JPS6334580B2 - - Google Patents
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- JPS6334580B2 JPS6334580B2 JP55057587A JP5758780A JPS6334580B2 JP S6334580 B2 JPS6334580 B2 JP S6334580B2 JP 55057587 A JP55057587 A JP 55057587A JP 5758780 A JP5758780 A JP 5758780A JP S6334580 B2 JPS6334580 B2 JP S6334580B2
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- Japan
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- amorphous silicon
- doped
- thin film
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- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/10—Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
- H01J29/36—Photoelectric screens; Charge-storage screens
- H01J29/39—Charge-storage screens
- H01J29/45—Charge-storage screens exhibiting internal electric effects caused by electromagnetic radiation, e.g. photoconductive screen, photodielectric screen, photovoltaic screen
- H01J29/451—Charge-storage screens exhibiting internal electric effects caused by electromagnetic radiation, e.g. photoconductive screen, photodielectric screen, photovoltaic screen with photosensitive junctions
- H01J29/456—Charge-storage screens exhibiting internal electric effects caused by electromagnetic radiation, e.g. photoconductive screen, photodielectric screen, photovoltaic screen with photosensitive junctions exhibiting no discontinuities, e.g. consisting of uniform layers
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/10—Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
- H01J29/36—Photoelectric screens; Charge-storage screens
- H01J29/39—Charge-storage screens
- H01J29/45—Charge-storage screens exhibiting internal electric effects caused by electromagnetic radiation, e.g. photoconductive screen, photodielectric screen, photovoltaic screen
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
テレビジヨン用撮像管において、光導電性薄膜
を用いる所謂ビジコンが実用化され、その光導電
性薄膜の特性向上の研究が盛んに行われて来てい
ると同時に電子銃を含めた電極系の改良も行なわ
れて来ており、装置の構造が簡単であること及び
取り扱いが容易である等の理由からビジコンは映
像情報の撮像装置として応用分野はさらに広がり
つつある。 他方、非晶質シリコン薄膜は不純物ドープによ
りpn制御可能な半導体膜として太陽電池への応
用が期待されている画期的材料である。この非晶
