JPS6310683B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6310683B2 JPS6310683B2 JP53085833A JP8583378A JPS6310683B2 JP S6310683 B2 JPS6310683 B2 JP S6310683B2 JP 53085833 A JP53085833 A JP 53085833A JP 8583378 A JP8583378 A JP 8583378A JP S6310683 B2 JPS6310683 B2 JP S6310683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bibenzyl
- acid
- butoxy
- general formula
- carbamoylpiperidino
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は抗血液凝固作用、特に血小板凝集阻害
作用を有し、血栓症治療あるいは予防効果を有す
るアミノアルコキシビベンジル類を有効成分とす
る抗血栓症剤に関するものである。 本発明におけるアミノアルコキシビベンジル類
は下記一般式()で表わされる。 〔上記式中mは2、3又は4の整数を示し、x
は−COOH、
作用を有し、血栓症治療あるいは予防効果を有す
るアミノアルコキシビベンジル類を有効成分とす
る抗血栓症剤に関するものである。 本発明におけるアミノアルコキシビベンジル類
は下記一般式()で表わされる。 〔上記式中mは2、3又は4の整数を示し、x
は−COOH、
【式】(R1及びR2はそれ
ぞれ独立して水素原子又はC1〜C3のアルキル基
を示す。)でありその置換位置は3位又は4位で
ある。〕 上記一般式()中、xで表わされる
を示す。)でありその置換位置は3位又は4位で
ある。〕 上記一般式()中、xで表わされる
【式】のR1及びR2としては、水素原子、
メチル基、エチル基、プロピル基等のC1〜C3の
アルキル基が挙げられる。
アルキル基が挙げられる。
【式】の具体
例としては、カルバモイル基、メチルカルバモイ
ル基、ジメチルカルバモイル基、エチルカルバモ
イル基、ジエチルカルバモイル基、ジプロピルカ
ルバモイル基等が挙げられる。 次に一般式()で表わされる本発明化合物の
具体例を以下に挙げる。 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル 2―{4―(4―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{4―(4―メチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―エチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジエチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―プロピルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジプロピルカルバモイルピペ
リジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(3―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{3―(4―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{3―(3―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルバモイルピペリジノ)エ
トキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルボキシピペリジノ)エト
キシ}ビベンジル また、上記化合物の薬剤的に許容され得る酸付
加塩も本発明の範囲に包囲に包含される。 上記の酸付加塩として塩化水素酸、臭化水素
酸、硫酸、リン酸、硝酸、酢酸、蓚酸、コハク
酸、アジピン酸、プロピオン酸、酒石酸、マレイ
ン酸、クエン酸、安息香酸、トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸等の酸付加塩が挙げられ
る。 次に本発明における化合物の製造法について説
明する。 本発明におけるカルバモイルピペリジノ基を有
するアミノアルコキシビベンジル類は、本発明に
おける化合物の1つである下記式() (上記一般式()中、mは一般式()で定
義されているとおりであり、−COOHの置換位置
は3位又は4位である。)で表わされるアミノア
ルコキシビベンジル類から次のようにして合成さ
れる。すなわち、 チオニルクロライド、五塩化リンのようなハロ
ゲン化剤を用い、無溶媒あるいはオキシ塩化リン
中で、温度20゜〜100℃で酸ハロゲン化物とし、そ
れを相当するアミン
ル基、ジメチルカルバモイル基、エチルカルバモ
イル基、ジエチルカルバモイル基、ジプロピルカ
ルバモイル基等が挙げられる。 次に一般式()で表わされる本発明化合物の
具体例を以下に挙げる。 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル 2―{4―(4―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{4―(4―メチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―エチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジエチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―プロピルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジプロピルカルバモイルピペ
リジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(3―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{3―(4―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{3―(3―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルバモイルピペリジノ)エ
トキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルボキシピペリジノ)エト
キシ}ビベンジル また、上記化合物の薬剤的に許容され得る酸付
加塩も本発明の範囲に包囲に包含される。 上記の酸付加塩として塩化水素酸、臭化水素
酸、硫酸、リン酸、硝酸、酢酸、蓚酸、コハク
酸、アジピン酸、プロピオン酸、酒石酸、マレイ
ン酸、クエン酸、安息香酸、トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸等の酸付加塩が挙げられ
る。 次に本発明における化合物の製造法について説
明する。 本発明におけるカルバモイルピペリジノ基を有
するアミノアルコキシビベンジル類は、本発明に
おける化合物の1つである下記式() (上記一般式()中、mは一般式()で定
義されているとおりであり、−COOHの置換位置
は3位又は4位である。)で表わされるアミノア
ルコキシビベンジル類から次のようにして合成さ
れる。すなわち、 チオニルクロライド、五塩化リンのようなハロ
ゲン化剤を用い、無溶媒あるいはオキシ塩化リン
中で、温度20゜〜100℃で酸ハロゲン化物とし、そ
れを相当するアミン
【式】と塩基性触媒の存
在下、溶媒として水、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、またはクロロホルムを用い、温度−20〜
50℃で、0.5〜5時間反応させることによりアミ
ド化する。また、上記一般式()中でxがとく
に−CONH2(R1=R2=H)の場合には、上記の
方法でも良いが以下の方法でも製造することがで
きる。 すなわち下記一般式() (上記一般式()中、mは一般式()で定
義されているmと同義であり、Yはハロゲン原子
を示す。)で表わされるハロゲノアルコキシビベ
ンジル類と下記一般式() (上記一般式()中、−CONH2の置換位置
は3位又は4位である。)で表わされる脂環式イ
ミンを、メタノールやエタノールなどの低級アル
コールあるいはテトラハイドロフランやジオキサ
ンなどの環状エーテル類に水を10%〜90%の範囲
で加えた水性溶媒中で、トリエチルアミンのよう
な塩基の存在下(一般式()で表わされる脂環
式イミンを2当量以上使用すれば塩基の存在は必
要でない。)、20℃〜150℃の適当な温度で反応さ
せることによつて得られる。 また、上記一般式()で表わされる本発明に
おける化合物のアミノアルコキシビベンジル類
は、一般式()で表わされるハロゲンアルコキ
シビベンジル類と下記一般式() (上記一般式()中、−COOHの置換位置は
3位又は4位である。)で表わされる脂環式イミ
ンを、メタノールまたはエタノールのような低級
アルコールを溶媒として、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムあるいはトリエチルアミンのような
塩基の存在下、温度20〜150℃で反応させること
により得られる。 また、本発明における化合物の酸付加塩は次の
ようにして合成される。 (i) 上記一般式()で表わされる化合物は、反
応によつて得られるカルボン酸の塩をイオン交
換樹脂などで脱塩し、メタノールやエタノール
などの低級アルコールに溶解し、望ましい酸を
加えて酸付加塩とする。 (ii) 他のアミノアルコキシビベンジル類において
は、反応によつて得られる酸付加塩を水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの強塩基水溶液
或いは濃炭酸カリウム水溶液(4N〜6N)で遊
離の化合物とし、エーテル、クロロホルム、ベ
ンゼン等の溶媒で抽出する。さらに望ましい塩
を加えて中和すると、目的とする2―(オメガ
―アミノアルコキシ)ジベンジル類の酸付加塩
を得ることができる。 次に本発明におけるアミノアルコキシビベンジ
ル類およびその酸付加塩の薬理効果について説明
する。 本発明における化合物は血小板凝集阻害作用を
有している。血小板凝集阻害剤として有効な化合
物の具体例を以下に挙げる。 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル 2―{4―(4―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルバモイルピペリジノ)エ
トキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―エチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{3―(4―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{4―(3―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 等が挙げられる。 血小板凝集阻害作用を有する本発明における化
合物はいかなる方法でも投与できるが、好適には
以下のような方法が実施される。 すなわち皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、復
