JPS63159346A - 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法 - Google Patents

2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法

Info

Publication number
JPS63159346A
JPS63159346A JP30655786A JP30655786A JPS63159346A JP S63159346 A JPS63159346 A JP S63159346A JP 30655786 A JP30655786 A JP 30655786A JP 30655786 A JP30655786 A JP 30655786A JP S63159346 A JPS63159346 A JP S63159346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroquinone
formula
hydroxyphenoxy
separated
unreacted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30655786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kurokawa
黒川 康弘
Masamichi Ochi
越智 正通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP30655786A priority Critical patent/JPS63159346A/ja
Publication of JPS63159346A publication Critical patent/JPS63159346A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、効率よく、高収率で、かつ高純度の2−(4
−ヒドロキシフェノキシ)耐ル−カン耐エステルを製造
する方法に関する。
[従来の技術] 2− (4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステ
ルは、通常塩基性下、ヒドロキノンと2−ハロアルカン
酸エステルとを反応させることにより得られるが、この
方法ではヒドロキノンの二つの水酸基の両方が2−ハロ
アルカン酸エステルと反応したり、エステル結合が加水
分解される副反応を伴ったすして目的物である2−(4
−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルが低収率
でしか(りることができない。特開昭54−19925
号公報にはヒドロキノンをヒドロキノン1モルに対して
2モルのアルカリ金属アルコキシドの存在下にクロロ酢
醜エステルと反応させる方D:が開示されている。しか
しながらこの方法の場合、高価な試剤であるアルカリ金
属アルコキシドをヒドロキノン1モルに対して2モルも
用いなければならず経済的な方法とは言えない。また西
独特開3,150,233号公報にはヒドロキノンと2
−ブロムプロピオン酸エチルを水酸化カルシウムの存在
下に反応させると2−(4−ヒドロキシフェノキシ)プ
ロピオン酸エチルが得られる方法が開示されているが、
この方法に従って水酸化カルシウムの存在下にヒドロキ
ノンと例えば2−ブロムプロピオン酸エチルより安価な
2−クロロプロピオン酸エチルとを用いて反応を行うと
反応性が著しく低く、2−(4−ヒドロキシフェノキシ
)プロピオン酸エチルを高収率で得ることは困難である
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、従来の2−(4−ヒドロキシフェノキシ)ア
ルカン酸エステルの製造方法が、低効率であったり、低
収率であったりする問題点を解決すると共に、高純度の
2−(4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステル
を製造する方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ヒドロキノンのジアルカリ金属塩と次式(1
); %式%(1) (式中、Xはハロゲン原子を表し、l(1は水素原子又
は低級アルキル基を表し、R2は炭素数1−10の直鎖
もしくは分岐のアルキル基、ンクロアルキル基又はアラ
ルキル基を表す)で示される化合物とを低級アルコール
中で反応せしめる工程(以下、「反応工程」という);
及び酸を添加して反応液を中和する工程(以下、「中和
工程」という); を具備する2−(4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン
酸エステルの製法において。
(A)反応に用いた低級アルコール及び未反応の式(I
)で示される化合物を分離−回収する前又は後に、中和
反応液中に含有されている無機塩を分離・除去し。
