JPS6320387A - メソフエ−ズピツチの製造方法およびその製造装置 - Google Patents

メソフエ−ズピツチの製造方法およびその製造装置

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JPS6320387A
JPS6320387A JP16597086A JP16597086A JPS6320387A JP S6320387 A JPS6320387 A JP S6320387A JP 16597086 A JP16597086 A JP 16597086A JP 16597086 A JP16597086 A JP 16597086A JP S6320387 A JPS6320387 A JP S6320387A
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pitch
solvent
insoluble matter
hydrogenated
heat treatment
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JP16597086A
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English (en)
Inventor
Kenji Fukuda
憲二 福田
Hideto Kabashima
椛島 秀人
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
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Mitsui Coke Co Ltd
Toray Industries Inc
Original Assignee
Mitsui Coke Co Ltd
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はピッチ系炭素繊維や無灰コークス、その他炭素
質バインダー等の原料となるメンフェーズピッチの製造
技術に属し、この明細書での開示は高品質のメンフェー
ズピッチ、即ち、炭化歩留は高く、軟化点は低く、溶融
粘度は低く、光学的異方性組織は大きく発達し、異物の
ないメン7エーズピツチの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、メソ7エーズピツチとりわけピッチ系炭素繊維用
紡糸原料としてのメソ7エーズピツチはその光学的異方
性量と粘度とのバランスを考慮しつつ改良されて来た。
一般にメソフェーズピッチはその光学的異方性が大きく
なるに伴い、炭化歩留は高くなシ、炭素繊維の弾性率が
大きくなるという利点がある一方で光学的異方性の発達
したメソフェーズピッチは溶融粘度が高いためこれを溶
融紡糸する場合、溶融温度を高く設定する必要が生じ、
これに伴って分解ガス発生量が増大し、同時罠不溶融性
の異物が発生する等紡糸を阻害する因子が増加する傾向
が認められている。
そこで、低粘度かつ光学的異方性のメン7エーズピツチ
を製造する方法は2つの方向で改良が進められて来た。
一つは熱処理に供せられるピッチを改質する方法であり
、他方は熱処理方法を改良する方法である。前者の方法
にはピッチをルイス酸で処理する方法(特公昭55−7
533号公報)、タールやピッチを水素化処理する方法
(特公昭60−2552号公報、特公昭60−5056
4号公報)やメソフェーズを含む溶剤不溶分を水素化す
る方法(特公昭57−106720号公報)等がある。
しかしながら、ルイス酸で処理する方法では、処理ピッ
チからのルイス酸の回収除去が難しく、ピッチ中に固形
質異物が残留するし、タールやピッチを水素化する方法
では後述の熱処理段階に問題が多い。またメソフェーズ
を含む溶剤不溶分を水素化する方法では紡糸用ピッチが
水素化段階で生成した低分子物や重合物がピッチ中に含
有され紡糸用ピッチの光学的性質も均一でないことから