腔内注射等の非経口投与もまた経口投与も可能で
ある。 投与量は患者の年令、健康状態、体重、同時処
理があるならばその種類、処置頻度、所望の効果
の性質等により決定される。 一般的に有効成分の1日投与量は0.5〜50mg/
Kg体重、通常1〜30mg/Kg体重であり、1回ある
いはそれ以上投与される。 本発明における化合物を経口投与する場合は錠
剤、カプセル剤、粉剤、液剤、エリキシル剤等の
形体で、また非経口投与の場合は液体あるいは懸
濁等の殺菌した液状の形体で用いられる。上述の
様な形体で用いられる場合、固体あるいは液体の
毒性のない製剤的担体が組成に含まれ得る。 固体担体の例としては通常のゼラチンタイプの
カプセルが用いられる。また有効成分を補助薬と
ともにあるいはそれなしに錠剤化、粉末包装され
る。 これらのカプセル、錠剤、粉末は一般的に5〜
95%、好ましくは25〜90%重量の有効成分を含
む。 すなわちこれらの投与形式では5〜500mg、好
ましくは25〜250mgの有効成分を含有するのがよ
い。 液状担体としては水あるいは石油、ピーナツ
油、大豆油、ミネラル油、ゴマ油等の動植物起原
の、または合成の油等が用いられる。 また、一般に生理食塩水、デキストロースある
いは類似のシヨ糖溶液、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール等
のグリコール類が液状担体として好ましく、とく
に生理食塩水を用いた注射液の場合には通常0.5
〜20%、好ましくは1〜10%重量の有効成分を含
むようにする。 経口投与の液剤の場合、0.5〜10%重量の有効
成分を含む懸濁液あるいはシロツプがよい。この
場合の担体としては香料、シロツプ、製剤学的ミ
セル体等の水様賦形剤を用いる。 以上説明したように、本発明における化合物は
優れた血小板凝集阻害作用を有し、血栓症治療あ
るいは予防効果を有する。 以下本発明における化合物の製造例及び薬理デ
ータを示す。 血小板凝集阻害作用の測定は、以下のようにし
て行つた。 雄性の日本在来白色種家兎の頚動脈より採血し
たクエン酸加血より調製した多血小板血漿を用
い、Born(G.V.R.Born;Nature,194,927
(1962))の濁度法に準じて血小板凝集を測定し
た。血小板凝集開始物質としてはコラーゲン(牛
アキレス腱コラーゲン、Sigma)を生理食塩水に
懸濁したものを用い、10〜15μgコラーゲン/ml
になる様に加え、血小板凝集を開始させた。この
時の血小板数は4×105血小板/mm3、温度は37℃
で実験を行つた。被検化合物は生理食塩水に溶解
し、コラーゲンを加える3分前より多血小板漿に
加えてブレインキユベーシヨンした。3分後にコ
ラーゲンを加えて血小板凝集を開始させ、その時
の凝集最大値を対照実験の値と比較して阻害%を
求めた。 LD50はLitchfieled―Wilcoxon法で求めた。
LD50(mg/Kg in mice)は表1中に示した。 製造例 1 2―(4―ブロモブトキシ)ビベンジル5gを
イソニペコチツクアシツド1.9g、カ性ソーダ1.2g
およびエタノール50mlの混合液中に加熱還流下、
滴下した。滴下終了後、30分間加熱還流させ、減
圧濃縮し、溶媒を除去後、水を加え、さらに2N
―塩酸でPHを2〜3にしてクロロホルムで抽出す
る。クロロホルム抽出液を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ソーダで乾燥する。溶媒を減圧除去後、
アセトン―エーテルから結晶化し、2―{4―
(4―カルボキシピペリジノ)ブトキシ}ピペン
ジル・塩酸塩が4.8g(収率77%)得られた。融点、
元素分析値及び薬理データをNo.1として表1中に
記載した。 製造例 2 2―(2―ブロモエトキシ)ビベンジル2gお
よびイソニペコタミド1.7gをテトラハイドロフラ
ン20mlに溶解し、水10mlを加えて、10時間70℃で
撹拌する。反応液を濃縮したのち、1N NaOH水
溶液を加え、生じた結晶をろ取し、水で十分に洗
浄したのち、エタノールから再結し、2―{2―
(カルバモイルピペリジノ)エトキシ}ビベンジ
ルが1.9g(収率82%)得られた。融点、元素分析
値及び薬理データをNo.3として表1中に記載し
た。 次にこの製造例の条件を適用して表1の化合物
2,6および7を製造した。 製造例 3 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル塩酸塩6.0gに塩化チオニル15ml
を撹拌下滴下し、3時間室温で撹拌する。反応が
進むにつれて均一になり、反応終了後、無水エー
テルを加え、生じたオイルを二、三度良く無水エ
ーテルで洗浄する。洗浄されたオイルに無水エー
テルを加え、静置しておくと結晶が生じる。得ら
れた結晶の2―{4―(4―クロロカルボニルピ
ペリジノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩を十分に
乾燥し、そのまま次の反応に用いた。 50%ジメチルアミン水溶液10mlおよびテトロハ
イドロフラン10mlの溶液を食塩―氷冷下、撹拌し
ながら、結晶の2―{4―(4―クロロカルボニ
ルピペリジノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩1.5g
を手早く加え、そのまま1.5時間反応する。反応
液を濃縮し、2N―NaOH水溶液を加え、エーテ
ルで抽出する。エーテル抽出液を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ソーダで乾燥する。 エーテル液に20%エタノール塩酸を加え、生じ
た沈澱はエーテル―エタノールから再結晶され、
2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩を1.2g得た(収
率78%)。融点、元素分析値及び薬理データをNo.
