
た、充填特性やクロマト特性の再現性が悪く、耐久性に
乏しく寿命が短かいため高価なものとなるなどの種々の
難点があるだめ、生体高分子の分ポt−精製について優
れ:た特性を有するにもかかわらず、広く使用されるに
は至らず、その難点の解消が切望されている。
すなわち、これまでのヒドロキンア・gタイトは、テイ
ゼリウス法(A、Ti5elius 、 S、Hjer
tenand I’j、Levin 、 ArCh+E
1i0Chem、EliOphys、、65.132−
155 (1956) )をはじめ、溶液中からイオン
の直接的反応によってヒドロキ/ア・ξタイトの沈殿を
生ぜしめる、いわゆる湿式合成法と呼せられる方法によ
り製造されるものであるため、Ca / P比のコント
ロールが雌かしく、リン酸分が充分に抜けきらないため
、強アルカリ、有磯溶剤に弱しへという欠点があり、ま
た、充唄剤粒子としての形状は、壊れ易い板状結晶や微
小結晶の集合体から成り、機械的強度が小さいため、高
圧を作用させての充填時や測定操作時に微粉化し易いと
いう欠点が有った。更に、板状や柱状の微績晶の集合体
から成る粒子であるためて、充填時における流動性が悪
く、しかもに述の如く、その機械的強度が小さいため、
高圧を作用させて充填剤粒子を密に詰め、充填粒子間間
隙を均一にすることは極めて困難であった。また、充填
の済んだカラムの充1状態を変化させないよう、その取
扱いについても、格別の注意を払う必要があるなど、実
用上多くの難点が存在した。
高速液体クロマトグラフィー用充填剤は、その粒径を極
度に微小化する必要がある。すなわち、液体中における
物質の拡散係、孜は、気体のそれに比べて著しく小さい
から、液体クロマトグラフィー(でおける分配の非平衡
の影響を小さくするには、移動相中の物質移動距離を充
分に小さくする必要がある。このため、液体クロマトグ
ラフィーの分析の高速化のためには、ガスクロマトグラ
フィーの場合に比較して、粒子径の極めて小さな充填剤
が必要となる。最近では、各種充填剤の開発が値み、そ
の性能向−ヒと共に微粒子化がますますI慎み、3〜5
μm程度の粒子径のものも実用化されるよってなってき
た。
ヒIF CIギシアパタイトに関しても、粒子の微小化
はある程度実現されてきているが、上述の如く、従来技
術によるヒドロキシア・♀タイト粒子は、機械的強度が
小さく微粉化し易すい欠截を有し、しかも、その微小船
体は板状や注状の微轄晶の1臭合体から成るため、充填
剤として用いる場合に、粒子形状が不ぞろいとたること
は避けられなかった。
充填剤の粒子径の微小化に加えて、充填剤粒子の形状を
球形にすることは、充填操作f容易にするという実用−
ヒの利点であるのみならず、クロマトグラムのピークの
広がりの原因の1つである充填粒子間間隙のばらつきを
減少することが出来、クロマト!特性を向−ヒさせる上
からも極めて重要なことである。しかしながら従来技術
によるヒドロキシア、eタイト充填剤の球形化について
は、これまで、技術的に造粒が容易な100μm程度の
大きさの球状の成形粒子の製造がなされているのみで、
高速液体クロマトグラフィー用として好適な数μm x
 to数μm程度の極めて微小な球形のヒドロキシア・
Qタイトの実情に関しては、強く実現が望まれているに
もかかわらず、その技術的困難さから、今日まで、実現
されていなかった。
本発明者らは、先に、新規なヒrロキシアパタイトの製
造法として水゛または水と相溶性の有機溶媒を、それぞ
れ、単独で溶媒として用いるか、あるいは水と相溶性の
有機溶媒と水との混合溶媒を溶媒として用い、その使用
した溶媒に対し可容性のカルシウム化合物と、リン化合
物とを加えて混合して原料溶液を調製し、その原料溶液
を火炎中または加熱帯域中に噴霧し、熱分解反応を生せ
しめることにより微小球形のヒドロキ・イアパタイトを
生成せしめる方法を提供し、また、その際の芙造条件を
選択することにより、何らの成形操作を加えることなく
、直接に、サブミクロン−数lOミクロンの球形を有す
るヒドロキンア・Qタイト粒子を製造できることを見い
出した(特願昭59−265270号、特願昭60−3
8655号参照)。本発明者らは、さらに、その後の研
究により、こうして得られた球形粒子がクロマトグラフ