製糸性に問題があること、また粗原料を熱処理しメソフ
ェーズピッチを調製し、かかるメソ7エーズビツチから
メソフェーズを抽出後、該メソフェーズを水素化するた
め粗原料からの収率が低い。熱処理工程およびメンフェ
ーズの抽出工程など工程が煩雑となる等の問題を有して
いる。
また、熱処理方法を改良する方法として、ピッチを長時
間比較的低い温度でバッチ的に攪拌熱処理する方法(特
開昭54−55625号公報)やピッチを高温度で短時
間減圧下に熱処理する方法(特公昭−6rJ−5056
4号公報)等が提案式れている。しかし、比較的低い温
度で熱処理する方法では熱処理時間が2週間も要するこ
ともあるなどその生産性に問題があるばかりではなく、
得られるメソ7エーズピツチも低粘度、かつ光学的異方
性の大きなものにはなシ難いといった問題を有している
。また高温度で短時間減圧下に熱処理する方法では、処
理温度がsoo℃附近と高く、同温度でピッチ類が滞留
するとピッチ類は急速にコーキングするのでピッチ類の
熱処理連続化は困難であシ、バッチ式の熱処理を行うK
してもスケールアップが難しいことや、バッチ間のバラ
ツキを小さくすることが難しい等の問題がある。
これら従来のメン7エーズとは異なる光学的挙動を有す
るネオメソフェーズ(特開昭61−12917号公報)
やプリメソフェーズ(特開昭58−18421号公報)
や潜在的異方性ピッチ(特開昭57−100186号公
報)が炭素繊維紡糸用ピッチとして知られている。
これらはいずれも等方性ピッチではあるが、紡糸の段階
や紡糸ピッチ繊維の炭化段階で光学異方性物質に転換す
る特異なピッチである。
特開昭61−12917号公報で開示の方法で製造され
るネオメソフェーズについてはベンゼンやトルエンとい
った良溶剤を用いなければ該ネオメソフェーズの熱処理
物の光学異方性は発達しない。しかしこのような良溶剤
を用いた溶剤不溶分、即ちネオメソフェーズは350℃
以下では溶融せず炭素繊維用紡糸ピッチとはな)難い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
メンフェーズピッチの製造上、問題となるのはメン7エ
ーズピツチの品質を確保し、その品質のバラツキを押え
ることである。この二点について詳しく説明する。
■メソフェーズピッチの品質 メソフェーズピッチが良好な紡糸性を有する為には、ま
ず均一な流動特性を持つ必要がある。均一な流動特性を
持つことは均一な組織を持つことを意味する。その組織
は炭素繊維に高強度、高弾性の性質を発現させるためK
は、分子配向を有する、即ち光学的異方性を有し、しか
もメソフェーズピッチがすべて光学的異方性部分で構成
されていることが望ましい。またメン7エーズピツチは
その熱分解温度以下で溶融紡糸をする必要がある。
その分解開始温度はおおよそ500〜550℃と見積ら
れ、温度が高くなるに伴い分解生成ガス量は増加する。
メソフェーズピッチの粘度は分解開始温度以下で十分低
いもの、例えばs o Up以下、望ましくは200p
以下でなくてはならない。さらに紡糸口金の汚れや、繊
維融着の原因となる昇華性ガスの発生が少ないことが望
まれる。以上の要求をすべて満足するメン7エーズピツ
チを生産することが第1の問題である。
■ メンフェーズピッチの品質バラツキ従来の技術では
メソフェーズピッチは熱処理時の熱処理温度が高い、又
は熱処理時間が長い等の理由により、パッチタイプの生
産に依っていた。
その結果メン7エーズピツチの連続紡糸に際してはメン
7工−ズピツチ品質の熱処理バッチ間バラツキが常に問
題となり、このバッチ間のバラツキによって、連続紡糸
の温度、圧力条件の変更を余儀なくされ、生産性は著し
く低下した。また高温度の熱処理や長時間の熱処理によ
シメンフェーズピッチ中に部分的に発生した不溶融性異
物はその多くはキノリン不溶分でおるが、紡糸機中のフ
ィルター目詰りの原因となり、紡糸口金パックの交換時
間を短縮させ、これも生産性を低下てせる原因となるば
かυか、炭素繊維の繊維径にバラツキを与えたり、異物
