JPS621427B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621427B2 JPS621427B2 JP10876979A JP10876979A JPS621427B2 JP S621427 B2 JPS621427 B2 JP S621427B2 JP 10876979 A JP10876979 A JP 10876979A JP 10876979 A JP10876979 A JP 10876979A JP S621427 B2 JPS621427 B2 JP S621427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- water
- basic
- bleeding
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優れた耐水性とにじみの少ない水性イ
ンキに係るもので、更に詳しくはサインペン万年
筆、水性ボールペン等に好適で詳明な色調を呈す
るインキに関する。
ンキに係るもので、更に詳しくはサインペン万年
筆、水性ボールペン等に好適で詳明な色調を呈す
るインキに関する。
従来、筆記具用水性インキのうちで直接染料を
使用している黒色インキは、比較的耐水性が良好
で各種の筆記具に使用されているが、黒色以外の
例えば赤、青、緑色等にはインキとして鮮明な色
調のものがないために必然的に酸性染料及び塩基
性染料が使用されている。この両者の染料は直接
染料と異なり紙の構成成分であるセルロースに親
和力がないところから、筆跡の耐水性がよくない
こと及びにじみが生ずる欠点を有していた。この
欠点を解消するために、染料固着剤をインキに添
加することが試みられている。この染料固着剤
は、酸性染料の場合カチオン活性剤やタンニンな
どが使用されており、又塩基性染料の場合タンニ
ン及びフエノール樹脂のスルホン酸誘導体が使用
されているが、何れの場合も染料と造塩して水に
難溶性となり、インキ中沈澱したり、紙面上での
耐水性が期待される程良くならない欠点があり、
満足しうる耐水性ならびににじみの生じない水性
インキは得られていない。
使用している黒色インキは、比較的耐水性が良好
で各種の筆記具に使用されているが、黒色以外の
例えば赤、青、緑色等にはインキとして鮮明な色
調のものがないために必然的に酸性染料及び塩基
性染料が使用されている。この両者の染料は直接
染料と異なり紙の構成成分であるセルロースに親
和力がないところから、筆跡の耐水性がよくない
こと及びにじみが生ずる欠点を有していた。この
欠点を解消するために、染料固着剤をインキに添
加することが試みられている。この染料固着剤
は、酸性染料の場合カチオン活性剤やタンニンな
どが使用されており、又塩基性染料の場合タンニ
ン及びフエノール樹脂のスルホン酸誘導体が使用
されているが、何れの場合も染料と造塩して水に
難溶性となり、インキ中沈澱したり、紙面上での
耐水性が期待される程良くならない欠点があり、
満足しうる耐水性ならびににじみの生じない水性
インキは得られていない。
そこで、本発明の目的は耐水性があり、かつに
じみの少ない水性インキを提供することにある。
叙上の耐水性不良、にじみ発生等の欠点を解消す
べく本発明者等は鋭意研究した結果、塩基性染料
の水溶性にスルホン基を含む水溶性樹脂であるポ
リアクリルアミド誘導体を含有せしめることよ
り、耐水性の向上及びにじみ防止に役立てること
ができることを見出し、本発明に到つたものであ
る。
じみの少ない水性インキを提供することにある。
叙上の耐水性不良、にじみ発生等の欠点を解消す
べく本発明者等は鋭意研究した結果、塩基性染料
の水溶性にスルホン基を含む水溶性樹脂であるポ
リアクリルアミド誘導体を含有せしめることよ
り、耐水性の向上及びにじみ防止に役立てること
ができることを見出し、本発明に到つたものであ
る。
すなわち、本発明は塩基性染料の水溶液に下記
一般式で表わされるスルホン基を含むポリアクリ
ルアミド誘導体を含有せしめたインキである。
一般式で表わされるスルホン基を含むポリアクリ
ルアミド誘導体を含有せしめたインキである。
一般式
(式中R1は水素又はメチル基又はエチル基、
R2はアルカリ金属又はアミン、nは1000〜4000
の整数) 本発明に使用する前記一般式で表わされるスル
