JPS62807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62807Y2 JPS62807Y2 JP1983011922U JP1192283U JPS62807Y2 JP S62807 Y2 JPS62807 Y2 JP S62807Y2 JP 1983011922 U JP1983011922 U JP 1983011922U JP 1192283 U JP1192283 U JP 1192283U JP S62807 Y2 JPS62807 Y2 JP S62807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- intersection line
- throw
- opposing sides
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、スローアウエイ式ドリルの中心刃
を構成するスローアウエイチツプの改良に関す
る。
を構成するスローアウエイチツプの改良に関す
る。
(ロ) 従来技術
スローアウエイ式ドリルの中心刃にチゼル刃を
設けることにより、一般的スローアウエイ式ドリ
ルの持つ欠点を解消したドリルと、その中心刃に
使用するスローアウエイチツプを、本出願人は特
願昭54−53928号によつて提案した。
設けることにより、一般的スローアウエイ式ドリ
ルの持つ欠点を解消したドリルと、その中心刃に
使用するスローアウエイチツプを、本出願人は特
願昭54−53928号によつて提案した。
上記のドリルは、第1図及び第2図に示すよう
に、本体1の先端部に、軸方向位置の微調整可能
な押え金2を利用して取付けたスローアウエイチ
ツプ3を中心刃とし、さらに、チツプ3に接した
他のスローアウエイチツプ4を中間刃、このチツ
プの反対側にあるチツプ5を外周刃として大径穴
加工を可能ならしめたもので、各チツプ3,4,
5の前切刃の軌跡を一部オーバラツプして同一線
上に揃え、加工穴の切削領域に切り残しを生じさ
せないようにしてある。一方、中心刃に使用する
スローアウエイチツプ3は、第3図乃至第6図に
示すように、互いに平行な上面3a及び下面3b
と、上面に90゜以下の角度で交わる対向二側面3
c,3c′と、下面に90゜以下の角度で交わる他の
対向二側面3d,3d′から成る原形がほゞ菱形の
チツプの鋭角コーナの少なくとも一方をある一定
寸法で切除し、この切除部3eに中間刃チツプを
密着させるようにすると共に、鈍角コーナ部にお
ける各々の対向二側面の交線3fをチゼル刃とし
て切刃の工作物への喰付きを良くし、同時に切削
時のスラスト荷重を小さくしている。
に、本体1の先端部に、軸方向位置の微調整可能
な押え金2を利用して取付けたスローアウエイチ
ツプ3を中心刃とし、さらに、チツプ3に接した
他のスローアウエイチツプ4を中間刃、このチツ
プの反対側にあるチツプ5を外周刃として大径穴
加工を可能ならしめたもので、各チツプ3,4,
5の前切刃の軌跡を一部オーバラツプして同一線
上に揃え、加工穴の切削領域に切り残しを生じさ
せないようにしてある。一方、中心刃に使用する
スローアウエイチツプ3は、第3図乃至第6図に
示すように、互いに平行な上面3a及び下面3b
と、上面に90゜以下の角度で交わる対向二側面3
c,3c′と、下面に90゜以下の角度で交わる他の
対向二側面3d,3d′から成る原形がほゞ菱形の
チツプの鋭角コーナの少なくとも一方をある一定
寸法で切除し、この切除部3eに中間刃チツプを
密着させるようにすると共に、鈍角コーナ部にお
ける各々の対向二側面の交線3fをチゼル刃とし
て切刃の工作物への喰付きを良くし、同時に切削
時のスラスト荷重を小さくしている。
(ロ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、第1図に示すドリルは、一般的
ツイストドルリ又はスローアウエイ式ドリルに比
べ、穴加工能率が飛躍的に向上する反面、チゼル
刃が存在するため、ツイストドリル同様チゼル刃
の破損や切屑の工具への溶着の問題が生じる。
ツイストドルリ又はスローアウエイ式ドリルに比
べ、穴加工能率が飛躍的に向上する反面、チゼル
刃が存在するため、ツイストドリル同様チゼル刃
の破損や切屑の工具への溶着の問題が生じる。
一方、工具本体の先端部に、前切刃の始端部が
回転中心近傍に位置する一対のチツプを互いに点
対称に配設することでチゼル刃を無くし、上述の
問題解決を図つた穴明け工具が例えば実願昭56−
80676号によつて既に提案されている。しかし、
この技術をそのままゝスローアウエイ式ドリルに
応用するとすれば、中心刃に、前切刃の軌跡が殆
んど一致してしまう2個のチツプが必要なため、
経済的に不利となる。
回転中心近傍に位置する一対のチツプを互いに点
対称に配設することでチゼル刃を無くし、上述の
問題解決を図つた穴明け工具が例えば実願昭56−
80676号によつて既に提案されている。しかし、
この技術をそのままゝスローアウエイ式ドリルに
応用するとすれば、中心刃に、前切刃の軌跡が殆
んど一致してしまう2個のチツプが必要なため、
経済的に不利となる。
(ハ) 問題点を解決するための手段
この考案は、上述の諸問題を無くすため、第3
図乃至第6図に示したスローアウエイチツプに改
良を加えたものであり、その特徴は、対向二側面
と他の対向二側面との鈍角コーナ部における交線
を、上面及び下面の一部面取りと、交線中心部へ
の溝の設置により除去し、互いに独立した各々の
対向二側面と上面及び下面の交線部をドリルの中
心刃として使用する点にある。
図乃至第6図に示したスローアウエイチツプに改
良を加えたものであり、その特徴は、対向二側面
と他の対向二側面との鈍角コーナ部における交線
を、上面及び下面の一部面取りと、交線中心部へ