(B)次いで、無機塩と低級アルコール及び未反応の式
(1)で示される化合物とを除去した残液から、未反応
のヒドロキノンを抽出・分離し、(C)さらに、(13
)工程で未反応のヒドロキノンを抽出・分離した残液か
ら低沸点及び高沸点の不要物を除去して、残部として2
−(4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルヲ
回収スる、 ことを特徴とする2−(4−ヒドロキシフェノキシ)ア
ルカン酸エステルの製造方法に関する。
本発明の製造方法を適用して得られる2−(4−ヒドロ
キシフェノキシ)アルカン酸エステルの製造原料である
ヒドロキノンのジアルカリ金属塩としては、ヒドロキノ
ンのジリチウム塩、ジナトリウム塩及びジカリウム塩等
を用いることができるが、経済的であることがらジナト
リウム塩が好ましい、なお、かかるヒドロキノンのジア
ルカリ金属塩は、ヒドロキノンと例えば水酸化ナトリウ
ムなどのアルカリ金属の水酸化物とを反応させることに
よって得ることができる。
もう一方の製造原料である式(I)で示される化合物に
おいて、式中の各記号の意味は上記のとおりであるが、
具体的には下記のとおりである。
Xのハロゲン原子としては、塩素、臭素及びヨウ素原子
等を挙げることができ、これらの中でも特に塩素原子及
び臭素原子が好ましい。
基R1の低級アルキル基としては、メチル基、エチル基
及びプロピル基等を挙げることができ、これらの中でも
メチル基が好ましい。
)、I(R2の炭素t!11〜10の直鎖もしくは分岐
のアルキル基、シクロアルキル基又はアラルキル基の中
でも、特に炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐のアルキル
基が好ましい。
かかる式(I)で示される化合物としては、例えば、ク
ロロ酢酸エチル、ブロム酢酸メチル、クロロ酢酸エチル
、ブロム酢酸エチル、2−クロロプロピオン酸メチル、
2−クロロプロピオン酸エチル、2−クロロプロピオン
M2n−プロピル、2−クロロプロピオン酸t−ブチル
、2−クロロプロピオン酸シクロヘキシル、2−クロロ
プロピオン酸ベンジル及び2−ブロムプロピオン酸エチ
ル等を用いることができる。
上記のヒドロキノンのジアルカリ金属塩と式CI)で示
される化合物の反応は、それぞれちにを用いて低級アル
コール中1例えば、エタノール中で行う0反応温度は1
0〜70℃、好ましくは20〜40℃に設定し1反応時
間は、0.5〜10時間、好ましくは4〜7時間である
かかる反応は、次の反応式1pによって示される。
(II ) (反応式中、Mはアルカリ金属を表す)すなわち1式(
II )で示される2−(4−ヒドロキシフェノキシ)
アルカン酸エステルのモノアニオンが生成し、また式;
Mxで示される無機塩、例えば塩化ナトリウムや塩化カ
リウムなどのアルカリ金属のハロゲン化物が副生ずる。
また、反応式r・で生成した式(II )で示されるモ
ノアニオンの一部については、さらに次の反応式f■で
示される反応が進行し、式(III)で示される二量体
と式;Mxで示される無1!塩が副生ずる。また、この
反応式・りで示される反応で生成する式(m)で示され
る二量体の♀をできるだけ抑制するために1.L記反応
式■において、ヒドロキノンのジアルカリ金属塩に対し
て当e以上の式CI)で示される化合物を反応させるこ
とが好ましい。なお、過剰にのヒドロキノンのジアルカ
リ金属塩は、分離・回収して製造原料として再利用する
ことができる。
(Ill) 上記の反応終了後、反応液に酢酸、プロピオン酸等の有
機酸又は硫酸、塩酸、リン酸等の鉱酸等の酸を添加して
反応液を中和することにより、2−(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)ナルカン酸エステルを生成せしめる。かかる
、中和工程においては、できるだけ高濃度の酸を用いる
ことが。
後工程における回収された低級アルコール及び未反応の
式CI)で示される化合物と共に混在する水分の除去が
容易であることから好ましく、例えば硫酸を用いる場合
は、95%以上のものがよい。なお、かかる中和工程に
おいても硫酸ナトリウムや塩化ナトリウムなどの無機塩
が副生ずるため、後工程において除去する。
本発明においては、かかる中和工程に続いて(A)、C
B)及び(C)工程の処理を順次行う。かかる各工程の
処理を行うことにより、目的とする高純度の2−(4−
ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルを高収率で
得ることができると共に、各工程において分離・回収さ
れた目的物以外の物質中の有用物質の再利用が可能とな
るものである。以下、工程ごとに説明する。
(A)工程は、反応に用いた低級アルコール及び未反応
の式(I)で示される化合物(以下、これらを合わせて
「低級アルコール等」という)を分離Φ回収する前又は
後に、上記反応式■及びlルで示される反応工程で副生
