JPS6312859B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312859B2 JPS6312859B2 JP15635479A JP15635479A JPS6312859B2 JP S6312859 B2 JPS6312859 B2 JP S6312859B2 JP 15635479 A JP15635479 A JP 15635479A JP 15635479 A JP15635479 A JP 15635479A JP S6312859 B2 JPS6312859 B2 JP S6312859B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetic acid
- dialkoxycyclohexyl
- formula
- lower alkyl
- alkyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な2,2−ジアルコキシシクロヘ
キシル酢酸エステル類及びその製造方法に関する
ものである。さらに詳しくは一般式() (式中R1およびR2は低級アルキル基を示す)で
表わされる2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類及びその製造方法に関するもので
ある。
キシル酢酸エステル類及びその製造方法に関する
ものである。さらに詳しくは一般式() (式中R1およびR2は低級アルキル基を示す)で
表わされる2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類及びその製造方法に関するもので
ある。
本発明の2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類は、例えば2,6−ジクロルアニ
リンと縮合することにより下式 (式中、R1は低級アルキル基を示す)で表わさ
れる2′,6′−ジクロルフエニルイミノシクロヘキ
サン−2−酢酸エステル類に導くことが出来る。
この化合物はさらに“ジクロフエナツク・ナトリ
ウム”と一般名で呼ばれる抗炎症、鎮痛及び解熱
作用等の薬理作用を有する医薬品へと導くことが
出来る。従つて本発明の2,2−ジアルコキシシ
クロヘキシル酢酸エステル類は医薬品合成の中間
体として重要である。
酢酸エステル類は、例えば2,6−ジクロルアニ
リンと縮合することにより下式 (式中、R1は低級アルキル基を示す)で表わさ
れる2′,6′−ジクロルフエニルイミノシクロヘキ
サン−2−酢酸エステル類に導くことが出来る。
この化合物はさらに“ジクロフエナツク・ナトリ
ウム”と一般名で呼ばれる抗炎症、鎮痛及び解熱
作用等の薬理作用を有する医薬品へと導くことが
出来る。従つて本発明の2,2−ジアルコキシシ
クロヘキシル酢酸エステル類は医薬品合成の中間
体として重要である。
一般式()で表わされる本発明の化合物にお
いて、R1及びR2で示される低級アルキル基は、
特に限定されるものではないが、メチル基エチル
基、プロピル基及びブチル基などの炭素数4迄の
アルキル基であることが好ましい。従つて本発明
の2,2−ジアルコキシシクロヘキシル酢酸エス
テル類は、一般式() (式中、R1は低級アルキル基好ましくは炭素数
1から4迄のアルキル基を示す)で表わされるシ
クロヘキサノン−2−酢酸エステルを、一般式
() HC(OR2)3 ……() (式中、R2は低級アルキル基好ましくは炭素数
1から4迄のアルキル基を示す)で表わされるオ
ルトギ酸エステル類によりケタール化することに
より得られる。
いて、R1及びR2で示される低級アルキル基は、
特に限定されるものではないが、メチル基エチル
基、プロピル基及びブチル基などの炭素数4迄の
アルキル基であることが好ましい。従つて本発明
の2,2−ジアルコキシシクロヘキシル酢酸エス
テル類は、一般式() (式中、R1は低級アルキル基好ましくは炭素数
1から4迄のアルキル基を示す)で表わされるシ
クロヘキサノン−2−酢酸エステルを、一般式
() HC(OR2)3 ……() (式中、R2は低級アルキル基好ましくは炭素数
1から4迄のアルキル基を示す)で表わされるオ
ルトギ酸エステル類によりケタール化することに
より得られる。
本発明の2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類の合成出発原料となるシクロヘキ
サノン−2−酢酸エステル()は、例えば文
献、J.Am.Chem.Soc.、79、3504(1957)に記載
の方法により得られる。この化合物から導かれる
ケタールには、下式 で示されるエチレンケタールが紹介されている
が、本発明の2,2−ジアルコキシシクロヘキシ
ル酢酸エステルの如きジアルキルケタール()
は、文献末記載の化合物である。
酢酸エステル類の合成出発原料となるシクロヘキ
サノン−2−酢酸エステル()は、例えば文
献、J.Am.Chem.Soc.、79、3504(1957)に記載
