JPS6322302B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322302B2 JPS6322302B2 JP16155380A JP16155380A JPS6322302B2 JP S6322302 B2 JPS6322302 B2 JP S6322302B2 JP 16155380 A JP16155380 A JP 16155380A JP 16155380 A JP16155380 A JP 16155380A JP S6322302 B2 JPS6322302 B2 JP S6322302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- film
- organopolysiloxane
- resin
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、湿し水を必要としない平版印刷版の
製造方法に関し、さらに詳しくは解像性、耐刷性
などの点できわめてすぐれた性質を有する平版印
刷版の提供を目的とするものである。
製造方法に関し、さらに詳しくは解像性、耐刷性
などの点できわめてすぐれた性質を有する平版印
刷版の提供を目的とするものである。
平版印刷においては、凸版または凹版のように
版面に明瞭な高低がなく、外見上同じ平面上に画
線部と非画線部とを設けた版が使用されるが、こ
の印刷法はつぎの工程で行われる。すなわち、こ
れにはまず水と脂肪とが互いに反発することか
ら、前記非画線部を化学的あるいは機械的処理に
よつて親水性にすると共に、前記画線部を脂肪性
樹脂の転写または写真焼付けなどによつて親油性
とし、ついでこの版面に水を転移させて水を親水
性である非画線部のみに付着させてから、さらに
この版面にインキを転移する。このようにする
と、このインキは水が存在している非画線部には
付着せずに親油性である画線部にのみ付着するの
で、つぎにこれを被印刷物に転移させて目的の印
刷物を得るという工程によつて行われている。
版面に明瞭な高低がなく、外見上同じ平面上に画
線部と非画線部とを設けた版が使用されるが、こ
の印刷法はつぎの工程で行われる。すなわち、こ
れにはまず水と脂肪とが互いに反発することか
ら、前記非画線部を化学的あるいは機械的処理に
よつて親水性にすると共に、前記画線部を脂肪性
樹脂の転写または写真焼付けなどによつて親油性
とし、ついでこの版面に水を転移させて水を親水
性である非画線部のみに付着させてから、さらに
この版面にインキを転移する。このようにする
と、このインキは水が存在している非画線部には
付着せずに親油性である画線部にのみ付着するの
で、つぎにこれを被印刷物に転移させて目的の印
刷物を得るという工程によつて行われている。
しかし、この平版印刷法には、たとえば上記し
た湿し水のインキローラーへの転移がインキロー
ラー上でのインキの乳化を引き起こすため、これ
が地よごれなどの原因となるほか、この湿し水の
被印刷物への転移は、被印刷物の寸法変化の原因
ともなるので、特に多色刷り印刷においては印刷
画像が不鮮明になるという大きな欠点がある。ま
たこの平版印刷法においては、色調の一定な印刷
物を得るために、湿し水の量とインキの量とを一
定のつり合いに保つことが必要とされているが、
この両者の量を一定のつり合いに保つことは非常
に困難であり、したがつて印刷物の色調にばらつ
きが生じるという欠点があつた。
た湿し水のインキローラーへの転移がインキロー
ラー上でのインキの乳化を引き起こすため、これ
が地よごれなどの原因となるほか、この湿し水の
被印刷物への転移は、被印刷物の寸法変化の原因
ともなるので、特に多色刷り印刷においては印刷
画像が不鮮明になるという大きな欠点がある。ま
たこの平版印刷法においては、色調の一定な印刷
物を得るために、湿し水の量とインキの量とを一
定のつり合いに保つことが必要とされているが、
この両者の量を一定のつり合いに保つことは非常
に困難であり、したがつて印刷物の色調にばらつ
きが生じるという欠点があつた。
このため、上記した不利を改良する目的におい
て、湿し水を必要としない平版印刷用印刷版の開
発が試みられているが、現在までに知られている
ものはいずれもいまだ実用に耐える充分満足すべ
き性質を示すにはいたつていない。
て、湿し水を必要としない平版印刷用印刷版の開
発が試みられているが、現在までに知られている
ものはいずれもいまだ実用に耐える充分満足すべ
き性質を示すにはいたつていない。
たとえば、アルミニウム板などの基板上に、ジ
アゾ型感光性組成物よりなるジアゾ感光層とジメ
チルポリシロキサンゴム層とを形成させ、ついで
この上にさらにポジフイルムを重ね合せてから露
光することによつて露光部分のジアゾ感光層を不
溶化させ、非露光部分のジアゾ感光層を現像処理
により除去し、ついで非露光部分のジメチルポリ
シロキサンゴム層を剥ぎ取るという方法(特公昭
44−23042号公報参照)、あるいはアルミニウム板
などの基板上に、ジアゾ感光層と接着剤層とシリ
コーンゴム層を順次形成させ、ついでこの上にネ
ガフイルムを重ね合せてから露光し、露光部分に
おける感光層の光分解を利用して現像し、ついで
露光部分のシリコーンゴム層を剥ぎ取るという方
法で平版印刷用印刷版を得る方法(特公昭46−
16044号公報参照)が公知とされている。
アゾ型感光性組成物よりなるジアゾ感光層とジメ
チルポリシロキサンゴム層とを形成させ、ついで
この上にさらにポジフイルムを重ね合せてから露
光することによつて露光部分のジアゾ感光層を不
溶化させ、非露光部分のジアゾ感光層を現像処理
により除去し、ついで非露光部分のジメチルポリ
シロキサンゴム層を剥ぎ取るという方法(特公昭
44−23042号公報参照)、あるいはアルミニウム板
などの基板上に、ジアゾ感光層と接着剤層とシリ
コーンゴム層を順次形成させ、ついでこの上にネ
ガフイルムを重ね合せてから露光し、露光部分に
おける感光層の光分解を利用して現像し、ついで
露光部分のシリコーンゴム層を剥ぎ取るという方
法で平版印刷用印刷版を得る方法(特公昭46−
16044号公報参照)が公知とされている。
しかし、これらの方法はいずれもジアゾ感光層
とポジまたはネガフイルムとの間に非感光性のシ
リコーンゴムが存在するため、これにはポジまた
はネガフイルムに現わされているパターンが正確
に再現されず、さらにはシリコーンゴム層の剥ぎ
取りが感光層の溶剤溶解性の変化を利用して行わ
れるために剥ぎ取り後のシリコーンゴム層によつ
て形成される画像はそのエツジ部分のきれが悪
く、シヤープなものにならないという重大な欠点
があり、これにはまたその製造が基板上に2〜3
層を順次重ね、露光後、現像するという工程で行
われるため、操作が複雑であるという不利があ
る。
とポジまたはネガフイルムとの間に非感光性のシ
リコーンゴムが存在するため、これにはポジまた
はネガフイルムに現わされているパターンが正確
に再現されず、さらにはシリコーンゴム層の剥ぎ
取りが感光層の溶剤溶解性の変化を利用して行わ
れるために剥ぎ取り後のシリコーンゴム層によつ
て形成される画像はそのエツジ部分のきれが悪
く、シヤープなものにならないという重大な欠点
があり、これにはまたその製造が基板上に2〜3
層を順次重ね、露光後、現像するという工程で行
われるため、操作が複雑であるという不利があ
る。
以上の現像操作上の欠点を除くものとして、シ
リコーン層を電子線、レーザー光、放電等により
破壊する方法(特公昭42−21879号公報参照)、シ
リコーン層をグローまたはコロナビームで走査す
ることにより親油性に変える方法(特公昭48−
8207号公報参照)が公知とされている。これによ
れば、電子線、レーザー光、放電等によるシリコ
ーン層の破壊またはコロナビームによる処理を行
うことにより、何ら現像操作を必要とせずに湿し
水なしでオフセツト印刷可能である。しかしなが
ら、インキ反発層であるジメチルポリシロキサン
を破壊し低分子量ジメチルポリシロキサンを生成
するためには高エネルギーが必要であり製造装置
が大がかりになる。さらには、シリコーン層のパ
ターニングの際に高エネルギーで熱的にシリコー
ンを破壊することにより画像エツジが盛り上がり
画像のシヤープネスが失われ、解像性および印刷
品質が低下するという欠点を有している。また、