質シリコン薄膜は可視領域光に対する強い光吸
収、良好な光キヤリア生成効率、均質、大面積薄
膜作成が容易である等の利点を有しており、光像
記録用光電変換材料としての適正を備えているも
のと思われる。 本発明は導電性支持体上に非晶質シリコンを材
料としブロツキング層、感光層、カバー層の3層
構造からなる撮像管用光導電性薄膜を提供するこ
とを目的とする。本発明に於て導電性支持体とは
ターゲツトのフエイス・プレート(ガラス等の透
明絶縁材料の板)の表面に導電性物質(透明電極
としてはSnO2、In2O2等)を一様に付着させて導
電性を付与したものである。同様にブロツキング
層とは、電子及び/又は正孔担体に対して障壁を
形成し、感光層への電荷注入を防ぐ層である。 一般に非晶質シリコン膜の製造方法にはグロー
放電分解、スパツタリング、イオン・プレーテイ
ングの3種類ある。 以下に述べる実施例は全てグロー放電分解によ
り行なつた。グロー放電分解による製造方法は、
グロー放電によりシリコンを含有する化合物を分
解し、非晶質シリコンを基板上に沈積させること
によつて得られる。この様な化合物としては、一
般式、SiHxX4-x(XはF、Cl、I、x=0〜4
の整数)で表わされる化合物、例えばSiH4、
SiF4、SiHF3、SiH3Cl、SiH2Cl2、等及びSiH6、
或いは、これ等化合物の混合物が使用される。こ
れ等の化合物は通常ガス状とし、そのまま或い
は、Ar、He、Xe等の不活性ガス、或はH2等の
ガスで稀釈して使用する。水素を含まないシリコ
ン化合物を使用する時は水素の併用が必要であ
る。グロー放電を行う容器内のガス圧は一般に
10-2〜10トロールである。電極−基板間の電流
は、直流、交流又はこれらの重畳されたもののい
ずれでもよい。交流を使用する場合、その周波数
は1Hz〜4000MHzが使用可能である。上記した非
晶質シリコン膜を作成する場合の水素のドーピン
グ量は10〜40原子パーセントである。 本実施例は、もちろんスパツタリング又はイオ
ン・プレーテイングを用いても可能であるがその
記載は省略する。 以下添付図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。 一般にテレビジヨン用撮像管光電変換材料とし
ては、少なくとも1フレーム電子ビーム走査の間
電荷を保持できることが必須条件である。1フレ
ーム走査時間を1/30秒とすると暗所における電荷
の減衰時定数τdは τd=RC=σd-1εε0≫1/30 ……(1) で表わせる。ここでCは電気容量(F)、Rは抵
抗(Ω)、σdは導電率、ε、ε0は比誘電率及び誘
電係数である。 ここでε〜10とするとτd=1秒を得るために
はσd<10-12(Ωcm)-1の膜が必要である。 しかしここで用いる非晶質半導体は、光導電率
を考慮しσd=(10-8〜10-11)(Ωcm)-1のものであ
るので上記の条件を満たさない。そこで非晶質半
導体の高抵抗化を行なう必要がある。これには以
下の2つの方法がある。 (a) 非晶質シリコン半導体の光導電性を犠牲にし
て、低い基板温度(Ts<200℃)あるいは欠陥
密度を増加する条件で作製するなどして膜の暗
電流の減少を計る。 (b) 非晶質シリコン半導体の不純物ドープが可能
であることを利用し、電極、あるいは表面から
の電荷注入を阻止することにより光導電性を阻
害することなく見かけの暗導電率を低下させ
る。 本発明に於ては上記(b)の方法によりグロー放電
分解を用いて導電性支持体の導電性透明電極上に
ブロツキング層を成長させた。このブロツキング
層は次に設ける感光層への電荷の注入を阻止し、
光導電性を阻害することなく、見かけの暗電流率
を低下させる目的の層である。 まずこのブロツキング層(n型非晶質シリコン
層)の最適混合ガス比及び膜厚を求める。 種々の混合比を持つガス(PH3/SiH40〜
500Vppm)から0.2μ厚のブロツキング層を推積
し、続いて2μm厚の非晶質半導体感光層を積層
した感光体を用いて通常のビジコンを作製し、そ
の特性を調べた。 ここでは暗電流(id)をターゲツト電圧(VT)
を変えて測定した(第1図参照)。 この結果PH3/SiH4〜200−300Vppmガス、特
に250Vppm、膜厚0.05〜0.2μm、特に0.2μmの時
最良のブロツキング効果が得られた。本発明の不
純物ドープされた非晶質シリコンよりなるブロツ
キング層は抵抗率σKT=10-2〜10-6(Ωcm)-1のn
型のものであり、ドープする不純物としてはP、
Asなどが使用される。 次に感光層として用いる非晶質シリコン層の最
適膜厚を求めることにする。 感光層としては、フエルミ準位がほぼバンドの
中央に存在し、σRTがなるべく小さいものがよい。 感光層の光導電性ゲインはPドープにより増加