混合による欠陥と々す、炭素繊維強度低下の原因となっ
た。
本発明者らは上記の問題点を解決することによって、ピ
ッチ系炭素繊維原料としてふされしいメソ7エーズピツ
チが製造されるとの考えに立って、以下忙炭素繊維原料
に適した品質を具備し、かつその品質のバラツキが少な
いメソフェーズピッチの製造方法を提案する。
〔問題を解決する方法〕
本発明者らはピッチを熱処理しメソフェーズピッチを製
造する過程を詳細に検討した結果、低温度長時間、例え
ば350〜450℃で50分〜48時間以上の熱処理で
は、熱処理されるピッチ類が水素化されているか、いな
いかにかかわらず、この熱処理方法によって好ましい上
記の品質を具備したメソフェーズピッチは得られず、そ
の原因は長時間低温熱処理の過程でピッチ類の低分子量
成分が重合し、この重合した成分が品質低下の原因とな
っていることを見出した。また高温度域圧下短時間、例
えば450〜550℃で50 mHPabs以下、10
秒〜15分以下の熱処理によう水素化を行ったピッチ類
から製糸性の良いメソフェーズピッチが製造できるが、
その高温度減圧下の熱処理の初期段階は低温度長時間熱
処理の過程では重合する低分子量成分を蒸発留去嘔せる
工程であプ、この低分子量成分を留去した特定成分から
のみ好ましい品質を具備したメンフェーズピッチが得う
れることを見出した。この考えを発達させて研究を行っ
た結果、この低分子成分は溶剤によって容易にしかも選
択的に抽出除去することができ、この溶剤可溶分を分離
した溶剤不溶分を250℃以上450℃以下好ましくは
400℃以下で熱処理することで好ましい品質を具備し
たメンフェーズピッチが製造できることが分った。
以下本発明の方法をさらに詳しく説明する。
本発明の粗原料となるピッチ類とは例えば、石炭系ノコ
ールタール、コールタールピッチ、石炭液化物、石油系
の重質油、タール、ピッチ等がある。本発明において粗
原料を水素化することは後で得られるメソフェーズピッ
チの溶融粘度を下げるために必須である。水素化前にピ
ッチ類中に含有されるフリーカーボン、未溶解石炭、灰
、触媒、コークス粒等の不溶性固形分を一過、遠心分離
、溶剤を添加しての沈降分離等によシ除去することが望
ましいが、場合によっては水素化後に不溶性固形分を除
去しても良い。水素化はピッチ類に溶媒を用いるとと々
く、あるいはあらかじめ水素化てれた溶媒か、水素化さ
れていない溶媒を用いて水素ガスの加圧下で320〜4
50℃の温度範囲で10分〜4時間の時間範囲で行うこ
とができる。
水素化に用いられる溶媒にはプロトン運搬能の大きい芳
香族性の溶媒例えば石炭系のタール油である吸収油やア
ントラ七ン油や、プロトン供与性の大きい前出の油の水
素化油、またはテトラリン、テトラヒドロキノリ7等が
用いられる。プロトン供与性の大きい溶媒を用いる場合
は、これらの溶媒を加熱することで生成する自生のプロ
トンを用い、オートクレーブ中に分子状水素を加圧装入
するとと々く水素化を行うこともできる。また水素化に
際しては鉄、ニッケル、コバルト、モリブデン、タング
ステン系の触媒を用いることもできる。
水素化において水素はピッチ類に対しα1〜8.Owt
 %(ピッチ類ベース)の範囲で添加される□その結果
ブラウン・ラドチー法で示されるピッチ類の芳香族指数
:faは0.02〜0.4程度程下する。水素化でれた
ピッチ類は改めて濾過等忙よりさらに不溶性固形分の除
去を行ってもよい。この段階で水素化されたピッチ類の
キノリ/不溶分:QI(JISK245OKよる)は実
質的にQI = Oとなる必要があるO 水素化されたピッチ類を溶剤抽出して溶剤不溶分を得る
。水素化されたピッチ類をその!ま溶剤抽出に供するこ
ともできるし、水素化溶媒を回収する為や、水素化され
たピッチ類の油状成分を除去する為に蒸留を行った後に
溶剤抽出を行うこともできる。溶剤抽出条件はピッチ類
の水素化条件に対応して調節される。例えば触媒を用い
て水素化を進めたピッチ類の場合は無触媒水素化された
ピッチに比べ穏かな条件が望ましい。溶剤抽出条件が厳