4として表1中に示した。 次にこの製造例の条件を適用して表1の化合物
5を製造した。
キサン、またはクロロホルムを用い、温度−20〜
50℃で、0.5〜5時間反応させることによりアミ
ド化する。また、上記一般式()中でxがとく
に−CONH2(R1=R2=H)の場合には、上記の
方法でも良いが以下の方法でも製造することがで
きる。 すなわち下記一般式() (上記一般式()中、mは一般式()で定
義されているmと同義であり、Yはハロゲン原子
を示す。)で表わされるハロゲノアルコキシビベ
ンジル類と下記一般式() (上記一般式()中、−CONH2の置換位置
は3位又は4位である。)で表わされる脂環式イ
ミンを、メタノールやエタノールなどの低級アル
コールあるいはテトラハイドロフランやジオキサ
ンなどの環状エーテル類に水を10%〜90%の範囲
で加えた水性溶媒中で、トリエチルアミンのよう
な塩基の存在下(一般式()で表わされる脂環
式イミンを2当量以上使用すれば塩基の存在は必
要でない。)、20℃〜150℃の適当な温度で反応さ
せることによつて得られる。 また、上記一般式()で表わされる本発明に
おける化合物のアミノアルコキシビベンジル類
は、一般式()で表わされるハロゲンアルコキ
シビベンジル類と下記一般式() (上記一般式()中、−COOHの置換位置は
3位又は4位である。)で表わされる脂環式イミ
ンを、メタノールまたはエタノールのような低級
アルコールを溶媒として、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムあるいはトリエチルアミンのような
塩基の存在下、温度20〜150℃で反応させること
により得られる。 また、本発明における化合物の酸付加塩は次の
ようにして合成される。 (i) 上記一般式()で表わされる化合物は、反
応によつて得られるカルボン酸の塩をイオン交
換樹脂などで脱塩し、メタノールやエタノール
などの低級アルコールに溶解し、望ましい酸を
加えて酸付加塩とする。 (ii) 他のアミノアルコキシビベンジル類において
は、反応によつて得られる酸付加塩を水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどの強塩基水溶液
或いは濃炭酸カリウム水溶液(4N〜6N)で遊
離の化合物とし、エーテル、クロロホルム、ベ
ンゼン等の溶媒で抽出する。さらに望ましい塩
を加えて中和すると、目的とする2―(オメガ
―アミノアルコキシ)ジベンジル類の酸付加塩
を得ることができる。 次に本発明におけるアミノアルコキシビベンジ
ル類およびその酸付加塩の薬理効果について説明
する。 本発明における化合物は血小板凝集阻害作用を
有している。血小板凝集阻害剤として有効な化合
物の具体例を以下に挙げる。 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル 2―{4―(4―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 2―{2―(4―カルバモイルピペリジノ)エ
トキシ}ビベンジル 2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリ
ジノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{4―(4―エチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル 2―{3―(4―カルバモイルピペリジノ)プ
ロポキシ}ビベンジル 2―{4―(3―カルバモイルピペリジノ)ブ
トキシ}ビベンジル 等が挙げられる。 血小板凝集阻害作用を有する本発明における化
合物はいかなる方法でも投与できるが、好適には
以下のような方法が実施される。 すなわち皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、復
腔内注射等の非経口投与もまた経口投与も可能で
ある。 投与量は患者の年令、健康状態、体重、同時処
理があるならばその種類、処置頻度、所望の効果
の性質等により決定される。 一般的に有効成分の1日投与量は0.5〜50mg/
Kg体重、通常1〜30mg/Kg体重であり、1回ある
いはそれ以上投与される。 本発明における化合物を経口投与する場合は錠
剤、カプセル剤、粉剤、液剤、エリキシル剤等の
形体で、また非経口投与の場合は液体あるいは懸
濁等の殺菌した液状の形体で用いられる。上述の
様な形体で用いられる場合、固体あるいは液体の
毒性のない製剤的担体が組成に含まれ得る。 固体担体の例としては通常のゼラチンタイプの
カプセルが用いられる。また有効成分を補助薬と
ともにあるいはそれなしに錠剤化、粉末包装され
る。 これらのカプセル、錠剤、粉末は一般的に5〜
95%、好ましくは25〜90%重量の有効成分を含
む。 すなわちこれらの投与形式では5〜500mg、好
ましくは25〜250mgの有効成分を含有するのがよ
い。 液状担体としては水あるいは石油、ピーナツ
油、大豆油、ミネラル油、ゴマ油等の動植物起原
の、または合成の油等が用いられる。 また、一般に生理食塩水、デキストロースある
いは類似のシヨ糖溶液、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール等
のグリコール類が液状担体として好ましく、とく
に生理食塩水を用いた注射液の場合には通常0.5
〜20%、好ましくは1〜10%重量の有効成分を含
むようにする。 経口投与の液剤の場合、0.5〜10%重量の有効
成分を含む懸濁液あるいはシロツプがよい。この
場合の担体としては香料、シロツプ、製剤学的ミ