するが、同時に暗電流率も増加するので、Pを多
量にドーピング(例、ブロツキング層の場合:
200〜300Vppm)したものは不適当である。 また、感光層として例えばp−ドープした非晶
質シリコンを用いた場合には、感光層より電極へ
の電荷の流れがブロツキング層により阻止される
ので、に多量のPなどをドーピングすることは好
ましくない。したがつて本願発明の非晶質シリコ
ンよりなる感光層は全くドーピングしない場合、
少量Pをドープした場合(P−10≡PH3/SiH4
〜10Vppm)、少量Bをドープした場合(B−10、
20≡B2H6/SiH4〜10、20Vppm)などが適当で
ある。 たとえばBを少量ドープし、暗電流率を最少に
した時、すなわちB2H6/SiH4〜10Vppm、膜厚
1〜10μm、特に2μmのi型非晶質シリコン層が
実用上適当である。膜材料としてはPH3/SiH4
〜10Vppm、B2H6/SiH4程度でσRT=10-8〜10-11
(Ωcm)-1のものが使用可能である。 以上の工程にて作成された2重構造の膜上に電
子ビーム走査時の電荷保持能を向上させるカバー
層を表1の条件で実験した。
を用いる所謂ビジコンが実用化され、その光導電
性薄膜の特性向上の研究が盛んに行われて来てい
ると同時に電子銃を含めた電極系の改良も行なわ
れて来ており、装置の構造が簡単であること及び
取り扱いが容易である等の理由からビジコンは映
像情報の撮像装置として応用分野はさらに広がり
つつある。 他方、非晶質シリコン薄膜は不純物ドープによ
りpn制御可能な半導体膜として太陽電池への応
用が期待されている画期的材料である。この非晶
質シリコン薄膜は可視領域光に対する強い光吸
収、良好な光キヤリア生成効率、均質、大面積薄
膜作成が容易である等の利点を有しており、光像
記録用光電変換材料としての適正を備えているも
のと思われる。 本発明は導電性支持体上に非晶質シリコンを材
料としブロツキング層、感光層、カバー層の3層
構造からなる撮像管用光導電性薄膜を提供するこ
とを目的とする。本発明に於て導電性支持体とは
ターゲツトのフエイス・プレート(ガラス等の透
明絶縁材料の板)の表面に導電性物質(透明電極
としてはSnO2、In2O2等)を一様に付着させて導
電性を付与したものである。同様にブロツキング
層とは、電子及び/又は正孔担体に対して障壁を
形成し、感光層への電荷注入を防ぐ層である。 一般に非晶質シリコン膜の製造方法にはグロー
放電分解、スパツタリング、イオン・プレーテイ
ングの3種類ある。 以下に述べる実施例は全てグロー放電分解によ
り行なつた。グロー放電分解による製造方法は、
グロー放電によりシリコンを含有する化合物を分
解し、非晶質シリコンを基板上に沈積させること
によつて得られる。この様な化合物としては、一
般式、SiHxX4-x(XはF、Cl、I、x=0〜4
の整数)で表わされる化合物、例えばSiH4、
SiF4、SiHF3、SiH3Cl、SiH2Cl2、等及びSiH6、
或いは、これ等化合物の混合物が使用される。こ
れ等の化合物は通常ガス状とし、そのまま或い
は、Ar、He、Xe等の不活性ガス、或はH2等の
ガスで稀釈して使用する。水素を含まないシリコ
ン化合物を使用する時は水素の併用が必要であ
る。グロー放電を行う容器内のガス圧は一般に
10-2〜10トロールである。電極−基板間の電流
は、直流、交流又はこれらの重畳されたもののい
ずれでもよい。交流を使用する場合、その周波数
は1Hz〜4000MHzが使用可能である。上記した非
晶質シリコン膜を作成する場合の水素のドーピン
グ量は10〜40原子パーセントである。 本実施例は、もちろんスパツタリング又はイオ
ン・プレーテイングを用いても可能であるがその
記載は省略する。 以下添付図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。 一般にテレビジヨン用撮像管光電変換材料とし
ては、少なくとも1フレーム電子ビーム走査の間
電荷を保持できることが必須条件である。1フレ
ーム走査時間を1/30秒とすると暗所における電荷
の減衰時定数τdは τd=RC=σd-1εε0≫1/30 ……(1) で表わせる。ここでCは電気容量(F)、Rは抵
抗(Ω)、σdは導電率、ε、ε0は比誘電率及び誘
電係数である。 ここでε〜10とするとτd=1秒を得るために
はσd<10-12(Ωcm)-1の膜が必要である。 しかしここで用いる非晶質半導体は、光導電率
を考慮しσd=(10-8〜10-11)(Ωcm)-1のものであ
るので上記の条件を満たさない。そこで非晶質半
導体の高抵抗化を行なう必要がある。これには以
下の2つの方法がある。 (a) 非晶質シリコン半導体の光導電性を犠牲にし