しすぎると抽出残渣である溶剤不溶分は溶融不能となる
し溶剤抽出が穏かすぎると不均一組織のメソフェーズピ
ッチしか得られない。したがって、溶剤不溶分のベンゼ
ン不溶分: BI (JIS K2450 による)は
BI=50〜90wt%とじ、溶剤不溶分の軟化点: 
5P(JISK2450による)はspに)00〜30
0℃とする必要がある。BI又はSPが低ければ溶剤不
溶分を熱処理して得られるメソフェーズは不均一組織と
なり、BI又Fispが高ければ溶剤不溶分を熱処理し
て得られるメンフェーズは溶融粘度が高すぎて紡糸用ピ
ッチとはなりえない。溶剤抽出に用いられる溶剤にはベ
ンゼン、トルエン、09rn、 p−キシレン、エチル
ベンゼン、メシチレン、クメン等に相当する抽出力を持
つものが用いられる。またベンゼンやトルエンといった
良溶剤と貧溶剤のへキサン、ヘプタン等のパラフィン系
油、エタノール、メタノール等のアルコール、エーテル
、ケトン類等の溶剤を組合せて用いることができる。
これら溶剤の溶触力はカウリ・ブタノール価(溶剤便覧
、石原弘毅著、槙書店、1967年、P22)で66な
いしIC1O程度とすることが好ましい。
溶剤抽出条件は溶剤のみならず、温度、圧力、溶剤/ピ
ッチ類の溶剤比によっても調節できることはいうまでも
ないが、抽出温度は室温、溶剤比はCL2/1〜20/
1で行うことができる。
水素化されたピッチ類の溶剤不溶分は溶融温度以上、好
ましく Fi 250〜450℃で熱処理する。
メソフェーズピッチの品質のバラツキを抑制するために
メソフェーズピッチを連続的に熱処理する方法を開発す
ることが本発明の目的の一つであることは既に述べたが
、連続的に熱処理する為にはコーキング速度の低い温度
400〜450℃以下、好ましくは380〜400℃以
下で熱処理を行う。
熱処理時間は2分〜60分間とすることができる。
熱処理により溶剤不溶分のベンゼン不溶分は5〜50w
t%増加し、軟化点も10〜150℃増加する。
その結果ベンゼン不溶分80〜95 wt%、軟化点2
80〜650℃、光学的異方性実質的に100%キノリ
ン不溶分2 wt%以下、粘度100p(at350℃
)以下のメソフェーズピッチがiられる。
本発明において最も好ましい条件で水素化きれたピッチ
類の溶剤不溶分、例えば硬ピツチをあらかじめ水素化さ
れたアントラセン油を水素化溶媒に用い、水素加圧下、
無触媒で水素化後、1μm以下のフィルターを用いて濾
過して得られた水素化ピッチと水素化溶媒の混合物であ
るp液にキシン/を加えて析出した溶剤不溶分には1〜
5μm長の光学的異方性を有する板状結晶が認められる
。また同上戸液から水素化溶媒を減圧下に回収して水素
化ピッチを得、さらに該水素化ピッチをキシレンで溶剤
抽出して得られた溶剤不溶分には5〜10μmの光学的
異方性を有する球状結晶とさらに微小な球状結晶が認め
られる。上記二種類の溶剤不溶分は350〜400℃で
熱処理することで光学的異方性10ロチ、キノリン不溶
分Owt%、製糸性の秀れたメソフェーズピッチを与え
る。この場合熱処理時の重量減少は0.1〜3wt%(
溶剤不溶分ペース)以下である。この熱処理は従来の光
学的等方性ピッチを熱処理し熱分解と縮重合を同時に行
わしめ光学的異方性メソフェーズピッチに変換させる反
応とは異り、少量のガス発生による重量減少はあるもの
の実質的に結晶のアニーリングを主体とした相変化のみ
を行わしめる処理である。このことは従来から知られて
いるネオメソフェーズやプリメンフェーズ、又は潜在的
異方性ピッチとも異なるタイプのメソフェーズでありま
た新規々メソフェーズの製造方法であるといえる。溶剤
不溶分を連続的に熱処理するための装置としては1t以
上のベント孔を有するスクリュー押出缶型の反応器が好
ましく、スクリューは一軸でも良いが、反応器内でのピ
ッチの滞留を減らすにはセルフクリーニング式の多軸ス
クリュー式であることが好ましい。また熱処理原料の溶
剤不溶分または熱処理物であるメソフェーズピッチの酸
化による高粘度化したゲル状高分子量異物の発生を抑制