セル体等の水様賦形剤を用いる。 以上説明したように、本発明における化合物は
優れた血小板凝集阻害作用を有し、血栓症治療あ
るいは予防効果を有する。 以下本発明における化合物の製造例及び薬理デ
ータを示す。 血小板凝集阻害作用の測定は、以下のようにし
て行つた。 雄性の日本在来白色種家兎の頚動脈より採血し
たクエン酸加血より調製した多血小板血漿を用
い、Born(G.V.R.Born;Nature,194,927
(1962))の濁度法に準じて血小板凝集を測定し
た。血小板凝集開始物質としてはコラーゲン(牛
アキレス腱コラーゲン、Sigma)を生理食塩水に
懸濁したものを用い、10〜15μgコラーゲン/ml
になる様に加え、血小板凝集を開始させた。この
時の血小板数は4×105血小板/mm3、温度は37℃
で実験を行つた。被検化合物は生理食塩水に溶解
し、コラーゲンを加える3分前より多血小板漿に
加えてブレインキユベーシヨンした。3分後にコ
ラーゲンを加えて血小板凝集を開始させ、その時
の凝集最大値を対照実験の値と比較して阻害%を
求めた。 LD50はLitchfieled―Wilcoxon法で求めた。
LD50(mg/Kg in mice)は表1中に示した。 製造例 1 2―(4―ブロモブトキシ)ビベンジル5gを
イソニペコチツクアシツド1.9g、カ性ソーダ1.2g
およびエタノール50mlの混合液中に加熱還流下、
滴下した。滴下終了後、30分間加熱還流させ、減
圧濃縮し、溶媒を除去後、水を加え、さらに2N
―塩酸でPHを2〜3にしてクロロホルムで抽出す
る。クロロホルム抽出液を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ソーダで乾燥する。溶媒を減圧除去後、
アセトン―エーテルから結晶化し、2―{4―
(4―カルボキシピペリジノ)ブトキシ}ピペン
ジル・塩酸塩が4.8g(収率77%)得られた。融点、
元素分析値及び薬理データをNo.1として表1中に
記載した。 製造例 2 2―(2―ブロモエトキシ)ビベンジル2gお
よびイソニペコタミド1.7gをテトラハイドロフラ
ン20mlに溶解し、水10mlを加えて、10時間70℃で
撹拌する。反応液を濃縮したのち、1N NaOH水
溶液を加え、生じた結晶をろ取し、水で十分に洗
浄したのち、エタノールから再結し、2―{2―
(カルバモイルピペリジノ)エトキシ}ビベンジ
ルが1.9g(収率82%)得られた。融点、元素分析
値及び薬理データをNo.3として表1中に記載し
た。 次にこの製造例の条件を適用して表1の化合物
2,6および7を製造した。 製造例 3 2―{4―(4―カルボキシピペリジノ)ブト
キシ}ビベンジル塩酸塩6.0gに塩化チオニル15ml
を撹拌下滴下し、3時間室温で撹拌する。反応が
進むにつれて均一になり、反応終了後、無水エー
テルを加え、生じたオイルを二、三度良く無水エ
ーテルで洗浄する。洗浄されたオイルに無水エー
テルを加え、静置しておくと結晶が生じる。得ら
れた結晶の2―{4―(4―クロロカルボニルピ
ペリジノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩を十分に
乾燥し、そのまま次の反応に用いた。 50%ジメチルアミン水溶液10mlおよびテトロハ
イドロフラン10mlの溶液を食塩―氷冷下、撹拌し
ながら、結晶の2―{4―(4―クロロカルボニ
ルピペリジノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩1.5g
を手早く加え、そのまま1.5時間反応する。反応
液を濃縮し、2N―NaOH水溶液を加え、エーテ
ルで抽出する。エーテル抽出液を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ソーダで乾燥する。 エーテル液に20%エタノール塩酸を加え、生じ
た沈澱はエーテル―エタノールから再結晶され、
2―{4―(4―ジメチルカルバモイルピペリジ
ノ)ブトキシ}ビベンジル塩酸塩を1.2g得た(収
率78%)。融点、元素分析値及び薬理データをNo.
4として表1中に示した。 次にこの製造例の条件を適用して表1の化合物
5を製造した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式() 〔上記式中mは2,3又は4の整数を示し、x
はピペリジン環に結合した置換基であり、−
COOH、又は【式】(R1及びR2はそれ ぞれ独立して水素原子又はC1〜C3のアルキル基
を示す。)でありその置換位置は3位又は4位で
ある。〕で表わされるアミノアルコキシビベンジ
ル類を有効成分とする抗血栓症剤。
Priority Applications (17)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583378A JPS5513222A (en) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Aminoalkoxybibenzyl and its acid addition salt |
| US05/943,621 US4220603A (en) | 1977-10-07 | 1978-09-19 | Pharmaceutically active (omega-aminoalkoxy)bibenzyls |
| CA311,866A CA1105931A (en) | 1977-10-07 | 1978-09-22 | Pharmaceutically active (omega-aminoalkoxy) bibenzyls |
