JPS63233785A - 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法 - Google Patents

新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法

Info

Publication number
JPS63233785A
JPS63233785A JP62069598A JP6959887A JPS63233785A JP S63233785 A JPS63233785 A JP S63233785A JP 62069598 A JP62069598 A JP 62069598A JP 6959887 A JP6959887 A JP 6959887A JP S63233785 A JPS63233785 A JP S63233785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
enzyme
hydroxysteroid dehydrogenase
3alpha
molecular weight
ability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62069598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0323154B2 (ja
Inventor
Shoichi Kise
木瀬 昇一
Hidekatsu Maeda
前田 英勝
Mikio Hayashida
林田 幹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP62069598A priority Critical patent/JPS63233785A/ja
Publication of JPS63233785A publication Critical patent/JPS63233785A/ja
Publication of JPH0323154B2 publication Critical patent/JPH0323154B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 近年、酵素を産業上に利用する種々の試みが展開されて
いる。1つは酵素の基質特異性を利用して雑多な化合物
が混入している組成の中から特定の化合物の濃度を選択
的に測定する臨床診断用酵素として、また1つは従来の
エネルギー多消費型の化学反応工程に酵素を用いて省エ
ネルギープロセスを確立するためのバイオリアクターへ
の利用である。本゛発明中の酵素は、ステロイド化合物
の中ではアンドロステロン、デオキシコール酸、ケノデ
オキシコール酸およびコール酸などの3α−ヒドロキシ
ステロイド化合物に特異的に作用することから、血液中
の胆汁酸を測定する臨床診断用酵素としての利用が期待
される。また当該酵素は3α−ヒドロキシステロイド化
合物以外に、種々のカルボニル基を持つ化合物、例えば
シクロヘキサノンやメチルイソブチルケトンに作用し、
対応するアルコールに還元したり、さらにターメントン
を不斉還元して香料として有用なにメントールに変換で
きるので、バイオリアクターによる有用物質生産に利用
できる。
[従来の技術] 本発明中の酵素に類似の機能を持つ酵素としてシュード
モナス・テストステロニー ATCC11996の生産
する3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素(以下3α
−H8DHと略す)が知られている(例えばr P、1
.Marcus、 p、Ta1ayら、J、Biol、
Chem、、  190巻、 661−674頁。
1955年」)。、3α−H5DHはアンドロステロン
、コール酸ナトリウム、コール酸やデ14°キシコール
酸などの、いわゆる3α−ヒドロキシステロイド化合物
に対して大きな活性を持っている。
[発明が解決しようとする問題点コ 酵素を産業上に使用する場合、安定性の高いことが要求
される。従来の3α−HS D Hは60℃、10分間
の加熱によって全(活性を失う。この様に熱安定性が低
いという問題点が解決されれば、すなわちもっと安定性
の高い酵素が開発されれば、その実用的価値がさらに高
まることが期待される。
本発明は、このような安定性の高い新規な3α−ヒドロ
キシステロイド脱水素酵素とその製造法を提供するもの
である。
[問題を解決するための手段] 従来の3α−H8DHよりも安定性が高い酵素を取得す
る目的で、土壌等から微生物のスクリーニングを行った
。その結果、セルロモナス属にaすると認められる一閃
株がその目的にかなった性質を有していることを見いだ
したものである。すなわちセルロモナス属に属し、新規
な3α−H3DH生産能を有する微生−?培養し、培養
物から新規な3α−H3DHを採取することを特徴とす
る新規な3α−HS D Hの製造法に関するものであ
る。
本発明に係わる新規な3α−I(tDHの製造は当該酵
素生産菌を培地に培養することによって行われる。当該
酵素生産菌としては、−例として本発明者らが土壌中よ
り分離したセルロモナス・ツルバタに属する株が挙げら
れる。なお本閑の菌学的性質は第1表および第2表に示
すとおりである。
第1表セルロモナス・ツルバタ・KE31の一学的性質
形態的性質 肉汁寒天培地上(so”c) Shr          長#(1〜2μ1)48h
r         短4(0,5〜Lμm)運動性 
       十 胞子形成       − ダラム染色      十 培養的性質 直径1mmの円形で黄色コロニーを形成するゼラチン液
化    +〈弱い) 生理的性質 カタラーゼ     + オ牛シターゼ    +(弱い) カゼイン分解    十 セルロース分解性  十 キサンチンの分解  − 食塩耐性 7%以下 生育 10%以上 生育しない クエン酸の利用   − 色素の菌体外生成  − 細胞壁分析     リジンを含む 生育の温度範囲   20〜45℃(33°Cが良好)