するため原料フィード孔は不活性ガスシール又は真空シ
ールすることが好ましい。メソフェーズピッチは溶融状
態で紡糸器へ導くこともできるが、非酸化雰囲気中に押
出しベレット化しこれを改めて紡糸器にフィードするこ
ともできる。
〔本発明の効果〕
炭素繊維紡糸用原料としてふされしい品質を具備したメ
ソフェーズピッチを緩和な条件下で熱処理して製造する
ことができる結果、ピッチ類の水素化からメソフェーズ
ピッチを得るまでの熱処理まで連続的に生産することが
可能となりメソフェーズピッチの品質を安定化し、かつ
効率よく製造することができる。
実施例1 アントラセン油を8 torrの減圧下で蒸留し70〜
280℃留分を得た0この留分2 Kqとニッケル・モ
リブデン系の触媒1002を5tオートクレーブに装入
し、水素初圧100 Kp/iGで400℃で60分間
加熱してアントラセン油を水素化した。
この水素化アントラセン油を水素化溶媒とし、キノリン
不溶分8.6wt%の硬ピツチI K9を56オートク
レープに装入し、水素初圧100 K9/cIdで45
0℃で120分間加熱し、硬ピツチを水素化した。水素
消費量は0.555f/フイード硬ピツチ100fであ
った。オートクレーブから内容分を取シだし450戸紙
で6回戸遇した。−過残渣はベンゼンとア七トンで洗浄
し、減圧下で乾燥したところ残渣は1α8wtJ(硬ピ
ツチベース)であった。残渣を偏光顯微鏡で観察すると
M・タイプの球晶が多量に認められた。P液の半量を2
80℃−8torrで減圧蒸留し、水素化溶媒を回収し
た。水素化されたピッチの収率は64.1 wt’4 
(硬ピツチペース)であった。水素化されたピッチ10
02を60 mesh以下に粉砕後1tの試薬−級千シ
レン(p−キシレン11.8wt%、m−キシレン26
.8wt%、0−キシレン9.9 wt%、エチルベン
ゼン50.5 wt% )ヲ加、t1時間室温で攪拌後
ASCF紙で濾過を行った。キシレン不溶分は1tの試
薬キシレンで洗浄後減圧乾燥した。キシレン不溶分の収
率は41.7 wt’4(水素化されたピッチペース)
 、 26.7 wt%(硬ピツチベース)であった。
キシレン不溶分を380℃で30分間、8 torrで
熱処理しメソフェーズピッチを得た0メソフエーズピツ
チの収率は98.2wtチ(キシレン不溶分ペース)で
あった。また、P液の半量FiP液に対し5倍容量の試
薬−級キシレンを加え室温で1時間攪拌後ASCF紙を
用いて濾過を行い、P液のキシレン不溶分を得た。キシ
レン不溶分はP液と等量のキシレンで洗浄し、減圧下で
乾燥した。キシレン不溶分の収率は26.2 wt%(
硬ピツチベース)であった。キシレン不溶分ヲ380℃
で50分間、8 torrで熱処理しメソフェーズピッ
チを得た。メソフェーズピッチの収率は98、4 wt
チ(キシレン不溶分ペース)であった。
表1に硬ピツチ、水素化されたピッチ、水素化されたピ
ッチのキシレン不溶分、水素化P液のキシレン不溶分、
それぞれのキシレン不溶分から得られたメソフェーズピ
ッチの性状を示す。
水素化されたピンチのキシレン不溶分かう得うれたメン
フェーズピッチを溶融温度527℃、紡糸速度300m
/Immで紡糸し連続糸を得た。紡糸開始後45分間糸
切れはなかった。ピッチ繊維Fi320℃で不融化し、
2500℃で黒鉛化した。得られた黒鉛繊維の強度は3
65 h/a、弾性率は72 ton/iuiであった
。また水素化タールのキシレン不溶分から得られたメン
フェーズピッチは上記と同様の条件で紡糸した。紡糸開
始後45分間糸切れはなかった。このピッチ繊維を上記
と同様の条件で不融化後黒鉛化した。得られた黒鉛繊維
の強度は340Kf/J、弾性率は76 ton/−で
あった。
実施例2 硬ピツチを溶剤に試薬−級ベンゼンと試薬−級キシレン
を用い溶剤/硬ピツチ比10/1で室温で抽出処理を行
った。それぞれの溶剤不溶分を所定の温度で熱処理し得
られた熱処理物の性状を表2に示す。
水素化をしない硬ピツチの溶剤不溶分を熱処理しても紡
糸性を有するメンフェーズピッチは得られなかった。