の方法により得られる。この化合物から導かれる
ケタールには、下式 で示されるエチレンケタールが紹介されている
が、本発明の2,2−ジアルコキシシクロヘキシ
ル酢酸エステルの如きジアルキルケタール()
は、文献末記載の化合物である。
ケタール化物である2,2−ジアルコキシシク
ロヘキシル酢酸エステル類()は、ケトンであ
るシクロヘキサノン−2−酢酸エステル()と
低級アルコールとを塩化カルシウムや酸性触媒の
存在下で反応させる様な常法によつては、得られ
ないか或は得られても収率が非常に低い。これに
対し、オルトギ酸エステル類()、例えばオル
トギ酸トリメチルエステル、オルトギ酸トリエチ
ルエステルなどをそれぞれ単独で、あるいは低級
アルコールの存在下で用いた場合には、反応は短
時間で終了し、2,2−ジアルコキシシクロヘキ
シル酢酸エステル類()の収率も大変良い。ま
たオルトギ酸エステル類()はシクロヘキサノ
ン−2−酢酸エステル()に対し1〜2倍モ
ル、好ましくは少過剰量使用する。溶媒は特に必
要としないが、低級アルコール類を使用する場合
にはそれらを過剰に用いて溶媒とするのが有利で
ある。
ロヘキシル酢酸エステル類()は、ケトンであ
るシクロヘキサノン−2−酢酸エステル()と
低級アルコールとを塩化カルシウムや酸性触媒の
存在下で反応させる様な常法によつては、得られ
ないか或は得られても収率が非常に低い。これに
対し、オルトギ酸エステル類()、例えばオル
トギ酸トリメチルエステル、オルトギ酸トリエチ
ルエステルなどをそれぞれ単独で、あるいは低級
アルコールの存在下で用いた場合には、反応は短
時間で終了し、2,2−ジアルコキシシクロヘキ
シル酢酸エステル類()の収率も大変良い。ま
たオルトギ酸エステル類()はシクロヘキサノ
ン−2−酢酸エステル()に対し1〜2倍モ
ル、好ましくは少過剰量使用する。溶媒は特に必
要としないが、低級アルコール類を使用する場合
にはそれらを過剰に用いて溶媒とするのが有利で
ある。
また本発明の2,2−ジアルコキシシクロヘキ
シル酢酸エステル類の製造においては酸性触媒の
使用が好ましい。而して使用される酸性触媒とし
ては、例えば塩酸、硫酸、リン酸及びp−トルエ
ンスルホン酸等の無機あるいは有機の酸が挙げら
れる。反応温度は0℃からオルトギ酸エステル類
の沸点の間が適当である。これらの条件下では、
反応は通常30分ないし3時間位で終了する。
シル酢酸エステル類の製造においては酸性触媒の
使用が好ましい。而して使用される酸性触媒とし
ては、例えば塩酸、硫酸、リン酸及びp−トルエ
ンスルホン酸等の無機あるいは有機の酸が挙げら
れる。反応温度は0℃からオルトギ酸エステル類
の沸点の間が適当である。これらの条件下では、
反応は通常30分ないし3時間位で終了する。
このケタール化反応はほぼ定量的に進行するの
で、反応液から触媒や溶媒成分を除去した残留物
は殆んど純品として使用出来る。蒸留により精製
する場合は2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類()のある種のものは熱的安定
性がよくないので注意が必要である。なかでもジ
メチルケタールは蒸留中に分解し変質し易い。
で、反応液から触媒や溶媒成分を除去した残留物
は殆んど純品として使用出来る。蒸留により精製
する場合は2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類()のある種のものは熱的安定
性がよくないので注意が必要である。なかでもジ
メチルケタールは蒸留中に分解し変質し易い。
次に実施例により、本発明をさらに具体的に説
明する。
明する。
実施例 1
シクロヘキサノン−2−酢酸エチルエステル
46.1g、オルトギ酸トリエチルエステル44.5gお
よびp−トルエンスルホン酸0.6gとをエチルア
ルコール100ml中に溶解し、60℃で1.5時間加熱
し、さらに1時間加熱還流した。次に反応液を冷
却し、p−トルエンスルホン酸を等モル量のナト
リウムエトキシドで中和し、エチルアルコールを
減圧下に蒸発除去した。残留物にジエチルエーテ
ルを加え、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥溶液からエーテルを減圧下に蒸発し、残
つた油状物64gを0.6〜0.7mmHgの減圧下で蒸留
し、沸点93〜96℃の留分として2,2−ジエトキ
シシクロヘキシル酢酸エチルエステル54.4gを得
た。収率は理論値の84.2%であつた。
46.1g、オルトギ酸トリエチルエステル44.5gお
よびp−トルエンスルホン酸0.6gとをエチルア
ルコール100ml中に溶解し、60℃で1.5時間加熱
し、さらに1時間加熱還流した。次に反応液を冷
却し、p−トルエンスルホン酸を等モル量のナト
リウムエトキシドで中和し、エチルアルコールを
減圧下に蒸発除去した。残留物にジエチルエーテ
ルを加え、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥溶液からエーテルを減圧下に蒸発し、残
