JPS6323895B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323895B2 JPS6323895B2 JP55015852A JP1585280A JPS6323895B2 JP S6323895 B2 JPS6323895 B2 JP S6323895B2 JP 55015852 A JP55015852 A JP 55015852A JP 1585280 A JP1585280 A JP 1585280A JP S6323895 B2 JPS6323895 B2 JP S6323895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- plastic material
- injected
- injection
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1634—Making multilayered or multicoloured articles with a non-uniform dispersion of the moulding material in the article, e.g. resulting in a marble effect
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/08—Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
- B29L2031/087—Propellers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は翼片に色彩模様を具現した状態のプラ
スチツク製プロペラフアンを製造する方法に関す
る。
スチツク製プロペラフアンを製造する方法に関す
る。
(従来の技術)
従来、扇風機のフアンにおいてその翼片にその
成形材料の地色と異なる色彩模様を施して外観に
特異性を与えようとする考え方はある。しかしな
がらこのようなものを具体化するには完成後のフ
アンに模様用塗料を塗布するか、模様用薄板を接
着するかの何れかの方法によつていた。
成形材料の地色と異なる色彩模様を施して外観に
特異性を与えようとする考え方はある。しかしな
がらこのようなものを具体化するには完成後のフ
アンに模様用塗料を塗布するか、模様用薄板を接
着するかの何れかの方法によつていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の方法では、フアンの
成形工程に、塗料の塗布工程若しくは模様用薄板
の接着工程を追加しなければならず、工数が増し
コスト高になる。その上、塗布方法によるものは
長期使用による剥離の問題があり、また模様用薄
板の接着によるものはフアンの重心がアンバラン
スになり微振動の発生要因になりやすい。
成形工程に、塗料の塗布工程若しくは模様用薄板
の接着工程を追加しなければならず、工数が増し
コスト高になる。その上、塗布方法によるものは
長期使用による剥離の問題があり、また模様用薄
板の接着によるものはフアンの重心がアンバラン
スになり微振動の発生要因になりやすい。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、プラスチツク材によるフアンの
射出成形工程でその翼片に色彩模様を同時に具現
できて格別作業工数が増すと云うことがなく、そ
の上色彩模様部での分離破壊現象、強度低下現象
及び重心ずれの現象がなく、更には異なる形象の
色彩模様を選択的に得ることも容易なプロペラフ
アンの製造方法を提供するにある。
り、その目的は、プラスチツク材によるフアンの
射出成形工程でその翼片に色彩模様を同時に具現
できて格別作業工数が増すと云うことがなく、そ
の上色彩模様部での分離破壊現象、強度低下現象
及び重心ずれの現象がなく、更には異なる形象の
色彩模様を選択的に得ることも容易なプロペラフ
アンの製造方法を提供するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の製造方法は、型のフアン成形空間内に
これのフアンボス位置を介して共通の射出路から
色違いの複数種のプラスチツク材を互いに異なる
タイミングをもつて射出することによりフアンの
翼片に色彩模様を具現するようにした製造方法で