| HU78MI636A HU178306B (en) | 1977-10-07 | 1978-10-03 | Process for preparing pharmaceutically active /omega-amino-alkoxy/-dibenzyl derivatives and acid addition salts thereof |
| DK441878A DK152040C (da) | 1977-10-07 | 1978-10-04 | Analogifremgangsmaade til fremstilling af bibenzylderivater eller syreadditionssalte deraf |
| DD78208291A DD139255A5 (de) | 1977-10-07 | 1978-10-05 | Verfahren zur herstellung von(omega-aminoalkoxy)-bibenzylen und ihrer saeureadditionssalze |
| FI783049A FI69840C (fi) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | Foerfarande foer framstaellning av farmaceutiskt aktiva (omega-aminoalkoxi)-dibensylderivat |
| ES474575A ES474575A1 (es) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | Procedimiento de producir (omega-aminoalcoxi)bibencilos far-maceuticamente activos |
| NO78783399A NO146744C (no) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | Analogifremgangsmaate ved fremstilling av terapeutisk virksomme (omega-aminoalkoksy)-dibenzyl derivater |
| DE7878101092T DE2861477D1 (en) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | (omega-aminoalkoxy) bibenzyls, processes for their preparation and pharmaceutical compositions containing these substances |
| IT28531/78A IT1099778B (it) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | (omega-amminolacossi) dibenzili farmaceuticamente attivi |
| SU782668855A SU786883A3 (ru) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | Способ получени ( -аминоалкокси)бибензилов или их солей |
| EP78101092A EP0001759B1 (en) | 1977-10-07 | 1978-10-06 | (omega-aminoalkoxy) bibenzyls, processes for their preparation and pharmaceutical compositions containing these substances |
| CS786561A CS209918B2 (en) | 1977-10-07 | 1978-10-09 | Method of preparation of the (omega-aminoalcoxy) bibenzyles |
| ES480091A ES480091A1 (es) | 1977-10-07 | 1979-04-30 | Metodo de producir (omega-aminoalcoxi) bibencilos farmaceu- ticamente activos. |
| CS794084A CS209917B2 (cs) | 1977-10-07 | 1979-06-13 | Způsob přípravy (omega-aminoalkoxy) bibanzylů |
| US06/100,741 US4323568A (en) | 1977-10-07 | 1979-12-06 | Pharmaceutically active (omega-aminoalkoxy)bibenzyls |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583378A JPS5513222A (en) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Aminoalkoxybibenzyl and its acid addition salt |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5513222A JPS5513222A (en) | 1980-01-30 |