の溝の設置により除去し、互いに独立した各々の
対向二側面と上面及び下面の交線部をドリルの中
心刃として使用する点にある。
(ニ) 実施例
添付第7図乃至第10図にこの考案のスローア
ウエイチツプの一例を示す。
ウエイチツプの一例を示す。
図のスローアウエイチツプ10は、第7図の鎖
線部を加えた原形がほゞ菱形を成すポジテイブタ
イプのチツプで、互いに平行な上面11及び下面
12と、上面に対し90゜以下の角度で交わる側面
13,14と、下面に90°以下の角度で交わる側
面15,16とを有し、原形の鋭角コーナ17,
18はチツプ中心から任意に定められた長さを残
して除去されている。なお、鋭角コーナ17,1
8の少なくとも一方は、中間刃接続のため必ず除
去す必要があるが、他方のコーナは、そのまゝ残
しておいても構わない。
線部を加えた原形がほゞ菱形を成すポジテイブタ
イプのチツプで、互いに平行な上面11及び下面
12と、上面に対し90゜以下の角度で交わる側面
13,14と、下面に90°以下の角度で交わる側
面15,16とを有し、原形の鋭角コーナ17,
18はチツプ中心から任意に定められた長さを残
して除去されている。なお、鋭角コーナ17,1
8の少なくとも一方は、中間刃接続のため必ず除
去す必要があるが、他方のコーナは、そのまゝ残
しておいても構わない。
次に、上述した従来チツプでは、鈍角コーナ部
に位置する側面3c,3dと3c′,3d′の交線を
チゼル刃として使用したが、この考案では、鈍角
コーナ部に生じる側面13,15並びに14,1
6間の各交線を、当該コーナ部における上面11
及び下面12の互いに接近する方向への面取り
(符号11a,12aの面取部)と、交線中心部
への溝19の配設によつて除去し、第10図に示
すように、側面13の上面及び下面に接する交線
20と、側面15の上面及び下面に接する交線2
1を互いに独立させている。なお、チツプ10
は、背面視形状を第7図の正面視形状と同一にし
てあるので、側面14と16の上下面に接する交
線20′,21′も同様に独立する。その際の右側
面図は、第10図の上下面が逆になり、同図の側
面15の位置に側面14が、また、側面13の位
置に側面16が表われる。
に位置する側面3c,3dと3c′,3d′の交線を
チゼル刃として使用したが、この考案では、鈍角
コーナ部に生じる側面13,15並びに14,1
6間の各交線を、当該コーナ部における上面11
及び下面12の互いに接近する方向への面取り
(符号11a,12aの面取部)と、交線中心部
への溝19の配設によつて除去し、第10図に示
すように、側面13の上面及び下面に接する交線
20と、側面15の上面及び下面に接する交線2
1を互いに独立させている。なお、チツプ10
は、背面視形状を第7図の正面視形状と同一にし
てあるので、側面14と16の上下面に接する交
線20′,21′も同様に独立する。その際の右側
面図は、第10図の上下面が逆になり、同図の側
面15の位置に側面14が、また、側面13の位
置に側面16が表われる。
さて、以上の構成としたチツプ10は、各々の
対向二側面と上下面の交線部をスローアウエイ式
ドリルの中心刃として使用するが、切削に関与す
る刃はチツプの向きによつて異なる。即ち、第7
図のチツプをそのまゝ平行移動して第12図及び
第13図に示すようにドリル本体1の中心に取付
けた場合は、側面13の交線20、中でも第10
図の略o点部よりp点に至る部分と、交線21の
溝19近傍にある部分が切削に寄与する。一方、
鈍角コーナの対角線を軸として第7図のチツプを
180回転させ、それを平行移動して第12図のド
リル中心に取付けると、交線21の主としてo′点
からp′点に至る部分と交線20の溝19近傍に位
置する部分が切刃となる。
対向二側面と上下面の交線部をスローアウエイ式
ドリルの中心刃として使用するが、切削に関与す
る刃はチツプの向きによつて異なる。即ち、第7
図のチツプをそのまゝ平行移動して第12図及び
第13図に示すようにドリル本体1の中心に取付
けた場合は、側面13の交線20、中でも第10
図の略o点部よりp点に至る部分と、交線21の
溝19近傍にある部分が切削に寄与する。一方、
鈍角コーナの対角線を軸として第7図のチツプを
180回転させ、それを平行移動して第12図のド
リル中心に取付けると、交線21の主としてo′点
からp′点に至る部分と交線20の溝19近傍に位
置する部分が切刃となる。
また、上記のようにしてドリル先端に取付けた
チツプを鋭角コーナの対角線を軸として180゜回
転させると、側面14及び16の交線20′,2
1′が交線20,21と入れ代わつて切刃とな
る。
チツプを鋭角コーナの対角線を軸として180゜回
転させると、側面14及び16の交線20′,2
1′が交線20,21と入れ代わつて切刃とな
る。
なお、溝19近傍の各切刃(交線)は、第10
図に示すように、側面視形状を円弧状にするか又
は第11図に示す如く複数の直線を多数連ねる等
して円弧に近い形状とするのが望ましく、このよ
うにすると切削低抗が小さくなり、切削排出性も
向上する。
図に示すように、側面視形状を円弧状にするか又
は第11図に示す如く複数の直線を多数連ねる等
して円弧に近い形状とするのが望ましく、このよ
うにすると切削低抗が小さくなり、切削排出性も
向上する。
また、チツプのすくい面となる個所には切屑の
処理を良好に行うためのブレーカ溝22を設ける
ことができる。
処理を良好に行うためのブレーカ溝22を設ける
ことができる。
(ホ) 効果
以上説明したように、この考案のスローアウエ
イチツプは、対向二側面と他の対向二側面との鈍
角コーナ部における交線を、交線中心部への溝の
配設と上下面の一部面取によつて除去し、互いに
独立した各々の対向二側面と上面及び下面の交線
部をドリルの中心刃として使用するようにしたの
で、チゼル刃の損傷及び切屑のドリルへの溶着の
