JPS6317066B2 - - Google Patents

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JPS6317066B2
JPS6317066B2 JP7937480A JP7937480A JPS6317066B2 JP S6317066 B2 JPS6317066 B2 JP S6317066B2 JP 7937480 A JP7937480 A JP 7937480A JP 7937480 A JP7937480 A JP 7937480A JP S6317066 B2 JPS6317066 B2 JP S6317066B2
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JP
Japan
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pyridinol
dimethyl
reaction
clopidol
water
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Expired
Application number
JP7937480A
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English (en)
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JPS574973A (en
Inventor
Kazuhisa Nakajima
Akira Taisha
Noboru Hasegawa
Hideki Oono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2,6―ジメチル―4―ピリジノール
から不純物の少ない高品質の3,5―ジクロル―
2,6―ジメチル―4―ピリジノールを工業的に
有利に製造する方法に関するものである。
3,5―ジクロル―2,6―ジメチル―4―ピ
リジノール(以下慣用名に従いクロピドールと称
する)は家禽のコクシジウム症に対する予防及び
治療に効果があるので家禽の飼料添加剤として使
用されているが、その品質は高度のものが要求さ
れ、就中不純物としての4―アミノ―3,5―ジ
クロル―2,6―ジメチルピリジンは二次的なフ
イトトキシツクな被害を与えるため、製品クロピ
ドール中の4―アミノ―3,5―ジクロル―2,
6―ジメチルピリジンの含有量は10ppm以下と厳
重に規制されている。
さてクロピドールは2,6―ジメチル―4―ピ
リジノールを塩素化することによつて得られる
が、この塩素化反応後の反応液から過により分
離したクロピドールは4―アミノ―3,5―ジク
ロル―2,6―ジメチルピリジンを300〜
1000ppm程度も含んでいるのが実状である。クロ
ピドール製造の基本特許である特公昭40−20977
号公報(特許第467992号)には、過分離後のク
ロピドールを有機溶媒から再結晶したり水洗いし
たりすることにより純粋にすることができるとの
教示があるが、クロピドールは通常の有機溶媒へ
の溶解度が非常に小さいため有機溶媒による再結
晶法は到底実用的精製手段となりえず、又水洗や
有機溶媒による洗浄も結晶内部の不純物までは効
果的に除去しえない。加えて前記過操作後の母
液には薬害成分たる4―アミノ―3,5―ジクロ
ル―2,6―ジメチルピリジンが相当量含まれて
いるので二次薬害を起こさないようその廃棄を図
らねばならないが、水溶液の状態では焼却ができ
ないためその処理が極めて困難である。
しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
下記の方法を見出し、本発明を完成するに至つ
た。
2,6―ジメチル―4―ピリジノールを酸性
ないしはアルカリ性の水媒体中で塩素と反応さ
せることによつて目的物たるクロピドールを含
む反応液を得る。
この反応液は、の塩素化反応を酸性ないし
中性で行つたときはクロピドールが微粒子状に
分散したスラリー状を呈し、一方反応をアルカ
リ性下で行つたときは均一溶液となる(ただし
アルカリ性の程度或いは系の水の量によつては
スラリー状を呈することもある)。そこでスラ
リー状の場合はこの反応液にアルカリを加える
ことによつて析出しているクロピドールを溶解
して均一水溶液とする。
次に、アルカリ性下に均一水溶液状態にある
反応液を水と非相溶性の有機溶剤で抽出処理
し、この処理により目的物たるクロピドールを
水層に残し、不純物たる4―アミノ―3,5―
ジクロル―2,6―ジメチルピリジンを有機溶
剤層に移行せしめる。
ついで抽出後の水層を中和することによつて
目的物たるクロピドールを析出せしめ、これを
分離取得する。
上記の本発明の方法を採用することにより次の