て、低い基板温度(Ts<200℃)あるいは欠陥
密度を増加する条件で作製するなどして膜の暗
電流の減少を計る。 (b) 非晶質シリコン半導体の不純物ドープが可能
であることを利用し、電極、あるいは表面から
の電荷注入を阻止することにより光導電性を阻
害することなく見かけの暗導電率を低下させ
る。 本発明に於ては上記(b)の方法によりグロー放電
分解を用いて導電性支持体の導電性透明電極上に
ブロツキング層を成長させた。このブロツキング
層は次に設ける感光層への電荷の注入を阻止し、
光導電性を阻害することなく、見かけの暗電流率
を低下させる目的の層である。 まずこのブロツキング層(n型非晶質シリコン
層)の最適混合ガス比及び膜厚を求める。 種々の混合比を持つガス(PH3/SiH40〜
500Vppm)から0.2μ厚のブロツキング層を推積
し、続いて2μm厚の非晶質半導体感光層を積層
した感光体を用いて通常のビジコンを作製し、そ
の特性を調べた。 ここでは暗電流(id)をターゲツト電圧(VT)
を変えて測定した(第1図参照)。 この結果PH3/SiH4〜200−300Vppmガス、特
に250Vppm、膜厚0.05〜0.2μm、特に0.2μmの時
最良のブロツキング効果が得られた。本発明の不
純物ドープされた非晶質シリコンよりなるブロツ
キング層は抵抗率σKT=10-2〜10-6(Ωcm)-1のn
型のものであり、ドープする不純物としてはP、
Asなどが使用される。 次に感光層として用いる非晶質シリコン層の最
適膜厚を求めることにする。 感光層としては、フエルミ準位がほぼバンドの
中央に存在し、σRTがなるべく小さいものがよい。 感光層の光導電性ゲインはPドープにより増加
するが、同時に暗電流率も増加するので、Pを多
量にドーピング(例、ブロツキング層の場合:
200〜300Vppm)したものは不適当である。 また、感光層として例えばp−ドープした非晶
質シリコンを用いた場合には、感光層より電極へ
の電荷の流れがブロツキング層により阻止される
ので、に多量のPなどをドーピングすることは好
ましくない。したがつて本願発明の非晶質シリコ
ンよりなる感光層は全くドーピングしない場合、
少量Pをドープした場合(P−10≡PH3/SiH4
〜10Vppm)、少量Bをドープした場合(B−10、
20≡B2H6/SiH4〜10、20Vppm)などが適当で
ある。 たとえばBを少量ドープし、暗電流率を最少に
した時、すなわちB2H6/SiH4〜10Vppm、膜厚
1〜10μm、特に2μmのi型非晶質シリコン層が
実用上適当である。膜材料としてはPH3/SiH4
〜10Vppm、B2H6/SiH4程度でσRT=10-8〜10-11
(Ωcm)-1のものが使用可能である。 以上の工程にて作成された2重構造の膜上に電
子ビーム走査時の電荷保持能を向上させるカバー
層を表1の条件で実験した。
【表】
なを、同試験はNHKビジコンターゲツト試験
用デマウンタブル装置を使用したものである。 ターゲツト基板は1インチφのものを用いた。 A 暗電流id特性 表面層にカルコゲナイド蒸着膜を設けなかつ
た感光体(試料5、6、9)に関してはその撮
像試験の結果から、画像の“ボケ”が著るし
く、この目的には不適当であつた。その測定結
果を表6に示した。 それぞれの試料についてのid−VT、および、
光照射時の信号電流is−VT関係図を第2から第
10図に示す。 表−1の試料7、8(第8図及び第9図)の
結果を比較すると、ブロツキング層厚が薄くな
ると、同じVT値におけるid値の増加が顕著に
なる。すなわち、暗電流の阻止にブロツキング
層の存在が必須であり、この条件では〜0.1μm
厚でVT<80voltの条件でid〜数nAに保持する
ことが出来る。 カバー層に関しては、試料6(第7図)の結
果で認められるように、カルコゲナイド層の無
い場合でも、id−VT特性に特別顕著な相違は
認められなかつたが、撮像試験ではこれらの感
光体では鮮明な画像は得られなかつた。 a−Seを用いた試料1(第2図)ではVTの増
加と共にidの急激な増加が認められ、他の試料
に比較し暗電流が高い。 a−As2Se3、a−As2Se1.5Te15、Sb2S3、な
どをカバー層として用いた場合はいづれもVT
〜50volt近傍までid値のVT増加による、増加傾
向はゆるやかで、画像も鮮明であり、カバー層
としての役割をはたしている。この理由として
は、これら材料が電子の易効度が極めて小さい
P型の半導体特性を示すことから、表面からの
電子の注入を有効に阻害することに依る。 B 信号電流特性 本系感光体の特長の一つは添付図面に示すis
−VT特性に有る。いづれの試料においても、
低いVT値(VT〜1volt)から光照射下におい
て、VTの増加と共にis値が急激に増加し、その