ホン基を含むポリアクリルアミド誘導体はポリア
クリルアミド、ポリメタアクリルアミド、ポリエ
タアクリルアミドにプロパンサルトンを縮合させ
ることにより容易に得られ、その縮合物のリチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩及びメチルアミン塩、エチルアミン塩、モノ
エタノールアミン塩等のアミン塩の形で水溶性と
なつている。水溶液中では一般式中のスルホン基
と塩基性染料の塩基とが弱い結合をしているが、
紙面上でインキ溶剤の蒸発に伴い結合が強固とな
り、耐水性が向上するものと思われる。又、塩基
性染料はスルホン基を有する該樹脂との結合によ
りインキ中で凝集しているため、紙面に該インキ
で筆記した場合、にじみがほとんどないものと推
察される。前記一般式で表わされる本発明のポリ
アクリルアミド誘導体の使用量はインキ全組成物
に対し0.5〜5重量%が望ましく、0.5重量%以下
では耐水性の向上及びにじみ防止の効果が顕著で
なく、5重量%以上ではインキの粘度が上昇しス
ムースなインキ吐出が阻害され十分な筆跡が得ら
れないことがある。
R2はアルカリ金属又はアミン、nは1000〜4000
の整数) 本発明に使用する前記一般式で表わされるスル
ホン基を含むポリアクリルアミド誘導体はポリア
クリルアミド、ポリメタアクリルアミド、ポリエ
タアクリルアミドにプロパンサルトンを縮合させ
ることにより容易に得られ、その縮合物のリチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩及びメチルアミン塩、エチルアミン塩、モノ
エタノールアミン塩等のアミン塩の形で水溶性と
なつている。水溶液中では一般式中のスルホン基
と塩基性染料の塩基とが弱い結合をしているが、
紙面上でインキ溶剤の蒸発に伴い結合が強固とな
り、耐水性が向上するものと思われる。又、塩基
性染料はスルホン基を有する該樹脂との結合によ
りインキ中で凝集しているため、紙面に該インキ
で筆記した場合、にじみがほとんどないものと推
察される。前記一般式で表わされる本発明のポリ
アクリルアミド誘導体の使用量はインキ全組成物
に対し0.5〜5重量%が望ましく、0.5重量%以下
では耐水性の向上及びにじみ防止の効果が顕著で
なく、5重量%以上ではインキの粘度が上昇しス
ムースなインキ吐出が阻害され十分な筆跡が得ら
れないことがある。
次に本発明に使用する塩基性染料はC.I.ベーシ
ツクエロー1、同2、同11、C.I.ベーシツクオレ
ンジ2、同14、同15、同21、同22、C.I.ベーシツ
クレツド1、同2、同9、同12、同13、C.I.ベー
シツクバイオレツト1、同3、同7、同14、C.I.
ベーシツクブルー1、同3、同5、同7、同24、
同25、同26、C.I.ベーシツクグリーン1、同4、
C.I.ベーシツクブラウン1、CIベーシツクブラツ
ク2等であり、インキ全組成物に対し0.5〜20重
量%が望ましい。本発明に使用する水性インキ溶
剤は、主に助剤として使用される水溶性有機溶剤
と、主溶剤となる水とがあり、水溶性有機溶剤と
してはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のグリコール、グリ
セリン、ソルビトール等の多価アルコール、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル等のエチレングリコ
ールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル等のジエチレングリコールモノ
アルキルエーテル等の1種又は2種以上を用いる
ことができ、インキ全組成物に対し10〜30重量%
が望ましい。又、水の使用量はインキ全組成物に
対し50〜85重量%が望ましい。その他インキ物性
を調整するために活性剤、防錆剤及び防腐剤等を
添加することもできる。本発明になるインキの調
合法は、インキの各成分を混合し常温もしくは加
温して撹拌することにより容易に目的とする水性
インキを得ることができる。
ツクエロー1、同2、同11、C.I.ベーシツクオレ
ンジ2、同14、同15、同21、同22、C.I.ベーシツ
クレツド1、同2、同9、同12、同13、C.I.ベー
シツクバイオレツト1、同3、同7、同14、C.I.