生育のpH範囲   6.5〜8.5(7,2が良好)
酸素に対する態度  通性嫌気性 第2表   炭素源の資化征°−′″ グリセリン   +   酢酸      十アラビノ
ース  +   グルフン酸   十リボース    
+   乳酸      十グルコース   +   
プロピオン酸  十ガラクトース  +   クエン酸
    −フルクトース  +   セロビオース  
十以上の菌学的性質から分類学上、本菌株は 「E、5
tackebrandtら、  Zbl、 Bakt、
 HYg、、  1. Abt、Or4gC3,401
−409頁、1982年」に記載されている七本菌を用
いて新規な3α−H3DHを製造する方法について述べ
る。
培地は資化性炭素および窒素その他無機物、ビタミン、
アミ、°jm、酵母エキス等を含む微生物の培養に通常
用いられる培地が広く使用される。
炭素源として例えばグルコース、ガラクト−ス、アラビ
ノース、スクロース、フルクトース、ソルボース、ンル
ビトール、グリセリン、エタノール等が挙げられる。窒
素源として例えばペプトン、肉エキス、酵母エキス、コ
ーンステイープリカー。
麦芽エキス、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、
塩化アンモニウム等が挙げられる。無機塩として例えば
リン酸塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等が挙げられ
る。
これらの成分を含む培地を用いて20〜45℃好ましく
は30〜35℃で、培地のp■は6.5〜8.5好まし
くはpl+7〜7.5で10〜100hr、微好気的条
件下で培養する。菌を培養して得られた培養物から当該
酵素を抽出するには、公知の種々の処理方法を用いるこ
とができる。例えば遠心分離あるいは、ろ過等の通常の
方法で菌体を分離したのち、生菌体あるいはアセトン乾
燥処理菌体、凍結乾燥処理菌体を自己消化、フレンチプ
レス、ダイノミル、超音波処理等によって細胞を破砕し
たのち菌体抽パ出液を得る。菌体抽出液から当該酵素を
分離・精製するには、硫安塩析(20〜8oz飽和画分
)しで得た沈澱物を1/30M トリス緩衝液(p H
7、0)に溶解し、脱塩後この抽出液をあらかじめ同じ
緩衝液で平衡化したDEAE−セファロース等の陰イオ
ン交換体充填カラムに通し、当該酵素を吸着させる。次
に同じ緩衝液中で塩化カリウム濃度を段階的に上昇させ
る溶出法によってクロマトグラフィーを行うと、塩化カ
リウム濃度0.1Mで本酵素は溶出される。当該酵素を
含む活性画分は、公知の種々の精製法、例えばゲルろ過
、アフィニティークロマトグラフィー、電気泳動法等に
よりさらに精製される。
[当該酵素の理化学的性質コ 本発明により製造される新規な3α−H3D)(の理化
学的性質を以下に示す。
39作用 当該酵素はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(N
AD)の存在下(アルカリ条件が好ましい)で1モルの
5α−アントロスタン−3α−オールールなどの基質を
、1モルの5α−アントロスタン−3,17−ジオンお
よびにメントンにそれぞれ変換する。
一方、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(
NADH)存在下(酸性条件が好ましい)では、1モル
の5α−アントロスタン−17β−オール−3−オン(
4,5−ジヒドロテストステロン)あるいは1−メント
ンなどの基質を、1モルの5α−アントロスタン−3,
17−ジオールおよび夕、メントールに変換する。その
他カルボニル基を持った種々の化合物を対応するアルコ
ールに変換し、さらにその逆反応も行う。
b、基質特異性 第3表に示したように、3位にケトンを持つステロイド
化合物や文、メントン、4−クロロアセト酢酸エチルな
どをNADHの存在下で還元する。しかし不飽和ケトン
を有する4−アンドロステン−3,17−ジオンやプレ
ドニソロンに対しては活性がない。
第3表  種々の基質に対するAり元能5α−アン)−
oXタン−17β−オール−3−オン   0.24 
   1005α−アンドnスタン−3,17−シ゛オ
ン       0.24     435β−7ンド
0スタン−3,17−シ゛オン       0.17
      7ブaケ゛ステ0ン          
          0.16      0.054
−1ンド0ステン−3,17−v”オン       
  0.24      0フ゛レドニソロン    
                 0.14    
  0トク0oアセト酢酸エチk          
    6.1°     251−へ゛ンテンー3−
オン                53°°4.8
3−へ°ンテンー2−オン             
    5        1.44−へAセン−3−
オン                 45    
     6.22−オキフベンタン酸ナトリウム  
          14.5°      1.6オ
、メントン                    
   2.4       0.3基質はエタノールに
溶解して(エタノールの最終濃度は10%)、1/15
M酢酸緩衝液(pH4,6)中、30℃で反応した。
° 緩衝液中に完全溶解して反応した。
°°号スペンジ゛lンの状態で反応した。
また第41表1坪示すように3α位にヒドロキシル基を
有するステロイド化合物や種々のヒドロキシ化合物など
をNADの存在下で酸化した。5α−アントロスタン−
3α−オール−17−オンに対する活性が最も高いが、
類似の5α−アンドロスクン−3β−オール−17−オ
ンのような3β−オール構造のステロイドには全く作用
しなかった。
第4表  種々の基質に対する酸化能 5α−アンド0スタン−3α−オール−17−オン  
 0.24    1005α−Tンドロスタン−3α
 、1フβ−シ゛オール  0.24     815
α−77)”oスタン−3β−オール−17−オン0.