じた無a塩及び中和工程で副生した無機塩(以下、「無
機塩」という場合には、両工程で副生じた無機塩をいう
ものとする)を除去する工程である。
(A)工程における低級アルコール等の分離・回収方法
は特に制限されず、低級アルコール等の沸点以上の温度
に加熱して蒸留するか、又は蒸発させればよいが、効率
よく回収を行うためにも60〜760Torrの減圧下
、60〜140℃テ蒸留することが好ましい、このよう
にして分離・回収された低級アルコール等は反応工程に
返送して再利用する。
無機塩の除去は、低級アルコール等の分離・回収処理の
前又は後に行うことができるが、いずれの時点で行うか
は適用する無機塩の除去方法に応じて選択することがで
きる。この除去方法としては、例えば、濾過、圧搾又は
遠心分離などの機械的分離法又は木と疎水性の有機溶媒
を用いた抽出法を適用することができる。以下、除去方
法ごとに(A)工程を説明する。
機械的分離法を適用する場合には、低級アルコール等の
分離・回収処理の前に無機塩の除去を行う。すなわち、
中和反応液を、濾過、圧搾又は遠心分離等の方法で処理
し、無機m結晶を低級アルコール等から分離・除去する
0例えば、濾過法を適用する場合には、3 kg/ c
mz拳G程度の加圧下で1分離を行う、このようにして
分離・除去した無機塩は1反応工程で用いた低級アルコ
ールと同じもので洗詐し、表面に付着している2−(4
−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルを回収す
ることが好ましい。
抽出法を適用する場合には、低級アルコール等の分離・
回収処理の後に無機塩の除去を行う。
すなわち、中和反応液から低級アルコール等を分離・回
収した残液に水と有機溶剤(以下、「有機溶剤(1)」
という)からなる混合溶媒を派加し、充分に攪拌したの
ち静置して水相と有機溶剤(1)の相とに分離せしめる
。かかる処理によって、無機塩を水相に移行させ、未反
応のヒドロキノン及び2− (4−ヒドロキシフェノキ
シアルカン酸エステルを有機溶剤(1)の相に移行させ
ることができる。その後、水相を分取することにより、
無機塩を分離・除去することができる。この(A)工程
で用いる有機溶剤(1)としては、例えばエチルメチル
ケトン及びメチルイソブチルケトン等を挙げることがで
き、これらの中でもメチルイソブチルケトンが好ましい
、抽出法で用いる木と有機溶剤(1)のVは特に制限さ
れないが、抽出効率や経済性などの点から水相中に含有
される%、機基塩濃度20〜25重量%になるように水
址を調節し、有機溶剤(1)の相中に含有される2−(
4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルの濃度
が10〜30n%になるように有機溶剤(1)の量を調
節することが好ましい。
(A)工程に続けて設けられる(B)工程は、無機4j
1を抽出・除去した残液中に含有されている未反応のヒ
ドロキノンを分離・回収することより、粗2−(4−ヒ
ドロキシフェノキシ)アルカ°ン耐エステル含有液を得
る工程である。この工程は、(A)工程において機械的
分離法により無機塩を除去したのち、低級アルコール等
を分離・回収した残液等又は抽出法を適用して得られた
有機溶剤(1)の相から有機溶剤(1)を回収した残液
に、(1)を水と有機溶剤(以下、「有機溶剤(2)」
という)からなる混合溶媒を添加したのち、(A)工程
における抽出法に準じて処理することにより、水相に未
反応のヒドロキノンを移行させたのち1分離・回収する
方法、(11)前記の低級アルコール等を分離・回収し
た残液又は有機溶剤(1)の相から有機溶剤(1)を回
収した残液に有機溶剤(2)を添加してヒドロキノンを
晶析させ分離・回収する方法1等により行うことができ
る。ここで用いる有機溶剤(2)としては、例えば、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、ジクロロメタン及び四塩
化炭素等を挙げることができ、これらの中でもキシレン
が好ましい。
<B)工程において上記(1)の方法を適用する場合に
用いる水と有機溶剤(2)の割合は特にM1限されない
が、水相中に含有されるヒドロキノンの濃度が5〜20
重賃%になるように水量を調節し、有機溶剤(2)の含
有される2−(4−ヒドロキノンよノキシ)アルカン酸
エステルの濃度が15〜20重量%になるように有機溶
剤(2)の量を調節することが好ましい。
また、1−記(111の方法を適用する場合に用いる有
機溶剤(2)の量は特に制限されないが、低級アルコー
ル等を回収した残液や有機溶剤(1)の相から有機溶剤
を回収した残液中に含有されている2−(4−ヒドロキ
シフェノキシ)アルカン酸エステル濃度が10〜20重
り二%になるように有機溶剤(2)のかを;g!節した
のち、20〜30℃で数時間攪拌したのち、放置し、析
出した未反応ヒドロキノンを分離・回収することが好ま
しい。
このようにして分離・回収されたヒドロキノンは、ジア