ベーシツクブルー1、同3、同5、同7、同24、
同25、同26、C.I.ベーシツクグリーン1、同4、
C.I.ベーシツクブラウン1、CIベーシツクブラツ
ク2等であり、インキ全組成物に対し0.5〜20重
量%が望ましい。本発明に使用する水性インキ溶
剤は、主に助剤として使用される水溶性有機溶剤
と、主溶剤となる水とがあり、水溶性有機溶剤と
してはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のグリコール、グリ
セリン、ソルビトール等の多価アルコール、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル等のエチレングリコ
ールモノアルキルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル等のジエチレングリコールモノ
アルキルエーテル等の1種又は2種以上を用いる
ことができ、インキ全組成物に対し10〜30重量%
が望ましい。又、水の使用量はインキ全組成物に
対し50〜85重量%が望ましい。その他インキ物性
を調整するために活性剤、防錆剤及び防腐剤等を
添加することもできる。本発明になるインキの調
合法は、インキの各成分を混合し常温もしくは加
温して撹拌することにより容易に目的とする水性
インキを得ることができる。
以下本発明の実施例を筆記具用水性インキにつ
いて説明する。なお、実施例中単に部とあるのは
重量部を示す。
いて説明する。なお、実施例中単に部とあるのは
重量部を示す。
実施例 1
アイゼンマラカイトグリーン(保土谷化学工業
(株)製、CIベーシツクグリーン4) 5部 本発明のポリアクリルアミド誘導体(一般式中
R1=H,R2=Na,n=約3000) 2〃 エチレングリコール 15部 ノイゲンP(第一工業製薬(株)製、ノニオン活性
剤) 0.1〃 ソルビン酸カリウム(武田薬品工業(株)製、防腐
剤) 0.5〃 水 77.4〃 上記成分を常温でかきまぜることにより緑色イ
ンキを得た。比較例1として実施例1より本発明
のポリアクリルアミド誘導体2部を除き、同量の
フエノール樹脂のスルホン酸を使用して緑色イン
キを調製して、耐水性及びにじみの試験を行つ
た。耐水性に関しては市販のサインペンに実施例
1及び比較例1の緑色インキを充填しJIS P3201
用紙に筆記し、1時間後静水中に30分間浸漬した
ところ実施例1の緑色インキの筆跡は明かに判読
できたが、比較例1の緑色インキの筆跡は流失し
判読できなかつた。にじみに関しても市販の上質
紙に筆記し目視判定の結果実施例1の緑色インキ
のにじみは殆んど観察されなかつたが、比較例1
の緑色インキはにじみが観察された。
(株)製、CIベーシツクグリーン4) 5部 本発明のポリアクリルアミド誘導体(一般式中
R1=H,R2=Na,n=約3000) 2〃 エチレングリコール 15部 ノイゲンP(第一工業製薬(株)製、ノニオン活性
剤) 0.1〃 ソルビン酸カリウム(武田薬品工業(株)製、防腐
剤) 0.5〃 水 77.4〃 上記成分を常温でかきまぜることにより緑色イ
ンキを得た。比較例1として実施例1より本発明
のポリアクリルアミド誘導体2部を除き、同量の
フエノール樹脂のスルホン酸を使用して緑色イン
キを調製して、耐水性及びにじみの試験を行つ
た。耐水性に関しては市販のサインペンに実施例
1及び比較例1の緑色インキを充填しJIS P3201
用紙に筆記し、1時間後静水中に30分間浸漬した
ところ実施例1の緑色インキの筆跡は明かに判読
できたが、比較例1の緑色インキの筆跡は流失し
判読できなかつた。にじみに関しても市販の上質
紙に筆記し目視判定の結果実施例1の緑色インキ
のにじみは殆んど観察されなかつたが、比較例1
の緑色インキはにじみが観察された。
実施例 2
アイゼンビクトリアピユアブルーBOH(保土
谷化学工業(株)製、CIベーシツクブルー7)6部 エチレングリコール 5〃 ジエチレングリコール 5〃 ジエチレングリコールモノエチルエーテル5〃 本発明のポリアクリルアミド誘導体(一般式中
R1=メチル基、R2=トリエチルアミン、n=
3500) 4.5〃 パラオキシ安息香酸プロピルエステル(奥野製
薬工業(株)製、防腐剤) 1〃 ノイゲンP(第一工業製薬(株)製、ノニオン活性
剤) 0.1〃 水 73.4〃 上記成分を常温で1時間かきまぜることにより
青色インキを得た。比較例2として実施例2より
本発明なるポリアクリルアミド樹脂4.5部を除
き、その代りタンニン(富山化学工業(株)製)4.5
部を使用して青色インキを調製して、耐水性及び
にじみの試験を実施例1の該試験に準じて行つ