ィー用充填剤の粒子の形状として最も望ましい形である
ばかやでなく、そのクロマト特性だおいても、極めて優
れた特性を有することを見い出した。すなわち、この新
規な性状を有するヒPロキシアパタイト粒子は、従来技
術では不可能であった数μm1ftの球形粒子を、何ら
の成形操作を加えることなく直接に製造し得るという利
点のみならず、Oa / P比のコントロールが容易で
あるという製法によるものであるため、生成したヒドロ
キシア・Qタイト球形粒子は、化学的安定性に優れ、機
械的強度が極めて大きく耐久性に優れる等、充填剤とし
て具備すべき多くの優れた特性を有することが見い出さ
れた。本発明は、かかる知見に基づいてなされたもので
ある。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明においては、−F述の本発明者らの方法により製
造される数μ〜数10μmのヒドロキシア・ξタイト球
形粒子をそのまま、あるいは更に粒度をそろえるために
分級を行ってからカラム充填剤として用いるものである
ヒ記のヒPロキシアパタイトは粒子形状が球形であるだ
めに、充填時の流動性が良く、角ばった粒子の充填時に
生じ易いブリッジ現象を起こすこともなく、通常の操作
手順に基づいた充填操作を実施するだけで均一に充填さ
れたカラムを容易に製造することができる。またさらに
、粒子径のそろった、形の整った球形粒子を充填する場
合には、充填操作が一層容易であるだけでなく、均一に
充填されたヒドロキシア・Qタイト粒子によって形成さ
れる粒子間間隙も、極めて均一なものとなるから、渦流
によってカラム町方向への溶質の流れの線速度に差を生
じさせてカラムの分離能低下の原因の一つとなる充填粒
子間間隙のばらつきを解消することができるという特長
を有する。
粒径の微小化と粒径の均一化は従来技術により製造され
るヒドロキシア/Qタイト充填剤についても、ある程度
実現されるようになり、また、カラムへの充填に関して
も、充填粒子間間隙のばらつきを少なくするための細心
の工夫がなされているがそうした努力にもかかわらず、
従来技術により製造されるヒドロキシア・Qタイト充填
剤は、その粒子形状が板状や柱状の微結晶の集合体など
の種々の形を有し、しかも機械的強度が小さいために、
均一な充填を実現できる充分な圧力を作用させて粒子間
間隙のばらつきを完全に除去することはできなかった。
よく知られているようK、カラムクロマトグラフィーの
分離能を低下させる因子として、(1)拡散、(2)非
平衡、(3)渦流の三つの原因がある。
これらは全て、溶質のバンドの広がりを増大させる効果
があり、従って、理論段の高さを増大させてしまう効果
がある。(1)は、カラム軸方向ヘの溶質の拡散である
が、現在では高圧で安定に送液し得るポンプが実用化さ
れているので、溶質の拡散を無視できる範囲の高い流速
でクロマト分離を行うことにより、実際上(1)の影響
は解消することが可詣である。(2)は、カラムの各部
分で必ずしも平衡が成立していない場合に生じる効果で
あり、充填剤の粒径が大きい程著しい。また(3)(憧
、充填剤が流れをさえぎるように位置しているために渦
流が起こり、溶質のカラム軸方向の線速度に差を生ずる
効果である。この現象は、粒子径が大きい程、また粒子
形が不ぞろいであったり、充填のされ方が一様でないと
、その効果は大きくなる。よく知られた一h記の理論の
帰結として、理倫段の高さを減少させて、カラムの分離
能を高めるためには、できるだけ細かい粒子の充填剤を
用いることであり、また粒子はできるだけ均−Cてそろ
ったものを一様、シて充填することが重要であることが
わかる。
このことから、本発明において用いられる微小球形のヒ
ドロキンア・gタイトが、従来より望まれている充填剤
の特注を満たすものであることは明らかであろう。
また、前述の方法により製造される微小球形ヒドロキン
ア・Qタイトは、例えば、500 kg/乙τ2の充填
圧を作用させても、密に詰まった粒子が破壊することも
なく、極めて大きな機械的強度を有するので、充填操作
や充填の終了したカラムの取扱いが極めて容易になると
いう、実用ヒ重要な長所を有するものである。カラムク
ロマト法にち・いて分1椎能を高めるためには、前・七
の如く、充填剤の粒径をff1lに小さくすることによ