コロナビームの使用ではインキ反発層を走査し画
像を形成するため刷版時間が長く、特有の設備が
必要となる。
リコーン層を電子線、レーザー光、放電等により
破壊する方法(特公昭42−21879号公報参照)、シ
リコーン層をグローまたはコロナビームで走査す
ることにより親油性に変える方法(特公昭48−
8207号公報参照)が公知とされている。これによ
れば、電子線、レーザー光、放電等によるシリコ
ーン層の破壊またはコロナビームによる処理を行
うことにより、何ら現像操作を必要とせずに湿し
水なしでオフセツト印刷可能である。しかしなが
ら、インキ反発層であるジメチルポリシロキサン
を破壊し低分子量ジメチルポリシロキサンを生成
するためには高エネルギーが必要であり製造装置
が大がかりになる。さらには、シリコーン層のパ
ターニングの際に高エネルギーで熱的にシリコー
ンを破壊することにより画像エツジが盛り上がり
画像のシヤープネスが失われ、解像性および印刷
品質が低下するという欠点を有している。また、
コロナビームの使用ではインキ反発層を走査し画
像を形成するため刷版時間が長く、特有の設備が
必要となる。
本発明者らは、上述した従来の湿し水を必要と
しない平版印刷用印刷版の難点をふまえ、材料の
選択および製造法に関し総合的に検討した結果、
オルガノポリシロキサン硬化膜層にコロナ処理も
しくは火炎処理を施すことによりこの処理面に親
インキ性の樹脂が強固に接着すること、この親イ
ンキ性樹脂の層が画線部となること、またオルガ
ノポリシロキサン硬化膜層上にパターン状に保護
層を設けることによりコロナ処理もしくは火炎処
理を選択的に施すことができること、さらに保護
層をその上の樹脂層と共に除去することにより印
刷版の非画線部を形成できることを見出し本発明
を完成した。
しない平版印刷用印刷版の難点をふまえ、材料の
選択および製造法に関し総合的に検討した結果、
オルガノポリシロキサン硬化膜層にコロナ処理も
しくは火炎処理を施すことによりこの処理面に親
インキ性の樹脂が強固に接着すること、この親イ
ンキ性樹脂の層が画線部となること、またオルガ
ノポリシロキサン硬化膜層上にパターン状に保護
層を設けることによりコロナ処理もしくは火炎処
理を選択的に施すことができること、さらに保護
層をその上の樹脂層と共に除去することにより印
刷版の非画線部を形成できることを見出し本発明
を完成した。
以下本発明について詳細に説明する。
まず、本発明を図面に基づき説明すると、第5
図は本発明の平版印刷板の構成を概略的に例示し
た一部拡大断面図であり、該刷版は、基板1の一
方の面に、オルガノポリシロキサン硬化膜層から
なるインキ反発性の層2(非画線部)と、オルガ
ノポリシロキサンの硬化膜層表面をパターン状に
コロナ処理もしくは火炎処理したオルガノポリシ
ロキサン硬化膜層2′とその上に形成した親イン
キ性樹脂層4(画線部)とを有する。
図は本発明の平版印刷板の構成を概略的に例示し
た一部拡大断面図であり、該刷版は、基板1の一
方の面に、オルガノポリシロキサン硬化膜層から
なるインキ反発性の層2(非画線部)と、オルガ
ノポリシロキサンの硬化膜層表面をパターン状に
コロナ処理もしくは火炎処理したオルガノポリシ
ロキサン硬化膜層2′とその上に形成した親イン
キ性樹脂層4(画線部)とを有する。
つぎに、本発明の平版印刷用印刷版の製造法に
つき説明すると、第1図に示すように、基板1の
一方の面に、オルガノポリシロキサン硬化膜層2
をその膜厚が2〜50μとなるように設けた後、第
2図に示すように上記オルガノポリシロキサン硬
化膜層2の上にパターン状に保護層(感光性樹脂
層など)3を設ける。つぎに、全面にコロナ処理
あるいは火炎処理を行ない第3図に示すように、
保護層3でおおわれていない部分の表面処理オル
ガノポリシロキサン硬化膜層2′ができる。
つき説明すると、第1図に示すように、基板1の
一方の面に、オルガノポリシロキサン硬化膜層2
をその膜厚が2〜50μとなるように設けた後、第
2図に示すように上記オルガノポリシロキサン硬
化膜層2の上にパターン状に保護層(感光性樹脂
層など)3を設ける。つぎに、全面にコロナ処理
あるいは火炎処理を行ない第3図に示すように、
保護層3でおおわれていない部分の表面処理オル
ガノポリシロキサン硬化膜層2′ができる。
ついで第4図に示すように親インキ性の樹脂4
を全面に塗布し、硬化後保護層3とその上の樹脂
とを共に除去して第5図に示す平版印刷版を形成
する。
を全面に塗布し、硬化後保護層3とその上の樹脂
とを共に除去して第5図に示す平版印刷版を形成
する。
コロナ処理あるいは火炎処理のみでもオルガノ
ポリシロキサン表面をある程度親油化し印刷版と
することは可能である。しかし、コロナ処理、火
炎処理で生成する親油性層は機械的強度に乏し
く、すぐに摩耗してしまい実用的印刷版にはなり
得ない。また印刷に適する程に親油性層を作るた
めにはかなり強烈な処理が必要である。
ポリシロキサン表面をある程度親油化し印刷版と
することは可能である。しかし、コロナ処理、火
炎処理で生成する親油性層は機械的強度に乏し
く、すぐに摩耗してしまい実用的印刷版にはなり
得ない。また印刷に適する程に親油性層を作るた
めにはかなり強烈な処理が必要である。
本発明でいう処理とは親インキ性樹脂の接着性
を改良するためのもので、通常はごく弱い処理で
十分である。それ以上の強烈な処理はかえつてオ
ルガノポリシロキサン硬化膜層の組織自体に損傷
を与えるためかえつて画線部の耐刷性が低くなり
やすい。
を改良するためのもので、通常はごく弱い処理で
十分である。それ以上の強烈な処理はかえつてオ
ルガノポリシロキサン硬化膜層の組織自体に損傷
を与えるためかえつて画線部の耐刷性が低くなり
やすい。
基板1の材質としては寸法安定性のよい各種金
属板が好適に用いられるが、それほど寸法安定性
が要求されない場合には各種高分子フイルム、紙
などの単体あるいはそれら積層材も使用できる。
属板が好適に用いられるが、それほど寸法安定性
が要求されない場合には各種高分子フイルム、紙
などの単体あるいはそれら積層材も使用できる。
金属板としては銅板、アルミニウム板、ステン
レス板、亜鉛板、鉄板あるいはニツケルメツキし
た銅板もしくは鉄板、またはクロムメツキ鉄板な
どが、高分子フイルムとしてはポリエステル、ナ
イロン、延伸ポリフロピレンなどの各種フイルム
単体または積層フイルムあるいはそれらフイルム
にアルミニウム箔等を積層したものなどがそれぞ
れ例示される。
レス板、亜鉛板、鉄板あるいはニツケルメツキし
た銅板もしくは鉄板、またはクロムメツキ鉄板な
どが、高分子フイルムとしてはポリエステル、ナ
イロン、延伸ポリフロピレンなどの各種フイルム
単体または積層フイルムあるいはそれらフイルム
にアルミニウム箔等を積層したものなどがそれぞ
れ例示される。
基板上にオルガノポリシロキサン硬化膜層を設
けるのに用いるオルガノポリシロキサンとして
は、強度、耐摩耗性にすぐれ耐刷性がよく、イン
キ反発性が強いものが望ましく、ジメチルポリシ
ロキサンを主成分とする各種熱硬化性シリコーン
が好ましく使用される。熱硬化性シリコーンとし
ては、一液型および二液型があり、二液型におけ
る硬化は≡Si−OH、≡Si−OR、≡Si−H、≡Si
−CH=CH2のような反応基をもつシロキサン同
士の触媒による架橋反応によるもので、脱水縮
合、脱アルコール縮合、脱水素縮合、付加重合な
どによる架橋反応が起る。一液型の硬化は空気中
の水分と反応し縮合硬化反応を起すもので、脱酢
酸型、脱アミン型、脱アルコール型、脱オキシム
型などがある。これらは基板の一方の面に、ベン
ゼン、トルエン等適当な溶剤に溶かし、回転塗布
法、浸漬法、リバースロールコート法、たれ流し
法等により塗布し、加熱乾燥することによりオル
ガノポリシロキサン硬化膜層が得られる。
けるのに用いるオルガノポリシロキサンとして
は、強度、耐摩耗性にすぐれ耐刷性がよく、イン
キ反発性が強いものが望ましく、ジメチルポリシ
ロキサンを主成分とする各種熱硬化性シリコーン
が好ましく使用される。熱硬化性シリコーンとし
ては、一液型および二液型があり、二液型におけ
る硬化は≡Si−OH、≡Si−OR、≡Si−H、≡Si
−CH=CH2のような反応基をもつシロキサン同
士の触媒による架橋反応によるもので、脱水縮
合、脱アルコール縮合、脱水素縮合、付加重合な