あつて、前記射出路の出口を前記フアン成形空間
の翼片位置の面に沿う放射方向に向け、該出口か
ら前記フアン成形空間内に先行して注入したプラ
スチツク材を外側から硬化させて中央部分の硬化
が若干進んだときに、後続のプラスチツク材を前
記射出路の出口から前記翼片位置の面に沿う放射
方向に向けて射出することによつて、前記先行の
プラスチツク材の中央部分に、前記後続のプラス
チツク材の射出圧によつて放射方向に延びる注入
貫通路を押し拡げるように形成し、この注入貫通
路を通して前記後続のプラスチツク材を前記先行
のプラスチツク材の外周側に注入するようにした
ことを特徴とする。
これのフアンボス位置を介して共通の射出路から
色違いの複数種のプラスチツク材を互いに異なる
タイミングをもつて射出することによりフアンの
翼片に色彩模様を具現するようにした製造方法で
あつて、前記射出路の出口を前記フアン成形空間
の翼片位置の面に沿う放射方向に向け、該出口か
ら前記フアン成形空間内に先行して注入したプラ
スチツク材を外側から硬化させて中央部分の硬化
が若干進んだときに、後続のプラスチツク材を前
記射出路の出口から前記翼片位置の面に沿う放射
方向に向けて射出することによつて、前記先行の
プラスチツク材の中央部分に、前記後続のプラス
チツク材の射出圧によつて放射方向に延びる注入
貫通路を押し拡げるように形成し、この注入貫通
路を通して前記後続のプラスチツク材を前記先行
のプラスチツク材の外周側に注入するようにした
ことを特徴とする。
(作用)
上記製造方法の特徴は、後で注入するプラスチ
ツク材が、先行して注入したプラスチツク材より
も外周側に充填されることであり、このような成
形は、先行して注入したプラスチツク材の内部中
央部分に後続のプラスチツク材の射出圧によつて
注入貫通路が形成されることにより可能となる。
そして、このような注入貫通路の形成が可能とな
る理由は、先行して注入されたプラスチツク材
が、外側から硬化して中央部分の硬化が若干進ん
だとき、即ち中央部分の軟性がある程度残つてい
るときに、後続のプラスチツク材がフアン成形空
間の翼片位置の面に沿う放射方向に向けて射出さ
れるためである。このような射出方法をとれば、
フアン成形空間の翼片位置内に後続のプラスチツ
ク材が減速されることなく勢い良くしかも拡散さ
れることなく放射方向の狭い範囲に集中して射出
され、その射出圧が、先行して注入されたプラス
チツク材の中央部分の軟性がある程度残つている
部分に集中的に作用するようになるため、その中
央部分に上記射出圧によつて放射方向に延びる注
入貫通路が押し拡げられるように形成され、この
注入貫通路を通して後続のプラスチツク材が前記
先行のプラスチツク材の外周側に注入されること
となる。このようにしてプロペラフアンを成形す
れば、フアンの成形と同時に色彩模様が得られ
る。
ツク材が、先行して注入したプラスチツク材より
も外周側に充填されることであり、このような成
形は、先行して注入したプラスチツク材の内部中
央部分に後続のプラスチツク材の射出圧によつて
注入貫通路が形成されることにより可能となる。
そして、このような注入貫通路の形成が可能とな
る理由は、先行して注入されたプラスチツク材
が、外側から硬化して中央部分の硬化が若干進ん
だとき、即ち中央部分の軟性がある程度残つてい
るときに、後続のプラスチツク材がフアン成形空
間の翼片位置の面に沿う放射方向に向けて射出さ
れるためである。このような射出方法をとれば、
フアン成形空間の翼片位置内に後続のプラスチツ
ク材が減速されることなく勢い良くしかも拡散さ
れることなく放射方向の狭い範囲に集中して射出
され、その射出圧が、先行して注入されたプラス
チツク材の中央部分の軟性がある程度残つている
部分に集中的に作用するようになるため、その中
央部分に上記射出圧によつて放射方向に延びる注
入貫通路が押し拡げられるように形成され、この
注入貫通路を通して後続のプラスチツク材が前記
先行のプラスチツク材の外周側に注入されること
となる。このようにしてプロペラフアンを成形す
れば、フアンの成形と同時に色彩模様が得られ
る。
(実施例)
以下、本発明の方法を扇風機のフアンに適用し
た一実施例について説明する。先ず最初に本発明
の実施によつて得られたフアンの原理的構成につ
いて第1図乃至第4図によつて説明する。1は基
台、2は扇風機用モータ、3はプロペラ形のフア
ン、4はガードである。前記フアン3はプラスチ
ツクにより一体成形されたもので、フアンボス5