って実現されるが、その反面、微小粒子の充填によって
、カラム内での粒子11”5 isiもせ徒くなり、従
って、流速を著しく低下させる借果を招くことになる。
実際には、この点を解決するために、カラムに高圧を作
用させて流速を大きくする方法が用いられているが、こ
の場合、充填剤に相当な王力が)1口えられることにな
る。
それ故、用いる充・@剤粒子の峡械的強「Wが小さい場
合には、充填時や測定時に充填された粒子が破壊され微
粉イヒして、それがカラムの目詰まりを引き起こし、カ
ラムの寿命を短かくする原因となる。これまでのヒドロ
キシア・ぐタイトが板状や微小結晶の奥合体から成り、
壊れ易いなどという欠点を有するのに比し、本発明の充
填剤は、極めて大きな機械的強度を有する粒子よりなる
ものであるため、この点についての4頌rri、−挙に
解決することができる。
さらに、また、数μm−故10μmの曙変に小さな粒子
から成る充填剤を、再現性甑<、容鶴にカラムに光コ眞
できるか否かは、充填剤が備えるべき特性として、実用
ヒITメめて重要な事柄である。しかしながら、従来波
術によるヒドロキンア・Qタイト充填剤は、その粒子形
状が板状や微小倍括の集合体など種々な形から成る粒子
であるために、流動性が悪く、均一な充填を行うことは
容易ではなく、格別の工夫を必要とした。
それ故、より大きな口径の大型カラムへの均一な充4を
行うことは、粒子の機械的強度が小さいことと、粒子間
間隙のばらつきを押えるための技衛士の問題とによって
、更に困雑さを増し、充填作業の容易性については望む
べくもなかった。
しかる(で、本発明に使用する微小球形のヒドロキ7ア
・Qタイトは、整った球形を有するために、充填時の流
動性が良く、また大きな機械的強度を有するから、容易
に再現性の高い充填操作2行うことができる。しかも、
カラム径の小さな分析用カラムの充填のみならず、カラ
ム径の大きな分2取用カラムの実情の際も、充填粒子の
破壊や充填の不拘〜化の心自己をすることなく、容易に
充填操作を行うことができるという利へかある。
また、更に、本発明に使用さ九るヒドロキ/アノξタイ
トは、ヒ述の如くi幾械的強兜の大きな球形粒子である
ばかりでなく、Ca / p比を容易にコントロールす
ることができるために、化学的安定性に優れ、有機)@
剤や強アルカリに強く1史用中にイ救粉化したりするこ
とがない。このように、物理的にも化学的にも極めて安
定したヒドロキシアパタイトを用いるものであるため、
充填の再現性も高く、従って保持時間や保持容量など、
クロマト特性の再現性が高く、繰り返し使用に耐える耐
火性の高いカラムを提供することができる。このことは
寿命の長いヒドロキシアパタイトカラムの提供を可能と
し、カラムの使用に関するコストを大きく引き下げる効
果があり、実用Hの意義は極めて大きい。
次に本発明シて使用する微小球形のヒrロキシ゛ア・♀
タイトの製造方法につき具体的に説明する。
まず、出発原料として、水または水と相溶性の有(幾溶
媒を各々単独で溶媒として用い、あるいはまた、水と相
溶性の有機溶媒と水との混合溶媒を溶媒として用い、そ
れらの各溶媒に対し、可溶性のカルシウム化合物及びリ
ン化合物を加えて混合し、全体を溶解して原料溶液を嘩
契する。この際の溶液1製のための1原料の混合の順序
は、必ずしも上述の順序に特定されるものではなく、沈
殿を生じないような順序で相互に混合しさえすればよい
。また、上記の原料溶液だ関しては、カルシウム化合物
やリン化合物及び溶媒の組み合わせKよっては、均一な
溶液を調製するのが困難であったり、あるいは−変調製
した溶液が、時間の経過と共に濁りを生じたりする場合
があるが、場合((より、酸を加えることによりこれら
の間頂点は解決される。また、リンfヒ合物として有機
化合物を用いる場合に、場合により、アンモニア水を溶
液に加えておくと、副生酸物や遊111t CaOの生
成を抑え、とrロキシア/Qタイトの生成率を向、ヒさ
せる効果がある。このようK、必要に応じて、溶液には
酸やアンそニア水を加えることができる。混合のための
時間は、選択した原料によって異なるが、全原料が溶解
し、均一な組成の溶液になるまで充分に攪拌を行なう。
次いで、このようにして調製して得られた溶液を、加圧
ノズルや回転円板などにより公知の噴霧方法によりガス