実施例6 ニッケル・モリブデン系触媒を充填した反応器に水素と
8 torrでの沸点範囲100〜280℃のアントラ
セン油をフィードして、680℃でアントラセン油を水
素化し、水素化されたアントラセン油1部と実施例1で
用いた硬ピツチ1部でスラリーを調製し、ニッケル・モ
リブデン系触媒を充填した反応器にスラリーをフィード
し、540℃で硬ピツチの水素化を行った。水素化され
たピッチのスラリーは濾過器にフィードてれ、不溶性固
形分を除去し、P液は減圧蒸留器にフィードされ、水素
化溶媒である水素化アントラセン油を回収し、減圧蒸留
器底部より水素化ピッチを抜出し、水素化蒸留ピッチは
工業用溶剤キシレンと混合し、加圧ピッチ分離槽の底部
よりキシレン不溶分を溶融状態で抜出し、エクストルー
ダタイプの連続熱処理装置にフィードし、680℃で減
圧下に熱処理しメソフェーズピッチを得た0このメソフ
ェーズピッチの製造条件を表3に、メンフェーズピッチ
の性状を表4に示す0またメソフェーズピッチの連続製
造工程を図4に示す。
表 3  メンフェーズピッチ連続製造条件水素化溶媒
の水素化  リアクター温度        380℃
反応圧         120Kp/mGアントラセ
ン油フィード量     2 K9/h硬ピッチの水素
化   リアクター温度        540℃反応
圧          120 Kl/cJGスラリー
フィード12Ky/hr 戸 過        カット           
 α5μm減圧蒸留       温 度      
    280℃圧力      8 torr 溶剤抽出       溶 剤         キシ
レン浴剤/ピッチ比       7.0 熱処理物収率       98.2wt%表  4 
 メソ7エーズピツチの性状BI(wt%)     
               92.5QI(wt%
)a、0 8P(’C)                   
 2部5粘度 at350℃(P)         
      56光学的異方性(チ)        
      100熱天秤による重量減少at350℃
in N2(wt%)    Q、15紡糸最逼温度 
(/C)               52B1H紡
糸器でow糸速度(m/m)       1820m
/”at328℃同 上    強度       5
42Kg/xj同 上     弾性率       
 77 ton/iui実施例4 電極用ピッチ1部とテトラヒドロキノリ73部をオート
クレーブに仕込み、系内を窒素パージした後、攪拌しな
がら450℃まで昇温し、同温度で15分間保持した。
この自生圧水素化においてテトラヒドロキノリンの45
%がキノリンに変換し3.4 wt%(ピッチベース)
の水素が放出され、2.4wt%(ピッチペース)の水
素が硬ピツチに添加された。
オートクレーブ内容物をA5CF紙で3回濾過後溶媒を
回収して水素化ピッチを得た。水素化ピッチ1部をトル
エン/ヘキサ;/(67/33)の混合溶剤10倍で室
温くて溶剤抽出し24.5wt%(水素化ピッチベース
)の溶剤不溶分を得た。該溶剤不溶分を430℃で10
分間常圧下で熱処理しメソフェーズピッチを得た。メン
フェーズピッチの収率は85.2wt%(混合溶剤不溶
分ベース)であった。表5に電極用ピッチ、水素化てれ
たピンチ、水素化されたピッチの溶剤不溶分、該溶剤不
溶分から得られたメソフェーズピッチの性状を示す。
該メソフェーズピッチを溶融温度316℃、紡糸速度3
00 ml=で紡糸し連続糸を得た。紡糸開始後45分
間糸切れはなかった。ピッチ繊維は520℃で不融化し
、2500℃で黒鉛化した。得られた黒鉛繊維の強度は
530 Kg/d、弾性率は61ton/Jであった。
実施例5 実施例1と同様の方法で硬ピツチを水素化し、さらに不
溶性固形分を除去した後溶剤を回収した。
この水素化されたピッチをN2気流中450tl:で6
0分間熱処理した。また同じく水素化されたピッチを減
圧下12 torr、 505℃で8分間熱処理した。