後is値はVT値の増加と共に緩やかに増加する。
その増加率は; js∝VT n(n<0.3) 程度で極めて低い。これは、感光層内で生成さ
れた光キヤリアがemission−limitedの条件で
生成輸送され、極めて高い効率で有効に表面電
荷の中和を行なつていることを示唆する。した
がつて、この構成の感光体では高感度に撮像で
きる。さらに、a−Si層で生成されるphoto−
holeのμt値は〜10-7cm2/V程度であるのでこの
膜厚(数μm厚)程度であれば数voltの電圧で
十分輸送出来る。但し、a−Seを用いた試料
1のようにブロツキングが不完全であると、有
効な電界印加を阻害し、空間電荷を形成するこ
とで、光キヤリアの輸送を妨害し、加えて光キ
ヤリアの再結合を促進することで、その寿命を
短縮し、その結果is値を激減させ、感度を低下
させる。(第2図参照) ここで試験した試料2〜7の感光体は多少の
差は有るが、それぞれ図に示すような特性で、
上述のemission−limitedな光キヤリア輸送条
件が満たされている。 このことの裏付けとして、試料3、7のis値
の光強度依存性を第11,12図に示す。いづ
れも、is値はほぼ入射強度(F lux/cm2)に
比例して増加していることが分る。これは単に
光キヤリアの輸送過程がemission−limited過
程であることを示唆するだけでなく、撮像機能
が本系感光体で本質的に優れていることを示
す。 C 感光波長特性 試料3における各波長光照射時の光導電ゲイ
ン(G=Jp/eNo)(VT=30V)を第13図に
示す。a−Siの光学バンドギヤツプは1.6eVで
λ〜775nmに相当するが、可視波長域(〜
700nm)までは高感度である。カバー層が0.2μ
m厚の時(第13図曲線A)緑色−赤色光につ
いては高い感度が保たれるが、λ=400〜500n
mの青色光に対する感度の低下が認められた。
この感度の低下の原因はブロツキング層での光
吸収が光電流に有効に関与しないことに因る。
したがつて、その膜厚を0.1μm以下にすること
によつて可視域全域に渡る高い光導電ゲインが
得られる(第13図曲線B参照)。 D 撮像特性 解像力、残像、焼き付き効果など撮像機能に
関する実用上の諸特性に関し、表面層としてカ
ルコゲナイド薄膜を設けたものでは実用上十分
使用できる。 他方、試料5、6のようにカルコゲナイド層
の無いものでは得られた像の解像性は悪く、こ
の原因としては前記した様にa−Siカバー層で
の電荷の横方向移動が高いためである。 以上の結果により本発明の光導電性薄膜は、 (1) 可視域の強い光吸収、高い光導電率 (2) 不純物ドープによる電導率制御能 (3) 均質大面積薄膜作製容易 (4) 廉価、無公害 などの利点があり、TV用撮像管に適している。
その光導電性薄膜の高感度であることを保持する
には; (1) 透明電極(SnO2、In2O2など)上にブロツキ
ング用非晶質シリコン(Pドープ)層を設け
る。 非晶質シリコン(Pドープ)層としては
PH3/SiH450〜500Vppm程度の混合ガスから
作製し、σRT、10-6〜10-2(Ωcm)-1程度のn型非
晶質シリコン(Pドープ)を用いる。 その膜厚は出来るだけ薄いものが良く、
0.05μm厚以上必要である。 (2) 感光層としてはフエルミ準位がほぼバンドの
中央に存在し、σRTがなるべく小さいものがよ
い。 例としてnon−doped非晶質シリコン、B、
またはPを少量(PH3/SiH4〜10Vppm、
B2H6/SiH4〜10Vppm)程度でそのσRT値が
10-8〜10-11(Ωcm)-1のものを用いる。 (3) カバー層としては非晶質カルコゲナイド
(Se、Sb2S3、As2Se3、As2Se1.5Te15など)す
なわち電子の易効度が小さくホールのそれが大
なる材料の薄膜(〜0.2μm)を蒸着する。 以上の条件を満足した光導電性薄膜は、 (1) 暗電流idが〜数nAである。 (2) 信号電流〜200nA(4lux)と比較的高感度
(VT〜10volt)が得られる。 (3) ターゲツト電圧VTが低い領域で大きな信号
電流が得られる。 (4) 信号電流(is)は入射光強度にほぼ比例す
る。 (5) 良好な(鮮明)な画像が撮像出来る。 (6) 感光波長域が可視部全域をカバーする。 (7) 作製が簡単で、ピンホールなどの心配は不用
で、コスト・大量生産面で他のターゲツト材料
より有効である。 (8) 熱特性は良好(耐熱性)である。
用デマウンタブル装置を使用したものである。 ターゲツト基板は1インチφのものを用いた。 A 暗電流id特性 表面層にカルコゲナイド蒸着膜を設けなかつ
た感光体(試料5、6、9)に関してはその撮
像試験の結果から、画像の“ボケ”が著るし
く、この目的には不適当であつた。その測定結