問題が起こらず、スラスト荷重も一層小さくな
る。
イチツプは、対向二側面と他の対向二側面との鈍
角コーナ部における交線を、交線中心部への溝の
配設と上下面の一部面取によつて除去し、互いに
独立した各々の対向二側面と上面及び下面の交線
部をドリルの中心刃として使用するようにしたの
で、チゼル刃の損傷及び切屑のドリルへの溶着の
問題が起こらず、スラスト荷重も一層小さくな
る。
また、1個のチツプでドリルの中心刃を形成で
きるので経済的にも有利となる。
きるので経済的にも有利となる。
さらに、溝近傍の切刃を円弧もしくはそれに近
い形にしたものは切削低抗が小さく、切削の排出
性も良くなるため、穴加工能率がより一層向上す
る。
い形にしたものは切削低抗が小さく、切削の排出
性も良くなるため、穴加工能率がより一層向上す
る。
第1図は、従来のドリルを示す正面図、第2図
はその端面図、第3図は、従来のチツプを示す正
面図、第4図はそのA方向視図、第5図は同じく
B方向視図、第6図は側面図、第7図はこの考案
のチツプの一例を示す正面図、第8図は向上のC
方向視図、第9図は同じくD方向視図、第10図
は側面図、第11図は他の実施例の側面図、第1
2図は本考案のチツプを採用したドリルの正面
図、第13図はその端面図である。 10……スローアウエイチツプ、11……上
面、12……下面、13,14……対向二側面、
15,16……他の対向二側面、19……溝、2
0,20′,21,21′……交線。
はその端面図、第3図は、従来のチツプを示す正
面図、第4図はそのA方向視図、第5図は同じく
B方向視図、第6図は側面図、第7図はこの考案
のチツプの一例を示す正面図、第8図は向上のC
方向視図、第9図は同じくD方向視図、第10図
は側面図、第11図は他の実施例の側面図、第1
2図は本考案のチツプを採用したドリルの正面
図、第13図はその端面図である。 10……スローアウエイチツプ、11……上
面、12……下面、13,14……対向二側面、
15,16……他の対向二側面、19……溝、2
0,20′,21,21′……交線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに平行な上面及び下面、上面と90゜以下
の角度で交わる対向二側面及び下面と90゜以下
の角度で交わる他の対向二側面とから成り、そ
の少なくとも一方の鋭角コーナを任意の寸法切
除したほゞ菱形を原形とするスローアウエイチ
ツプにおいて、上記対向二側面と他の対向二側
面との鈍角コーナ部における交線を、当該コー
ナ部における上面及び下面の面取りと交線中心
部への溝の配設により除去し、互いに独立した
各々の対向二側面と上面及び下面の交線部をド
リルの中心刃として使用することを特徴とする
スローアウエイチツプ。 (2) 上記溝近傍の切刃(交線)を円弧もしくはそ
れに近い形状としたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のスローアウエイチ
ツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1192283U JPS59120512U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | スロ−アウエイチツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1192283U JPS59120512U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | スロ−アウエイチツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59120512U JPS59120512U (ja) | 1984-08-14 |
| JPS62807Y2 true JPS62807Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=30143340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1192283U Granted JPS59120512U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | スロ−アウエイチツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59120512U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0621605Y2 (ja) * | 1987-02-03 | 1994-06-08 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウェイ式穴明け工具 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55144907A (en) * | 1979-04-28 | 1980-11-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Throw away type tip and drill |
| JPS5676309U (ja) * | 1979-11-15 | 1981-06-22 |
-
1983
- 1983-01-29 JP JP1192283U patent/JPS59120512U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59120512U (ja) | 1984-08-14 |
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