の外周に四枚の翼片6を突設した形態をなし、そ
してフアンボス5内に一体成形により形成した軸
受筒部7の外周には四個の補強リブ8をフアンボ
ス5の内周に連続するように一体に形成してい
て、各補強リブ8は各翼片6の巾方向中心線上に
位置する。前記各翼片6には後で述べる方法によ
つてフアン3の主材料となるプラスチツク材の色
彩、即ち地色Aとは異なる模様用色彩を色彩模様
B(第2図に斜線で示し、第3図では図示を省略
している)として施している。この実施例におい
て、地色Aは或る色彩の半透明となし、色彩模様
Bは上記のように他の色彩となす他、Aのそれよ
りも透明度を低くしている。この色彩模様Bは独
特の輪郭をもつように形成してあり、即ちその輪
郭は第2図に示すように各翼片6の回転中心付近
から放射方向に延びる細長い第一の領域B1とこ
の第一の領域B1の終端に連続して円周方向に延
びる第二の領域B2とから成る形象をなすように
形成している。特にこの実施例では、第一の領域
B1は翼片6の巾方向の略中心線上に位置し第二
の領域B2は翼片6の突出方向の略中間に位置し
て左右両側端まで延び、且つ該第二の領域B2に
おける円周方向の輪郭、即ちその内外周の各輪郭
B3,B4を図示の如く略波状をなす形象にして
いる。当然ながらこの波状とは三角波状等凹凸変
化する形状を含む概念である。
た一実施例について説明する。先ず最初に本発明
の実施によつて得られたフアンの原理的構成につ
いて第1図乃至第4図によつて説明する。1は基
台、2は扇風機用モータ、3はプロペラ形のフア
ン、4はガードである。前記フアン3はプラスチ
ツクにより一体成形されたもので、フアンボス5
の外周に四枚の翼片6を突設した形態をなし、そ
してフアンボス5内に一体成形により形成した軸
受筒部7の外周には四個の補強リブ8をフアンボ
ス5の内周に連続するように一体に形成してい
て、各補強リブ8は各翼片6の巾方向中心線上に
位置する。前記各翼片6には後で述べる方法によ
つてフアン3の主材料となるプラスチツク材の色
彩、即ち地色Aとは異なる模様用色彩を色彩模様
B(第2図に斜線で示し、第3図では図示を省略
している)として施している。この実施例におい
て、地色Aは或る色彩の半透明となし、色彩模様
Bは上記のように他の色彩となす他、Aのそれよ
りも透明度を低くしている。この色彩模様Bは独
特の輪郭をもつように形成してあり、即ちその輪
郭は第2図に示すように各翼片6の回転中心付近
から放射方向に延びる細長い第一の領域B1とこ
の第一の領域B1の終端に連続して円周方向に延
びる第二の領域B2とから成る形象をなすように
形成している。特にこの実施例では、第一の領域
B1は翼片6の巾方向の略中心線上に位置し第二
の領域B2は翼片6の突出方向の略中間に位置し
て左右両側端まで延び、且つ該第二の領域B2に
おける円周方向の輪郭、即ちその内外周の各輪郭
B3,B4を図示の如く略波状をなす形象にして
いる。当然ながらこの波状とは三角波状等凹凸変
化する形状を含む概念である。
以上のようなフアン3は扇風機用モータ2に取
付けて使用するものであるが、回転の停止状態で
は、色彩模様Bが各翼片6に銀杏の葉を表わした
ような外観をもたらし、そして回転中において色
彩模様Bは他色Aとで加法混色現象をもたらす。
参考まで、この加法混色現象とは二つの色光を混
ぜるとまつたく別の色ができて明るくなる現象で
ある。従つてフアン3の回転中は第4図に示す如
く(この第4図は回転中のフアン3の視覚を通じ
て認識される模様を便宜的に表わしたものであ
る)、多層、即ち五層リング模様C1乃至C5を
表わしたような外観をもたらす。このようなリン
グ模様C1乃至C5において、C1は地色Aであ
り、C2及びC4は地色Aと色彩模様B中の輪郭
B3,B4である波状部との加法混合色となり、
C3は第二の領域B2の色彩となり、C5は第一
の領域B1と地色Aとの加法混合色となる。そし
て加法混合色となつたリング模様C2,C4,C
5は当然ながら地色A及び色彩模様Bと異なつた
色彩になり、且つ、C2,C4,C5では上記二
色A,Bの混合比率も異なる結果、これらも互に
異なつた色彩となる。この実施例で、リング模様
C2,C4での混合比率の相違は輪郭B3,B4
の波形部分の図形としての波長を異らせることに
よつて生じさせている。従つて上記の五層リング
模様は色別多層リング模様となる。このように上
記構成のフアン3によれば、停止中と回転中とで
は全く異なつた模様の美観を奏し、且つ回転中は