24      0テ゛オ什コール酸        
            0.17      3.1
ケノテ゛オキノコール酸              
    0.17      2.1コール酸    
                  0.17   
  0.5にメントール              
        2.5       0.14イ1ブ
0八°ノー&                  8
00         0.254−メチル−2−へ°
ンタノーk            150”    
    4.9シクロへ1号ノール         
         自り;贈”        4 、
6(+、−)6−メチル−5−へブテンー2−オール 
   38°        10.4ネロール   
                    3.3  
    2.6ケ゛ラニオール           
           3.3       0.18
基質はエタノールに溶解して(エタノールの最終濃度は
101)、1/15MビU燐酸緩衝液(pH8,8)中
、30℃で反応した。
° サスベンジ゛1ンの状態で反応した。
°°緩衝液中に完全溶解して反応した。
c、Km値(ミハエリ必定数) 当該酵素のに+n値は5α−アントロスタン−17β−
オール−3オンが0.29mMでありにメントンは14
.3*Mであった。いずれも0.15mMN A D 
H存在下、1715M酢酸緩衝液(pH4,5)中、3
0℃で測定した。
d、金属イオン等の影響 金属イオンおよびその他の添加物(すべて終濃度3++
M)が酵素活性に及ぼす影響を調べた。第5表に示すよ
うにPa5Cuイオンが阻害した。
(>・人1:/i、ff!1’) 第5表 金′属イオンその他添加物の影響MgCl2会
6H20100° CL15O4・51120   7
6CoSOa・1j120       96    
 り′リクン          105CaC12−
2tlzO95り゛リシルク゛リシン     105
ZnSOa・7H2095!/’チオスレイトール  
    99NaC1100β −メに′hブトエタノ
ール  96(Nun)gsOa     96   
EDTA      100FeSO44H2067無
撚     100°無添加を100としたときの相対
値 e6反応至適pH kメントンを基質として、NADHの存在下で反応至適
pnを調べた。至適pH−4,5〜5.5(1/15M
酢酸緩衝液中)であった。またNADの存在下で、5α
−アントロスタン−3α−オール−17−オンを基質と
した場合の反応至適pHは7.5〜8.5(1/15M
リン酸緩衝液およびトリス−■C1緩衝液)であった。
f、安定pH範囲 当該酵素はpH6〜8(1/15Mリン酸緩衝液中)で
30 ’C524hr放置しても安定である。またpH
7,0,30℃で1.100hr放置したとき、50%
の活性が残存している。
g、安定温度範囲 1/15M !7ン酸緩衝液(pH7,0)中で、温度
を変えて安定性を調べた。当該酵素は、60℃以下の温
度で2hr保温したとき失活は全く認められない。
h、精製方法 精製方法を第6表に示す。菌体破砕後、プロタミン処理
、硫安分画、イオン交換クロマトグラフィーおよびアフ
ィニティークロマトグラフィーを行うことによって、電
気泳動的に均一な酵素を得ることができる。なお酵素活
性は0.24mM、 5α−アンFoスタンー1779
−オール−3−オフ、0.15+gMN A DHの存
在下、1/15M酢酸緩衝液(pH4,5)中で測定し
た。酵素の力価は30”C11分間に1MモルのNAD
Hを減少(340nmで追跡)させる量を1単位とした
酵素の精製結果を第10表にまとめた。
(ytT−化合) 箪6表  新規な3α−H8DIの精製方法画分   
    分画方法、条件 1、培養液 ↓     遠心分離、(9,OOOrpm、15分)
2JI体 ↓         菌体破砕、夕゛イノミル(10分
)↓     遠心分離(1g、0OOrp+a、30
分)3、細胞抽出液 ↓     プロタミン処理(0,25$)↓    
 硫安塩析(20〜8o飽和2)4、硫安塩析画分 ↓     透析(pH7,1、l/15M )リス緩
衝液)5、透析液 ↓           DEAE−セフ丁ロース・ク
ロマトグラフィー6、活性画分(0,1MKCl溶出画
分)↓            Blue  A・りo
7)り゛ラフィーフ、精製酵素(0,1M)[CI溶出
画分)1、分子量 ネイティブ・ポリアクリルアミド電気泳動に於ける当該
酵素の分子量は98,000であった。またSDS電気
泳動における分子量は24,000であった。従って当
該酵素は4つのサブユニットから成ると考えられる。
j、紫外線吸収スペクトル 当該酵素の紫外線吸収スペクトルを第1図に示した。