| JPS6310683B2 true JPS6310683B2 (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=13869846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8583378A Granted JPS5513222A (en) | 1977-10-07 | 1978-07-14 | Aminoalkoxybibenzyl and its acid addition salt |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5513222A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6359740A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-15 | 株式会社 高見沢サイバネテイツクス | 車両搭載用の無停電電源装置 |
-
1978
- 1978-07-14 JP JP8583378A patent/JPS5513222A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5513222A (en) | 1980-01-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| BG61367B2 (bg) | Циклоалкилтриазоли | |
| DK155003B (da) | Analogifremgangsmaade til fremstilling af amidin-derivater eller farmaceutisk acceptable syreadditionssalte deraf | |
| JPS6049192B2 (ja) | 新規置換ベンズアミド、その製造方法及びこれを有効成分とする向精神薬 | |
| DK159114B (da) | Benzyldihydrofuropyridinderivater og praeparater indeholdende disse forbindelser | |
| EP0104614B1 (en) | Phenylpiperazine derivatives and process for producing the same | |
| JPS62145049A (ja) | アミノスチリル化合物及びそれを有効成分とするロイコトリエンきつ抗剤 | |
| EP0221511B1 (en) | 2-aminosulfonyl-6-nitrobenzoic esters or amides, process for their preparation and pharmaceutical compositions containing them | |
| CS259516B2 (en) | Method of new heterocyclic compounds production | |
| KR900005133B1 (ko) | 아릴옥시-n-(아미노알킬)-1-피롤리딘 및 피페리딘 카복스아미드 및 카보티오아미드의 제조방법, 및 이를 함유하는 약제조성물 | |
| JPH0368574A (ja) | 薬学的に活性なアミノイミダゾピリジン | |
| CZ290550B6 (cs) | Krystalický (+) L-hydrogenvinan 3-(4-hexyloxy-1,2,5-thiadiazol-3-yl)-1,2,5,6-tetrahydro-1-methylpyridinu, způsob jeho přípravy, farmaceutický prostředek jej obsahující a jeho pouľití | |
| SU810080A3 (ru) | Способ получени производных дибензо/ / /1,3,6/ диОКСАзОциНАили иХ КиСлОТНО-АддиТиВНыХ СОлЕй | |
| JPS6310683B2 (ja) | ||
| JPH0471067B2 (ja) | ||
| JPH069402A (ja) | 抗潰瘍剤 | |
| US3496186A (en) | 2-aminomethyl benzofuran derivatives | |
| JPH0375527B2 (ja) | ||
| FI96417C (fi) | Menetelmä uusien terapeuttisesti käyttökelpoisten isokinoliinijohdannaisten valmistamiseksi | |
| FI60863C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av nya bentshydryloxialkylaminderivat med foerlaengd antihistamineffekt | |
| JPH03294277A (ja) | ピペリジン誘導体 | |
| JPS62108863A (ja) | 2−ピリジル酢酸誘導体、その製法およびそれを含む医薬 | |
| SU1033001A3 (ru) | Способ получени производных аминоизохинолина или их кислых солей аддитивных | |
| JPS6410512B2 (ja) | ||
| US3903165A (en) | Ethynylaryl amines and processes for their preparation | |
| JPS61271221A (ja) | 5−イソキノリンスルホニルピペラジンを有効成分とする抗癌剤 |