どによる架橋反応が起る。一液型の硬化は空気中
の水分と反応し縮合硬化反応を起すもので、脱酢
酸型、脱アミン型、脱アルコール型、脱オキシム
型などがある。これらは基板の一方の面に、ベン
ゼン、トルエン等適当な溶剤に溶かし、回転塗布
法、浸漬法、リバースロールコート法、たれ流し
法等により塗布し、加熱乾燥することによりオル
ガノポリシロキサン硬化膜層が得られる。
さらに詳しくは、塗布後常温もしくは加熱によ
り架橋硬化してインキ反発性のシリコーンゴム弾
性体となるもののうち、けい素原子に結合する全
有機基の90モル%以上がメチル基である高重合度
オルガノポリシロキサン(これはインキ反発性に
すぐれている)を主体としてなるものがよく、こ
れには(1)分子鎖両末端が水酸基で封鎖された有機
基の90モル%以上がメチル基である高重合度ジオ
ルガノポリシロキサン、架橋剤としてメチルハイ
ドロジエンポリシロキサンまたはエチルポリシリ
ケート、および縮合触媒として有機金属塩からな
るもの、(2)ビニル基含有高重合度ジオルガノポリ
シロキサン(ビニル基以外の有機基の90モル%以
上がメチル基)、架橋剤としてのメチルハイドロ
ジエンポリシロキサン、および付加反応触媒とし
ての白金系触媒からなるもの、(3)分子鎖両末端が
水酸基で封鎖された有機基の90モル%以上がメチ
ル基である高重合度ジオルガノポリシロキサン、
および架橋剤として1分子中に3個以上のアセト
キシ基、アミノ基、オキシム基またはプロペノキ
シ基等の加水分解性基を有するシランまたは低重
合度シロキサン化合物からなるものが例示され
る。本発明においては上記(1)または(2)に例示した
種類のものが特に好適とされる。
り架橋硬化してインキ反発性のシリコーンゴム弾
性体となるもののうち、けい素原子に結合する全
有機基の90モル%以上がメチル基である高重合度
オルガノポリシロキサン(これはインキ反発性に
すぐれている)を主体としてなるものがよく、こ
れには(1)分子鎖両末端が水酸基で封鎖された有機
基の90モル%以上がメチル基である高重合度ジオ
ルガノポリシロキサン、架橋剤としてメチルハイ
ドロジエンポリシロキサンまたはエチルポリシリ
ケート、および縮合触媒として有機金属塩からな
るもの、(2)ビニル基含有高重合度ジオルガノポリ
シロキサン(ビニル基以外の有機基の90モル%以
上がメチル基)、架橋剤としてのメチルハイドロ
ジエンポリシロキサン、および付加反応触媒とし
ての白金系触媒からなるもの、(3)分子鎖両末端が
水酸基で封鎖された有機基の90モル%以上がメチ
ル基である高重合度ジオルガノポリシロキサン、
および架橋剤として1分子中に3個以上のアセト
キシ基、アミノ基、オキシム基またはプロペノキ
シ基等の加水分解性基を有するシランまたは低重
合度シロキサン化合物からなるものが例示され
る。本発明においては上記(1)または(2)に例示した
種類のものが特に好適とされる。
なお、上記においてメチル基以外の有機基とし
ては、一般にフエニル基等のアリール基、ビニル
基等のアルケニル基、エチル基、プロピル基等の
アルキル基、トリフルオロプロピル基等のハロゲ
ン置換アルキル基などが例示される。
ては、一般にフエニル基等のアリール基、ビニル
基等のアルケニル基、エチル基、プロピル基等の
アルキル基、トリフルオロプロピル基等のハロゲ
ン置換アルキル基などが例示される。
上記(1)、(2)および(3)に例示した組成物には、必
要に応じ、インキ反発性をさらに向上させるため
の通常のジオルガノポリシロキサンたとえばジメ
チルポリシロキサンを硬化塗膜の性質に悪影響を
与えない範囲で添加すること、また耐刷性向上の
目的で少量の補強性充てん剤たとえばシリカ微粉
末を添加することは差支えない。
要に応じ、インキ反発性をさらに向上させるため
の通常のジオルガノポリシロキサンたとえばジメ
チルポリシロキサンを硬化塗膜の性質に悪影響を
与えない範囲で添加すること、また耐刷性向上の
目的で少量の補強性充てん剤たとえばシリカ微粉
末を添加することは差支えない。
なお、オルガノポリシロキサン硬化膜層の均一
被膜形成のため、予め基板表面を適宜の方法で清
浄し、さらに必要に応じ、その表面を粗面化し、
該被膜との密着性を向上させることが望ましい。
また、この基板表面は該被膜との接着性向上のた
めその表面に予めプライマーを塗布しておくこと
もよく、このプライマーとしては、ビニルトリス
(2−メトキシエトキシ)シラン、3−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、N−(3−
トリメトキシシリルプロピル)エチレンジアミ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシランなど
のシ、ラン単独またはこれらの混合物さらにはこ
れらの部分加水分解物または部分共加水分解物が
使用され、これらは回転塗布、ロツドコーテイン
グ、刷毛塗り、スプレー塗リなど通常の方法によ
り塗布される。
被膜形成のため、予め基板表面を適宜の方法で清
浄し、さらに必要に応じ、その表面を粗面化し、
該被膜との密着性を向上させることが望ましい。
また、この基板表面は該被膜との接着性向上のた
めその表面に予めプライマーを塗布しておくこと
もよく、このプライマーとしては、ビニルトリス
(2−メトキシエトキシ)シラン、3−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、N−(3−
トリメトキシシリルプロピル)エチレンジアミ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシランなど
のシ、ラン単独またはこれらの混合物さらにはこ
れらの部分加水分解物または部分共加水分解物が
使用され、これらは回転塗布、ロツドコーテイン
グ、刷毛塗り、スプレー塗リなど通常の方法によ
り塗布される。
上記のようにして基板上にオルガノポリシロキ
サンの硬化膜層を形成した後、この層上にパター
ン状に保護層を形成するのであるが、この保護層
としては種々の感光性材料、非感光性材料が使用
できる。
サンの硬化膜層を形成した後、この層上にパター
ン状に保護層を形成するのであるが、この保護層
としては種々の感光性材料、非感光性材料が使用
できる。
この際使用される感光性樹脂としては従来知ら
れているものでよく、これにはけい皮酸系感光性
樹脂(東京応化社製TPR、コダツク社製KPR
等)、環化ゴム系感光性樹脂(東京応化社製
OMR、富士薬品工業製FSR等)、アジド系感光
性樹脂(富士薬品工業製FPER等)、さらにジア
ゾ系感光性樹脂(シユプレ社製AZ、東京応化社
製OFPR、富士薬品工業製FPPR等)など市販の
ホトレジストおよび多数の感光性樹脂、被覆性の
ある感光材料が使用できる。市販品の場合には通
常のホトレジスト製版法によりパターニングされ
る。なお、ホトレジスト画像を形成するには、ホ
トレジスト液を直接オルガノポリシロキサン硬化
膜層上に通常の塗布法で塗布する方法と、一たん
ポリエチレン、ポリプロピレン等のフイルム上に
塗布、乾燥後、加熱圧着により、オルガノポリシ
ロキサン硬化膜層上に転写する方法が適用でき、
しかる後パターニングを行う。
れているものでよく、これにはけい皮酸系感光性
樹脂(東京応化社製TPR、コダツク社製KPR
等)、環化ゴム系感光性樹脂(東京応化社製
OMR、富士薬品工業製FSR等)、アジド系感光
性樹脂(富士薬品工業製FPER等)、さらにジア
ゾ系感光性樹脂(シユプレ社製AZ、東京応化社
製OFPR、富士薬品工業製FPPR等)など市販の
ホトレジストおよび多数の感光性樹脂、被覆性の
ある感光材料が使用できる。市販品の場合には通
常のホトレジスト製版法によりパターニングされ
る。なお、ホトレジスト画像を形成するには、ホ
トレジスト液を直接オルガノポリシロキサン硬化
膜層上に通常の塗布法で塗布する方法と、一たん
ポリエチレン、ポリプロピレン等のフイルム上に
塗布、乾燥後、加熱圧着により、オルガノポリシ
ロキサン硬化膜層上に転写する方法が適用でき、
しかる後パターニングを行う。
これらホトレジストをオルガノポリシロキサン
硬化膜層の表面に塗布する際ホトレジストがオル
ガノポリシロキサン表面にはじかれる場合があ
る。このとき界面活性剤やシリコーン樹脂あるい
はシリコーン油をホトレジスト溶液に添加するこ