ようなすぐれた効果が奏される。
(1) 不純物である薬害成分4―アミノ―3,5―
ジクロル―2,6―ジメチルピリジンは有機溶
剤層に極めて高い分配率で抽出されるので、こ
の有機溶剤層から有機溶剤を追い出せば残渣を
容易に焼却処理することができ、薬害成分の廃
棄に伴う二次薬害の恐れがない。なお追い出し
た有機溶剤は抽剤としてリサイクルできる。
(2) 一方水層の中和によつて取得される製品クロ
ピドール中の前記不純物の含量は飼料添加剤と
しての厳しい規格内におさめることができる。
(3) 塩素化反応後の反応液がスラリー状態の場合
であつても、この反応液から析出物と母液(水
溶液)との過等による分離を行わないので、
母液に含まれる前記薬害成分の処理、廃棄を顧
慮しなくてもよい。水溶液の形態の母液中の薬
害成分の処理・廃棄は実際上は容易ではない。
本発明の方法を実施するにあたつて原料として
用いられる2,6―ジメチル―4―ピリジノール
は、通常デヒドロ酢酸を水性アンモニアと反応し
て得られる。反応条件としては 反応温度 150〜250℃ 反応圧力 10〜30Kg/cm2 反応時間 0.5〜10hr アンモニア/デヒドロ酢酸モル比 1.0〜2.0 水/デヒドロ酢酸比 200〜2000g/モル が適当であり、この範囲から大きくはずれると目
的物である2,6―ジメチル―4―ピリジノール
の生成率が低下したり、不純物である4―アミノ
―2,6―ジメチルピリジンの副生量が多くな
る。
反応終了後は反応液を室温又はそれ以下にまで
冷却すれば目的物が析出するが、一部は反応液層
に溶解している。この析出物を分離し、さらに反
応液層に溶解している目的物も分離精製して次の
塩素化工程に供するが、反応液から目的物である
2,6―ジメチル―4―ピリジノールを分離する
ことなく反応液をそのまま次の塩素化工程に供す
る方が分離工程が省略できる点で工業上一段と有
利である。
この後者の方法、即ちデヒドロ酢酸を水性アン
モニアと反応させて得られるスラリー状反応液か
ら目的物を分離することなく次の塩素化工程に供
する方法によれば、先に述べた(1)、(2)、(3)の効果
に加えてさらに次の効果が奏される。
(4) 生成物である2,6―ジメチル―4―ピリジ
ノールの分離が不要となるので、分離に要する
工程が一切省略でき、又分離時の母液(水溶
液)中の生成物の回収及び不純物の処理を考慮
しなくてもよい。
(5) 不純物を含んだままの反応液を次の塩素化工
程に供するにもかかわらず、最終目的物たるク
ロピドールの収率が良い。
さて2,6―ジメチル―4―ピリジノールの塩
素化工程は次のようにして行われる。
2,6―ジメチル―4―ピリジノールは酸性な
いしアルカリ性の水媒体中で塩素と反応せられる
が、酸性条件下に反応を行うことが好ましい。系
を酸性にするには通常塩酸が使用され、又他の酸
であつても差支えない。酸は2,6―ジメチル―
4―ピリジノールが溶解し、系が均一溶液となる
まで添加すれば充分であり、塩酸使用の場合で
HCl/2,6―ジメチル―4―ピリジノールのモ
ル比は0.3〜2.0の範囲から選ぶことが多い。又こ
の塩素化反応は中性或いはアルカリ性条件下に行
うこともできる。この場合反応を均一系で行うこ
とが望ましいので、水量を多くするかアルカリ添
加量をコントロールして均一溶解を図るようにす
る。
2,6―ジメチル―4―ピリジノールの塩素化
反応条件としては 水/2,6―ジメチル―4―ピリジノール比
約500〜3000g/モル或いはそれ以上 塩素/2,6―ジメチル―4―ピリジノールモ
ル比 約1.5〜3.5 反応温度 約80℃以下、特に−5〜30℃ が適当であり、この範囲から大きくはずれると
2,6―ジメチル―4―ピリジノールの変化率、
クロピドールの収率或いは装置効率や操作の面で
不利となる。
塩素の吹込みを開始すると酸性ないし中性系で
は直ちに白濁を生じ、系はしだいに懸濁状を呈す
るようになる。所定時間に所定量の塩素を吹込ん
だ後必要に応じさらに撹拌を続けて反応を追い込
む。得られた反応液は生成クロピドールが懸濁し
たスラリー状をしている。系がアルカリ性の場合
はアルカリの量や水量に応じ塩素化反応中に生成
物が析出することもあり、反応終了まで均一溶液
状が保たれることもある。
反応液がスラリー状の場合は水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、アンモニアなどのアルカリの水溶液を反応
液中の析出物が溶解し、系が均一溶液となるまで
加える。この際水を追加することもしばしば行わ
れる。
次にアルカリ性下に均一水溶液状態の反応液を
水と非相溶性の有機溶剤によつて抽出処理する。
この処理により不純物は抽剤(有機溶剤)層に移
行し、目的物(クロピドール)は水層に残る。抽
剤としてはベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族炭化水素、n―ヘキサン、シクロヘキサン