バーナーなどの火炎中に噴霧し、あるいはガス炉、電気
炉、高温のガスなどにより原料溶液が熱分解を起こす温
度域の所望の温度に予め加熱された加熱帯域中に噴霧す
る。溶媒として、水に対して相溶性である可燃性有機溶
媒または、水に対して相溶性の可燃性有機溶媒と水との
混合溶媒を溶媒として用いる場合尾は、可燃性有機溶媒
自体の燃焼による燃焼熱も熱分解反応に必要な熱源とし
て利用することができる。また、水に対して相溶性の有
機溶媒と水との混合溶媒中の有機溶媒を燃焼させずに混
合溶媒の蒸発を促進させるために用いる場合や、水を単
独で溶媒として用いる場合には、上述の如きガス炉など
の熱の供給源を必要とする。あるいは、有機溶媒の燃焼
熱と、ガス炉などによる加熱源の両方を併用することも
できる。なお、水に対して相溶性の有機溶媒を単独で溶
媒として用いる場合でも、原料化合物の組合せによって
は、原料化合物中の残留水分や結晶水などのために、結
果として反応系が水と有itt iTI媒との混合溶媒
を用いた系になることもあるが、これらのいずれの場合
であっても、沈殿を生じないで原料溶液が調製できるも
のであれば、この方法における溶媒として使用すること
ができる。
この方法において使用されるカルシウム化合物及びリン
化合物としては、Ca(NO3)2 ・4 H2O、C
a(OH3Coo)2. + H2O、Ca0J2 ・
2H20、CaBr2−2H20、C!aHPO4−2
H20、N FL4 H2PO4、NH4H2PO3、
NH4H2PO2、H3P0.、H3PO3、H3P0
2、(CH30)3F 、 (C2H50)3F。
((CH3)2CHO)3F、(OH3(CnH2)3
0:13F、 (C6H5)3F。
(C2H3O)2POH1(06H5)3PO等が挙げ
られる。まだ、有機溶媒としては、メタノール、エタノ
ール、イソゾロノ?メールなどのアルコール類やアセト
ンを使用するのが好適であるが、これらに特に限定され
るものではなく、混合によって、沈殿を生じない均一な
溶液を調製し得る原料の組合せであればいずれでもよい
。また、そのために、必要に応じて加える酸としては、
硝酸や塩度は好適なものである。
、上述の方法による噴霧熱分解反応により生成する粉体
は、原料化合物の4玉類や組合せ、噴霧熱分解条件を選
ぶことにより、中空球状の微小粉体や内まで詰まった微
小球形粉体あるいは、球状粉体が破壊されて種々な形状
の粉体となった状態のものなど、いろいろに変えること
が出来る。このうち、本発明のクロマトグラフィー用充
填剤としては、中空であると否とを問わず、形の整った
球形粒子であれば好適に使用することができる。
また、前記の噴霧熱分解反応によって生成した粉体を更
に空気、水蒸気を加えた空気、不活性′A′明気などの
種々の雰囲気中で、ヒドロキンア・Qタイトが分解せず
に安定に存在し得る温度範囲の所望の温度で加熱処理す
ることにより、結晶化度や焼結度合を(足進させ更に機
械的強度を増大させることができる。
なお、必要に応じ前記の如くして、生成した微小球形の
ヒドロキシア、Qタイトの粒径全史に一様にそろえるた
めに種々の公知の方法により分級することができる。
以下て、本発明の実施例を掲げ、本発明を具体的に説明
する。ただし、本発明は下記の実施例により特定される
ものではない。
実施列1 ■)微小球形ヒrロキシアパタイトの製造力ルンウムと
リンの原子比(Ca/P)が1.67となるようにCa
(Nf)3)z ・4H20とH3P0.とをメタノー
ルに溶解して、溶質全体の濃度が2mo/!/lとなる
ように溶液を調製し、更にこの溶1fflllに対して
、 HNO39−5meを加えて均一な溶液を作製した
。次いで、この溶液を、二流体噴霧ノズルヲ用イテ、毎
分3 rrrl (噴霧空気圧= 0.7 kg/l、
x2)の割合でガスバーナーによる火炎中に噴霧して熱
分解反応を生ぜしめ、生成した粉体をサイクロンで捕集
した。この粉体をX@回折分析した結果、ヒrロキシア
、eタイトであり、また、電子顕微鏡(SKM )観察
から、およそ1〜137μmの球形粒子を含む粉体であ
ることが分っtoこの生成粉体を空気分級機により分級
し、5〜15μmの粒度の、形の整った球形のヒrロキ
シア・ξタイトのみを敗り出した。