た。耐水性に関しては、実施例1の結果と同様に
実施例2の青色インキの筆跡は明瞭に判読できた
が、比較例2の筆跡は流失し判読できず不良であ
つた。にじみに関しては実施例2の青色インキの
ものは実施例1の結果と同様に殆んど観察されな
かたつが、比較例2の青色インキはにじみが観察
されて不良であつた。
谷化学工業(株)製、CIベーシツクブルー7)6部 エチレングリコール 5〃 ジエチレングリコール 5〃 ジエチレングリコールモノエチルエーテル5〃 本発明のポリアクリルアミド誘導体(一般式中
R1=メチル基、R2=トリエチルアミン、n=
3500) 4.5〃 パラオキシ安息香酸プロピルエステル(奥野製
薬工業(株)製、防腐剤) 1〃 ノイゲンP(第一工業製薬(株)製、ノニオン活性
剤) 0.1〃 水 73.4〃 上記成分を常温で1時間かきまぜることにより
青色インキを得た。比較例2として実施例2より
本発明なるポリアクリルアミド樹脂4.5部を除
き、その代りタンニン(富山化学工業(株)製)4.5
部を使用して青色インキを調製して、耐水性及び
にじみの試験を実施例1の該試験に準じて行つ
た。耐水性に関しては、実施例1の結果と同様に
実施例2の青色インキの筆跡は明瞭に判読できた
が、比較例2の筆跡は流失し判読できず不良であ
つた。にじみに関しては実施例2の青色インキの
ものは実施例1の結果と同様に殆んど観察されな
かたつが、比較例2の青色インキはにじみが観察
されて不良であつた。
尚、本発明の水性インキは筆記具用インキはも
ちろんのこと、粘度、表面張力等を考慮すれば印
刷用インキ、記録計用インキ等としても好適なも
のである。
ちろんのこと、粘度、表面張力等を考慮すれば印
刷用インキ、記録計用インキ等としても好適なも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩基性染料の水溶液に、下記一般式で表わさ
れるスルホン基を含むポリアクリルアミド誘導体
を含有せしめたことを特徴とする水性インキ。 一般式 (式中R1は水素又はメチル基又はエチル基、
R2はアルカリ金属又はアミン、nは1000〜4000
の整数)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10876979A JPS5632568A (en) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | Aqueous ink |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10876979A JPS5632568A (en) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | Aqueous ink |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632568A JPS5632568A (en) | 1981-04-02 |
| JPS621427B2 true JPS621427B2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=14493014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10876979A Granted JPS5632568A (en) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | Aqueous ink |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5632568A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4971675B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-07-11 | パイロットインキ株式会社 | 出没式ボールペン |
| JP2010043219A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
-
1979
- 1979-08-27 JP JP10876979A patent/JPS5632568A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632568A (en) | 1981-04-02 |
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