とにより塗布適性を改善することができる。これ
に使用できる界面活性剤としてはフツ素系、シリ
コーン系界面活性剤があり、たとえばスリーエム
社製FC−431等がある。
硬化膜層の表面に塗布する際ホトレジストがオル
ガノポリシロキサン表面にはじかれる場合があ
る。このとき界面活性剤やシリコーン樹脂あるい
はシリコーン油をホトレジスト溶液に添加するこ
とにより塗布適性を改善することができる。これ
に使用できる界面活性剤としてはフツ素系、シリ
コーン系界面活性剤があり、たとえばスリーエム
社製FC−431等がある。
また、ホトレジストに添加できるシリコーン樹
脂としては、各種のオルガノポリシロキサンを使
用することができ、これにはシリコーンゴム(信
越化学社製KS774、KS705F等)、シリコーンワ
ニス(信越化学社製KR271等)、などが、またシ
リコーン油としてはジメチルポリシロキサンオイ
ル(信越化学社製KF−96)などが例示され、さ
らに各種の感光性シリコーンが例示される。
脂としては、各種のオルガノポリシロキサンを使
用することができ、これにはシリコーンゴム(信
越化学社製KS774、KS705F等)、シリコーンワ
ニス(信越化学社製KR271等)、などが、またシ
リコーン油としてはジメチルポリシロキサンオイ
ル(信越化学社製KF−96)などが例示され、さ
らに各種の感光性シリコーンが例示される。
上記感光性シリコーンの具体的例示としては、
マレイミド基または置換原子もしくは基を含有す
るマレイミド基が結合したシロキサン単位を有す
るオルガノポリシロキサン(特開昭51−120804
号、同51−125277号、同52−13907号、同52−
105002号、同52−116304号等参照)、アクリロキ
シ基または置換原子もしくは基を含有するアクリ
ロキシ基が結合したシロキサン単位を有するオル
ガノポリシロキサン(特開昭48−16991号、同48
−19682号、同48−21779号、同48−23880号、同
48−47997号、同48−48000号、同48−83722号、
同51−34291号、同51−52001号、同52−105003
号、同52−105004号、同52−113805号、同52−
113801号等参照)、メルカプト基含有シロキサン
単位を有するオルガノポリシロキサンとビニル基
含有シロキサン単位を有するオルガノポリシロキ
サンとの混合物(特開昭53−17405号参照)、ビニ
ル基含有シロキサン単位を有するオルガノポリシ
ロキサンとオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ンとの混合物(特開昭53−15907号等参照)、アミ
ド基を含有するシロキサン単位を有するオルガノ
ポリシロキサン(特開昭52−139200号、同52−
139504号等参照)、アクリロキシ基含有シロキサ
ン単位を有するオルガノポリシロキサンとビニル
基含有シロキサン単位を有するオルガノポリシロ
キサンとの混合物(特開昭52−139505号等参照)
などが例示される。
マレイミド基または置換原子もしくは基を含有す
るマレイミド基が結合したシロキサン単位を有す
るオルガノポリシロキサン(特開昭51−120804
号、同51−125277号、同52−13907号、同52−
105002号、同52−116304号等参照)、アクリロキ
シ基または置換原子もしくは基を含有するアクリ
ロキシ基が結合したシロキサン単位を有するオル
ガノポリシロキサン(特開昭48−16991号、同48
−19682号、同48−21779号、同48−23880号、同
48−47997号、同48−48000号、同48−83722号、
同51−34291号、同51−52001号、同52−105003
号、同52−105004号、同52−113805号、同52−
113801号等参照)、メルカプト基含有シロキサン
単位を有するオルガノポリシロキサンとビニル基
含有シロキサン単位を有するオルガノポリシロキ
サンとの混合物(特開昭53−17405号参照)、ビニ
ル基含有シロキサン単位を有するオルガノポリシ
ロキサンとオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ンとの混合物(特開昭53−15907号等参照)、アミ
ド基を含有するシロキサン単位を有するオルガノ
ポリシロキサン(特開昭52−139200号、同52−
139504号等参照)、アクリロキシ基含有シロキサ
ン単位を有するオルガノポリシロキサンとビニル
基含有シロキサン単位を有するオルガノポリシロ
キサンとの混合物(特開昭52−139505号等参照)
などが例示される。
また、シリコーンと感光性物質の混合物からな
るものとしては、アジド化合物、p−キノンジア
ジド化合物、ケイ皮酸類、アクリル酸またはアク
リレート類等の感光性物質とオルガノポリシロキ
サンとの混合物(特開昭49−68803号、同49−
86102号、同49−121601号、同51−134204号等参
照)などの各種シリコーンが例示される。
るものとしては、アジド化合物、p−キノンジア
ジド化合物、ケイ皮酸類、アクリル酸またはアク
リレート類等の感光性物質とオルガノポリシロキ
サンとの混合物(特開昭49−68803号、同49−
86102号、同49−121601号、同51−134204号等参
照)などの各種シリコーンが例示される。
保護層3を形成するための光硬化性オルガノポ
リシロキサンとしては、硬化膜層2へのぬれがよ
いことが必要であり、そのためには硬化膜層2と
表面張力がほぼ等しいことが好ましく、この目的
に合つたものとして従来公知の光硬化性オルガノ
ポリシロキサンが使用できる。この表面張力とし
ては18〜25dyn/cm望ましくは20〜23dyn/cmで
ある。
リシロキサンとしては、硬化膜層2へのぬれがよ
いことが必要であり、そのためには硬化膜層2と
表面張力がほぼ等しいことが好ましく、この目的
に合つたものとして従来公知の光硬化性オルガノ
ポリシロキサンが使用できる。この表面張力とし
ては18〜25dyn/cm望ましくは20〜23dyn/cmで
ある。
上記シリコーン添加したホトレジストは通常の
回転塗布、はけ塗り、ロツドコーテイング等の方
法によりオルガノポリシロキサン硬化膜層上に塗
布される。なお、これらのパターニングは通常の
ホトレジスト製版法およびトリクロロエチレン等
の溶剤現像により行われる。
回転塗布、はけ塗り、ロツドコーテイング等の方
法によりオルガノポリシロキサン硬化膜層上に塗
布される。なお、これらのパターニングは通常の
ホトレジスト製版法およびトリクロロエチレン等
の溶剤現像により行われる。
エチルセルロース、エチルヒドロキシセルロー
ス、アクリル樹脂などを含むインキを用いてスク
リーン印刷することによりレジスト層をパターン
状に形成することもできる。この場合においても
直接印刷と転写法があるが、減粘剤の添加は、印
刷適性を低下するため転写法が望ましい。さらに
また、静電写真用のトナーなどをレジスト材料と
して静電印刷によりレジスト層を形成することも
できる。この場合、オルガノシリコーン層が絶縁
物であるため、良好な静電潜像およびトナー画像
を形成することが可能である。さらに簡単には成
膜性樹脂液を手描きしたり適当な印刷手段で転写
したものでよい。
ス、アクリル樹脂などを含むインキを用いてスク
リーン印刷することによりレジスト層をパターン
状に形成することもできる。この場合においても
直接印刷と転写法があるが、減粘剤の添加は、印
刷適性を低下するため転写法が望ましい。さらに
また、静電写真用のトナーなどをレジスト材料と
して静電印刷によりレジスト層を形成することも
できる。この場合、オルガノシリコーン層が絶縁
物であるため、良好な静電潜像およびトナー画像
を形成することが可能である。さらに簡単には成
膜性樹脂液を手描きしたり適当な印刷手段で転写
したものでよい。
これら処理の方法として火炎処理ではアルミニ
ウム等の金属基板上にオルガノポリシロキサン層
を設けさらにその上に保護層を設けたものを水面
上に浮べ局部的な加熱によるオルガノポリシロキ
サン層の破壊を防ぎながら、バーナー等による炎
をオルガノポリシロキサン表面にあてて均一に動
かして処理することができる。
ウム等の金属基板上にオルガノポリシロキサン層
を設けさらにその上に保護層を設けたものを水面
上に浮べ局部的な加熱によるオルガノポリシロキ