λmax : 275nm、3SOnmif   : 
260rv付近、 270nm付近腕、結晶構造および
元素分析 現在までのところでは晶出するに至らず、したがって元
素分析も行うことができない。
[当該酵素の新規性コ a、基質特異性 シクロヘキサノンを還元する酵素は馬肝臓由来のアルコ
ール脱水素酵素[EC1,1,1,1]が知られている
。しかし当該酵素はエタノールに対する活性一方、当該
酵素は3α−ヒドロキシステロイドに対する活性が強く
、既知の3α−H5DIに類似している。しかし、シュ
ードモナス・テストステロニー由来の3α−H3D)I
 (シグマ社製、A酵素と略す)やシュードモナス・プ
チダ由来の3α−H8DH(B酵素と略す)などの既知
の酵素と比較すると、第7表に示すように基質特異性に
違いが見られる。
第7表 既知酵素との基質特異性の比較1.5α−アン
トロスタン− 3α −オール−17−オン         too
       100   1002、 コール酸ナト
リウム             1.1    43
     −”’3、 テ゛オ今シコール酸     
         3.1    18   3484
、 コール酸                 0.
5    30   3705、4−メチル−2−へ°
ンタl−ル        4.9     0.3 
  −6、5α−γンドロスタンー 17β−オール−3−オン         100 
     100     −7、5α−アンド0スタ
ン− 3,17−シ゛オン            44  
   107     −8、4−り00アセト酢酸エ
チル       25       0.2   −
°  シヱート′モナス・テストステロニー ATCC
11996由来の3α −■SD■゛° シュ・ト′モ
ナス・7°fり゛ KY4667  (特開昭53−9
9392から引用した)由来の3α−11SDI °°°比較データなし No1〜5:pH8,8における基質の酸化活性(No
l”1OO)No6〜11:pH4,5ニおける基質の
還元活性(No6−100)、:Th、v二・ t すb チ5.’q・−アントロスタン−3α−オー
ル−17−オン(アンドロステロン)の酸化活性を10
0としたとき、当該酵素が有するコール酸ナトリウム、
コール酸およびデオキシフール酸の酸化活性はA酵素や
B酵素に比べて低いが、4−メチル−ペンタノールに対
する酸化活性はA酵素より高い。一方、5α〜アントロ
スタン−17β−オール−3−オン(4,5−デヒドロ
テストステロン)の還元活性を100としたとき、当該
酵素の4−クロロアセト酢酸エチル還元活性はA酵素に
比べて100倍以上高い。このように基質特異性が大き
く異なるのは、それぞれの酵素のアクティブサイトに違
いがある、すなわち酵素のアミノ酸配列が異なっている
ことを強く示唆しており、これらの酵素は互いに違った
構造を有していると考えられる。
b、立体選択的還元性 )メントンをA酵素で還元したときの生成物はにメント
ール:d−ネオメントール嵩1:2である。一方、当該
酵素を用いた場合はえメントール=d−ネオメントール
=9?:3であり、当該酵素の立体選択性はA酵素に比
べて高いことがわ泣R=:、!。:茫′::こ“ C9分子量・反応至適pH・熱安定性 分子m等について当該酵素と既知酵素との比較を行った
。第8表に示すように、本酵素はA酵素およびC酵素(
シニードモナス・スフエリカス由来の3α−II S 
D II )とは異なった性質を持っていた。
第8表 既知酵素との比較 分子量    98.000  47,000 16G
、000反応至適pH7,5〜8.5 11〜11.5
 10〜10.5熱安定性””   100    0
    記載なし・°  シヱードモナス・ テストス
テロニー由来°°ハ′チラス・スフエリカス由来(特開
昭54−157894から引用)°°°数値は1715
M リン酸緩衝液(pH7,0)中、60℃で10分間
保温した後の残存活性を示す。
すなわち分子量は王者で大きく異なること、反応至適p
HはA酵素、C酵素ともに当該酵素に比ベアルカリ側に
:l護、1こと、また当該酵素は60°C110分間加
熱後も100%の活性が残存するが、A酵素は、全く活
性を失うので、熱安定性は当該酵素の方が高いこと(第
2図参照)などである。
以上に記述したように、当該酵素は既知の3α−H3D
Hと比べて、5α−アントロスタン−3α−オール−1
7−オンに対して活性が高いという共通点があるが、基
質特異性、立体選択性、分子量、反応至適pH、熱安定
性において何れも違いが見られる。
従って当該酵素を新規の3α−H5DRと命名すること
が適当である。
地100mLを含む)に植菌し、48hr培養した。な
お培養時、誘導基質としてメントン(0,05mL)を
2回に分けて添加した(添加したメントンはエタノール