加法混合色現象により予め施してある色彩模様以
上の色彩をもつて色別された多層リング模様が得
られ、従つてフアン3に施す色彩種類を少なくす
ることができる。
付けて使用するものであるが、回転の停止状態で
は、色彩模様Bが各翼片6に銀杏の葉を表わした
ような外観をもたらし、そして回転中において色
彩模様Bは他色Aとで加法混色現象をもたらす。
参考まで、この加法混色現象とは二つの色光を混
ぜるとまつたく別の色ができて明るくなる現象で
ある。従つてフアン3の回転中は第4図に示す如
く(この第4図は回転中のフアン3の視覚を通じ
て認識される模様を便宜的に表わしたものであ
る)、多層、即ち五層リング模様C1乃至C5を
表わしたような外観をもたらす。このようなリン
グ模様C1乃至C5において、C1は地色Aであ
り、C2及びC4は地色Aと色彩模様B中の輪郭
B3,B4である波状部との加法混合色となり、
C3は第二の領域B2の色彩となり、C5は第一
の領域B1と地色Aとの加法混合色となる。そし
て加法混合色となつたリング模様C2,C4,C
5は当然ながら地色A及び色彩模様Bと異なつた
色彩になり、且つ、C2,C4,C5では上記二
色A,Bの混合比率も異なる結果、これらも互に
異なつた色彩となる。この実施例で、リング模様
C2,C4での混合比率の相違は輪郭B3,B4
の波形部分の図形としての波長を異らせることに
よつて生じさせている。従つて上記の五層リング
模様は色別多層リング模様となる。このように上
記構成のフアン3によれば、停止中と回転中とで
は全く異なつた模様の美観を奏し、且つ回転中は
加法混合色現象により予め施してある色彩模様以
上の色彩をもつて色別された多層リング模様が得
られ、従つてフアン3に施す色彩種類を少なくす
ることができる。
次に上記のような色彩模様付フアン3の製造方
法について第5図乃至第7図により本発明方法の
一実施例として説明する。先ず図面について説明
するに第5図は射出成形機を原理的に示し、第6
図はプラスチツク材の射出進行状況を示し、第7
図は翼片6の材料分布を示している。第6図及び
第7図に示した×印、○印は共にフアン3成形用
のプラスチツク材を意味するが特に×印は主材料
でありその色彩をもつて前述の半透明の地色Aに
しようとする目的をもち、また○印は透明度の低
い色付きのプラスチツク材(以下単に補助材料と
称す)にしてこれは主材料とは異なる色彩のもの
とすることにより前述の色彩模様Bを得ようとす
るものである。第5図において、9はフアン成形
空間10を形成した金型、11は共通の射出路、
12は第一及び第二のノズル道13,14を形成
したノズル本体で、これら両ノズル道13,14
の出口が最終的に前記共通の射出路11に合流す
る。15は主材料用ホツパ、16は補助材料用ホ
ツパであつて、これらに個別に収容されている主
材料及び補助材料は夫々専用の加熱形スクリユー
部17及び18によつて溶融、混練されながら
夫々専用の開閉弁19及び20を各別に介して前
記第一及び第二のノズル道13及び14に別々に
押し出されるようになつている。21は前記開閉
弁19,20の開閉タイミングとその順序を制御
する弁制御回路である。第6図は金型の一部を誇
大して示す断面図であるが、これは第3図の―
線での断面に対応して示してある。この第6図
に示されたフアン成形空間10において、10a
はフアンボス位置、10bは補強リブ位置、10
cは翼片位置である。この第6図に示す如く、射
出路11の出口11aをフアン成形空間10の翼
片位置10cの面に沿う放射方向に向けて、該出
口11aをフアンボス位置10aと補強リブ位置
10bとの両者に連通させる構成とし、且つこれ
に加え材料を補強リブ位置bを通して翼片位置1
0cに放射方向に射出する構成としている。
法について第5図乃至第7図により本発明方法の
一実施例として説明する。先ず図面について説明
するに第5図は射出成形機を原理的に示し、第6
図はプラスチツク材の射出進行状況を示し、第7
図は翼片6の材料分布を示している。第6図及び
第7図に示した×印、○印は共にフアン3成形用
のプラスチツク材を意味するが特に×印は主材料
でありその色彩をもつて前述の半透明の地色Aに
しようとする目的をもち、また○印は透明度の低
い色付きのプラスチツク材(以下単に補助材料と
称す)にしてこれは主材料とは異なる色彩のもの
とすることにより前述の色彩模様Bを得ようとす
るものである。第5図において、9はフアン成形