サン層の破壊を防ぎながら、バーナー等による炎
をオルガノポリシロキサン表面にあてて均一に動
かして処理することができる。
コロナ処理では通常市販されている装置が使用
でき、例えばENIパワーシステム社製のコロナ表
面処理機RS−8等がある。
でき、例えばENIパワーシステム社製のコロナ表
面処理機RS−8等がある。
つぎに、火炎処理もしくはコロナ処理した面に
親インキ性の樹脂層を形成する方法としては、例
えば樹脂の溶液もしくはエマルジヨンを面全体に
ホエラー塗布し乾燥硬化後、その上に粘着テープ
等を貼り、これを引きはがすという方法によれば
よく、この引きはがしにより保護層とオルガノポ
リシロキサンとの間の接着力は弱いため、パター
ン状の保護層とその上の樹脂層とが一緒にオルガ
ノポリシロキサン硬化膜の面から剥離される。一
方、コロナ処理あるいは火炎処理を施した処理面
に対しては樹脂層が強固に接着しているので、粘
着テープを引きはがしてもこの部分の樹脂層は何
ら影響を受けずオルガノポリシロキサン硬化膜に
固着している。この結果平版印刷版が得られる。
親インキ性の樹脂層を形成する方法としては、例
えば樹脂の溶液もしくはエマルジヨンを面全体に
ホエラー塗布し乾燥硬化後、その上に粘着テープ
等を貼り、これを引きはがすという方法によれば
よく、この引きはがしにより保護層とオルガノポ
リシロキサンとの間の接着力は弱いため、パター
ン状の保護層とその上の樹脂層とが一緒にオルガ
ノポリシロキサン硬化膜の面から剥離される。一
方、コロナ処理あるいは火炎処理を施した処理面
に対しては樹脂層が強固に接着しているので、粘
着テープを引きはがしてもこの部分の樹脂層は何
ら影響を受けずオルガノポリシロキサン硬化膜に
固着している。この結果平版印刷版が得られる。
一方またつぎの方法によることもできる。すな
わち、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル等の熱可塑性樹脂のフイルムに、ホエラーコ
ート、ロールコートあるいはバーコートなどの方
法で樹脂の溶液もしくはエマルジヨンを塗布し、
乾燥後保護層の設けられたオルガノポリシロキサ
ン硬化膜の面にドライラミネートする。フイルム
が剥離しないように加圧した状態で加熱し硬化さ
せる。その後フイルムを剥離すると保護層と保護
層上の樹脂は一緒にフイルムと共に引きはがされ
るが、一方コロナ処理もしくは火炎処理された箇
所にはフイルムの樹脂が転移して強固に接着し、
平版印刷版が得られる。
わち、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル等の熱可塑性樹脂のフイルムに、ホエラーコ
ート、ロールコートあるいはバーコートなどの方
法で樹脂の溶液もしくはエマルジヨンを塗布し、
乾燥後保護層の設けられたオルガノポリシロキサ
ン硬化膜の面にドライラミネートする。フイルム
が剥離しないように加圧した状態で加熱し硬化さ
せる。その後フイルムを剥離すると保護層と保護
層上の樹脂は一緒にフイルムと共に引きはがされ
るが、一方コロナ処理もしくは火炎処理された箇
所にはフイルムの樹脂が転移して強固に接着し、
平版印刷版が得られる。
ここに使用される親インキ性樹脂としては熱硬
化性樹脂が好ましく、これにはメラミン系、エポ
キシ系、アルキド系、フエノール系、尿素系、ポ
リエステル系等の熱硬化性樹脂の1種もしくは2
種以上の混合物が例示される。
化性樹脂が好ましく、これにはメラミン系、エポ
キシ系、アルキド系、フエノール系、尿素系、ポ
リエステル系等の熱硬化性樹脂の1種もしくは2
種以上の混合物が例示される。
形成する親インキ性樹脂層の厚さは通常0.5〜
10μとすることが望ましい。
10μとすることが望ましい。
このようにして作つた平版印刷版は、耐刷性が
きわめて高くインキ受容性も良好で、画線部が平
凸化しているため、インキの乗り、転移が良好で
すぐれた印刷物が得られる。特に非画線部のイン
キ反発性、画線部のインキ受容性の差が他の版式
の水無し平版に比べて大きいため、インキの供給
を設計する際の許容範囲が広いという利点があ
る。
きわめて高くインキ受容性も良好で、画線部が平
凸化しているため、インキの乗り、転移が良好で
すぐれた印刷物が得られる。特に非画線部のイン
キ反発性、画線部のインキ受容性の差が他の版式
の水無し平版に比べて大きいため、インキの供給
を設計する際の許容範囲が広いという利点があ
る。
また、この形式の印刷版はオフセツト、オフセ
ツト輪転、ダイリソ、活版、活輪に利用でき、得
られる利益は大きい。
ツト輪転、ダイリソ、活版、活輪に利用でき、得
られる利益は大きい。
つぎに、具体的実施例をあげる。
実施例 1
脱脂清浄されたアルミニウム板上にプライマー
としてKBP−41(信越化学工業製)の1%イソプ
ロピルアルコール(IPA)溶液をホエラー塗布
し、乾燥後ジメチルポリシロキサン(信越化学工
業KS705F)を乾燥後の膜厚が10μになるように
塗布、乾燥硬化後、界面活性剤(スリーエム社製
FC−431)を1重量%添加したホトレジスト液
(富士薬品工業製FPER100)を回転塗布法により
塗布乾燥した(乾燥膜厚3μ)。
としてKBP−41(信越化学工業製)の1%イソプ
ロピルアルコール(IPA)溶液をホエラー塗布
し、乾燥後ジメチルポリシロキサン(信越化学工
業KS705F)を乾燥後の膜厚が10μになるように
塗布、乾燥硬化後、界面活性剤(スリーエム社製
FC−431)を1重量%添加したホトレジスト液
(富士薬品工業製FPER100)を回転塗布法により
塗布乾燥した(乾燥膜厚3μ)。
つぎに、所定のポジ原版を密着した後露光、現
像により、ポリシロキサン上にレジスト画像(保
護層)を形成した。次いで、ENIパワーシステム
社製コロナ表面処理機PS−8(出力500W、ロー
ル電極使用)を用いて4m/分の速度で上記面を
コロナ処理し、これを4回行つた。
像により、ポリシロキサン上にレジスト画像(保
護層)を形成した。次いで、ENIパワーシステム
社製コロナ表面処理機PS−8(出力500W、ロー
ル電極使用)を用いて4m/分の速度で上記面を
コロナ処理し、これを4回行つた。
武田薬品工業製接着剤タケラツクA−310を12
部(部は重量部を示す、以下同様)、タケネート
A−3を1部、酢酸エチル120部を混合し、さら
に酢酸エチルで8倍に希釈した塗布液を上記処理
面にホエラー塗布し、これを100℃1時間硬化後
粘着テープを硬化樹脂面に貼り剥離すると、保護
膜と保護層上の硬化樹脂は一緒に粘着テープ接着
して剥離され、一方コロナ処理した箇所の硬化樹
脂はジメチルポリシロキサン上に強固に接着して
そのまま残り平版印刷版が得られた。
部(部は重量部を示す、以下同様)、タケネート
A−3を1部、酢酸エチル120部を混合し、さら
に酢酸エチルで8倍に希釈した塗布液を上記処理
面にホエラー塗布し、これを100℃1時間硬化後
粘着テープを硬化樹脂面に貼り剥離すると、保護
膜と保護層上の硬化樹脂は一緒に粘着テープ接着
して剥離され、一方コロナ処理した箇所の硬化樹
脂はジメチルポリシロキサン上に強固に接着して
そのまま残り平版印刷版が得られた。
この印刷版を使用してKOR印刷機(ハイデル
ベルク社製)により湿し水を供給せずに印刷した
ところ、このものは2万枚以上の良好な耐刷性を
示した。
ベルク社製)により湿し水を供給せずに印刷した
ところ、このものは2万枚以上の良好な耐刷性を
示した。
実施例 2
実施例1において、コロナ処理の代りに、水面
上にジメチルポリシロキサン硬化膜を有するアル
ミニウム板を浮べ、ジメチルポリシロキサン硬化
膜面にガスバーナーの炎を当てて火炎処理した以
外は同様にして平版印刷版を製造したところ、こ
のものは2万枚以上の耐刷性を示した。
上にジメチルポリシロキサン硬化膜を有するアル
ミニウム板を浮べ、ジメチルポリシロキサン硬化
膜面にガスバーナーの炎を当てて火炎処理した以
外は同様にして平版印刷版を製造したところ、こ
のものは2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 3
脱脂清浄されたアルミニウム板上にγ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシランとオルトチタ
ン酸n−ブチルの等量混合物の1%IPA溶液を回