2)充填における加圧テスト 1)で得られたヒrロキシア/ξタイト粒子を、純水に
分散し、内径4朋、長さ250皿の高速液体クロマトグ
ラフィー用ステンレスカラムを用いて、スラリー充填法
により、100〜500’、:g/CTl12まで種々
に加圧圧力を変えて充填テストを行った。加圧テス)l
、充填カラムを分解し、充填されたヒドロキシアノξタ
イトをSEMで観察したが、500に9/cTL2の高
圧を作用させた後でも、粒子の変形や破壊は認められな
かった。そこで、充1カラムを分解して回収したヒPロ
キシア7ξタイト粒子を再び上記方法と同じ操作で充填
テストを実1洩したところ1回目と同じ充填を行うこと
ができ、更に、そのカラムを分解して、SEM i視察
を行ったヒドロキシア・ξタイト粒子に、変形や破壊な
どの変化は認められなかった。
3)カラムクロマトグラフィー ■)に記載した方法により製造したヒドロキシア・♀タ
イトの球形粒子を、NaH2PO,水溶液(innM)
に分散し、スラリー充填法により内径4順、長さ150
xtmのステンレスカラムに充填シタ。
(充填圧= 170 kg/Crn2) 。
このカラムを用いて、リニアグラジェント法(グラジェ
ント=3.49 X 10−” M / ml! )に
より、pH6,8隣【¥lソーダ緩衝液を用いて、卵白
リゾチームの測定を行った。液流量を0.5〜2.0 
ml/min (内径1cIrLのカラムに換算して3
.13〜12.5ml/ min )まで種々に変えた
時の1jill定圧は、19kg/crrt2(0,5
ml! / minの場合)から81 kQ/CIn”
(2,0ml / minの場合)まで変化したが、各
条件下で各々安定に測定することができ、カラムの目詰
捷りなどのトラブルは、全く生じな力)った。これによ
り、本発明の充填剤が、80に9/CIrL2程度の高
圧でのクロマトグラフィーに適するものであることがわ
かる。また、このことは、本発明の充填剤かりゾチーム
のように粘性の低いたんばく質溶液に対して用いる場合
、カラム内径1濯に換算した流量として10 q′l 
/ min以−ヒの高流速で溶液が流せるという、従来
のカラム(て比較して、優れた特徴を有するものである
ことを示すものである。
実施し1]2 実施例1の1)により製造したヒドロキシアパタイト粒
子を、800℃で2時間、大気中で加熱処理した。得ら
れた粒子を分析した結果、結晶成長に伴い、ヒドロキシ
アノにタイトのX線回折強度が増大したが分解は全く認
められず、またSEM観察でも球形粒子の形状破壊は認
められなかった。次いで、この加熱処理したヒドロキシ
ア・ξタイト粒子を、実施9’ll 1の3)の充填操
作と同じ方法により、内径4m、長さ150gのステン
レスカラムに充填した。
このカラムを用いて、卵白リゾチームとチトクロームC
の測定を順不同に実施し、卵白リゾチームについては総
計加回、チトクロームCについては総計頭囲、全体では
刃口の繰り返し使用テストを行って、カラムの目詰りの
有無や保持時間の再現性の度合いを調べた。測定は、い
ずれも−6,8燐酸ソーダ緩衝液を用いたリニアグラジ
ェント法(グラジェント=3.49X10  M/ m
e )で、流量は0.5ml/minとした。測定時の
圧力は20− Z3 Kf/lriであった。テストの
最後までカラムの目詰りを生ずることもなく、極めて良
好なりロマトダラムが得られた。また、再現性について
は、この測定における卵白リゾチームの保持時間の変動
を調べたが、測定を通じて、その最小値と最大値は、そ
れぞれ、22.05分及び22.37分であった。この
測定は、保持時間の繰り返し精度や保持時間の再現精度
について、測定データを統計処理して求める程の厳密な
テスト内容を意図したものではないが、通常、液体クロ
マトグラフィーの取扱説明書等に記載されている再現性
の評価の目安である2係以内に納まっており、この測定
に用いたカラムが高い再現性を有していることがわかる
。繰り返してテストを行った後、カラムを分解し、ヒド
ロキシア、eタイト球形粒子のSEM観察を行ったが、
粒子の変形や破壊などの異常は認められなかった。
実施例3 カルシウムとリンの原子比が1.67となるように、C
a(NO3)2 ・4H20及びH3P0.を2−メト
キシエタノールに溶解して、溶質全体の濃度が1.0m