空間10を形成した金型、11は共通の射出路、
12は第一及び第二のノズル道13,14を形成
したノズル本体で、これら両ノズル道13,14
の出口が最終的に前記共通の射出路11に合流す
る。15は主材料用ホツパ、16は補助材料用ホ
ツパであつて、これらに個別に収容されている主
材料及び補助材料は夫々専用の加熱形スクリユー
部17及び18によつて溶融、混練されながら
夫々専用の開閉弁19及び20を各別に介して前
記第一及び第二のノズル道13及び14に別々に
押し出されるようになつている。21は前記開閉
弁19,20の開閉タイミングとその順序を制御
する弁制御回路である。第6図は金型の一部を誇
大して示す断面図であるが、これは第3図の―
線での断面に対応して示してある。この第6図
に示されたフアン成形空間10において、10a
はフアンボス位置、10bは補強リブ位置、10
cは翼片位置である。この第6図に示す如く、射
出路11の出口11aをフアン成形空間10の翼
片位置10cの面に沿う放射方向に向けて、該出
口11aをフアンボス位置10aと補強リブ位置
10bとの両者に連通させる構成とし、且つこれ
に加え材料を補強リブ位置bを通して翼片位置1
0cに放射方向に射出する構成としている。
次に成形手順につき説明する。先ず、開閉弁1
9を開き射出成形を開始する。すると×印で示し
た主材料は開閉弁19、第一のノズル道13、射
出路11を通過した後、フアンボス位置10aと
補強リブ位置10bとに注入され、これらを埋め
ながら更に翼片位置10c内に第6図イにD1で
示す如く所定量注入される。この後、開閉弁19
を閉じ、開閉弁20を開くと、補助材料が上記の
経路を通つて第6図ロにE1,E2で示す如く翼
片位置10c内に注入される。この場合、先行し
て注入された主材料D1は、金型9によつて外側
から冷却されるため、外側から硬化して中央部分
の硬化が若干進んだとき、即ち中央部分の軟性が
ある程度残つているときに、後続のプラスチツク
材たる補助材料E2がフアン成形空間10の翼片
位置10cの面に沿う放射方向に向けて射出され
ることになる。このため、フアン成形空間10の
翼片位置10c内に補助材料E2が減速されるこ
となく勢い良くしかも拡散されることなく放射方
向の狭い範囲に集中して射出される。この射出圧
を受けることとなる主材料D1は、中央部分を除
き、硬化が進行して軟性をほぼ失つた状態になつ
ているため、本来的にフアン成形空間10内を動
きにくくなつており、しかも補助材料E2が放射
方向に集中して射出されて、その射出圧が主材料
D1の中央部分の軟性がある程度残つている部分
に集中的に作用するため、補助材料E2の射出時
も主材料D1は中央部分を除きその場に止まつた
ままの状態を維持する一方、主材料D1の中央部
分(軟性がある程度残つている部分)に、集中的
に作用する射出圧によつて放射方向に延びる注入
貫通路E1が押し拡げられるように形成され、こ
の注入貫通路E1を通して補助材料E2が主材料
D1の外周側に所定量注入される。その後、今度
は開閉弁20を閉じ、開閉弁19を再び開くと、
主材料D3は第6図ハに示す如く、冷却(硬化)
の最も遅い状態にある補助材料E2の中央部分
に、上述の注入貫通路E1内を貫通して放射方向
に延びる新たな注入貫通路D2を形成しながら、
該補助材料E2の外周側の残余空間内にこれを満
たすまで注入される。
9を開き射出成形を開始する。すると×印で示し
た主材料は開閉弁19、第一のノズル道13、射
出路11を通過した後、フアンボス位置10aと
補強リブ位置10bとに注入され、これらを埋め
ながら更に翼片位置10c内に第6図イにD1で
示す如く所定量注入される。この後、開閉弁19
を閉じ、開閉弁20を開くと、補助材料が上記の
経路を通つて第6図ロにE1,E2で示す如く翼
片位置10c内に注入される。この場合、先行し
て注入された主材料D1は、金型9によつて外側
から冷却されるため、外側から硬化して中央部分
の硬化が若干進んだとき、即ち中央部分の軟性が
ある程度残つているときに、後続のプラスチツク
材たる補助材料E2がフアン成形空間10の翼片
位置10cの面に沿う放射方向に向けて射出され
ることになる。このため、フアン成形空間10の
翼片位置10c内に補助材料E2が減速されるこ
となく勢い良くしかも拡散されることなく放射方
向の狭い範囲に集中して射出される。この射出圧
を受けることとなる主材料D1は、中央部分を除
き、硬化が進行して軟性をほぼ失つた状態になつ