果を表6に示した。 それぞれの試料についてのid−VT、および、
光照射時の信号電流is−VT関係図を第2から第
10図に示す。 表−1の試料7、8(第8図及び第9図)の
結果を比較すると、ブロツキング層厚が薄くな
ると、同じVT値におけるid値の増加が顕著に
なる。すなわち、暗電流の阻止にブロツキング
層の存在が必須であり、この条件では〜0.1μm
厚でVT<80voltの条件でid〜数nAに保持する
ことが出来る。 カバー層に関しては、試料6(第7図)の結
果で認められるように、カルコゲナイド層の無
い場合でも、id−VT特性に特別顕著な相違は
認められなかつたが、撮像試験ではこれらの感
光体では鮮明な画像は得られなかつた。 a−Seを用いた試料1(第2図)ではVTの増
加と共にidの急激な増加が認められ、他の試料
に比較し暗電流が高い。 a−As2Se3、a−As2Se1.5Te15、Sb2S3、な
どをカバー層として用いた場合はいづれもVT
〜50volt近傍までid値のVT増加による、増加傾
向はゆるやかで、画像も鮮明であり、カバー層
としての役割をはたしている。この理由として
は、これら材料が電子の易効度が極めて小さい
P型の半導体特性を示すことから、表面からの
電子の注入を有効に阻害することに依る。 B 信号電流特性 本系感光体の特長の一つは添付図面に示すis
−VT特性に有る。いづれの試料においても、
低いVT値(VT〜1volt)から光照射下におい
て、VTの増加と共にis値が急激に増加し、その
後is値はVT値の増加と共に緩やかに増加する。
その増加率は; js∝VT n(n<0.3) 程度で極めて低い。これは、感光層内で生成さ
れた光キヤリアがemission−limitedの条件で
生成輸送され、極めて高い効率で有効に表面電
荷の中和を行なつていることを示唆する。した
がつて、この構成の感光体では高感度に撮像で
きる。さらに、a−Si層で生成されるphoto−
holeのμt値は〜10-7cm2/V程度であるのでこの
膜厚(数μm厚)程度であれば数voltの電圧で
十分輸送出来る。但し、a−Seを用いた試料
1のようにブロツキングが不完全であると、有
効な電界印加を阻害し、空間電荷を形成するこ
とで、光キヤリアの輸送を妨害し、加えて光キ
ヤリアの再結合を促進することで、その寿命を
短縮し、その結果is値を激減させ、感度を低下
させる。(第2図参照) ここで試験した試料2〜7の感光体は多少の
差は有るが、それぞれ図に示すような特性で、
上述のemission−limitedな光キヤリア輸送条
件が満たされている。 このことの裏付けとして、試料3、7のis値
の光強度依存性を第11,12図に示す。いづ
れも、is値はほぼ入射強度(F lux/cm2)に
比例して増加していることが分る。これは単に
光キヤリアの輸送過程がemission−limited過
程であることを示唆するだけでなく、撮像機能
が本系感光体で本質的に優れていることを示
す。 C 感光波長特性 試料3における各波長光照射時の光導電ゲイ
ン(G=Jp/eNo)(VT=30V)を第13図に
示す。a−Siの光学バンドギヤツプは1.6eVで
λ〜775nmに相当するが、可視波長域(〜
700nm)までは高感度である。カバー層が0.2μ
m厚の時(第13図曲線A)緑色−赤色光につ
いては高い感度が保たれるが、λ=400〜500n
mの青色光に対する感度の低下が認められた。
この感度の低下の原因はブロツキング層での光
吸収が光電流に有効に関与しないことに因る。
したがつて、その膜厚を0.1μm以下にすること
によつて可視域全域に渡る高い光導電ゲインが
得られる(第13図曲線B参照)。 D 撮像特性 解像力、残像、焼き付き効果など撮像機能に
関する実用上の諸特性に関し、表面層としてカ
ルコゲナイド薄膜を設けたものでは実用上十分
使用できる。 他方、試料5、6のようにカルコゲナイド層
の無いものでは得られた像の解像性は悪く、こ
の原因としては前記した様にa−Siカバー層で
の電荷の横方向移動が高いためである。 以上の結果により本発明の光導電性薄膜は、 (1) 可視域の強い光吸収、高い光導電率 (2) 不純物ドープによる電導率制御能 (3) 均質大面積薄膜作製容易 (4) 廉価、無公害 などの利点があり、TV用撮像管に適している。
その光導電性薄膜の高感度であることを保持する
には; (1) 透明電極(SnO2、In2O2など)上にブロツキ
ング用非晶質シリコン(Pドープ)層を設け
る。 非晶質シリコン(Pドープ)層としては
PH3/SiH450〜500Vppm程度の混合ガスから
作製し、σRT、10-6〜10-2(Ωcm)-1程度のn型非
晶質シリコン(Pドープ)を用いる。 その膜厚は出来るだけ薄いものが良く、