ルカリ金属塩にしたのち、反応工程へ返送する。
(B)工程に続いて設けられる(C)工程は。
(B)工程で得られた粗2−(4−ヒドロキシフェノキ
シ)アルカン酸エステル含有液から低沸点及び高沸点の
不要物を除去して残部として2−(4−ヒドロキシフェ
ノキシ)アルカン酸エステルを回収する工程である。
かかる不要物の除去は、通常、蒸留又は蒸発により行う
ことができるが、温度を適宜設定して低感点物と高沸点
物(主に、上記反応式■における式(m)で示される二
量体)に分けて除去することが好ましい、また、前記含
有液中にわずかに混在している2−(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)アルカン酸は、当量のアルカリ金属の炭酸水
素塩又はアルカリ金属の炭酸塩により、アルカリ金属1
1Hにすることによって、高沸点物として除去すること
ができる。ここで用いるアルカリ金属の炭酸水素塩とし
ては、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムh
J:アルカリ金属の炭酸塩としては、例えば炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等;を挙げることができ、これらの
中でも炭酸水素ナトリウムが好ましい。この(C)工程
における不要物の除去条件は特に制限されないが、温度
が220℃を超える場合は2−(4−ヒドロキシフェノ
キシ)アルカン酸エステルが分解を生じることがあるた
めに、前記温度より低い温度で、好ましくは10Tor
r以下、さらに好ましくは5Torr以下の減圧下で、
できるだけ短時間で行うことが好ましい。
r実施例〕 実施例1 ヒドロキノンのジナトリウム塩3.5kgを窒素雰囲気
下22.7文のエタノールに溶解させたのち、2−クロ
ロプロピオン酸エチル2.82kgを同面に添加し、3
5℃で6時間反応させた0次いで1反応液を98重に%
の濃硫醜で中和して、ド記組成の中和反応液7.32k
gを得、これを用いて、(A)〜(C)の各工程の処理
を行った。
ヒドロキノン           2.32−クロロ
プロピオン酸エチル   0.92−(4−ヒドロキシ
フェノキ シ)プロピオン酸エチル     13.4無機fn(
塩化ナトリウム、硫酸 ナトリウム)            11.4(A)
工程:次いで、上記中和反応液20.9kgを加圧濾過
して、まず無機塩を分離した。分離したケーキ状の無機
塩を、141のエタノールで洗浄し、無機塩に付着して
いる2−(4−ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸エ
チル、ヒドロキノン及び2−クロロプロピオン酸を回収
し、炉液に加えた。
低級アルコール等の分離・回収工程二次いで。
かかるか液を130℃、80Torrの条件で蒸留して
エタノール及び2−クロロプロピオン酸エチルを分離会
回収した(2−クロロプロピオン酸エチルの中和反応液
からの回収率は90%であった)、このようにしてエタ
ノール及び2−クロロプロピオン酸エチルを回収した残
液には、ヒドロキノン0.48kgと2−(4−ヒドロ
キシフェノキシ)プロピオン酸エチル2.80kgが含
有されていた(中和反応液からの回収率はいずれも99
%以上であった)。
(B)工程:次いで、かる残液にキシレンを添加・混合
した。キシレンの添加賃は、最糾的にキシレン中の2−
(4−ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸エチルの濃
度が18.7重量%になるように調整した。その後、キ
シレンを添加した混合液と木とを、それぞれ15kg/
時間及び3 、5 kg/時間の流量で、1時間かけて
隔室数50の回転円板抽出塔へ供給したのち50°Cで
抽出を行った。この抽出操作により、ヒドロキノンを水
相へ移行させることにより分離・回収した。
一方のキシレン相(14、4kg)からキシレンを蒸発
留去して、2.78kgの粗2−(4−ヒドロキシフェ
ノキシ)プロピオン酸エチル含有液を得た。この抽出処
理による回収率は99%であり、ヒドロキノン除去率は
95%であった。
(C)工程:次いで、上記の2−(4−ヒドロキシフェ
ノキシ)プロピオン酸エチル含有液1kgを、まず19
0℃で1時間単蒸留を行い、低沸点不要物を除去し、さ
らに190℃で3時間単蒸留を行い、高沸点不要物を除
去した。このようにして不要物を除去して残部として純
度94%の2−(4−ヒドロキシフェノキシ)プロピオ
ン酸エチル0.92kgを得た(中和反応液からの回収
率94%)。
実施例2 実施例1と同様にして得た中和反応液を用いて、下記の
(A)〜(C)工程の各処理を行った。
(A)工程:中和反応液21.0kgを130℃で15
時間f7g留を行い、エタノール及び2−クロロプロピ
オン酸エチル(中和反応液からの回収率90%)を分離
・回収した。次いで、エタノール等を分離・回収した残
液に、メチルイソブチルケトン15.5kgと水11.