ているため、本来的にフアン成形空間10内を動
きにくくなつており、しかも補助材料E2が放射
方向に集中して射出されて、その射出圧が主材料
D1の中央部分の軟性がある程度残つている部分
に集中的に作用するため、補助材料E2の射出時
も主材料D1は中央部分を除きその場に止まつた
ままの状態を維持する一方、主材料D1の中央部
分(軟性がある程度残つている部分)に、集中的
に作用する射出圧によつて放射方向に延びる注入
貫通路E1が押し拡げられるように形成され、こ
の注入貫通路E1を通して補助材料E2が主材料
D1の外周側に所定量注入される。その後、今度
は開閉弁20を閉じ、開閉弁19を再び開くと、
主材料D3は第6図ハに示す如く、冷却(硬化)
の最も遅い状態にある補助材料E2の中央部分
に、上述の注入貫通路E1内を貫通して放射方向
に延びる新たな注入貫通路D2を形成しながら、
該補助材料E2の外周側の残余空間内にこれを満
たすまで注入される。
このようにしてフアン3の射出成形がなされる
ものであるが、完成後の翼片6に外観として表わ
れる材料分布を×,○印を付して示すと原理的に
第7図のようになるもので、第2図に示した色彩
模様付フアン3となる。ここで第2図と第7図と
の関係について言及すると、第7図のD1,D3
は第2図の地色A(半透明)をもたらし、そして
E1及びE2は色彩模様B中のB1及びB2のよ
うな模様をもたらす。この場合、フアン3のフア
ンボス5側の半透明な地色Aの中心に、放射状に
延びる色違いの模様B1が形成されるが、この模
様B1は注入貫通路E1中に残つた補助材料の色
によつてもたらされる。また、模様の輪郭B3,
B4が波状になるのは、金型9内での主材料及び
補助材料の冷却速度及び射出圧力分布の部分的相
違によつてもたらされるものと考えられる。
ものであるが、完成後の翼片6に外観として表わ
れる材料分布を×,○印を付して示すと原理的に
第7図のようになるもので、第2図に示した色彩
模様付フアン3となる。ここで第2図と第7図と
の関係について言及すると、第7図のD1,D3
は第2図の地色A(半透明)をもたらし、そして
E1及びE2は色彩模様B中のB1及びB2のよ
うな模様をもたらす。この場合、フアン3のフア
ンボス5側の半透明な地色Aの中心に、放射状に
延びる色違いの模様B1が形成されるが、この模
様B1は注入貫通路E1中に残つた補助材料の色
によつてもたらされる。また、模様の輪郭B3,
B4が波状になるのは、金型9内での主材料及び
補助材料の冷却速度及び射出圧力分布の部分的相
違によつてもたらされるものと考えられる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明のプロ
ペラフアンの製造方法の特徴は、後で注入するプ
ラスチツク材が、先行して注入したプラスチツク
材よりも外周側に充填されることであり、このよ
うな成形は、先行して注入したプラスチツク材の
中央部分に後続のプラスチツク材の射出圧によつ
て注入貫通路が形成されることにより可能とな
る。そして、このような注入貫通路の形成が可能
となる理由は、先行して注入されたプラスチツク
材が、外側から硬化して中央部分の硬化が若干進
んだとき、即ち中央部分の軟性がある程度残つて
いるときに、後続のプラスチツク材がフアン成形
空間の翼片位置の面に沿う放射方向に向けて射出
されるためである。このような射出方法をとれ
ば、フアン成形空間の翼片位置内に後続のプラス
チツク材が減速されることなく勢い良くしかも拡
散されることなく放射方向の狭い範囲に集中して
射出され、その射出圧が、先行して注入されたプ
ラスチツク材の中央部分の軟性がある程度残つて
いる部分に集中的に作用するようになるため、そ
の内部中央部分に上記射出圧によつて放射方向に
延びる注入貫通路が押し拡げられるように形成さ
れ、この注入貫通路を通して後続のプラスチツク
材が前記先行のプラスチツク材の外周側に注入さ
れることとなる。
ペラフアンの製造方法の特徴は、後で注入するプ
ラスチツク材が、先行して注入したプラスチツク
材よりも外周側に充填されることであり、このよ
うな成形は、先行して注入したプラスチツク材の
中央部分に後続のプラスチツク材の射出圧によつ
て注入貫通路が形成されることにより可能とな
る。そして、このような注入貫通路の形成が可能
となる理由は、先行して注入されたプラスチツク
材が、外側から硬化して中央部分の硬化が若干進
んだとき、即ち中央部分の軟性がある程度残つて