0.05μm厚以上必要である。 (2) 感光層としてはフエルミ準位がほぼバンドの
中央に存在し、σRTがなるべく小さいものがよ
い。 例としてnon−doped非晶質シリコン、B、
またはPを少量(PH3/SiH4〜10Vppm、
B2H6/SiH4〜10Vppm)程度でそのσRT値が
10-8〜10-11(Ωcm)-1のものを用いる。 (3) カバー層としては非晶質カルコゲナイド
(Se、Sb2S3、As2Se3、As2Se1.5Te15など)す
なわち電子の易効度が小さくホールのそれが大
なる材料の薄膜(〜0.2μm)を蒸着する。 以上の条件を満足した光導電性薄膜は、 (1) 暗電流idが〜数nAである。 (2) 信号電流〜200nA(4lux)と比較的高感度
(VT〜10volt)が得られる。 (3) ターゲツト電圧VTが低い領域で大きな信号
電流が得られる。 (4) 信号電流(is)は入射光強度にほぼ比例す
る。 (5) 良好な(鮮明)な画像が撮像出来る。 (6) 感光波長域が可視部全域をカバーする。 (7) 作製が簡単で、ピンホールなどの心配は不用
で、コスト・大量生産面で他のターゲツト材料
より有効である。 (8) 熱特性は良好(耐熱性)である。
第1図は、ブロツキング層の膜厚及び層を作成
する時の混合ガス比を変えた時の暗電流−ターゲ
ツト電圧の関係を示す図。第2図から第10図ま
では表−1に示した試料1から9までの暗電流
(信号電流)対ターゲツト電圧の関係を示す図。
第11,12図は試料3、7の光電面照度と信号
電流との関係を示す図。第13図は試料3の光導
電ゲインを表わす図である。
する時の混合ガス比を変えた時の暗電流−ターゲ
ツト電圧の関係を示す図。第2図から第10図ま
では表−1に示した試料1から9までの暗電流
(信号電流)対ターゲツト電圧の関係を示す図。
第11,12図は試料3、7の光電面照度と信号
電流との関係を示す図。第13図は試料3の光導
電ゲインを表わす図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電性支持体、不純物ドープされた非晶質シ
リコンよりなり10-2〜10-6(Ωcm)-1の抵抗率を有
するブロツキング層、および20Vppm以下の量で
P−またはB−ドープした非晶質シリコンよりな
る感光層を含む感光体層を用いたテレビジヨン撮
像管用光導電性薄膜。 2 導電性支持体、不純物ドープされた非晶質シ
リコンよりなり10-2〜10-6(Ωcm)-1の抵抗率を有
するブロツキング層、20Vppm以下の量でP−ま
たはB−ドープした非晶質シリコンよりなる感光
層および電子保持作用を有するカバー層を含む感
光体層を用いたテレビジヨン撮像管用光導電性薄
膜。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5758780A JPS56153782A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Photoconductive thin-film for television camera tube using photosensitizer layer containing amorphous silicon |
| US06/259,221 US4488083A (en) | 1980-04-30 | 1981-04-30 | Television camera tube using light-sensitive layer composed of amorphous silicon |
| GB8113405A GB2085225B (en) | 1980-04-30 | 1981-04-30 | Television camera tube using light-sensitive layer composed of amorphous silicon |
| DE19813117333 DE3117333A1 (de) | 1980-04-30 | 1981-04-30 | Roehre fuer eine fernsehkamera mit einer aus amorphem silicium gebildeten, lichtempfindlichen schicht |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5758780A JPS56153782A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Photoconductive thin-film for television camera tube using photosensitizer layer containing amorphous silicon |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56153782A JPS56153782A (en) | 1981-11-27 |