つた油状物64gを0.6〜0.7mmHgの減圧下で蒸留
し、沸点93〜96℃の留分として2,2−ジエトキ
シシクロヘキシル酢酸エチルエステル54.4gを得
た。収率は理論値の84.2%であつた。
元素分析値:(C14H26O4として)
C H
計算値(%) 69.09 10.14
分析値(%) 69.23 10.03
赤外線吸収スペクトル:cm-1(neat)
2980、2950、2880、1755、1462、1382、1300、
1183、1133、1110、1070、980 核磁気共鳴スペクトル:ppm(ccl4) 1.04〜1.35(9H、多重線)、 1.04〜2.80(11H、多重線)、 3.26〜3.80(4H、多重線)、 3.94〜4.20(2H、四重線) 実施例 2 塩化水素ガス1.3gを含むシクロヘキサノン−
2−酢酸エチルエスエル184.2gとオルトギ酸ト
リエチルエステル163.0gとを40℃で3時間撹拌
した。次いで反応混合物にベンゼン1を加え、
希重ソウ水および水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。乾燥液からベンゼンを留去
後、残留物を減圧蒸留して2,2−ジエトキシシ
クロヘキシル酢酸エチルエステル211.9gを得た。
1183、1133、1110、1070、980 核磁気共鳴スペクトル:ppm(ccl4) 1.04〜1.35(9H、多重線)、 1.04〜2.80(11H、多重線)、 3.26〜3.80(4H、多重線)、 3.94〜4.20(2H、四重線) 実施例 2 塩化水素ガス1.3gを含むシクロヘキサノン−
2−酢酸エチルエスエル184.2gとオルトギ酸ト
リエチルエステル163.0gとを40℃で3時間撹拌
した。次いで反応混合物にベンゼン1を加え、
希重ソウ水および水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。乾燥液からベンゼンを留去
後、残留物を減圧蒸留して2,2−ジエトキシシ
クロヘキシル酢酸エチルエステル211.9gを得た。
実施例 3
シクロヘキサノン−2−酢酸メチルエステル
34.0gとオルトギ酸トリメチルエステル25.5gお
よび濃塩酸1.0gとをメチルアルコール100ml中に
溶解し、還流下に2時間加熱した。反応液からメ
チルアルコールおよび未反応原料とを留去した
後、残留物にジエチルエーテルを加え希重ソウ水
および水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。乾燥液からジエチルエーテルを減圧下に
除去し残分として2,2−ジメトキシシクロヘキ
シル酢酸メチルエステル41.1gを得た(このもの
は減圧蒸留により変質する傾向があつた)。
34.0gとオルトギ酸トリメチルエステル25.5gお
よび濃塩酸1.0gとをメチルアルコール100ml中に
溶解し、還流下に2時間加熱した。反応液からメ
チルアルコールおよび未反応原料とを留去した
後、残留物にジエチルエーテルを加え希重ソウ水
および水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。乾燥液からジエチルエーテルを減圧下に
除去し残分として2,2−ジメトキシシクロヘキ
シル酢酸メチルエステル41.1gを得た(このもの
は減圧蒸留により変質する傾向があつた)。
赤外線吸収スペクトル:cm-1(neat)
2960、2870、2840、1755、1450、1305、1180、
1120、1070、950 核磁気共鳴スペクトル:ppm(ccl4) 1.1〜2.8(11H、多重線)、 3.08(3H、一重線)、 3.13(3H、一重線)、 3.60(3H、一重線) 実施例 4 濃硫酸0.7gを用いて実施例3に準じて行ない
2,2−ジメトキシシクロヘキシル酢酸メチルエ
ステル37.8gを得た。
1120、1070、950 核磁気共鳴スペクトル:ppm(ccl4) 1.1〜2.8(11H、多重線)、 3.08(3H、一重線)、 3.13(3H、一重線)、 3.60(3H、一重線) 実施例 4 濃硫酸0.7gを用いて実施例3に準じて行ない
2,2−ジメトキシシクロヘキシル酢酸メチルエ
ステル37.8gを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、R1及びR2は低級アルキル基を示す)で
表わされる2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類。 2 一般式() (式中、R1は低級アルキル基を示す)で表わさ
れるシクロヘキサノン−2−酢酸エステルを一般
式() HC(OR2)3 () (式中、R2は低級アルキル基を示す)で表わさ
れるオルトギ酸エステル類によりケタール化する
ことを特徴とする一般式() (式中、R1及びR2は低級アルキル基を示す)で
表わされる2,2−ジアルコキシシクロヘキシル
