JPS629268B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629268B2 JPS629268B2 JP15374579A JP15374579A JPS629268B2 JP S629268 B2 JPS629268 B2 JP S629268B2 JP 15374579 A JP15374579 A JP 15374579A JP 15374579 A JP15374579 A JP 15374579A JP S629268 B2 JPS629268 B2 JP S629268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- water
- dye
- black
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
本発明は筆記具用、スタンプ用、印刷用、記録
計用として溶解性、経時安定性、耐水性の良好な
水性黒色インキに関するものである。 従来、筆記具用、スタンプ用、印刷用、記録計
用に使用している染料としてC.I.ダイレクトブラ
ツク19が紙面上の耐水性が良好なところから汎
用されている。しかし水性インキとして紙面上で
のにじみ、うらぬけ、があり、より秀れた水性イ
ンキが要望されている。又、耐水性が良好といつ
ても、油性ボールペンに比較すれば完全なもので
はない。更にこの種の染料はその構造中に水可溶
性基のスルホン基が2個と少ないことにより、耐
水性が期待されているが、その反面、溶解性がよ
くなく、染料の沈澱が生じ易いのでインキの経時
安定性に難点がある不利益があつた。 本発明者はC.I.ダイレクト・ブラツク19タイプ
の染料の (1) 水性インキ溶剤への溶解度向上 (2) 耐水性の向上及びにじみ、うらぬけの改善を
目的として鋭意研究した結果、染料構造中にス
ルホン基を2個以上導入し、染料分子を直線状
のまゝ分子量を増大することにより、上記せる
不利益を解消し目的とする水性黒色インキを得
たのである。 すなわち、本発明は水性インキとしてC.I.ダ
イレクト・ブラツク19の代りに下記一般式で表
わされるテトラキスアゾ染料を使用したもので
ある。 一般式 (式中、Rは水酸基又はアミノ基、Qは
計用として溶解性、経時安定性、耐水性の良好な
水性黒色インキに関するものである。 従来、筆記具用、スタンプ用、印刷用、記録計
用に使用している染料としてC.I.ダイレクトブラ
ツク19が紙面上の耐水性が良好なところから汎
用されている。しかし水性インキとして紙面上で
のにじみ、うらぬけ、があり、より秀れた水性イ
ンキが要望されている。又、耐水性が良好といつ
ても、油性ボールペンに比較すれば完全なもので
はない。更にこの種の染料はその構造中に水可溶
性基のスルホン基が2個と少ないことにより、耐
水性が期待されているが、その反面、溶解性がよ
くなく、染料の沈澱が生じ易いのでインキの経時
安定性に難点がある不利益があつた。 本発明者はC.I.ダイレクト・ブラツク19タイプ
の染料の (1) 水性インキ溶剤への溶解度向上 (2) 耐水性の向上及びにじみ、うらぬけの改善を
目的として鋭意研究した結果、染料構造中にス
ルホン基を2個以上導入し、染料分子を直線状
のまゝ分子量を増大することにより、上記せる
不利益を解消し目的とする水性黒色インキを得
たのである。 すなわち、本発明は水性インキとしてC.I.ダ
イレクト・ブラツク19の代りに下記一般式で表
わされるテトラキスアゾ染料を使用したもので
ある。 一般式 (式中、Rは水酸基又はアミノ基、Qは
【式】又は
【式】を表わす。)
本発明に使用する上記染料はC.I.ダイレクト・
ブラツク19に比較して秀れた点は既に説明した
が、一分子中にスルホン基が4個あるのに耐水性
にすぐれ、にじみが少なく良好なることは、直線
構造をもつ染料分子が紙面(セルロース)上で凝
集し易く、スルホン基が増加しても耐水性が悪く
ならないためであると考えられる。 前記一般式に示す染料はいずれも染料分子中4
個のスルホン基を有し、その構造が直線状であ
る。その合成はC.I.ダイレクト・ブラツク19と同
様に比較的容易に得られる。次に本発明のインキ
について説明する。 本インキは叙上せる染料を常法に従つて水性イ
ンキ溶剤に溶解することにより容易に得られる。
染料の使用量は水性インキの全量に対し1〜15重
量%が望ましい。またインキに使用する溶剤とし
ては、アルコール類としてエタノール、プロパノ
ール、ブタノール、グリコール類としてエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、グリコール誘導体としてエチレングリ
コールのモノメチルエーテル、モノエチルエーテ
ル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールのモノメチルエーテ
ル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテ
ル、モノブチルエーテル及びそのアセテート、ア
ミド類としてフオルムアミド、ヘキサメチルホス
ホールアミド、ピロリドン、糖アルコールなどが
挙げられ、その使用量は水性インキ全量に対して
5〜40重量%が好ましい。 更に染料の可溶化剤として、アルカノールアミ
ン、尿素類、ウレタン類などを使用することもで
きるし、又必要に応じて防腐剤、界面活性剤を添
加することもできる。 以下実施例により具体的に説明する。実施例中
単に部とあるのは重量部を表わす。 実施例 1
ブラツク19に比較して秀れた点は既に説明した
が、一分子中にスルホン基が4個あるのに耐水性
にすぐれ、にじみが少なく良好なることは、直線
構造をもつ染料分子が紙面(セルロース)上で凝
集し易く、スルホン基が増加しても耐水性が悪く
ならないためであると考えられる。 前記一般式に示す染料はいずれも染料分子中4
個のスルホン基を有し、その構造が直線状であ
る。その合成はC.I.ダイレクト・ブラツク19と同
様に比較的容易に得られる。次に本発明のインキ
について説明する。 本インキは叙上せる染料を常法に従つて水性イ