6kgを加えて充分に攪拌・混合したのち、静置して、
メチルイソブチルケトン相と水相とに分離せしめた。か
かる処理により、メチルイソブチルケトン相に2−(4
−ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸エチルを移行さ
せ、水相に無機塩を移行させた。なお、メチルイソブチ
ルケトン相中の2−(4−ヒドロキシフェノキシ)プロ
ピオン酸エチルの濃度は17重呈%であり、水相中の無
機塩濃度は20重埴%であった。次いで、メチルイソブ
チルケトン相を分取し、該和からメチルイソブチルケト
ンを蒸留により留出除去した。メチルイソブチルケトン
を除去した残液中には、2−(4−ヒドロキシフェノキ
シ)プロピオン酸エチル2.80gとヒドロキノン0.
48g(中和反応液からの回収率は、それぞれ98%と
99%であった)が含有されていた。
(B)工程: (A)工程においてメチルイソブチルケ
トンを除去した残液にキシレンを、含有されている2−
(4−ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸エチルC度
が18重量%になるように添加し、混合した。次いで、
前記混合液と水とを、それぞれ15.0kg/時間と3
.48kg/時間の流量で、50℃で1時間かけて隔室
数50の回転円板抽出塔へ供給し、水相とキシレン相に
分離した。その後、分離したキシレン相14.4kgか
らキシレンを蒸留により留出除去し、残液として2−(
4−ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸エチル2.7
8kg(中和反応液からの回収率99り6)を含有する
液を得た。また、中和反応液からのヒドロキノンの除去
率は95%であった。
(C)工程: (B)工程で得た、2−(4−ヒドロキ
シフェノキシ)プロピオン酸エチルの1kgについて1
90℃で1時間、単蒸留を行い、低沸点下髪物を除去し
、さらに190℃で3時間、単蒸留を行い、高凍点不要
物を除去した。このようにして純度94%の2−(4−
ヒドロキシフェノキシ)プロピオン酸0.92kgを得
た。中和反応液からの回収率は94%であった。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明の製造方法によれば、反応
に用いた低級アルコール及び未反応の製造原料等を効率
よく回収して、再利用することができると共に、無機塩
や低沸点及び高滓点の不要物などを効率よく分離・除去
することができる。
したがって、高純度の2−(4−ヒドロキシフェノキシ
)アルカン醜エステルを高収率で得ることができるだけ
でなく、有用物質の回収・再利用を効果的に行うことが
できるために、製造コストの低減化も可能である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒドロキノンのジアルカリ金属塩と次式( I )
    R^1CHXCOOR^2( I ) (式中、Xはハロゲン原子を表し;R^1は水素原子又
    は低級アルキル基を表し;R^2は炭素数1〜10の直
    鎖もしくは分岐のアルキル基、シクロアルキル基又はア
    ラルキル基を表す) で示される化合物とを低級アルコール中で反応せしめる
    工程;及び 酸を添加して反応液を中和する工程; を具備する2−(4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン
    酸エステルの製法において、 (A)反応に用いた低級アルコール及び未反応の式(
    I )で示される化合物を分離、回収する前又は後に、中
    和反応液中に含有されている無機塩を分離・除去し、 (B)次いで、無機塩と低級アルコール及び未反応の式
    ( I )で示される化合物とを除去した残液から、未反
    応のヒドロキノンを抽出・分離し、(C)さらに、(B
    )工程で未反応のヒドロキノンを抽出、分離した残液か
    ら低沸点及び高沸点の不要物を除去して、残部として2
    −(4−ヒドロキシフェノキシ)アルカン酸エステルを
    回収する、 ことを特徴とする2−(4−ヒドロキシフェノキシ)ア
    ルカン酸エステルの製法。
  2. (2)低級アルコールがエタノールである特許請求の範
    囲第1項記載の製法。
  3. (3)(A)工程において、機械的分離法により無機塩
    を除去したのち、反応に用いた低級アルコール及び未反
    応の式( I )で示される化合物を蒸発又は蒸留によっ
    て分離・回収する特許請求の範囲第1項記載の製法。
  4. (4)(A)工程において、まず蒸発又は蒸留によって
    反応に用いた低級アルコール及び未反応の式( I )で
    示される化合物を分離・回収したのち、残部に水及び有
    機溶剤を添加して、攪拌、混合したのち静置し、無機塩