と体積比で1=1の混合液とした)。この培養液を2L
容ジャーファーメンタ−(同培地をIL含む)に移し、
回転数40Orpm、通気fio、05vvmで48’
h−r培養を行った。
メントンはフラスコ培養と同様の方法で分添した。
次に培養終了液を、3OL容ジャーファーメンタ−(同
培地2OLを含む)に移し、200rpm、 i!I気
ff1o、05yvmで、さらに50hr培養を行った
。培養途中で100mLの25%D−アラビノースを4
回分添した。またメントンは前培養と同様エタノールと
の混合液25mLを4回分添した。この培養菌体を用い
て、第6表に示す方法によって、当該酵素の精製を行っ
た。精製過程を第10表にまとめた。
第9表 培地組成 NHaNO30,1g  Fe5Oa、7H2010n
gNa2HPO4,12H200,9g  Na2Mo
O*    0.6vagKI12PO490mg  
Mn5Oa、6H200,6mgMg5Oa、’1H2
00,1g  Yeast Extract  1.0
gCaCl2.2H2050mg     D−7ラヒ
゛ノース        D、5g蒸留水100m1、
pH7,2 第10表 酵素精製結果 分画液      総活性 比活性 回収率unit(
υl、、    % 細胞抽出液      19300  0.40  1
00プロタミン処理液  16900  0.48  
88硫安分画液      15600  0.6!l
   81DEAE・セフ7o4溶出画分  9750
  15.3   51BIueAケ゛ル溶出画分  
 8470  20.4   44実施例2 当該酵素は、メチルイソブチルカルビノールを基質に用
いた場合、NADHの再生を行うことができる。そこで
、補酵素再生系の存在下でトメントンから)メントール
の生産を行った。
実施例1で調製した精製酵素を0.11単位(1単位は
30℃、pH4,5の1/15M酢酸緩衝液中で、1分
間に1μモルのにメントールを生成する酵素量とするン
′およびNADHo、1μiをO,1IllL(7) 
1/15M燐酸緩衝液(pH7,0)に溶解したものと
、A、メント:!”’O’、’1lllL(578μモ
ル)およびメチルイソブチルカルビノールO,1mL(
775μモル)とを混ぜて、30 ’Cで4hr反応を
行った。
反応後の液に0.6mLのへキサンを添加し、ヘキサン
相をガスクロマトグラフィーで分析した( )IR−1
0Mカラム、100℃、ヘリウム 50mL/+nfn
)。反応液中には添加したNADHのほぼ170倍モル
に相当するにメントール16.7gモルとメチルイソブ
チルケトン2o、8μモルが検出された。
【図面の簡単な説明】
第1図は当該酵素の紫外線吸収スペクトルを示す。第2
図は当該酵素(←・)および既知の3α−H5DH(シ
ヱードモナス・テストステミニ−由L   o−ベフ 
) の安定温度範囲を示す。何れも各温度で、1715
M燐酸緩衝液(pH7,0)中、10分間保温後の残存
活性を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の特性を有し、安定性の高い3α−ヒドロキ
    システロイド脱水素酵素 (a)3位にオキソ基を有するステロイド化合物やカル
    ボニル基含有化合物に対して還元能を有する。 (b)ネイティブ・ポリアクリルアミド電気泳動法で測
    定した分子量が98,000であり、SDS電気泳動法
    で測定した分子量が24,000である。 (c)pH6〜8(1/15Mリン酸緩衝液中)で30
    ℃、24hr放置した場合およびpH7で60℃、2h
    r放置した場合何れも安定である。
  2. (2)セルロモナス属に属し、下記の特性を有する3α
    −ヒドロキシステロイド脱水素酵素生産能を有する微生
    物を培養し、該培養物から3α−ヒドロキシステロイド
    脱水素酵素を採取することを特徴とする3α−ヒドロキ
    システロイド脱水素酵素の製造方法。 (a)3位にオキソ基を有するステロイド化合物やカル
    ボニル基含有化合物に対して還元能を有する。 (b)ネイティブ・ポリアクリルアミド電気泳動法で測
    定した分子量が98,000であり、SDS電気泳動法
    で測定した分子量が24,000である。 (c)pH6〜8(1/15Mリン酸緩衝液中)で30
    ℃、24hr放置した場合およびpH7で60℃、2h
    r放置した場合何れも安定である。