いるときに、後続のプラスチツク材がフアン成形
空間の翼片位置の面に沿う放射方向に向けて射出
されるためである。このような射出方法をとれ
ば、フアン成形空間の翼片位置内に後続のプラス
チツク材が減速されることなく勢い良くしかも拡
散されることなく放射方向の狭い範囲に集中して
射出され、その射出圧が、先行して注入されたプ
ラスチツク材の中央部分の軟性がある程度残つて
いる部分に集中的に作用するようになるため、そ
の内部中央部分に上記射出圧によつて放射方向に
延びる注入貫通路が押し拡げられるように形成さ
れ、この注入貫通路を通して後続のプラスチツク
材が前記先行のプラスチツク材の外周側に注入さ
れることとなる。
このような本発明のプロペラフアンの製造方法
によれば、次のような効果を得ることができる。
によれば、次のような効果を得ることができる。
(i) フアン成形のための色違いの複数種のプラス
チツク材を互いに異なるタイミングをもつて同
一のフアン成形空間内に共通の射出路から射出
して成形する方法であるから、一つのプラスチ
ツク材の射出により無模様成形品を得る場合ほ
とんど同程度の工数をもつて色彩模様付フアン
を極めて容易に得ることができる。
チツク材を互いに異なるタイミングをもつて同
一のフアン成形空間内に共通の射出路から射出
して成形する方法であるから、一つのプラスチ
ツク材の射出により無模様成形品を得る場合ほ
とんど同程度の工数をもつて色彩模様付フアン
を極めて容易に得ることができる。
(ii) 色彩模様部分は他の部分との間で材料同志が
一体になつた一体成形品の一部に過ぎない状態
となるから模様部分の剥離現象や他の部分から
の分離破壊のおそれがない上に重心ずれの問題
も生じない。
一体になつた一体成形品の一部に過ぎない状態
となるから模様部分の剥離現象や他の部分から
の分離破壊のおそれがない上に重心ずれの問題
も生じない。
(iii) また、従来の所謂二色成形とは異なり、色違
いのプラスチツク材同志が溶融状態でそれらの
境界部分で互いに混じり合う所謂混色成形法で
あるから、単一材料による無模様成形品とほと
んど変わらない強度特性が得られ、従つて両材
料間での割れ現象等はない。
いのプラスチツク材同志が溶融状態でそれらの
境界部分で互いに混じり合う所謂混色成形法で
あるから、単一材料による無模様成形品とほと
んど変わらない強度特性が得られ、従つて両材
料間での割れ現象等はない。
(iv) 色違いのプラスチツク材の射出順序或いはそ
のタイミングを制御すると云う簡単な操作でも
つて種々の形象の色彩模様を自由且つ容易に得
ることができる。
のタイミングを制御すると云う簡単な操作でも
つて種々の形象の色彩模様を自由且つ容易に得
ることができる。
(v) 模様部分の色彩はプラスチツク材の色彩選択
のみをもつて設定できるので色別の多種類フア
ンを容易に得ることができ、その上、プラスチ
ツク材の色彩種類を増加するだけで数多くの色
彩から成る模様を容易に具現できる他、単一プ
ラスチツク材を用いれば同一の射出成形機をも
つて無模様フアンを得ることができ、成形機の
利用率が向上する。
のみをもつて設定できるので色別の多種類フア
ンを容易に得ることができ、その上、プラスチ
ツク材の色彩種類を増加するだけで数多くの色
彩から成る模様を容易に具現できる他、単一プ
ラスチツク材を用いれば同一の射出成形機をも
つて無模様フアンを得ることができ、成形機の
利用率が向上する。
図面は本発明を扇風機に適用した一実施例を示
すもので、第1図は扇風機の側面図、第2図はフ
アンの正面図、第3図はフアンの拡大切欠斜視
図、第4図はフアンの回転中に視覚を通じて認識
される模様を示す図、第5図乃至第7図はフアン
の製造方法を説明するためのもので、第5図は射
出成形機の原理的構成説明図、第6図は金型内へ
の材料射出状況を第3図の―線に沿つて原理
的に示す断面図、第7図は翼片の材料分布を原理
的に示す正面図である。 図中、3はフアン、6は翼片、9は金型、10
はフアン成形空間、10aはフアンボス位置、1
0cは翼片位置、11は共通の射出路、11aは
射出路の出口、19,20は開閉弁、Bは色彩模
様、D1及びD3は主材料(プラスチツク材)、
E2は補助材料(プラスチツク材)、E1及びD
2は注入貫通路である。
すもので、第1図は扇風機の側面図、第2図はフ
アンの正面図、第3図はフアンの拡大切欠斜視
図、第4図はフアンの回転中に視覚を通じて認識