ンキ溶剤に溶解することにより容易に得られる。
染料の使用量は水性インキの全量に対し1〜15重
量%が望ましい。またインキに使用する溶剤とし
ては、アルコール類としてエタノール、プロパノ
ール、ブタノール、グリコール類としてエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、グリコール誘導体としてエチレングリ
コールのモノメチルエーテル、モノエチルエーテ
ル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールのモノメチルエーテ
ル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテ
ル、モノブチルエーテル及びそのアセテート、ア
ミド類としてフオルムアミド、ヘキサメチルホス
ホールアミド、ピロリドン、糖アルコールなどが
挙げられ、その使用量は水性インキ全量に対して
5〜40重量%が好ましい。 更に染料の可溶化剤として、アルカノールアミ
ン、尿素類、ウレタン類などを使用することもで
きるし、又必要に応じて防腐剤、界面活性剤を添
加することもできる。 以下実施例により具体的に説明する。実施例中
単に部とあるのは重量部を表わす。 実施例 1
【表】
上記成分を常温でかきまぜることにより、本発
明の水性黒色インキを得た。 比較例 1 実施例1中の染料の代りに、カヤラスブラツク
Gコンク(C.I.ダイレクトブラツク19、日本化薬
工業(株)製)を同量使用して黒色インキを調製し
た。 実施例 2
明の水性黒色インキを得た。 比較例 1 実施例1中の染料の代りに、カヤラスブラツク
Gコンク(C.I.ダイレクトブラツク19、日本化薬
工業(株)製)を同量使用して黒色インキを調製し
た。 実施例 2
【表】
上記成分を常温でかきまぜることにより本発明
の水性黒色インキを得た。 比較例 2 実施例2中の染料の代りにカヤラスブラツクG
コンクを同量使用して水性黒色インキを調製し
た。 実施例1、2及び比較例1、2のインキを50ml
のキヤツプ付ガラスびんに入れ、0℃、48時間:
50℃、48時間の静止サイクルを5回燥返してイン
キ中の染料の沈澱の有無を確認した。又その粘度
変化も観察した。結果は表−1に示す。
の水性黒色インキを得た。 比較例 2 実施例2中の染料の代りにカヤラスブラツクG
コンクを同量使用して水性黒色インキを調製し
た。 実施例1、2及び比較例1、2のインキを50ml
のキヤツプ付ガラスびんに入れ、0℃、48時間:
50℃、48時間の静止サイクルを5回燥返してイン
キ中の染料の沈澱の有無を確認した。又その粘度
変化も観察した。結果は表−1に示す。
【表】
次に各インキをJIS P3201用紙に点滴し、ゴム
べらで展色した。30分後展色した試験片を静水中
に10分浸漬してから常温で乾燥する。未試験片と
試験片の濃度差をハンター色差計で測定した。 その結果を表−2に示す。
べらで展色した。30分後展色した試験片を静水中
に10分浸漬してから常温で乾燥する。未試験片と
試験片の濃度差をハンター色差計で測定した。 その結果を表−2に示す。
【表】
【表】
又各インキを市販のサインペンに充填し、JIS
P3201用紙(筆記用紙A)に筆記し、筆記線のに
じみを目視にて確認した。 その結果は表−3に示す。
P3201用紙(筆記用紙A)に筆記し、筆記線のに
じみを目視にて確認した。 その結果は表−3に示す。
【表】
以上の如く本発明の水性インキは溶解性(経時
安定性)、耐水性よく、かつにじみが少い点で良
好であるところから、筆記具用ばかりでなくスタ
ンプ用、印刷用、記録計用としても好適なもので
ある。
安定性)、耐水性よく、かつにじみが少い点で良
好であるところから、筆記具用ばかりでなくスタ
ンプ用、印刷用、記録計用としても好適なもので
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で示されるテトラキスアゾ染料を
含有してなることを特徴とする水性黒色インキ。 一般式 (式中Rは水酸基又はアミノ基、Qは 【式】又は 【式】を表わす。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15374579A JPS5676476A (en) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | Aqueous black ink |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15374579A JPS5676476A (en) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | Aqueous black ink |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5676476A JPS5676476A (en) | 1981-06-24 |
| JPS629268B2 true JPS629268B2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=15569178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15374579A Granted JPS5676476A (en) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | Aqueous black ink |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5676476A (ja) |
-
1979
- 1979-11-28 JP JP15374579A patent/JPS5676476A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5676476A (en) | 1981-06-24 |
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