などの脂肪族又は脂環式炭化水素、イソプロピル
エーテルなどの含酸素有機溶剤、二塩化エチレン
などの含ハロゲン有機溶剤等が用いられる。
抽剤/アルカリ性反応液の割合は容積比で0.05
以上、特に0.1以上とするのが通常であり、回分
抽出なら2回程度の抽出操作で充分に精製が達成
される。
なお抽出操作前の水溶液又は抽出後の水層と活
性炭とを接触させて脱色ないし不純物吸着処理を
行うこともでき、これにより収得生成物の外観、
色相、純度をより向上させることができる。
抽出操作後の抽残水層に塩酸、硫酸、酢酸など
の酸を加えて中和すると目的物たるクロピドール
が析出してくるので、これを分離し、必要に応じ
て水洗し、ついで乾燥すれば、不純物である4―
アミノ―3,5―ジクロル―2,6―ジメチルピ
リジン含量の極めて少ない高品質のクロピドール
が好収率で取得できる。
一方抽出層からは有機溶剤を蒸留により回収し
て抽剤としてリサイクル使用し、蒸留缶残は通常
焼却して不純物、特に薬害成分たる4―アミノ―
3,5―ジクロル―2,6―ジメチルピリジンの
完全廃棄を行う。
次に実施例をあげて本発明の方法をさらに説明
する。
実施例 1 デヒドロ酢酸を水性アンモニアと反応して得ら
れた純度95.7%の粗2,6―ジメチル―4―ピリ
ジノール結晶128.7g(純量で1.0モル)を2フ
ラスコ中で水1000gに分散させ、撹拌下に濃塩酸
50.0g(0.48モル)を加えて溶解させた。この溶
液を温度5℃に保ち塩素を通じると直ちに白濁を
生じ、しだいに懸濁状を呈するようになつた。2
時間かけて163.1g(2.3モル)の塩素を通じた
後、スラリー状の反応液に水4400gを加えて希釈
し、さらに2.5N水酸化ナトリウム水溶液1942.2g
を加えたところ懸濁物は溶解し、系は均一な溶液
となつた。系のPHは約12であつた。この溶液を
1150g(抽剤/抽料比は0.15)のトルエンで1回
抽出し、抽残をさらにもう1回同様に抽出した。
抽残水層を2.5N塩酸でPH7にまで中和し、析出
した結晶を過し、その上から水1500gを注いで
洗浄し、ついで乾燥して168.6gのクロピドール
を得た。分析の結果、得られたクロピドールの純
度は99.8%、収率は2,6―ジメチル―4―ピリ
ジノール基準で87.6%、不純物たる4―アミノ―
3,5―ジクロル―2,6―ジメチルピリジンの
含量は5.0ppmであつた。
実施例 2 デヒドロ酢酸168.15g(1.0モル)、水500g及
び28%アンモニア水溶液73.0g(1.2モル)を1
オートクレーブに仕込み、撹拌下に温度200℃
に加熱した。内温が140〜160℃になると内圧が急
上昇するので、以後内圧を17〜18Kg/cm2になるよ
うに時々パージを行い、内温を190〜200℃に保つ
た。最初のパージ後3.5時間加熱を続け、ついで
オートクレーブを冷却した。オートクレーブより
取り出した2,6―ジメチル―4―ピリジノール
のスラリー状反応液670gに直接水450ml及び濃塩
酸52.1g(0.50モル)を加えて溶解した。この水
溶液を冷却し、温度5℃に保ちながら、2時間か
けて塩素163.1gを通じて塩素化を行つた。得ら
れたスラリー状の反応液に水4400gを加えて希釈
し、さらに2.5N水酸化ナトリウム水溶液を系が
均一溶液となるまで加えた(1940g添加)。この
水溶液を抽剤/抽料比0.15の条件でベンゼンによ
り2回抽出し、抽残水層を2.5N塩酸でPH7にな
るまで中和した。かかる操作により析出した生成
物を過し、水洗し、ついで乾燥して163.9gの
クロピドールを得た。分析の結果、得られたクロ
ピドールの純度は99.6%、収率はデヒドロ酢酸基
準で85.0%、不純物たる4―アミノ―3,5―ジ
クロル―2,6―ジメチルピリジンの含量は
8.7ppmであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2,6―ジメチル―4―ピリジノールを酸性
    ないしアルカリ性の水媒体中で塩素と反応させ、
    かくして得られた反応液をアルカリ性下に均一水
    溶液状態において水と非相溶性の有機溶剤によつ
    て抽出処理し、ついで抽出後の水層を中和して目
    的物を析出せしめることを特徴とする3,5―ジ
    クロル―2,6―ジメチル―4―ピリジノールの
    製造法。
JP7937480A 1980-06-10 1980-06-10 Preparation of 3,5-dichloro-2,6-dimethyl-4-pyridinol Granted JPS574973A (en)

Priority Applications (1)

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