転塗布、乾燥後、この上にジメチルポリシロキサ
ン(信越化学工業製KS774)を乾燥後の膜厚が
15μになるように塗布乾燥し、加熱硬化した。次
いで延伸ポリプロピレンフイルム(OPP)上に
感光性樹脂(東京応化社製TPR101−P)塗膜
(膜厚5μ)を形成し、この感光性樹脂塗膜を先の
オルガノポリシロキサン硬化膜に圧着、加熱して
ホトレジスト膜を転写した。つぎに所定のポジ原
版を密着した後、露光、現像により、ジメチルポ
リシロキサン硬化膜上にレジスト画像を形成し
た。
ドキシプロピルトリメトキシシランとオルトチタ
ン酸n−ブチルの等量混合物の1%IPA溶液を回
転塗布、乾燥後、この上にジメチルポリシロキサ
ン(信越化学工業製KS774)を乾燥後の膜厚が
15μになるように塗布乾燥し、加熱硬化した。次
いで延伸ポリプロピレンフイルム(OPP)上に
感光性樹脂(東京応化社製TPR101−P)塗膜
(膜厚5μ)を形成し、この感光性樹脂塗膜を先の
オルガノポリシロキサン硬化膜に圧着、加熱して
ホトレジスト膜を転写した。つぎに所定のポジ原
版を密着した後、露光、現像により、ジメチルポ
リシロキサン硬化膜上にレジスト画像を形成し
た。
次いで、実施例1と同様にコロナ処理を行つ
た。タケラツクA−310を12部、タケネートA−
3を1部、酢酸エチル120部を混合し、さらに酢
酸エチルで16倍に希釈した塗布液を、表面未処理
のOPPフイルム上に回転塗布し(膜厚15μ)、直
ちに前記ジメチルポリシロキサン被膜面にドライ
ラミネートした。これを100℃で1時間硬化後
OPPフイルムを剥すと、コロナ処理を受けたオ
ルガノポリシロキサン表面にのみ熱硬化性樹脂が
接着しOPPフイルムより転移して画線部を構成
する。保護層上の熱硬化性樹脂はフイルムと共に
剥離し保護層も同時に除去された。一部保護層が
残つたが粘着テープを用いて除去した。
た。タケラツクA−310を12部、タケネートA−
3を1部、酢酸エチル120部を混合し、さらに酢
酸エチルで16倍に希釈した塗布液を、表面未処理
のOPPフイルム上に回転塗布し(膜厚15μ)、直
ちに前記ジメチルポリシロキサン被膜面にドライ
ラミネートした。これを100℃で1時間硬化後
OPPフイルムを剥すと、コロナ処理を受けたオ
ルガノポリシロキサン表面にのみ熱硬化性樹脂が
接着しOPPフイルムより転移して画線部を構成
する。保護層上の熱硬化性樹脂はフイルムと共に
剥離し保護層も同時に除去された。一部保護層が
残つたが粘着テープを用いて除去した。
この印刷版は、実施例1と同様の印刷試験を行
つたところ、2万枚以上の耐刷性を示した。
つたところ、2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 4
実施例3において、コロナ処理の代りに、実施
例2と同様の火炎処理を行つたほかは、実施例3
と同様にして平版印刷版を製造したところ、この
ものは2万枚以上の耐刷性を示した。
例2と同様の火炎処理を行つたほかは、実施例3
と同様にして平版印刷版を製造したところ、この
ものは2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 5
裏面を厚さ300μのアルミニウム板で補強した
ポリエステルフイルム(厚さ100μ)の表面を脱
脂洗浄し、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランとオルトチタン酸n−ブチルの等量混合
物をIPAで希釈し1%に調整したプライマー溶液
を塗布乾燥した。この上にオルガノポリシロキサ
ン(信越化学工業製KS773)を乾燥後の膜厚が
10μになるように塗布・乾燥し、加熱硬化させ
た。
ポリエステルフイルム(厚さ100μ)の表面を脱
脂洗浄し、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシランとオルトチタン酸n−ブチルの等量混合
物をIPAで希釈し1%に調整したプライマー溶液
を塗布乾燥した。この上にオルガノポリシロキサ
ン(信越化学工業製KS773)を乾燥後の膜厚が
10μになるように塗布・乾燥し、加熱硬化させ
た。
この硬化膜上に感光性樹脂液(東京応化社製
OMR83)にオルガノポリシロキサンKS774を5
重量%添加して乾燥後、ポジ原稿を密着し露光し
てキシレンで現像した。
OMR83)にオルガノポリシロキサンKS774を5
重量%添加して乾燥後、ポジ原稿を密着し露光し
てキシレンで現像した。
つぎに、実施例1と同様のコロナ処理を行つた
後、アクリルポリオール樹脂(大成化工社製アク
リツト6416MA)15部、タケネートA−3を10
部、酢酸エチル125部を混合し、さらに酢酸エチ
ルで4倍に希釈した塗布液を該オルガノポリシロ
キサン被膜面に回転塗布し、100℃で1時間硬化
させた。この後、実施例1と同様にして粘着テー
プで非画線部上の樹脂を除去し、平版印刷版を製
造した。
後、アクリルポリオール樹脂(大成化工社製アク
リツト6416MA)15部、タケネートA−3を10
部、酢酸エチル125部を混合し、さらに酢酸エチ
ルで4倍に希釈した塗布液を該オルガノポリシロ
キサン被膜面に回転塗布し、100℃で1時間硬化
させた。この後、実施例1と同様にして粘着テー
プで非画線部上の樹脂を除去し、平版印刷版を製
造した。
この印刷版は、実施例1と同様の印刷試験を行
つたところ、1万枚以上の良好な耐刷性を示し
た。
つたところ、1万枚以上の良好な耐刷性を示し
た。
実施例 6
実施例5において、コロナ処理の代りに、実施
例2と同様の火炎処理を行つたほかは実施例5と
同様にして平版印刷版を製造したところ、このも
のは1万枚以上の耐刷性を示した。
例2と同様の火炎処理を行つたほかは実施例5と
同様にして平版印刷版を製造したところ、このも
のは1万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 7
厚さ100μのポリエステルフイルム上に東洋イ
ンキ製アドコート76P1と同社製の硬化剤ADFJの
10:1混合物を塗布し、14μのアルミ箔をラミネ
ートし、60℃で1週間乾燥硬化し、アルミとポリ
エステルの積層フイルムを得た。該積層フイルム
のアルミ面を研摩清浄した後、実施例3と同様に
オルガノポリシロキサン(KS774)の硬化膜層を
アルミ箔上に形成した。
ンキ製アドコート76P1と同社製の硬化剤ADFJの
10:1混合物を塗布し、14μのアルミ箔をラミネ
ートし、60℃で1週間乾燥硬化し、アルミとポリ
エステルの積層フイルムを得た。該積層フイルム
のアルミ面を研摩清浄した後、実施例3と同様に
オルガノポリシロキサン(KS774)の硬化膜層を
アルミ箔上に形成した。
つぎに、ジメチルジクロロシラン260部および
フエニルトリクロロシラン50部をトルエン1000部
に溶解したのち、この溶液を水1100部中へ温度を
25℃以下に保持しながら滴下して共加水分解縮合
し、ついで水洗、中和、脱水処理を行つて、シロ
キサン濃度15重量%のトルエン溶液を得た。この
トルエン溶液1000部に3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン50部を加えジブチルすずジオクトエ
ート0.2部を添加して脱エタノール反応を行い、
下記式に相当する3−アミノプロピル基含有オル
ガノポリシロキサンのトルエン溶液を得た。
フエニルトリクロロシラン50部をトルエン1000部
に溶解したのち、この溶液を水1100部中へ温度を
25℃以下に保持しながら滴下して共加水分解縮合
し、ついで水洗、中和、脱水処理を行つて、シロ
キサン濃度15重量%のトルエン溶液を得た。この
トルエン溶液1000部に3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン50部を加えジブチルすずジオクトエ
ート0.2部を添加して脱エタノール反応を行い、
下記式に相当する3−アミノプロピル基含有オル
ガノポリシロキサンのトルエン溶液を得た。
(Me2SiO)200(PhSiO1.5)24(H2NC3H6SiO1.5)2.2
Me:メチル基、Ph:フエニル基
つぎに、この3−アミノプロピル基含有オルガ
ノポリシロキサンのトルエン溶液にα−フエニル
マレイン酸無水物を3−アミノプロピル基1モル
に対して、1モルの割合で加え(α−フエニルマ