JP62069598A 1987-03-24 1987-03-24 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法 Granted JPS63233785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62069598A JPS63233785A (ja) 1987-03-24 1987-03-24 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62069598A JPS63233785A (ja) 1987-03-24 1987-03-24 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63233785A true JPS63233785A (ja) 1988-09-29
JPH0323154B2 JPH0323154B2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=13407431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62069598A Granted JPS63233785A (ja) 1987-03-24 1987-03-24 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63233785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109486895A (zh) * 2018-12-04 2019-03-19 南京工业大学 一种催化拆分制备异甘草酸的方法
CN109486896A (zh) * 2018-12-04 2019-03-19 南京工业大学 一种催化拆分制备异甘草酸的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109486895A (zh) * 2018-12-04 2019-03-19 南京工业大学 一种催化拆分制备异甘草酸的方法
CN109486896A (zh) * 2018-12-04 2019-03-19 南京工业大学 一种催化拆分制备异甘草酸的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0323154B2 (ja) 1991-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH031949B2 (ja)
EP0135138A2 (en) A novel thermostable glucoamylase and method for its production
JPH0527395B2 (ja)
JPS61128887A (ja) ペルオキシダ−ゼの製造法
JPS63233785A (ja) 新規な3α−ヒドロキシステロイド脱水素酵素とその製造方法
JPH0460637B2 (ja)
US4061540A (en) Cholesterol oxidaze and process for preparing same
US4463095A (en) Process for producing α-glycerophosphate oxidase
JPH0249720B2 (ja)
JP3773283B2 (ja) D−乳酸脱水素酵素およびその製造法
JP2768473B2 (ja) Nadhオキシダーゼの製造法
JPH07108219B2 (ja) Nadhオキシダ−ゼの製造法
Stournaras et al. [48] 6-phospho-d-gluconate dehydrogenase from Pseudomonas fluorescens
JPH0218064B2 (ja)
JP3150868B2 (ja) 6ホスホグルコン酸脱水素酵素とその製造法
JP2966513B2 (ja) ペルオキシダーゼの製造法
JP3532937B2 (ja) 耐熱性の高い新規nadph依存性ディアフォラ−ゼおよびその製造法
JPWO1999045106A1 (ja) コレステロールオキシダーゼ
JPS61219384A (ja) N−アシルノイラミン酸アルドラ−ゼの製造法
JP3649765B2 (ja) 新規なグリセロールキナーゼおよびその製造法
Warchol et al. Metabolic changes in Clostridium absonum ATCC 27555 accompanying induction of epimerization of a primary bile acid
JPS5942888A (ja) 術生物によるエステル結合加水分解酵素の製造法
JPS6046953B2 (ja) コリンオキシダ−ゼの改良製造法
JPH06225755A (ja) デキストランスクラーゼ生産性新規微生物及びこの新規微生物を用いるデキストランスクラーゼの生産方法
JP2801694B2 (ja) 新規酵素

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term