at / tとなるように溶液を調製した。この溶液を
使用し、実施例1の1)で用いた噴霧熱分解法と同じ方
法で噴霧熱分解を行ない、1〜6μmの球形ヒドロキシ
ア・Qタイト粒子と、微小結晶の集合体から成るヒドロ
キシア/2タイトの塊状粉体とが混合した状態の生成物
を伊た。この生成物を空気分級機により、分級し、3〜
6μmの球形ヒドロキシア・ぐタイトのみを取り出した
この分級により得た球形ヒドロキシアパタイト粒子をス
ラリー充填法により、4QQ Ka 7cm2でステン
レスカラム(内径4M、長さ100ff)に充填し、実
施例2と同様の方法により、充填剤としての評価テスト
を行った。この実施例において得たヒドロキシア・qタ
イト充填剤は、その機械的強度、耐久性、再現性などに
おいて実施例2におけると同様に良好な結果が得られた
実施例4 6 N HNO3450mlにca(cH3cOo)2
 ・H2O220,25fを溶解した溶液と、メタノー
ル300rnlにH2PO4(含量85.6% ) 8
5.85fを溶解した溶液とを混合して均一な溶液を調
製した。この溶液を、実施例1の1)で用いたのと同じ
方法で噴霧熱分解を行ない、およそ1−25μmの大き
さの球状のヒドロキシア・Qタイトを得た。この生成物
を空気分級機により分級し、5〜15μmの粒度のヒド
ロキシアパタイト粒子を取出して、600℃で2時間加
熱処理した後、実施例3と同様にして、カラム充填と液
体クロマトグラフィー評価テストを行った。
この実施例により得られたヒドロキシアIQタイトの粒
子の形状は、実施例3で得られた粒子程整った球形には
なっておらず、幾分、形が歪んだり、凹凸がある球状粒
子が含まれていたが、そのクロマト特性に関しては、実
施例3と同様の結果が得られた。
実施例5 カルシウムとリンの原子比が1.67となるように、C
a(NO3)2・4H20及び(C2H50)3Pをエ
タノールに溶解して溶質全体の濃度が1 mot/ L
となるように溶液を調製し、更にこの溶液500m/に
対して、アンモニア水(濃度28%)を34 at加え
て混合し、均一な溶液とした。次いで、この溶液を使用
して、実施例1の1)で用いたのと同じ方法で噴霧熱分
解を行い、およそ1〜8μmの大きさの球形ヒドロキシ
ア・々タイトから成る生成物を得た。この生成物を80
0℃で1時間、加熱処理をした後、実施例1の3)で用
いた方法と同じスラリー充填法により、500 K97
cm2の充填圧を作用させて内径4rtrm、長さ5O
Rのステンレスカラムに充填した。
このカラムを用いて、リニアグラジェント法(グラジェ
ント= 3.49 X 10−2M / rrtl )
により、pH6,8燐酸ソーダ緩衝液を用いて、液流量
=0.5me / minの条件でチトクロームCの測
定を行った。この測定時のクロマトグラムを第1図に示
した。チトクロームCには、それが包含する鉄原子に酸
化状態のものと還元状態のものとの少なくとも2種類の
分子種があることから、第1図で明瞭に分離された2つ
のピークは、これらの分子種(左側のピークが酸化型分
子、右側のピークが還元型分子による)によると推定さ
れ、この実施例のカラムが高い分離度を有するものであ
ることがわかる。
実施例6 カル・/ラムとリンの原子比が1.67となるようにC
a(NO3)2・4H2oとH3PO3をメタノールに
溶解して、溶質全体の濃度が0.5rnO1/lとなる
ように溶液を調製した。次いで、この溶液を実施例1の
1)で用いたのと同じ方法で噴霧熱分解を行い、およそ
1〜9μmの大きさの球形ヒドロキシアノqタイトから
成る生成物を得た。この生成物を600℃で2時間加熱
処理した後、実施例5と同様の方法で5Qwprカラム
に充填した。このカラムを用いて実施例5と同じ方法で
チトクロームCの測定を行ったが、実施例5と同様の高
い分離度を示した。
実施例7 カルシウムとり/の原子比が1,67となるように、C
a(NO3)2・4H20と(CH30)3Fをメタノ
ールに溶解して、溶質全体の濃度が1m0t/lとなる
ように溶液を調製し、更にこの溶液1tに対してアンモ
ニア水(濃度28係)を68コ加えて混合し、均一な溶
液とした。次いで、この溶液を使用して、実施例1の1
)で用いたのと同じ方法で噴霧熱分解を行い、およそ0