    を水相として除去する特許請求の範囲第1項記載の製法
  5. (5)(B)工程において、無機塩と低級アルコール及
    び式( I )で示される化合物とを除去した残液に、水
    と有機溶剤を添加して、攪拌・混合したのち静置し、未
    反応のヒドロキノンを水相として抽出・分離する特許請
    求の範囲第1項記載の製法。
  6. (6)(C)工程において、(B)工程の処理によって
    未反応のヒドロキノンを抽出・分離した残液に、アルカ
    リ金属の炭酸水素塩又はアルカリ金属の炭酸塩を添加す
    ることにより酸性の不要物を除去する特許請求の範囲第
    1項記載の製法。
JP30655786A 1986-12-24 1986-12-24 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法 Pending JPS63159346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30655786A JPS63159346A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30655786A JPS63159346A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63159346A true JPS63159346A (ja) 1988-07-02

Family

ID=17958480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30655786A Pending JPS63159346A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63159346A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4421913A (en) Separation of triphenylphosphine oxide from methotrexate ester and purification of said ester
JP2004527577A (ja) 4−フェニル酪酸の合成
JP3085776B2 (ja) アジピン酸を回収する方法
JPH0132238B2 (ja)
JP2004511475A (ja) ラセミ体チオクト酸の製造方法
JPS6249261B2 (ja)
JP3804210B2 (ja) 2−ヒドロキシ−4−メチルチオブタン酸の製造方法
JPS63159346A (ja) 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製法
JPH029576B2 (ja)
JP2001187778A (ja) β−メルカプトプロピオン酸の製造方法
JP2000095728A (ja) ソルビン酸の製造法
JP4826133B2 (ja) S−(−)−6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン−2−カルボン酸及びその製造方法
JP3823385B2 (ja) 2,4,5−トリフルオロ−3−ヨ−ド安息香酸およびそのエステル類の製造方法
JPH0745436B2 (ja) 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルを製造する方法
JP4120271B2 (ja) [4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]メチルアクリレートの製造法
JPS63159347A (ja) 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製造法
JP3255307B2 (ja) ジヒドロキシピペリジンジカルボキシレートの脱水法
EP0005653B1 (fr) Procédé de préparation de dihydroxy-24,25-cholestérol à partir du desmostérol
JPS6213936B2 (ja)
JPH0753524A (ja) 2−ブチル−4−クロロイミダゾール−5−カルバルデヒドの製造法
JP2590206B2 (ja) 8−ヒドロキシキノリン−7−カルボン酸の製造方法
GB2068962A (en) Process for preparing valproic acid
JPS63159345A (ja) 2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸エステルの製造方法
JPH0469371A (ja) ジメチルホルムアミドの精製法
JPS6316374B2 (ja)