レイン酸無水物3.94部をジメチルホルムアミド10
mlに溶解したものを20℃の温度で滴下した)、25
℃で1時間反応させ、さらに110℃で4時間反応
させた(反応により生じる水を反応系外に除去し
ながら反応を進行させた)ところ、下記式に相当
するマレイミド基含有オルガノポリシロキサンが
得られた(赤外線吸収スペクトル分析により確
認)。
ノポリシロキサンのトルエン溶液にα−フエニル
マレイン酸無水物を3−アミノプロピル基1モル
に対して、1モルの割合で加え(α−フエニルマ
レイン酸無水物3.94部をジメチルホルムアミド10
mlに溶解したものを20℃の温度で滴下した)、25
℃で1時間反応させ、さらに110℃で4時間反応
させた(反応により生じる水を反応系外に除去し
ながら反応を進行させた)ところ、下記式に相当
するマレイミド基含有オルガノポリシロキサンが
得られた(赤外線吸収スペクトル分析により確
認)。
(Me2SiO)200(PhSiO1.5)24(QC3H6SiO1.5)2.2
このものは常温において固体(軟化点110〜120
℃)のものであつた。
℃)のものであつた。
上記で得られた光重合性オルガノポリシロキサン
……50部 トルエン ……950部 上記組成物を前述したオルガノポリシロキサン
硬化膜上に乾燥後の膜厚が3μになるようにロー
ルコートし、乾燥後12μのOPPフイルムをドライ
ラミネートし、ポジ原版を密着露光後、OPPフ
イルムを剥離、トリクロルエチレンにて現像し、
画像を形成した。
……50部 トルエン ……950部 上記組成物を前述したオルガノポリシロキサン
硬化膜上に乾燥後の膜厚が3μになるようにロー
ルコートし、乾燥後12μのOPPフイルムをドライ
ラミネートし、ポジ原版を密着露光後、OPPフ
イルムを剥離、トリクロルエチレンにて現像し、
画像を形成した。
実施例1と同様のコロナ処理を行つた後、武田
薬品工業製ポリエステルポリオール樹脂XU−
534を10部、タケネートA−3を5部、MEK135
部を混合し、さらにMEXで8倍に希釈した液を
回転塗布し加熱硬化後、実施例1と同様に粘着テ
ープを使用して平版印刷版を製造した。
薬品工業製ポリエステルポリオール樹脂XU−
534を10部、タケネートA−3を5部、MEK135
部を混合し、さらにMEXで8倍に希釈した液を
回転塗布し加熱硬化後、実施例1と同様に粘着テ
ープを使用して平版印刷版を製造した。
この印刷版を使用して東京航空計器製1800CD
型軽印刷用オフセツト印刷機を使用して湿し水を
供給せずに印刷を行つたところ、2万枚以上の耐
刷性を示した。
型軽印刷用オフセツト印刷機を使用して湿し水を
供給せずに印刷を行つたところ、2万枚以上の耐
刷性を示した。
実施例 8
実施例7において、コロナ処理の代りに、実施
例2と同様の火炎処理を行つたほかは実施例7と
同様にして平版印刷版を製造したところ、このも
のは2万枚以上の耐刷性を示した。
例2と同様の火炎処理を行つたほかは実施例7と
同様にして平版印刷版を製造したところ、このも
のは2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 9
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポ
リシロキサン(シロキサン重合度500)の15%ト
ルエン溶液247部およびフエニルトリクロロシラ
ンの加水分解生成物の15%トルエン溶液60部を混
合し、これに3−メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシラン0.25部、ジブチルヒドロキシトル
エン0.01部およびジブチルすずジラウレート0.1
部を添加し、トルエンの還流温度下に縮合反応を
行わせ、生成する水を除去しながら8時間反応さ
せたところ、粘度28.5センチストークス(シリコ
ーン濃度15%)の共重合体が得られた。
リシロキサン(シロキサン重合度500)の15%ト
ルエン溶液247部およびフエニルトリクロロシラ
ンの加水分解生成物の15%トルエン溶液60部を混
合し、これに3−メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシラン0.25部、ジブチルヒドロキシトル
エン0.01部およびジブチルすずジラウレート0.1
部を添加し、トルエンの還流温度下に縮合反応を
行わせ、生成する水を除去しながら8時間反応さ
せたところ、粘度28.5センチストークス(シリコ
ーン濃度15%)の共重合体が得られた。
上記で得られた光重合性オルガノポリシロキサン
……50部 4−トリメチルシリルベンゾフエノン ……2.5部 トルエン ……950部 実施例7で用いたと同様のアルミ箔とポリエス
テルフイルムの積層フイルムにプライマーC−20
(信越化学工業製)の1%IPA溶液を塗布し乾燥
後、この上にオルガノポリシロキサン(信越化学
工業製KE77)硬化膜層を形成し、ついでこの上
に上記組成物を乾燥後の膜厚が3μになるように
回転塗布し乾燥後12μのOPPフイルムをラミネー
トし、実施例7と同様にして画像を形成した。
……50部 4−トリメチルシリルベンゾフエノン ……2.5部 トルエン ……950部 実施例7で用いたと同様のアルミ箔とポリエス
テルフイルムの積層フイルムにプライマーC−20
(信越化学工業製)の1%IPA溶液を塗布し乾燥
後、この上にオルガノポリシロキサン(信越化学
工業製KE77)硬化膜層を形成し、ついでこの上
に上記組成物を乾燥後の膜厚が3μになるように
回転塗布し乾燥後12μのOPPフイルムをラミネー
トし、実施例7と同様にして画像を形成した。
つぎに、実施例1と同様にしてコロナ処理を行
つた後、シエル石油化学製エポキシNo.1009を10
部、タケネートA−3を5部、酢酸エチル135部
を混合し、さらに酢酸エチルで4倍に希釈した塗
布液を回転塗布し、100℃1時間硬化させた。こ
の後、実施例1と同様に粘着テープを使用して非
画線部上の樹脂を除去し平版印刷版を製造した。
つた後、シエル石油化学製エポキシNo.1009を10
部、タケネートA−3を5部、酢酸エチル135部
を混合し、さらに酢酸エチルで4倍に希釈した塗
布液を回転塗布し、100℃1時間硬化させた。こ
の後、実施例1と同様に粘着テープを使用して非
画線部上の樹脂を除去し平版印刷版を製造した。
この印刷版は、実施例1と同様の印刷試験を行
つたところ、2万枚以上の耐刷性を示した。
つたところ、2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 10
研磨したアルミニウム板上にプライマー
KBP41の1%IPA溶液を塗布乾燥後、この上に
ジメチルポリシロキサンKS705Fの硬化被膜(膜
厚10μ)を形成した。該硬化被膜上にエチルセル
ロースとパインオイルを主成分とするスクリーン
オイル20部とガラスフリツト80部からなるスクリ
ーンインキを用いて、あらかじめ作成したスクリ
ーン印刷版を使用して印刷し、乾燥後実施例1と
同様のコロナ処理を行つた。
KBP41の1%IPA溶液を塗布乾燥後、この上に
ジメチルポリシロキサンKS705Fの硬化被膜(膜
厚10μ)を形成した。該硬化被膜上にエチルセル
ロースとパインオイルを主成分とするスクリーン
オイル20部とガラスフリツト80部からなるスクリ
ーンインキを用いて、あらかじめ作成したスクリ
ーン印刷版を使用して印刷し、乾燥後実施例1と
同様のコロナ処理を行つた。
以下実施例1と同様にして処理を行い粘着テー
プで平版印刷版を作製した。この印刷版を使用し
てKOR印刷機により湿し水を供給せずに印刷し
たところ、2万枚以上の耐刷性が認められた。
プで平版印刷版を作製した。この印刷版を使用し
てKOR印刷機により湿し水を供給せずに印刷し
たところ、2万枚以上の耐刷性が認められた。
実施例 11
実施例10において、コロナ処理の代りに、実施
例2と同様にして火炎処理を行つたほかは実施例
10と同様にして平版印刷版を製造したところ、こ
のものは2万枚以上の耐刷性を示した。
例2と同様にして火炎処理を行つたほかは実施例
10と同様にして平版印刷版を製造したところ、こ
のものは2万枚以上の耐刷性を示した。
実施例 12
脱脂清浄されたアルミニウム板上にγ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシランとオルトチタ
ン酸n−ブチルの等量混合物1%IPA溶液を回転
塗布し乾燥後、この上にオルガノポリシロキサン
(KS774)100部、硬化剤PL−3を10部、トルエ
ン290部を加えた溶液をホエラ塗布し、100℃で20
分乾燥硬化させた。膜厚は10μであつた。
ドキシプロピルトリメトキシシランとオルトチタ
ン酸n−ブチルの等量混合物1%IPA溶液を回転
塗布し乾燥後、この上にオルガノポリシロキサン
(KS774)100部、硬化剤PL−3を10部、トルエ
ン290部を加えた溶液をホエラ塗布し、100℃で20
分乾燥硬化させた。膜厚は10μであつた。
富士薬品工業製FPER100を50部、実施例9で
製造した感光性オルガノポリシロキサン5%
MEK溶液7部、MEK136部を混合し、オルガノ
ポリシロキサン硬化膜層上にホエラー塗布し、乾
燥後ポジ原版を密着露光後トリクレンで現像し
た。このものについて実施例1と同様にしてコロ
ナ処理を行つた。
製造した感光性オルガノポリシロキサン5%
MEK溶液7部、MEK136部を混合し、オルガノ
ポリシロキサン硬化膜層上にホエラー塗布し、乾
燥後ポジ原版を密着露光後トリクレンで現像し
た。このものについて実施例1と同様にしてコロ
ナ処理を行つた。
一方、表面未処理の15μOPPフイルムの上にタ
ケラツクA−310を12部、タケネートA−3を1
部、酢酸エチル120部を混合した溶液を酢酸エチ
ルでさらに8倍に希釈した溶液を回転塗布し、こ
れをただちに前記オルガノポリシロキサン面にラ
ミネートした。100℃で1時間硬化後OPPフイル
ムを剥離すると、保護層と保護層上の樹脂は
OPPフイルムと一緒に剥離し、平版印刷版が得
られた。
ケラツクA−310を12部、タケネートA−3を1
部、酢酸エチル120部を混合した溶液を酢酸エチ
ルでさらに8倍に希釈した溶液を回転塗布し、こ
れをただちに前記オルガノポリシロキサン面にラ
ミネートした。100℃で1時間硬化後OPPフイル
ムを剥離すると、保護層と保護層上の樹脂は
OPPフイルムと一緒に剥離し、平版印刷版が得
られた。
この平版印刷版を使用して活版輪転機で直刷り
印刷を行つたところ、1万枚以上の耐刷性を示し
た。
印刷を行つたところ、1万枚以上の耐刷性を示し
た。
実施例 13
実施例12において、コロナ処理の代りに、実施
例2と同様に火炎処理を行つたほかは同様にして
平版印刷版を製造したところ、2万枚以上の耐刷
力を示した。
例2と同様に火炎処理を行つたほかは同様にして
平版印刷版を製造したところ、2万枚以上の耐刷
力を示した。
実施例 14
厚さ100μのポリエステルフイルム上にアドコ
ート76PIと硬化剤ADFJの10:1混合物を塗布
し、14μのアルミ箔をラミネートし、60℃で1週
間乾燥硬化してアルミ箔とポリエステルとの積層
フイルムを得た。この積層フイルムのアルミ面を
研磨清浄した後、実施例3と同様にオルガノポリ
シロキサン(KS774)の硬化被膜をアルミ箔上に
形成した。
ート76PIと硬化剤ADFJの10:1混合物を塗布
し、14μのアルミ箔をラミネートし、60℃で1週
間乾燥硬化してアルミ箔とポリエステルとの積層
フイルムを得た。この積層フイルムのアルミ面を
研磨清浄した後、実施例3と同様にオルガノポリ
シロキサン(KS774)の硬化被膜をアルミ箔上に
形成した。
つぎに、感光性樹脂液(AZ111S)100部に対
し界面活性剤(FC431)1部を加え、MEKとシ
リコーンオイル(KF96L)の4:1混合溶媒で
希釈し乾燥後の膜厚が3μになるようにロールコ
ートした。所定のネガ原版を密着、露光して画像
を現像液を用い現像した後、実施例1と同様にし
て出力700Wでコロナ処理を行つた。
し界面活性剤(FC431)1部を加え、MEKとシ
リコーンオイル(KF96L)の4:1混合溶媒で
希釈し乾燥後の膜厚が3μになるようにロールコ
ートした。所定のネガ原版を密着、露光して画像
を現像液を用い現像した後、実施例1と同様にし
て出力700Wでコロナ処理を行つた。
つぎに、アメリカンサイアナミド社製サイメル
370を10部、パラトルエンスルホン酸1.2部、トル
エン100部を混合し、この混合液をさらに16倍に
希釈して該オルガノポリシロキサン硬化膜上にロ
ールコートした。硬化後実施例1と同様に粘着テ
ープを用いて非画線部上の樹脂を除去した。
370を10部、パラトルエンスルホン酸1.2部、トル
エン100部を混合し、この混合液をさらに16倍に
希釈して該オルガノポリシロキサン硬化膜上にロ
ールコートした。硬化後実施例1と同様に粘着テ
ープを用いて非画線部上の樹脂を除去した。
こうして得た平版印刷版について実施例1と同
様の印刷試験を行つたところ、これは1万枚以上
の耐刷性を示した。
様の印刷試験を行つたところ、これは1万枚以上
の耐刷性を示した。
第1図〜第5図は、本発明の平版印刷版の製造
工程を示す逐次段階の一部拡大断面図である。 1……基板、2……オルガノポリシロキサン硬
化膜層、3……保護層、4……親インキ性樹脂
層、2′……コロナもしくは火炎処理面。
工程を示す逐次段階の一部拡大断面図である。 1……基板、2……オルガノポリシロキサン硬
化膜層、3……保護層、4……親インキ性樹脂
層、2′……コロナもしくは火炎処理面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板の一方の面にオルガノポリシロキサン硬
化膜層を設け、この硬化膜層上にパターン状に保
護層を形成した後、該硬化膜層の非保護層部分を
コロナ処理もしくは火炎処理し、ついで全面に親
インキ性樹脂層を形成した後、前記保護層をその
保護層上の樹脂層と共に除去することにより、基
板上にオルガノポリシロキサン硬化膜層からなる
非画線部と親インキ性樹脂層からなる画線部とを
形成することを特徴とする平版印刷版の製造方
法。 2 親インキ性樹脂が親インキ性の熱硬化性樹脂
である特許請求の範囲第1項記載の平版印刷版の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16155380A JPS5784852A (en) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | Preparation of planographic printing plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16155380A JPS5784852A (en) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | Preparation of planographic printing plate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5784852A JPS5784852A (en) | 1982-05-27 |
| JPS6322302B2 true JPS6322302B2 (ja) | 1988-05-11 |
Family
ID=15737294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16155380A Granted JPS5784852A (en) | 1980-11-17 | 1980-11-17 | Preparation of planographic printing plate |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5784852A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62142051U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 |
-
1980
- 1980-11-17 JP JP16155380A patent/JPS5784852A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5784852A (en) | 1982-05-27 |
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