.5〜5μmの大きさの球形ヒドロキシア・2タイトか
ら成る生成物を得た。この生成物を空気分級機により分
級し、1μm以下の粒子を除去した後、実施例1の3)
で用いた方法と同じスラリー充填法により、500KQ
 7cm2の充填圧を作用させて、内径4間、長さ30
rItMのステンレスカラムに充填した。
このカラムを用いて、実施例5と同じ条件でリゾチーム
の測定を行ったが、この実施例で得たヒドロキシア・Q
タイト充填剤は、その機械的強度、再現性など実施例2
と同様に、良好なりロマト特性を有していることがわか
った。
実施例8 リン化合物として(C2H50)2POHを、有機溶媒
として、エタノールを用いた他は、実施例7と同様の方
法により、溶質全体の濃度が0.5 mob/lである
溶液を調製し、噴霧熱分解を行って、およそ0.5〜3
μmの大きさの球形ヒドロキゾア・Qタイトから成る生
成物を得た。この生成物の分級、充填、測定は共に実施
例7と同様に行った。その結果、実施例7同様の良好な
りロマト特性が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例(実施例6)により得られ
た本発明のクロマトグラフィー用充填剤を用いて行った
チトクロームCのクロマトグラムを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水または水と相溶性の有機溶媒を、それぞれ、単独
    で溶媒として用いるか、あるいは水と相溶性の有機溶媒
    と水との混合溶媒を溶媒として用い、その使用した溶媒
    に対し可溶性のカルシウム化合物とリン化合物とを、加
    えて混合して原料溶液を調製し、その原料溶液を火炎中
    または加熱帯域中に噴霧することにより、熱分解反応に
    より生成せしめた微小球形のヒドロキシアパタイトから
    成るクロマトグラフィー用充填剤。 2、水または水と相溶性の有機溶媒を、それぞれ、単独
    で溶媒として用いるか、あるいは水と相溶性の有機溶媒
    と水との混合溶媒を溶媒として用い、その使用した溶媒
    に対し可溶性のカルシウム化合物とリン化合物とを加え
    て混合して、原料溶液を調製し、その原料溶液を火炎中
    または加熱帯域中に噴霧することにより熱分解反応によ
    り生成せしめた微小球形のヒドロキシアパタイトを更に
    加熱処理して得られるヒドロキシアパタイト粒子から成
    るクロマトグラフィー用充填剤。
JP60206693A 1984-12-18 1985-09-20 クロマトグラフイ−用充填剤 Granted JPS6267451A (ja)

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DE1986900255 DE205622T1 (de) 1984-12-18 1985-12-18 Apatit von kalzium-phosphor-typ mit neuen eigenschaften und herstellungsverfahren.
US06/893,324 US4711769A (en) 1984-12-18 1985-12-18 Calcium-phosphorus-apatite having novel properties and process for preparing the same
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DE86900255T DE3587573T2 (de) 1984-12-18 1985-12-18 Apatit vom kalzium-phosphor-typ mit neuen eigenschaften und herstellungsverfahren.
EP86900255A EP0205622B1 (en) 1984-12-18 1985-12-18 Calcium-phosphorus type apatite having novel properties and process for its production
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