酢酸エステル類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15635479A JPS5679643A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | 2,2-dialkoxycyclohexyl acetate and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15635479A JPS5679643A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | 2,2-dialkoxycyclohexyl acetate and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5679643A JPS5679643A (en) | 1981-06-30 |
| JPS6312859B2 true JPS6312859B2 (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=15625915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15635479A Granted JPS5679643A (en) | 1979-12-04 | 1979-12-04 | 2,2-dialkoxycyclohexyl acetate and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5679643A (ja) |
-
1979
- 1979-12-04 JP JP15635479A patent/JPS5679643A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5679643A (en) | 1981-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DeTar et al. | Diacyl Peroxide Reactions. III. The Behavior of the Optically Active 3-Phenyl-2-propyl Free Radical1 | |
| JPS6412261B2 (ja) | ||
| US4016196A (en) | Butenoic and pyruvic acid derivatives | |
| JPS5949207B2 (ja) | ジエンの製造方法 | |
| JPS584699B2 (ja) | 置換フエニル酢酸誘導体及びその製法 | |
| US2349795A (en) | Derivatives of 2,4-oxazolidinedione | |
| JPS60112738A (ja) | グリオキシル酸エステルの生成法 | |
| JPS6377868A (ja) | α−(ω−ヒドロキシアルキル)フルフリルアルコ−ル及びその製造法 | |
| US4426536A (en) | Synthesis of phenylacetic acid esters | |
| US2509199A (en) | Pharmaceutical intermediates and process of preparing the same | |
| JPS5855129B2 (ja) | 2−置換または無置換のゲラニル酢酸エステル類の製造方法 | |
| Manske et al. | A Synthesis of α-Naphthyl-Acetic Acid and Some Homologues | |
| JPS584698B2 (ja) | 2−(3−ベンゾイルフエニル)プロピオン酸の製造方法 | |
| JPH1112208A (ja) | 1,3−ジクロロプロパノールの精製法 | |
| JP3777407B2 (ja) | カルボン酸誘導体の製造法 | |
| JPH09110773A (ja) | メチラールの精製方法 | |
| US4096338A (en) | Butenoic and pyruvic acid derivatives | |
| SU149419A1 (ru) | Способ получени эфиров дихлоруксусной кислоты | |
| JP2514001B2 (ja) | アセチンの製造方法 | |
| JPH0528693B2 (ja) | ||
| JPH0791225B2 (ja) | 2‐エトキシメチレンアセト酢酸アルキルの製造方法 | |
| JP2554265B2 (ja) | 新規アルコールおよびその製法 | |
| JPS6032635B2 (ja) | 新規なオキサゾリン誘導体 | |
| KR890003259B1 (ko) | 브로모 플루오로 아세트산의 제조방법 | |
| Davis Jr | Studies with amino acids. 1. Synthesis of valine |