| JPS6334580B2 true JPS6334580B2 (ja) | 1988-07-11 |
Family
ID=13059971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5758780A Granted JPS56153782A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Photoconductive thin-film for television camera tube using photosensitizer layer containing amorphous silicon |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4488083A (ja) |
| JP (1) | JPS56153782A (ja) |
| DE (1) | DE3117333A1 (ja) |
| GB (1) | GB2085225B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194231A (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-12 | Hitachi Ltd | 撮像管 |
| JPS60227341A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Toshiba Corp | 撮像管の光導電タ−ゲツト |
| US4704635A (en) * | 1984-12-18 | 1987-11-03 | Sol Nudelman | Large capacity, large area video imaging sensor |
| US4888521A (en) * | 1986-07-04 | 1989-12-19 | Hitachi Ltd. | Photoconductive device and method of operating the same |
| JP2825906B2 (ja) * | 1990-02-01 | 1998-11-18 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54150995A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-27 | Hitachi Ltd | Photo detector |
| US4329699A (en) * | 1979-03-26 | 1982-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
| JPS565003A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-20 | Iseki Agricult Mach | Walking type rice transplanter |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP5758780A patent/JPS56153782A/ja active Granted
-
1981
- 1981-04-30 GB GB8113405A patent/GB2085225B/en not_active Expired
- 1981-04-30 US US06/259,221 patent/US4488083A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-04-30 DE DE19813117333 patent/DE3117333A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2085225B (en) | 1984-02-22 |
| DE3117333A1 (de) | 1982-04-08 |
| GB2085225A (en) | 1982-04-21 |
| JPS56153782A (en) | 1981-11-27 |
| US4488083A (en) | 1984-12-11 |
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