される模様を示す図、第5図乃至第7図はフアン
の製造方法を説明するためのもので、第5図は射
出成形機の原理的構成説明図、第6図は金型内へ
の材料射出状況を第3図の―線に沿つて原理
的に示す断面図、第7図は翼片の材料分布を原理
的に示す正面図である。 図中、3はフアン、6は翼片、9は金型、10
はフアン成形空間、10aはフアンボス位置、1
0cは翼片位置、11は共通の射出路、11aは
射出路の出口、19,20は開閉弁、Bは色彩模
様、D1及びD3は主材料(プラスチツク材)、
E2は補助材料(プラスチツク材)、E1及びD
2は注入貫通路である。
Claims (1)
- 1 型のフアン成形空間内にこれのフアンボス位
置を介して共通の射出路から色違いの複数種のプ
ラスチツク材を互いに異なるタイミングをもつて
射出することによりフアンの翼片に色彩模様を具
現するようにした製造方法であつて、前記射出路
の出口を前記フアン成形空間の翼片位置の面に沿
う放射方向に向け、該出口から前記フアン成形空
間内に先行して注入したプラスチツク材を外側か
ら硬化させて中央部分の硬化が若干進んだとき
に、後続のプラスチツク材を前記射出路の出口か
ら前記翼片位置の面に沿う放射方向に向けて射出
することによつて、前記先行のプラスチツク材の
中央部分に、前記後続のプラスチツク材の射出圧
によつて放射方向に延びる注入貫通路を押し拡げ
るように形成し、この注入貫通路を通して前記後
続のプラスチツク材を前記先行のプラスチツク材
の外周側に注入するようにしたことを特徴とする
プロペラフアンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1585280A JPS56111652A (en) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | Manufacture of propeller fan |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1585280A JPS56111652A (en) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | Manufacture of propeller fan |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56111652A JPS56111652A (en) | 1981-09-03 |
| JPS6323895B2 true JPS6323895B2 (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=11900337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1585280A Granted JPS56111652A (en) | 1980-02-09 | 1980-02-09 | Manufacture of propeller fan |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56111652A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITMI20020593A1 (it) * | 2002-03-20 | 2003-09-22 | Enrico Scarabelli | Procedimento per lo stampaggio ad iniezione di prodotti in almeno duemateriali distinti |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4923264A (ja) * | 1972-06-24 | 1974-03-01 | ||
| JPS5616058B2 (ja) * | 1973-04-03 | 1981-04-14 |
-
1980
- 1980-02-09 JP JP1585280A patent/JPS56111652A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56111652A (en) | 1981-09-03 |
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