得られたメソフェーズピッチの性状を表6に示す。
表 6 メソフェーズピッチの性状 熱処理条件     メソフェーズピッチ圧力  温度
  時間  BI  QI  Sp  光学異方性(t
orr)  (’C)   (”)  (wt%Xwt
%) <℃)(%)N2気流中450℃で熱処理して得
られたメソフェーズピッチはSPが高くかつ溶融粘度も
高いため紡糸温度Fi360℃となり、紡糸時にメソフ
ェーズピッチの分解ガスの発生により糸切が頻発し、ま
た紡糸して得られた繊維の直径のバラツキが大きかった
。また減圧下503℃で熱処理して得られたメソフェー
ズピッチは345℃で良好に紡糸ができた。以上のこと
から、熱処理温度450℃で得られたメンフェーズピッ
チは炭素繊維原料ピッチとしては用いられないし、炭素
繊維原料ピッチとして秀れた性状を有するメソフェーズ
ピッチを得るため罠は500℃以上という過酷な熱処理
条件が必要である。
【図面の簡単な説明】
不 図1は水素化石れたピッチのキシレン溶分の構造の光学
的組織を示す偏光顕微鏡写真(xsoo)。 図2Fi水素化されたピッチのキシレン不溶分から製造
したメソ7エーズビツチの構造の光学的組織を示す偏光
顕微鏡写真(X500)。 図5は水素化されたピッチと水素化溶媒から成るP液の
キシレン不溶分の構造の光学的組成を示す偏光顕微鏡写
真(x500)。 図4はメソフェーズピッチの連続製造工程を示す概略図
。 特許出願人 三井コークス工業株式会社] lす1− 10/A帆 lり/′c県 手続補正憂(方式) 1.事件の表示  昭和61年特許願第16597Q号
2)発明の名称  メソ7エーズピツチの製造方法およ
びその製造装置 3、M正をする者 事件との関係  特肝出紬人 代表者   島      璋 4、代 埋 人  〒270−11 5、補正命令の日付 昭和61年9月30日(発送日) 6、補正の対象 7、補正の内容 山 明細書第28頁第15行目〜16行目「キシレン不
溶分の構造の」全「キシレン不溶分の結晶構造の」と補
正する。 (2ン  明#I曹第28負第18行目「メンフェーズ
ピッチの構造の」を「メソフェーズピッチの結晶構造の
」と補正する。 13)  IJA細書第29負第1行目「キシレン不溶
分の偽造σ2」を[キシレン不溶分の結晶構造のと補正
する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水素化され、かつキノリン不溶分を含有しないピ
    ッチ類をカウリ・ブタノール価で66ないし100の溶
    剤で処理し、かかる溶剤不溶分中のベンゼン不溶分を5
    0ないし90wt%、かつ軟化点を100ないし300
    ℃に調製し、当該溶剤不溶分を250ないし450℃の
    温度範囲で熱処理することを特徴とするメソフェーズピ
    ッチの製造方法。
  2. (2)特許請求の範囲1記載の溶剤不溶分を熱処理する
    ために減圧または不活性ガスによるシールの可能なホッ
    パーを有し、かかるホッパーより溶剤不溶分を250な
    いし450℃ の温度の加熱部分に1軸以上のスクリュー軸を介して供
    給し、かかる加熱部分で2ないし60分の範囲で熱処理
    し、加熱部分もしくは加熱終了部分に熱処理時に生成し
    たガス成分を反応系外に逐次排出する為の1ケ以上の減
    圧用又は不活性ガス吹込排出用の開口部を有することを
    特徴とするメソフェーズピッチの製造装置。
JP16597086A 1986-07-15 1986-07-15 メソフエ−ズピツチの製造方法およびその製造装置 Pending JPS6320387A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101359266B1 (ko) * 2012-06-04 2014-02-06 오씨아이 주식회사 석탄 피치 제조 방법

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